JP2001324319A - 検出プローブ用位置警報装置 - Google Patents
検出プローブ用位置警報装置Info
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- JP2001324319A JP2001324319A JP2000142485A JP2000142485A JP2001324319A JP 2001324319 A JP2001324319 A JP 2001324319A JP 2000142485 A JP2000142485 A JP 2000142485A JP 2000142485 A JP2000142485 A JP 2000142485A JP 2001324319 A JP2001324319 A JP 2001324319A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 被検査部の所定位置に沿って検出プロー
ブ14を移動させ、その位置が所定範囲外にあることを
知らせる検出プローブ用位置警報装置において、検出プ
ローブ14の測定信号を所定基準値と比較する比較手段
56と、この比較手段56による所定基準値との比較結
果に基づき警報を発する警報手段57と、検出プローブ
14の把持部41近傍に配設した光学的表示部45と、
警報手段57の出力に基づき被検査部の所定位置から外
れた度合いにしたがって光学的表示部45の色調を変化
させる色調変更手段58とを備える。 【効果】 検出プローブ用位置警報装置を過酷な作業環
境においても使用できる。
ブ14を移動させ、その位置が所定範囲外にあることを
知らせる検出プローブ用位置警報装置において、検出プ
ローブ14の測定信号を所定基準値と比較する比較手段
56と、この比較手段56による所定基準値との比較結
果に基づき警報を発する警報手段57と、検出プローブ
14の把持部41近傍に配設した光学的表示部45と、
警報手段57の出力に基づき被検査部の所定位置から外
れた度合いにしたがって光学的表示部45の色調を変化
させる色調変更手段58とを備える。 【効果】 検出プローブ用位置警報装置を過酷な作業環
境においても使用できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は検出プローブ用位置
警報装置の改良に関する。
警報装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】検出プローブ用警報装置として、例えば
特開平10−319073号公報「短絡箇所検出装置」
が知られている。上記技術は、同公報の図8によれば、
導電性材料からなる被短絡部材の短絡箇所を検出するた
めに、被短絡部材へプローブ19(符号は公報の符号を
流用した。以下同じ)を走らせ、磁束の変化をパラメー
タとして短絡箇所を検出し、この短絡箇所を検出した場
合に検査員に知らせる認識手段51を備えた短絡箇所検
出装置であって、認識手段51は、制御端子付きの無安
定マルチバイブレータ58と、この無安定マルチバイブ
レータ58からの出力を増幅する増幅器59と、この増
幅器59で駆動するスピーカ34とから構成するもので
ある。
特開平10−319073号公報「短絡箇所検出装置」
が知られている。上記技術は、同公報の図8によれば、
導電性材料からなる被短絡部材の短絡箇所を検出するた
めに、被短絡部材へプローブ19(符号は公報の符号を
流用した。以下同じ)を走らせ、磁束の変化をパラメー
タとして短絡箇所を検出し、この短絡箇所を検出した場
合に検査員に知らせる認識手段51を備えた短絡箇所検
出装置であって、認識手段51は、制御端子付きの無安
定マルチバイブレータ58と、この無安定マルチバイブ
レータ58からの出力を増幅する増幅器59と、この増
幅器59で駆動するスピーカ34とから構成するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記認識手段
51は、スピーカ34から音を発するようにしただけの
ものなので、例えば、騒音の大きい作業現場では認知し
にくい。これでは、検査作業の作業性の低下を招く。ま
た、認識手段51のスピーカ34から発する音をいたず
らに大きくしたのでは、作業環境の悪化を招くというこ
とにもなる。すなわち、騒音のある場所でも認識しやす
い検出プローブ用警報装置が望まれる。
