JP2001320452A - 電話機およびその機能設定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】多数のキーを一々押すことなく、機能設定、操
作設定、着信音設定及び着信メロディ設定等の各機能を
容易に設定できる電子メール機能付電話機を提供する。 【解決手段】電話通信網１９を介して電子メール２０を
送受信する電子メール送受信装置１８と、電子メール送
受信装置で受信した電子メールに含まれている機能設定
および操作設定情報を記憶する記憶装置１４と、電話機
本体１１の機能および操作を設定する制御装置１５とを
備えて、電子メールにより受信して記憶装置に記憶され
た機能設定および操作設定情報を用いて制御装置により
電話機本体に機能および操作を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電話機本体に機能
設定、操作設定、着信音設定及び着信メロディ設定の各
機能のうち少なくとも１つの機能を備えた電話機および
その機能設定方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の電話機としては、図３に
示すようなものがあった。図３において、電話機本体３
１の機能を設定しおよび操作を設定するためには、利用
者は指３２を用いて多数のキー３３を１つ１つ押下して
いた。このようにして入力された機能設定および操作設
定情報は記憶装置３４に記憶され、制御装置３５がこの
記憶された機能設定および操作設定データに従って電話
機本体３１を制御するようにしていた。また、機能設定
および操作設定情報を保存するためには、利用者が表示
装置３６に表示された機能設定および操作設定情報を紙
面３７へ記述するという手段を用いていた。

【０００３】また、機能設定および操作設定情報を保存
するための他の手段として、接続装置３８を通してコン
ピュータ３９へデータ転送する手段を用いるようにして
いた。同様に、着信音設定および着信メロディ設定情報
の入力および保存についても、利用者は指３２を用いて
多数のキー３３を１つ１つ押下するという手段を用いて
いた。また、電子メールの送受信によって電話帳データ
を入出力する電話システムとしては、特開平９−２９１
４９２号公報に記載されているようなものがあった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電話機では、機能設定および操作設定を行う場合
に、多数のキーを１つ１つ押下しなくてはならなかった
ため、キーの押し間違いや手順を覚えるのに時間を要
し、キー操作に手間がかかるという問題があった。ま
た、機能設定および操作設定情報の保存には、多数のキ
ーを１つ１つ押下しかつ紙面への記述が必要のため、キ
ー操作および記述に手間がかかるという問題もあった。
同様に、着信音設定および着信メロディ設定の場合に
も、多数のキーを１つ１つ押下しなくてはならなかった
ため、キーの押し間違いや手順を覚えるのに時間を要
し、キー操作に手間がかかるという問題があった。

【０００５】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、多数のキーを１つ１つ押下すること
なく、機能設定、操作設定、着信音設定及び着信メロデ
ィ設定等の各機能を容易に設定することができる電子メ
ール機能付きの電話機およびその機能設定方法を提供す
るものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明における電子メー
ル機能付電話機は、電話通信網を介して電子メールを送
受信する電子メール送受信装置と、前記電子メール送受
信装置で受信した電子メールに含まれている機能設定お
よび操作設定情報を記憶する記憶装置と、電話機本体の
機能および操作を設定する制御装置とを備え、前記電子
メールで受信し前記記憶装置に記憶された機能設定およ
び操作設定情報に従い前記制御装置により前記電話機本
体に機能および操作を設定するという構成を有してい
る。この構成により、電話機の利用者が機能設定および
操作設定の方法を知らなくとも機能設定および操作設定
が可能となる。

【０００７】本発明における電子メール機能付電話機
は、前記電子メール送受信装置が前記記憶装置に記憶さ
れている機能設定および操作設定情報を電子メールに含
め、前記電話通信網に送信するという構成を有してい
る。この構成により、電話機の利用者が機能設定および
操作設定の方法を知らなくとも電話機本体の機能設定お
よび操作設定情報を他の電話機本体に送信することがで
きる。

