JP2001320314A - 携帯用無線電話装置 - Google Patents

携帯用無線電話装置

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JP2001320314A
JP2001320314A JP2000138669A JP2000138669A JP2001320314A JP 2001320314 A JP2001320314 A JP 2001320314A JP 2000138669 A JP2000138669 A JP 2000138669A JP 2000138669 A JP2000138669 A JP 2000138669A JP 2001320314 A JP2001320314 A JP 2001320314A
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radio
telephone device
portable
wireless telephone
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JP2000138669A
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Minoru Arimura
稔 有村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既に通話中の携帯用無線電話装置において、
通話相手から第三者に代わる様要求された時に、第三者
に代わるために要する手間と時間を大幅に減少すること
ができる携帯用無線電話装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 受信した無線信号を復調して受信データ
を出力する受信回路と送信データを変調して無線信号を
生成出力する送信回路とからなる無線回路部202と、
無線回路部202の制御を行う制御回路部203とを有
し、制御回路部203は、一方の携帯用無線電話装置P
11との通信中の状態を維持したまま、他方の携帯用無
線電話装置P13に発信し、他方の携帯用無線電話装置
が着信応答すると、一方および他方の携帯用無線電話装
置との通信状態を維持し、一方の携帯用無線電話装置と
他方の携帯用無線電話装置との通信を成立させる中継動
作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線を利用した携
帯用無線電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯用無線電話装置は、
既に通話中の状態において、通話相手より第三者に代わ
る様に要求があった場合、携帯用無線電話装置の操作者
は、第三者を探し、更に第三者に一時的に該携帯用無線
電話装置を貸与する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の携
帯用無線電話装置では、携帯用無線電話装置の所有者と
通話相手との通話中に、通話相手が第三者に代わって欲
しいという時は、その第三者を探すと共に第三者の所ま
で行き、現在通話中である携帯用無線電話装置自体を第
三者に一時的に貸与する必要があり、第三者を探す手間
と時間を要するという問題点を有していた。また、第三
者が見つからない場合は目的を達成できずに労力と時間
だけを費やすこととなる。この問題に着目して、特開昭
63−236427号公報においては、通話中のコード
レス電話機の子機から該子機と接続する親機を制御し、
更に該親機から他の子機を制御する技術を提供してい
る。即ち通話中の子機からの操作により別子機へ回線を
切り換えるシステムを提供している。しかしながら、上
記公報に記載の発明の利益を享受するためには、電話回
線に接続された親機が必要であり、また親機との通話圏
内に、制御する方の子機と制御される方の子機との両方
の子機が存在する必要があった。
【0004】この携帯用無線電話装置では、既に通話中
の携帯用無線電話装置において、通話相手から第三者に
代わる様要求された時に、第三者に代わるために要する
手間と時間を大幅に減少できることが要求されている。
【0005】本発明は、この要求を満たすため、既に通
話中の携帯用無線電話装置において、通話相手から第三
者に代わる様要求された時に、第三者に代わるために要
する手間と時間を大幅に減少することができる携帯用無
線電話装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の携帯用無線電話装置は、一方および他方の少
なくとも2台の携帯用無線電話装置と通信可能な携帯用
無線電話装置であって、受信した無線信号を復調して受
信データを出力する受信回路と送信データを変調して無
線信号を生成出力する送信回路とからなる無線回路部
と、無線回路部の制御を行う制御回路部とを有し、制御
回路部は、一方の携帯用無線電話装置との通信中の状態
を維持したまま、他方の携帯用無線電話装置に発信し、
他方の携帯用無線電話装置が着信応答すると、一方およ
び他方の携帯用無線電話装置との通信状態を維持し、一
方の携帯用無線電話装置と他方の携帯用無線電話装置と
の通信を成立させる中継動作を行う構成を備えている。
【0007】これにより、既に通話中の携帯用無線電話
装置において、通話相手から第三者に代わる様要求され
た時に、第三者に代わるために要する手間と時間を大幅
に減少することができる携帯用無線電話装置が得られ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、一方および他方の少なくとも2台の携帯用無線電話
装置と通信可能な携帯用無線電話装置であって、受信し
た無線信号を復調して受信データを出力する受信回路と
送信データを変調して無線信号を生成出力する送信回路
とからなる無線回路部と、無線回路部の制御を行う制御
回路部とを有し、制御回路部は、一方の携帯用無線電話
装置との通信中の状態を維持したまま、他方の携帯用無
線電話装置に発信し、他方の携帯用無線電話装置が着信
応答すると、一方および他方の携帯用無線電話装置との
通信状態を維持し、一方の携帯用無線電話装置と他方の
携帯用無線電話装置との通信を成立させる中継動作を行
うこととしたものである。
【0009】この構成により、携帯用無線電話装置は中
継動作を行うので、他方の携帯用無線電話装置(第三
