JP2001323328A - 金浴の処理方法及びキット - Google Patents

金浴の処理方法及びキット

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JP2001323328A JP2001121173A JP2001121173A JP2001323328A JP 2001323328 A JP2001323328 A JP 2001323328A JP 2001121173 A JP2001121173 A JP 2001121173A JP 2001121173 A JP2001121173 A JP 2001121173A JP 2001323328 A JP2001323328 A JP 2001323328A
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Waldemar Mzyk
ツィーク ヴァルデマール
Susanne Ruebel
リューベル スザンヌ
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Wieland Edelmetalle KG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流を使用しない金又は金合金の浴の処理を
可能にすること、特に再処理が容易に行え、選択的かつ
定量的に行えること。 【解決手段】 亜硫酸金複合体の状態で金を含む金浴又
は金合金浴の処理方法で、前記複合体に含まれる亜硫酸
塩を酸化し、かつ前記複合体に含まれる金をその金属の
状態に還元する少なくとも一つの酸化剤、特に過酸化水
素及びペルオキソ一硫酸カリウムを介して処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として亜硫酸金
複合体の状態で金を含む金又は金合金の浴を処理するた
めの方法及びキットに関する。
【0002】
【従来の技術】数々の目的のため、金又は金合金は、金
及び任意にさらに合金金属が通常複合体(complex)の
状態で含まれる水溶液(いわゆる浴類)から特に分離さ
れるが、これは通常、例えば電流を用いて電解的に行わ
れる。特に、例えばシアン化金浴類のような他の金浴類
と比較して毒性が低いことから、特に歯科電解技術の分
野において、金又は金合金の浴は、広く使われるように
なり、かつ亜硫酸金複合体の状態で金を含んでいる。
【0003】例えば歯科技術において、分離後、浴中に
残っている残留金含有物を処理し、かつ得られた金を再
利用することができれば望ましい。
【0004】この関連において、亜硫酸金浴を電解的に
処理することが昔から知られている。しかしながら、こ
のためには電子制御、加熱機構、電解容器、電極機構、
攪拌機など、及び残留金分離のための適当な処理制御を
含む電解装置を用いることが必要である。複合体中に少
量含まれる金は、陰極で分離される。例えば、金属、特
にステンレス鋼棒、金属で被覆された、特にニッケルめ
っきプラスチック海綿状金属(sponge)電極などのよう
な種々の陰極材料を使用することができる。分離された
金は、通常、電極(金属棒)に非常に強固に結合し、例
えば、擦り取るなどして電極から機械的に除去しなけれ
ばならないか、又は次の分離(プラスチック海綿状金属
電極)だけは良質の金の状態で入手可能である。特に高
濃縮した亜硫酸金浴の場合、金の分離は非常に難しく又
は時間がかかり、かつ上記の装置であっても完全に分離
することは不可能である。例えば、浴中に電極を導入し
かつ適切に設置することは、しばしば困難であり、しか
もコストがかかる。したがって、電解金分離が適切な処
理方法ではないことがよくある。電解残留金分離のもう
一つの欠点は、浴中に含まれるあらゆる合金要素をも分
離してしまうことである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、電流
を使用しない金又は金合金の浴の処理を可能にすること
である。特に、本発明の課題は、再処理が容易に行え、
選択的かつ定量的に行えることである。含有される合金
金属は沈殿されないことにより、純金が得られなければ
ならない。
【0006】その処理は、ユーザーにとって健康に有害
なものであってはならず、かつ、反応生成物の処分の容
易さにより環境的に好ましいものであり、特に低廉でな
ければならない。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
特徴を有する方法と、請求項18の特徴による酸化剤の使
用と共に、請求項14の特徴を有するキットにより解決さ
れる。好ましい実施態様が従属請求項2から13、15から
17及び19に述べられている。すべての請求項の文語は本
明細書の内容の一部分として参照される。
【0008】すなわち、本願の請求項1〜24に記載され
る発明は、次のとおりである。 (1)亜硫酸金複合体の状態で金を含む金浴又は金合金
浴を処理する方法であって、前記複合体に含まれる亜硫
酸塩を酸化し、かつ前記複合体に含まれる金をその金属
の状態に還元する少なくとも一つの酸化剤が添加される
ことを特徴とする前記方法(請求項1)。 (2)前記酸化剤が過酸化水素、好ましくは3〜15wt.
