JP2001322608A - つば付き容器群の箱詰め方法 - Google Patents

つば付き容器群の箱詰め方法

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JP2001322608A
JP2001322608A JP2000144555A JP2000144555A JP2001322608A JP 2001322608 A JP2001322608 A JP 2001322608A JP 2000144555 A JP2000144555 A JP 2000144555A JP 2000144555 A JP2000144555 A JP 2000144555A JP 2001322608 A JP2001322608 A JP 2001322608A
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brim
containers
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Junichi Okano
岡野  順一
Kazumi Takagi
一美 高木
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OM Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部につばの付いたつば付き容器を箱詰め個
数分に整列させ、このつば付き容器群を側方が開放した
シート内に充填させる際に、新たな部材を取付けなくて
も容器群の先頭のつば付き容器の転倒を防止する。 【解決手段】 つば付き容器群15における後続のつば
付き容器22のつば32が前方のつば付き容器21のつ
ば31の上に載った状態でプッシャ17により押し出
す。これにより、前方のつば付き容器21は後続のつば
付き容器22のつば32により後方部の浮き上がりが阻
止され、前方への転倒が防止される。よって、新たな部
材を設けなくても整列状態の容器群15をシート6内に
円滑に充填できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、つば付き容器群を
箱詰めする方法の技術分野に属し、上部につばの付いた
つば付き容器を箱詰め個数分に整列させ、このつば付き
容器群を側方が開放したシート内に充填させる際に、先
頭のつば付き容器が転倒することなく円滑にシート内に
充填させるつば付き容器群の箱詰め方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、上部につばの付いた
つば付き容器20を所定個数まとめて矩形箱状のシート
6内に充填する際、搬送路2上に箱詰め個数分整列させ
た前記つば付き容器20の容器群15を後方からプッシ
ャ17により押し出して前記シート6内に充填させる。
ここで、シート6とは、厚紙や段ボール紙、プラスチッ
クシートなどをいう。前記の際、例えば、図7(a)
(b)のように整列させた容器群15(つば付き容器2
1,22)を横からプッシャ17により押し出すと、先
頭のつば付き容器21は上部のつば31が後続のつば付
き容器22のつば32に当接した状態で押し出される。
そのため、図7(c)に示すように、先頭のつば付き容
器21は後方部が浮き上がる傾向となる。この状態のま
まプッシャ17により押し続けると、場合によっては先
頭のつば付き容器21が前方に転倒してしまう。これで
は容器群15をシート6内に円滑に充填できない。
【0003】そこで、先頭のつば付き容器21の転倒を
防止すべく従来は、図8に示すように、搬送路2の下流
側にお迎えプッシャ51を配置させてこのお迎えプッシ
ャ51で先頭のつば付き容器21を支えるようにして後
方から押し出すプッシャ17と連動させていた。これに
より、先頭のつば付き容器21が後方部で浮き上がって
きても、前記お迎えプッシャ51により前方への転倒を
阻止できる。
【0004】また、他の手段として、図9に示すよう
に、容器群15(つば付き容器21,22)の上面にト
ップガイド52を配置させる方法も行われていた。この
トップガイド52によれば、容器群15が上面部で押え
付けられるから、先頭のつば付き容器21の後方部の浮
き上がりを完全に阻止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示したお迎えプッシャ51を設けたものでは、容器群1
5を後方から押し出すプッシャ17とともに前記お迎え
プッシャ51の動作も連動させて制御する必要があり、
そのため装置が複雑となり、且つ箱詰めコストも高くつ
いてしまう。
【0006】また、図9に示したトップガイド52を設
けたものでは、シート6を上蓋(トップパネル7)を起
立させた半組み立て状態にして搬送する場合に(図1を
参照。)、前記シート6を容器群充填位置(B)に搬送
させるごとに前記トップガイド52を逃がす必要があ
り、その制御動作が必要となるから、この場合も装置が
