JP2001324649A - 大口径光ファイバ用のアクティブ光コネクタ - Google Patents

大口径光ファイバ用のアクティブ光コネクタ

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JP2001324649A
JP2001324649A JP2000089937A JP2000089937A JP2001324649A JP 2001324649 A JP2001324649 A JP 2001324649A JP 2000089937 A JP2000089937 A JP 2000089937A JP 2000089937 A JP2000089937 A JP 2000089937A JP 2001324649 A JP2001324649 A JP 2001324649A
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JP
Japan
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optical
optical fiber
assembly
optical connector
mirror
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JP2000089937A
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English (en)
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Kazuyuki Nakasendou
和之 中仙道
Hiroyuki Tanaka
啓之 田中
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも1つの電気回路と該電気回路と同
数の大口径の光ファイバを接続する光コネクタをあたえ
る。 【解決手段】 前記電気回路に対応する電極端子対にそ
れぞれ接続された面構造光半導体素子21が配列された
光半導体素子アレイと、光ファイバの先端を面構造光半
導体素子21の配列と同じ間隔で平行に収容固定する透
明な固定手段、即ち透明な凹溝基板とを備える。光ファ
イバの先端を収容した固定手段の端面を斜め鏡面加工し
て斜め鏡面加工面としたアセンブリ(光ファイバフェル
ール)を形成する。半導体素子アレイの各面構造半導体
素子からの光路が前記の斜め鏡面加工面の対応する光フ
ァイバ面に斜め鏡面加工面でない方から入射し且つアセ
ンブリが前記光路と直角になるように、配置固定する。
これにより、電気回路と光ファイバは、光導波路940
を用いることなく直に接続される。このような光コネク
タ2組を1つのケースに収容して、双方向光コネクタと
する実施例も開示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
面発光半導体素子、少なくとも1つの面受光半導体素子
またはその組み合わせと各素子に対応する光ファイバと
を接続するアクティブコネクタに関し、特に大口径のプ
ラスチック光ファイバの接続に用いられるアクティブ光
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアクティブ光コネクタの一例を図
11および図12に示す。このアクティブ光コネクタ9
00を光ファイバ側から見た外観図の一部を図13に示
す。図11は、図13において光コネクタ900の光フ
ァイバを通る平面XYに関する断面図である。コネクタ
900は、面構造光半導体素子21を配列した素子アレ
イ20と、光半導体素子21の光路と直交し且つこの光
路上に斜め処理面が来るように配置したプラスチック光
導波路940と、光導波路940と直列に突合わせ継ぎ
(butt joint)した光ファイバフェルール930と、以
上の要素を収容したケース910からなる。光ファイバ
フェルール930は、光ファイバ31を埋め込むための
凹溝を有する凹溝基板932と埋め込んだ光ファイバ3
1を押さえる光ファイバ押さえ板933からなる。前記
凹溝は素子アレイ20の光半導体素子21と同数とする
のが一般的である。なお、本明細書では、面発光半導体
素子および面受光半導体素子を一括して面構造光半導体
素子と称する。説明の都合上、面発光半導体素子を例に
あげて記述するが、面発光半導体素子を面受光半導体素