%、特に5〜10wt.%の過酸化水素溶液である請求項1
に記載の方法(請求項2)。 (3)前記酸化剤が過酸化水素を遊離する化合物であ
り、好ましくはペルオキソ化合物である請求項1又は2
に記載の方法(請求項3)。 (4)前記酸化物がペルオキソ二亜硫酸塩、ペルオキソ
尿素及び/又は特にペルオキソ一硫酸カリウムである請
求項3に記載の方法(請求項4)。 (5)数個の、特に二つの酸化剤が添加される請求項1
〜4のいずれか一項に記載の方法(請求項5)。 (6)前記酸化剤が分割して添加される請求項1〜5の
いずれか一項に記載の方法(請求項6)。 (7)前記方法が少なくとも二つの酸化剤を用いて少な
くとも二段階で行われ、かつ好ましくは先ず第一段階で
少なくとも一つの第1の酸化剤が添加され、次いで第二
段階で少なくとも一つの第2の酸化剤が添加される請求
項1〜6のいずれか一項に記載の方法(請求項7)。 (8)過酸化水素が前記第1の酸化剤として添加される
請求項7に記載の方法(請求項8)。 (9)ペルオキソ化合物、好ましくはペルオキソ一硫酸
カリウムが前記第2の酸化剤として添加される請求項7
又は8に記載の方法(請求項9)。 (10)充分な第1の酸化剤、好ましくは過酸化水素が前
記複合体に含まれる金の60〜90%、好ましくは70〜80%
を還元するために添加され、かつ充分な第2の酸化剤、
好ましくはペルオキソ一硫酸カリウムが前記複合体に含
まれる金の10〜40%、好ましくは20〜30%を還元するた
めに添加される請求項7〜9のいずれか一項に記載の方
法(請求項10)。 (11)数段階を含む方法の場合、好ましくは、少なくと
も一つの段階、特に第一段階が昇温下で行われる請求項
1〜10のいずれか一項に記載の方法(請求項11)。 (12)酸化剤の添加前に、前記金浴が好ましくは水で希
釈される請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法(請
求項12)。 (13)前記金属の状態の金が分離され、次いで特に続け
て熱処理、好ましくはアニールされる請求項1〜12のい
ずれか一項に記載の方法(請求項13)。 (14)亜硫酸金複合体の状態で金を含む金浴又は金合金
浴を処理するためのキットであり、前記複合体に含まれ
る亜硫酸塩を酸化し、かつ前記複合体に含まれる金を還
元する少なくとも一つの酸化剤を有する前記キット(請
求項14)。 (15)好ましくは過酸化水素と過酸化水素遊離化合物、
特にペルオキソ化合物である二つの酸化剤を有する請求
項14に記載のキット(請求項15)。 (16)過酸化水素、特に3〜15wt.%、好ましくは5〜1
0wt.%の過酸化水素溶液を有する請求項14又は15に記載
のキット(請求項16)。 (17)ペルオキソ一硫酸カリウムを有する請求項14〜16
のいずれか一項に記載のキット(請求項17)。 (18)亜硫酸金浴を処理するための、亜硫酸金複合体に
含まれる亜硫酸塩を酸化し、かつ亜硫酸金複合体に含ま
れる金をその金属の状態に還元することのできる少なく
とも一つの酸化剤の使用(請求項18)。 (19)少なくとも二つの酸化剤が使用される請求項18に
記載の使用(請求項19)。 (20)請求項2〜4のいずれか一項に記載される酸化剤
が使用される請求項18又は19に記載の使用(請求項2
0)。 (21)請求項1〜12のいずれか一項の方法により取得し
得る金スラリー(請求項21)。 (22)請求項13の方法により取得し得る純金(請求項2
2)。 (23)請求項21による金スラリーを処理した後に取得し
得る純金(請求項23)。 (24)請求項1〜12のいずれか一項の方法により処理し
て取得し得る亜硫酸金浴(請求項24)。
【0009】
【発明の実施の形態】前記の方法は、前記複合体に含ま
れる亜硫酸塩を酸化し、かつ前記複合体に含まれる金を
その金属の状態に還元する少なくとも一つの酸化剤が添
加されることが発明の特徴とされる。すなわち、この添
加される酸化剤は、先ず亜硫酸塩の酸化剤として働き、
次に正の酸化数を有する前記複合体に含まれる金の還元
剤として働く。この亜硫酸塩は、好ましくは硫酸塩に酸
化され、前記複合体に含まれる金、好ましくは金(I)
は、金属の状態に還元される。
【0010】本発明においては、亜硫酸金浴は、好まし
くは添加剤若しくは不純物を含む又は含まない亜硫酸塩
に基づくすべての水性金又は金合金の浴を意味する。
【0011】本発明による亜硫酸塩の酸化により水溶性