複雑となり、且つ箱詰めコストも高くついてしまう。し
かも、容器群15をプッシャ17で押し込んでいる際に
一部のつば付き容器21(22)が破損した場合、当該
容器21(22)を取り出すには前記トップガイド52
を一旦逃がす必要があるから、このようなトラブルのメ
ンテナンス作業にも手間がかかる。
【0007】本発明は、『上部につばの付いたつば付き
容器を箱詰め個数分に整列させ、この整列させた容器群
を搬送路上に供給する容器群供給工程と、箱詰め用のシ
ートの側方の少なくとも一方を開放状態にして前記容器
群の充填位置に前記シートを供給するシート供給工程
と、前記搬送路上に整列状態にある容器群を後方からプ
ッシャにより押し出して前記充填位置にあるシート内に
その側方開放部から充填する容器群充填工程とを有する
つば付き容器群の箱詰め方法』において、新たな部材を
設けなくても容器群における先頭のつば付き容器の転倒
を確実に防止することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に講じた技術的手段は、次のようである。『前記容器群
充填工程は、前記つば付き容器群における後続のつば付
き容器のつばが前方のつば付き容器のつばの上に載った
状態でプッシャにより押し出すことを特徴とする。』前
記技術的手段は、次のように作用する。
【0009】前記容器群がプッシャにより押し出される
と、前方のつば付き容器は、上部のつばが後続のつば付
き容器に押し出されて後方部が浮き上がる傾向となる。
ところが、前記方法によると、後続のつば付き容器のつ
ばが前方のつば付き容器のつばの上に載った状態になる
から、前方のつば付き容器は後方部で後続のつば付き容
器のつばにより下方に押えられる。これにより、前方の
つば付き容器は上部のつば部分が後続のつば付き容器に
より押されても後方部の浮き上がりが阻止される。
【0010】また、前記技術的手段において、『前記容
器群供給工程は、前記容器群の少なくとも後続のつば付
き容器を前記搬送路上に設けた段差部の上に配置させ、
前記容器群充填工程は、前記後続のつば付き容器を前記
段差部を通過させる』ものでは、前記容器群充填工程に
おいて前記後続のつば付き容器を前記段差部を通過させ
ると、当該後続のつば付き容器のつばが搬送路上の前方
のつば付き容器のつばの上に重なる。そして、さらにプ
ッシャを押し出して前記後続のつば付き容器が前記段差
部から搬送路上に落下すると、後続のつば付き容器のつ
ばが前方のつば付き容器のつばの上に載った状態で押し
出されることとなる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、新たな
部材を設けなくても前方のつば付き容器は後続のつば付
き容器のつばにより後方部の浮き上がりが阻止されるか
ら、前方への転倒が防止される。よって、整列状態の容
器群をシート内に円滑に充填できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面を参照しながら説明する。本実施の形態における
箱詰めの対象物は、例えばヨーグルト容器のような上部
につばの付いたつば付き容器であり、前記つばを設けた
容器上面には樹脂シート等が貼り付けられて蓋をしたも
のである。そして、箱詰め個数として前記つば付き容器
を縦横に2個ずつ並べ合計4個にまとめた容器群を矩形
箱状のシート内に箱詰めする場合を例に挙げる。なお、
ここで、矩形箱状のシートとは、厚紙や段ボール紙、プ
ラスチックシートなどをいう。
【0013】実施の形態によるつば付き容器群の箱詰め
方法は、前記つば付き容器を箱詰め個数分に整列させた
容器群とし、この容器群をプッシャにより後方から押し
出して側方を開放させたシート内に充填させる方法であ
る。
【0014】図1は、つば付き容器群の箱詰め方法の全
体構成を示し、この図1に示すように、コンベア1上に
箱詰め用のシート6が組み立て途中の状態で上流側から
搬送される(シート供給工程)。前記コンベア1の上流
から下流において、シート供給位置(A)、容器群充填
位置(B)、シートの第1組み立て位置(C)、シート
の第2組み立て位置(D)となる。
【0015】前記シート6は、コンベア1の上流側に配
置させたシートマガジン4からフラットシート5を1枚
ずつ取り出して、このフラットシート5をコ字状に折り
曲げ側方開放状態にして前記コンベア1上のシート供給
位置(A)に供給する。前記シートマガジン4には前記
シート6を展開したフラットシート5が多数枚積層させ
た状態に収容されている。前記フラットシート5をコ字
状に折り曲げるには、例えば、前記シートマガジン4の
下から吸盤付きのアームでシート6の底面となる部分を
吸着させて引き抜き、次いで一対のガイド間に前記フラ
ットシート5を通過させればよい(図示せず。)。これ
により、前記フラットシート5がトップパネル7(上蓋
部分)の形成された側壁9とこれに対向する側壁8とが
起立されるとともに、側方に開放部10が形成された半
組み立て状態のシート6に成形される。