者)に電話を代わる時に、わざわざ第三者を探す必要が
なく、また所有している携帯用無線電話装置を一時的に
貸与する必要もないという作用を有する。
【0010】請求項2に記載の携帯用無線電話装置は、
請求項1に記載の携帯用無線電話装置において、制御回
路部は、一方の携帯用無線電話装置との通信中の状態を
維持したまま、他方の携帯用無線電話装置に子機間直接
通信で発信することとしたものである。
【0011】この構成により、他方の携帯用無線電話装
置(第三者)に発信する時に子機間直接通信で行うため
に、現存の無線システムの変更なしに中継動作が実現さ
れ、更に無線システムにおけるプロトコルが省略される
ため、一方の携帯用無線電話装置と他方の携帯用無線電
話装置との通話開始までの時間が短縮されるという作用
を有する。
【0012】請求項3に記載の携帯用無線電話装置は、
請求項1または2に記載の携帯用無線電話装置におい
て、制御回路部は、一方の携帯用無線電話装置と他方の
携帯用無線電話装置との通信が成立する様に中継動作を
行う際に、一方の携帯用無線電話装置から送信される音
声および/または他方の携帯用無線電話装置から送信さ
れる音声を再生することが可能であることとしたもので
ある。
【0013】この構成により、既に確立していた通話相
手(一方の携帯用無線電話装置)と第三者(他方の携帯
用無線電話装置)との通話内容を確認できるという作用
を有する。
【0014】請求項4に記載の携帯用無線電話装置は、
請求項1または2に記載の携帯用無線電話装置におい
て、制御回路部は、一方の携帯用無線電話装置と他方の
携帯用無線電話装置との通信が成立する様に中継動作を
行う際に、一方の携帯用無線電話装置および/または他
方の携帯用無線電話装置に向けて音声を送信することが
可能であることとしたものである。
【0015】この構成により、携帯用無線電話装置の操
作者が既に確立している通話相手(一方の携帯用無線電
話装置)と第三者(他方の携帯用無線電話装置)との通
話中に何らかの理由で携帯用無線電話装置を利用したい
時に、該当事者に断りの通話を行うことが可能になると
いう作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図4を用いて説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による携帯用無線電話装置を示すブロック図であ
る。
【0018】図1において、P11は第1の携帯用無線
電話装置としての第1の端末、P12は第2の携帯用無
線電話装置としての第2の端末、P13は第の携帯用無
線電話装置としての第3の端末、4、5は無線基地局、
101、201、301はアンテナ、102、202、
302は無線回路部、103、203、303は制御回
路部、104、204、304は表示部、105、20
5、305はキー操作部、106、206、306は音
声処理部、107、207、307は音声出力部(例え
ばスピーカ)、108、208、308は音声入力部
(例えばマイクロフォン)、109、209、309は
着信報知回路部である。
【0019】本実施の形態では、図1に示すように、第
1の端末P11、第2の端末P12および第3の端末P
13の3台の携帯用無線電話装置ならびに無線基地局
4、無線基地局5が示されており、これらの間における
通信がおこなわれるようになっている。なお、通信が行
われる携帯用無線電話装置および無線基地局は複数台あ
ればよく、本実施の形態に示す3台および2基に本発明
が限定されるものではない。また、本実施の形態におけ
る無線基地局4と無線基地局5の動作は、あくまでも各
端末間の通信を成り立たせるだけの役割であり、何ら従
来の無線基地局と変わりはないため、その説明は省略す
る。
【0020】各端末P11、P12、P13の各構成に
ついて説明する。アンテナ101、201、301は、
相手側端末(例えば第1の端末P11にとっては無線基
地局4が、第2の端末P12にとっては無線基地局4お
よび無線基地局5が、第3の端末P13にとっては無線
基地局5が相手側端末である)と電波の送受信を行い、
無線回路部102、202、302は、アンテナ10
1、201、301から入力される無線信号の復調を行
い、受信データを制御回路部103、203、303へ
出力し(受信回路としての役割)、また、制御回路部1
03、203、303から入力される送信データを制御
回路部103、203、303より指定される周波数へ
変調して無線信号を生成し、アンテナ101、201、
301へ出力する(送信回路としての役割)。また、制
御回路部103、203、303は、無線回路部10
2、202、302の制御や表示部104、204、3
04の制御、データ処理(送信においては、送信する有
効データに無線システムに応じた同期データ、制御デー
タ及びエラー検出データを付加して送信データとして組
立てを行う処理、受信においては、エラーチェック、同
期データ検出、制御データ識別および有効データの抽出
を行う処理)を実行する。表示部104、204、30
4は例えばLCD等からなる。キー操作部105、20
5、305は、携帯用無線電話装置の操作者が操作を行
うことによって、制御回路部103、203、303へ
信号を出力して、携帯用無線電話装置の操作者の要求す
るプログラムを実行することを可能とする。さらに、音
声処理部106、206、306は、制御回路部10
3、203、303から入力された音声データを音声符
号化方式の仕様で復号化し更にアナログ変換して音声信
号を生成し、音声出力部107、207、307へ出力
し、音声入力部108、208、308から入力された
アナログの音声信号をデジタル変換し更に音声符号化方
式の仕様で符号化して音声データを生成し、制御回路部
103、203、303へ出力する。さらに、音声出力
部107、207、307は、例えば増幅器とスピーカ
とからなり、音声処理部106、206、306から入
力されたアナログの音声信号を音声として出力する。さ
らに、音声入力部108、208、308は、例えば増
幅器とマイクロフォンとからなり、携帯用無線電話装置
の操作者の音声を音声信号に変換して音声処理部10
6、206、306へ出力する。さらに、着信報知回路
部109、209、309は、例えばドライバとリンガ
からなる。
【0021】次に、このように構成された携帯用無線電
話装置について、その動作を図2を用いて説明する。図