亜硫酸金複合体は破壊され、金は実質的に、金属の金沈
殿物としての純粋な状態で沈殿する。しかしながら、複
合体中に存在する亜硫酸塩を還元するために還元剤が添
加され、その結果、亜硫酸金複合体が破壊される還元処
理の場合、先ず毒性のある悪臭を放つ硫化水素(H2S)
が形成され、次いでマンガンのような浴中に含有される
混合金属類も沈殿し、金沈殿物を汚染する可能性があ
る。得られる金沈殿物は、硫化金でも汚染され得る。本
発明による方法の場合、このようなことはない。すなわ
ち、嫌な臭いは全くなく、かつ沈殿した金は純粋な状態
で存在する。
【0012】本発明の方法を用いてアルカリ性、中性又
は酸性のpH値を有する金浴を処理することが可能であ
る。しかしながら、その処理は酸媒体、特に弱酸媒体
(pH5〜7)で行われることが好ましい。しばしば使
用される好ましい亜硫酸金浴は、弱アルカリ性pH値を
有する。対応物質を添加すること及び任意に酸化剤を選
択することで任意にpH値を弱酸性に調整することがで
きる。
【0013】基本的に本発明による方法は、亜硫酸塩に
基づき0より大きく80g/l 以下、好ましくは2〜40g/l
の金含有物を有する公知の電解金又は金合金の浴、すな
わち高濃度の亜硫酸金浴も酸化的に処理することが可能
である。
【0014】酸化剤は、前記複合体に含まれる亜硫酸塩
を酸化することができ、かつ前記複合体に含まれる金を
還元することもできるものであれば、いかなる化合物で
あってもよい。それゆえ、この酸化物は、亜硫酸塩と金
の間の電気化学列(electrochemical series)に分類さ
れる。したがって、酸化剤の標準電位は、亜硫酸塩のそ
れよりも正であり、かつ金よりも負でなければならな
い。好ましい酸化剤は、単独で又は他の酸化剤と結合す
ることのできる過酸化水素(H2O2)である。過酸化水素
は、水性亜硫酸金浴といずれの割合でも混合することが
できる。過酸化水素は、いずれの商業的濃度であっても
使用することができる。特に3〜15wt.%、好ましくは
5〜10wt.%の過酸化水素水溶液が使用される。過酸化
水素の添加は、この過酸化水素が、例えば金属及び/又
は多種多様の成分(この成分は、不純物を金に導入し及
び/又は環境的に好ましくない)のような付加的成分を
含まない酸化剤であるという利点を有する。したがっ
て、亜硫酸金複合体の分解反応の間に他の金属成分がさ
らに沈殿することはない。
【0015】前記反応の間、過酸化水素を“遊離する”
化合物を酸化剤として使用することも可能である。この
化合物は、単独で又は他の酸化剤、好ましくは過酸化水
素それ自体を組み合わせて添加することができる。添加
することのできる対応する化合物は、いわゆる過又はペ
ルオキソ化合物である。
【0016】例えば、過ホウ酸ナトリウム若しくは過ホ
ウ酸カルシウムのような過(ペルオキソ)ホウ酸塩又は
過(ペルオキソ)炭酸ナトリウムのような過(ペルオキ
ソ)炭酸塩を使用することができる。本発明の方法で
は、ペルオキソ二硫酸塩、ペルオキソ尿素(尿素−H
2O2)又は特にペルオキソ一硫酸カリウム(KPMS)を使
用するのがより好ましい。例えば、ヨウ化カリウムでん
ぷん紙を用いて金浴で容易に確認することができるの
で、ペルオキソ一硫酸カリウムの添加を介して、反応の
終点を検出することができる。その結果、前記複合体に
含まれる金が完全に沈殿したか否かを確認するために、
金浴中でいずれかの過剰の分解ペルオキソ一硫酸カリウ
ムを検出することができる。その結果、物質を節約する
方法として使用することができる。KPMSの使用は、過剰
のKPMSが自発的に、例えばpH6で1〜2時間という短
時間の後に完全に還元され得るという利点をも有する。
【0017】本発明によれば、酸化剤は、全部を一回又
は分割すなわち一部の量のいずれかで金浴に添加され
る。
【0018】本発明の方法では、好ましくは数個の及び
特に二つの酸化剤が添加される。酸化剤を同時に、すな
わち、一段法で添加することが可能であり、好ましく
は、個々の酸化剤の連続的な添加、より好ましくは僅か
な時間差で添加することである。例えば、この方法は、
少なくとも2段階において、少なくとも二つの酸化剤に
より達成され、好ましくは先ず第一段階で少なくとも一
つの第1の酸化剤が添加され、続く第二段階で少なくと
も一つの第2の酸化剤が添加される。
【0019】複数の酸化剤を添加する場合、金浴におけ
