JP2020091138A - 高さ測定機 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態に係る高さ測定機を例示する斜視図である。
図2は、ベースの底面を例示する模式図である。
本実施形態に係る高さ測定機1は、定盤10上に載置されたワークの高さを測定する装置である。高さ測定機1は、定盤10の定盤面10aに沿って移動可能に載置されるベース11と、ベース11に立設された支柱12と、支柱12に沿って昇降可能に設けられプローブ13を有するスライダ14と、スライダ14の高さ方向の変位量を検出する変位センサ45と、を備える。
位置検出部30として、ベース11の平行移動と回転移動(中心位置と角度)を検出できるセンサを用いれば、1つのセンサで済む。一方、位置検出部30として3つの光学センサを用いてもよい。すなわち、相対的な平行移動量のみを検知する光学センサを用いる場合、その光学センサの近傍が回転中心になると十分な検知精度を得られない場合がある。このため、3つの光学センサをなるべく離して配置すれば、いずれかの光学センサの近傍が回転中心となった場合でも、少なくとも他の2つの光学センサは回転中心から離れていることになり、十分な検知精度を得ることができる。したがって、制御部は、回転中心から離れた2つのセンサの検出した変位量に基づき、変位と角度変化を算出することができる。
また、高さ測定機1をあまり回転させずに使用する場合(例えば、±60度程度以内の回転範囲で使用する場合)、レーザトラッカ本体を定盤面10aの端部に配置する構成でもよい。
次に測定方法について説明する。
図3は、高さ測定機による高さの測定方法を例示するフローチャートである。
先ず、ステップS101に示すように、測定対象となるワークWを定盤面10aに載置する。この際、ワークWにおける測定の基準位置(原点)を設定しておく。基準位置の設定は、ワークWの基準位置にプローブ13を接触させて位置を検出すればよい。基準位置が設定されると、ワークWの設計データに基づいて測定箇所が決定される。
なお、上記の例では、測定位置とプローブ13の位置とのずれ量が許容範囲内でない場合に警告を行うようにしたが、プローブ13の柄の方向が予め設定された許容角度を超えている場合に警告を行うようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る高さ測定機1を用いた2次元測定の例について説明する。
図4は、ワークの一例を示す模式図である。
図5(a)および(b)は、2次元測定の例を示す模式図である。
図6(a)〜(c)は、2次元解析の例を示す模式図である。
ここでは、説明の便宜上、図4に示すようなワークWを対象として2次元測定を行う場合を例とする。ワークWには、円形の第1孔CR1、第2孔CR2および第3孔CR3が設けられている。2次元測定を行う場合、ワークWの正面をXZ平面とする。第1孔CR1の中心座標は(X1,Z1)、第2孔CR2の中心座標は(X2,Z2)、第3孔CR3の中心座標は(X3,Z3)である。第1孔CR1の直径はD1、第2孔CR2の直径はD2、第3孔CR3の直径はD3である。
次に、本実施形態に係る高さ測定機1での表示部16の表示例について説明する。
本実施形態に係る高さ測定機1においては、プローブ13の2軸に沿った位置を検出できるため、表示部16に測定箇所に関する様々なガイド表示を行うことができる。ガイド表示は制御部41によって制御される。
図7(a)〜図8(d)は、2次元測定する際の表示例を示す模式図である。
図7(a)〜図8(d)には、表示部16に表示されるグラフィック画面の遷移が示される。
グラフィック画面Gには、各種の図示画像が表示される。矢印の図示画像G1は矢の向きがZ軸を示し、矢の向きと直交する線がX軸を示す。クロスラインカーソルG2はプローブ13の先端の現在の位置を示す。○印の図示画像G3A〜G3Dは測定した孔を示す。○印の中の横線は、線に垂直な方向に高い精度で位置検出が行われ、線に平行な方向に低い精度で位置検出が行われたことを示す。なお、○印の図示画像G3A〜G3Dは孔径を反映していてもよいし、正確な縮尺で描かれていてもよい。ただし、小さすぎて潰れてしまう場合には、潰れない程度に拡大表示してもよい。
例えば、最初にワークWを測定する際に測定箇所の記録を行っておく(ティーチング測定)。そして、同じ形状の別のワークWを測定する場合、このティーチング測定で記録した測定順序を再現して測定を行うリピート測定を行うことができる。
リピート測定では、測定箇所が予め分かっているため、図9(a)〜図10(d)に示すようなグラフィック画面Gによって測定順序を誘導することができる。
ワークWの図面データがある場合、グラフィック画面Gにワークの図面データを重畳表示させることができる。