2は本実施の形態における携帯用無線電話装置相互間の
スロットタイミングを示すタイミング図であり、図2
(a)は第1の端末P11の送受信タイミングを示すタ
イミング図、図2(b)は第2の端末P12の送受信タ
イミングを示すタイミング図、図2(c)は第3の端末
P13の送受信タイミングを示すタイミング図、図2
(d)は無線基地局4の送受信タイミングを示すタイミ
ング図、図2(e)は無線基地局5の送受信タイミング
を示すタイミング図である。図2において、横軸は時間
で、時間軸に対して上に送信区間、下に受信区間を示
す。また、送信区間又は受信区間の始まりから次の送信
区間又は受信区間の始まりまでがフレームであり、送信
区間または受信区間をそれぞれ4つに分割しているのが
スロットである。また、スロットはそれぞれ送信区間の
始まりから第1スロット、第2、第3、第4、第5、第
6、第7及び第8スロットと称す。即ち、無線基地局4
と無線基地局5における第1スロットは、第1の端末P
11と第2の端末P12と第3の端末P13とにおける
第5スロットに対応する。また、スロットの右上がりの
斜線部は第1の端末P11と無線基地局4との通話スロ
ットであり、スロットの右下がりの斜線部は第2の端末
P12と無線基地局4との通話スロット、スロットの横
線部は第2の端末P12と無線基地局5との通話スロッ
ト、スロットの縦線部は第3の端末P13と無線基地局
5との通話スロットである。
【0022】今、第1の端末P11と第2の端末P12
とが無線基地局4を介して通話の状態であるとして、第
2の端末P12における通話動作を説明する。
【0023】まず、送話動作では、第2の端末P12の
操作者が音声入力部208へ向かって話す事により、音
声入力部208は入力された音声を音声信号として音声
処理部206へ出力する。音声処理部206は、音声入
力部208から入力された音声信号をデジタル変換し、
更に符号化して音声データに変換し、制御回路部203
へ出力する。制御回路部203では、音声データをデー
タ処理し送信データにして、無線回路部202へ出力す
る。無線回路部202は、制御回路部203からの送信
データを制御回路部203から指定された周波数へ変調
して無線信号を生成し、第2の端末P12の第2スロッ
トのタイミングでアンテナ201へ出力し、アンテナ2
01は、無線回路部202から入力された無線信号を入
力されたタイミングで無線基地局4へ電波として出力す
る。以上の様な動作で無線基地局4を介して第2の端末
P12から第1の端末P11への送話は可能である。
【0024】次に、第2の端末P12での受話動作で
は、第2の端末P12は第6スロットのタイミングで無
線基地局4から送信されてくる電波をアンテナ201を
介して受信する。無線回路部202は、アンテナ201
から入力された無線信号をそれぞれ復調して、受信デー
タを制御回路部203へ出力する。制御回路部203で
は、無線回路部202から入力された受信データをデー
タ処理し、受信データの中から音声データを抽出して、
音声処理部206に出力する。音声処理部206は、制
御回路部203から入力された音声データを復号化し、
更にアナログ変換して音声信号とし、音声出力部207
へ出力する。音声出力部207は、音声処理部206か
ら入力された音声信号を音声として再生する。この動作
によって、無線基地局4を介して第1の端末P11から
第2の端末P12への受話が可能となり、第1の端末P
11と第2の端末P12との通話が可能となる。
【0025】この時、第1の端末P11の操作者が第2
の端末P12の操作者に、第3の端末P13の操作者に
代わるよう要求した場合、第2の端末P12の操作者
は、キー操作部205を操作して、第3の端末P13の
電話番号を入力し発呼する。制御回路部203は、キー
操作部205から入力された信号により、表示部204
へ第3の端末P13の電話番号を表示し、更に発呼用の
送信データを無線回路部202へ出力する。表示部20
4の表示は実施しなくても構わないが、第2の端末P1
2の操作者が電話番号を確認するためには実施した方が
よい。また、第3の端末P13の電話番号の入力は、第
3の端末P13の電話番号が既に登録されている場合、
キー操作部105を操作して登録電話番号の中から選択
してもよい。無線回路部202は、制御回路部203か
ら入力された送信データを制御回路部203の指定する
周波数に変調して無線信号を生成し、第2の端末P12
の第3スロットのタイミングでアンテナ201へ出力す
る。アンテナ201は、無線回路部202から入力され
た無線信号を入力されたタイミングで電波を無線基地局
5へ送信する。無線基地局5は、第2の端末P12から
第3の端末P13へ向けて発呼要求があったと認識し
て、無線システムに応じたプロトコルに沿って第2の端
末P12との間で通話開始までに予め決められた制御デ
ータの送受信を行うと共に第3の端末P13へ向けて着
呼信号を送信する。また、第3の端末P13との間でも
同様に、無線システムに応じたプロトコルに沿って通話
開始までに予め決められた制御データの送受信を行う。
【0026】次に、第3の端末P13の着呼動作につい
て説明する。第3の端末P13は無線基地局5から送信
されてくる電波をアンテナ301で受信する。アンテナ
301は受信した電波を無線信号にして無線回路部30
2へ出力する。無線回路部302は、入力された無線信
号を復調し、受信データを制御回路部303へ出力す
る。制御回路部303は、受信データをデータ処理して
着呼の呼び出し信号であると認識し、その後前述通り無
線基地局5と第3の端末P13とは、無線システムに応
じたプロトコルに沿って予め決められた制御データをそ
れぞれ第1スロットと第5スロットで送受信を行う。ま
た、制御回路部303は着信報知回路部109を制御し
て第3の端末P13の操作者に着信を報知する。この
時、制御回路部303は、表示部304を制御して着信
中であることを表示しても構わない。第3の端末P13
の操作者は、表示部304または着信報知回路部309
の情報により、着信中であることを認識して着信応答す
るためにキー操作部105を操作する。この着信応答の
動作は特に制約がなく、予め決められた着信応答用の動
作であれば構わない。制御回路部303は、第3の端末
P13の操作者の着信応答用の動作により、着信応答が
要求されたと認識し、応答データを送信データにデータ
処理して、無線回路部302へ出力する。無線回路部3
