JP2001325054A - マルチウィンドウ表示方法、及びウィンドウ管理方法 - Google Patents

マルチウィンドウ表示方法、及びウィンドウ管理方法

Info

Publication number
JP2001325054A
JP2001325054A JP2000143921A JP2000143921A JP2001325054A JP 2001325054 A JP2001325054 A JP 2001325054A JP 2000143921 A JP2000143921 A JP 2000143921A JP 2000143921 A JP2000143921 A JP 2000143921A JP 2001325054 A JP2001325054 A JP 2001325054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
windows
displayed
display method
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000143921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001325054A5 (ja
Inventor
Shigehiko Komoritani
成彦 籠谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2000143921A priority Critical patent/JP2001325054A/ja
Publication of JP2001325054A publication Critical patent/JP2001325054A/ja
Publication of JP2001325054A5 publication Critical patent/JP2001325054A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面上の少ないスペースで、他のウィンドウ
Weに表示された内容を見ながら作業対象となるウィン
ドウWfで各種作業を行うことを可能とするマルチウィ
ンドウ表示方法を提供すること。 【解決手段】 マルチウィンドウ表示方法において、ウ
ィンドウWeが移動し、ウィンドウWeとウィンドウW
fとが重なると、ウィンドウWeを縮小し、ウィンドウ
Wf上の所定位置に重ねて表示し、ウィンドウWfが移
動したり、アクティブ状態になったとしても、これらウ
ィンドウWe、Wf間の位置関係を変えずに、これらウ
ィンドウを表示するようにして、ウィンドウWeをウィ
ンドウWfに対する子ウィンドウとして扱うことができ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチウィンドウ表
示方法、及びウィンドウ管理方法に関し、より詳細に
は、一つの画面上に複数のウィンドウを同時に表示させ
るマルチウィンドウ表示方法、及びマルチウィンドウ表
示により、各ウィンドウごとに割り付けられたアプリケ
ーションを管理制御するウィンドウ管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチウィンドウ表示方法を利用する
と、画面上に異なった2種類以上の情報を同時に表示す
ることができるため、例えば、ワード・プロセッサで文
書を入力しているとき、画面の一部を窓のように使っ
て、その文書のかなり前の部分を表示したり、現在ディ
スクに入っている別の文書や図形やグラフ等の一部を表
示したりすることもできる。
【0003】図33に一つの画面上に複数のウィンドウ
が表示された例を示す。図中W1 、W2 はウィンドウを
示しており、アクティブ状態にあるウィンドウW1 が最
上位層に表示され、その下層にウィンドウW2 が表示さ
れている。なお、ここではアクティブ状態にあるウィン
ドウをタイトルバー(上端近傍部)に斜線を入れること
で示している。
【0004】図33に示したように、従来のオーバーラ
ップ方式(一つの窓を別の窓の一部に重ねる方式)のマ
ルチウィンドウ表示方法では、例えば上層のウィンドウ
1に隠された下層にあるウィンドウW2 の表示内容
は、上層のウィンドウW1 の表示に隠されて見ることが
できないようになっている。
【0005】このため、下層にあるウィンドウW2 の表
示内容を見たい場合には、ウィンドウW2 をアクティブ
状態にして最上位層へ移動させたり(図34参照)、あ
るいはこれらウィンドウW1 、W2 のかたちを変更した
り、並べ直したりして互いに重ならないようにしなけれ
ばならなかった(図35参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウィン
ドウW2 に表示されている内容(例えば、文書や図形や
グラフ等)を見ながら、ウィンドウW1 を使って文書を
入力したい場合には、ウィンドウW1 をアクティブ状態
にしておく必要があるため、ウィンドウW2 をアクティ
ブ状態にして最上位層へ移動させることはできなかっ
た。
【0007】他方、ウィンドウW1 をアクティブ状態に
したまま、ウィンドウW2 の表示内容を見るために、こ
れらウィンドウW1 、W2 のかたちを変更したり、並べ
直したりするには煩わしい操作が必要であり、またこれ
らウィンドウW1 、W2 を互いに重ならないように並べ
て表示すると、画面上の空きスペースが小さくなり、こ
れらウィンドウW1 、W2 以外の別のウィンドウの表示
内容を見ることができなくなってしまうといった問題が
あった。
【0008】ところでウィンドウの種類には、OS(Op
erating System)などの基本ソフトウェアの下で、特定
の目的(仕事)のために使用されるアプリケーションの
それぞれが表示するもの(いわゆるアプリケーション・
ウィンドウ)があり、例えば、音楽CDを再生するため
のアプリケーション(以下、CD用アプリケーションと
も記す)を起動させると、図36に示したように、CD
用アプリケーション(タイトル『CDプレーヤー』)の
ウィンドウが開くようになっており、このウィンドウ上
で、アーチストやタイトルやトラック等を指定し、再生
ボタンをクリックすることによって、好みの曲を再生す
ることができるようになっている。
【0009】なおCD用アプリケーションを使ってCD
が再生されているときには、スピーカ等のサウンドリソ
ースを使用するためのサウンドリソース使用権はCD用
アプリケーションに供給されているため、例えば、CD
用アプリケーションを使ってCDが再生されているとき
に、ラジオを聴くためのアプリケーション(以下、ラジ
オ用アプリケーションとも記す)を起動させて、ラジオ
を聴こうとしても、サウンドリソース使用権がCD用ア
プリケーションにあり、ラジオ用アプリケーションがサ
ウンドリソース使用権を獲得することができないため、
ラジオ用アプリケーションを使っても、ラジオを聴くこ
とはできないようになっている。
【0010】またアプリケーションによっては、その構
成上、必要とするリソース使用権を獲得できないと、起
動させることすらできず、前記アプリケーションのウィ
ンドウが開かないようになっているものもある。また、
同一のリソースが複数のアプリケーションで使用され、
音声などが重なって再生されてしまう場合もある。
【0011】すなわち同一のリソースを使用する複数の
アプリケーション間での前記リソース使用権の獲得につ
いては早い者勝ちになっているため、上記したようにC
D用アプリケーションを使ってCDを再生しているとき
に、ラジオ用アプリケーションを使ってラジオを聴くに
は、まずCD用アプリケーションでのCD再生を一旦終
了させなければならず、操作が煩わしいといった問題が
あった。
【0012】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、作業対象となるアクティブ状態にあるウィンドウ
や、その下層にある他のウィンドウのかたちを変更した
り、並べ直したりといった煩わしい操作を必要とせず
に、簡単な操作で前記他のウィンドウの表示内容を見る
ことができるようにして、前記他のウィンドウに表示さ
れた内容を見ながら作業対象となるウィンドウで文書入
力等の各種作業を行うことを可能とするマルチウィンド
ウ表示方法、及び同一のリソースを使用する複数のアプ
リケーション間での前記リソースの使用権供給の切り替
えを容易に行うことのできるウィンドウ管理方法を提供
することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係るマルチウィンドウ表示方法
(1)は、一つの画面上に複数のウィンドウを表示させ
るマルチウィンドウ表示方法において、第1のウィンド
ウが移動し、該第1のウィンドウと第2のウィンドウと
が重なると、前記第1のウィンドウを前記第2のウィン
ドウ内に重ねて表示し、該第2のウィンドウが移動した
り、アクティブ状態になったとしても、これらウィンド
ウ間の位置関係を変えずに、これらウィンドウを表示す
ることを特徴としている。
【0014】また本発明に係るマルチウィンドウ表示方
法(2)は、上記マルチウィンドウ表示方法(1)にお
いて、これらウィンドウのうち、上層にあるウィンドウ
が下層にあるウィンドウ内で移動したとしても、これら
ウィンドウ間の重ね合わせの上下関係を変えずに、これ
らウィンドウを表示することを特徴としている。
【0015】上記したマルチウィンドウ表示方法(1)
又は(2)によれば、前記第1のウィンドウが移動し、
該第1のウィンドウと前記第2のウィンドウとが重なる
と、前記第1のウィンドウを前記第2のウィンドウ内に
重ねて表示し、該第2のウィンドウがアクティブ状態に
なったとしても、これらウィンドウ間の位置関係を変え
ずに表示し続けるようになっている。
【0016】このため、例えば、後述する図2、図5に
示したように、ウィンドウWa(前記第1のウィンドウ
に相当)とウィンドウWb(前記第2のウィンドウに相
当)とを互いに重ならないように並べておかなくても
(図2(a)参照)、ウィンドウWaの表示内容を見な
がら、ウィンドウWbを使った作業を行うことができる
(図5(b)参照)。
【0017】従って、ユーザーがマウス等を使い、ウィ
ンドウWaを移動させ、ウィンドウWaとウィンドウW
bとを重ねるといった簡単な操作を行うことによって、
ウィンドウWaの表示内容を見ながら、ウィンドウWb
を使った各種作業を行うことができるようになる。
【0018】また図5(b)に示したように、これらウ
ィンドウWa、Wbを互いに重ならないように並べて表
示しておかなくても良く、画面上の空きスペースを大き
くすることができ、これらウィンドウWa、Wb以外の
別のウィンドウを開くことができるため、同時に見るこ
とのできるウィンドウの数を増やすこともできる。
【0019】さらに上記したマルチウィンドウ表示方法
(1)又は(2)によれば、前記第2のウィンドウが移
動したとしても、これらウィンドウ間の位置関係を変え
ずに表示することができるようになっているため、例え
ば、後述する図6に示したように、ウィンドウWb(前
記第2のウィンドウに相当)が移動すると、ウィンドウ
Wa(前記第1のウィンドウに相当)も一緒に移動し、
ウィンドウWbに対するウィンドウWaの位置が全く変