子と読み替え、光の向きを逆に考えても、記述は同様に
成立する。面発光半導体素子21より出射した光信号は
プラスチック光導波路940の斜め鏡面処理面において
方向を90度曲げられプラスチック光導波路940のコ
アを伝わり、プラスチック光ファイバ31に導かれる。
しかしながら、この構造においては、プラスチック光導
波路を必要とするが、これは一般的に入手が困難なの
で、コスト高になるという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この点に鑑
みてなされたものであり、大口径のプラスチック光ファ
イバにより光ファイバアレイを構成し直接面構造光半導
体素子アレイと結合させることにより製造の簡単な低コ
ストのアクティブ光コネクタを提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
請求項1の発明は、少なくとも1つの電気回路と、該電
気回路と同数の大口径の光ファイバとを接続する光コネ
クタであって、前記光コネクタは、前記電気回路に対応
する電極端子対にそれぞれ接続された面構造光半導体素
子を配列した光半導体素子アレイと、前記光ファイバの
先端を前記面構造光半導体素子の配列と同じ間隔で平行
に収容固定する透明な固定手段とを備え、前記光ファイ
バの先端を収容した前記固定手段の端面を斜め鏡面加工
して斜め鏡面加工面としたアセンブリが、前記半導体素
子アレイの各面構造半導体素子からの光路が前記斜め鏡
面加工面の対応する光ファイバ面に前記斜め鏡面加工面
でない方から入射し且つ前記アセンブリが前記光路と直
角になるように配置固定されたことを特徴とする。請求
項2の発明は、前記光半導体素子アレイと前記アセンブ
リとを2組備え、前記2組を、前記アセンブリの光路が
存在しない方の広い面が互いに密着し且つ前記広い面に
対して対称となるように配置固定したことを特徴とす
る。請求項3の発明は、前記2組の前記光半導体素子ア
レイが、受光素子アレイと発光素子アレイからなること
を特徴とする。請求項4の発明は、前記アセンブリは、
前記光ファイバの先端を前記面構造光半導体素子の配列
と同じ間隔で平行に収容固定するに足りるだけの長さの
第1の固定手段と、前記第1の固定手段と直列に接続し
て前記アセンブリの構成に必要な長さを有し且つ光ファ
イバ片を前記面構造光半導体素子の配列と同じ間隔で平
行に収容固定する透明な第2の固定手段とを含み、前記
アセンブリは、前記光ファイバの先端を収容した前記第
1の固定手段の端面を直角鏡面加工した第1のアセンブ
リと、前記光ファイバ片を収容した前記第2の固定手段
の一方の端面を直角鏡面加工し且つ他方の端面を斜め鏡
面加工して前記斜め鏡面加工面とした第2のアセンブリ
と、前記第1および第2のアセンブリを結合固定する手
段とからなることを特徴とする。
【0005】請求項5の発明は、前記アセンブリは、前
記光ファイバの先端を前記面構造光半導体素子の配列と
同じ間隔で平行に収容固定するに足りるだけの長さの第
1の固定手段と、前記第1の固定手段と直列に接続して
前記アセンブリの構成に必要な長さを有し且つ光ファイ
バ片を前記面構造光半導体素子の配列と同じ間隔で平行
に収容固定する透明な第2の固定手段とを含み、前記ア
センブリは、前記先端を収容した前記第1の固定手段の
端面を直角鏡面加工した第1のアセンブリと、前記光フ
ァイバ片を収容した前記第2の固定手段の一方の端面を
直角鏡面加工し且つ他方の端面を斜め鏡面加工して前記
斜め鏡面加工面とした第2のアセンブリとを直列に接続
した構造を有し、前記光コネクタが、前記2組の前記構
造を固定するための精密スリーブをさらに備えたことを
特徴とする。請求項6の発明は、前記2組の前記光半導
体素子アレイが、受光素子アレイと発光素子アレイから
なることを特徴とする。請求項7の発明は、前記固定手
段が、前記配列と同じ間隔で平行に凹溝を有する基板で
あることを特徴とする。請求項8の発明は、前記固定手
段が、前記凹溝に収容された前記光ファイバを押さえる
手段をさらに備えたことを特徴とする。即ち、本発明に
より、少なくとも1つの電気回路と該電気回路と同数の
大口径の光ファイバを接続する光コネクタを提供するこ
とができる。本発明の光コネクタは、前記電気回路に対
応する電極端子対にそれぞれ接続された面構造光半導体
素子が配列された光半導体素子アレイと、光ファイバの
先端を面構造光半導体素子の配列と同じ間隔で平行に収