【０００８】本発明における電子メール機能付電話機
は、前記電話機を複数備え、一方の電話機は前記電子メ
ール送受信装置において前記記憶装置に記憶されている
機能設定および操作設定情報を電子メールに含めて前記
電話通信網に送信し、前記電子メールを受信した他方の
電話機は前記電子メールに含まれている機能設定および
操作設定情報を記憶装置に記憶するという構成を有して
いる。この構成により、電話機の利用者が機能設定およ
び操作設定の方法を知らなくとも電話機本体の機能設定
および操作設定情報を他の電話機本体に複写することが
できる。

【０００９】本発明における電子メール機能付電話機
は、インターネットを介して前記電話通信網に接続され
ているコンピュータを備え、前記記憶装置に記憶されて
いる機能設定および操作設定情報を電子メールに含め前
記電子メール送受信装置により前記電話通信網を介して
前記コンピュータに送信するという構成を有している。
この構成により、ケーブル等の接続装置を用いることな
く電話機本体の機能設定および操作設定情報をコンピュ
ータに保存することができる。

【００１０】本発明におけるコンピュータは、インター
ネットに接続され電子メールを受信する受信手段と、前
記電子メールに含まれている情報を取り出して保存する
保存手段とを備え、請求項４に記載の電話機から送信さ
れた電子メールに含まれている機能設定および操作設定
情報を取り出して保存するという構成を有している。こ
の構成により、ケーブル等の接続装置を用いることなく
電話機本体の機能設定および操作設定情報を保存するこ
とができる。

【００１１】本発明におけるコンピュータは、前記保存
手段に保存されている情報を電子メールに含め前記イン
ターネットに送信する送信手段を備え、前記保存手段を
保存されている機能設定および操作設定情報を請求項４
に記載の電話機に対し電子メールに含めて送信するとい
う構成を有している。この構成により、ケーブル等の接
続装置を用いることなく電話機本体の機能設定および操
作設定情報を保存することができる。

【００１２】本発明における電子メール機能付電話機
は、電話通信網を介して電子メールを送受信する電子メ
ール送受信装置と、前記電子メール送受信装置で受信し
た電子メールに含まれている着信音設定および着信メロ
ディ設定情報を記憶する記憶装置と、電話機本体の着信
音および着信メロディを設定する制御装置とを備え、前
記電子メールで受信し前記記憶装置に記憶された着信音
設定および着信メロディ設定情報に従い前記制御装置に
より前記電話機本体に着信音および着信メロディを設定
するという構成を有している。この構成により、電話機
の利用者が着信音設定および着信メロディ設定の方法を
知らなくとも着信音設定および着信メロディ設定をする
ことができる。

【００１３】本発明における電子メール機能付電話機
は、前記電子メール送受信装置が前記記憶装置に記憶さ
れている着信音設定および着信メロディ設定情報を電子
メールに含め、前記電話通信網に送信するという構成を
有している。この構成により、電話機の利用者が着信音
設定および着信メロディ設定の方法を知らなくとも電話
機本体の着信音設定および着信メロディ設定情報を他の
電話機本体に送信することができる。

【００１４】本発明における電子メール機能付電話機
は、前記電話機を複数備え、一方の電話機は前記電子メ
ール送受信装置において前記記憶装置に記憶されている
着信音設定および着信メロディ設定情報を電子メールに
含めて前記電話通信網に送信し、前記電子メールを受信
した他方の電話機は前記電子メールに含まれている着信
音設定および着信メロディ設定情報を記憶装置に記憶す
るという構成を有している。この構成により、電話機の
利用者が機能設定および操作設定の方法を知らなくとも
電話機本体の着信音設定および着信メロディ設定情報を
他の電話機本体に複写することができる。

【００１５】本発明における電子メール機能付電話機
は、インターネットを介して前記電話通信網に接続され
ているコンピュータを備え、前記記憶装置に記憶されて
いる着信音設定および着信メロディ設定情報を電子メー
ルに含め前記電子メール送受信装置により前記電話通信
網を介して前記コンピュータに送信するという構成を有
している。この構成により、ケーブル等の接続装置を用
いることなく電話機本体の着信音設定および着信メロデ
ィ設定情報をコンピュータに保存することができる。