わらないため、ユーザーにとって使い勝手の良いマルチ
ウィンドウ表示を実現することができる。
【0020】また上記したマルチウィンドウ表示方法
(2)によれば、これらウィンドウのうち、上層にある
ウィンドウが下層にあるウィンドウ内で移動したとして
も、これらウィンドウ間の重ね合わせの上下関係を変え
ずに、これらウィンドウを表示することができるように
なっているため、例えば、後述する図8に示したよう
に、ウィンドウWa(上層にあるウィンドウに相当)を
ウィンドウWb(下層にあるウィンドウに相当)内で移
動させたとしても、これらウィンドウWa、Wb間の重
ね合わせの上下関係が変わらないため、ユーザーにとっ
て使い勝手の良いマルチウィンドウ表示を実現すること
ができる。
【0021】従って、上記したマルチウィンドウ表示方
法(1)又は(2)によれば、前記第1のウィンドウが
移動し、該第1のウィンドウと前記第2のウィンドウと
が重なると、前記第1のウィンドウを前記第2のウィン
ドウ内に重ねて表示し、その後、前記第1のウィンドウ
を前記第2のウィンドウに対する子ウィンドウのように
扱うことができる。換言すれば、前記第2のウィンドウ
を親ウィンドウとし、前記第1のウィンドウを子ウィン
ドウとした親子関係が成立していることになる。
【0022】また本発明に係るマルチウィンドウ表示方
法(3)は、上記マルチウィンドウ表示方法(1)又は
(2)において、前記第1のウィンドウの移動開始前、
前記第2のウィンドウがアクティブ状態にあることを特
徴としている。
【0023】マルチウィンドウ表示により、一つの画面
上に3つ以上のウィンドウが同時に表示されることもあ
る。その場合、重ねられる側となるウィンドウ(すなわ
ち親ウィンドウとすべきウィンドウ)の特定が困難にな
り、ユーザーの意に反したウィンドウが親ウィンドウと
なってしまう虞れがあるが、上記したマルチウィンドウ
表示方法(3)によれば、アクティブ状態にあるウィン
ドウが親ウィンドウとなるため、上記問題を解決するこ
とができ、ユーザーにとって使い勝手の良いマルチウィ
ンドウ表示を実現することができる。
【0024】また本発明に係るマルチウィンドウ表示方
法(4)は、上記マルチウィンドウ表示方法(1)〜
(3)のいずれかにおいて、前記第1のウィンドウを縮
小して、前記第2のウィンドウ内に重ねて表示すること
を特徴としている。
【0025】上記したマルチウィンドウ表示方法(4)
によれば、子ウィンドウとしての前記第1のウィンドウ
が自動的に縮小され、親ウィンドウとしての前記第2の
ウィンドウ内での作業スペースを広くすることができる
ため、前記第2のウィンドウでの各種作業を効率良く行
うことができる。
【0026】また本発明に係るマルチウィンドウ表示方
法(5)は、上記マルチウィンドウ表示方法(1)〜
(4)のいずれかにおいて、前記第1のウィンドウを前
記第2のウィンドウ内に重ねて表示すると共に、該第2
のウィンドウをアクティブ状態にすることを特徴として
いる。
【0027】従来のマルチウィンドウ表示方法によれ
ば、例えば、ある特定のウィンドウ(前記第1のウィン
ドウに相当)が移動すると、通常、移動した前記特定の
ウィンドウがアクティブ状態となるようになっているた
め、図2に示したように、ウィンドウWa(前記第1の
ウィンドウに相当)が移動し、ウィンドウWaとウィン
ドウWb(前記第2のウィンドウに相当)とが重なり、
ウィンドウWaがウィンドウWb上に重ねて表示される
と、子ウィンドウとしてのウィンドウWaがアクティブ
状態となってしまう場合がある。
【0028】ところが主に作業を行うウィンドウとなる
のは、子ウィンドウとしてのウィンドウWaではなく親
ウィンドウとしてのウィンドウWbとなるはずである。
上記したマルチウィンドウ表示方法(5)によれば、子
ウィンドウとなる前記第1のウィンドウが移動し、該第
1のウィンドウと親ウィンドウとなる前記第2のウィン
ドウとが重なると、前記第1のウィンドウを前記第2の
ウィンドウ内に重ねて表示すると共に、親ウィンドウと
しての前記第2のウィンドウをアクティブ状態にするた
め、ユーザーにとって使い勝手の良いマルチウィンドウ
表示を実現することができる。
【0029】また本発明に係るマルチウィンドウ表示方
法(6)は、上記マルチウィンドウ表示方法(1)〜
(5)のいずれかにおいて、これらウィンドウのいずれ
がアクティブ状態になったとしても、これらウィンドウ
間の位置関係を変えずに、これらウィンドウを表示する
ことを特徴としている。
【0030】上記したマルチウィンドウ表示方法(6)
によれば、これらウィンドウ間の位置関係を変えずに、
これらウィンドウ間でアクティブ状態を簡単に切り替え
ることができるため、操作性の向上を図ることができ
る。また各ウィンドウでの作業効率の向上を図ることが
できる。
【0031】また本発明に係るマルチウィンドウ表示方
法(7)は、上記マルチウィンドウ表示方法(5)にお
いて、これらウィンドウのうち、上層にあるウィンドウ
がアクティブ状態になる場合、ウィンドウの大きさ及び
位置関係を入れ替えて、これらウィンドウを表示し、下
層にあるウィンドウが移動したとしても、これらウィン
ドウ間の位置関係を変えずに、これらウィンドウを表示
することを特徴としている。
【0032】子ウィンドウの表示画面は、親ウィンドウ
の表示画面よりも小さく、また縮小している場合が多く
なると思われる。特に上記したマルチウィンドウ表示方
法(4)によれば、子ウィンドウの表示画面は自動的に
縮小される。
【0033】ところが子ウィンドウを使って作業を行う
ことも十分に考えられ、その場合に、子ウィンドウの表
示画面が小さいままでは作業効率を低下させる虞れがあ
る。上記したマルチウィンドウ表示方法(7)によれ
ば、これらウィンドウのうち、上層にあるウィンドウ
(子ウィンドウ)がアクティブ状態になる場合、ウィン
ドウの大きさ及び位置関係が入れ替えられるようになっ
ている。すなわち、後述する図22に示したように、子
ウィンドウであった表示画面を簡単に大きくすることが
できるため、操作性の向上を図ることができる。また各
ウィンドウでの作業効率の向上を図ることができる。
【0034】また本発明に係るマルチウィンドウ表示方
法(8)は、上記マルチウィンドウ表示方法(1)〜
(7)のいずれかにおいて、画面上に示されたポインタ
を用い、ドラッグ・アンド・ドロップにより、前記第1
のウィンドウを移動させる場合には、該第1のウィンド
ウと第2のウィンドウとが重なったか否かの判断を、ド
ロップ時において、前記ポインタが前記第2のウィンド
ウ上にあるか否かに基づいて判断することを特徴として
いる。
【0035】上記したマルチウィンドウ表示方法(8)
によれば、画面上に示された前記ポインタを用いて、親
ウィンドウとすべきウィンドウを指定することができる
ため、ユーザーにとって大変使い勝手の良いものとする
ことができる。
【0036】また本発明に係るマルチウィンドウ表示方
法(9)は、上記マルチウィンドウ表示方法(1)〜
(8)のいずれかにおいて、ウィンドウの表示画面を移
動中であっても表示し、前記第1のウィンドウが移動中
に、該第1のウィンドウと前記第2のウィンドウとが重
なる場合には、これらウィンドウの表示内容が見えるよ
うに、各ウィンドウの表示画面のうち少なくとも重なる
部分を半透明で表示することを特徴としている。
【0037】上記したマルチウィンドウ表示方法(9)
によれば、前記第1のウィンドウ(すなわち子ウィンド
ウ、又はその候補)が移動中に、前記第1のウィンドウ
と前記第2のウィンドウ(すなわち親ウィンドウ、又は
その候補)とが重なる場合には、各ウィンドウの表示画
面のうち少なくとも重なる部分が半透明で表示され、こ
れらウィンドウの表示内容が見えるようになっているた
め、ユーザーは所望位置への前記第1のウィンドウの移
動を容易に行うことができる。
【0038】また本発明に係るマルチウィンドウ表示方
法(10)は、一つの画面上に複数のウィンドウを表示
させるマルチウィンドウ表示方法において、第3のウィ
ンドウが移動し、第4のウィンドウへ近づく場合、これ
らウインドウが重ならないように、前記第4のウィンド
ウを前記第3のウィンドウの移動に合わせて移動させる
ことを特徴としている。
【0039】また本発明に係るマルチウィンドウ表示方
法(11)は、上記マルチウィンドウ表示方法(10)
において、前記第4のウィンドウを前記第3のウィンド
ウの移動に合わせて移動させた後に、該第3のウィンド
ウが前記第4のウィンドウから離れたり、縮小したりす
ると、これらウインドウが重ならないように、前記第4
のウィンドウを前記第3のウィンドウの移動又は縮小に
合わせて、移動開始前の位置へ向かうように移動させる
ことを特徴としている。
【0040】また本発明に係るマルチウィンドウ表示方
法(12)は、上記マルチウィンドウ表示方法(10)
又は(11)において、前記第4のウィンドウを前記第
3のウィンドウの移動に合わせて移動させた後に、該第
3のウィンドウが閉じると、前記第4のウィンドウを移
動開始前の位置へ移動させることを特徴としている。
【0041】上記したマルチウィンドウ表示方法(1
0)〜(12)のいずれかによれば、前記第3のウィン
ドウが移動し、前記第4のウィンドウへ近づいたとして
も、これらウィンドウが重ならないように、前記第4の
ウィンドウが移動するようになっているため、例えば、
後述する図25に示したように、これらウィンドウを並
べて表示することができる。
【0042】さらに上記したマルチウィンドウ表示方法
(10)〜(12)のいずれかによれば、前記第4のウ
ィンドウが前記第3のウィンドウの移動に合わせて移動
し、あたかも前記第4のウィンドウが前記第3のウィン
ドウに弾き飛ばされるように見えるため、これらウィン
ドウの動きが滑稽であり、ユーザーを楽しませることが
でき、遊び心の旺盛なマルチウィンドウ表示を実現する
ことができる。
【0043】ところで前記第4のウィンドウについて
は、前記第3のウィンドウと重ならないようにするため
に他へ移動するが、これらウィンドウが重ならない状況
になれば、前記第4のウィンドウを元(すなわち移動開
始前の位置)へ戻しておいた方がユーザーにとって使い
勝手が良くなる。
【0044】上記したマルチウィンドウ表示方法(1
1)によれば、前記第3のウィンドウが前記第4のウィ
ンドウから離れたり、縮小したりすると、前記第4のウ
ィンドウを前記第3のウィンドウの移動又は縮小に合わ
せて、元の位置へ向かうように移動させることができ、
上記したマルチウィンドウ表示方法(12)によれば、
前記第3のウィンドウが閉じ、例えばアイコン化される
と、前記第4のウィンドウを元の位置へ戻すことができ
る。
【0045】また本発明に係るウィンドウ管理方法
(1)は、マルチウィンドウ表示により、各ウィンドウ
ごとに割り付けられたアプリケーションを管理制御する
ウィンドウ管理方法において、同一のリソースを使用す
るアプリケーションが複数起動している場合には、これ
らアプリケーションのうち、ウィンドウがアクティブ状
態にあるアプリケーションに、前記リソースの使用権を
供給することを特徴としている。
【0046】上記したウィンドウ管理方法(1)によれ
ば、ウィンドウがアクティブ状態にあるアプリケーショ
ンに、前記リソースの使用権が供給されるため、ユーザ
