JP2020091138A - 高さ測定機 - Google Patents

高さ測定機 Download PDF

Info

Publication number
JP2020091138A
JP2020091138A JP2018227060A JP2018227060A JP2020091138A JP 2020091138 A JP2020091138 A JP 2020091138A JP 2018227060 A JP2018227060 A JP 2018227060A JP 2018227060 A JP2018227060 A JP 2018227060A JP 2020091138 A JP2020091138 A JP 2020091138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
measuring machine
measurement
probe
height measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018227060A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7286232B2 (ja
Inventor
哲哉 古賀
Tetsuya Koga
哲哉 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp, Mitsutoyo Kiko Co Ltd filed Critical Mitutoyo Corp
Priority to JP2018227060A priority Critical patent/JP7286232B2/ja
Publication of JP2020091138A publication Critical patent/JP2020091138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7286232B2 publication Critical patent/JP7286232B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Abstract

【課題】定盤面に沿った移動量を検出でき、プローブ移動を誘導することができる高さ測定機を提供すること。【解決手段】本発明の一態様は、ワークの高さを測定する高さ測定機であって、定盤の定盤面に沿って移動可能に載置されるベースと、ベースに立設された支柱と、支柱に沿って昇降可能に設けられプローブを有するスライダと、スライダの高さ方向の変位量を検出する変位センサと、ベースの定盤面に沿った水平位置を検出する位置検出部と、位置検出部で検出した水平位置と、変位センサで検出した変位量とを対応付けする制御部と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ワークの高さを測定する高さ測定機に関し、より詳しくは、プローブの空間位置情報を把握して測定を行う際の移動案内を行うことができる高さ測定機に関するものである。
定盤の定盤面に載置されたワークの高さを測定する高さ測定機は、定盤面に沿って移動可能に載置されるベースと、このベースに立設された支柱と、この支柱に沿って昇降可能に設けられプローブを有するスライダと、このスライダの高さ方向の変位量を検出する変位センサとを備える。
高さ測定機は、プローブをワークの測定箇所に近づけるため、定盤面に沿ってベースを移動させる必要がある。例えば、特許文献1には、ベースから定盤上にエアーを噴出してベースを定盤に対して浮上させるエアー浮上手段を備えた高さ測定機が開示される。この高さ測定機では、エアー浮上手段へのエアー供給/遮断を制御するスイッチが設けられたハンドルを備えており、プローブとワークとの位置関係を確認しながら、楽な姿勢で高さ測定機を移動させることができる。
特許第4009379号公報
高さ測定機はワークの高さを高精度に測定できるものの、定盤面に沿った移動量(平面移動量)は分からない。このため、プローブを当てる場所が平面方向に間違われていても、それを検知・警告することができない。
また、高さ測定機でワークの2軸方向の測定(2次元測定)を行う場合、先ず、ワークを定盤上に載置して第1軸方向の測定を行った後、定盤上でワークを90度回転させて第2軸方向の測定を行う。このような2次元測定において、第2軸方向の測定における測定箇所を巡る順序は、第1軸方向の測定における測定箇所を巡った順序と全く同じでなければ測定箇所の対応がとれない。
また、自動測定で複数項目の測定解析を行うことができるパートプログラムを用いた測定についても、オペレータはパートプログラムに従いプローブを移動させる場合がある。このような2次元測定の第2軸方向の測定時や、パートプログラムによる測定時は、オペレータに対してプローブの移動操作を誘導したい。
しかし、平面方向の位置が分からないとプローブの移動操作を誘導することができない。特に、2次元測定においてワークの回転を行うと、プローブの移動先の間違いを誘発しやすい。このため、プローブの移動操作を誘導できることが求められる。