【0016】また、前記コンベア1の途中に直交する搬
送路2が分岐されており、この搬送路2上に整列させた
容器群15が供給される(容器群供給工程)。このコン
ベア1における搬送路2の分岐点が前記容器群充填位置
(B)となる。前記容器群15は、搬送路2の上流側に
配置させた容器マガジン3からつば付き容器20を箱詰
め個数分に整列させた状態で前記搬送路2上に供給す
る。前記容器マガジン3には、つば付き容器20が箱詰
め個数分にまとめられた状態で多数積み重ねられて保持
されている。そして、前記搬送路2上に容器群15を供
給するには、前記容器マガジン3の把持部(図示せ
ず。)が下降して一番底の容器群15を搬送路2上に載
置させる。このとき、前記容器群15の少なくとも後続
のつば付き容器20(22)を前記搬送路2上に設けた
プレート18上に配置させる。
【0017】また、前記搬送路2上にプッシャ17が配
置されており、このプッシャ17により前記搬送路2上
にある容器群15の最後尾のつば付き容器20を後方か
ら押し出して前記コンベア1上の容器群充填位置(B)
にあるシート6内に充填させる(容器群充填工程)。前
記プッシャ17は、搬送路2上において上流側の容器群
15が供給された位置からコンベア1上のシート6の側
方開放部10に達する位置まで前進する。このプッシャ
17の進退動範囲には一対のサイドガイド16が設けら
れており、この一対のサイドガイド16は、つば付き容
器20の側面に接する高さに設定されるとともに、前記
シート6の側方開放部10の幅に一致した間隔に設定さ
れている。前記サイドガイド16は、その先端部分がシ
ート6の側方開放部10よりも若干後退した位置に配置
され、シート6の横フラップ13,14と接触しないよ
うに配置される。なお、サイドガイド16の先端部分が
シート6の側方開放部10にほぼ接する程度まで配置さ
せてもよい。ただし、この場合、サイドガイド16は、
シート6がシート供給位置(A)から容器群充填位置
(B)に搬送される際には搬送路2の上流側に若干後退
させるようにして、とくにシート6の下流側に位置する
横フラップ14が前記サイドガイド16の外側に配置さ
れるようにする。このような一対のサイドガイド16に
よってプッシャ17により押し出された容器群15は、
整列状態を保って確実に前記シート6の側方開放部10
に案内される。
【0018】また、前記容器群15は、後続のつば付き
容器20のつばが前方のつば付き容器20のつばの上に
載った状態でプッシャにより押し出される。この押し出
し状態を図2に基づいて詳述する。図2は、前記容器群
15の充填工程を説明する概略側面図である。
【0019】まず、容器マガジン3から搬送路2上に容
器群15を供給する際に(容器群供給工程)、図2
(a)に示すように、搬送路2上の容器群15において
後続のつば付き容器22を搬送路2に段差部40を設け
るためのプレート18上に載せてそのつば32の高さが
前方のつば付き容器21のつば31の高さよりも高くな
るように配置させる。次に、図2(b)に示すように、
プレート18上の後続のつば付き容器22をプッシャ1
7により押し出すと、当該後続のつば付き容器22のつ
ば32が搬送路2上の前方のつば付き容器21のつば3
1の上に重なる。そして、図2(c)に示すように、さ
らにプッシャ17を押し出して前記後続のつば付き容器
22がプレート18上から落下し段差部40を通過させ
ると、後続のつば付き容器22のつば32が前方のつば
付き容器21のつば31の上に載った状態で押し出され
る。
【0020】このように、前記容器群15がプッシャ1
7により押し出されるとき、後続のつば付き容器22の
つば32が前方のつば付き容器21のつば31の上に載
った状態にあるから、前方のつば付き容器21は後方部
で後続のつば付き容器22のつば32により下方に押え
られる。これにより、前方のつば付き容器21は上部の
つば31が後続のつば付き容器22により押されても後
方部の浮き上がりが阻止される。従って、前方のつば付
き容器21は前方への転倒が防止され、整列状態の容器
群15をシート6内に円滑に充填できる。
【0021】このようにして容器群15が充填されたシ
ート6を、図1に示すコンベア1上の容器群充填位置
(B)から一つ下流の第1組み立て位置(C)に前記シ
ート6が搬送されると、トップパネル7が折り畳まれ
る。次いで、前記シート6がもう一つ下流の第2組み立
て位置(D)に搬送されると、横フラット13,14、
下フラップ12、上フラップ11が順次折り畳まれて箱
詰めが完了する。
【0022】なお、前記実施の形態では、容器群15と
して前後につば付き容器20を2個配置し、これを2列
に並べた状態を示すが、前後につば付き容器20を3個
配置してあってもよい。この場合、図2に示した場合と
同様に、前後につば付き容器20を3個配置した容器群
は、先頭のつば付き容器20を搬送路2上に配置させ、
2番目、3番目に並ぶ後続のつば付き容器20を同じプ
レート18上に配置させる。すなわち、1番目のつば付