51は、スピーカ34から音を発するようにしただけの
ものなので、例えば、騒音の大きい作業現場では認知し
にくい。これでは、検査作業の作業性の低下を招く。ま
た、認識手段51のスピーカ34から発する音をいたず
らに大きくしたのでは、作業環境の悪化を招くというこ
とにもなる。すなわち、騒音のある場所でも認識しやす
い検出プローブ用警報装置が望まれる。
【0004】そこで、本発明の目的は、騒音のある場所
でも認識しやすい検出プローブ用警報装置を提供するこ
とにある。
でも認識しやすい検出プローブ用警報装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、被検査部の所定位置に沿って検出プロー
ブを移動させ、その位置が所定範囲外にあることを知ら
せる検出プローブ用位置警報装置において、検出プロー
ブの測定信号を所定基準値と比較する比較手段と、この
比較手段による所定基準値との比較結果に基づき警報を
発する警報手段と、検出プローブの把持部近傍に配設し
た光学的表示部と、警報手段の出力に基づき被検査部の
所定位置から外れた度合いにしたがって光学的表示部の
色調を変化させる色調変更手段とを備えることを特徴と
する。
に請求項1は、被検査部の所定位置に沿って検出プロー
ブを移動させ、その位置が所定範囲外にあることを知ら
せる検出プローブ用位置警報装置において、検出プロー
ブの測定信号を所定基準値と比較する比較手段と、この
比較手段による所定基準値との比較結果に基づき警報を
発する警報手段と、検出プローブの把持部近傍に配設し
た光学的表示部と、警報手段の出力に基づき被検査部の
所定位置から外れた度合いにしたがって光学的表示部の
色調を変化させる色調変更手段とを備えることを特徴と
する。
【0006】検出プローブの測定信号を所定基準値と比
較する比較手段を備え、この比較手段による所定基準値
との比較結果に基づき警報を発する警報手段を備え、検
出プローブの把持部近傍に配設した光学的表示部を備
え、警報手段の出力に基づき被検査部の所定位置から外
れた度合いにしたがって光学的表示部の色調を変化させ
る色調変更手段を備えることで、検出プローブ用位置警
報装置を過酷な作業環境においても使用可能にする。
較する比較手段を備え、この比較手段による所定基準値
との比較結果に基づき警報を発する警報手段を備え、検
出プローブの把持部近傍に配設した光学的表示部を備
え、警報手段の出力に基づき被検査部の所定位置から外
れた度合いにしたがって光学的表示部の色調を変化させ
る色調変更手段を備えることで、検出プローブ用位置警
報装置を過酷な作業環境においても使用可能にする。
【0007】請求項2は、比較手段に赤外線発光素子を
設け、光学的表示部に赤外線受光素子を設け、比較手段
と光学的表示部とを赤外線にてリンクさせたことを特徴
とする。
設け、光学的表示部に赤外線受光素子を設け、比較手段
と光学的表示部とを赤外線にてリンクさせたことを特徴
とする。
【0008】比較手段に赤外線発光素子を設け、光学的
表示部に赤外線受光素子を設け、比較手段と光学的表示
部とを赤外線にてリンクさせ、例えば、比較手段と光学
的表示部との接続線を廃止することで、装置の操作性の
向上を図る。
表示部に赤外線受光素子を設け、比較手段と光学的表示
部とを赤外線にてリンクさせ、例えば、比較手段と光学
的表示部との接続線を廃止することで、装置の操作性の
向上を図る。
【0009】請求項3は、光学的表示部を把持部と検出
プローブの先端との間に設けたことを特徴とする。光学
的表示部を把持部と検出プローブの先端との間に設け、
光学的表示部の視認性の向上を図る。
プローブの先端との間に設けたことを特徴とする。光学
的表示部を把持部と検出プローブの先端との間に設け、
光学的表示部の視認性の向上を図る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る検出プローブ用警報装
置の斜視図である。検出プローブ用警報装置10は、ワ
ーク11をセットするワークセット台12と、このワー
クセット台12に対して所定の位置関係に配置する三次
元測定器13と、この三次元測定器13の先端に取付け
た検出プローブ14と、これらの検出プローブ14及び
三次元測定器13に接続する制御用パソコン15とから