ーはアプリケーションへの前記リソースの使用権供給の
切り替えを容易に行うことができる。また従来のよう
に、前記使用権が早い者勝ちで決まるのではなく、ユー
ザーが今一番使用したいアプリケーションに前記使用権
を供給することができるため、使い勝手の良いものとす
ることができる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るマルチウィン
ドウ表示方法、及びウィンドウ管理方法の実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1は実施の形態(1)に係
るマルチウィンドウ表示方法を採用したウィンドウ管理
ソフトウェア(OS、アプリケーション・ソフトウェア
等)を適用するコンピュータシステムのシステム構成を
示したブロック図である。
【0048】図中1はマイコンを示しており、マイコン
1は制御部2とメインメモリ3とを含んで構成されてい
る。制御部2はメインメモリ3に格納されたプログラム
を読み込んで動作し、各種制御を行うようになってい
る。またマイコン1には人間の手によりコンピュータに
文字や数字等を直接入力するためのキーボード4と、ポ
インティングデバイスの一種であるマウス5と、表示パ
ネル6aを有した表示装置6とが接続されており、マイ
コン1はキーボード4から入力された文字や、マウス5
で操作する画面位置を示すポインタpやウィンドウW等
を表示パネル6aに表示するようになっている。
【0049】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ
表示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを適用
するコンピュータシステムにおけるマイコン1の行う処
理動作について、図2に示したマルチウィンドウ表示の
例を用いて説明する。
【0050】なお、ここではマウス5のボタンを押して
ウィンドウのタイトルバー(上端近傍部)を選択し、そ
のままマウス5を移動させ(ドラッグ)、好きな場所で
ボタンを離す(ドロップ)ことによってウィンドウを移
動させることができるものとする。
【0051】いま、画面上でポインタpが、ウィンドウ
WaのタイトルバーTa上に位置しており、ここからド
ラッグが開始され、そのまま左上方向にドラッグされ
て、ウィンドウWaがウィンドウWbと重なる場所でド
ロップされると、ウィンドウWaを表示内容はそのまま
でウィンドウサイズだけ縮小させて、ウィンドウWb上
の所定位置(ここでは右上隅)に重ねて表示し、その後
ウィンドウWaをウィンドウWbに対する子ウィンドウ
として扱うようになっている。換言すれば、これらウィ
ンドウWa、Wb間で親子関係を成立させるようになっ
ている。
【0052】なお、ここではウィンドウWbがアクティ
ブ状態にあり、なおかつウィンドウWaがウィンドウW
aと並んで表示されたウィンドウWbと重なる場合につ
いて説明しているが、図3に示したように、ウィンドウ
Wbはアクティブ状態でなくても良く、また図4に示し
たように、ウィンドウWaとウィンドウWbとが並んで
表示されていなくても良い。また、ここではウィンドウ
Waを表示内容はそのままでウィンドウサイズだけを縮
小させるようにしているが、別の実施の形態では、表示
内容も含めてウィンドウWaを縮小させるようにしても
良い。
【0053】次に親子関係成立後のこれらウィンドウW
a、Wbの表示に対するマイコン1の行う処理動作につ
いて、図5〜図9に示したマルチウィンドウ表示の例を
用いて説明する。
【0054】イ)ウィンドウWbをアクティブ状態にす
る場合 いま、ウィンドウWaがアクティブ状態にあり、ポイン
タpがウィンドウWb上に位置しており、ここでクリッ
クされると、これらウィンドウWa、Wbの位置関係に
ついては変えずに、アクティブ状態だけをウィンドウW
aからウィンドウWbへ切り替えるようになっている
(図5)。
【0055】ロ)ウィンドウWbを移動させる場合 いま、ポインタpがウィンドウWbのタイトルバーTb
上に位置しており、ここからドラッグが開始されて、他
の場所でドロップされると、ウィンドウWbだけでなく
ウィンドウWaも一緒にポインタpの移動に合わせて移
動させるようになっている(図6)。
【0056】ハ)ウィンドウWbを拡大する場合 ウィンドウWbを拡大したとしても、ウィンドウWaに
ついては、そのままウィンドウWb上の所定位置(ここ
では右上隅)に重ねて表示し、その後もウィンドウWb
に対する子ウィンドウとして扱うようになっている(図
7)。
【0057】ニ)ウィンドウWaを移動させる場合
(i) いま、ポインタpがウィンドウWaのタイトルバーTa
上に位置しており、ここからドラッグが開始されて、ウ
ィンドウWb内でドロップされると、ウィンドウWaを
ポインタpの移動に合わせて移動させるようになってい
る(図8)。
【0058】ホ)ウィンドウWaを移動させる場合(i
i) いま、ポインタpがウィンドウWaのタイトルバーTa
上に位置しており、ここからドラッグが開始されて、ウ
ィンドウWb外でドロップされると、ウィンドウWaを
ポインタpの移動に合わせて移動させるだけでなく、ユ
ーザーにこれらウィンドウ間での親子関係解消の意思が
あるものと看做し、ウィンドウWaを元の大きさまで拡
大して、前記親子関係を解消するようになっている(図
9)。
【0059】またウィンドウWaとウィンドウWbとが
重なったか否かの判断や、親子関係成立後の表示制御に
ついては、例えば、図10に示したように、マイコン1
内のウィンドウメモリ(図示せず)に各ウィンドウのI
D情報、表示状態を示す座標情報(x座標、y座標)、
ウィンドウ横幅情報、ウィンドウ縦幅情報、ウィンドウ
スタック情報、アクティブ情報、親子関係情報(子ウィ
ンドウのID情報、親ウィンドウのID情報)、縮小前
のウィンドウ横幅情報、及び縮小前のウィンドウ縦幅情
報を含んで構成される表示状態情報を記憶しておき、こ
れら情報に基づいて、前記判断や前記表示制御を行うよ
うになっている。なお、図10に示した表示状態情報
は、図11に示すマルチウィンドウ表示の表示状態を示
したものであり、図中01〜08は個々のウィンドウの
識別番号を示している。
【0060】ID情報は個々のウィンドウを識別するた
めの識別番号であり、x座標、y座標はウィンドウの左
上端が表示されている表示パネル6a上の座標であり、
ウィンドウスタック情報はユーザーから見て個々のウィ
ンドウがどの順序に重なっているかを示すもの(すなわ
ち、重ね合わせの上下関係を示すもの)であり、そして
親子関係情報は各ウィンドウに対する子ウィンドウ、親
ウィンドウの識別番号を示すものである。またウィンド
ウの表示状態を認識するための情報としては、ウィンド
ウ横幅やウィンドウ縦幅でなく、ウィンドウの四角の座
標等でも良い。
【0061】上記した実施の形態(1)に係るマルチウ
ィンドウ表示方法によれば、ウィンドウWaが移動し、
ウィンドウWaとウィンドウWbとが重なると、ウィン
ドウWa(子ウィンドウ)をウィンドウWb(親ウィン
ドウ)上に重ねて表示し、ウィンドウWb(親ウィンド
ウ)をアクティブ状態にしたとしても、これらウィンド
ウWa、Wb間の位置関係を変えずに表示し続けること
ができるため、ウィンドウWaとウィンドウWbとを互
いに重ならないように並べておかなくても(図2(a)
参照)、ウィンドウWaの表示内容を見ながら、ウィン
ドウWbを使った作業を行うことができる(図5(b)
参照)。また画面上の空きスペースを大きくすることが
でき、これらウィンドウWa、Wb以外の別のウィンド
ウを開くことができるため、同時に見ることのできるウ
ィンドウの数を増やすこともできる。
【0062】さらに図6、図7に示したように、ウィン
ドウWb(親ウィンドウ)が移動すると、ウィンドウW
a(子ウィンドウ)も一緒に移動し、ウィンドウWb
(親ウィンドウ)に対するウィンドウWa(子ウィンド
ウ)の位置が全く変わらず、またウィンドウWbを拡大
したとしても、ウィンドウWaはウィンドウWbに対し
ては移動しないため、ユーザーにとって使い勝手の良い
マルチウィンドウ表示を実現することができる。また図
8、図9に示したように、ウィンドウWaをウィンドウ
Wb内では親子関係を維持させたまま自由に移動させる
ことができ、またウィンドウWaがウィンドウWb外に
移動されると、前記親子関係を解消することができるよ
うになっている。
【0063】また図示しないが、ウィンドウWa、Wb
間で親子関係が成立しているときに、ウィンドウWa
(子ウィンドウ)の端をドラッグし、ウィンドウWaの
サイズを拡大させたときに、ウィンドウWaがウィンド
ウWb(親ウィンドウ)よりはみ出る場合には、ウィン
ドウWbもその拡大に同期させて拡大させることができ
るようになっており、また逆に、ウィンドウWaのサイ
ズを縮小させる場合には、ウィンドウWbもその縮小に
同期させて縮小させることができるようになっている。
またこの操作中、すなわちウィンドウWaのウィンドウ
サイズを拡大させたり、縮小させたりしているときに、
ウィンドウWbもそれに同期させて拡大させたり、縮小
させるようにしても良い。
【0064】次に実施の形態(1)に係るマルチウィン
ドウ表示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを
適用するコンピュータシステムにおけるマイコン1の行
う処理動作について、図12〜図15に示したフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0065】まずドラッグ(マウス5のボタンを押すこ
とによる、ウィンドウのタイトルバーの選択)が開始さ
れたか否かを判断する(ステップS1)。なお、ドラッ
グが開始されたか否かの判断は、例えば、ドラッグされ
た位置とウィンドウメモリ内に記憶されている表示状態
情報(図10参照)とに基づいて判断することができ
る。
【0066】ドラッグが開始されたと判断すれば、該当
するウィンドウWxのID情報をウィンドウメモリから
取り込み(ステップS2)、ウィンドウWxが他のウィ
ンドウと親子関係を形成しているか否かを、ウィンドウ
メモリ内に記憶されている表示状態情報(親子関係情
報)に基づいて判断する(ステップS3)。
【0067】親子関係が形成されていないと判断すれ
ば、ドロップ(マウス5のボタンを離す)されたか否か
を判断し(ステップS4)、まだドロップされていない
と判断すれば、ステップS4へ戻り、ドロップされたと
判断すれば、ポインタpの移動(マウス5の移動)に合
わせてウィンドウWxを移動させた場合に、ウィンドウ
Wxが他のウィンドウと重なるか否かを判断する(ステ
ップS5)。
【0068】ウィンドウWxが他のウィンドウと重なる
と判断すれば、ウィンドウWxを縮小させ、他のウィン
ドウ上の所定位置(ここでは右上隅)に重ねて表示する
と共に、ウィンドウWxをアクティブ状態にして最上位
層に表示し(ステップS6:図2参照)、その後、ウィ
ンドウ表示状態の変更に基づいて、ウィンドウメモリ内
の表示状態情報の書き換えを行う(ステップS8)。
【0069】一方、ウィンドウWxが他のウィンドウと
重ならないと判断すれば、従来通りのウィンドウの移動
となり、マウス5(ポインタp)の移動に合わせて、ウ