る第1の酸化剤の反応が終了するまで待たれ、第1の酸
化剤が完全に分解した後に第2の酸化剤が添加される。
【0020】本発明による方法では、好ましくは添加さ
れる第一の酸化剤は過酸化水素であり、添加される第2
の酸化剤はペルオキソ化合物、特にペルオキソ一硫酸カ
リウムである。過酸化水素は、ペルオキソ一硫酸カリウ
ムよりも弱い酸化剤である。過酸化水素の含まれる浴で
すべての金を沈殿させることができることは明らかであ
るが、過酸化水素は、好ましくは金浴での反応を開始さ
せるために使用される。使用される過酸化水素の量は、
前記複合体の大部分を還元するために必要な量以下で誘
発剤又は起爆剤としてのみ働かせるというように、変え
ることができる。過酸化水素は、例えば、金属及び/又
は多種多様な成分のような添加成分を有しないので、そ
の分解の間に例えば、沈殿した金を汚染する可能性のあ
るいかなる金属も沈殿しない。原則として、ペルオキソ
一硫酸カリウムだけを有する金浴を処理することができ
るが、ペルオキソ一硫酸カリウムの効果は限られるの
で、前記複合体に含まれる金を完全に沈殿するために
は、この化合物を大量に使用する必要がある。その上、
沈殿される金には、この沈殿される金の次処理において
不利に作用し得る塩類も混入する。この塩類は、その沈
殿物を水洗することで除去されるだけのものである。し
たがって、ペルオキソ一硫酸カリウムは、好ましくは第
2の酸化剤として添加される。過酸化水素とは対照的
に、ペルオキソ一硫酸カリウムは、反応の終わりを確認
すること、すなわち、過剰のKPMSを確認することにより
前記複合体に含まれるすべての金の沈殿を確認すること
ができる。
【0021】本発明による方法を用いて、要求されるよ
うに、複合体に含まれる金を部分的又は完全に沈殿する
ことが可能である。好ましくは、化学量論的に必要とさ
れる酸化剤量が、複合体に含まれる残留金を完全に沈殿
させるために添加される。本発明において、完全に沈殿
したとは、少なくとも0.5 g/l 以下、好ましくは0.5mg/
l 以下の沈殿物が浴濾液に含まれていることを意味す
る。添加量は、不使用の金浴を完全に沈殿するように任
意に調整することができる。残留金の10〜90%、好まし
くは60〜90%、より好ましくは70〜80%を沈殿させるた
めに、最初に過酸化水素、好ましくは商業的な濃度で、
特に3〜15wt.%、好ましくは5〜10wt.%過酸化水素水
溶液で行う。続いて残留金の10〜90%、好ましくは10〜
40%、特に20〜30%を沈殿させるために、好ましくはペ
ルオキソ一硫酸カリウムを添加する。
【0022】本発明による方法では、浴における反応は
一般的に温度に依存しない。しかしながら、昇温下で反
応を行うこともできる。多段階工程の少なくとも一段階
で、特に第一段階が昇高下で行われる。温度上昇は二つ
の方法により行われる。最初に浴が周囲の温度よりも高
く加熱されて、任意に反応がより速く起こり、次に例え
ば過酸化水素のような発熱的に反応する酸化剤を添加す
ることによって浴の温度が上昇し得る。仮に過酸化水素
水溶液が第一の酸化剤として添加される場合には、添加
量と過酸化水素の希釈の程度との関係で、浴は30〜90
℃、特に40〜50℃に加熱される。外部からの加熱に関し
ては、好ましい温度は30〜60℃である。
【0023】金浴は、事前及び/又は後の処理が行われ
る。すなわち、酸化剤の添加前に、金浴は特に水で希釈
され得る。金浴を処理した後、沈殿した金の沈殿物は、
例えば傾斜(decant)又は濾過して金浴から分離され
る。この沈殿物は、任意に水で洗うことができる。その
後、分離した金は、例えばアニールのような熱後処理が
なされ、それから塊が作成される。
【0024】本発明は、また前記金浴を処理するための
キットに関する。このキットは、前記複合体に含まれる
亜硫酸塩を酸化し、かつ前記複合体に含まれる金を還元
する少なくとも一つの酸化剤を有する。好ましくは、こ
のキットは二つの酸化剤を有する。これら二つの酸化剤
は、好ましくは過酸化水素及び過酸化水素を遊離する化
合物、特にペルオキソ化合物である。好ましくは、3〜
15wt.%、特に5〜10wt.%過酸化水素溶液とペルオキソ
一硫酸カリウムとを使用することである。このキット
は、好ましくは二つの容器、特に前記酸化剤の二つの小
さなボトルを含む分割容器である。本発明によるキット
は、処理すべき金浴との関係で、歯科金浴を処理すると