なる。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る検出プローブ用警報装
置の斜視図である。検出プローブ用警報装置10は、ワ
ーク11をセットするワークセット台12と、このワー
クセット台12に対して所定の位置関係に配置する三次
元測定器13と、この三次元測定器13の先端に取付け
た検出プローブ14と、これらの検出プローブ14及び
三次元測定器13に接続する制御用パソコン15とから
なる。
【0011】ワーク11は、一例として車両のフロント
フェンダを示す。また、二点鎖線の矢印は、ワーク11
の被検査部の所定位置11aを示す。ワークセット台1
2は、ワーク11を載置するベース21と、このベース
21に移動可能にセットした左・右位置決め部22,2
3と、ベース21に立てた支持壁24と、この支持壁に
取付けた左・右支持ブロック25,26とからなる。
フェンダを示す。また、二点鎖線の矢印は、ワーク11
の被検査部の所定位置11aを示す。ワークセット台1
2は、ワーク11を載置するベース21と、このベース
21に移動可能にセットした左・右位置決め部22,2
3と、ベース21に立てた支持壁24と、この支持壁に
取付けた左・右支持ブロック25,26とからなる。
【0012】三次元測定器13は、ワークセット台12
に所定の位置関係にセットするベース台31と、このベ
ース台31に立てた支柱32と、この支柱32に回転自
在且つスイング自在に取付けた第1アーム33と、この
第1アーム33に回転自在且つスイング自在に取付けた
第2アーム34とからなり、測定結果を記憶する座標デ
ータ記憶手段35を備える。
に所定の位置関係にセットするベース台31と、このベ
ース台31に立てた支柱32と、この支柱32に回転自
在且つスイング自在に取付けた第1アーム33と、この
第1アーム33に回転自在且つスイング自在に取付けた
第2アーム34とからなり、測定結果を記憶する座標デ
ータ記憶手段35を備える。
【0013】図2は図1の2−2線断面図であり、検出
プローブ14の正面断面を示す。検出プローブ14は、
三次元測定器13の第2アーム34に取付ける把持部4
1と、この把持部41の先端に取付けたロッド42と、
把持部41に取付けたONスイッチ43及びOFFスイ
ッチ44と、把持部41に取付けた光学的表示部45
と、この光学的表示部45と制御用パソコン15(図1
参照)とを接続する接続線46とからなる。光学的表示
部45は、検出プローブ14の把持部41近傍に配設し
たもの、詳しくは、把持部41と検出プローブ14の先
端に取付けたロッド42との間に設けたものである。
プローブ14の正面断面を示す。検出プローブ14は、
三次元測定器13の第2アーム34に取付ける把持部4
1と、この把持部41の先端に取付けたロッド42と、
把持部41に取付けたONスイッチ43及びOFFスイ
ッチ44と、把持部41に取付けた光学的表示部45
と、この光学的表示部45と制御用パソコン15(図1
参照)とを接続する接続線46とからなる。光学的表示
部45は、検出プローブ14の把持部41近傍に配設し
たもの、詳しくは、把持部41と検出プローブ14の先
端に取付けたロッド42との間に設けたものである。
【0014】図3は図1の3矢視図であり、検出プロー
ブの把持部近傍に配設した光学的表示部の正面図であ
る。光学的表示部45は、把持部41に配置する基板5
1と、この基板51にマウントする赤LED(Light Em
itting Diode)52、緑LED53及び黄LED54
と、これらのLED52,53,54を透過可能に覆う
表示窓55とからなり、所定の条件のときに制御用パソ
コン15(図1参照)で、LED52,53,54のい
ずれかを点灯するようにしたものである。また、光学的
表示部45を把持部41と検出プローブ14の先端との
間に設けたので、光学的表示部45の視認性の向上を図
ることができる。
ブの把持部近傍に配設した光学的表示部の正面図であ
る。光学的表示部45は、把持部41に配置する基板5
1と、この基板51にマウントする赤LED(Light Em
itting Diode)52、緑LED53及び黄LED54
と、これらのLED52,53,54を透過可能に覆う
表示窓55とからなり、所定の条件のときに制御用パソ
コン15(図1参照)で、LED52,53,54のい
ずれかを点灯するようにしたものである。また、光学的
表示部45を把持部41と検出プローブ14の先端との