【００１６】本発明におけるコンピュータは、インター
ネットに接続され電子メールを受信する受信手段と、前
記電子メールに含まれている情報を取り出して保存する
保存手段とを備え、請求項１０に記載の電話機から送信
された電子メールに含まれている着信音設定および着信
メロディ設定情報を取り出して保存するという構成を有
している。この構成により、ケーブル等の接続装置を用
いることなく電話機本体の着信音設定および着信メロデ
ィ設定情報を保存することができる。

【００１７】本発明におけるコンピュータは、前記保存
手段に保存されている情報を電子メールに含め前記イン
ターネットに送信する送信手段を備え、前記保存手段を
保存されている着信音設定および着信メロディ設定情報
を請求項１０に記載の電話機に対し電子メールに含めて
送信するという構成を有している。この構成により、ケ
ーブル等の接続装置を用いることなく電話機本体の着信
音設定および着信メロディ設定情報を保存することがで
きる。

【００１８】本発明における電話機の機能設定方法は、
電話通信網を介して電子メールを受信し、前記電子メー
ルに含まれている機能設定および操作設定情報を取り出
して記憶装置に記憶し、前記記憶装置に記憶された機能
設定および操作設定情報に従い電話機本体に機能および
操作を設定する各工程からなるという構成を有してい
る。この構成により、電話機の利用者が機能設定および
操作設定の方法を知らなくとも機能設定および操作設定
が可能となる。

【００１９】本発明における電話機の機能設定方法は、
前記記憶装置に記憶されている機能設定および操作設定
情報を電子メールに含めて前記電話通信網に送信する工
程を含むという構成を有している。この構成により、電
話機の利用者が機能設定および操作設定の方法を知らな
くとも電話機本体の機能設定および操作設定情報を他の
電話機本体に送信することができる。

【００２０】本発明における電話機の機能設定方法は、
電話通信網を介して電子メールを受信し、前記電子メー
ルに含まれている着信音設定および着信メロディ設定情
報を取り出して記憶装置に記憶し、前記記憶装置に記憶
された着信音設定および着信メロディ設定情報に従い電
話機本体に着信音および着信メロディを設定する各工程
からなるという構成を有している。この構成により、電
話機の利用者が機能設定および操作設定の方法を知らな
くとも、機能設定および操作設定をすることができる。

【００２１】本発明における電話機の機能設定方法は、
前記記憶装置に記憶されている着信音設定および着信メ
ロディ設定情報を電子メールに含めて前記電話通信網に
送信する工程を含むという構成を有している。この構成
により、電話機の利用者が機能設定および操作設定の方
法を知らなくとも電話機本体の機能設定および操作設定
情報を他の電話機本体に送信することができる。

【００２２】

【発明の実施の形態】以下、図１および図２に基づき、
本発明の第１および第２の実施の形態を詳細に説明す
る。まず、図１に示すブロック図を参照して、本発明の
第１の実施の形態における電子メール機能付電話機につ
いて説明する。

【００２３】まず、利用者による電話機の機能設定およ
び操作設定情報の設定について説明する。図１におい
て、電話機本体１１は、電話通信網１９を介して、イン
ターネット３０から送られてきた機能設定および操作設
定情報を含んだ電子メール２０を電話通信網１９を通し
電子メール送受信装置１８を介して受信する。受信され
た電子メール２０に含まれている機能設定および操作設
定情報は電子メール送受信装置１８で取り出され、変換
装置１７によって機能設定および操作設定データに変換
され、記憶装置１４に記憶される。制御装置１５は記憶
された機能設定および操作設定データに従って電話機本
体１１を制御する。

【００２４】以上、説明した本実施の形態ににおける機
能設定および操作設定情報の設定方法によると、電話機
の利用者が機能設定および操作設定のキーを用いた設定
方法を知らなくとも、容易に機能設定および操作設定が
可能となる。