02は、制御回路部303からの送信データを制御回路
部303から指定された周波数へ変調して無線信号を生
成し、第3の端末P13の第1スロットのタイミングで
アンテナ301へ出力する。アンテナ301は入力され
た無線信号を入力されたタイミングで無線基地局5に電
波を送信する。
【0027】また、第2の端末P12では、無線基地局
5から送信されてくる電波を第7スロットのタイミング
でアンテナ201で受信する。アンテナ201は、受信
した電波を無線信号として無線回路部202へ出力す
る。無線回路部202は入力された無線信号を復調して
受信データを制御回路部203へ出力する。制御回路部
203は、受信データをデータ処理して着呼応答と認識
すると、無線基地局4を介して送信されてくる第1の端
末P11からの音声データをそのままデータ処理して送
信データとして無線回路部202へ出力する。無線回路
部202は、制御回路部203から入力された送信デー
タを変調して無線信号を生成し、第3スロットのタイミ
ングでアンテナ201へ出力する。アンテナ201は、
無線回路部202から入力されたタイミングで無線信号
を電波として無線基地局5へ送信する。また、無線基地
局5を介して送信されてくる第3の端末P13からの音
声データをそのままデータ処理して送信データとして無
線回路部202へ出力する。無線回路部202は、制御
回路部203から入力された送信データを変調して無線
信号を生成し、第2スロットのタイミングでアンテナ2
01へ出力する。アンテナ201は無線回路部202か
ら入力されたタイミングで無線信号を電波として無線基
地局4へ送信する。
【0028】以上の動作で、第2の端末P12を中継局
とした第1の端末P11と第3の端末P13との通話が
可能となる。この状態において、第2の端末P12の操
作者がキー操作部205を操作して第1の端末P11か
らの音声を聴く場合、キー操作部205は操作によって
得られた信号を制御回路部203へ出力する。制御回路
部203は、キー操作部205から入力された信号によ
って、第1の端末P11の音声再生が選択されたと認識
して、無線基地局4を介して送信されてくる第1の端末
P11の音声データを送信データとして無線回路部20
2へ出力するとともに該音声データを音声処理部206
にも出力する。無線回路部202へ入力された送信デー
タは、無線回路部202により変調され無線信号とな
り、第3スロットのタイミングでアンテナ201へ出力
される。アンテナ201は入力されたタイミングで無線
信号を電波として無線基地局5へ出力する。また、音声
処理部206へ入力された音声データは、音声処理部2
06により復号化され更にアナログ変換されて音声信号
となり、音声出力部207へ出力される。音声出力部2
07は入力された音声信号を音声として出力する。以上
の動作で、第2の端末P12を中継局とした第1の端末
P11と第3の端末P13との通話が可能で、更に第2
の端末P12では第1の端末P11の音声も再生でき
る。
【0029】また逆に、第2の端末P12の操作者がキ
ー操作部205を操作して第3の端末P13からの音声
を聴く場合、キー操作部205は操作によって得られた
信号を制御回路部203へ出力する。制御回路部203
は、キー操作部205から入力された信号によって、第
3の端末P13の音声再生が選択されたと認識して、無
線基地局5を介して送信されてくる第3の端末P13の
音声データを送信データとして無線回路部202へ出力
するとともに該音声データを音声処理部206にも出力
する。無線回路部202へ入力された送信データは、無
線回路部202により変調され無線信号となり、第2ス
ロットのタイミングでアンテナ201へ出力される。ア
ンテナ201は入力されたタイミングで無線信号を電波
として無線基地局4へ出力する。また、音声処理部20
6へ入力された音声データは、音声処理部206により
復号化され更にアナログ変換されて音声信号となり、音
声出力部207へ出力される。音声出力部207は入力
された音声信号を音声として出力する。以上の動作で、
第2の端末P12を中継局とした第1の端末P11と第
3の端末P13との通話が可能で、更に第2の端末P1
2では第3の端末P13の音声も再生できる。
【0030】また、この状態において第2の端末P12
が回線を切断したいと欲し、第2の端末P12の操作者
がキー操作部205を操作して第1の端末P11と第3
の端末P13の両方へ音声を送信する場合、キー操作部
205は、操作によって得られた信号を制御回路部20
3へ出力する。制御回路部203は、キー操作部205
から入力された信号によって、第1の端末P11と第3
の端末P13とへ音声送信が選択されたと認識し、無線
基地局4を介して送信されてくる第1の端末P11の音
声データを破棄し、代わりに音声入力部208から入力
され、音声処理部206によって符号化された音声デー
タを送信データとして無線回路部202へ出力する。ま
た、無線基地局5を介して送信されてくる第3の端末P
13の音声データを破棄し、代わりに音声入力部208
から入力され、音声処理部206によって符号化された
音声データを送信データとして無線回路部202へ出力
する。無線回路部202へ入力された送信データは無線
回路部202により変調され無線信号となり、第2スロ
ット及び第3スロットのタイミングでアンテナ201へ
出力される。アンテナ201は入力されたタイミングで
無線信号を電波として無線基地局4と無線基地局5へ出
力する。以上の動作で、第2の端末P12の音声が第1
の端末P11と第3の端末P13とへ送信されるため、
第2の端末P12は両者に断って回線を切断することが
できる。
【0031】以上のように本実施の形態によれば、携帯
用無線電話装置P12は、受信した無線信号を復調して
受信データを出力する受信回路と送信データを変調して
無線信号を生成出力する送信回路とからなる無線回路部
202と、無線回路部202の制御を行う制御回路部2
03とを有し、制御回路部203は、一方の携帯用無線
電話装置P11との通信中の状態を維持したまま、他方
の携帯用無線電話装置P13に発信し、他方の携帯用無
線電話装置P13が着信応答すると、一方および他方の
携帯用無線電話装置P11、P13との通信状態を維持
し、一方の携帯用無線電話装置P11と他方の携帯用無
線電話装置P13との通信を成立させる中継動作を行う
ようにしたことにより、携帯用無線電話装置P12は中