間に設けたので、光学的表示部45の視認性の向上を図
ることができる。
【0015】図4は本発明に係る検出プローブ用警報装
置の制御ブロック図であり、制御用パソコン15は、座
標データ記憶手段35からの所定基準値と検出プローブ
14でトレースする測定信号とを比較する比較手段56
と、この比較手段56による所定基準値との比較結果に
基づき警報を発する警報手段57と、所定の情報を表示
するパソコン画面15Aと、警報手段57の出力に基づ
き被検査部の所定位置から外れた度合いにしたがって光
学的表示部45の色調を変化させる色調変更手段58と
を備える。なお、警報手段は、制御用パソコン15に音
声出力を発生するとめのスピーカ15Bを備える。
置の制御ブロック図であり、制御用パソコン15は、座
標データ記憶手段35からの所定基準値と検出プローブ
14でトレースする測定信号とを比較する比較手段56
と、この比較手段56による所定基準値との比較結果に
基づき警報を発する警報手段57と、所定の情報を表示
するパソコン画面15Aと、警報手段57の出力に基づ
き被検査部の所定位置から外れた度合いにしたがって光
学的表示部45の色調を変化させる色調変更手段58と
を備える。なお、警報手段は、制御用パソコン15に音
声出力を発生するとめのスピーカ15Bを備える。
【0016】すなわち、検出プローブ用警報装置10
は、被検査部の所定位置に沿って検出プローブ14を移
動させ、その位置が所定範囲外にあることを知らせる検
出プローブ用位置警報装置において、検出プローブ14
の測定信号を所定基準値と比較する比較手段56と、こ
の比較手段56による所定基準値との比較結果に基づき
警報を発する警報手段57と、検出プローブ14の把持
部41近傍に配設した光学的表示部45と、警報手段5
7の出力に基づき被検査部の所定位置から外れた度合い
にしたがって光学的表示部45の色調を変化させる色調
変更手段58とを備えるものである。従って、検出プロ
ーブ用位置警報装置10を過酷な作業環境においても使
用でき、その結果、どんな作業環境でも検査作業を能率
よく行なうことができる。
は、被検査部の所定位置に沿って検出プローブ14を移
動させ、その位置が所定範囲外にあることを知らせる検
出プローブ用位置警報装置において、検出プローブ14
の測定信号を所定基準値と比較する比較手段56と、こ
の比較手段56による所定基準値との比較結果に基づき
警報を発する警報手段57と、検出プローブ14の把持
部41近傍に配設した光学的表示部45と、警報手段5
7の出力に基づき被検査部の所定位置から外れた度合い
にしたがって光学的表示部45の色調を変化させる色調
変更手段58とを備えるものである。従って、検出プロ
ーブ用位置警報装置10を過酷な作業環境においても使
用でき、その結果、どんな作業環境でも検査作業を能率
よく行なうことができる。
【0017】以上に述べた検出プローブ用警報装置10
の作用を次に説明する。図5(a),(b)は本発明に
係る検出プローブ用警報装置の作用説明図(前半)であ
る。(a)において、被検査部の所定位置11aをマー
ッキングしたリファレンスとするワーク11Rを用意す
る。このリファレンスとしたワーク11Rを、ワークセ
ット台12に矢印a1の如くセットする。(b)におい
て、ワーク11Rの被検査部の所定位置11aに沿って
矢印b1の如く検出プローブ14を移動し、三次元測定
器13の座標データ記憶手段35にワーク11Rの被検
査部の所定位置11aのデータを記憶させ、このデータ
を所定基準値とする。
の作用を次に説明する。図5(a),(b)は本発明に
係る検出プローブ用警報装置の作用説明図(前半)であ
る。(a)において、被検査部の所定位置11aをマー
ッキングしたリファレンスとするワーク11Rを用意す
る。このリファレンスとしたワーク11Rを、ワークセ
ット台12に矢印a1の如くセットする。(b)におい
て、ワーク11Rの被検査部の所定位置11aに沿って
矢印b1の如く検出プローブ14を移動し、三次元測定
器13の座標データ記憶手段35にワーク11Rの被検
査部の所定位置11aのデータを記憶させ、このデータ
を所定基準値とする。
【0018】図6(a),(b)は本発明に係る検出プ
ローブ用警報装置の作用説明図(後半)である。(a)
において、検査のためのワーク11をワークセット台1
2に矢印a2の如くセットする。(b)において、検査