容固定する透明な固定手段、即ち透明な凹溝基板とを備
える。光ファイバの先端を収容した固定手段の端面を斜
め鏡面加工して斜め鏡面加工面としたアセンブリ(光フ
ァイバフェルール)を、前記半導体素子アレイの各面構
造半導体素子からの光路が前記の斜め鏡面加工面の対応
する光ファイバ面に斜め鏡面加工面でない方から入射し
且つアセンブリが前記光路と直角になるように、配置固
定する。これにより、電気回路と光ファイバは、光導波
路を用いることなく直に接続される。このような光コネ
クタ2組を1つのケースに収容して、双方向光コネクタ
とする実施例も開示する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例と添
付図面により本発明を詳細に説明する。なお、複数の図
面に同じ要素を示す場合には同一の参照符号を付ける。
また、図面は本発明を理解を助けることを目的としてい
るので、図面各部の寸法および縮尺は必ずしも現実を反
映しているわけではない。 (実施の形態1)本発明の第1の実施の形態によるアク
ティブ光コネクタの基本構成を図1に、光ファイバ側か
ら見た外観の一部を図13に示す。図1は、図13にお
いてアクティブ光コネクタ1の大口径の光ファイバの何
れかを通り且つ光ファイバ列と直交する平面XYに関す
る断面図である。光コネクタ1は、通常の面構造光半導
体素子21が配列された素子アレイ20と、素子アレイ
20の光半導体素子21に対応する光ファイバ31を収
容した光ファイバフェルール30と、これらを収容する
ケース10を備える。面構造光半導体素子アレイ20は
ケース10に固定され、光半導体素子アレイ20の各光
半導体素子21のアノードとカソードはリード線により
電極端子22および23へ接続されてる。光ファイバフ
ェルール30の構造を図3に平面図(a)、正面図
(b)および側面図(c)として示す。フェルール30
は、素子アレイ20の光半導体素子21と同数の凹溝を
有する透明な凹溝基板32と、凹溝基板32の凹溝に埋
め込まれた大口径のプラスチック光ファイバ31と光フ
ァイバ31を押さえて固定する光ファイバ押さえ板33
を備える。光ファイバフェルール30の先端は、凹溝基
板32側が先に出るように斜め鏡面加工される。斜め鏡
面加工は研磨および鏡面切断加工により実現できる。光
ファイバフェルール30は、素子アレイ20の光半導体
素子21の光路と直交し且つ各光路上に斜め鏡面加工面
の対応する光ファイバ端が来るように配置してケース1
0に固定される。
【0007】大口径のプラスチック光ファイバ31とし
てはコア径1mmのものがすでに商品化されており、ア
クリル樹脂をべ一スにしてローダミン系の染料を含有さ
せることにより伝送損失の低減が実現されている。凹溝
基板32は光学的に透明なガラスもしくはプラスチック
をモールド成形することによりミクロンオーダーの精度
のものを容易に得ることができる。また切削加工やエッ
チングによる製造も可能である。プラスチック光ファイ
バ31は接着剤により凹溝基板32に接着固定される。
仮に、面構造光半導体素子21が、例えば発光ダイオー
ドまたは半導体レーザなどの面発光導体素子である場合
を例にとって、動作を説明する。このようなアクティブ
光ファイバコネクタ1において、電極端子22および2
3に電気信号が与えられると、これに応じて、面発光半
導体素子21は、光信号を発する。こうして半導体素子
アレイ20より出射した光信号は、光ファイバフェルー
ル30の斜め鏡面加工面において90度進行方向を曲げ
られて、プラスチック光ファイバ31に結合される。面
構造光半導体素子21が、受光半導体素子の場合は、光
ファイバ31の信号が逆の経路を辿って受光半導体素子
21に結合される。以上説明したように、本発明の第1
の実施の形態によれば、大口径のプラスチック光ファイ
バアレイを用いた光ファイバフェルールと面構造光半導
体素子アレイとが直接結合するので、プラスチック光導
波路を用いることなく容易にアクティブ光コネクタを実
現できる。
【0008】(実施の形態2)図4は、本発明の第2の
実施の形態によるアクティブ光コネクタの光ファイバの
何れかを通り且つ光ファイバ列と直交する平面に関する
断面図である。図5は、図4のアクティブ光コネクタ2
の光ファイバフェルール30aの構造を示す図である。
図4および5において、アクティブ光コネクタ2は、つ
ぎの点を除けば、実施の形態1の光コネクタ1と同じで