【００２５】次に、本実施の形態における電子メール機
能付電話機の機能設定および操作設定情報の複写および
交換について説明する。電話機本体１１は、記憶装置１
４に記憶された機能設定および操作設定データを、変換
装置１７によって機能設定および操作設定情報に変換
し、電子メール送受信装置１８を介して電子メール２０
に含み送信する。この電子メール２０は電話通信網１９
を通してインターネット３０から他の電話機本体２１に
送られる。電子メール２０に含まれている機能設定およ
び操作設定情報は電話機本体２１の電子メール送受信装
置２８で取り出され、電話機本体２１の変換装置２７に
よって機能設定および操作設定データに変換され、記憶
装置２４に記憶される。このようにして、電話機相互間
において、機能設定および操作設定情報の複写および交
換が行われる。制御装置２５は記憶された機能設定およ
び操作設定データに従って電話機本体２１を制御する。

【００２６】以上、説明した本実施の形態における電子
メール機能付電話機の機能設定および操作設定情報の複
写および交換方法によると、電話機の利用者がキーを用
いた機能設定および操作設定情報の複写および交換方法
を知らなくとも、容易に機能設定および操作設定情報の
複写および交換が可能となる。

【００２７】次に、本発明の第１の実施の形態における
電子メール機能付電話機の機能設定および操作設定情報
の保存について説明する。電話機本体１１は、記憶装置
１４に記憶された機能設定および操作設定情報を含んだ
電子メール２０を電子メール送受信装置１８を介して電
話通信網１９に送信する。そして、この電子メール２０
は電話通信網１９を通して、インターネット３０からコ
ンピュータ２９に送られる。コンピュータ２９は受信手
段によりインターネット３０から電子メール２０を受信
し、電子メール２０に含まれている機能設定および操作
設定情報を取りだして保存手段に保存する。

【００２８】以上、説明した本実施の形態における電子
メール機能付電話機の機能設定および操作設定情報の保
存方法によると、利用者による紙面への記述が必要なく
なり、容易に機能設定および操作設定情報の保存が可能
となる。また、ケーブル等の接続装置を使用することな
く、容易に機能設定および操作設定情報の保存が可能と
なる。

【００２９】次に、本実施の形態における電子メール機
能付電話機の機能設定および操作設定情報の電話機に対
する設定および他の電話機に対する複写および交換につ
いて説明する。上記のように、電話機本体１１または電
話機本体２１から電子メール２０で送信され、コンピュ
ータ２９に保存された機能設定および操作設定情報は、
コンピュータ２９により必要な変更が行われ、変更され
た機能設定および操作設定情報は電子メール２０に含め
て送信手段から送信される。この電子メール２０は電話
通信網１９を通してインターネット３０から、例えば、
電話機本体１１に送られる。電子メール２０に含まれた
機能設定および操作設定情報は、電話機本体１１の変換
装置１７によって機能設定および操作設定データに変換
され、記憶装置１４に記憶される。

【００３０】また、機能設定および操作設定情報が含ま
れた電子メール２０を電話機本体１１から電話機本体２
１に対して送信し、電話機本体２１の機能設定および操
作設定に用いることができる。さらに、コンピュータ２
９で作成した機能設定および操作設定情報を電子メール
２０に含めて送信し、電話機本体１１および電話機本体
２１の機能設定および操作設定に用いることができる。

【００３１】以上、説明した本実施の形態における電子
メール機能付電話機の機能設定および操作設定情報の電
話機に対する設定および他の電話機に対する複写および
交換方法によると、電話機の利用者が機能設定および操
作設定のキーを用いた設定方法を知らなくとも、容易に
機能設定および操作設定情報を設定することができ、ま
た、キーを用いた機能設定および操作設定情報の複写お
よび交換方法を知らなくとも、容易に機能設定および操
作設定情報の複写および交換が可能となる。さらに、ケ
ーブル等の接続装置を使用することなく、電話機相互間
における機能設定および操作設定情報の複写および交換
が容易になる。

