JP2009163372A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の電子カタログを効率的に表示すること。
【解決手段】カタログビューワは、ユーザのPC30の操作により起動されて、1つのウインドウとしてディスプレイ40の画面に表示される。このウインドウ内に、配信サーバ10から配信された複数の電子カタログが、一時に表示される。この電子カタログには、固有の識別番号や、他の電子カタログとの順位付けが示された優先度情報などが配信者側にて設定されて、ユーザが認識しやすい態様でウインドウ内に表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示技術に関し、特に、電子コンテンツを表示するための表示装置に関する。
従来、自宅において、商品を取り寄せることができるお取り寄せシステムが普及している。お取り寄せシステムにおいて、ユーザは、複数の商品が掲載された紙媒体のカタログを閲覧して、商品の検討、選択を行っている。一方、近年、ネットワークを通じた電子ショッピングシステムが実用化されている。このような電子ショッピングシステムにおいては、従来の紙媒体のカタログをパーソナルコンピュータ(以下、PCという)のディスプレイ上に電子的に表示することが望まれる。従来、複数の商品が掲載された紙媒体としてのカタログから、電子的なカタログを効率的に生成する技術がある(たとえば、特許文献1参照)。
また、ユーザは、PCのディスプレイ上のウインドウ内に表示された電子カタログを参照しながら、注文する商品を決定する。この注文処理の利便性を高めるために、ユーザが選択した商品のリストを管理し、一括して注文処理を実行できる買物かご機能を備えた電子カタログがある(たとえば、特許文献2参照)。
また、電子ショッピングシステムにおいても、複数の商品を見比べながら商品の比較検討をしたいといった要求がある。このような要求に対して、従来、複数のウインドウをディスプレイ上に表示する際に、ウインドウごとに設定された優先度にしたがって、ユーザが視認しやすいような態様で、それぞれのウインドウを効率的に表示するものがある(たとえば、特許文献3〜5参照)。
特開2004−310610号公報 特開平10−105599号公報 特開平10−312468号公報 特開2007−213527号公報 特開2007−026015号公報
ユーザは、商品の購入の際に、より多くの情報を比較検討の対象とするために、ディスプレイ上に、非常に多くのウインドウを同時に表示させることがある。このような場合、PCの処理負荷が増加するため、電子カタログの応答性に支障が生じる場合がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の電子カタログを効率的に表示してユーザの利便性を高める技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の表示装置は、複数の電子コンテンツを取得する取得部と、取得部によって取得された複数の電子コンテンツを1つのウインドウ内に同時に表示する表示処理部と、を備える。この態様によると、1つのウインドウ内に、複数の電子コンテンツを同時に表示することによって、PCの処理負荷への影響をほとんど与えることなく、ユーザは、容易に複数の電子コンテンツを見比べることができる。
ユーザからの指示を受け付ける受付部と、受付部で受け付けた指示にしたがって、表示処理部によって表示された複数の電子コンテンツのいずれかに対応付けて、電子的に付箋を作成する付箋表示管理部と、をさらに備えてもよい。付箋表示管理部は、ユーザの指示により、付箋が1つの電子コンテンツの表示領域内に動かされると、移動先の電子コンテンツと付箋とを新たに対応付け直し、いずれの電子コンテンツも表示されていない領域に付箋が動かされると、当該付箋を移動前の位置に戻す。この態様によると、付箋と、電子コンテンツとを対応付けて管理することによって、ユーザの利便性を向上できる。
取得部によって取得される複数の電子コンテンツは、それぞれの電子コンテンツに含まれた優先度情報によって順位付けされており、表示処理部は、優先度情報にしたがって、それぞれの電子コンテンツの表示領域を決定してもよい。この態様によると、ユーザにとってより認識しやすい態様で、優先度情報の高い電子コンテンツを表示でき、ユーザの利便性を向上できる。