ある。即ち、光コネクタ2においては、 1)透明な凹溝基板32aの溝が光ファイバ31の直径
より深く、光ファイバ31が凹溝の底まで押し込まれた
状態で接着固定される。 2)したがって、光ファイバフェルール30aには光フ
ァイバ押さえ板33が不要である。 3)光ファイバ押さえ板33が無い分、光ファイバフェ
ルール30aが薄くなるので、ケース10aも薄くでき
る。
【0009】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形
態によるアクティブ光コネクタの基本構成を図6に、光
ファイバ側から見た外観の一部を図14に示す。図6
は、図14においてアクティブ光コネクタ3の大口径の
光ファイバの何れかを通り且つ光ファイバ列と直交する
平面XYに関する断面図である。図7および8は、図6
のアクティブ光コネクタ3に用いられる光ファイバフェ
ルール35および光ファイバアレイ36の構造を示す図
である。図6のアクティブ光コネクタ3は、図4のアク
ティブ光コネクタ2の光ファイバフェルール30aを、
光ファイバフェルール35、光ファイバアレイ36およ
び光ファイバフェルール35と光ファイバアレイ36を
接続固定する精密スリーブ37のアセンブリで置き換え
たものである。精密スリーブ37の長さをLとすると、
フェルール35と光ファイバアレイ36は、ほぼL/2
の長さの凹溝基板34と凹溝基板32aよりL/2だけ
長く透明な凹溝基板32bをそれぞれ含む。凹溝基板3
4および32bは、溝と直交する断面の形状、寸法が、
アクティブ光コネクタ2の凹溝基板32aと同じであ
る。フェルール35は、凹溝基板34の溝に光ファイバ
31を接着固定し、端面を直角鏡面加工したものであ
る。光ファイバアレイ36は、凹溝基板32bの溝に光
ファイバ片31aを接着剤で接着固定し、端面の一方を
直角鏡面加工し、他方を図8に示すように斜め鏡面加工
したものである。光ファイバアレイ36は、素子アレイ
20の光半導体素子21の光路と直交し且つ各光路上に
斜め鏡面加工面の対応する光ファイバ端が位置するよう
に配置してケース10aに固定される。仮に、面構造光
半導体素子21が、面発光導体素子である場合を例にと
って、動作を説明する。このようなアクティブ光ファイ
バコネクタ3において、電極端子22および23に電気
信号が与えられると、これに応じて、面発光半導体素子
21は、光信号を発する。こうして半導体素子アレイ2
0より出射した光信号は、光ファイバアレイ36の斜め
鏡面加工面において90度進行方向を曲げられて光ファ
イバアレイ32bのプラスチック光ファイバ31aを通
過し、プラスチック光ファイバ31に結合される。面構
造光半導体素子21が、受光半導体素子の場合は、光フ
ァイバ31の信号が逆の経路を辿って受光半導体素子2
1に結合される。以上のように、本発明の実施の形態3
によれば、光導波路を用いることなく面構造光半導体素
子21と光ファイバ31とを結合することができる。
【0010】(実施の形態4)図9は、本発明の第4の
実施の形態による双方向アクティブ光コネクタの構造を
示す図である。図9(b)は、光コネクタ4の光ファイ
バ側から見た斜視図、図9(a)は、光コネクタ4を図
9(b)のXY平面に関する断面図である。図9の双方
向アクティブ光コネクタ4は、図6の面構造光半導体ア
レイ20、光ファイバアレイ36および光ファイバフェ
ルール35からなる部分(単方向アクティブ光コネク
タ)2組を図14のX´Z平面(即ち、ケース10aの
上壁)が互いに合うように重ね、光ファイバアレイ36
と光ファイバフェルール35の接続部を精密スリーブ3
7aで固定したものを、ケース11に収容したものであ
る。仮に、上側の面構造光半導体素子アレイ201を受
光素子、下側の面構造光半導体素子アレイ202を発光
素子とすると、太い矢印で示したように、光ファイバフ
ェルール341から面構造光半導体素子アレイ201
へ、逆に面構造光半導体素子アレイ202から光ファイ
バフェルール342へと光信号が伝わり、光ファイバ3
1と電気回路(22、23)とを、光導波路を用いず
に、双方向に接合することができる。
【0011】(実施の形態5)図10は、本発明の第5
の実施の形態による双方向アクティブ光コネクタの構造
を示すための、図9(a)と同様の断面図である。図1
0の双方向アクティブ光コネクタ5は、図4のアクティ
ブ光コネクタ2を2つ重ねて構成したものである。ま
た、光コネクタ5は、図9の双方向アクティブ光コネク