きに、本方法の操作を簡単かつ確かにすることを保証す
る、例えば計量カップなどの非常に簡単な容器を使用す
ることができることを特徴とする。
【0025】このキットでは、酸化剤の量は、特にH2O2
及びKPMSを使用する場合も、ユーザーのために(特に歯
科技術において)安全面に基づいて好適になるように選
択され、又は選択することができる。特に、H2O2の濃縮
及び量は、処理される溶液が暖かくなりすぎないように
調整される。好ましくは、反応の継続又は終点の良好な
検出を可能とするために、H2O2添加後に褐色の金沈殿物
が直接生じるべきではない。本発明の方法に関する先の
記載(誘発剤としてのH2O2など)が参照される。
【0026】本発明は、亜硫酸金を処理するための酸化
剤、亜硫酸金複合体中の亜硫酸塩を酸化し、亜硫酸金複
合体に含まれる金をその金属の状態に還元する酸化剤の
使用も取り扱う。好ましくは二つの酸化剤の使用であ
り、特に過酸化水素とペルオキソ一硫酸カリウムの使用
である。これに関しては先の記載が参照される。
【0027】この発明は、また処理される亜硫酸金浴、
本発明の方法により得られる金スラリー及び純金に関す
る。ここで、再び先の記載が参照される。
【0028】本発明の上記部分における利点は、本発明
の方法を用いて公知の電解亜硫酸塩ベースの金又は金合
金の浴を簡単な方法で処理することができることであ
る。複合体中の亜硫酸塩を酸化し、複合体中の金を還元
することができる適当な酸化剤をこの浴に添加すること
だけが必要である。過酸化水素とペルオキソ一硫酸カリ
ウムを用いた二段階の方法が特に適当であることが分か
っている。したがって、先ず過酸化水素、特に過酸化水
素水溶液が反応を開始し、金の大部分を沈殿させるため
に添加される。その後、ペルオキソ一硫酸カリウムが複
合体中の金量をそのままの状態で還元し、かつ反応の終
わりを任意に検出するために添加される。この二つの酸
化剤は、適当なキットにおいて利用可能とすることがで
きる。このキットにより、金浴に対して一定の過酸化水
素及びペルオキソ一硫酸カリウム量が何ミリリットル使
用されるべきかが示される。対応量は分割前の状態とし
て利用可能な状態で入手できる。したがって、本発明の
方法を実施するためには、一定の金浴量、添加酸化剤を
準備し、任意に攪拌し、かつ、金が金属の状態で沈殿す
るまで待つことのみが必要である。本方法のユーザー
は、例えば、金沈殿物を精製物に戻すことができるよう
に、金スラリーとして又は純金として金沈殿物を利用す
ることができる。
【0029】
【実施例】次の実施例において、本発明の方法を使用す
る本出願人のAGC(登録商標)処理又はAGC(登録商標)
迅速処理(電解歯科技術)から亜硫酸金浴又は対応する
残留金浴の処理が行われる。
【0030】処理に使用される装置は、1000又は2000ml
の計量カップ、濾紙付漏斗、濾過物の採集管及び攪拌棒
を含む。
【0031】亜硫酸金溶液又は残留金浴中の金含有物を
もたらす本発明は、AGC(登録商標)処理を実施する前
の金の含有物、すなわち、未使用の金浴である一方、こ
の処理を実施した後の金の含有物に関する。
【0032】実施例1 組成: 亜硫酸金溶液 800ml(金含有物約50g/lの原溶液中の残
留金含有物約14g/l) 水 800ml 過酸化水素H2O2(7wt.%)200ml ペルオキソ一硫酸カリウム 20g
【0033】手順:処理すべき残留金溶液800mlを準備
し、水800mlで1:1に希釈する。続いて過酸化水素H2O
2(7wt.%)200mlを添加し、しばらく攪拌を行う。その
後、この浴中に含まれている約80%の金を沈殿する。次
の段階でペルオキソ一硫酸カリウム(KPMS)20gを添加
し、しばらく攪拌を行う。この溶液は沈殿した金により
褐色に変色する。沈殿した金を濾過又は傾斜(デカンテ
ーション)する。
【0034】実施例2 組成: 亜硫酸金溶液 400ml(金含有物約40g/lの原溶液の残留
金含有物約10g/l) 水 40ml H2O2(7wt.%)80ml KPMS 80g
【0035】手順:処理すべき残留金溶液を1リットル
の計量カップに入れ、水400mlで1:1に希釈する。次
いでH2O2(7wt.%)80mlを添加し、しばらく攪拌を行
う。この溶液を約40℃に加熱する。1時間そのままにし
た後、温度を30℃まで下げる。次の段階でKPMS 80gを添
加し、次にしばらく攪拌して温度を45℃に上げる。この
