JP2001322529A - チャイルドシートの安全ベルト - Google Patents

チャイルドシートの安全ベルト

Info

Publication number
JP2001322529A
JP2001322529A JP2000140796A JP2000140796A JP2001322529A JP 2001322529 A JP2001322529 A JP 2001322529A JP 2000140796 A JP2000140796 A JP 2000140796A JP 2000140796 A JP2000140796 A JP 2000140796A JP 2001322529 A JP2001322529 A JP 2001322529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tongue plate
buckle
tongue
head
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000140796A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoyuki Nakagawa
智行 中川
Eiji Yamaguchi
英治 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIIMAN KK
Original Assignee
RIIMAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RIIMAN KK filed Critical RIIMAN KK
Priority to JP2000140796A priority Critical patent/JP2001322529A/ja
Publication of JP2001322529A publication Critical patent/JP2001322529A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一対のタングプレートを同時に挿入したときの
み装着可能で、タングプレートの着脱状態を色又は標識
で表示可能なチャイルドシートの安全ベルトを提供す
る。 【解決手段】一対のタングプレート4L、4Rを隣接さ
せたタングプレート体40をバックル5に挿入したとき
はロック可能で、各タングプレート4L、4Rを単独で
挿入したときはロック不能であるような装着手段と、ロ
ック状態とアンロック状態とを色又は標識で表示する表
示手段とを配設する。好ましくは、タングプレート4
L、4Rを連結してタングプレート体40を形成する連
結手段を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用年少者
安全座席(以下、チャイルドシートという)の安全ベル
トに関し、さらに詳しくは、タングプレートのバックル
への着脱状態の確認を行なうことができる安全ベルトに
関する。
【0002】
【従来の技術】6才未満の年少者が車に搭乗する際に
は、年少者の安全を保護するためチャイルドシートの搭
載が義務づけられることになり、それに伴って各種の課
題を解決するためのチャイルドシートの改良がなされて
きている。特に、安全面においては、年少者に対する確
実な保護ができるように構成されていなければならな
い。例えば、衝突時において、チャイルドシートが座席
から飛び出すことのないように構成しなければならず、
また、年少者をチャイルドシートに確実に固定するよう
に構成しなければならない。したがって、通常、チャイ
ルドシートには人体を保持するための安全ベルトが装着
され、年少者を保護するように構成されている。
【0003】この安全ベルトは、股ベルト、肩ベルト、
腰ベルト、バックル、タングプレート等から構成され、
股ベルトに配設されたバックルに対し、肩ベルトや腰ベ
ルトに配設されたタングプレートが着脱可能に構成され
ている。この安全ベルトを使用する際の課題としては、
タングプレートのバックルへの装着が確実に行なわれて
いるかどうかを確認することであり、従来においては、
勘で行なっていたり、また、タングプレートがバックル
に係止されたときの係止音で確認していた。
【0004】また、左右の肩ベルトに取り付けられる一
対のタングプレートの場合、左右とも装着しなければ安
全性が不十分であるが、左右それぞれの装着の確認は、
左右別々に行わなければならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のよう
に、タングプレートのバックルへの装着の確認を、勘や
係止音で行なうこととすれば、勘や音は一瞬のことであ
って時間が経過するとそのままでは確認できないため、
再度ベルトを引っ張って確認する等しなければならなか
った。そこで、タングプレートのバックルへの装着の確
認を勘や音に頼らず、具体的な装置で確認できるような
要望がなされていた。
【0006】また、一対のタングプレートの場合は、一
方のタングプレートのみの装着では安全性が不十分であ
り、両方の装着状態を別々に確認しなければならない。
したがって、一方のタングプレートだけでは装着できな
いようにして、より安全性を向上させ、左右別々の確認
を不要とするような要望がなされていた。
【0007】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、一対のタングプレートを左右一緒に挿入したとき
のみバックルへ装着可能とすると共に、タングプレート
のバックルへの着脱状態を表示することによって、タン
グプレートの着脱状態を確認できるチャイルドシートの
安全ベルトを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるチャ
イルドシートの安全ベルトでは、上記の課題を解決する
ために以下のように構成するものである。即ち、第1の
ベルトと第2のベルトとからなる一対のベルトと、前記
第1のベルトに配設される第1のタングプレートと前記
第2のベルトに配設される第2のタングプレートとから
なる一対のタングプレートと、前記第1のタングプレー
トと前記第2のタングプレートとを着脱可能なバックル