【００３２】次に、図２に示すブロック図を参照して、
本発明の第２の実施の形態における電子メール機能付電
話機について説明する。まず、利用者による電話機の着
信音設定および着信メロディ設定について説明する。図
２において、電話機本体４１は、電話通信網４９を介し
て、インターネット６０から送られてきた着信音設定お
よび着信メロディ設定情報を含んだ電子メール５０を電
話通信網４９を通し電子メール送受信装置４８を介して
受信する。受信された電子メール５０に含まれている着
信音設定および着信メロディ設定情報は電子メール送受
信装置４８で取り出され、変換装置４７によって着信音
設定および着信メロディ設定データに変換され、記憶装
置４４に記憶される。制御装置４５は記憶された着信音
設定および着信メロディ設定データに従って電話機本体
４１を制御する。

【００３３】以上、説明した本実施の形態ににおける着
信音設定および着信メロディ設定方法によると、電話機
の利用者が着信音設定および着信メロディ設定のキーを
用いた設定方法を知らなくとも、容易に着信音設定およ
び着信メロディ設定が可能となる。

【００３４】次に、本実施の形態における電子メール機
能付電話機の着信音設定および着信メロディ設定情報の
複写および交換について説明する。電話機本体４１は、
記憶装置４４に記憶された着信音設定および着信メロデ
ィ設定データを、変換装置４７によって着信音設定およ
び着信メロディ設定情報に変換し、電子メール送受信装
置４８を介して電子メール５０に含み送信する。この電
子メール５０は電話通信網４９を通してインターネット
６０から他の電話機本体５１に送られる。電子メール５
０に含まれている着信音設定および着信メロディ設定情
報は電話機本体５１の電子メール送受信装置５８で取り
出され、電話機本体５１の変換装置５７によって着信音
設定および着信メロディ設定データに変換され、記憶装
置５４に記憶される。このようにして、電話機相互間に
おいて、着信音設定および着信メロディ設定情報の複写
および交換が行われる。制御装置２５は記憶された着信
音設定および着信メロディ設定データに従って電話機本
体５１を制御する。

【００３５】以上、説明した本実施の形態における電子
メール機能付電話機の着信音設定および着信メロディ設
定情報の複写および交換方法によると、電話機の利用者
がキーを用いた着信音設定および着信メロディ設定情報
の複写および交換方法を知らなくとも、容易に着信音設
定および着信メロディ設定情報の複写および交換が可能
となる。

【００３６】次に、本実施の形態における電子メール機
能付電話機の着信音設定および着信メロディ設定情報の
保存について説明する。電話機本体４１は、記憶装置４
４に記憶された着信音設定および着信メロディ設定情報
を含んだ電子メール５０を電子メール送受信装置４８を
介して電話通信網４９に送信する。そして、この電子メ
ール５０は電話通信網４９を通して、インターネット６
０からコンピュータ５９に送られる。コンピュータ５９
は、受信手段によりインターネット６０から電子メール
５０を受信し、電子メール５０に含まれている着信音設
定および着信メロディ設定情報を取りだして保存手段に
保存する。

【００３７】以上、説明した本実施の形態における光学
式読取装置付電話機の着信音設定および着信メロディ設
定情報の保存方法によると、利用者による紙面への記述
が必要なくなり、容易に着信音設定および着信メロディ
設定情報の保存が可能となる。また、ケーブル等の接続
装置を使用することなく、容易に着信音設定および着信
メロディ設定情報の保存が可能となる。

【００３８】次に、本実施の形態における電子メール機
能付電話機の着信音設定および着信メロディ設定情報の
電話機に対する設定および他の電話機に対する複写およ
び交換について説明する。上記のように、電話機本体４
１から電子メール５０で送信され、コンピュータ５９に
保存された着信音設定および着信メロディ設定情報をコ
ンピュータ５９により必要な変更を行い、変更された着
信音設定および着信メロディ設定情報を電子メール５０
に含めて送信手段から送信する。この電子メール５０は
電話通信網４９を通してインターネット６０から電話機
本体４１に送られる。電子メール５０に含まれた着信音
設定および着信メロディ設定情報は、電話機本体４１の
変換装置４７によって着信音設定および着信メロディ設
定データに変換され、記憶装置４４に記憶される。