取得部は、固有の識別番号を有する電子コンテンツを取得し、表示処理部は、複数の電子コンテンツから抽出した優先度情報により、すべての電子コンテンツの順位付けを確定できない場合に、識別番号をもとに複数の電子コンテンツを順位付ける。この態様によると、優先度情報の設定に不具合があったような場合であっても、ユーザに負担をかけることなく、適切な位置に電子コンテンツを表示できる。
取得部は、表示領域が特定された電子コンテンツを取得し、表示処理部は、取得部によって取得された複数の電子コンテンツのなかに、表示領域が特定された電子コンテンツが存在する場合、その電子コンテンツの優先度情報にかかわらず、特定された表示領域に表示する。この態様によると、配信者にとってユーザに認識させたい電子コンテンツを所望の位置に表示できる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、複数の電子カタログを効率的に表示できる。
本発明の実施形態を具体的に説明する前に、まず、概要について述べる。本実施形態は、電子カタログの表示装置(以下、カタログビューワ(Catalog Viewer)ともいう)に関する。カタログビューワは、ユーザのPC操作により起動される。また、カタログビューワは、1つのウインドウとしてディスプレイ画面に表示され、同一ウインドウ内に、複数の電子カタログを一時に表示する機能を有する。
電子カタログは、複数の商品の情報について体系的に記録されたデータベースである。電子ショッピングをするユーザは、電子カタログであっても、紙媒体のカタログ(以下、紙カタログという)と同じように使用したいといった要求をもつ。たとえば、カタログに付箋をつけたり、複数のカタログを同時に開いて見比べる等である。
したがって、本発明の実施形態の電子カタログにおいては、紙カタログと同様に、同時に複数開いたり、付箋をカタログに貼付する機能を備えることとした。また、同一ウインドウ内にて、同時に複数の電子カタログを開くことを可能とするだけでなく、電子カタログ間での付箋の移動を可能とし、ユーザの利便性を向上させている。
なお、カタログビューワは、ソフトウェアによって実現されていてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されていてもよい。また、カタログビューワは、電子カタログに掲載された商品の注文、決済処理等のネットショッピング機能を備えていてもよい。このネットショッピング機能は、公知の技術により実現されていてもよい。以下においては、ネットショッピング機能についての説明を省略し、表示機能について説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかるカタログ閲覧システム100の構成例を示す図である。カタログ閲覧システム100は、配信サーバ10と、ネットワーク20と、PC30と、ディスプレイ40とを含む。配信サーバ10は、ネットワーク20を介して、ユーザに電子カタログを配信するサーバである。PC30は、配信サーバ10から配信された電子カタログを受信する。また、ユーザの指示にしたがって、カタログビューワを起動する。カタログビューワが起動されると、まず、ウインドウがディスプレイ40に表示され、ついで、配信された電子カタログがウインドウ内に表示される。
電子カタログには、紙カタログと同様に、商品の外観が示された写真や、商品の特徴、価格等の情報が含まれる。また、電子カタログには、固有の識別番号や、他の電子カタログとの順位付けが示された優先度情報などが設定される。それぞれの電子カタログは、優先度情報により、ウインドウ内の表示領域が決定される。このような電子カタログは、電子カタログの提供者によって作成され、配信される。
また、電子カタログは、同時に表示すべきメッセージ情報(以下、ポップという。)を含んでもよい。ポップは、配信者により、ユーザの興味をより惹き付けたい電子カタログに付加される。ユーザは、PC30を操作することにより、電子カタログを拡大したり、ページをめくって掲載された商品を閲覧したり、付箋を貼付したり、貼付した付箋を他の電子カタログに移動する。
図2は、図1のPC30とディスプレイ40の構成例を示す図である。PC30は、破線内に示すごとく、受付部50と、表示処理部60と、通信部80と、メモリ90とを含む。
受付部50は、キーボードやマウスなどのユーザインタフェースを介して、ユーザからの指示を受け付ける。受付部50は、表示処理部60や通信部80に、受け付けた指示内容を通知する。通信部80は、ネットワーク20を介して、配信サーバ10との間で通信を実行して、電子カタログを取得する。電子カタログの取得は、カタログビューワの起動を契機として実行される他、受付部50からの指示を契機として実行されてもよい。通信部80は、取得した電子カタログを表示処理部60に転送する。