と、を有して構成されるチャイルドシートの安全ベルト
であって、前記第1のタングプレートと前記第2のタン
グプレートとを隣接させたタングプレート体が前記バッ
クルに挿入されたときは、前記タングプレート体が前記
バックルにロック可能であり、前記第1のタングプレー
ト又は前記第2のタングプレートが単独で挿入されたと
きは、前記第1のタングプレート又は前記第2のタング
プレートが前記バックルにロック不能であるように構成
された装着手段と、前記タングプレート体が前記バック
ルにロックされている状態と、前記タングプレート体が
前記バックルにロックされていない状態と、を色又は標
識で表示する表示手段と、が配設されることを特徴とす
る。
【0009】また好ましくは、前記第1のタングプレー
トと前記第2のタングプレートとを連結して前記タング
プレート体を形成する連結手段が配設されることを特徴
とするものであれば良い。
【0010】また好ましくは、前記タングプレート体と
前記バックルのいずれか一方に、突出するストッパ部が
形成され、他方に、前記ストッパ部に対応して凹むスト
ッパ通し部が形成され、前記装着手段が、前記タングプ
レート体の表面側が前記バックルの表面側に向けられて
挿入されたときは、前記ストッパ部が前記ストッパ通し
部を挿通可能であることにより、前記タングプレート体
が前記バックルにロック可能であり、前記タングプレー
ト体の表面側が前記バックルの裏面側に向けられて挿入
されたときは、前記ストッパ部が前記ストッパ通し部を
挿通不能であることにより、前記タングプレート体が前
記バックルにロック不能であるように構成されているこ
とを特徴とするものであれば良い。
【0011】さらに好ましくは、前記装着手段が、前記
バックルに配設され、前記タングプレート体を前記バッ
クルに挿入案内する装着プレートと、前記装着プレート
に配設され、前記第1のタングプレートに押圧されるこ
とより移動可能な第1のスライダと、前記装着プレート
に配設され、前記第2のタングプレートに押圧されるこ
とより移動可能な第2のスライダと、前記装着プレート
に支持され、前記第1のスライダと前記第2のスライダ
とが同時に移動されることにより傾倒可能にされるラッ
チと、前記第1のタングプレートに形成される第1の係
止部と、前記第2のタングプレートに形成される第2の
係止部と、を有し、前記タングプレート体が前記バック
ルに挿入されたときに、前記ラッチが前記タングプレー
ト体側に傾倒されて前記第1の係止部と前記第2の係止
部に係止されるように構成されていることを特徴とする
ものであれば良い。
【0012】さらに好ましくは、前記表示手段が、前記
第1のスライダ又は前記第2のスライダのいずれか一方
に配設され、表面が2色に色分けされた表示プレート
と、前記バックルに形成された表示窓と、を有し、前記
タングプレート体が前記バックルにロックされていると
きは前記表示プレートの表面の一方の色が前記表示窓に
表示され、前記タングプレート体が前記バックルにロッ
クされていないときは前記表示プレートの表面の他方の
色が前記表示窓に表示されるように構成されていること
を特徴とするものであればなお良い。
【0013】また好ましくは、前記第1のタングプレー
トが、前記第1のベルトが挿通される第1の頭部を有し
て構成され、前記第2のタングプレートが、前記第2の
ベルトが挿通される第2の頭部を有して構成され、前記
連結手段が、前記第1の頭部に形成された第1の連結部
と、前記第2の頭部に形成された第2の連結部と、を有
し、前記第1の連結部の表面と前記第2の連結部の裏面
とが、それぞれ第1の係合部と第2の係合部を有して対
向するように配置され、前記第1の係合部と前記第2の
係合部とが係合されることにより、前記第1のタングプ
レートと前記第2のタングプレートとが連結されるよう
に構成されていることを特徴とするものであれば良い。
【0014】さらに好ましくは、前記第1の連結部が、
前記第1の頭部の裏面側から前記第2の頭部に向かって
突出する第1の連結片を有し、前記第2の連結部が、前
記第2の頭部の表面側から前記第1の頭部に向かって突
出する第2の連結片を有し、前記第1の係合部が、前記
第1の連結片の前記第1の頭部から突出した部位に形成
された第1の連結片側係合部と、前記第1の頭部に形成
された第1の頭部側係合部と、から構成され、前記第2
の係合部が、前記第2の連結片の前記第2の頭部から突
出した部位に形成された第2の連結片側係合部と、前記
第2の頭部に形成された第2の頭部側係合部と、から構
成され、前記第1の連結片側係合部が前記第2の頭部側
係合部に係合されるとともに、前記第2の連結片側係合
部が前記第1の頭部側係合部に係合されることを特徴と
するものであれば良い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0016】なお、以下の説明における左右とは、正面
視(チャイルドシートの前方から見た場合)における左
右、すなわち、チャイルドシートに向かって左を左、チ
ャイルドシートに向かって右を右と言うものとする。そ
して、以下の説明において左右を区別する必要があると
きは、左にL、右にRをつけて区別する。また、チャイ
ルドシートの前方に向かう面(正面)を表面、後方に向
かう面(背面)を裏面とする。
【0017】本形態の安全ベルト1は、図1に示すよう
に、図示しないチャイルドシートに固着された股ベルト
2に装着されたバックル5と、左右の肩ベルト3L、3
Rにそれぞれ挿通された左右のタングプレート4L、4
Rからなるタングプレート体40と、を有して構成され
ている。本形態では、左タングプレート4Lが第1のタ
ングプレート、右タングプレート4Rが第2のタングプ
レートに相当し、左右の肩ベルト3L、3Rがそれぞれ
第1、第2のベルトに相当する。
【0018】そして、タングプレート体40がバックル
5に装着されて、タングプレート体40を引っ張っても
バックル5から離脱できないようにロックされた状態
(以下、ロック状態とも言う。)では、図1に示すよう
にロック解除ボタン8の表示窓81に青色Bの表示がさ
れ、タングプレート体40がバックル5に装着されてな
く、タングプレート体40を引っ張るとバックル5から
離脱可能なロックされていない状態(以下、アンロック
状態とも言う。)では、図2に示すようにロック解除ボ
