JP2001322322A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JP2001322322A
JP2001322322A JP2000140858A JP2000140858A JP2001322322A JP 2001322322 A JP2001322322 A JP 2001322322A JP 2000140858 A JP2000140858 A JP 2000140858A JP 2000140858 A JP2000140858 A JP 2000140858A JP 2001322322 A JP2001322322 A JP 2001322322A
Authority
JP
Japan
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paper
sheet
feed
tension
feed tension
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000140858A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Hokino
一宏 保木野
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NEC Data Terminal Ltd
Original Assignee
NEC Data Terminal Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Data Terminal Ltd filed Critical NEC Data Terminal Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙厚に応じた適切なフィードテンションを
与え、安定した用紙送りを可能とする用紙搬送装置の提
供。 【解決手段】 プラテン13で案内される用紙11に印
刷する印刷機構部14と、用紙厚設定レバー15の位置
変更に連動して印刷機構部14とプラテン13との距離
を変更する印刷ギャップ変更機構16と、用紙11にフ
ィードテンションを与えるフィードテンション付与機構
21と、用紙厚設定レバー15の位置に応じてフィード
テンション付与機構21による用紙11へのフィードテ
ンションを調整可能なフィードテンション調整機構25
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙厚に応じて印
刷ギャップを設定変更可能な用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の用紙搬送装置の中には、用紙厚に
応じて印刷ギャップを設定可能なものがある。すなわ
ち、プラテンで案内される用紙に印刷する印刷機構部と
前記プラテンとの距離を用紙厚に応じて変更調整するの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の用紙
搬送装置は、用紙厚に応じて印刷ギャップを設定変更可
能とされているものの、用紙のフィードテンションは無
調整であり、用紙厚が変わってもテンション調整は行わ
ずに用紙送りを行っていた。そのため、用紙厚の厚い用
紙に最良のフィードテンションを設定すると用紙厚の薄
い用紙でジャムが発生し、用紙厚の薄い用紙で最良のフ
ィードテンションを設定すると用紙厚の厚い用紙でフィ
ード不良が発生するといった問題が有り、最終的にはサ
ポートする用紙の範囲内で妥協点を見つけ設定してい
た。したがって、用紙ごとに安定した用紙送りが得られ
ていなかった。したがって、本発明は、用紙厚に応じた
適切なフィードテンションを与え、安定した用紙送りを
可能とする用紙搬送装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の用紙搬送装置は、プラテン
で案内される用紙に印刷する印刷機構部と、用紙厚設定
レバーの位置変更に連動して前記印刷機構部と前記プラ
テンとの距離を変更する印刷ギャップ変更機構と、用紙
にフィードテンションを与えるフィードテンション付与
機構と、前記用紙厚設定レバーの位置に応じて前記フィ
ードテンション付与機構による用紙へのフィードテンシ
ョンを調整可能なフィードテンション調整機構とを有す
ることを特徴としている。
【0005】これにより、使用者が用紙厚に応じて印刷
機構部とプラテンとの距離を変更するため用紙厚設定レ
バーを操作すると、操作された用紙厚設定レバーの位置
に応じてフィードテンション付与機構による用紙へのフ
ィードテンションをフィードテンション調整機構が調整
する。したがって、用紙厚に応じた適切なフィードテン
ションを与え、安定した用紙送りが可能となる。
【0006】本発明の請求項2記載の用紙搬送装置は、
請求項1記載のものに関し、前記フィードテンション調
整機構が、前記フィードテンションをソレノイド制御に
より調整することを特徴としている。
【0007】このように、フィードテンション調整機構
が、フィードテンションをソレノイド制御により調整す
るため、安価な構成で正確にフィードテンションを調整
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一の実施の形態に係る用
紙搬送装置を、図1を参照して以下に説明する。この実
施の形態に係る用紙搬送装置は、用紙種に応じて用紙厚
設定レバーにて印刷ギャップを設定することで、あらか
じめ決めてあるレバー設定値に応じたソレノイド制御の
実現により、用紙厚に応じた適切なフィードテンション
を与え、安定した用紙送りを可能とするものである。
【0009】図1を参照して説明すると、用紙搬送装置
10は、用紙11を搬送するトラクタ12と、プラテン
13で案内される用紙11に印刷を行う印刷機構部14
と、使用者により角度変更すなわち位置変更が複数段階
に行える用紙厚設定レバー15と、用紙厚設定レバー1
5の位置変更に連動して印刷機構部14とプラテン13
との距離を変更調整する印刷ギャップ変更機構16とを
有している。
【0010】印刷ギャップ変更機構16は、用紙厚設定
レバー15にリンクされ該用紙厚設定レバー15の操作
により印刷機構部14を移動させる変心シャフト17
と、用紙厚設定レバー15の設定位置を認識する手段と
して備えられた、無数にスリットがあけられたスリット
板18と、このスリット板18のスリットを認識するセ
ンサ19とを有している。