【００３９】また、着信音設定および着信メロディ設定
情報が含まれた電子メール５０を電話機本体４１から電
話機本体５１に対して送信し、電話機本体５１の着信音
設定および着信メロディ設定に用いることができる。さ
らに、コンピュータ５９で作成した着信音設定および着
信メロディ設定情報を電子メール５０に含めて送信し、
電話機本体４１および電話機本体５１の着信音設定およ
び着信メロディ設定に用いることができる。

【００４０】以上、説明した本実施の形態における電子
メール機能付電話機の着信音設定および着信メロディ設
定情報の電話機に対する設定および他の電話機に対する
複写および交換方法によると、電話機の利用者が着信音
設定および着信メロディ設定のキーを用いた設定方法を
知らなくとも、容易に着信音設定および着信メロディ設
定情報を設定することができ、また、キーを用いた着信
音設定および着信メロディ設定情報の複写および交換方
法を知らなくとも、容易に着信音設定および着信メロデ
ィ設定情報の複写および交換が可能となる。さらに、ケ
ーブル等の接続装置を使用することなく、電話機相互間
における着信音設定および着信メロディ設定情報の複写
および交換が容易になる。

【００４１】

【発明の効果】本発明における電子メール機能付電話機
およびその機能設定方法は、上記のように構成され、特
に機能設定、操作設定、着信音設定、着信メロディ設定
等の各情報を電子メールを通じて他のコンピュータや電
話機などから取得するようにしたことにより、各設定キ
ーを用いた設定方法を知らなくとも容易に上記各機能を
設定したり、複写し、または記憶することができるとと
もに、キー押下の煩雑さや押し間違いを解消することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態における電子メール
機能付電話機の構成を示すブロック図、

【図２】本発明の第２の実施の形態における電子メール
機能付電話機の構成を示すブロック図、

【図３】従来の電話機の構成を示すブロック図。

【符号の説明】

１１、２１、３１、４１、５１ 電話機本体 １２、２２、３２、４２、５２ 指 １３、２３、３３、４３、５３ キー １４、２４、３４、４４、５４ 記憶装置 １５、２５、３５、４５、５５ 制御装置 １６、２６、３６、４６、５６ 表示装置 １７、２７、４７、５７ 変換装置 １８、２８、４８、５８ 電子メール送受信装置 １９、４９ 電話通信網 ２０、５０ 電子メール ２９、３９、５９ コンピュータ ３０、６０ インターネット ３７ 紙面 ３８ 接続装置