タン8の表示窓81に赤色Yの表示がされることによっ
て、タングプレート体40のバックル5への着脱状態が
確認できるように構成されている。
【0019】各タングプレート4L、4Rは、図1〜図
3に示すように、それぞれ、厚みを有する略三角形に樹
脂等で形成された頭部41と、頭部41の厚み部分から
図2中下方に突出するように延設される、金属等で細長
板状に形成されたタング部42とを有して構成されてい
る。各頭部41には、それぞれ肩ベルト3が挿通される
肩ベルト通し孔47が形成されている。また、各タング
部42の下部には、それぞれ略長方形の係止孔(係止
部)44が形成されている。左の係止孔44Lが第1の
係止部に、右の係止孔44Rが第2の係止部に相当す
る。
【0020】左タングプレート4Lの頭部(第1の頭
部)41Lは、正面視において(図3においては上方か
ら見た場合)右下角の角部48Lが略直角となる略三角
形に形成されており、タング部42Lは角部48Lの下
端から下方に延設されている。また、角部48L付近に
は表面側に短円筒状に突出する凸部(第1の頭部側係合
部)45Lが形成されている。
【0021】さらに、角部48Lの裏面側から右に突出
するように、厚みを有する略半円形の連結片(第1の連
結片)43Lが形成され、連結片43Lの突出部分の表
面側に、短円筒状に凹む凹部(第1の連結片側係合部)
46Lが、頭部41Rに向かって凸部45Lと一直線上
に並ぶように形成されている。この凸部45L及び連結
片43Lを含む部分が第1の連結部50Lに相当する。
【0022】また、右タングプレート4Rの頭部(第2
の頭部)41Rは、正面視において左下角の角部48R
が略直角となる略三角形に形成されており、タング部4
2Rは角部48Rの下端から下方に延設されている。ま
た、角部48R付近の裏面側には、凹部46Lと嵌合可
能な凸部(第2の頭部側係合部)45Rが、凹部46L
に対向する位置に形成されている。
【0023】さらに、角部48Rの表面側から左に突出
するように、厚みを有する略半円形の連結片(第2の連
結片)43Rが形成され、連結片43Rの突出部分の裏
面側に、凸部45Lと嵌合可能な凹部(第2の連結片側
係合部)46Rが、凸部45Lに対向する位置に形成さ
れている。すなわち、頭部41Rは、左タングプレート
4Lの頭部41Lの左右及び表裏を逆にした形態(すな
わち、頭部41Lを左右が逆になるように裏返した形
態)に構成されている。この凸部45R及び連結片43
Rを含む部分が第2の連結部50Rに相当する。
【0024】そして、左の凸部45Lと凹部46Lを、
それぞれ右の凹部46Rと凸部45Rに嵌合させること
により、図4に示すように、左右のタングプレート4
L、4Rは隣接した状態で連結され、タングプレート体
40を形成するように構成されている。このとき、左右
の頭部41L、41Rは1つの略三角形をなす頭部体4
10を形成し、左右のタング部42L、42Rは、表面
及び裏面が略同一水平面をなして、1つの略長方形をな
すタング体420を形成する。
【0025】ここで、左右のタングプレート4L、4R
を隣接させるとは、図4に示すように、バックルに挿入
される左右のタングプレート4L、4Rの下端421
L、421Rが揃うように、各タングプレート4L、4
Rの対向する面を接触又は近接させることを言う。
【0026】また、左右のタングプレート4L、4Rを
連結するとは、左右のタングプレート4L、4Rを隣接
させた状態を保持することを言い、左右のタングプレー
ト4L、4Rを相反するいずれかの方向に引っ張った場
合に各タングプレート4L、4Rが分離しない状態にす
ることを言う。なお、本実施形態では、各タングプレー
ト4L、4Rは左右方向及び上下方向の2方向に引っ張
った場合に分離しないように構成されているが、各タン
グプレート4L、4Rを引っ張った場合に分離しない方
向が1つでもあれば、各タングプレート4L、4Rは連
結されているものとする。
【0027】左のタング部42Lの表面側の右上角、及
び、右のタング部42Rの表面側の左上角には、樹脂等
で形成された略直方体のストッパ部49L、49Rがそ
れぞれ固着されている。すなわち、タングプレート体4
0には、表面から突出するストッパ部49L、49Rが
形成されている。そして、左右のタングプレート4L、
4Rを連結したとき、図4に示すように、左右のストッ
パ部49L、49Rが、1つの略直方体をなすストッパ
体490を形成して、タング体420の表面の左右方向
における中央部位に突出するように構成されている。
【0028】なお、このストッパ体490は、タングプ
レート体40の表裏とバックル5の表裏とが一致してい
ないときにタングプレート体40をバックル5に挿入不
能とするものであるため、後述するバックル5のストッ
パ通し部62が設けられている側に形成されていれば良
い。したがって、左右のストッパ部49L、49Rをそ
れぞれ左右のタングプレート4L、4Rの裏面側に形成
して、ストッパ体490がタングプレート体40の裏面
側に突出するように構成し、ストッパ通し部62をバッ
クル5の裏面側に向かって凹むように形成してもよい。
【0029】バックル5は、図5に示すように、樹脂等
で正面視略長方形に形成される上ケース6、下ケース7
と、上ケース6の中央部に配置されるロック解除ボタン
8と、下ケース7に支持されるタング装着体10と、を
有して構成されている。
【0030】上ケース6と下ケース7は、タング装着体
10とロック解除ボタン8を内部に収納し各合わせ面で
係合可能に形成され、上ケース6と下ケース7とを係合
してケース20を形成したときに、図12に示すよう
に、ケース20上面に略長方形のタング挿入口61が形
成されるように構成されている。そして、タング挿入口
61には、バックル5の表面側に向かって凹むストッパ
通し部62が、ストッパ体490を挿通可能に形成され
ている。
【0031】タング装着体10は、タングプレート体4
0を係止保持するものであり、図5及び図6に示すよう
に、装着プレート11と、装着プレート11に配設され
る2つのスライダ12と2つのコイルばね13とラッチ
15と、を含むものである。
【0032】すなわち、タング装着体10は、正面視
(図5においては上方から図6においては下方から見た
場合)において略長方形に金属等で形成された装着プレ