ィンドウWxを移動させて表示すると共に、ウィンドウ
Wxをアクティブ状態にして最上位層に表示し(ステッ
プS7)、その後、ウィンドウ表示状態の変更に基づい
て、ウィンドウメモリ内の表示状態情報の書き換えを行
う(ステップS8)。
【0070】またステップS3における判断で、親子関
係が形成されていると判断すれば、ウィンドウWxに対
する親ウィンドウが存在するか否かを、ウィンドウメモ
リ内に記憶されている表示状態情報(親ウィンドウのI
D情報)に基づいて判断する(ステップS11(図1
3))。
【0071】ウィンドウWxに対する親ウィンドウが存
在すると判断すれば、ドロップ(マウス5のボタンを離
す)されたか否かを判断し(ステップS12)、まだド
ロップされていないと判断すれば、ステップS12へ戻
り、ドロップされたと判断すれば、ポインタpの移動
(マウス5の移動)に合わせてウィンドウWxを移動さ
せた場合に、ウィンドウWxが親ウィンドウ内に留まる
か否かを判断する(ステップS13)。
【0072】ウィンドウWxが親ウィンドウ内に留まる
と判断すれば、ウィンドウWxをポインタpの移動に合
わせて移動させ、親ウィンドウ上に重ねて表示すると共
に、ウィンドウWxをアクティブ状態にして最上位層に
表示し(ステップS14:図8参照)、その後、ウィン
ドウ表示状態の変更に基づいて、ウィンドウメモリ内の
表示状態情報の書き換えを行う(ステップS20)。
【0073】一方、ウィンドウWxが親ウィンドウ内に
留まらないと判断すれば、ウィンドウWxをポインタp
の移動に合わせて移動させるだけでなく、ユーザーにこ
れらウィンドウWx、Wp間での親子関係解消の意思が
あるものと看做し、ウィンドウメモリ内に記憶されてい
る表示状態情報(縮小前のウィンドウ横幅情報、縮小前
のウィンドウ縦幅情報)に基づいて、ウィンドウWxを
元の大きさまで拡大して表示すると共に、前記親子関係
を解消し、ウィンドウWxをアクティブ状態にして最上
位層に表示し(ステップS15:図9参照)、その後、
ウィンドウ表示状態の変更に基づいて、ウィンドウメモ
リ内の表示状態情報の書き換えを行う(ステップS2
0)。
【0074】なお、ステップS12〜S15の処理動作
では、ウィンドウWxに子ウィンドウが存在する場合に
ついて説明していないが、ウィンドウWxに子ウィンド
ウが存在する場合には、図8に示したように、ウィンド
ウWxとの親子関係を維持したまま一緒に移動させるよ
うにすれば良い。またステップS14、S15でのウィ
ンドウWxの最上位層への表示については、ウィンドウ
Wxに対する子ウィンドウが表示される層を除いた最上
位層となり、例えば、前記子ウィンドウに対する子ウィ
ンドウが存在しない場合には、ウィンドウWxに対する
子ウィンドウが最上位層となり、ウィンドウWxが上か
ら2番目の層となる。
【0075】またステップS11における判断で、ウィ
ンドウWxに対する親ウィンドウが存在しない(すなわ
ち、ウィンドウWxに対する親ウィンドウは存在しない
が、子ウィンドウが存在する)と判断すれば、ドロップ
(マウス5のボタンを離す)されたか否かを判断し(ス
テップS16)、まだドロップされていないと判断すれ
ば、ステップS16へ戻り、ドロップされたと判断すれ
ば、ポインタpの移動(マウス5の移動)に合わせてウ
ィンドウWxを移動させた場合に、ウィンドウWxが他
のウィンドウと重なるか否かを判断する(ステップS1
7)。
【0076】ウィンドウWxが他のウィンドウと重なる
と判断すれば、ウィンドウWxとウィンドウWxに対す
る子ウィンドウとを縮小させ、ウィンドウWx上に子ウ
ィンドウを重ねて表示したまま、ウィンドウWxを他の
ウィンドウ上の所定位置(ここでは右上隅)に重ねて表
示すると共に、ウィンドウWxをアクティブ状態にして
(ウィンドウWxに対する子ウィンドウが表示される層
を除いた)最上位層に表示し(ステップS18)、その
後、ウィンドウ表示状態の変更に基づいて、ウィンドウ
メモリ内の表示状態情報の書き換えを行う(ステップS
20)。
【0077】一方、ウィンドウWxが他のウィンドウと
重ならないと判断すれば、マウス5(ポインタp)の移
動に合わせて、ウィンドウWxと子ウィンドウとを移動
させて表示すると共に、ウィンドウWxをアクティブ状
態にして(ウィンドウWxに対する子ウィンドウが表示
される層を除いた)最上位層に表示し(ステップS1
9:図6参照)、その後、ウィンドウ表示状態の変更に
基づいて、ウィンドウメモリ内の表示状態情報の書き換
えを行う(ステップS20)。
【0078】またステップS1(図12)における判断
で、ドラッグが開始されていないと判断すれば、ウィン
ドウ上でクリックされたか否かを判断し(ステップS
9)、クリックされたと判断すれば、該当するウィンド
ウWxのID情報をウィンドウメモリから取り込み(ス
テップS21(図14))、ウィンドウWxが他のウィ
ンドウと親子関係を形成しているか否かを、ウィンドウ
メモリ内に記憶されている表示状態情報(親子関係情
報)に基づいて判断する(ステップS22)。
【0079】親子関係が形成されていないと判断すれ
ば、従来通りに、ウィンドウWxをアクティブ状態にし
て最上位層に表示し(ステップS23)、その後、ウィ
ンドウ表示状態の変更に基づいて、ウィンドウメモリ内
の表示状態情報の書き換えを行う(ステップS27)。
【0080】一方、親子関係が形成されていると判断す
れば、ウィンドウWxに対する親ウィンドウが存在する
か否かを、ウィンドウメモリ内に記憶されている表示状
態情報(親ウィンドウのID情報)に基づいて判断する
(ステップS24)。
【0081】ウィンドウWxに対する親ウィンドウが存
在すると判断すれば、これらウィンドウの位置関係は変
えずに、ウィンドウWxをアクティブ状態にして最上位
層に表示し、親ウィンドウを上から2番目の層に表示し
(ステップS25)、その後、ウィンドウ表示状態の変
更に基づいて、ウィンドウメモリ内の表示状態情報の書
き換えを行う(ステップS27)。
【0082】なお、ステップS24の処理動作では、ウ
ィンドウWxに子ウィンドウが存在する場合について説
明していないが、ウィンドウWxに子ウィンドウが存在
する場合には、該子ウィンドウがウィンドウWxよりも
上層に表示されるため、ステップS24でのウィンドウ
Wx、及びウィンドウWxに対する親ウィンドウの表示
については、ウィンドウWxに対する子ウィンドウが表
示される層を除いた最上位層、2番目の層となる。
【0083】一方、ステップS24における判断で、ウ
ィンドウWxに対する親ウィンドウが存在しない(すな
わち、ウィンドウWxに対する親ウィンドウは存在しな
いが、子ウィンドウが存在する)と判断すれば、ウィン
ドウWxをアクティブ状態にして上から2番目の層に表
示し、ウィンドウWxに対する子ウィンドウを最上位層
に表示し(ステップS26:図5参照)、その後、ウィ
ンドウ表示状態の変更に基づいて、ウィンドウメモリ内
の表示状態情報の書き換えを行う(ステップS27)。
【0084】またステップS9(図12)における判断
で、ウィンドウ上でクリックされていないと判断すれ
ば、あるウィンドウの拡大指示(縮小指示も含む)が行
われたか否かを判断し(ステップS10)、拡大指示が
行われたと判断すれば、該当するウィンドウWxのID
情報をウィンドウメモリから取り込み(ステップS31
(図15))、ウィンドウWxが他のウィンドウと親子
関係を形成しているか否かを、ウィンドウメモリ内に記
憶されている表示状態情報(親子関係情報)に基づいて
判断する(ステップS32)。
【0085】親子関係が形成されていないと判断すれ
ば、従来通りに、ウィンドウWxを指示に基づいて拡大
して、アクティブ状態にして最上位層に表示し(ステッ
プS33)、その後、ウィンドウ表示状態の変更に基づ
いて、ウィンドウメモリ内の表示状態情報の書き換えを
行う(ステップS39)。
【0086】一方、親子関係が形成されていると判断す
れば、ウィンドウWxに対する子ウィンドウが存在する
か否かを、ウィンドウメモリ内に記憶されている表示状
態情報(子ウィンドウのID情報)に基づいて判断する
(ステップS34)。
【0087】ウィンドウWxに対する子ウィンドウが存
在すると判断すれば、続いてウィンドウWxに対する親
ウィンドウが存在するか否かを、ウィンドウメモリ内に
記憶されている表示状態情報(親ウィンドウのID情
報)に基づいて判断する(ステップS35)。
【0088】ウィンドウWxに対する親ウィンドウが存
在しないと判断すれば、ウィンドウWxを指示に基づい
て拡大して、アクティブ状態にして上から2番目の層に
表示すると共に、ウィンドウWxに対する子ウィンドウ
をウィンドウWx上の所定位置に重ねて最上位層に表示
し(ステップS36:図7参照)、その後、ウィンドウ
表示状態の変更に基づいて、ウィンドウメモリ内の表示
状態情報の書き換えを行う(ステップS39)。
【0089】一方、ウィンドウWxに対する親ウィンド
ウが存在すると判断すれば、ウィンドウWxを指示に基
づいて拡大して、アクティブ状態にして上から2番目の
層に表示し、ウィンドウWxに対する子ウィンドウをウ
ィンドウWx上の所定位置に重ねて最上位層に表示する
と共に、ウィンドウWxに対する親ウィンドウを上から
3番目の層に表示し(ステップS37)、その後、ウィ
ンドウ表示状態の変更に基づいて、ウィンドウメモリ内
の表示状態情報の書き換えを行う(ステップS39)。
【0090】またステップS34における判断で、ウィ
ンドウWxに対する子ウィンドウが存在しない(すなわ
ち、ウィンドウWxに対する子ウィンドウは存在しない
が、親ウィンドウが存在する)と判断すれば、ウィンド
ウWxを指示に基づいて拡大して、アクティブ状態にし
て最上位層に表示し、ウィンドウWxに対する親ウィン
ドウを上から2番目の層に表示し(ステップS38)、
その後、ウィンドウ表示状態の変更に基づいて、ウィン
ドウメモリ内の表示状態情報の書き換えを行う(ステッ
プS39)。
【0091】また、ステップS1〜S39の処理動作で
は、ウィンドウWxに親ウィンドウや子ウィンドウが存
在する場合についてのみ説明しているが、ウィンドウW
xと重なる他のウィンドウ、ウィンドウWxに対する親
ウィンドウ、及びウィンドウWxに対する子ウィンドウ
それぞれがウィンドウWx以外の別のウィンドウとの間
で親子関係を形成している場合については、上記ステッ
プS1〜S39の処理動作を基本として、同様の処理動
作を行うようにすれば良い。
【0092】例えば、図11に示したようなマルチウィ
ンドウ表示の状態から、ID番号「07」のウィンドウ
がクリックされると、ID番号「07」のウィンドウを
アクティブ状態とし、最上位層に表示すると共に、ID
番号「05」のウィンドウを上から2番目の層に表示す
れば良い。
【0093】次に実施の形態(2)に係るマルチウィン
ドウ表示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを
適用するコンピュータシステムについて説明する。但
し、該コンピュータシステムのハード的システム構成に
ついては、図1に示したコンピュータシステムのシステ
ム構成と同様であるので、ここではその説明を省略す
る。
【0094】実施の形態(2)に係るマルチウィンドウ
