JP2001321595A - 洗濯機用風呂水吸水ポンプ - Google Patents

洗濯機用風呂水吸水ポンプ

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JP2001321595A
JP2001321595A JP2000145344A JP2000145344A JP2001321595A JP 2001321595 A JP2001321595 A JP 2001321595A JP 2000145344 A JP2000145344 A JP 2000145344A JP 2000145344 A JP2000145344 A JP 2000145344A JP 2001321595 A JP2001321595 A JP 2001321595A
Authority
JP
Japan
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priming
pump
self
water
suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000145344A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Otani
憲一 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TERADA PUMP SEISAKUSHO KK
Terada Pump Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
TERADA PUMP SEISAKUSHO KK
Terada Pump Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by TERADA PUMP SEISAKUSHO KK, Terada Pump Manufacturing Co Ltd filed Critical TERADA PUMP SEISAKUSHO KK
Priority to JP2000145344A priority Critical patent/JP2001321595A/ja
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自吸式ポンプの自吸作用に要する時間を大幅
に短縮することで洗濯時間を短くでき、しかも省エネル
ギーにも寄与することができる洗濯機用風呂水吸水ポン
プを提供する。 【解決手段】 自吸式ポンプ21におけるポンプケーシ
ング22の吸込側に、水道水の供給部と電磁弁を介して
接続する呼び水口33を設け、自吸式ポンプ21の起動
時に水道水を呼び水口33から吸込部26に噴出させる
ことにより、自吸作用に要する時間を大幅に短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗濯機に自吸式
ポンプを組み込み、このポンプで風呂の残り湯を吸い上
げて洗濯機槽に供給するための洗濯機用風呂水吸水ポン
プに関する。
【0002】
【従来の技術】節水のため、風呂の残り湯を洗濯に利用
することは従来より行われており、これに対応する洗濯
機として、風呂の残り湯を吸い上げる自吸式ポンプを内
蔵したものが提案されている。
【0003】図6と図7は、洗濯機に内蔵される従来の
自吸式ポンプ1を示し、ポンプケーシング2のポンプ室
3内にモータ4で回転が付与される羽根車5を収納し、
羽根車5の直前に設けた吸込部6と吸引口7をつなぐ通
路8の間に逆止弁9を設け、図示省略したがポンプ室3
の上部周囲に設けた気水分離室10とポンプ室3を還流
穴で接続すると共に、上記ポンプケーシング2の上部に
気水分離室10と連通する吐出口11と呼び水口12を
設けた構造になっている。
【0004】ところで、上記のような自吸式ポンプ1
は、自吸作用をポンプケーシング2内の水のみを用いて
行い、羽根車5から吐出された気水混合水を気水分離室
10で水と空気に分離したのち、水だけを還流穴から羽
根車5のあるポンプ室3に戻し、その循環を繰り返すこ
とでホース内の空気を排気し、ホース内の空気を完全に
排気した時点で始めて揚水工程になる。
【0005】また、従来の自吸式ポンプ1は、ポンプケ
ーシング2内の水量が少ないと、自吸作用が生じにくい
ため、水量が少ない場合は、ポンプケーシング2に気水
分離室10と連通する呼び水口12を設け、図7のよう
に、洗濯機に設けた受水部13と呼び水口12を接続
し、水道の水をポンプケーシング2内に充填できるよう
にしているが、これはあくまでもポンプケーシング2内
の水量を補充して、通常の気水分離が生じるようにする
ことだけを目的としており、気水分離の効率を直接向上
させるものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自吸式ポンプ
1の気水分離の効率や水の循環量には限界があるため、
自吸作用に要する時間が長くかかることになり、この自
吸作用中は自吸式ポンプ1が揚水を行わないので、エネ
ルギーの損失になると共に、その分洗濯時間が長くかか
ることになるという問題がある。
【0007】そこで、この発明の課題は、自吸式ポンプ
の自吸作用に要する時間を大幅に短縮することで洗濯時
間を短くでき、しかも省エネルギーにも寄与することが
できる洗濯機用風呂水吸水ポンプを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、自吸式ポンプにおけるポンプケ
ーシングの吸込側に、水道水の供給部と電磁弁を介して
接続する呼び水口を設けた構成を採用したものである。
【0009】この発明における上記呼び水口は、ポンプ
羽根車の吸込部に対して同軸心状で対向する配置とし、
この呼び水口が水道水をポンプ羽根車の吸込部に対して
ジェット噴流させるように形成することができ、水道水
を直接羽根車に供給することで、気水分離効率の問題が
なく、自吸作用に要する時間を大幅に短縮でき、また、
上記電磁弁は、水道水の給水を呼び水口と洗濯機槽に切
り換えることのできる3方弁を使用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0011】図1と図2のように、この発明の自吸式ポ
ンプ21は、ポンプケーシング22のポンプ室23内に
モータ24で回転が付与される羽根車25を収納し、羽