ート11と、タングプレート体40の移動方向(図5及
び図6においては右奥から左手前方向)に沿って装着プ
レート11に形成された2つのガイド孔113内をそれ
ぞれ移動可能な2つのスライダ12と、各スライダ12
を上方即ちタングプレート体40側に付勢する2つのコ
イルばね13と、各スライダ12を押圧移動したときタ
ングプレート体40を装着プレート11に係止保持する
ラッチ15と、を有して構成されている。
【0033】装着プレート11には、挿入されたタング
プレート体40を案内する案内壁111が、装着プレー
ト11の両側から図5中下方に略直角にそれぞれ延設さ
れ、各案内壁111には、ラッチ15を傾倒可能に支持
するラッチ支持部112が形成されている。
【0034】各スライダ12はいずれも樹脂等で形成さ
れるが、左スライダ(第1のスライダ)12Lは、図9
に示すように、装着プレート11上を摺動するフランジ
部121Lが略長方形に形成され、コイルばね13の一
端を保持するため、断面が逆U字形のばね受け部122
Lが、ガイド孔113内を摺動可能にフランジ部121
Lの(図9における)下面側に形成されている。
【0035】また、右スライダ(第2のスライダ)12
Rには、図10に示すように、略長方形に形成されたフ
ランジ部121Rの(図10における)上面に略扇状に
形成された表示プレート123が固着され、フランジ部
121Rの下面側には左スライダ12Lと同様にばね受
け部122Rが形成されている。各ばね受け部122の
高さは、各ガイド孔113に装着した場合に、後述する
ラッチ15の各爪部152に当接し、ラッチ15が傾倒
不能となる高さに構成されている。
【0036】表示プレート123の表面の略上半分(図
10においては右奥部分)に当たるロック表示部124
には、青色Bのシールが貼着されるかまたは青色Bの塗
料が塗布され、表示プレート123の表面の残余の部分
に当たるアンロック表示部125には、赤色Yのシール
が貼着されるかまたは赤色Yの塗料が塗布されている。
そして、アンロック表示部125は、アンロック状態に
おいて後述のロック解除ボタン8に形成される表示窓8
1内に位置され、各スライダ12が移動しロック状態に
なることによって、ロック表示部124が表示窓81内
に位置されるように構成されている。
【0037】各コイルばね13は、図6に示すように、
ガイド孔113の一端からガイド孔113に沿って突起
するように各ガイド孔113内に設けられた各ピン部1
14を囲うように、一端が嵌合され、他端は各スライダ
12のばね受け部122に保持されている。
【0038】ラッチ15は、図11に示すように、帯状
に形成された胴体部151の短手方向における一方の側
部の両端に、解除用爪部153がそれぞれ形成され、同
じ側部の中央部位に、各タングプレート4の係止孔44
にそれぞれ係止可能な2つの爪部152が、装着プレー
ト11の2つのガイド孔113の間隔に合わせて形成さ
れている。各解除用爪部153及び各爪部152は、い
ずれも、胴体部151より斜め上方に立ち上った後、先
端部が平坦になるように形成されている。また、胴体部
151の他方の側部には、各ラッチ支持部112の内側
面に支持される突出部154が形成されている。
【0039】そして、図6に示すように、胴体部151
の左の解除用爪部153Lと左の爪部152Lとの間、
及び、右の解除用爪部153Rと右の爪部152Rとの
間を、それぞれ装着プレート11の左右のラッチ支持部
112L、112Rに支持させることにより、ラッチ1
5は、各解除用爪部153が装着プレート11の外側に
位置し、各爪部152が各ガイド孔113の(図6にお
ける)上方に位置するように、装着プレート11に横架
されている。
【0040】さらに、各爪部152は、下ケース7の内
側から斜め上方に立ち上がるように取り付けられた板ば
ね9(図5参照)の2つのばね脚部91によって、それ
ぞれ上ケース6側に押圧されているが、タングプレート
体40が挿入されていない状態(すなわち、各スライダ
12が移動されていない状態)では、図7に示すよう
に、各スライダ12のばね受け部122が板ばね9とは
反対方向から各爪部152に当接し、ラッチ15が傾倒
不能となるように構成されている。
【0041】そして、タングプレート体40が挿入さ
れ、各スライダ12が移動された状態では、図8に示す
ように、板ばね9の押圧力によりラッチ15が上ケース
6側即ちタングプレート体40側(図8中左方)に傾倒
し、各爪部152が各係止孔44に入り込んで係止さ
れ、タングプレート体40を引っ張ってもバックル5か
ら離脱しないロック状態になるように構成されている。
【0042】バックル5のロック解除ボタン8は、図5
に示すように、上ケース6の中央開口部に嵌合するよう
に卵形に形成された操作部80と、操作部80の裏面両
側に図5中下方に突起するように形成された2つの押圧
部82と、操作部80の一方から延設された2本の脚部
83とを有して構成され、操作部80には略楕円形の表
示窓81が、スライダ12Rが移動されていない状態に
おいて表示プレート123のアンロック表示部125が
目視できる位置に形成されている。
【0043】そして、各押圧部82はラッチ15の各解
除用爪部153に対向する位置に形成され、脚部83は
装着プレート11に係止される。従って、操作部80が
脚部83を支点にして図5中下方に押圧されることによ
って、ラッチ15の解除用爪部153が押圧部82に押
圧され、ラッチ15がタングプレート体40とは反対側
に傾倒されて、各爪部152が各係止孔44から離脱す
るように構成されている。
【0044】次に、上記のように構成された安全ベルト
1の作用について説明する。
【0045】タングプレート体40がバックル5に挿入
されない状態では、図5及び図6に示すように、各スラ
イダ12は各コイルばね13の付勢力により、装着プレ
ート11のガイド孔113の上端側(図5及び図6中右
奥側)に移動している。このとき、右スライダ12Rの
表示プレート123のアンロック表示部125が、ロッ
ク解除ボタン8の表示窓81内に位置しているので、赤
色Yが表示窓81に表示される。また、図7に示すよう
に、各スライダ12が板ばね9とは反対側からラッチ1
5に当接しているので、ラッチ15は傾倒できない。