溶液は沈殿した金により褐色に変色する。
【0036】この溶液をそのままの状態で一晩放置する
と、金の沈殿物が計量カップの底に沈殿する。沈殿した
金を傾斜(デカンテーション)又は濾過し、この沈殿物
を水で洗って空気中で乾燥する。金の沈殿物は溶解する
ことができ、金黄色の塊が得られる。
【0037】実施例3 組成: 亜硫酸金溶液 1000ml(金含有物約15g/lの原溶液の残留
金含有物約3g/l) 水 500ml H2O2(7wt.%)100ml KPMS 125g
【0038】手順:処理すべき残留金溶液1000mlを2リ
ッターの計量カップ中に入れ、水500mlで2:1に希釈
する。H2O2(7wt.%)100mlを続いて添加し、しばらく
攪拌を行う。この溶液を約33℃に加熱する。次の段階で
KPMS 125gを添加し、次いてしばらく攪拌して温度を49
℃に上げる。この溶液は沈殿した金により褐色に変色す
る。
【0039】この溶液をそのままの状態で一晩放置する
と、金の沈殿物が計量カップの底に沈殿する。この沈殿
した金を傾斜(デカンテーション)又は濾過し、この沈
殿物を水で洗って空気中で乾燥する。金の沈殿物は溶解
することができ、金黄色の塊が得られる。
【0040】実施例4 組成: 実施例2による亜硫酸金溶液 400ml 水 400ml H2O2(7wt.%)80ml ペルオキソ二硫酸カリウム(KPDS)80g
【0041】手順:処理すべき残留金溶液400mlを1リ
ッターの計量カップに入れ、水400mlで1:1に希釈す
る。H2O2(7wt.%)80mlを添加して、次いでしばらく攪
拌し、同時に加熱を行う。1時間そのままにした後、温
度を下げる。次の段階でKPDS 80gを添加し、次にしばら
く攪拌して温度を上げる。この溶液は沈殿した金により
褐色に変色する。
【0042】この溶液をそのままの状態で一晩放置する
と、金の沈殿物が計量カップの底に沈殿する。この沈殿
した金を傾斜(デカンテーション)又は濾過し、この沈
殿物を水で洗って空気中で乾燥する。金の沈殿物は溶解
することができ、金黄色の塊が得られる。
【0043】実施例5 組成: 実施例2による亜硫酸金溶液 400ml 水 400ml KPMS 350g
【0044】手順:処理すべき残留金溶液400mlを1リ
ッターの計量カップに入れ、水400mlで1:1に希釈す
る。KPMS 350gを添加して、次いでしばらく攪拌し、同
時に温度上昇を行う。この溶液は沈殿した金により褐色
に変色する。この溶液をそのままの状態で一晩放置する
と、金の沈殿物が計量カップの底に沈殿する。沈殿した
金は傾斜(デカンテーション)又は濾過し、沈殿物を水
で洗って空気中で乾燥する。金の沈殿物は溶解すること
ができ、金黄色の塊が得られる。
【0045】
【発明の効果】本発明であれば、公知の電解亜硫酸塩ベ
ースの金又は金合金の浴を簡単な方法で処理することが
できる。また、本発明では、金スラリー又は純金を得る
ために金沈殿物を利用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スザンヌ リューベル ドイツ連邦国、オウアーバッハ 76307、 レンシンガー シュトラーセ 65 Fターム(参考) 4K001 AA04 BA21 DB17 JA03

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 亜硫酸金複合体の状態で金を含む金浴又
    は金合金浴を処理する方法であって、前記複合体に含ま
    れる亜硫酸塩を酸化し、かつ前記複合体に含まれる金を
    その金属の状態に還元する少なくとも一つの酸化剤が添
    加されることを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 前記酸化剤が過酸化水素、好ましくは3
    〜15wt.%、特に5〜10wt.%の過酸化水素溶液である請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記酸化剤が過酸化水素を遊離する化合
    物であり、好ましくはペルオキソ化合物である請求項1
    又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記酸化物がペルオキソ二亜硫酸塩、ペ
    ルオキソ尿素及び/又は特にペルオキソ一硫酸カリウム