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】電話通信網を介して電子メールを送受信す
   る電子メール送受信装置と、前記電子メール送受信装置
   で受信した電子メールに含まれている機能設定および操
   作設定情報を記憶する記憶装置と、電話機本体の機能お
   よび操作を設定する制御装置とを備え、前記電子メール
   で受信し前記記憶装置に記憶された機能設定および操作
   設定情報に従い前記制御装置により前記電話機本体に機
   能および操作を設定することを特徴とする電話機。
2. 【請求項２】前記電子メール送受信装置は前記記憶装置
   に記憶されている機能設定および操作設定情報を電子メ
   ールに含め、前記電話通信網に送信することを特徴とす
   る請求項１記載の電話機。
3. 【請求項３】前記電話機を複数備え、一方の電話機は前
   記電子メール送受信装置において前記記憶装置に記憶さ
   れている機能設定および操作設定情報を電子メールに含
   めて前記電話通信網に送信し、前記電子メールを受信し
   た他方の電話機は前記電子メールに含まれている機能設
   定および操作設定情報を記憶装置に記憶することを特徴
   とする請求項２記載の電話機。
4. 【請求項４】インターネットを介して前記電話通信網に
   接続されているコンピュータを備え、前記記憶装置に記
   憶されている機能設定および操作設定情報を電子メール
   に含め前記電子メール送受信装置により前記電話通信網
   を介して前記コンピュータに送信することを特徴とする
   請求項１または２記載の電話機。
5. 【請求項５】インターネットに接続され電子メールを受
   信する受信手段と、前記電子メールに含まれている情報
   を取り出して保存する保存手段とを備え、請求項４に記
   載の電話機から送信された電子メールに含まれている機
   能設定および操作設定情報を取り出して保存することを
   特徴とするコンピュータ。
6. 【請求項６】前記保存手段に保存されている情報を電子
   メールに含め前記インターネットに送信する送信手段を
   備え、前記保存手段を保存されている機能設定および操
   作設定情報を請求項４に記載の電話機に対し電子メール
   に含めて送信することを特徴とする請求項５記載のコン
   ピュータ。
7. 【請求項７】電話通信網を介して電子メールを送受信す
   る電子メール送受信装置と、前記電子メール送受信装置
   で受信した電子メールに含まれている着信音設定および
   着信メロディ設定情報を記憶する記憶装置と、電話機本
   体の着信音および着信メロディを設定する制御装置とを
   備え、前記電子メールで受信し前記記憶装置に記憶され
   た着信音設定および着信メロディ設定情報に従い前記制
   御装置により前記電話機本体に着信音および着信メロデ
   ィを設定することを特徴とする電話機。
8. 【請求項８】前記電子メール送受信装置は前記記憶装置
   に記憶されている着信音設定および着信メロディ設定情
   報を電子メールに含め、前記電話通信網に送信すること
   を特徴とする請求項７記載の電話機。
9. 【請求項９】前記電話機を複数備え、一方の電話機は前
   記電子メール送受信装置において前記記憶装置に記憶さ
   れている着信音設定および着信メロディ設定情報を電子
   メールに含めて前記電話通信網に送信し、前記電子メー
   ルを受信した他方の電話機は前記電子メールに含まれて
   いる着信音設定および着信メロディ設定情報を記憶装置
   に記憶することを特徴とする請求項８記載の電話機。
10. 【請求項１０】インターネットを介して前記電話通信網
    に接続されているコンピュータを備え、前記記憶装置に
    記憶されている着信音設定および着信メロディ設定情報
    を電子メールに含め前記電子メール送受信装置により前
    記電話通信網を介して前記コンピュータに送信すること
    を特徴とする請求項７または８記載の電話機。
11. 【請求項１１】インターネットに接続され電子メールを
    受信する受信手段と、前記電子メールに含まれている情
    報を取り出して保存する保存手段とを備え、請求項１０
    に記載の電話機から送信された電子メールに含まれてい
    る着信音設定および着信メロディ設定情報を取り出して
    保存することを特徴とするコンピュータ。
12. 【請求項１２】前記保存手段に保存されている情報を電
    子メールに含め前記インターネットに送信する送信手段
    を備え、前記保存手段を保存されている着信音設定およ
    び着信メロディ設定情報を請求項１０に記載の電話機に
    対し電子メールに含めて送信することを特徴とする請求
    項１１記載のコンピュータ。
13. 【請求項１３】電話通信網を介して電子メールを受信
    し、前記電子メールに含まれている機能設定および操作
    設定情報を取り出して記憶装置に記憶し、前記記憶装置
    に記憶された機能設定および操作設定情報に従い電話機
    本体に機能および操作を設定する各工程からなることを
    特徴とする電話機の機能設定方法。
14. 【請求項１４】前記記憶装置に記憶されている機能設定
    および操作設定情報を電子メールに含めて前記電話通信
    網に送信する工程を含むことを特徴とする請求項１３記
    載の電話機の機能設定方法。
15. 【請求項１５】電話通信網を介して電子メールを受信
    し、前記電子メールに含まれている着信音設定および着
    信メロディ設定情報を取り出して記憶装置に記憶し、前
    記記憶装置に記憶された着信音設定および着信メロディ
    設定情報に従い電話機本体に着信音および着信メロディ
    を設定する各工程からなることを特徴とする電話機の機
    能設定方法。
16. 【請求項１６】前記記憶装置に記憶されている着信音設
    定および着信メロディ設定情報を電子メールに含めて前
    記電話通信網に送信する工程を含むことを特徴とする請
    求項１５記載の電話機の機能設定方法。