【0046】安全ベルト1を使用する際は、まず、左右
のタングプレート4L、4Rを、凸部45Lを凹部46
Rに嵌合するとともに、凸部45Rを凹部46Lに嵌合
することにより、図4に示すように連結し、タングプレ
ート体40を形成する。
【0047】次に、タングプレート体40をケース20
のタング挿入口61から挿入する。このとき、まだタン
グプレート体40が各スライダ12を押圧していない状
態では、図2に示すように、赤色Yが表示窓81に表示
されたままである。
【0048】また、タングプレート体40の表面側をバ
ックル5の表面側に向けた状態で挿入すれば、タングプ
レート体40のストッパ体490がタング挿入口61の
ストッパ通し部62を挿通できるので、タングプレート
体40をバックル5にロックすることができるが、タン
グプレート体40の裏面側をバックル5の表面側に向け
た状態で挿入すると、ストッパ体490がタング挿入口
61の外縁に当接し挿通できないので、タングプレート
体40をバックル5にロックすることができない。
【0049】そして、タングプレート体40により各ス
ライダ12を押圧し、各コイルばね13の付勢力に抗し
て各スライダ12をガイド孔113の下端側に移動する
と、ラッチ15の各爪部152は板ばね9の各ばね脚部
91によってタングプレート体40側に押圧されている
ので、図8に示すように、各係止孔44が各爪部152
の位置に来たときにラッチ15が傾倒し、各爪部152
が各係止孔44に入り込んで係止され、タングプレート
体40がバックル5から離脱できないようにロックされ
る。
【0050】このとき、右スライダ12Rの移動と共に
表示プレート123がケース20内を下方に移動し、ラ
ッチ15がタングプレート体40に係止されることによ
り上方に戻らないようになるので、表示窓81内にはロ
ック表示部124が位置するようになり、図1に示すよ
うに、青色Bが表示窓81に表示される。
【0051】なお、タングプレート体40の挿入が不十
分で、ラッチ15がタングプレート体40に係止されな
い場合には、コイルばね13の付勢力により各スライダ
12は上方に押し戻されてしまうので、青色Bが表示窓
81に表示された状態が維持できずに、赤色Yが表示さ
れる状態に戻ってしまう。
【0052】また、図13に示すように、左タングプレ
ート4Lを単独でバックル5に挿入すると、左スライダ
12Lは移動するが、右スライダ12Rが板ばね9(図
示せず)とは反対側からラッチ15に当接したままなの
で、ラッチ15は傾倒することができず、左爪部152
Lは左係止孔44Lに入り込むことはできない。したが
って、左タングプレート4Lをバックル5にロックする
ことはできない。右タングプレート4Rを単独でバック
ル5に挿入したときも同様であり、表示プレート123
は右スライダ12Rと共にコイルばね13に押し戻さ
れ、青色Bが表示窓81に表示された状態が維持できず
に、赤色Yが表示される状態に戻ってしまう。
【0053】装着したタングプレート体40をバックル
5から離脱する場合は、ロック解除ボタン8の操作部8
0を図5中下方に押圧すると、各押圧部82がラッチ1
5の各解除用爪部153を下方に押し下げるので、ラッ
チ15が板ばね9の付勢力に打ち勝ってタングプレート
体40とは反対側に傾倒し、ラッチ15の各爪部152
が各係止孔44から外れる。そのため、各コイルばね1
3が各スライダ12とともにタングプレート体40を押
圧し、タングプレート体40がバックル5から離脱す
る。このとき、バックル5の表示窓81内には再び、ア
ンロック表示部125が位置するようになり、表示窓8
1には赤色Yが表示される。
【0054】このように、左右のタングプレート4L、
4Rは、連結して一体のタングプレート体40とした状
態でなければバックル5にロックできず、また、表示窓
81に表示される色が、赤色Yであればタングプレート
体40はアンロック状態にあり、青色Bであればタング
プレート体40がロック状態にあると確認できる。
【0055】なお、上記の形態において、表示手段とし
て、バックル5に赤色と青色の2色を表示したが、他の
色でもよく、また、塗料の塗布やシールの貼着をせず地
の色をそのまま一方の色として用いてもよい。さらに、
色ではなく標識でロック状態とアンロック状態を表示し
ても良い。ここで、標識とは、文字、図形、記号若しく
はこれらの結合又はそれらに色を付したものをを言う。
要するに、ロック状態とアンロック状態とを目視により
識別できる印であれば良い。
【0056】また、着脱状態を表示する場所も上記形態
に限らず、目視可能な場所であれば良い。ただし、図1
に示すように、バックル5のロック解除ボタン8の操作
部80に表示窓81を設けることにより、より目立つ位
置に着脱状態が表示されることになり、着脱状態が一層
確認し易くなるとともに、ロック解除ボタン8とは別に
表示窓81用の開口部をバックル5に設ける必要がなく
なり、バックル5の強度の低下を防ぐことができる。
【0057】さらに、上記形態においては、右スライダ
12Rに表示プレート123を配設したが、もちろん左
スライダ12Lに配設してもよい。
【0058】また、左右のタングプレート4L、4Rの
連結手段も、上記形態に限るものではない。例えば、図
14に示すように、右タングプレート4Rの表面側のみ
に連結片43Rを突設して、連結片43Rの裏面側に凹
部(第2の係合部)46Rを形成し、左タングプレート
4Lの角部48L付近の表面に形成された凸部(第1の
係合部)45Lと嵌合させてもよい。この例では、第1
の連結部50Lは左タングプレート4Lの角部48L付
近に相当し、第2の連結部50Rは連結片43Rに相当
する。
【0059】また、勿論凹凸が逆の形態でも良いし、凹
凸が略円筒状ではなく略直方体状等他の形状でも良い。
要するに、第1の係合部と第2の係合部は互いに係合で
きる形状であれば良い。ただし、図3に示すように、第
1の係合部である凸部45Lと凹部46L、及び、第2
の係合部である凸部45Rと凹部46Rを、係合時に左
右及び上下方向の動きが規制されるような形態に形成す
ることにより、連結時にタングプレート体40を左右及
び上下方向に引っ張っても分離しないようにできる。こ
のような係合時に左右及び上下方向の動きを規制できる
形態は、図3に示すものに限られず、例えば、第1の係