のためのワーク11の被検査部の所定位置11a(図5
(b)参照)を狙って矢印b2の如く検出プローブ14
を移動し、測定データとして測定信号を制御用パソコン
15に送る。この時に、被検査部の所定位置11aの所
定範囲内をトレースできれば、その検査作業は合格とす
る。以下、所定範囲の設定及び所定範囲内をトレースし
たかどうかについて警報発生のしくみを説明する。
ローブ用警報装置の作用説明図(後半)である。(a)
において、検査のためのワーク11をワークセット台1
2に矢印a2の如くセットする。(b)において、検査
のためのワーク11の被検査部の所定位置11a(図5
(b)参照)を狙って矢印b2の如く検出プローブ14
を移動し、測定データとして測定信号を制御用パソコン
15に送る。この時に、被検査部の所定位置11aの所
定範囲内をトレースできれば、その検査作業は合格とす
る。以下、所定範囲の設定及び所定範囲内をトレースし
たかどうかについて警報発生のしくみを説明する。
【0019】図7(a)〜(c)は本発明に係る検出プ
ローブ用警報装置の警報状態設定の説明図であり、
(a)はワーク11に設定する被検査部の所定位置11
a、ワーク11の被検査部の所定位置11aを狙って検
出プローブ14(図1参照)を移動したときにその検査
作業を合格とする許容範囲とする所定範囲11b及び検
出プローブ用警報装置10(図1参照)の動作範囲11
cを示す。
ローブ用警報装置の警報状態設定の説明図であり、
(a)はワーク11に設定する被検査部の所定位置11
a、ワーク11の被検査部の所定位置11aを狙って検
出プローブ14(図1参照)を移動したときにその検査
作業を合格とする許容範囲とする所定範囲11b及び検
出プローブ用警報装置10(図1参照)の動作範囲11
cを示す。
【0020】(b)は図7(a)のb矢視図であり、定
めたポイントの被検査部の所定位置11aの位置データ
をAとするときに、位置データAから右に+B、左に−
Bの範囲を所定範囲11bとすれば、所定範囲11bの
右の位置データは(A+B)、左の位置データは(A−
B)となり、位置データAから右に+C、左に−Cの範
囲を動作範囲11cとすれば、動作範囲11cの右の位
置データは(A+C)、左の位置データは(A−C)と
なることを示す。
めたポイントの被検査部の所定位置11aの位置データ
をAとするときに、位置データAから右に+B、左に−
Bの範囲を所定範囲11bとすれば、所定範囲11bの
右の位置データは(A+B)、左の位置データは(A−
B)となり、位置データAから右に+C、左に−Cの範
囲を動作範囲11cとすれば、動作範囲11cの右の位
置データは(A+C)、左の位置データは(A−C)と
なることを示す。
【0021】(c)は座標データ記憶手段35(図4参
照)から送られる所定基準値と検出プローブ14の測定
信号を比較手段56で比較し、比較結果をDとするとき
に、比較手段56による比較結果Dに基づき発する警報
状態を示す。斜線のエリアの場合、即ち、比較結果D
が(A−C)≦D<(A−B)のときは、警報状態を
発し、斜線のエリアの場合、即ち、比較結果Dが(A
−B)≦D≦(A+B)のときは、警報状態を発し、
斜線のエリアの場合、即ち、比較結果Dが(A+B)
<D≦(A+C)のときは、警報状態を発する。次図
で警報状態〜を説明する。
照)から送られる所定基準値と検出プローブ14の測定
信号を比較手段56で比較し、比較結果をDとするとき
に、比較手段56による比較結果Dに基づき発する警報
状態を示す。斜線のエリアの場合、即ち、比較結果D
が(A−C)≦D<(A−B)のときは、警報状態を
発し、斜線のエリアの場合、即ち、比較結果Dが(A
−B)≦D≦(A+B)のときは、警報状態を発し、
斜線のエリアの場合、即ち、比較結果Dが(A+B)
<D≦(A+C)のときは、警報状態を発する。次図
で警報状態〜を説明する。
【0022】図8は本発明に係る検出プローブ用警報装
置の警報状態を示す説明図である。すなわち、警報状態
のときは、光学的表示部45では赤LED52が点灯
し、パソコン画面15Aは赤マークが表示され、スピー
カ15Bからは音は発生しない。次に、警報状態のと
きは、光学的表示部45では緑LED53が点灯し、パ
ソコン画面15Aは緑マークが表示され、スピーカ15
Bからは音が発生する。そして、警報状態のときは、