本発明は、定盤面に沿った移動量を検出でき、プローブ移動を誘導することができる高さ測定機を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、ワークの高さを測定する高さ測定機であって、定盤の定盤面に沿って移動可能に載置されるベースと、ベースに立設された支柱と、支柱に沿って昇降可能に設けられプローブを有するスライダと、スライダの高さ方向の変位量を検出する変位センサと、ベースの定盤面に沿った水平位置を検出する位置検出部と、位置検出部で検出した水平位置と、変位センサで検出した変位量とを対応付けする制御部と、を備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、定盤面に沿ってベースを移動させた際、位置検出部によってベースの水平位置を検出することができる。これにより、プローブの高さ方向の位置のみならず定盤面に沿った位置(水平位置)を得ることができ、プローブの少なくとも2軸方向の位置を把握できるようになる。
上記高さ測定機において、位置検出部は、非接触で水平位置を検出する非接触センサを用いることが好ましい。これにより、位置検出部が設けられていてもベースと定盤面との接触抵抗を増加させずに済む。また、定盤に特別な機能を設けておく必要はなく、通常の定盤であってもベースの定盤面に沿った水平位置を得ることができる。
上記高さ測定機において、位置検出部は、第1センサと第2センサとを有し、制御部は、第1センサと第2センサとのそれぞれの検出値に基づきプローブの定盤面に沿った水平位置および角度を演算してもよい。これにより、定盤面に沿った平行移動量を得る2つのセンサからベースの平行移動量および回転角の両方を求めることができる。
上記高さ測定機において、位置検出部は、第1センサ、第2センサ、及び第3センサを有し、制御部は、第1センサ、第2センサ、及び第3センサのうち少なくとも2つの検出値に基づきプローブの定盤面に沿った水平位置および角度を演算してもよい。これにより、1つのセンサが回転中心に近くに位置する場合であっても、他の2つのセンサの検出値に基づいて平行移動量および回転角を求めることができる。
上記高さ測定機において、表示部をさらに備え、制御部は、プローブの現在位置に関する2軸に沿った位置情報を画像として表示部に表示させる。また、制御部は、プローブで測定した位置に関する2軸に沿った位置情報および測定方向に関する情報を画像として表示部に表示させる。
また、制御部は、次に測定する箇所に関する2軸に沿った位置情報を画像として表示部に表示させる。また、制御部は、測定順序に関する2軸に沿った位置情報を画像として表示部に表示させる。
また、制御部は、ワークに対応した画像を表示部に表示させる。また、制御部は、現在の測定位置から次の測定位置へプローブを移動させる向きと距離とを表示部に表示させる。これらの画像の表示によって、測定におけるプローブの移動の誘導を行うことができる。
上記高さ測定機において、制御部は、予め設定された2軸に沿った測定位置と、プローブの2軸に沿った位置とのずれ量が許容範囲を超える場合、所定の警告を出力する制御を行ってもよい。これにより、プローブが誤った測定箇所に移動されたことを警告によって通知することができる。
本実施形態に係る高さ測定機を例示する斜視図である。 ベースの底面を例示する模式図である。 高さ測定機による高さの測定方法を例示するフローチャートである。 ワークの一例を示す模式図である。 (a)および(b)は、2次元測定の例を示す模式図である。 (a)〜(c)は、2次元解析の例を示す模式図である。 (a)〜(d)は、2次元測定する際の表示例を示す模式図である。 (a)〜(d)は、2次元測定する際の表示例を示す模式図である。 (a)〜(d)は、測定順を誘導する表示例を示す模式図である。 (a)〜(d)は、測定順を誘導する表示例を示す模式図である。 (a)〜(d)は、ワークの図形表示の例について示す模式図である。 (a)〜(d)は、ワークの図形表示の例について示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
〔高さ測定機の構成〕
図1は、本実施形態に係る高さ測定機を例示する斜視図である。
図2は、ベースの底面を例示する模式図である。
本実施形態に係る高さ測定機1は、定盤10上に載置されたワークの高さを測定する装置である。高さ測定機1は、定盤10の定盤面10aに沿って移動可能に載置されるベース11と、ベース11に立設された支柱12と、支柱12に沿って昇降可能に設けられプローブ13を有するスライダ14と、スライダ14の高さ方向の変位量を検出する変位センサ45と、を備える。
さらに、高さ測定機1は、ベース11の定盤面10aに沿った水平位置を検出する位置検出部30と、位置検出部30で検出した水平位置と、変位センサ45で検出した変位量とを対応付けする制御部41と、を備える。
なお、本実施形態では、定盤面10aの法線に沿った方向をZ方向、Z方向と直交する方向の一つをX方向、Z方向およびX方向と直交する方向をY方向とする。また、Z方向は高さ方向および上下方向とも言うことにする。また、XY平面に沿った位置は水平位置とも言う。