表示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを適用
するコンピュータシステムにおけるマイコン1A(図
1)の行う処理動作について、図16に示したマルチウ
ィンドウ表示の例を用いて説明する。
【0095】いま、画面上でポインタpが、ウィンドウ
WcのタイトルバーTc上に位置しており、ここからド
ラッグが開始され、そのまま左上方向にドラッグされ
て、ウィンドウWcがアクティブ状態にあるウィンドウ
Wdと重なる場所でドロップされると、ウィンドウWc
を縮小させて、ウィンドウWd上の所定位置(ここでは
右上隅)に重ねて表示し、その後ウィンドウWcをウィ
ンドウWdに対する子ウィンドウとして扱うようになっ
ている。換言すれば、これらウィンドウWc、Wd間で
親子関係を成立させるようになっている。
【0096】但し、実施の形態(2)に係るマルチウィ
ンドウ表示方法では、上記実施の形態(1)に係るマル
チウィンドウ表示方法とは異なり、図17に示したよう
に、ウィンドウWcが、アクティブ状態でない(すなわ
ちスリープ状態にある)ウィンドウWdと重なったとし
ても、これらウィンドウWc、Wd間では親子関係を成
立させないようになっている。なお重なる対象となるウ
ィンドウがアクティブ状態であるか否かの判断は、マイ
コン1A内のウィンドウメモリ(図示せず)に記憶され
ている図10に示した表示状態情報(アクティブ情報
等)に基づいて、行うようになっている。
【0097】またマルチウィンドウ表示では、図11に
示したように一つの画面上に3つ以上のウィンドウが同
時に表示されることもある。その場合、重ねられる側と
なるウィンドウ(親ウィンドウ)の特定が困難になり、
ユーザーの意に反したウィンドウが親ウィンドウとなっ
てしまう虞れがあるが、上記した実施の形態(2)に係
るマルチウィンドウ表示方法によれば、アクティブ状態
にあるウィンドウWdが親ウィンドウとなるため、上記
問題を解決することができ、ユーザーにとって使い勝手
の良いマルチウィンドウ表示を実現することができる。
【0098】次に実施の形態(3)に係るマルチウィン
ドウ表示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを
適用するコンピュータシステムについて説明する。但
し、該コンピュータシステムのハード的システム構成に
ついては、図1に示したコンピュータシステムのシステ
ム構成と同様であるので、ここではその説明を省略す
る。
【0099】実施の形態(3)に係るマルチウィンドウ
表示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを適用
するコンピュータシステムにおけるマイコン1B(図
1)の行う処理動作について、図18に示したマルチウ
ィンドウ表示の例を用いて説明する。
【0100】いま、画面上でポインタpが、ウィンドウ
WeのタイトルバーTe上に位置しており、ここからド
ラッグが開始され、そのまま左上方向にドラッグされ
て、ウィンドウWeがウィンドウWfと重なる場所でド
ロップされると、ウィンドウWeを縮小させて、ウィン
ドウWf上の所定位置(ここでは右上隅)に重ねて表示
し、(ウィンドウWeではなく)ウィンドウWfをアク
ティブ状態にし、その後ウィンドウWeをウィンドウW
fに対する子ウィンドウとして扱うようになっている。
換言すれば、これらウィンドウWe、Wf間で親子関係
を成立させるようになっている。
【0101】次に親子関係成立後のこれらウィンドウW
e、Wfの表示に対するマイコン1Bの行う処理動作に
ついて、図19〜図21に示したマルチウィンドウ表示
の例を用いて説明する。
【0102】イ)ウィンドウWeを移動させる場合
(i) いま、ポインタpが、アクティブ状態にないウィンドウ
WeのタイトルバーTe上に位置しており、ここからド
ラッグが開始されて、ウィンドウWf内でドロップされ
ると、ウィンドウWeをポインタpの移動に合わせて移
動させるようになっている。但し、アクティブ状態をウ
ィンドウWfからウィンドウWeへは切り替えないよう
になっている(図19)。
【0103】ロ)ウィンドウWeを移動させる場合(i
i) いま、ポインタpが、アクティブ状態にないウィンドウ
WeのタイトルバーTe上に位置しており、ここからド
ラッグが開始されて、ウィンドウWf外でドロップされ
ると、ウィンドウWeをポインタpの移動に合わせて移
動させるだけでなく、ユーザーにこれらウィンドウ間で
の親子関係解消の意思があるものと看做し、ウィンドウ
Weを元の大きさまで拡大し、アクティブ状態をウィン
ドウWfからウィンドウWeへ切り替えて、前記親子関
係を解消するようになっている(図20)。
【0104】ハ)ウィンドウWeをアクティブ状態にす
る場合 いま、ウィンドウWfがアクティブ状態にあり、ポイン
タpがウィンドウWe上に位置しており、ここでクリッ
クされると、これらウィンドウWe、Wfの位置関係に
ついては変えずに、アクティブ状態だけをウィンドウW
fからウィンドウWeへ切り替えるようになっている
(図21)。
【0105】次に実施の形態(3)に係るマルチウィン
ドウ表示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを
適用するコンピュータシステムにおけるマイコン1Bの
行う処理動作を、図12〜図15に示したフローチャー
トを用い、マイコン1の行う処理動作と異なる点につい
てのみ説明する。
【0106】イ)ステップS6(図12)でマイコン1
は、ウィンドウWxをアクティブ状態にしているが、マ
イコン1Bでは、ウィンドウWxに対する親ウィンドウ
となる他のウィンドウをアクティブ状態にする。 ロ)ステップS14(図13)でマイコン1は、常にウ
ィンドウWxをアクティブ状態にしているが、マイコン
1Bでは、ドラッグ開始前にウィンドウWxがアクティ
ブ状態でない場合には、ウィンドウWxに対する親ウィ
ンドウをアクティブ状態にする。
【0107】ハ)ステップS18(図13)でマイコン
1は、ウィンドウWxをアクティブ状態にしているが、
マイコン1Bでは、ウィンドウWxに対する親ウィンド
ウとなる他のウィンドウをアクティブ状態にする。 ニ)ステップS37、S38(図15)でマイコン1
は、常にウィンドウWxをアクティブ状態にしている
が、マイコン1Bでは、拡大(縮小)開始前にウィンド
ウWxがアクティブ状態でない場合には、ウィンドウW
xに対する親ウィンドウをアクティブ状態にする。
【0108】従来のマルチウィンドウ表示方法によれ
ば、例えば、ある特定のウィンドウが移動すると、通
常、移動した前記特定のウィンドウがアクティブ状態と
なるようになっているため、例えば、図2に示したよう
に、ウィンドウWa(ウィンドウWeに相当)が移動
し、ウィンドウWaとウィンドウWb(ウィンドウWf
に相当)とが重なり、ウィンドウWaがウィンドウWb
上に重ねて表示されると、子ウィンドウとしてのウィン
ドウWaがアクティブ状態となってしまうが、主に作業
を行うウィンドウとなるのは、子ウィンドウとしてのウ
ィンドウWaではなく、親ウィンドウとしてのウィンド
ウWbとなるはずである。
【0109】上記した実施の形態(3)に係るマルチウ
ィンドウ表示方法によれば、ウィンドウWeが移動し、
ウィンドウWeとウィンドウWfとが重なると、ウィン
ドウWeをウィンドウWf上に重ねて表示すると共に、
親ウィンドウとなるウィンドウWfをアクティブ状態に
し、またウィンドウWeをウィンドウWf内で移動させ
る場合にもアクティブ状態がウィンドウWfからウィン
ドウWeへ切り替わらないようになっているため、ユー
ザーにとって使い勝手の良いマルチウィンドウ表示を実
現することができる。
【0110】また上記実施の形態(3)に係るマルチウ
ィンドウ表示方法では、図21に示したように、これら
ウィンドウWe、Wfの位置関係を変えずに、ウィンド
ウWeをアクティブ状態へするようになっているが、別
の実施の形態では、図22に示したように、ウィンドウ
Wfがアクティブ状態にあり、ポインタpがウィンドウ
We上に位置しており、ここでクリックされると、これ
らウィンドウWe、Wfの大きさ及び位置関係を入れ替
えるようにしても良い。
【0111】なお上記実施の形態(1)〜(3)に係る
マルチウィンドウ表示方法では、ウィンドウWa(W
c、We)を縮小してウィンドウWb(Wd、Wf)内
の所定位置に重ねて表示しているが、別の実施の形態で
は、前記所定位置に表示せず、原大きさや、またドロッ
プされた位置にそのまま重ねて表示するようにしても良
い。また縮小の方法としては、ウィンドウWa(Wc、
We)をウィンドウWb(Wd、Wf)内にドラッグ・
アンド・ドロップした場合、ウィンドウWb(Wd、W
f)の原サイズの縦又は横方向に2分の1のサイズに、
ウィンドウWa(Wc、We)を縮小させたりする方法
が挙げられる。
【0112】また上記実施の形態(1)〜(3)に係る
マルチウィンドウ表示方法では、ウィンドウWa(W
c、We)を縮小してウィンドウWb(Wd、Wf)内
の所定位置に重ねて表示しているが、別の実施の形態で
は、ウィンドウWa(Wc、We)がウィンドウWb
(Wd、Wf)内に収まらない場合には、ウィンドウW
a(Wc、We)が収まるサイズまでウィンドウWb
(Wd、Wf)を拡大させるようにしても良い。
【0113】また上記実施の形態(1)〜(3)に係る
マルチウィンドウ表示方法では、ウィンドウの表示画面
を用いて、ウィンドウWa(Wc、We)とウィンドウ
Wb(Wd、Wf)とが重なったか否かを判断していた
が、別の実施の形態では、画面上のポインタの位置に基
づいて前記判断を行っても良い。
【0114】例えば、図19に示したように、画面上の
ポインタpが、ウィンドウWaのタイトルバーTa上に
位置しており、ここからドラッグが開始され、そのまま
左上方向にドラッグされて、ポインタpがウィンドウW
b内でドロップされると、ウィンドウWaがウィンドウ
Wbと重なったと看做し、他方、図24に示したよう
に、ポインタpがウィンドウWaのタイトルバーTaに
位置しており、ここからドラッグが開始され、そのまま
左上方向にドラッグされて、ポインタpがウィンドウW
b外でドロップされると、ウィンドウWaはウィンドウ
Wbと重なっていないと看做すようにする。
【0115】また上記実施の形態(1)〜(3)に係る
マルチウィンドウ表示方法では、移動中のウィンドウの
表示画面を表示するようにはなっていないが、別の実施
の形態では、移動中のウィンドウの表示画面を表示する
ようにしても良く、さらにはウィンドウWaが移動中
に、ウィンドウWaとウィンドウWbとが重なる場合に
は、これらウィンドウWa、Wbの表示内容が見えるよ
うに、各ウィンドウWa、Wbの表示画面のうち少なく
とも重なる部分を半透明で表示するようにしても良い。
なおウィンドウの表示画面を半透明で表示する方法とし
ては、通常表示に利用するドット数よりも使用するドッ
ト数を少なくする(例えば、70%程度)方法等が挙げ
られる。
【0116】次に実施の形態(4)に係るマルチウィン
ドウ表示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを
適用するコンピュータシステムについて説明する。但
し、該コンピュータシステムのハード的システム構成に