光学的表示部45では黄LED54が点灯し、パソコン
画面15Aは黄色マークが表示され、スピーカ15Bか
らは音は発生しない。
置の警報状態を示す説明図である。すなわち、警報状態
のときは、光学的表示部45では赤LED52が点灯
し、パソコン画面15Aは赤マークが表示され、スピー
カ15Bからは音は発生しない。次に、警報状態のと
きは、光学的表示部45では緑LED53が点灯し、パ
ソコン画面15Aは緑マークが表示され、スピーカ15
Bからは音が発生する。そして、警報状態のときは、
光学的表示部45では黄LED54が点灯し、パソコン
画面15Aは黄色マークが表示され、スピーカ15Bか
らは音は発生しない。
【0023】図9は本発明に係る別実施の形態の検出プ
ローブ用警報装置の斜視図であり、検出プローブ用警報
装置10と同一部品は同一符号を用い詳細な説明を省略
する。検出プローブ用警報装置60は、ワーク11をセ
ットするワークセット台12と、このワークセット台1
2に対して所定の位置関係に配置する三次元測定器13
と、この三次元測定器13の先端に取付けた検出プロー
ブ64と、これらの検出プローブ64及び三次元測定器
13に接続する制御用パソコン15と、制御用パソコン
15に接続した赤外線発光素子としての赤外線送信部6
7とからなり、検出プローブ64は、光学的表示部65
に赤外線受光素子66を備えたものであり、光学的表示
部45(図3参照)と略同一構成の部材である。
ローブ用警報装置の斜視図であり、検出プローブ用警報
装置10と同一部品は同一符号を用い詳細な説明を省略
する。検出プローブ用警報装置60は、ワーク11をセ
ットするワークセット台12と、このワークセット台1
2に対して所定の位置関係に配置する三次元測定器13
と、この三次元測定器13の先端に取付けた検出プロー
ブ64と、これらの検出プローブ64及び三次元測定器
13に接続する制御用パソコン15と、制御用パソコン
15に接続した赤外線発光素子としての赤外線送信部6
7とからなり、検出プローブ64は、光学的表示部65
に赤外線受光素子66を備えたものであり、光学的表示
部45(図3参照)と略同一構成の部材である。
【0024】すなわち、制御用パソコン15の比較手段
56(図4参照)に赤外線送信部67を設け、光学的表
示部65に赤外線受光素子66を設け、比較手段56と
光学的表示部66とを赤外線にてリンクさせたので、例
えば、比較手段56と光学的表示部66との接続線を廃
止することで、装置の操作性の向上を図ることができ
る。
56(図4参照)に赤外線送信部67を設け、光学的表
示部65に赤外線受光素子66を設け、比較手段56と
光学的表示部66とを赤外線にてリンクさせたので、例
えば、比較手段56と光学的表示部66との接続線を廃
止することで、装置の操作性の向上を図ることができ
る。
【0025】尚、実施の形態では図5に示すように、所
定基準値を座標データ記憶手段35に記憶させるため
に、リファレンスとしたワーク11Rの所定位置をトレ
ースしたが、これに限るものではなく、予めある三次元
データを外部からインプットしたものであってもよい。
また、実施の形態では図8に示すように、光学的表示部
45に赤・緑・黄LED52,53,54を用いたが、
これに限るものではなく、色調は例示であり任意であ
る。また、LED52,53,54に限るものではな
く、液晶、ランプ等を用いたものであってもよい。さら
に、実施の形態では図8に示すように、光学的表示部4
5に3個のLED52,53,54を用いたが、これに
限るものではなく、もっと多くのLEDを用い、被検査
部の所定位置から外れた度合いにしたがって段階的に表
示するようにしたものであってもよい。
定基準値を座標データ記憶手段35に記憶させるため
に、リファレンスとしたワーク11Rの所定位置をトレ
ースしたが、これに限るものではなく、予めある三次元
データを外部からインプットしたものであってもよい。
また、実施の形態では図8に示すように、光学的表示部
45に赤・緑・黄LED52,53,54を用いたが、
これに限るものではなく、色調は例示であり任意であ
る。また、LED52,53,54に限るものではな
く、液晶、ランプ等を用いたものであってもよい。さら
に、実施の形態では図8に示すように、光学的表示部4
5に3個のLED52,53,54を用いたが、これに
限るものではなく、もっと多くのLEDを用い、被検査