継動作を行うので、他方の携帯用無線電話装置(第三
者)P13に電話を代わる時に、わざわざその第三者を
探す必要がなく、また所有している携帯用無線電話装置
P12を一時的に貸与する必要もないので、第三者に代
わるために要する手間と時間を大幅に低減することがで
きる。また、制御回路部203は、一方の携帯用無線電
話装置P11と他方の携帯用無線電話装置P13との通
信が成立する様に中継動作を行う際に、一方の携帯用無
線電話装置P11から送信される音声および/または他
方の携帯用無線電話装置P13から送信される音声を再
生することができるようにしたことにより、既に確立し
ていた通話相手(一方の携帯用無線電話装置)P11と
第三者(他方の携帯用無線電話装置)P13との通話内
容を確認することができる。さらに、制御回路部203
は、一方の携帯用無線電話装置P11と他方の携帯用無
線電話装置P13との通信が成立する様に中継動作を行
う際に、一方の携帯用無線電話装置P11および/また
は他方の携帯用無線電話装置P13に向けて音声を送信
することができるようにしたことにより、携帯用無線電
話装置P12の操作者が既に確立している通話相手(一
方の携帯用無線電話装置)P11と第三者(他方の携帯
用無線電話装置)P13との通話中に何らかの理由で携
帯用無線電話装置P12を利用したい時に、該当事者に
断りの通話を行って、自己の携帯用無線電話装置P12
を利用できるようにすることができる。
【0032】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる携帯用無線電話装置の構成は、図1において無線基
地局5を除いたものとなる。すなわち、図1に示す第1
の端末P11と第2の端末P12と第3の端末P13と
無線基地局4とで構成される。なお、通信が行われる携
帯用無線電話装置および無線基地局は複数台あればよ
く、本実施の形態に示す携帯用無線電話装置の3台と無
線基地局の1基とに本発明が限定されるものではない。
【0033】以上のように構成された携帯用無線電話装
置について、その動作を図3を用いて説明する。図3は
本実施の形態における携帯用無線電話装置相互間のスロ
ットタイミングを示すタイミング図であり、図3(a)
は第1の端末P11の送受信タイミングを示すタイミン
グ図、図3(b)は第2の端末P12の送受信タイミン
グを示すタイミング図、図3(c)は第3の端末P13
の送受信タイミングを示すタイミング図、図3(d)は
無線基地局4の送受信タイミングを示すタイミング図で
ある。図3において、横軸は時間で、時間軸に対して上
に送信区間、下に受信区間を示す。また、送信区間又は
受信区間の始まりから次の送信区間又は受信区間の始ま
りまでがフレームであり、送信区間または受信区間をそ
れぞれ4つに分割しているのがスロットである。また、
スロットはそれぞれ送信区間の始まりから第1スロッ
ト、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8スロ
ットと称す。即ち、無線基地局4における第1スロット
は、第1の端末P11と第2の端末P12とにおける第
5スロットに対応し、第3の端末P13における第7ス
ロットに対応する。また、スロットの右上がりの斜線部
は第1の端末P11と無線基地局4との通話スロットで
あり、スロットの右下がりの斜線部は第2の端末P12
と無線基地局4との通話スロット、スロットの横線部は
第2の端末P12と第3の端末P13の通話スロットで
ある。
【0034】今、第1の端末P11と第2の端末P12
とが無線基地局4を介して通話の状態であるとして、第
2の端末P12における通話動作を説明する。
【0035】まず、送話動作では、第2の端末P12の
操作者が音声入力部208へ向かって話す事により、音
声入力部208は入力された音声を音声信号として音声
処理部206へ出力する。音声処理部206は、音声入
力部208から入力された音声信号をデジタル変換し
て、更に符号化し音声データに変換して、制御回路部2
03へ出力する。制御回路部203では、音声データを
データ処理して送信データにし、無線回路部202へ出
力する。無線回路部202は、制御回路部203からの
送信データを制御回路部203から指定された周波数へ
変調して無線信号を生成し、第2の端末P12の第2ス
ロットのタイミングでアンテナ201へ出力し、アンテ
ナ201は、無線回路部202から入力された無線信号
を入力されたタイミングで無線基地局4へ電波を出力す
る。以上の様な動作で無線基地局4を介して第2の端末
P12から第1の端末P11への送話は可能である。
【0036】次に、第2の端末P12での受話動作で
は、第2の端末P12は第6スロットのタイミングで無
線基地局4から送信されてくる電波をアンテナ201を
介して受信する。無線回路部202は、アンテナ201
から入力された無線信号をそれぞれ復調して、受信デー
タを制御回路部203へ出力する。制御回路部203で
は、無線回路部202から入力された受信データをデー
タ処理し、受信データの中から音声データを抽出して、
音声処理部206に出力する。音声処理部206は、制
御回路部203から入力された音声データを復号化し、
更にアナログ変換して音声信号とし、音声出力部207
へ出力する。音声出力部207は音声処理部206から
入力された音声信号を音声として再生する。この動作に
よって、無線基地局4を介して第1の端末P11から第
2の端末P12への受話が可能となり、第1の端末P1
1と第2の端末P12との通話が可能となる。
【0037】この時、第1の端末P11の操作者が第2
の端末P12の操作者に、第3の端末P13の操作者に
代わるよう要求した場合、第2の端末P12の操作者
は、キー操作部205を操作して、第3の端末P13の
子機間直接通話用の電話番号を入力し発呼する。制御回
路部203は、キー操作部205から入力された信号に
より、表示部204へ第3の端末P13の子機間直接通
話用の電話番号を表示し、更に発呼用の送信データを無
線回路部202へ出力する。表示部204の表示は実施
しなくても構わないが、第2の端末P12の操作者が子
機間直接通話用の電話番号を確認するためには実施した
方がよい。また、第3の端末P13の子機間直接通話用
の電話番号の入力は第3の端末P13の子機間直接通話
用の電話番号が既に登録されている場合、キー操作部1
05を操作して登録電話番号の中から選択してもよい。