ベース11の底面には、定盤面10aに向けて浮上用エアーを噴射してベース11を定盤面10aに対して浮上させるエアーベアリング21が設けられる。また、ベース11上における支柱12の裏面側にはグリップ部15が設けられる。このグリップ部15の上面に旋回可能に設けられ表面にLCDなどの表示部16およびキー入力部17を有する表示操作部18が設けられる。
このような高さ測定機1において、エアーベアリング21は、ベース11の下面(定盤面10aとの対向面)に設けられエアー噴出孔を有する複数のエアーパッド21Aと、このエアーパッド21Aにエアーを供給するコンプレッサ(図示していないが、グリップ部15の下部に設置)などを備える。エアーベアリング21は、コンプレッサを駆動するモータの回転数を変化させることによって、ベース11から定盤面10aに向けてエアーを噴出し、ベース11を定盤面10aに対して所定の隙間を有して浮上させる。
オペレータは、例えばグリップ部15に設けられたボタン15aを押すことでエアーベアリング21を動作させ、ベース11を定盤面10aから浮上させる。そして、ベース11が浮上した状態で、グリップ部15を持って高さ測定機1を定盤面10aに沿って移動させる。エアーベアリング21によってベース11が浮上しているため、スムーズに高さ測定機1を平面移動させることができる。
図2に示すように、位置検出部30は、例えばベース11の底面に設けられた2つのセンサ(第1センサ31および第2センサ32)を有する。第1センサ31および第2センサ32としては非接触で水平位置を検出する非接触センサであることが好ましい。これにより、第1センサ31および第2センサ32がベース11の底面に設けられていても、移動の際にベース11と定盤面10aとの接触抵抗を増加させずに済む。
非接触センサである第1センサ31および第2センサ32には、例えば光学式の2次元変位センサが用いられる。第1センサ31および第2センサ32のそれぞれからは、X方向およびY方向の変位量(定盤10に対する相対移動量)が出力される。第1センサ31と第2センサ32との距離はなるべく離して配置することが好ましい。
第1センサ31および第2センサ32のそれぞれからの変位量は制御部41に送られる。制御部41は、第1センサ31および第2センサ32のそれぞれから送られる変位量に基づき、幾何学的計算によってプローブ13の先端の変位(XY平面に沿った変位)、およびプローブ13の柄の向きの変化(プローブ13の柄の延出方向のXY平面に沿った角度変化)を演算することができる。
第1センサ31および第2センサ32は変位量を演算して出力する回路モジュールを備えているため、変位量をそのまま制御部41に送ることができる。このため、制御部41で変位量を演算する負荷はかからない。位置検出部30での検出精度はそれほど高くないが、プローブ13の位置を誘導するためには十分な検出精度である。
このような本実施形態に係る高さ測定機1では、定盤面10aに沿ってベース11を移動させた際、位置検出部30によってベース11の水平位置を検出することができる。これにより、プローブ13の高さ方向の位置のみならず定盤面10aに沿った位置(水平位置)を得ることができ、プローブ13の少なくとも2軸方向(Z方向と、XおよびY方向の少なくともいずれかの方向)の位置を把握できるようになる。
〔位置検出部の他の例〕
位置検出部30として、ベース11の平行移動と回転移動(中心位置と角度)を検出できるセンサを用いれば、1つのセンサで済む。一方、位置検出部30として3つの光学センサを用いてもよい。すなわち、相対的な平行移動量のみを検知する光学センサを用いる場合、その光学センサの近傍が回転中心になると十分な検知精度を得られない場合がある。このため、3つの光学センサをなるべく離して配置すれば、いずれかの光学センサの近傍が回転中心となった場合でも、少なくとも他の2つの光学センサは回転中心から離れていることになり、十分な検知精度を得ることができる。したがって、制御部は、回転中心から離れた2つのセンサの検出した変位量に基づき、変位と角度変化を算出することができる。
また、位置検出部30としてレーザトラッカを用いてもよい。レーザトラッカは、測定の対象物に設けられたリフレクタ(ターゲット)の動きに追随して対象物の空間座標を求めるものである。位置検出部30としてレーザトラッカを用いる場合、高さ測定機1にレーザ光を反射させるリフレクタを取り付けておく。そして、高さ測定機1の外部に配置されたレーザトラッカ本体からリフレクタに向けてレーザ光を照射し、リフレクタからの反射光を追随するように受ける。これにより、高さ測定機1におけるベース11の水平位置を得ることができる。
なお、レーザトラッカを用いる場合、高さ測定機1の回転(向き)を把握するためには、2個のリフレクタを取り付けるようにすればよい。また、リフレクタを高さ測定機1の頂上付近に配置しておき、レーザトラッカ本体によってリフレクタを見下ろすようにするとよい。
また、高さ測定機1をあまり回転させずに使用する場合(例えば、±60度程度以内の回転範囲で使用する場合)、レーザトラッカ本体を定盤面10aの端部に配置する構成でもよい。
〔測定方法〕
次に測定方法について説明する。
図3は、高さ測定機による高さの測定方法を例示するフローチャートである。