ついては、図1に示したコンピュータシステムのシステ
ム構成と同様であるので、ここではその説明を省略す
る。
【0117】実施の形態(4)に係るマルチウィンドウ
表示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを適用
するコンピュータシステムにおけるマイコン1C(図
1)の行う処理動作について、図25〜図28に示した
マルチウィンドウ表示の例を用いて説明する。
【0118】いま、画面上のポインタpが、ウィンドウ
WgのタイトルバーTgに位置しており、ここからドラ
ッグが開始され、そのまま左上方向にドラッグされて、
ウィンドウWgがウィンドウWhへ近づくと、ウィンド
ウWgとウィンドウWhとが重ならないように、ウィン
ドウWhをウィンドウWgの移動に合わせて移動させる
ようになっている(図25)。
【0119】またこのとき、ウィンドウWgのウィンド
ウWhへの接近する速度に応じて、ウィンドウWhの移
動する動きを変化させるようにしても良く、その移動方
法としては、例えば、ウィンドウWgの接近速度が速い
場合には、ウィンドウWhが激しく弾かれるように移動
させたり、逆にウィンドウWgの接近速度が遅い場合に
は、これらウィンドウWg、Wh間の距離を維持させた
ままウィンドウWhをウィンドウWgと同じ速度で移動
させたりする方法などが挙げられる。
【0120】なおウィンドウWgがウィンドウWhへ近
づいたか否かの判断については、例えば、マイコン1C
内のウィンドウメモリ(図示せず)に各ウィンドウのI
D情報、表示状態を示す座標情報(x座標、y座標)、
ウィンドウ横幅情報、ウィンドウ縦幅情報、及びウィン
ドウスタック情報を含んで構成される表示状態情報を記
憶させておき、これら情報に基づいて、前記判断を行う
ようになっている。
【0121】この後、ウィンドウWgがウィンドウWh
より離れたり、縮小したりすると、これらウィンドウW
g、Whが重ならないように、ウィンドウWhをウィン
ドウWgの移動又は縮小に合わせて、移動開始前の位置
へ向かうように移動させるようになっている(図26、
図27)。また、ウィンドウWgが閉じられた場合に
は、ウィンドウWhを移動開始前の位置へ戻すようにな
っている(図28)。
【0122】なおウィンドウWgがウィンドウWhから
離れたか否かの判断については、例えば、前記表示状態
情報に、他ウィンドウの影響による移動情報を含め、ウ
ィンドウWhの項目に移動の原因となったウィンドウW
gのID番号を記憶させておき、この移動情報を含めた
表示状態情報に基づいて、前記判断を行うようになって
いる。またウィンドウWhを移動開始前の位置へ向かう
ように移動させたり、戻したりするには、例えば、移動
開始前の座標情報を、前記表示状態情報として記憶させ
ておき、その座標情報に基づいて移動させれば良い。
【0123】図29は実施の形態(1)に係るウィンド
ウ管理方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェア(O
S、アプリケーション・ソフトウェア等)を適用するコ
ンピュータシステムのシステム構成を示したブロック図
である。
【0124】図中11はマイコンを示しており、マイコ
ン11は制御部12とメインメモリ13とを含んで構成
されている。制御部12はメインメモリ13に格納され
たプログラムを読み込んで動作し、各種制御を行うよう
になっている。またマイコン11には人間の手によりコ
ンピュータに文字や数字等を直接入力するためのキーボ
ード4と、ポインティングデバイスの一種であるマウス
5と、表示パネル6aを有した表示装置6と、スピーカ
(図示せず)を有した音声出力装置7とが接続されてお
り、マイコン11はキーボード4から入力された文字
や、マウス5で操作する画面位置を示すポインタpやウ
ィンドウw等を表示パネル6aに表示するようになって
いる。
【0125】実施の形態(1)に係るウィンドウ管理方
法を採用したウィンドウシステムを適用するコンピュー
タシステムにおけるマイコン11の行う処理動作につい
て、図30に示したフローチャートに基づいて説明す
る。
【0126】まずウィンドウに割り付けられたアプリケ
ーションからリソース(例えば、スピーカ等のサウンド
リソース)使用権の要求があったか否かを判断する(ス
テップS41)、要求があったと判断すれば、要求され
たリソースが空き状態であるか否かを判断する(ステッ
プS42)。空き状態であると判断すれば、ステップS
43、S44を飛ばして、要求されたリソースの使用権
を前記アプリケーションへ供給する(ステップS4
5)。
【0127】一方、ステップS42における判断で、要
求されたリソースが他のアプリケーションで使用されて
いると判断すれば、該他のアプリケーションへ前記リソ
ースの使用権の返還を請求する(ステップS43)。次
に前記使用権が返還されたか否かを判断し(ステップS
44)、前記使用権が返還された判断すれば、そのリソ
ースの使用権を要求のあったアプリケーションへ供給す
る(ステップS45)。
【0128】例えば、図31に示したように、同一のリ
ソース(ここではスピーカ等のサウンドリソース)を使
用する、異なるアプリケーションA、Bが起動し、これ
らアプリケーションA、BのウィンドウWA、WBが表
示パネル6aに表示されている場合について、図32に
示したフローチャートを用いて説明する。なおアプリケ
ーションAは音楽CDを再生するためのアプリケーショ
ンであり、アプリケーションBはラジオを聴くためのア
プリケーションであり、これらアプリケーションA、B
はそれぞれスピーカ等のサウンドリソースを使用するも
のとする。
【0129】いま、ウィンドウWAがアクティブ状態で
あり、ユーザーがウィンドウWAに表示されている再生
ボタンをクリックすると、アプリケーションA側からサ
ウンドリソース使用権が要求される。このとき、サウン
ドリソースは空き状態であるため、その使用権をアプリ
ケーションA側へ供給するようになっている。
【0130】その後、ウィンドウWBがアクティブ状態
となり、ユーザーがウィンドウWBに表示されているO
Nボタンをクリックすると、アプリケーションB側から
サウンドリソース使用権が要求される。このとき、サウ
ンドリソースはアプリケーションA側で使用されている
ため、アプリケーションAへリソース使用権の返還を請
求し、該使用権が返還されると、その使用権をアプリケ
ーションB側へ供給するようになっている。
【0131】上記した実施の形態(1)に係るウィンド
ウ管理方法によれば、ウィンドウがアクティブ状態にあ
るアプリケーションに、リソースの使用権が供給される
ため、ユーザーがアプリケーションへの前記リソースの
使用権供給の切り替えを容易に行うことができる。また
従来のように、前記使用権が早い者勝ちで決まるのでは
なく、ユーザーが今一番使用したいアプリケーションに
前記使用権を供給することができるため、使い勝手の良
いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係るマルチウィン
ドウ表示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを
適用するコンピュータシステムのシステム構成を示した
ブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表示
方法における表示例を示した図である。
【図3】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表示
方法における表示例を示した図である。
【図4】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表示
方法における表示例を示した図である。
【図5】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表示
方法における表示例を示した図である。
【図6】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表示
方法における表示例を示した図である。
【図7】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表示
方法における表示例を示した図である。
【図8】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表示
方法における表示例を示した図である。
【図9】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表示
方法における表示例を示した図である。
【図10】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表
示方法におけるウィンドウの表示状態情報の記憶テーブ
ルの構成例を示した図である。
【図11】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表
示方法におけるマルチウィンドウ表示の表示例を示した
図である。
【図12】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表
示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを適用す
るコンピュータシステムにおけるマイコンの行う処理動
作を示したフローチャートである。
【図13】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表
示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを適用す
るコンピュータシステムにおけるマイコンの行う処理動
作を示したフローチャートである。
【図14】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表
示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを適用す
るコンピュータシステムにおけるマイコンの行う処理動
作を示したフローチャートである。
【図15】実施の形態(1)に係るマルチウィンドウ表
示方法を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを適用す
るコンピュータシステムにおけるマイコンの行う処理動
作を示したフローチャートである。
【図16】実施の形態(2)に係るマルチウィンドウ表
示方法における表示例を示した図である。
【図17】実施の形態(2)に係るマルチウィンドウ表
示方法における表示例を示した図である。
【図18】実施の形態(3)に係るマルチウィンドウ表
示方法における表示例を示した図である。
【図19】実施の形態(3)に係るマルチウィンドウ表
示方法における表示例を示した図である。
【図20】実施の形態(3)に係るマルチウィンドウ表
示方法における表示例を示した図である。
【図21】実施の形態(3)に係るマルチウィンドウ表
示方法における表示例を示した図である。
【図22】別の実施の形態に係るマルチウィンドウ表示
方法における表示例を示した図である。
【図23】別の実施の形態に係るマルチウィンドウ表示
方法における表示例を示した図である。