き容器20は搬送路2上にあるが、2番目と3番目のつ
ば付き容器20は搬送路2よりも一段高いプレート18
上に配置させる。後は上述と同様にこの容器群を後方か
らプッシャ17により押出せばよい。すると、2番目の
つば付き容器20のつばが1番目のつば付き容器20の
つばの上に載り、さらに3番目のつば付き容器20がプ
レート18から落下する際にこの3番目のつば付き容器
20のつばが2番目のつば付き容器20のつばの上に載
る。
【0023】また、他の方法として、例えば、図3に示
すように、搬送路2上に2箇所の段差部40,40aを
設けるための階段状プレート19を配置する。すなわ
ち、この階段状プレート19は、一段目41に2番目の
つば付き容器22を載せ、二段目42に3番目のつば付
き容器23を載せる。これにより、2番目のつば付き容
器22はそのつば32の位置が先頭のつば付き容器21
のつば31の位置よりも高く配置され、3番目のつば付
き容器23はそのつば33の位置が2番目のつば付き容
器22のつば32の位置よりも高く配置されることとな
る。つまり、後続のつば付き容器20のつばの高さが前
方のつば付き容器20のつばの高さよりも常に高く位置
する関係となる。そして、この階段状プレート19に2
番目のつば付き容器22と3番目のつば付き容器23と
を配置させた状態からプッシャ17により最後尾の3番
目のつば付き容器23を押し出すと、図3(a)に示す
ように、3番目のつば付き容器23のつば33がその前
方の2番目のつば付き容器22のつば32の上に配置さ
れる。この状態でプッシャ17がさらに押し込まれ2番
目のつば付き容器22が段差部40を通過すると、この
2番目のつば付き容器22のつば32が先頭のつば付き
容器21のつば31の上に配置され、また、最後尾の3
番目のつば付き容器23が2箇所の段差部40a,40
を通過して階段状プレート19から脱出した状態では、
図3(b)に示すように、2番目、3番目のつば付き容
器22,23は、各々のつば32,33が前に配置され
たつば付き容器21,22のつば31,32の上に重な
った状態となる。このような状態で3個縦列させた容器
群15は、先頭のつば付き容器21が2番目のつば付き
容器22のつば32によって前方に転倒することが防止
される。そして、3番目のつば付き容器23のつば33
を2番目のつば付き容器22のつば32の上に重ねるこ
とによって、2番目のつば付き容器22の後方部の浮き
上がりが防止される。
【0024】また、つば付き容器20を3個縦列させた
容器群15とする場合、例えば、図4に示すように、搬
送路2よりも一段高いプレート18上につば付き容器2
0を1個ずつ順次載せて、その度にプッシャ17で押し
出して段差部40を通過させるようにしてもよい。すな
わち、先頭となるつば付き容器21をプレート18上に
載せると、プッシャ17によりプレート18上のつば付
き容器21を搬送路2上に押し出す。次いでプッシャ1
7を引き戻す。プッシャ17を引き戻すと、プレート1
8上に2番目となるつば付き容器22を載せ、このプレ
ート18上のつば付き容器22をプッシャ17により押
し出す。すると、図2に示したように2番目のつば付き
容器22が段差部40を通過するとこの2番目のつば付
き容器22のつば32が先頭のつば付き容器21のつば
31の上に重なった状態となる。次いで、プッシャ17
を引き戻し、図4(a)に示すように、プレート18上
に3番目のつば付き容器23を供給する。そして、プッ
シャ17を前進させると、図4(b)に示すように3番
目のつば付き容器23のつば33が2番目のつば付き容
器22のつば32の上に配置され、さらにプッシャ17
を押し出して3番目のつば付き容器23が段差部40を
通過すると、図4(c)に示すように2番目、3番目の
つば付き容器22,23は、各々のつば32,33が前
に配置されたつば付き容器21,22のつば31,32
の上に重なった状態となる。なお、この場合、先頭の1
番目のつば付き容器21と2番目のつば付き容器22と
は、図2に示したように搬送路2上に供給し、図2
(c)の状態にしてもよい。
【0025】さらに、図5に示すように、前記容器群1
5の供給工程においては、搬送路2にコンベア1と平行
な第2搬送路2aを設け、第2搬送路2aの上流から多
数のつば付き容器20を連続的に送り出し、所定位置で
箱詰め個数分に分ける切り出し装置3aによって後続の
つば付き容器20から切り離すようにしてもよい。この
場合、前記第2搬送路2a上にもプレート18を連続形
成させておき、前記切り出し装置3aから送り出される
容器群15は、先頭のつば付き容器20を搬送路2上に
配置させ、後続のつば付き容器20を前記プレート18
上に案内する。 (変形例)また、図6(a)(b)に示すように、前記
容器群15の充填工程においては、容器群15すべてを
同じプレート18a上に配置させ、前記プレート18a
上に配置された容器群15(21,22)を後方からプ
ッシャ17により押し出すようにしてもよい。この場