先ず、ステップS101に示すように、測定対象となるワークWを定盤面10aに載置する。この際、ワークWにおける測定の基準位置(原点)を設定しておく。基準位置の設定は、ワークWの基準位置にプローブ13を接触させて位置を検出すればよい。基準位置が設定されると、ワークWの設計データに基づいて測定箇所が決定される。
次に、ステップS102に示すように、高さ測定機1を定盤面10aに沿って平面移動させ、プローブ13をワークWの測定箇所に合わせる。高さ測定機1の平面移動は、オペレータの操作でエアーベアリング21から浮上用エアーを噴射してベース11を浮上させた状態で、グリップ部15を持って所望の位置まで移動させる。そして、プローブ13の位置を測定箇所に合わせた後、エアーベアリング21からの浮上用エアーの噴出を停止してベース11を定盤面10aに着地させる。
高さ測定機1を平面移動させる際、ステップS103に示すように、位置検出部30によって水平位置の検出を行う。位置検出部30はベース11の定盤面10aに沿った移動量を検出し、制御部41へ送る。制御部41は、位置検出部30から送られた移動量に基づき、プローブ13の先端の変位を演算する。
制御部41は、演算したプローブ13の先端の変位から予め設定された基準位置(原点)に対するプローブ13の座標を得ることができる。座標は、XY平面におけるX方向の座標(X座標)およびY方向の座標(Y座標)の少なくともいずれかである。
また、位置検出部30として第1センサ31および第2センサ32が設けられている場合、制御部41は、2つのセンサで検出した移動量に基づきプローブ13の柄の向きの変化を演算することができる。
次に、ステップS104に示すように、プローブ13の位置が許容範囲内か否かの判断を行う。ワークWを載置して基準位置を設定することで測定箇所におけるプローブ13の位置の許容範囲が把握される。そして、プローブ13を移動させ、この許容範囲内にあるか否かの判断を行う。許容範囲とは、予め設定された2軸に沿った測定位置と、プローブ13の2軸に沿った位置とのずれ量について許容される範囲である。プローブ13の位置が許容範囲内でない場合にはステップS105に示すように警告を行い、ステップS102へ戻って高さ測定機1の平面移動へ戻る。
プローブ13の位置が許容範囲内である場合には、ステップS106に示す、高さ測定を行う。すなわち、プローブ13をワークWの測定箇所に接触させ、この際の変位センサ45の値(Z方向の座標:Z座標)を検出する。
次に、ステップS107に示すように、水平位置と高さとの対応付けを行う。すなわち、先のステップS106で検出したワークWの測定箇所の高さ(Z座標)と、ステップS103で検出したプローブ13の水平位置(X座標およびY座標の少なくともいずれか)とを対応付けして記憶する。
次に、ステップS108に示すように、次の測定箇所があるか否かの判断を行う。次の測定箇所がある場合にはステップS102へ戻り、以降の処理を繰り返す。次の測定箇所がない場合には、測定を終了する。
このように、高さ測定機1を平面方向に移動させた際のプローブ13の水平位置が分かることで、誤った測定箇所にプローブ13を移動させた際の警告を行うことができるようになる。また、後述する測定箇所の誘導を行うことも可能となる。
なお、上記の例では、測定位置とプローブ13の位置とのずれ量が許容範囲内でない場合に警告を行うようにしたが、プローブ13の柄の方向が予め設定された許容角度を超えている場合に警告を行うようにしてもよい。
〔2次元測定の例〕
次に、本実施形態に係る高さ測定機1を用いた2次元測定の例について説明する。
図4は、ワークの一例を示す模式図である。
図5(a)および(b)は、2次元測定の例を示す模式図である。
図6(a)〜(c)は、2次元解析の例を示す模式図である。
ここでは、説明の便宜上、図4に示すようなワークWを対象として2次元測定を行う場合を例とする。ワークWには、円形の第1孔CR1、第2孔CR2および第3孔CR3が設けられている。2次元測定を行う場合、ワークWの正面をXZ平面とする。第1孔CR1の中心座標は(X1,Z1)、第2孔CR2の中心座標は(X2,Z2)、第3孔CR3の中心座標は(X3,Z3)である。第1孔CR1の直径はD1、第2孔CR2の直径はD2、第3孔CR3の直径はD3である。
このようなワークWについて2次元測定を行うには、先ず、図5(a)に示すように、ワークWの第1軸(例えば、Z軸)に沿った測定を行う。すなわち、第1孔CR1の内径の上端および下端にプローブ13を接触させて、これらの値から中心のZ座標(Z1)を求める。同様に、第2孔CR2の中心のZ座標(Z2)および第3孔CR3の中心のZ座標(Z3)を求める。なお、この際、測定値から各孔のそれぞれの直径D1、D2およびD3を求めることもできる。
次に、ワークWの第2軸(例えば、X軸)に沿った測定を行う。X軸に沿った測定を行うには、ワークWを90度回転させる。図5に示す例では反時計回りに90度回転させる。これにより、ワークWは図5(b)に示す配置となる。ワークWを90度回転させることで、ワークWのX軸方向が高さ測定機1における上下方向となり、X軸に沿った測定を行うことができるようになる。この状態で、第1孔CR1の内径の上端および下端にプローブ13を接触させて、これらの値から中心のX座標(X1)を求める。同様に、第2孔CR2の中心のX座標(X2)および第3孔CR3の中心のX座標(X3)を求める。