部の所定位置から外れた度合いにしたがって段階的に表
示するようにしたものであってもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、検出プローブの測定信号を所定基準
値と比較する比較手段と、この比較手段による所定基準
値との比較結果に基づき警報を発する警報手段と、検出
プローブの把持部近傍に配設した光学的表示部と、警報
手段の出力に基づき被検査部の所定位置から外れた度合
いにしたがって光学的表示部の色調を変化させる色調変
更手段とを備えたので、検出プローブ用位置警報装置を
過酷な作業環境においても使用できる。その結果、どん
な作業環境でも検査作業を能率よく行なうことができ
る。
する。請求項1は、検出プローブの測定信号を所定基準
値と比較する比較手段と、この比較手段による所定基準
値との比較結果に基づき警報を発する警報手段と、検出
プローブの把持部近傍に配設した光学的表示部と、警報
手段の出力に基づき被検査部の所定位置から外れた度合
いにしたがって光学的表示部の色調を変化させる色調変
更手段とを備えたので、検出プローブ用位置警報装置を
過酷な作業環境においても使用できる。その結果、どん
な作業環境でも検査作業を能率よく行なうことができ
る。
【0027】請求項2は、比較手段に赤外線発光素子を
設け、光学的表示部に赤外線受光素子を設け、比較手段
と光学的表示部とを赤外線にてリンクさせたので、例え
ば、比較手段と光学的表示部との接続線を廃止すること
ができる。この結果、装置の操作性の向上を図る。
設け、光学的表示部に赤外線受光素子を設け、比較手段
と光学的表示部とを赤外線にてリンクさせたので、例え
ば、比較手段と光学的表示部との接続線を廃止すること
ができる。この結果、装置の操作性の向上を図る。
【0028】請求項3は、光学的表示部を把持部と検出
プローブの先端との間に設けたので、光学的表示部の視
認性の向上を図ることができる。この結果、作業時間の
短縮を図ることができる。
プローブの先端との間に設けたので、光学的表示部の視
認性の向上を図ることができる。この結果、作業時間の
短縮を図ることができる。
【図1】本発明に係る検出プローブ用警報装置の斜視図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図1の3矢視図
【図4】本発明に係る検出プローブ用警報装置の制御ブ
ロック図
ロック図
【図5】本発明に係る検出プローブ用警報装置の作用説
明図(前半)
明図(前半)
【図6】本発明に係る検出プローブ用警報装置の作用説
明図(後半)
明図(後半)
【図7】本発明に係る検出プローブ用警報装置の警報状
態設定の説明図
態設定の説明図
【図8】本発明に係る検出プローブ用警報装置の警報状
態を示す説明図
態を示す説明図
【図9】本発明に係る別実施の形態の検出プローブ用警
報装置の斜視図
報装置の斜視図
10,60…検出プローブ用警報装置、14,64…検
出プローブ、41…把持部、45,65…光学的表示
部、56…比較手段、57…警報手段、58…色調変更
手段、66…赤外線受光素子、67…赤外線送信部(赤
外線発光素子)。
出プローブ、41…把持部、45,65…光学的表示
部、56…比較手段、57…警報手段、58…色調変更
手段、66…赤外線受光素子、67…赤外線送信部(赤
外線発光素子)。
Claims (3)
- 【請求項1】 被検査部の所定位置に沿って検出プロー
ブを移動させ、その位置が所定範囲外にあることを知ら
せる検出プローブ用位置警報装置において、 前記検出プローブの測定信号を所定基準値と比較する比
較手段と、この比較手段による所定基準値との比較結果
に基づき警報を発する警報手段と、前記検出プローブの
把持部近傍に配設した光学的表示部と、前記警報手段の
出力に基づき前記被検査部の所定位置から外れた度合い
にしたがって前記光学的表示部の色調を変化させる色調
変更手段とを備えることを特徴とする検出プローブ用位
置警報装置。 - 【請求項2】 前記比較手段に赤外線発光素子を設け、
前記光学的表示部に赤外線受光素子を設け、前記比較手
段と光学的表示部とを赤外線にてリンクさせたことを特
徴とする請求項1記載の検出プローブ用位置警報装置。 - 【請求項3】 前記光学的表示部を、前記把持部と前記
検出プローブの先端との間に設けたことを特徴とする請