無線回路部202は、制御回路部203から入力された
送信データを制御回路部203の指定する周波数に変調
して無線信号を生成し、第2の端末P12の第3スロッ
トのタイミングでアンテナ201へ出力する。アンテナ
201は、無線回路部202から入力された無線信号を
入力されたタイミングで電波を第3の端末P13へ送信
する。
【0038】次に、第3の端末P13の着呼動作につい
て説明する。第3の端末P13は第2の端末P12から
送信されてくる電波をアンテナ301で受信する。アン
テナ301は受信した電波を無線信号にして無線回路部
302へ出力する。無線回路部302は、入力された無
線信号を復調し、受信データを制御回路部303へ出力
する。制御回路部303は、受信データをデータ処理し
て着呼の呼び出し信号であると認識し、子機間直接通話
開始まで予め決められた同期信号で第2の端末P12と
の間においてそれぞれ第1スロットと第5スロットとで
送受信を行う。また、制御回路部303は、着信報知回
路部309を制御して第3の端末P13の操作者に着信
を報知する。この時、制御回路部303は、表示部30
4を制御して着信中であることを表示しても構わない。
第3の端末P13の操作者は、表示部304または着信
報知回路部309の情報により、着信中であることを認
識して着信応答するためにキー操作部105を操作す
る。この着信応答の動作は特に制約がなく、予め決めら
れた着信応答用の動作であれば構わない。制御回路部3
03は、第3の端末P13の操作者の着信応答の動作に
より、着信応答が要求されたと認識して、応答データを
送信データにデータ処理して無線回路部302へ出力す
る。無線回路部302は、制御回路部303からの送信
データを制御回路部303から指定された周波数へ変調
して無線信号を生成し、第3の端末P13の第1スロッ
トのタイミングでアンテナ301へ出力する。アンテナ
301は入力された無線信号を入力されたタイミングで
第2の端末P12に電波を送信する。
【0039】また、第2の端末P12では第3の端末P
13から送信されてくる電波を第7スロットのタイミン
グでアンテナ201で受信する。アンテナ201は受信
した電波を無線信号として無線回路部202へ出力す
る。無線回路部202は入力された無線信号を復調して
受信データを制御回路部203へ出力する。制御回路部
203は、受信データをデータ処理して着呼応答と認識
すると、無線基地局4を介して送信されてくる第1の端
末P11からの音声データをそのままデータ処理して送
信データとして無線回路部202へ出力する。無線回路
部202は、制御回路部203から入力された送信デー
タを変調して無線信号を生成し、第3スロットのタイミ
ングでアンテナ201へ出力する。アンテナ201は無
線回路部202から入力されたタイミングで無線信号を
電波として第3の端末P13へ送信する。また第3の端
末P13から送信されてくる音声データをそのままデー
タ処理して送信データとして無線回路部202へ出力す
る。無線回路部202は制御回路部203から入力され
た送信データを変調して無線信号を生成し、第2スロッ
トのタイミングでアンテナ201へ出力する。アンテナ
201は無線回路部202から入力されたタイミングで
無線信号を電波として無線基地局4へ送信する。以上の
動作で、第2の端末P12を中継局とした第1の端末P
11と第3の端末P13の通話が可能となる。
【0040】この状態において、第2の端末P12の操
作者がキー操作部205を操作して第1の端末P11か
らの音声を聴く場合、キー操作部205は操作によって
得られた信号を制御回路部203へ出力する。制御回路
部203は、キー操作部205から入力された信号によ
って、第1の端末P11の音声再生が選択されたと認識
して、無線基地局4を介して送信されてくる第1の端末
P11の音声データを送信データとして無線回路部20
2へ出力するとともに音声データを音声処理部206に
も出力する。無線回路部202へ入力された送信データ
は、無線回路部202により変調され無線信号となり、
第3スロットのタイミングでアンテナ201へ出力され
る。アンテナ201は入力されたタイミングで無線信号
を電波として第3の端末P13へ出力する。また音声処
理部206へ入力された音声データは音声処理部206
により復号化され、更にアナログ変換されて音声信号と
なり、音声出力部207へ出力される。音声出力部20
7は入力された音声信号を音声として出力する。以上の
動作で、第2の端末P12を中継局とした第1の端末P
11と第3の端末P13の通話が可能で、更に第2の端
末P12では第1の端末P11の音声も再生できる。
【0041】また逆に、第2の端末P12の操作者がキ
ー操作部205を操作して第3の端末P13からの音声
を聴く場合、キー操作部205は操作によって得られた
信号を制御回路部203へ出力する。制御回路部203
は、キー操作部205から入力された信号によって、第
3の端末P13の音声再生が選択されたと認識して、第
3の端末P13から送信されてくる音声データを送信デ
ータとして無線回路部202へ出力するとともに音声デ
ータを音声処理部206にも出力する。無線回路部20
2へ入力された送信データは、無線回路部202により
変調されて無線信号となり、第2スロットのタイミング
でアンテナ201へ出力される。アンテナ201は入力
されたタイミングで無線信号を電波として無線基地局4
へ出力する。また音声処理部206へ入力された音声デ
ータは音声処理部206により復号化され、更にアナロ
グ変換されて音声信号となり、音声出力部207へ出力
される。音声出力部207は入力された音声信号を音声
として出力する。以上の動作で、第2の端末P12を中
継局とした第1の端末P11と第3の端末P13の通話
が可能で、更に第2の端末P12では第3の端末P13
の音声も再生できる。
【0042】また、この状態において、第2の端末P1
2が回線を切断したいと欲し、第2の端末P12の操作
者がキー操作部205を操作して第1の端末P11と第
3の端末P13の両方へ音声を送信する場合、キー操作
部205は操作によって得られた信号を制御回路部20
3へ出力する。制御回路部203は、キー操作部205
から入力された信号によって、第1の端末P11と第3
の端末P13へ音声送信が選択されたと認識して、無線
基地局4を介して送信されてくる第1の端末P11の音
声データを破棄し、代わりに音声入力部208から入力