    である請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 数個の、特に二つの酸化剤が添加される
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記酸化剤が分割して添加される請求項
    1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記方法が少なくとも二つの酸化剤を用
    いて少なくとも二段階で行われ、かつ好ましくは先ず第
    一段階で少なくとも一つの第1の酸化剤が添加され、次
    いで第二段階で少なくとも一つの第2の酸化剤が添加さ
    れる請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 過酸化水素が前記第1の酸化剤として添
    加される請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 ペルオキソ化合物、好ましくはペルオキ
    ソ一硫酸カリウムが前記第2の酸化剤として添加される
    請求項7又は8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 充分な第1の酸化剤、好ましくは過酸
    化水素が前記複合体に含まれる金の60〜90%、好ましく
    は70〜80%を還元するために添加され、かつ充分な第2
    の酸化剤、好ましくはペルオキソ一硫酸カリウムが前記
    複合体に含まれる金の10〜40%、好ましくは20〜30%を
    還元するために添加される請求項7〜9のいずれか一項
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】 数段階を含む方法の場合、好ましく
    は、少なくとも一つの段階、特に第一段階が昇温下で行
    われる請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 酸化剤の添加前に、前記金浴が好まし
    くは水で希釈される請求項1〜11のいずれか一項に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 前記金属の状態の金が分離され、次い
    で特に続けて熱処理、好ましくはアニールされる請求項
    1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 亜硫酸金複合体の状態で金を含む金浴
    又は金合金浴を処理するためのキットであり、前記複合
    体に含まれる亜硫酸塩を酸化し、かつ前記複合体に含ま
    れる金を還元する少なくとも一つの酸化剤を有する前記
    キット。
  15. 【請求項15】 好ましくは過酸化水素と過酸化水素遊
    離化合物、特にペルオキソ化合物である二つの酸化剤を
    有する請求項14に記載のキット。
  16. 【請求項16】 過酸化水素、特に3〜15wt.%、好ま
    しくは5〜10wt.%の過酸化水素溶液を有する請求項14
    又は15に記載のキット。
  17. 【請求項17】 ペルオキソ一硫酸カリウムを有する請
    求項14〜16のいずれか一項に記載のキット。
  18. 【請求項18】 亜硫酸金浴を処理するための、亜硫酸
    金複合体に含まれる亜硫酸塩を酸化し、かつ亜硫酸金複
    合体に含まれる金をその金属の状態に還元することので
    きる少なくとも一つの酸化剤の使用。
  19. 【請求項19】 少なくとも二つの酸化剤が使用される
    請求項18に記載の使用。
  20. 【請求項20】 請求項2〜4のいずれか一項に記載さ
    れる酸化剤が使用される請求項18又は19に記載の使用。
  21. 【請求項21】 請求項1〜12のいずれか一項の方法に
    より取得し得る金スラリー。
  22. 【請求項22】 請求項13の方法により取得し得る純
    金。
  23. 【請求項23】 請求項21による金スラリーを処理した
    後に取得し得る純金。
  24. 【請求項24】 請求項1〜12のいずれか一項の方法に
    より処理して取得し得る亜硫酸金浴。
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