求項1又は請求項2記載の検出プローブ用位置警報装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000142485A JP2001324319A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 検出プローブ用位置警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000142485A JP2001324319A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 検出プローブ用位置警報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001324319A true JP2001324319A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18649436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000142485A Pending JP2001324319A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 検出プローブ用位置警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001324319A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013213693A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-17 | Hioki Ee Corp | 測定装置 |
JP2017125740A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | 株式会社東京精密 | 三次元測定機、測定方法、及び測定プログラム |
JP2019090821A (ja) * | 2019-01-18 | 2019-06-13 | 株式会社東京精密 | 3次元測定機 |
JP2020091138A (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | 株式会社ミツトヨ | 高さ測定機 |
JP2020128991A (ja) * | 2016-01-13 | 2020-08-27 | 株式会社東京精密 | 三次元測定機、測定方法、及び測定プログラム |
-
2000
- 2000-05-15 JP JP2000142485A patent/JP2001324319A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013213693A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-17 | Hioki Ee Corp | 測定装置 |
JP2017125740A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | 株式会社東京精密 | 三次元測定機、測定方法、及び測定プログラム |
JP2020128991A (ja) * | 2016-01-13 | 2020-08-27 | 株式会社東京精密 | 三次元測定機、測定方法、及び測定プログラム |
JP2020091138A (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | 株式会社ミツトヨ | 高さ測定機 |
JP7286232B2 (ja) | 2018-12-04 | 2023-06-05 | 株式会社ミツトヨ | 高さ測定機 |
JP2019090821A (ja) * | 2019-01-18 | 2019-06-13 | 株式会社東京精密 | 3次元測定機 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061204 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090605 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100217 |