受付部50から、カタログビューワの起動の指示を受けつけると、表示処理部60は、ディスプレイ40にウインドウを表示する。さらに、表示処理部60は、通信部80から転送された電子カタログをウインドウ内に表示する。複数の電子カタログが通知された場合でも、1つのウインドウ内に同時に表示する。この場合、それぞれの電子カタログに含まれた優先度情報を考慮して、表示領域が決定される。電子カタログが表示される際に、その電子カタログに対応付けられた付箋がある場合、その付箋も併せて表示される。また、電子カタログが表示される際に、その電子カタログにポップが含まれている場合、そのポップも併せて表示される。
カタログビューワの起動後において、受付部50から、電子カタログの移動の指示を受け付けると、表示処理部60は、表示された電子カタログを移動する。また、受付部50から、付箋の作成を指示された場合、表示処理部60は、いずれかの電子カタログに対応づけて、付箋を作成する。作成した付箋は、対応づけられた電子カタログの表示領域に重ねて表示される。表示処理部60は、付箋と電子カタログとの対応関係をメモリ90に記憶して、管理する。付箋の表示後においては、受付部50からの指示にしたがって、付箋内にメッセージが書き込まれる。このメッセージは、付箋ごとにメモリ90に記憶される。
以後、付箋は、対応づけられた電子カタログの表示の変化に連動して、表示を変化させてよい。表示の変化とは、表示の開始や停止、表示の拡大や縮小、移動や消去などである。なお、受付部50からの指示により、表示処理部60は、付箋を移動する。この際、移動後の付箋は、移動先の電子カタログに対応づけられる。
ここで、表示処理部60について、詳細に説明する。図3は、図2の表示処理部60の構成例を示す図である。表示処理部60は、表示領域設定部64と、表示制御部66と、ポインタ制御部68と、付箋表示管理部70とを含む。
ポインタ制御部68は、受付部50からの通知をもとに、ポインタの座標や、マウスのクリック情報(以下、ポインタ制御情報という)を生成して、表示領域設定部64と付箋表示管理部70と表示制御部66とに通知する。具体的には、ポインタ制御部68は、電子カタログを移動する旨の指示を受け付けて、表示領域設定部64に通知する。また、ポインタ制御部68は、付箋を作成する旨や、付箋をドラッグして移動する旨、あるいは、付箋内にメッセージを書き込む旨等の指示を受け付けて、付箋表示管理部70に通知する。
なお、クリック情報は、マウスのボタンを1回以上押し下げる動作を含み、また、ボタンの押し下げ動作を継続するドラッグ操作を含む。表示制御部66は、ポインタ制御部68からの指示にもとづいて、ポインタをディスプレイ40に表示し、また、移動する。
カタログビューワの起動時において、表示領域設定部64は、通信部80から電子カタログを取得する。取得した電子カタログには、識別情報と優先度情報が含まれる。それぞれの電子コンテンツは、他の電子コンテンツとの間で、優先度情報により順位付けされている。そのため、表示処理部60は、優先度情報にしたがって、それぞれの電子コンテンツの表示領域を決定する。表示領域設定部64は、決定された表示領域を付箋表示管理部70に通知する。
ここで、複数の電子コンテンツから抽出した優先度情報により、それぞれの電子コンテンツの順位付けを確定できない場合、識別番号をもとに順位付ける。順位付けを確定できない場合とは、複数の電子コンテンツ間において同一の順位付けがされている場合や、優先度情報が設定されていない電子コンテンツが存在したりする場合などである。
表示領域を決定した後、表示領域設定部64は、表示領域と電子カタログとを表示制御部66に通知して、ディスプレイ40のウインドウ内に当該電子カタログを表示させる。また、通信部80から取得した電子カタログにポップが含まれている場合、表示制御部66は、そのポップも表示する。
なお、通信部80から取得したいずれかの電子カタログに強調フラグが含まれている場合、優先度にかかわらず、他の電子カタログより強調して、その電子カタログを表示する。「他の電子カタログより強調して表示する」とは、他の電子カタログの表示領域にかかわらず、強制的に、予め特定された領域に表示することを含む。たとえば、ウインドウ内の中央付近にその電子カタログを表示し、また、他の電子カタログと重なって表示される場合に最前面に配置し、また、他の電子カタログと比べて大きく表示する。