タ4の光ファイバアレイ36、光ファイバフェルール3
5および精密スリーブ37aを図4の光ファイバフェル
ール30aで置き換えたものと考えることもできる。何
れの場合も、使用する光ファイバフェルール30a1お
よび30a−2は幾分長めのものとする。この実施の形
態では、光導波路も光ファイバアレイ36も使用せず
に、双方向アクティブ光コネクタが構成できる。図9お
よび10の実施例においては、光半導体素子アレイの一
方を発光素子アレイ、他方を受光素子アレイとしても良
いが、両方を同じ種類の光半導体素子とすることも可能
である。また、1つの光半導体素子アレイにおいても、
異なる種類の光半導体素子が混在しても良い。以上は、
本発明の説明のために実施の形態の例を掲げたに過ぎな
い。したがって、本発明の技術思想または原理に沿って
上述の実施の形態に種々の変更、修正または追加を行う
ことは、当業者には容易である。故に、本発明は、以上
述べた実施の形態に捕らわれることなく、ただ特許請求
の範囲の記載に従って解釈するべきである。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、光導波路を必要とせず
に、電気回路(即ち、面構造光半導体素子)と大口径の
光ファイバを接続することができる。特に、実施の形態
1、2、4によれば、電気回路と大口径の光ファイバを
直接接続することができる。また、実施の形態4および
5によれば、双方向アクティブ光コネクタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるアクティブ光コネ
クタの構成を示す図であり、該光コネクタの1つの光フ
ァイバを通り且つ光ファイバ列と直交する平面XY(図
13)に関する断面図である。
【図2】図1のアクティブ光コネクタ1のケース10を
外した部分の斜視図である。
【図3】図1のアクティブ光コネクタ1の光ファイバフ
ェルール30の構造図である。
【図4】本発明の実施の形態2によるアクティブ光コネ
クタの構成を示す図であり、該光コネクタの1つの光フ
ァイバを通り且つ光ファイバ列と直交する平面に関する
断面図である。
【図5】図4のアクティブ光コネクタ2の光ファイバフ
ェルール30aの構造図である。
【図6】本発明の実施の形態3によるアクティブ光コネ
クタの構成を示す図であり、該光コネクタの1つの光フ
ァイバを通り且つ光ファイバ列と直交する平面XY(図
14)に関する断面図である。
【図7】図6のアクティブ光コネクタ3の光ファイバフ
ェルール35の構造図である。
【図8】図6のアクティブ光コネクタ3の光ファイバア
レイ36の構造図である。
【図9】本発明の実施の形態4によるアクティブ光コネ
クタの構成を示す図であり、(a)は該光コネクタの2
つの光ファイバを通り且つ2つの光ファイバ列と直交す
る平面XY(図14b)に関する断面図、(b)はアク
ティブ光コネクタ4を光ファイバ側から見た外観図の一
部である。
【図10】本発明の実施の形態5によるアクティブ光コ
ネクタの構成を示す図であり、該光コネクタの2つの光
ファイバを通り且つ2つの光ファイバ列と直交する平面
に関する断面図である。
【図11】従来のアクティブ光コネクタの構成を示す図
であり、該光コネクタの1つの光ファイバを通り且つ光
ファイバ列と直交する平面XY(図13)に関する断面
図である。
【図12】図11の光コネクタ900のケース910を
外した部分の斜視図である。
【図13】図1および11のアクティブ光コネクタを光
ファイバ側から見た外観図の一部である。
【図14】図6のアクティブ光コネクタを光ファイバ側
から見た外観図の一部である。
【符号の説明】
1〜3 本発明のアクティブ光コネクタ 4、5 本発明の双方向アクティブ光コネクタ 10,10a、11、910 ケース 20 面構造光半導体素子アレイ 21 面構造光半導体素子 22、23 端子電極 30,30a、35、930 光ファイバフェルール 31 大口径の光ファイバ 32,32a、32b、34、932 透明な凹溝基板 36 光ファイバアレイ 37、37a 精密スリーブ 900 従来のアクティブ光コネクタ 930 光ファイバフェルール 933 光ファイバ押さえ板 940 光導波路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの電気回路と、該電気回
    路と大口径の光ファイバとを接続する光コネクタであっ