根車25の直前に同軸心状の配置で設けた筒状の吸込部
26とポンプケーシング22の吸引口27をつなぐ通路
28の途中に逆止弁29を設け、ポンプ室23の上部周
囲に設けた気水分離室30をポンプ室23の吐出部と接
続すると共に、上記ポンプケーシング22の上部に気水
分離室30と連通する吐出口31が設けられている。
【0012】上記ポンプケーシング22の吸込部26と
対向する位置に、水道水の供給部と電磁弁32を介して
接続する呼び水口33が設けられている。この呼び水口
33は、ポンプケーシング22を内外に貫通し、吸込部
26に対して同軸心状で対向する配置となるよう設けら
れ、ポンプケーシング22の外部に突出する筒状部33
aを電磁弁32を介して水道水の供給部と接続すること
になる。
【0013】上記呼び水口33は、吸込部26よりも小
径で、その内端が吸込部26の先端と所定の間隔を設け
て配置され、吸込部26に対して水道水をジェット噴流
させるように内端側は小径に絞られている。
【0014】図3は、自吸式ポンプ21と電磁弁32の
関係を示し、自吸式ポンプ21の吐出口31がホース3
4で洗濯機槽に接続され、吸引口27に浴槽の残り湯を
吸い上げる吸引ホース35を接続すると共に、水道水の
供給部とポンプケーシング22の呼び水口33をつなぐ
給水路36の途中に電磁弁32を設け、電磁弁32の開
弁時に吸込部26に対して水道水を噴流させるようにな
っている。なお、水道水の供給部は、カラン等により、
供給水量が自由に調整することができる。
【0015】また、図4は、上記電磁弁32に水道水の
給水を呼び水口33と洗濯機槽に切り換えることのでき
る3方弁を使用した例を示している。
【0016】この発明の洗濯機用風呂水吸水ポンプは、
上記のような構成であり、自吸式ポンプ21のモータ2
4を起動して羽根車25を回転させると、ポンプ室23
内の水を羽根車25が気水分離室30に送り込む作用が
発生し、これと同時に電磁弁32が通電のオンにより開
弁し、水道水の供給部から流出した水道水が呼び水口3
3からジェット噴流となって吸込部26に噴出する。
【0017】このように、呼び水口33から吸込部26
に水道水を噴出すると、羽根車25に供給される水量が
増大し、羽根車25によって通路28と吸引口27に接
続した吸引ホース35の内部空気を直接吸引することが
でき、これにより、通路28と吸引ホース35の内部空
気を速やかに排気して揚水工程に移行することができ、
気水分離による自吸作用のために要する時間を大幅に短
縮することができる。
【0018】上記自吸作用のために要する時間は、水道
水の供給量によって変動するが、例えば、図5に示す注
水量と自吸時間の測定結果で示すように、従来の自吸式
ポンプは自吸作用の時間が90秒かかっていたが、この
発明の自吸式ポンプは注水量を増やすことにより、自吸
作用の時間が20秒まで短縮することができた。
【0019】自吸式ポンプ21が揚水工程に移行する
と、電磁弁32への通電をオフして水道水の供給を停止
し、揚水工程で浴槽の残り湯を吸い上げて所定の水位に
達すると、自吸式ポンプ21も停止することになる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、洗濯
機用風呂水吸水ポンプに自吸式ポンプを用い、この自吸
式ポンプにおけるポンプケーシングの吸込側に、水道水
の供給部と電磁弁を介して接続する呼び水口を設けたの
で、自吸式ポンプの羽根車が回転すると同時に、水道水
の供給部から流出した水道水を呼び水口から吸込部に噴
出させることができ、呼び水口から吸込部に水道水を噴
出すると、羽根車に供給される水量が増大し、羽根車に
よって通路と吸引口に接続した吸引ホースの内部空気を
直接吸引し、通路と吸引ホースの内部空気を速やかに排
気して揚水工程に移行でき、これにより、自吸式ポンプ
の自吸作用のために要する時間を大幅に短縮することが
できる。
【0021】また、自吸作用のために要する時間の短縮
により、省エネルギー化が図れると共に、洗濯時間の短
縮も実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自吸式ポンプを示す縦断面図
【図2】同上の正面図
【図3】自吸式ポンプと電磁弁の関係を示す説明図
【図4】自吸式ポンプと電磁弁の関係を示す他の例の説
明図
【図5】注水量と自吸時間の測定結果を示す説明図
【図6】従来の自吸式ポンプを示す縦断面図
【図7】同上の正面図
【図8】従来の自吸式ポンプにおける呼び水供給の構造
を示す説明図
【符号の説明】
21 自吸式ポンプ 22 ポンプケーシング 23 ポンプ室 24 モータ 25 羽根車 26 吸込部 27 吸引口 28 通路 29 逆止弁 30 気水分離室 31 吐出口 32 電磁弁 33 呼び水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04D 29/44 F04D 29/44 C E 29/46 29/46 J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自吸式ポンプにおけるポンプケーシング
    の吸込側に、水道水の供給部と電磁弁を介して接続する
    呼び水口を設けた洗濯機用風呂水吸水ポンプ。
  2. 【請求項2】 上記呼び水口は、ポンプ羽根車の吸込部
    に対して同軸心状で対向する配置となり、この呼び水口
    が水道水をポンプ羽根車の吸込部に対してジェット噴流
    させるように形成されている請求項1に記載の洗濯機用
    風呂水吸水ポンプ。
  3. 【請求項3】 上記電磁弁が、水道水の給水を呼び水口
    と洗濯機槽に切り換えることのできる3方弁で形成され
    ている請求項1又は2に記載の洗濯機用風呂水吸水ポン
    プ。
JP2000145344A 2000-05-17 2000-05-17 洗濯機用風呂水吸水ポンプ Pending JP2001321595A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009041570A (ja) * 2008-09-19 2009-02-26 Kameya Kogyosho:Kk 自吸式ポンプ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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