【0011】また、用紙搬送装置10は、用紙11にフ
ィード(紙送り)テンションを与えるフィードテンショ
ン付与機構21を有しており、このフィードテンション
付与機構21は、フィードローラ22およびテンション
ローラ23を備えている。これらフィードローラ22お
よびテンションローラ23は、用紙を挟持することで用
紙11へフィードテンションを与えることになり、互い
の位置関係が変更調整されることで用紙11へのフィー
ドテンションを調整可能となっている。
【0012】さらに、用紙搬送装置10は、用紙厚設定
レバー15の位置変更に連動してフィードローラ22と
テンションローラ23との位置関係を変更調整し、その
結果、フィードテンション付与機構21による用紙11
へのフィードテンションを調整するフィードテンション
調整機構25を有している。このフィードテンション調
整機構25は、ソレノイド26およびブラケット27を
備えており、ソレノイド26の制御によりこれに連結さ
れたブラケット27が回転して該ブラケット27に支持
されたテンションローラ23を移動させ、フィードロー
ラ22とテンションローラ23との位置関係を変更調整
する。
【0013】次に、上記用紙搬送装置10の動作につい
て説明する。用紙11の搬送に関しては、トラクタ12
とフィードローラ22およびテンションローラ23の回
転により行われる。ここで、上述したようにテンション
ローラ23はブラケット27に取り付けられており、ブ
ラケット27はソレノイド26と連結されている。この
ため、ソレノイド26のON/OFF動作により、ブラ
ケット27は回転動作を行うためテンションローラ23
はブラケット27と共に回転しフィードローラ22にテ
ンションを与える。
【0014】用紙種に応じて、使用者が用紙厚設定レバ
ー15を手動操作することで変心シャフト17が回転
し、プラテン13との軸間方向に印刷機構部14が所定
位置まで移動する。このとき、用紙厚設定レバー15の
設定位置は、変心シャフト17の軸上に備えられたスリ
ット板18の回転により、あらかじめ認識されたスター
ト位置からのスリット板18のスリット数をセンサ19
で認識することで把握されることになる。
【0015】そして、用紙11に対する紙送りテンショ
ンは、あらかじめ用紙厚設定レバー15の設定位置によ
り、ソレノイド26のON/OFF制御が決められてお
り、センサ19からの出力に応じてあらかじめ設定され
た状態にソレノイド26を制御することによりテンショ
ンローラ23に用紙厚に応じた適正テンションを与える
ことになる。
【0016】以上に述べた用紙搬送装置10によれば、
媒体種により用紙11の厚さが違っていても、用紙厚設
定レバー15の設定操作を行うだけで、あらかじめ設定
された個々の用紙厚設定に対する適切なソレノイド制御
により、適切なフィードテンションが与えられるため、
媒体種にかかわらず改行ピッチズレを最小限に抑えた、
安定した用紙送りが可能である。
【0017】なお、上記したフィードテンション付与機
構21およびフィードテンション調整機構25の組を二
組設け、一方の組のフィードローラ22およびテンショ
ンローラ23を印刷機構部14の前に配置し、他方の組
のフィードローラ22およびテンションローラ23を印
刷機構部14の後ろに配置することで、単票紙に対して
も媒体種にかかわらず改行ピッチズレを最小限に抑え
た、安定した用紙送りが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の用紙搬送装置によれば、使用者が用紙厚に応じて
印刷機構部とプラテンとの距離を変更するため用紙厚設
定レバーを操作すると、操作された用紙厚設定レバーの
位置に応じてフィードテンション付与機構による用紙へ
のフィードテンションをフィードテンション調整機構が
調整する。したがって、用紙厚に応じた適切なフィード
テンションを与え、安定した用紙送りが可能となる。
【0019】本発明の請求項2記載の用紙搬送装置によ
れば、フィードテンション調整機構が、フィードテンシ
ョンをソレノイド制御により調整するため、安価な構成
で正確にフィードテンションを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一の実施の形態に係る用紙搬送装置
を示す側面図である。
【符号の説明】
10 用紙搬送装置 11 用紙 12 トラクタ 13 プラテン 14 印刷機構部 15 用紙厚設定レバー 16 印刷ギャップ変更機構 17 変心シャフト 18 スリット板 19 センサ 21 フィードテンション付与機構 22 フィードローラ 23 テンションローラ 25 フィードテンション調整機構 26 ソレノイド 27 ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンで案内される用紙に印刷する印
    刷機構部と、 用紙厚設定レバーの位置変更に連動して前記印刷機構部
    と前記プラテンとの距離を変更する印刷ギャップ変更機
    構と、 用紙にフィードテンションを与えるフィードテンション
    付与機構と、 前記用紙厚設定レバーの位置に応じて前記フィードテン
    ション付与機構による用紙へのフィードテンションを調
    整可能なフィードテンション調整機構と、を有すること
    を特徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記フィードテンション調整機構は、前
    記フィードテンションをソレノイド制御により調整する
    ことを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
JP2000140858A 2000-05-12 2000-05-12 用紙搬送装置 Withdrawn JP2001322322A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101525852B1 (ko) * 2013-12-20 2015-06-03 (주) 한교아이씨 홀로그램 연속기록을 위한 홀로그래픽기록지 피딩장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101525852B1 (ko) * 2013-12-20 2015-06-03 (주) 한교아이씨 홀로그램 연속기록을 위한 홀로그래픽기록지 피딩장치

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807