    て、 前記光コネクタは、前記電気回路に対応する電極端子対
    にそれぞれ接続された面構造光半導体素子を配列した光
    半導体素子アレイと、前記光ファイバの先端を前記面構
    造光半導体素子の配列と同じ間隔で平行に収容固定する
    透明な固定手段とを備え、 前記光ファイバの先端を収容した前記固定手段の端面を
    斜め鏡面加工して斜め鏡面加工面としたアセンブリが、
    前記半導体素子アレイの各面構造半導体素子からの光路
    が前記斜め鏡面加工面の対応する光ファイバ面に前記斜
    め鏡面加工面でない方から入射し且つ前記アセンブリが
    前記光路と直角になるように配置固定されたことを特徴
    とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記光半導体素子アレイと前記アセンブ
    リとを2組備え、前記2組を、前記アセンブリの光路が
    存在しない方の広い面が互いに密着し且つ前記広い面に
    対して対称となるように配置固定したことを特徴とする
    請求項1記載の光コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記2組の前記光半導体素子アレイが、
    受光素子アレイと発光素子アレイからなることを特徴と
    する請求項2記載の光コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記アセンブリは、前記光ファイバの先
    端を前記面構造光半導体素子の配列と同じ間隔で平行に
    収容固定するに足りるだけの長さの第1の固定手段と、
    前記第1の固定手段と直列に接続して前記アセンブリの
    構成に必要な長さを有し且つ光ファイバ片を前記面構造
    光半導体素子の配列と同じ間隔で平行に収容固定する透
    明な第2の固定手段とを含み、 前記アセンブリは、前記光ファイバの先端を収容した前
    記第1の固定手段の端面を直角鏡面加工した第1のアセ
    ンブリと、前記光ファイバ片を収容した前記第2の固定
    手段の一方の端面を直角鏡面加工し且つ他方の端面を斜
    め鏡面加工して前記斜め鏡面加工面とした第2のアセン
    ブリと、前記第1および第2のアセンブリを結合固定す
    る手段とからなることを特徴とする請求項1記載の光コ
    ネクタ。
  5. 【請求項5】 前記アセンブリは、前記光ファイバの先
    端を前記面構造光半導体素子の配列と同じ間隔で平行に
    収容固定するに足りるだけの長さの第1の固定手段と、
    前記第1の固定手段と直列に接続して前記アセンブリの
    構成に必要な長さを有し且つ光ファイバ片を前記面構造
    光半導体素子の配列と同じ間隔で平行に収容固定する透
    明な第2の固定手段とを含み、 前記アセンブリは、前記先端を収容した前記第1の固定
    手段の端面を直角鏡面加工した第1のアセンブリと、前
    記光ファイバ片を収容した前記第2の固定手段の一方の
    端面を直角鏡面加工し且つ他方の端面を斜め鏡面加工し
    て前記斜め鏡面加工面とした第2のアセンブリとを直列
    に接続した構造を有し、前記光コネクタが、前記2組の
    前記構造を固定するための精密スリーブをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の光コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記2組の前記光半導体素子アレイが、
    受光素子アレイと発光素子アレイからなることを特徴と
    する請求項5記載の光コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記固定手段が、前記配列と同じ間隔で
    平行に凹溝を有する基板であることを特徴とする請求項
    1、2、4および5の何れか1項記載の光コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記固定手段が、前記凹溝に収容された
    前記光ファイバを押さえる手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項7記載の光コネクタ。
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