合部として頭部41Lの表面に、頭部41R側の端部に
沿って凹溝を形成し、第2の係合部として頭部41Rの
裏面に、その凹溝に係合可能な突出部を頭部41L側の
端部に沿って設けてもよい。
【0060】さらに、バックル5の構成あるいは各タン
グプレート4の形状等も上記の形態に限るものではな
い。例えば、上述したように、各タングプレート4のス
トッパ部49を各タング部42の表面ではなく裏面に形
成してもよい。また、一体化したときに各ストッパ部4
9が離れて位置するように、各ストッパ部49を各タン
グ部42の左右方向における中央にそれぞれ形成し、2
つのストッパ通し部62をタング挿入口61の各ストッ
パ部49に対向する位置に、それぞれ形成してもよい。
ただし、上記形態のように、各ストッパ部49を連結し
たときに一つのストッパ体490になるように形成する
ことにより、ストッパ通し部62をタング挿入口61の
一か所に形成すれば良くなるので、タング挿入口61の
強度の低下を防ぐことができる。
【0061】また、図3に示す形態では、タングプレー
ト体40に突出するストッパ部4L、4Rを形成し、こ
れに対応して凹むストッパ通し部62をバックル5に形
成したが、逆に、バックル5のタング挿入口61等に突
出するストッパ部を形成し、これに対応して凹むストッ
パ通し部を、タングプレート体40の頭部体410等に
設けてもよい。
【0062】また、図15に示すように、本発明は各タ
ングプレート4の連結手段が設けられていない実施形態
も取り得る。この形態では、連結手段(連結片43L、
43R、及び凸部45L、45R)が設けられていない
ことを除けば、図1に示す形態と同様に構成されてい
る。そして、図15の仮想線で示すように、両手Hで各
タングプレート4を支持して隣接させタングプレート体
40とした状態でバックル5に挿入すると、タングプレ
ート体40がバックル5にロックされ、各タングプレー
ト4をバックル5に単独で挿入するとロックされない。
【0063】
【発明の効果】上記のように構成したことにより、本発
明によれば、一対のタングプレートを隣接させてタング
プレート体とした状態で挿入したときのみバックルに装
着可能となるので、タングプレートが一方のみ装着され
他方は装着されていない状態の発生を防ぐことができ
る。また、ロック状態とアンロック状態とが色又は標識
で表示されるので、目視によって容易に、また確実に着
脱状態を確認することができ、再確認も容易となる。従
って、チャイルドシートの安全性が向上する。さらに、
一対のタングプレートの装着を別々に確認する必要がな
くなるので、容易に装着の確認ができ、チャイルドシー
トの利便性が向上する。
【0064】また、一対のタングプレートを連結してタ
ングプレート体を形成できるので、各タングプレートが
容易に分離することがなくなる。したがって、タングプ
レート体のバックルへの挿入及びロックが容易になる。
【0065】また、タングプレート体の表裏とバックル
の表裏とが一致しているときのみ挿入可能となるので、
タングプレートの表裏を間違えて装着することを防止で
き、ベルトの捻じれを防ぐことができて、よりチャイル
ドシートの安全性を向上させることができる。
【0066】さらに、タングプレート体を挿入して装着
プレートに配設された2つのスライダを押圧し同時に移
動することにより、装着プレートに支持されたラッチが
傾倒してタングプレート体を係止保持するので、一対の
タングプレートが連結されて挿入されたときのみロック
されるような装着手段を、簡単な構成で実現することが
でき、製造が容易であると共に、本発明のチャイルドシ
ートの安全ベルトを安価に利用者に提供することができ
る。
【0067】さらに、表示窓に表示される色によってロ
ック状態とアンロック状態とを表示するので、装着状態
を目視によって即座に確認することができると共に、装
着状態を時間を置いて再確認することもできる。また、
ロック状態とアンロック状態の表示手段を、簡単な構成
で実現することができ、製造が容易であると共に、本発
明のチャイルドシートの安全ベルトを安価に利用者に提
供することができる。また、バックルに表示窓が形成さ
れるので、目立つ位置に色が表示されることになり、着
脱状態が確認し易くなる。
【0068】また、第1のタングプレートの表面側の係
合部と第2のタングプレートの裏面側の係合部とを係合
することにより、各タングプレートを連結できるので、
各タングプレートを容易に連結でき、連結時にがたつき
を少なくでき、また、係合部が外から見えなくなるの
で、見た目の良いチャイルドシートの安全ベルトを提供
できる。
【0069】さらに、各タングプレートの頭部から相互
に突出する連結片にそれぞれ形成された係合部と、各タ
ングプレートの頭部にそれぞれ形成された係合部とを、
相互に係合することにより、各タングプレートを連結で
きるので、連結時にがたつきをより少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチャイルドシートの安全ベルトの一実
施形態におけるロック状態を示す正面図である。
【図2】図1の実施形態のアンロック状態を示す正面図
である。
【図3】図1の実施形態のタングプレートの斜視図であ
る。
【図4】図1の実施形態のタングプレートを連結したと
きの斜視図である。
【図5】図1の実施形態のバックルの分解斜視図であ
る。
【図6】図1の実施形態のバックルを背面から分解した
斜視図である。
【図7】図2におけるVII −VII 線部分断面図である。
【図8】図1におけるVIII−VIII線部分断面図である。
【図9】図1の実施形態の左スライダの斜視図である。
【図10】図1の実施形態の右スライダの斜視図であ
る。
【図11】図1の実施形態のラッチの斜視図である。
【図12】図1の実施形態のバックルのケースの平面図
である。
【図13】図1の実施形態において、左タングプレート
を単独でタング装着体に挿入したときの背面側斜視図で
ある。
【図14】タングプレートの他の実施形態である。
【図15】連結手段がない実施形態である。
【符号の説明】