表示領域設定部64は、ポインタの位置やドラッグ操作の有無により、電子カタログを移動する。具体的に説明する、ポインタの位置が、電子カタログの表示領域内にある状態で、ドラッグ操作が実施されると、表示領域設定部64は、ポインタの移動にあわせて、電子カタログを移動するように表示制御部66に指示する。電子カタログを移動する場合、表示領域設定部64は、その旨を付箋表示管理部70に通知する。
付箋表示管理部70は、ポインタ制御部68からの情報にもとづいて、付箋をディスプレイ40に作成し、また、作成した付箋を移動する。また、表示領域設定部64から通知された電子カタログの表示領域をもとに、付箋と電子カタログとを対応付ける。対応付けは、電子カタログを単位とせずに、当該電子カタログの所定のページに対応づけられていてもよい。この場合、付箋表示管理部70は、当該ページが開かれたときに、付箋を表示する。この電子カタログと付箋との対応関係は、付箋ごとに、メモリ90に記憶される。
なお、対応付けは、電子カタログの表示領域内に、付箋の基準位置を示す基準座標が存在する場合に、実施される。基準位置とは、付箋の表示領域の1点を示す。たとえば、付箋が長方形により表示されている場合、長方形の左上の角が基準位置となり、その座標が基準座標となる。
表示領域設定部64から、電子カタログの移動について通知されると、付箋表示管理部70は、メモリ90にアクセスして、通知された電子カタログに対応付けられた付箋を特定する。付箋表示管理部70は、その電子カタログの移動に付随して、特定した付箋を移動する。
ポインタ制御部68から、付箋がドラッグされている旨が通知された場合、付箋表示管理部70は、ポインタの移動にともなって、ドラッグされている付箋を移動する。移動先に、電子カタログが存在する場合、その電子カタログに、移動後の付箋を対応付ける。付箋の対応付けが変更された場合、付箋表示管理部70は、変更後の対応関係をメモリ90に登録する。一方、移動先が、電子カタログの存在しない領域である場合、付箋を元の位置に戻し、対応付けの変更を行わない。
付箋が表示された位置にて、ポインタ制御部68からポインタが押し下げられている旨が通知された場合、受付部50から通知された文字列情報にもとづいて、表示された付箋内に文字列を表示する。文字列は、キーボードなどを用いてユーザにより入力される。また、受付部50から、付箋の一覧表を表示する旨の指示を受け付けた場合、付箋表示管理部70は、メモリ90にアクセスして、記憶されている対応関係を読み出して一覧表を作成し、ディスプレイ40に表示する。
ここで、図をもちいて、表示処理部60の動作について具体的に説明する。図4は、図1のディスプレイ40に表示されるカタログビューワの表示例を示す図である。カタログビューワは、1つのウインドウとして、ディスプレイ40の画面上に表示される。このウインドウには、たとえば、図4のように、第1電子カタログ210a〜第3電子カタログ210cと、ポップ220と、付箋230と、マウスポインタ240と、付箋リスト250とが表示される。
カタログビューワが起動されると、図4のように、1つのウインドウ内に、3つの電子カタログ210が整列されて表示される。表示される領域は、電子カタログ210ごとに設定された優先度情報によって決定される。図4では、第1電子カタログ210a〜第3電子カタログ210cの順に、高い優先度情報が設定されているものとする。
優先度情報が高く設定されている場合、ユーザが視認しやすい領域に表示される。図4においては、第1電子カタログ210a〜第3電子カタログ210cのそれぞれが表示された領域の順に、視認しやすいものとする。なお、優先度情報と、表示領域との関係は、ユーザにより設定されてもよい。そうすると、第1電子カタログ210aは、最も高い優先度情報が設定されているため、視認しやすい領域として規定されたウインドウ内の左上に表示される。
また、電子カタログは、ポップとともに配信される場合がある。この場合、電子カタログと共に、そのポップが表示される。たとえば、図4のように、ポップ220が、第2電子カタログ210bと共に表示される。このように、ポップを併せて表示することによって、他の電子カタログよりも目立たせて表示させることが可能となり、ユーザの興味を惹き付けられることとなる。