このようにワークWを90度回転させることで、高さ測定機1によってZX方向の2軸に沿った2次元座標を得ることができる。2次元測定を行うことで、図6(a)〜(c)に示すような様々な2次元解析を行うことができる。
例えば、図6(a)に示すように、原点Oと各孔CR11およびCR12の中心座標とを結ぶ線の交角CAを求めることができる。また、図6(b)に示すように、複数の孔CR21、CR22およびCR23のうち所定の孔(例えば、孔CR21)の中心座標を原点として、ZX方向の2軸に沿った2次元座標をX’Z’座標に基づく値に換算することができる。また、図6(c)に示すように、各孔の中心を通るピッチ円CR31の中心座標や直径DDを解析することができる。
〔表示例〕
次に、本実施形態に係る高さ測定機1での表示部16の表示例について説明する。
本実施形態に係る高さ測定機1においては、プローブ13の2軸に沿った位置を検出できるため、表示部16に測定箇所に関する様々なガイド表示を行うことができる。ガイド表示は制御部41によって制御される。
以下においては、ワークWに設けられた4つの円形の孔を2次元測定する際の表示例について説明する。
図7(a)〜図8(d)は、2次元測定する際の表示例を示す模式図である。
図7(a)〜図8(d)には、表示部16に表示されるグラフィック画面の遷移が示される。
グラフィック画面Gには、各種の図示画像が表示される。矢印の図示画像G1は矢の向きがZ軸を示し、矢の向きと直交する線がX軸を示す。クロスラインカーソルG2はプローブ13の先端の現在の位置を示す。○印の図示画像G3A〜G3Dは測定した孔を示す。○印の中の横線は、線に垂直な方向に高い精度で位置検出が行われ、線に平行な方向に低い精度で位置検出が行われたことを示す。なお、○印の図示画像G3A〜G3Dは孔径を反映していてもよいし、正確な縮尺で描かれていてもよい。ただし、小さすぎて潰れてしまう場合には、潰れない程度に拡大表示してもよい。
測定にあたり、オペレータは、ワークWを定盤面10aに載置した状態で、ワークWの正面の2箇所(水平方向になるべく離れた2箇所)にプローブ13を当てて水平位置の検出を行っておく。これにより、高さ測定機1はX軸方向を認識することができる。次に、オペレータは、ワークWの左端にプローブ13を当てて水平位置の検出を行う。高さ測定機1は、この検出位置をX軸方向の原点とする。
先ず、1つ目の孔を測定すると、図7(a)に示すように1つ目の孔の位置に対応して○印に横線の図示画像G3Aが表示される。本実施形態に係る高さ測定機1では、プローブ13による測定位置のZX座標を検出できるため、測定した孔のZX座標上の位置を把握することができる。グラフィック画面GにおけるZX軸を示す矢印の図示画像G1と○印の図示画像G3Aとの位置関係から、オペレータはワークWの左下の孔を測定したことを認識することができる。
次に、2つ目の孔を測定すると、図7(b)に示すように2つ目の孔の位置に対応して○印に横線の図示画像G3Bが表示される。同様に、3つ目の孔を測定すると、図7(c)に示すように3つ目の孔の位置に対応して○印に横線の図示画像G3Cが表示され、4つ目の孔を測定すると、図7(d)に示すように4つ目の孔の位置に対応して○印に横線の図示画像G3Dが表示される。
4つの孔の測定を行った状態では、図7(d)に示すように4つの孔の位置に対応して○印に横線の図示画像G3A〜G3Dが表示される。オペレータは、この図示画像G3A〜G3Dを参照して、4つの孔の測定を行ったことと、Z軸方向のみ高精度に測定したことを認識することができる。
次に、ワークWを反時計回りに90度回転させる。その後、オペレータは、ワークWの正面の2箇所(水平方向になるべく離れた2箇所)にプローブ13を当てて水平位置の検出を行っておく。これにより、高さ測定機1はZ軸方向を認識することができる。次に、オペレータは、ワークWの左端にプローブ13を当てて水平位置の検出を行う。高さ測定機1は、この検出位置をZ軸方向の原点とする。
ワークWを反時計回りに90度回転させたことに伴い、グラフィック画面Gは図7(d)に示す画像に対して反時計回りに90度回転した状態で表示される(図8(a)参照)。
次に、1つ目として左下の孔を測定する。測定を行うと、図8(a)に示すように1つ目の孔の位置に対応して○印に横線および縦線の図示画像G3Bが表示される。すなわち、測定を行った孔に対応した○印に横線が追加される。その結果、測定を行った孔に対応した○印内には、縦線および横線(十字)の線が示される。これにより、この孔については、Z方向およびX方向の2方向ともに高精度に測定を行ったことが分かる。また、この○印内の十字の交点が孔の中心を示すことになる。
次に、2つ目として左上の孔を測定すると、図8(b)に示すように2つ目の孔の位置に対応して○印に横線および縦線の図示画像G3Cが表示される。同様に、3つ目として右上の孔を測定すると、図8(c)に示すように3つ目の孔の位置に対応して○印に横線および縦線の図示画像G3Dが表示され、4つ目として右下の孔を測定すると、図8(d)に示すように4つ目の孔の位置に対応して○印に横線および縦線の図示画像G3Aが表示される。