1…安全ベルト 2…股ベルト 3…肩ベルト 4…タングプレート 5…バックル 8…ロック解除ボタン 10…タング装着体 11…装着プレート 12…スライダ 15…ラッチ 40…タングプレート体 41…頭部 43…連結片 44…係止孔(係止部) 45…凸部(頭部側係合部) 46…凹部(連結片側係合部) 50…連結部 81…表示窓 123…表示プレート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のベルトと第2のベルトとからなる
    一対のベルトと、前記第1のベルトに配設される第1の
    タングプレートと前記第2のベルトに配設される第2の
    タングプレートとからなる一対のタングプレートと、前
    記第1のタングプレートと前記第2のタングプレートと
    を着脱可能なバックルと、を有して構成されるチャイル
    ドシートの安全ベルトであって、 前記第1のタングプレートと前記第2のタングプレート
    とを隣接させたタングプレート体が前記バックルに挿入
    されたときは、前記タングプレート体が前記バックルに
    ロック可能であり、前記第1のタングプレート又は前記
    第2のタングプレートが単独で挿入されたときは、前記
    第1のタングプレート又は前記第2のタングプレートが
    前記バックルにロック不能であるように構成された装着
    手段と、 前記タングプレート体が前記バックルにロックされてい
    る状態と、前記タングプレート体が前記バックルにロッ
    クされていない状態と、を色又は標識で表示する表示手
    段と、 が配設されることを特徴とするチャイルドシートの安全
    ベルト。
  2. 【請求項2】 前記第1のタングプレートと前記第2の
    タングプレートとを連結して前記タングプレート体を形
    成する連結手段が配設されることを特徴とする請求項1
    記載のチャイルドシートの安全ベルト。
  3. 【請求項3】 前記タングプレート体と前記バックルの
    いずれか一方に、突出するストッパ部が形成され、他方
    に、前記ストッパ部に対応して凹むストッパ通し部が形
    成され、 前記装着手段が、前記タングプレート体の表面側が前記
    バックルの表面側に向けられて挿入されたときは、前記
    ストッパ部が前記ストッパ通し部を挿通可能であること
    により、前記タングプレート体が前記バックルにロック
    可能であり、前記タングプレート体の表面側が前記バッ
    クルの裏面側に向けられて挿入されたときは、前記スト
    ッパ部が前記ストッパ通し部を挿通不能であることによ
    り、前記タングプレート体が前記バックルにロック不能
    であるように構成されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載のチャイルドシートの安全ベルト。
  4. 【請求項4】 前記装着手段が、 前記バックルに配設され、前記タングプレート体を前記
    バックルに挿入案内する装着プレートと、 前記装着プレートに配設され、前記第1のタングプレー
    トに押圧されることより移動可能な第1のスライダと、 前記装着プレートに配設され、前記第2のタングプレー
    トに押圧されることより移動可能な第2のスライダと、 前記装着プレートに支持され、前記第1のスライダと前
    記第2のスライダとが同時に移動されることにより傾倒
    可能にされるラッチと、 前記第1のタングプレートに形成される第1の係止部
    と、 前記第2のタングプレートに形成される第2の係止部
    と、 を有し、 前記タングプレート体が前記バックルに挿入されたとき
    に、前記ラッチが前記タングプレート体側に傾倒されて
    前記第1の係止部と前記第2の係止部に係止されるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1、2又は3
    記載のチャイルドシートの安全ベルト。
  5. 【請求項5】 前記表示手段が、 前記第1のスライダ又は前記第2のスライダのいずれか
    一方に配設され、表面が2色に色分けされた表示プレー
    トと、 前記バックルに形成された表示窓と、 を有し、 前記タングプレート体が前記バックルにロックされてい
    るときは前記表示プレートの表面の一方の色が前記表示
    窓に表示され、前記タングプレート体が前記バックルに
    ロックされていないときは前記表示プレートの表面の他
    方の色が前記表示窓に表示されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載のチャイルドシートの安
    全ベルト。
  6. 【請求項6】 前記第1のタングプレートが、前記第1
    のベルトが挿通される第1の頭部を有して構成され、 前記第2のタングプレートが、前記第2のベルトが挿通
    される第2の頭部を有して構成され、 前記連結手段が、前記第1の頭部に形成された第1の連
    結部と、前記第2の頭部に形成された第2の連結部と、
    を有し、前記第1の連結部の表面と前記第2の連結部の
    裏面とが、それぞれ第1の係合部と第2の係合部を有し
    て対向するように配置され、前記第1の係合部と前記第
    2の係合部とが係合されることにより、前記第1のタン
    グプレートと前記第2のタングプレートとが連結される
    ように構成されていることを特徴とする請求項2記載の
    チャイルドシートの安全ベルト。
  7. 【請求項7】 前記第1の連結部が、前記第1の頭部の
    裏面側から前記第2の頭部に向かって突出する第1の連
    結片を有し、 前記第2の連結部が、前記第2の頭部の表面側から前記
    第1の頭部に向かって突出する第2の連結片を有し、 前記第1の係合部が、前記第1の連結片の前記第1の頭
    部から突出した部位に形成された第1の連結片側係合部
    と、前記第1の頭部に形成された第1の頭部側係合部
    と、から構成され、 前記第2の係合部が、前記第2の連結片の前記第2の頭
    部から突出した部位に形成された第2の連結片側係合部
    と、前記第2の頭部に形成された第2の頭部側係合部
    と、から構成され、 前記第1の連結片側係合部が前記第2の頭部側係合部に
    係合されるとともに、前記第2の連結片側係合部が前記