また、電子カタログは、ドラッグされることにより、ウインドウ内の他の領域に移動される。たとえば、第1電子カタログ210aの位置と第2電子カタログ210bとを入れ替えて表示してもよいし、第1電子カタログ210aの表示を消去してもよい。また、複数の電子カタログ210を重ねて表示してもよい。この場合、最前面に表示すべき電子カタログ210を設定できる。たとえば、第2電子カタログ210bの一部を第1電子カタログ210aと第3電子カタログ210cの表示に重ねながら、ウインドウ内の中央に配置してもよい。なお、それぞれの電子カタログは、当該電子カタログの枠の左上を示す座標、たとえば、カタログ座標212やカタログ座標214により、表示位置が特定される。
また、表示処理部60は、ユーザからの指示にしたがって、電子的に付箋230を作成する。作成された付箋230は、いずれかの電子コンテンツの表示領域内に表示される。また、付箋230は、その電子コンテンツと、対応付けられて管理される。たとえば、図4においては、第1電子カタログ210aと、第1付箋230aとが対応付けられ、第3電子カタログ210cと第2付箋230bとが対応付けられる。対応付けの有無は、電子コンテンツの表示領域内に、付箋の基準座標が存在するか否かによって、判断される。基準座標は、たとえば、図4に示されるように、付箋230の左上の座標である付箋座標232が設定されていてもよい。
付箋230と電子カタログ210との対応関係は、付箋リスト250に記憶される。付箋リスト250には、作成された付箋と、その付箋に対応付けられた電子カタログ名、および、作成・更新日時が含まれる。この付箋リスト250は、ユーザの指示により、図4のように表示される。
マウスポインタ240は、ユーザがマウスを操作すると、ウインドウ内を移動するポインタである。移動の際に、マウスのボタンを押し続けることによって、マウスポインタ240に指し示された電子カタログ210等がドラッグされる。ドラッグされた状態においてボタンが離されると、離されたタイミングにおけるマウスポインタ240の位置に、ドラッグされていた電子カタログ210等が移動する。
たとえば、図4に示されるように、ユーザのマウス操作に応じて、第1付箋230aをドラッグし、第1矢印270aにしたがって移動する。この場合、移動先の座標234を含む領域には、第2電子カタログ210bが表示されている。この場合、第1付箋230aと第1電子カタログ210aとの対応関係を解除し、第1付箋230aを第2電子カタログ210bに新たに対応付ける。
一方、付箋230の移動先に電子カタログ210が存在しない場合、移動対象の付箋を移動前の位置に戻す。たとえば、第2矢印270bにしたがって、第1付箋230aが移動先の座標236に移動されたような場合、その座標には、いずれの電子カタログ210も表示されていない。このような場合、対応付けを変更することなく、第1付箋230aを元の付箋座標232に戻す。
カタログビューワは、さらにファンクションボタン欄260を含んでも良い。ファンクションボタン欄260には、ファイルや付箋の作成、編集を実行するためのボタンが配置され、ユーザがマウスポインタにより指示することによって、それぞれの機能が実行される。
ここで、図5と図6とを用いて、優先度情報の設定例と、設定例ごとの表示例とについて説明する。図5(a)〜(e)は、図1のディスプレイ40に表示される電子カタログ210に設定された優先度情報の第1設定例300a〜第5設定例300eを示す図である。図6(a)〜(c)は、図5(a)〜(e)の優先度情報の例の場合における電子カタログ210の表示例を示す図である。図6(a)(b)は、図5(a)(b)の設定例における表示例を示す。図6(c)は、図5(c)〜(e)の設定例における表示例を示す。
図5(a)に示した第1設定例300aは、電子カタログ名欄310とカタログID欄320と優先度欄330とを含む。電子カタログ名欄310には電子カタログ名が示される。カタログID欄320には電子カタログごとの識別番号が示される。優先度欄330には、電子カタログごとの優先度が示される。第1設定例300aにおいては、カタログB、A、D、Cの順で、順位付けされている。
第1設定例300aの場合、図6(a)の第1表示例400aように、それぞれの電子カタログが表示される。ここでは、第1表示領域200a〜第4表示領域200dで示されるように、ウインドウを2×2のマトリックス状に分割する。左上に最も優先度の高いカタログを表示し、右下に最も低いカタログを表示する。そのため、第1表示領域200a〜第4表示領域200dに、カタログB、A、D、Cがそれぞれ表示される。