図11(a)〜(d)では、Z軸に沿った測定を行う場合の表示例が示される。図12(a)〜(d)では、X軸に沿った測定を行う場合の表示が示される。図11(a)〜図12(d)に示す二点鎖線はワークWの輪郭を示す画像SDである。
なお、上記に本実施形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、測定順序を示すガイド表示として、現在の測定位置から次の測定位置へプローブ13を移動させる向きと距離とを矢印の画像として表示部16に表示するようにしてもよい。また、位置検出部30で検出した移動量に基づきプローブ13の柄の向きを把握し、プローブ13の柄の向きに応じたガイド表示を行うようにしてもよい。また、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
10…定盤
10a…定盤面
11…ベース
12…支柱
13…プローブ
14…スライダ
15…グリップ部
15a…ボタン
16…表示部
17…キー入力部
18…表示操作部
21…エアーベアリング
21A…エアーパッド
30…位置検出部
31…第1センサ
32…第2センサ
41…制御部
45…変位センサ
CA…交角
CR1…第1孔
CR2…第2孔
CR3…第3孔
CR11,CR12,CR21,CR22,CR23…孔
CR31…ピッチ円
DD…直径
G…グラフィック画面
G1…図示画像
G2…クロスラインカーソル
G3A,G3B,G3C,G3D…図示画像
SD…画像
O…原点
W…ワーク
Claims (11)
- ワークの高さを測定する高さ測定機であって、
定盤の定盤面に沿って移動可能に載置されるベースと、
前記ベースに立設された支柱と、
前記支柱に沿って昇降可能に設けられプローブを有するスライダと、
前記スライダの高さ方向の変位量を検出する変位センサと、
前記ベースの前記定盤面に沿った水平位置を検出する位置検出部と、
前記位置検出部で検出した前記水平位置と、前記変位センサで検出した前記変位量とを対応付けする制御部と、
を備えたことを特徴とする高さ測定機。 - 前記位置検出部は、非接触で前記水平位置を検出する非接触センサを用いることを特徴とする請求項1記載の高さ測定機。
- 前記位置検出部は、第1センサと第2センサとを有し、
前記制御部は、前記第1センサと前記第2センサとのそれぞれの検出値に基づき前記プローブの前記定盤面に沿った水平位置および角度を演算する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の高さ測定機。 - 前記位置検出部は、第1センサ、第2センサ、及び第3センサを有し、
前記制御部は、前記第1センサ、前記第2センサ、及び前記第3センサのうち少なくとも2つの検出値に基づき前記プローブの前記定盤面に沿った水平位置および角度を演算する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の高さ測定機。 - 表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記プローブの現在位置に関する2軸に沿った位置情報を画像として前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の高さ測定機。 - 前記制御部は、前記プローブで測定した位置に関する2軸に沿った位置情報および測定方向に関する情報を画像として前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項5記載の高さ測定機。
- 前記制御部は、次に測定する箇所に関する2軸に沿った位置情報を画像として前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項5または6に記載の高さ測定機。
- 前記制御部は、測定順序に関する2軸に沿った位置情報を画像として前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の高さ測定機。
- 前記制御部は、前記ワークに対応した画像を前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の高さ測定機。
- 表示部をさらに備え、
前記制御部は、現在の測定位置から次の測定位置へ前記プローブを移動させる向きと距離とを前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の高さ測定機。
- 前記制御部は、予め設定された2軸に沿った測定位置と、前記プローブで測定した2軸に沿った測定位置とのずれ量が許容範囲を超える場合、所定の警告を出力する制御を行う、ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の高さ測定機。
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