このように、孔の位置に対応して表示される○印内の縦線および横線の表示状態を参照することで、オペレータは測定箇所の孔について2方向の測定を行ったものか、1方向の測定を行ったものかを区別することができる。したがって、オペレータは、○印内に縦線しか表示されていない孔について測定すべきであることを容易に認識することができる。
なお、本実施形態では、X軸の測定順序はZ軸の測定順序と同じでなくてもよい。つまり、測定を行う際、プローブ13の平面座標を検出できるため、複数の孔のどれについて測定しているかを把握することができる。したがって、Z軸についての測定と、X軸についての測定とで順序が異なっていても、どの孔について測定しているか対応が付けられており、測定順序を決めておく必要はない。
また、Z軸の測定時に複数の孔の位置を把握できるため、X軸の測定時においてZ軸の測定時とは異なる測定箇所を測定しようとした場合(プローブ13の位置がZ軸測定時の位置から所定の許容範囲を超える位置を測定しようとした場合)、警告を出力する。これにより、誤った箇所を測定することを回避できるようになる。
図9(a)〜図10(d)は、測定順を誘導する表示例を示す模式図である。
例えば、最初にワークWを測定する際に測定箇所の記録を行っておく(ティーチング測定)。そして、同じ形状の別のワークWを測定する場合、このティーチング測定で記録した測定順序を再現して測定を行うリピート測定を行うことができる。
リピート測定では、測定箇所が予め分かっているため、図9(a)〜図10(d)に示すようなグラフィック画面Gによって測定順序を誘導することができる。
例えば、図9(a)に示すように、ワークWの左下の孔のZ軸に沿った測定が済むと、次に左上の孔を示す○印の図示画像G3Bが強調表示(例えば、太く表示)される。これにより、次の測定箇所が左上の孔であることを知らせることができる。
同様に、図9(b)〜図9(c)に示すように、1つの孔の測定を行うと、次に測定すべき孔の位置に対応した○印の図示画像G3Cが強調表示される。4つの孔の測定が終わり、次に測定する孔が無い場合には、図9(d)に示すように、どの孔の位置に対応した○印の図示画像G3A〜G3Dも強調表示されない。
図10(a)〜(d)に示すように、X軸に沿った測定についてもZ軸に沿った測定と同様な表示がされる。これにより、オペレータは孔の測定順序を容易かつ的確に把握することができる。
図11(a)〜図12(d)は、ワークの図形表示の例について示す模式図である。
ワークWの図面データがある場合、グラフィック画面Gにワークの図面データを重畳表示させることができる。
図11(a)〜(d)では、Z軸に沿った測定を行う場合の表示例が示される。図12(a)〜(d)では、X軸に沿った測定を行う場合の表示が示される。図11(a)〜図12(d)に示す二点鎖線はワークWの輪郭を示す画像SDである。
Z軸に沿った測定を行い、ワークWを反時計回りに90度回転させ、X軸に沿った測定を行う場合、ワークWの輪郭の画像SDも反時計回りに90度回転させた表示となる。ワークWの輪郭を示す画像SDが表示されることで、オペレータは、ワークWの輪郭と測定箇所の孔との位置関係を把握しやすくなる。
また、ワークWの輪郭の画像SDが表示されることで複数の孔の位置を把握しやすくなるため、リピート測定でない1次元測定であっても、次の測定箇所への誘導効果を高めることができる。
以上説明したように、実施形態によれば、高さ測定機1の定盤面10aに沿った移動量を検出でき、高さ測定機1でプローブ13の空間位置情報を把握することができる。また、オペレータによるプローブ13の移動操作を誘導することができる。また、2次元測定を行う際、第1軸測定による測定順序と第2軸測定による測定順序とが不一致でも測定箇所と測定値との対応付けが可能となる。また、測定箇所の間違いを検出し、警告を出力することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、上記に本実施形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、測定順序を示すガイド表示として、現在の測定位置から次の測定位置へプローブ13を移動させる向きと距離とを矢印の画像として表示部16に表示するようにしてもよい。また、位置検出部30で検出した移動量に基づきプローブ13の柄の向きを把握し、プローブ13の柄の向きに応じたガイド表示を行うようにしてもよい。また、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
1…高さ測定機
10…定盤
10a…定盤面
11…ベース
12…支柱
13…プローブ
14…スライダ
15…グリップ部
15a…ボタン
16…表示部
17…キー入力部
18…表示操作部
21…エアーベアリング
21A…エアーパッド
30…位置検出部
31…第1センサ
32…第2センサ
41…制御部
45…変位センサ
CA…交角
CR1…第1孔
CR2…第2孔
CR3…第3孔
CR11,CR12,CR21,CR22,CR23…孔
CR31…ピッチ円
DD…直径