され、音声処理部206によって符号化された音声デー
タを送信データとして無線回路部202へ出力する。無
線回路部202へ入力された送信データは無線回路部2
02により変調され無線信号となり、第2スロット及び
第3スロットのタイミングでアンテナ201へ出力され
る。アンテナ201は入力されたタイミングで無線信号
を電波として無線基地局4と第3の端末P13へ出力す
る。以上の動作で、第2の端末P12の音声が第1の端
末P11と第3の端末P13へ送信されるため、第2の
端末P12は両者に断って回線を切断することができ
る。
【0043】以上のように本実施の形態によれば、制御
回路部203は、一方の携帯用無線電話装置P11との
通信中の状態を維持したまま、他方の携帯用無線電話装
置P13に子機間直接通信で発信するようにしたことに
より、他方の携帯用無線電話装置(第三者)P13に発
信する時に子機間直接通信で行うために、現存の無線シ
ステムの変更なしに中継動作を実現することができ、更
に無線システムにおけるプロトコルが省略されるため、
一方の携帯用無線電話装置P11と他方の携帯用無線電
話装置P13との通話開始までの時間を短縮することが
できる。また、制御回路部203は、一方の携帯用無線
電話装置P11と他方の携帯用無線電話装置P13との
通信が成立する様に中継動作を行う際に、一方の携帯用
無線電話装置P11から送信される音声および/または
他方の携帯用無線電話装置P13から送信される音声を
再生することができるようにしたことにより、既に確立
していた通話相手(一方の携帯用無線電話装置)P11
と第三者(他方の携帯用無線電話装置)P13との通話
内容を確認することができる。さらに、制御回路部20
3は、一方の携帯用無線電話装置P11と他方の携帯用
無線電話装置P13との通信が成立する様に中継動作を
行う際に、一方の携帯用無線電話装置P11および/ま
たは他方の携帯用無線電話装置P13に向けて音声を送
信することができるようにしたことにより、携帯用無線
電話装置P12の操作者が既に確立している通話相手
(一方の携帯用無線電話装置)P11と第三者(他方の
携帯用無線電話装置)P13との通話中に何らかの理由
で携帯用無線電話装置P12を利用したい時に、該当事
者に断りの通話を行って、自己の携帯用無線電話装置P
12を利用できるようにすることができる。
【0044】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よる携帯用無線電話装置の構成は、図1において無線基
地局4、5を除いたものとなる。すなわち、図1に示す
第1の端末P11と第2の端末P12と第3の端末P1
3とで構成される。なお、通信が行われる携帯用無線電
話装置は複数台あればよく、本実施の形態に示す携帯用
無線電話装置の3台に本発明が限定されるものではな
い。
【0045】以上のように構成された携帯用無線電話装
置について、その動作を図4を用いて説明する。図4は
本実施の形態における携帯用無線電話装置相互間のスロ
ットタイミングを示すタイミング図であり、図4(a)
は第1の端末P11の送受信タイミングを示すタイミン
グ図、図4(b)は第2の端末P12の送受信タイミン
グを示すタイミング図、図4(c)は第3の端末P13
の送受信タイミングを示すタイミング図である。図4に
おいて、横軸は時間で、時間軸に対して上に送信区間、
下に受信区間を示す。また、送信区間又は受信区間の始
まりから次の送信区間又は受信区間の始まりまでがフレ
ームであり、送信区間または受信区間をそれぞれ4つに
分割しているのがスロットである。また、スロットはそ
れぞれ送信区間の始まりから第1スロット、第2、第
3、第4、第5、第6、第7及び第8スロットと称す。
第1の端末P11における第1スロットは、第2の端末
P12における第5スロットに対応し、第3の端末P1
3における第7スロットに対応する。また、スロットの
右上がりの斜線部は第1の端末P11と第2の端末P1
2との通話スロットであり、スロットの右下がりの斜線
部は第2の端末P12と第3の端末P13との通話スロ
ットである。
【0046】今、第1の端末P11と第2の端末P12
とが子機間直接通信で通話中の状態であるとして、第2
の端末P12における通話動作を説明する。
【0047】まず、送話動作では、第2の端末P12の
操作者が音声入力部208へ向かって話す事により、音
声入力部208は、入力された音声を音声信号として音
声処理部206へ出力する。音声処理部206は、音声
入力部208から入力された音声信号をデジタル変換
し、更に符号化して音声データに変換し、制御回路部2
03へ出力する。制御回路部203では、音声データを
データ処理して送信データにして無線回路部202へ出
力する。無線回路部202は、制御回路部203からの
送信データを制御回路部203から指定された周波数へ
変調して無線信号を生成し、第2の端末P12の第1ス
ロットのタイミングでアンテナ201へ出力して、アン
テナ201は、無線回路部202から入力された無線信
号を入力されたタイミングで第1の端末P11へ電波を
出力する。以上の様な動作で第2の端末P12から第1
の端末P11への送話は可能である。
【0048】次に、第2の端末P12での受話動作で
は、第2の端末P12は第5スロットのタイミングで第
1の端末P11から送信されてくる電波をアンテナ20
1を介して受信する。無線回路部202はアンテナ20
1から入力された無線信号をそれぞれ復調して、受信デ
ータを制御回路部203へ出力する。制御回路部203
では、無線回路部202から入力された受信データをデ
ータ処理し、受信データの中から音声データを抽出し
て、音声処理部206に出力する。音声処理部206
は、制御回路部203から入力された音声データを復号
化し、更にアナログ変換して音声信号として、音声出力
部207へ出力する。音声出力部207は、音声処理部
206から入力された音声信号を音声として再生する。
この動作によって、第1の端末P11から第2の端末P
12への受話が可能となり、第1の端末P11と第2の
端末P12との通話が可能となる。
【0049】この時、第1の端末P11の操作者が第2
の端末P12の操作者に、第3の端末P13の操作者に
代わるよう要求した場合、第2の端末P12の操作者
は、キー操作部205を操作して、第3の端末P13の
子機間直接通話用の電話番号を入力し発呼する。制御回