【図24】別の実施の形態に係るマルチウィンドウ表示
方法における表示例を示した図である。
【図25】実施の形態(4)に係るマルチウィンドウ表
示方法における表示例を示した図である。
【図26】実施の形態(4)に係るマルチウィンドウ表
示方法における表示例を示した図である。
【図27】実施の形態(4)に係るマルチウィンドウ表
示方法における表示例を示した図である。
【図28】実施の形態(4)に係るマルチウィンドウ表
示方法における表示例を示した図である。
【図29】実施の形態(1)に係るウィンドウ管理方法
を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを適用するコン
ピュータシステムのシステム構成を示したブロック図で
ある。
【図30】実施の形態(1)に係るウィンドウ管理方法
を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを適用するコン
ピュータシステムにおけるマイコンの行う処理動作を示
したフローチャートである。
【図31】実施の形態(1)に係るウィンドウ管理方法
を説明するためのウィンドウ表示例を示した図である。
【図32】実施の形態(1)に係るウィンドウ管理方法
を採用したウィンドウ管理ソフトウェアを適用するコン
ピュータシステムにおけるマイコンの行う処理動作を示
したフローチャートである。
【図33】一つの画面上に複数のウィンドウが表示され
た表示例を示した図である。
【図34】一つの画面上に複数のウィンドウが表示され
た表示例を示した図である。
【図35】一つの画面上に複数のウィンドウが表示され
た表示例を示した図である。
【図36】音楽CDを再生するためのアプリケーション
のウィンドウ表示例を示した図である。
【符号の説明】
1、1A〜1C、11 マイコン 2、12 制御部 3、13 メインメモリ 5 マウス 6 表示装置 6a 表示パネル 7 音声出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B069 AA01 CA04 CA06 CA13 HA20 5C082 AA01 AA14 AA22 AA24 BA27 CA02 CA34 CA52 CA56 CA63 CB06 DA87 MM10 5E501 AA02 AC37 BA05 CA03 CB09 EA14 EB05 FA06 FB04 FB22 FB29

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの画面上に複数のウィンドウを表示
    させるマルチウィンドウ表示方法において、 第1のウィンドウが移動し、該第1のウィンドウと第2
    のウィンドウとが重なると、 前記第1のウィンドウを前記第2のウィンドウ内に重ね
    て表示し、 該第2のウィンドウが移動したり、アクティブ状態にな
    ったとしても、これらウィンドウ間の位置関係を変えず
    に、これらウィンドウを表示することを特徴とするマル
    チウィンドウ表示方法。
  2. 【請求項2】 これらウィンドウのうち、上層にあるウ
    ィンドウが下層にあるウィンドウ内で移動したとして
    も、これらウィンドウ間の重ね合わせの上下関係を変え
    ずに、これらウィンドウを表示することを特徴とする請
    求項1記載のマルチウィンドウ表示方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のウィンドウの移動開始前、前
    記第2のウィンドウがアクティブ状態にあることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のマルチウィンドウ表
    示方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のウィンドウを縮小して、前記
    第2のウィンドウ内に重ねて表示することを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかの項に記載のマルチウィンドウ
    表示方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のウィンドウを前記第2のウィ
    ンドウ内に重ねて表示すると共に、該第2のウィンドウ
    をアクティブ状態にすることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかの項に記載のマルチウィンドウ表示方法。
  6. 【請求項6】 これらウィンドウのいずれがアクティブ
    状態になったとしても、これらウィンドウ間の位置関係
    を変えずに、これらウィンドウを表示することを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかの項に記載のマルチウィン
    ドウ表示方法。
  7. 【請求項7】 これらウィンドウのうち、上層にあるウ
    ィンドウがアクティブ状態になる場合、 ウィンドウの大きさ及び位置関係を入れ替えて、これら
    ウィンドウを表示し、 下層にあるウィンドウが移動したとしても、これらウィ
    ンドウ間の位置関係を変えずに、これらウィンドウを表
    示することを特徴とする請求項5記載のマルチウィンド
    ウ表示方法。
  8. 【請求項8】 画面上に示されたポインタを用い、ドラ
    ッグ・アンド・ドロップにより、前記第1のウィンドウ
    を移動させる場合には、 該第1のウィンドウと第2のウィンドウとが重なったか
    否かの判断を、ドロップ時において、前記ポインタが前
    記第2のウィンドウ上にあるか否かに基づいて判断する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の
    マルチウィンドウ表示方法。
  9. 【請求項9】 ウィンドウの表示画面を移動中であって
    も表示し、 前記第1のウィンドウが移動中に、該第1のウィンドウ
    と前記第2のウィンドウとが重なる場合には、これらウ
    ィンドウの表示内容が見えるように、各ウィンドウの表
    示画面のうち少なくとも重なる部分を半透明で表示する
    ことを特徴とする請求項1〜8記載のマルチウィンドウ
    表示方法。
  10. 【請求項10】 一つの画面上に複数のウィンドウを表
    示させるマルチウィンドウ表示方法において、 第3のウィンドウが移動し、第4のウィンドウへ近づく
    場合、 これらウインドウが重ならないように、前記第4のウィ
    ンドウを前記第3のウィンドウの移動に合わせて移動さ
    せることを特徴とするマルチウィンドウ表示方法。
  11. 【請求項11】 前記第4のウィンドウを前記第3のウ
    ィンドウの移動に合わせて移動させた後に、該第3のウ
    ィンドウが前記第4のウィンドウから離れたり、縮小し
    たりすると、 これらウインドウが重ならないように、前記第4のウィ
    ンドウを前記第3のウィンドウの移動又は縮小に合わせ
    て、移動開始前の位置へ向かうように移動させることを
    特徴とする請求項10記載のマルチウィンドウ表示方
    法。
  12. 【請求項12】 前記第4のウィンドウを前記第3のウ
    ィンドウの移動に合わせて移動させた後に、該第3のウ
    ィンドウが閉じると、 前記第4のウィンドウを移動開始前の位置へ移動させる
    ことを特徴とする請求項10又は請求項11記載のマル
    チウィンドウ表示方法。
  13. 【請求項13】 マルチウィンドウ表示により、各ウィ
    ンドウごとに割り付けられたアプリケーション・ソフト
    ウェア(以下、単にアプリケーションと記す)を管理制
    御するウィンドウ管理方法において、 同一のリソースを使用するアプリケーションが複数起動
    している場合には、これらアプリケーションのうち、ウ
    ィンドウがアクティブ状態にあるアプリケーションに、
    前記リソースの使用権を供給することを特徴とするウィ
    ンドウ管理方法。
JP2000143921A 2000-05-16 2000-05-16 マルチウィンドウ表示方法、及びウィンドウ管理方法 Withdrawn JP2001325054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000143921A JP2001325054A (ja) 2000-05-16 2000-05-16 マルチウィンドウ表示方法、及びウィンドウ管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000143921A JP2001325054A (ja) 2000-05-16 2000-05-16 マルチウィンドウ表示方法、及びウィンドウ管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001325054A true JP2001325054A (ja) 2001-11-22
JP2001325054A5 JP2001325054A5 (ja) 2007-06-28

Family

ID=18650667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000143921A Withdrawn JP2001325054A (ja) 2000-05-16 2000-05-16 マルチウィンドウ表示方法、及びウィンドウ管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001325054A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004118129A (ja) * 2002-09-30 2004-04-15 Sopac System:Kk 学習支援アプリケーション・ソフト
EP1655664A2 (en) 2004-10-06 2006-05-10 IBM Corporation System and method for managing a floating window
JP2010177848A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Sharp Corp テレビ装置、pc装置、テレビ装置とpc装置とからなる表示システム
US8007362B2 (en) 2005-03-31 2011-08-30 Kabushiki Kaisha Square Enix Method of displaying multiple kinds of independently processed display data
CN103793137A (zh) * 2014-01-23 2014-05-14 联想(北京)有限公司 一种显示方法及电子设备
CN103941963A (zh) * 2014-04-29 2014-07-23 福建星网视易信息系统有限公司 一种自动调整页面布局的方法及其装置
JP2015026360A (ja) * 2013-06-20 2015-02-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報処理装置