G…グラフィック画面
G1…図示画像
G2…クロスラインカーソル
G3A,G3B,G3C,G3D…図示画像
SD…画像
O…原点
W…ワーク

Claims (11)

  1. ワークの高さを測定する高さ測定機であって、
    定盤の定盤面に沿って移動可能に載置されるベースと、
    前記ベースに立設された支柱と、
    前記支柱に沿って昇降可能に設けられプローブを有するスライダと、
    前記スライダの高さ方向の変位量を検出する変位センサと、
    前記ベースの前記定盤面に沿った水平位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部で検出した前記水平位置と、前記変位センサで検出した前記変位量とを対応付けする制御部と、
    を備えたことを特徴とする高さ測定機。
  2. 前記位置検出部は、非接触で前記水平位置を検出する非接触センサを用いることを特徴とする請求項1記載の高さ測定機。
  3. 前記位置検出部は、第1センサと第2センサとを有し、
    前記制御部は、前記第1センサと前記第2センサとのそれぞれの検出値に基づき前記プローブの前記定盤面に沿った水平位置および角度を演算する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の高さ測定機。
  4. 前記位置検出部は、第1センサ、第2センサ、及び第3センサを有し、
    前記制御部は、前記第1センサ、前記第2センサ、及び前記第3センサのうち少なくとも2つの検出値に基づき前記プローブの前記定盤面に沿った水平位置および角度を演算する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の高さ測定機。
  5. 表示部をさらに備え、
    前記制御部は、前記プローブの現在位置に関する2軸に沿った位置情報を画像として前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の高さ測定機。
  6. 前記制御部は、前記プローブで測定した位置に関する2軸に沿った位置情報および測定方向に関する情報を画像として前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項5記載の高さ測定機。
  7. 前記制御部は、次に測定する箇所に関する2軸に沿った位置情報を画像として前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項5または6に記載の高さ測定機。
  8. 前記制御部は、測定順序に関する2軸に沿った位置情報を画像として前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の高さ測定機。
  9. 前記制御部は、前記ワークに対応した画像を前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の高さ測定機。
  10. 表示部をさらに備え、
    前記制御部は、現在の測定位置から次の測定位置へ前記プローブを移動させる向きと距離とを前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の高さ測定機。
  11. 前記制御部は、予め設定された2軸に沿った測定位置と、前記プローブで測定した2軸に沿った測定位置とのずれ量が許容範囲を超える場合、所定の警告を出力する制御を行う、ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の高さ測定機。
JP2018227060A 2018-12-04 2018-12-04 高さ測定機 Active JP7286232B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018227060A JP7286232B2 (ja) 2018-12-04 2018-12-04 高さ測定機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018227060A JP7286232B2 (ja) 2018-12-04 2018-12-04 高さ測定機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020091138A true JP2020091138A (ja) 2020-06-11
JP7286232B2 JP7286232B2 (ja) 2023-06-05

Family

ID=71012675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018227060A Active JP7286232B2 (ja) 2018-12-04 2018-12-04 高さ測定機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7286232B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6232302A (ja) * 1985-08-01 1987-02-12 ブラウン アンド シヤ−プ マニフアクチユアリング カンパニ− 3次元測定方法及び装置