図5(b)に示した第2設定例300bは、電子カタログ名欄310とカタログID欄320と優先度欄330とに加え、さらに、強調フラグ欄340を含む。強調フラグ欄340は、他の電子カタログに比して、強調して表示するか否かを示すフラグであり、配信側にて設定される。この例における強調フラグにおいては、当該電子カタログは、その優先度にかかわらず、ウインドウの中央付近に表示することを示している。第2設定例300bにおいては、電子カタログDに、強調フラグが設定されている場合を示している。
第2設定例300bの場合、図6(b)の第2表示例400bように、それぞれの電子カタログが表示される。第2表示例400bは、カタログB、A、Cについて、第1表示例400aのように表示される。カタログDは、ウインドウの中央付近の第5表示領域200eに表示される。これにより、他の電子カタログよりも強調して表示され、ユーザの興味をカタログDに惹き付けることができる。
図5(c)に示した第3設定例300cは、複数の電子カタログのうち、優先度が設定されていない電子カタログが含まれる場合である。ここでは、電子カタログCに優先度が設定されていない場合を示している。また、図5(d)に示した第4設定例300dは、複数の電子カタログに同一の優先度が設定された場合である。ここでは、電子カタログAとCに同一の優先度が設定されている。また、図5(e)に示した第5設定例300eは、電子カタログDに設定された優先度の値が異常である場合を示す。ここでは、電子カタログが4つ存在するため、優先度は、1から4の範囲で設定されるべきである。しかし、電子カタログDには、優先度として9が設定されている。このような場合を異常な状態とする。
以上の第3設定例300c〜第5設定例300eのように、優先度の設定が所定の条件を満たしていない場合、優先度を無視して、カタログID欄320に示された識別番号を優先度として、取り扱う。具体的には、カタログA、B、C、Dの順で、順位付けられる。この場合、図6(c)の第3表示例400cのように、表示されることとなる。
上述したこれらの構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図7は、本発明の実施形態にかかるカタログビューワの起動時における動作例を示すフローチャートである。表示処理部60は、電子カタログを取得する(S10)。つぎに、表示処理部60は、取得した電子カタログに含まれた優先度情報を解析する(S12)。すべての電子カタログについての順位付けが可能な場合(S14のY)、優先度にしたがって、それぞれの電子カタログの表示領域を設定する(S16)。電子カタログの順位付けが確定できない場合(S14のN)、優先度の代わりに、識別番号を用いて順位付けを行い(S20)、それぞれの電子カタログの表示領域を設定する(S16)。その後、設定した表示領域にしたがって、複数の電子カタログをウインドウ内に表示する(S18)。
図8は、本発明の実施形態にかかる付箋の移動時における動作例を示すフローチャートである。まず、表示処理部60は、ユーザのマウス動作にしたがって、付箋を移動先に表示する(S30)。ここで、移動先に電子カタログが存在する場合(S32のY)、表示処理部60は、その電子カタログと付箋とを対応付ける(S40)。移動先に電子カタログが存在しない場合(S32のN)、付箋を元の位置の戻して(S34)、処理を終了する。
以上の態様により、1つのウインドウ内に、複数の電子コンテンツを同時に表示することによって、PCの処理負荷への影響をほとんど与えることなく、ユーザは、容易に複数の電子コンテンツを見比べることができる。付箋と、電子コンテンツとを対応付けて管理することによって、対応付けられた電子コンテンツの表示の移動や拡大縮小等の処理に付随して、付箋の表示の移動や拡大縮小等の処理が実行されるため、ユーザの利便性を向上できる。また、ユーザにとってより認識しやすい態様で、優先度情報の高い電子コンテンツを表示でき、ユーザの利便性を向上できる。優先度情報の設定に不具合があったような場合であっても、ユーザに負担をかけることなく、適切に電子コンテンツを表示できる。その電子コンテンツの優先度情報にかかわらず、他の電子コンテンツよりも強調して表示することによって、ユーザにとってより認識しやすい態様で、電子コンテンツを表示できる。