US9055258B2 (en) 2011-04-28 2015-06-09 Socionext Inc. Video display apparatus and video display method
US9298474B2 (en) 2004-10-06 2016-03-29 International Business Machines Corporation System and method for managing a floating window
WO2016147576A1 (ja) * 2015-03-13 2016-09-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器及びその制御方法
JP2016534485A (ja) * 2013-09-23 2016-11-04 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド コンテンツディスプレイ方法及びそのためのデバイス
JP2017157056A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示制御装置
JP2018037024A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 ファナック株式会社 電子機器及び数値制御装置
JP2018133805A (ja) * 2018-02-22 2018-08-23 株式会社ニコン 表示装置、表示システム、および表示プログラム
CN112017576A (zh) * 2020-08-26 2020-12-01 北京字节跳动网络技术有限公司 显示控制方法、装置、终端和存储介质
CN113419651A (zh) * 2021-06-17 2021-09-21 深圳市秦安科技有限公司 一种多窗口双屏切换方法、系统、智能终端以及计算机可读存储介质
WO2023273460A1 (zh) * 2021-06-30 2023-01-05 华为技术有限公司 一种投屏显示方法及电子设备

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004118129A (ja) * 2002-09-30 2004-04-15 Sopac System:Kk 学習支援アプリケーション・ソフト
US9298474B2 (en) 2004-10-06 2016-03-29 International Business Machines Corporation System and method for managing a floating window
EP1655664A2 (en) 2004-10-06 2006-05-10 IBM Corporation System and method for managing a floating window
EP1655664A3 (en) * 2004-10-06 2007-11-07 International Business Machines Corporation System and method for managing a floating window
US10437409B2 (en) 2004-10-06 2019-10-08 International Business Machines Corporation Managing a floating window
US10908766B2 (en) 2004-10-06 2021-02-02 International Business Machines Corporation Managing a floating window
US8007362B2 (en) 2005-03-31 2011-08-30 Kabushiki Kaisha Square Enix Method of displaying multiple kinds of independently processed display data
JP2010177848A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Sharp Corp テレビ装置、pc装置、テレビ装置とpc装置とからなる表示システム
US9055258B2 (en) 2011-04-28 2015-06-09 Socionext Inc. Video display apparatus and video display method
JP2015026360A (ja) * 2013-06-20 2015-02-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報処理装置
JP2016534485A (ja) * 2013-09-23 2016-11-04 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド コンテンツディスプレイ方法及びそのためのデバイス
US10120551B2 (en) 2013-09-23 2018-11-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and device for displaying separated content on a single screen
CN103793137A (zh) * 2014-01-23 2014-05-14 联想(北京)有限公司 一种显示方法及电子设备
CN103793137B (zh) * 2014-01-23 2017-12-29 联想(北京)有限公司 一种显示方法及电子设备
CN103941963A (zh) * 2014-04-29 2014-07-23 福建星网视易信息系统有限公司 一种自动调整页面布局的方法及其装置
WO2016147576A1 (ja) * 2015-03-13 2016-09-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器及びその制御方法
JP2017157056A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示制御装置
US10139919B2 (en) 2016-09-02 2018-11-27 Fanuc Corporation Electronic device and numerical controller
JP2018037024A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 ファナック株式会社 電子機器及び数値制御装置
JP2018133805A (ja) * 2018-02-22 2018-08-23 株式会社ニコン 表示装置、表示システム、および表示プログラム
CN112017576A (zh) * 2020-08-26 2020-12-01 北京字节跳动网络技术有限公司 显示控制方法、装置、终端和存储介质
CN113419651A (zh) * 2021-06-17 2021-09-21 深圳市秦安科技有限公司 一种多窗口双屏切换方法、系统、智能终端以及计算机可读存储介质
WO2023273460A1 (zh) * 2021-06-30 2023-01-05 华为技术有限公司 一种投屏显示方法及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200097135A1 (en) User Interface Spaces
US5668964A (en) Graphical user interface for creating a new notebook with a dragged page
JP2001325054A (ja) マルチウィンドウ表示方法、及びウィンドウ管理方法
US7487454B2 (en) Managing arbitrary window regions for more effective use of screen space
US8631341B2 (en) System and method for selecting a tab within a tabbed browser
KR101099317B1 (ko) 윈도우 관리 모드를 제공하는 시스템 및 방법
JP5284509B2 (ja) ページ分割されたコンテンツを表示し、それと対話するための方法およびシステム
US9575647B2 (en) Method and apparatus for providing information of multiple applications
JP5549588B2 (ja) 電子付箋システム
US9552141B2 (en) Methods and apparatuses for operating a data processing system
JP4602487B2 (ja) グラフィックオブジェクトのグループを作成し操作するための方法及びコンピュータ制御グラフィックディスプレイシステム
JP5779842B2 (ja) ゲーム運営を制御するためのユーザインターフェース提供方法
US20100192066A1 (en) Method and system for a graphical user interface
EP2641157B1 (en) Method and apparatus for displaying user interface capable of intuitively editing and browsing folder
US7962862B2 (en) Method and data processing system for providing an improved graphics design tool
JP2011048835A (ja) 一元管理及びアクセス提供用ユーザインタフェース
JP2014521171A (ja) コンテキストベースメニュー用ランチャ
US20090040179A1 (en) Graphic user interface device and method of displaying graphic objects
CN108319410A (zh) 用于控制媒体装置中的菜单的方法和设备
JP2020101892A (ja) 情報処理装置
US5995984A (en) Apparatus and method for zoom-in entry of an element in a table
JP2013164788A (ja) 電子機器、表示制御方法、およびプログラム
WO2012081678A1 (ja) 表示装置
WO2024077613A1 (zh) 一种菜单展示方法及智能显示设备
JP2009163372A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070515

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070516

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20081223