    第1の頭部側係合部に係合されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項6記載のチャイルドシートの安
    全ベルト。
JP2000140796A 2000-05-12 2000-05-12 チャイルドシートの安全ベルト Withdrawn JP2001322529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000140796A JP2001322529A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 チャイルドシートの安全ベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000140796A JP2001322529A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 チャイルドシートの安全ベルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001322529A true JP2001322529A (ja) 2001-11-20

Family

ID=18648022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000140796A Withdrawn JP2001322529A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 チャイルドシートの安全ベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001322529A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002100692A1 (fr) * 2001-06-11 2002-12-19 Ashimori Industry Co., Ltd. Boucle de ceinture
JP2005178513A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Takata Corp チャイルドシート用トング及びチャイルドシート
CN113752979A (zh) * 2020-06-03 2021-12-07 宏霖工业股份有限公司 锁扣构件
JP7364444B2 (ja) 2019-04-16 2023-10-18 ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 座席付き育児器具および連結具

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002100692A1 (fr) * 2001-06-11 2002-12-19 Ashimori Industry Co., Ltd. Boucle de ceinture
US6922875B2 (en) 2001-06-11 2005-08-02 Ashimori Industry Co., Ltd. Buckle device
JP2005178513A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Takata Corp チャイルドシート用トング及びチャイルドシート
JP4604482B2 (ja) * 2003-12-18 2011-01-05 タカタ株式会社 チャイルドシート用トング及びチャイルドシート
JP7364444B2 (ja) 2019-04-16 2023-10-18 ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 座席付き育児器具および連結具
CN113752979A (zh) * 2020-06-03 2021-12-07 宏霖工业股份有限公司 锁扣构件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8720018B2 (en) Side release buckle and lock member for same
US7712196B2 (en) Belt lock
EP1884170A1 (en) Buckle device
KR20200131407A (ko) 견고한 체결유지 기능과 용이한 체결해제 기능을 갖는 버클
JPH08256809A (ja) バックル
JP2002360311A (ja) バックル装置
JP2015521979A (ja) 安全バックル・デバイス
JP2001322529A (ja) チャイルドシートの安全ベルト
US5919053A (en) Connector engaging structure
KR20010049343A (ko) 측부압압 개방형 버클
JP4604482B2 (ja) チャイルドシート用トング及びチャイルドシート
JP6761639B2 (ja) バックル
JPH0779026B2 (ja) 端子係止具付コネクタ
JP2009123358A (ja) 薄型電子機器
CN111853002B (zh) 侧向释锁扣具
TW201714544A (zh) 帶扣
JPH10281117A (ja) 連結装置およびその連結装置を用いた家具
JP2002238619A (ja) チャイルドシートのタングプレート同時係止装置
JP2000241671A (ja) 誤嵌合防止キーを備えたプラグイン光コネクタ
JP4464778B2 (ja) スライドファスナーの施錠装置
JP3237309U (ja) 連結安定の安全バックル
JPH086757Y2 (ja) 袋物類の提手
JP2000272468A (ja) チャイルドシートの安全ベルト
JPH0679988A (ja) 情報カード
JP2002199907A (ja) 止め具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040129

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040130

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807