JPH0814808A (ja) * 1994-06-30 1996-01-19 Tokyo Boeki Techno Syst Kk 三次元形状測定装置
JP2001324319A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Honda Motor Co Ltd 検出プローブ用位置警報装置
JP2011169909A (ja) * 2000-02-01 2011-09-01 Faro Technologies Inc 座標測定システムに実行可能プログラムを提供する方法、システム、および記憶媒体
JP2016085057A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 株式会社キーエンス 座標測定装置
JP2017125740A (ja) * 2016-01-13 2017-07-20 株式会社東京精密 三次元測定機、測定方法、及び測定プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6232302A (ja) * 1985-08-01 1987-02-12 ブラウン アンド シヤ−プ マニフアクチユアリング カンパニ− 3次元測定方法及び装置
JPH0814808A (ja) * 1994-06-30 1996-01-19 Tokyo Boeki Techno Syst Kk 三次元形状測定装置
JP2011169909A (ja) * 2000-02-01 2011-09-01 Faro Technologies Inc 座標測定システムに実行可能プログラムを提供する方法、システム、および記憶媒体
JP2001324319A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Honda Motor Co Ltd 検出プローブ用位置警報装置
JP2016085057A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 株式会社キーエンス 座標測定装置
JP2017125740A (ja) * 2016-01-13 2017-07-20 株式会社東京精密 三次元測定機、測定方法、及び測定プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7286232B2 (ja) 2023-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104204717B (zh) 确定用于监测流体轴承和具有至少一个流体轴承的机器的校正值的方法
JP5235284B2 (ja) 測定方法及び工作機械
US20100293800A1 (en) Roundness measuring apparatus
JPH06207802A (ja) 座標測定装置
JPS61105414A (ja) 三次元測定機
JP6583730B2 (ja) 三次元測定機の測定方法及び測定制御装置、並びに測定プログラム
JP2006308476A (ja) 表面粗さ/形状測定装置
JPS6232302A (ja) 3次元測定方法及び装置
JP6800421B1 (ja) 測定装置及び測定方法
JP4417121B2 (ja) 被測定物の通り出し方法、及び表面性状測定装置
JP7286232B2 (ja) 高さ測定機
JP6425009B2 (ja) 三次元測定機、及びこれを用いた形状測定方法
US20230136366A1 (en) Three-dimensional-measuring-apparatus inspection gauges, three-dimensional-measuring-apparatus inspection methods and three-dimensional measuring apparatuses
JP4778855B2 (ja) 光学式測定装置
JP5383258B2 (ja) 工作機械のワーク姿勢制御装置
JP7115684B2 (ja) 移動体、位置決め方法、及び位置決めシステム
JP5064725B2 (ja) 形状測定方法
JP5433848B2 (ja) 画像測定装置
JPS63289410A (ja) 三次元測定機
JP2018004362A (ja) パートプログラム選択装置、産業機械、及びパートプログラム選択方法
JP6726566B2 (ja) 駆動部傾斜調整方法、及び駆動部傾斜調整プログラム
WO2012111510A1 (ja) 位置検出装置
JP5305193B2 (ja) V溝形状測定方法および装置
JP7458579B2 (ja) 三次元測定機、及び三次元測定機の測定方法、
JPH0821722A (ja) 形状測定方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7286232

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150