以上、本発明を実施形態、変形例をもとに説明した。この実施形態、変形例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにかかる更なる変形が可能なこと、またそうした変形も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施形態にかかるカタログ閲覧システムの構成例を示す図である。 図1のPCとディスプレイの構成例を示す図である。 図2の表示処理部の構成例を示す図である。 図1のディスプレイに表示されるカタログビューワの表示例を示す図である。 図5(a)〜(e)は、図1のディスプレイに表示される電子カタログに設定された優先度情報の設定例を示す図である。 図6(a)〜(c)は、図5(a)〜(e)の優先度情報の例の場合における電子カタログの表示例を示す図である。 本発明の実施形態にかかるカタログビューワの起動時における動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる付箋の移動時における動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 配信サーバ、 20 ネットワーク、 30 PC、 40 ディスプレイ、 42 カタログビューワ、 50 受付部、 60 表示処理部、 80 通信部、 90 メモリ、 64 表示領域設定部、 66 表示制御部、 68 ポインタ制御部、 70 付箋表示管理部、 200 表示領域、 220 ポップ、 230 付箋、 240 マウスポインタ、 250 付箋リスト。

Claims (6)

  1. 複数の電子コンテンツを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された複数の電子コンテンツを1つのウインドウ内に同時に表示する表示処理部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. ユーザからの指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部で受け付けた指示にしたがって、前記表示処理部によって表示された複数の電子コンテンツのいずれかに対応付けて、電子的に付箋を作成する付箋表示管理部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記付箋表示管理部は、ユーザの指示により、付箋が1つの電子コンテンツの表示領域内に動かされると、移動先の電子コンテンツと付箋とを新たに対応付け直し、いずれの電子コンテンツも表示されていない領域に付箋が動かされると、当該付箋を移動前の位置に戻すことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記取得部によって取得される複数の電子コンテンツは、それぞれの電子コンテンツに含まれた優先度情報によって順位付けされており、
    前記表示処理部は、優先度情報にしたがって、それぞれの電子コンテンツの表示領域を決定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記取得部は、固有の識別番号を有する電子コンテンツを取得し、
    前記表示処理部は、複数の電子コンテンツから抽出した優先度情報により、すべての電子コンテンツの順位付けを確定できない場合に、識別番号をもとに複数の電子コンテンツを順位付けることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記取得部は、表示領域が特定された電子コンテンツを取得し、
    前記表示処理部は、前記取得部によって取得された複数の電子コンテンツのなかに、表示領域が特定された電子コンテンツが存在する場合、その電子コンテンツの優先度情報にかかわらず、特定された表示領域に表示することを特徴とする請求項4または5に記載の表示装置。
JP2007340556A 2007-12-28 2007-12-28 表示装置 Pending JP2009163372A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012048646A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Canvas Mapple Co Ltd 電子ブック装置、および電子ブックプログラム
JP2012053525A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Canvas Mapple Co Ltd コンテンツ提供サーバ、およびコンテンツ提供プログラム

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