合、先頭のつば付き容器21がプレート18aから搬送
路2上に落下すると、図6(c)に示すように、後続の
つば付き容器22のつば32の高さが前方のつば付き容
器21のつば31の高さよりも高くなる。さらに、プッ
シャ17を押し出して後続のつば付き容器22をプレー
ト18aによる段差部40を通過させると、図6(d)
に示すように、後続のつば付き容器22のつば32が前
方のつば付き容器21のつば31の上に載った状態で押
し出される。これにより、前述の実施の形態と同様に、
前方のつば付き容器21は後方部の浮き上がりが阻止さ
れて転倒が防止されるので、整列状態の容器群15をシ
ート6内に円滑に充填できる。
【0026】なお、本発明は、前記各実施の形態のもの
に限定されず、縦列させるつば付き容器20の個数は2
個や3個に限らず任意の数に並べたものでもよいし、ま
た、横に2列に並べたものに限らず1列でもよいし、3
列以上でもよい。要は、つば付き容器群15を後方から
プッシャ17により押し出す際に、後続のつば付き容器
20のつばが前方のつば付き容器20のつばの上に載っ
た状態にあれば、容器群15の行列の数は任意に決定で
きる。
【0027】また、容器群15をシート6内に充填する
際にシート6の下フラップ12(図1、図5を参照。)
がつば付き容器20の底部に引っ掛からないように、前
記搬送路2はシート6の厚さ分だけコンベア1よりも高
く設置してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】つば付き容器群の箱詰め方法の全体構成を示し
た概略斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態における容器群充填工程を
示した概略側面図である。
【図3】他の例における容器群充填工程を示した概略側
面図である。
【図4】他の例における容器群充填工程を示した概略側
面図である。
【図5】他の例における容器群供給工程を示した概略斜
視図である。
【図6】変形例としての容器群充填工程を示した概略側
面図である。
【図7】従来方法の問題点を説明するための概略側面図
である。
【図8】従来方法の一例を示した概略側面図である。
【図9】従来方法の他の例を示した概略側面図である。
【符号の説明】
1 コンベア 2 搬送路 2a 第2搬送路 3 容器マガジン 3a 切り出し装置 4 シートマガジン 5 フラットシート 6 シート 7 トップパネル 8,9 側壁 10 側方開放部 11 上フラップ 12 下フラップ 13,14 横フラップ 15 容器群 16 一対のサイドガイド 17 プッシャ 18,18a プレート 19 階段状プレート 20 つば付き容器 21 つば付き容器(1番目) 22 つば付き容器(2番目) 23 つば付き容器(3番目) 31 1番目のつば付き容器のつば 32 2番目のつば付き容器のつば 33 3番目のつば付き容器のつば 40,40a 段差部 41 階段状プレートの1段目 42 階段状プレートの2段目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E003 AA01 AB02 BA03 BB03 BB04 BC06 BD05 BE01 CA01 CA02 CA04 CB03 CB05 CB06 DA02 DA03 DA07 3E054 AA11 DB03 DB04 DB18 EA03 FA05 FA07 FE03 FE09 GA01 GB01 GC03 GC05 HA03 HA08 JA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部につばの付いたつば付き容器を箱詰
    め個数分に整列させ、この整列させた容器群を搬送路上
    に供給する容器群供給工程と、 箱詰め用のシートの側方の少なくとも一方を開放状態に
    して前記容器群の充填位置に前記シートを供給するシー
    ト供給工程と、 前記搬送路上に整列状態にある容器群を後方からプッシ
    ャにより押し出して前記充填位置にあるシート内にその
    側方開放部から充填する容器群充填工程とを有するつば
    付き容器群の箱詰め方法において、 前記容器群充填工程は、前記つば付き容器群における後
    続のつば付き容器のつばが前方のつば付き容器のつばの
    上に載った状態でプッシャにより押し出すことを特徴と
    するつば付き容器群の箱詰め方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のつば付き容器群の箱詰
    め方法において、 前記容器群供給工程は、前記容器群の少なくとも後続の
    つば付き容器を前記搬送路上に設けた段差部の上に配置
    させ、 前記容器群充填工程は、前記後続のつば付き容器を前記
    段差部を通過させることを特徴とするつば付き容器群の
    箱詰め方法。
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