路部203は、キー操作部205から入力された信号に
より、表示部204へ第3の端末P13の子機間直接通
話用の電話番号を表示し、更に発呼用の送信データを無
線回路部202へ出力する。表示部204の表示は実施
しなくても構わないが、第2の端末P12の操作者が子
機間直接通話用の電話番号を確認するためには実施した
方がよい。また、第3の端末P13の子機間直接通話用
の電話番号の入力は、第3の端末P13の子機間直接通
話用の電話番号が既に登録されている場合、キー操作部
105を操作して登録電話番号の中から選択してもよ
い。無線回路部202は、制御回路部203から入力さ
れた送信データを制御回路部203の指定する周波数に
変調して無線信号を生成し、第2の端末P12の第3ス
ロットのタイミングでアンテナ201へ出力する。アン
テナ201は無線回路部202から入力された無線信号
を入力されたタイミングで電波として第3の端末P13
へ送信する。
【0050】次に、第3の端末P13の着呼動作につい
て説明する。第3の端末P13は第2の端末P12から
送信されてくる電波をアンテナ301で受信する。アン
テナ301は受信した電波を無線信号にして無線回路部
302へ出力する。無線回路部302は、入力された無
線信号を復調し、受信データを制御回路部303へ出力
する。制御回路部303は、受信データをデータ処理し
て着呼の呼び出し信号であると認識し、子機間直接通話
開始まで予め決められた同期信号で第2の端末P12と
の間においてそれぞれ第1スロットと第5スロットとで
送受信を行う。また、制御回路部303は、着信報知回
路部309を制御して第3の端末P13の操作者に着信
を報知する。この時、制御回路部303は、表示部30
4を制御して着信中であることを表示しても構わない。
第3の端末P13の操作者は、表示部304または着信
報知回路部309の情報により、着信中であることを認
識して着信応答するためにキー操作部105を操作す
る。この着信応答の動作は特に制約がなく、予め決めら
れた着信応答用の動作であれば構わない。制御回路部3
03は、第3の端末P13の操作者の着信応答用の動作
により、着信応答が要求されたと認識し、応答データを
送信データをデータ処理して無線回路部302へ出力す
る。無線回路部302は、制御回路部303からの送信
データを制御回路部303から指定された周波数へ変調
して無線信号を生成し、第3の端末P13の第1スロッ
トのタイミングでアンテナ301へ出力する。アンテナ
301は入力された無線信号を入力されたタイミングで
第2の端末P12に電波を送信する。また、第2の端末
P12では第3の端末P13から送信されてくる電波を
第7スロットのタイミングでアンテナ201で受信す
る。アンテナ201は受信した電波を無線信号として無
線回路部202へ出力する。無線回路部202は、入力
された無線信号を復調して、受信データを制御回路部2
03へ出力する。制御回路部203は、受信データをデ
ータ処理して着呼応答と認識すると、第1の端末P11
から送信されてくる音声データをそのままデータ処理
し、送信データとして無線回路部202へ出力する。無
線回路部202は、制御回路部203から入力された送
信データを変調して無線信号を生成し、第3スロットの
タイミングでアンテナ201へ出力する。アンテナ20
1は無線回路部202から入力されたタイミングで無線
信号を電波として第3の端末P13へ送信する。また、
第3の端末P13から送信されてくる音声データをその
ままデータ処理し、送信データとして無線回路部202
へ出力する。無線回路部202は、制御回路部203か
ら入力された送信データを変調して無線信号を生成し、
第2スロットのタイミングでアンテナ201へ出力す
る。アンテナ201は、無線回路部202から入力され
たタイミングで、無線信号を電波として第1の端末P1
1へ送信する。以上の動作で、第2の端末P12を中継
局とした第1の端末P11と第3の端末P13の通話が
可能となる。
【0051】この状態において、第2の端末P12の操
作者がキー操作部205を操作して第1の端末P11か
らの音声を聴く場合、キー操作部205は操作によって
得られた信号を制御回路部203へ出力する。制御回路
部203は、キー操作部205から入力された信号によ
って、第1の端末P11の音声再生が選択されたと認識
して、第1の端末P11から送信されてくる音声データ
を送信データとして無線回路部202へ出力するととも
に音声データを音声処理部206にも出力する。無線回
路部202へ入力された送信データは、無線回路部20
2により変調されて無線信号となり、第3スロットのタ
イミングでアンテナ201へ出力される。アンテナ20
1は入力されたタイミングで無線信号を電波として第3
の端末P13へ出力する。また、音声処理部206へ入
力された音声データは、音声処理部206により復号化
され、更にアナログ変換されて音声信号となり、音声出
力部207へ出力される。音声出力部207は入力され
た音声信号を音声として出力する。以上の動作で、第2
の端末P12を中継局とした第1の端末P11と第3の
端末P13との通話が可能で、更に第2の端末P12で
は第1の端末P11の音声も再生できる。
【0052】また逆に、第2の端末P12の操作者がキ
ー操作部205を操作して第3の端末P13からの音声
を聴く場合、キー操作部205は操作によって得られた
信号を制御回路部203へ出力する。制御回路部203
は、キー操作部205から入力された信号によって、第
3の端末P13の音声再生が選択されたと認識して、第
3の端末P13から送信されてくる音声データを送信デ
ータとして無線回路部202へ出力するとともに音声デ
ータを音声処理部206にも出力する。無線回路部20
2へ入力された送信データは無線回路部202により変
調され無線信号となり、第2スロットのタイミングでア
ンテナ201へ出力される。アンテナ201は入力され
たタイミングで無線信号を電波として第1の端末P11
へ出力する。また、音声処理部206へ入力された音声
データは、音声処理部206により復号化され、更にア
ナログ変換されて音声信号となり、音声出力部207へ
出力される。音声出力部207は入力された音声信号を
音声として出力する。以上の動作で、第2の端末P12
を中継局とした第1の端末P11と第3の端末P13の
通話が可能で、更に第2の端末P12では第3の端末P
13の音声も再生できる。
【0053】また、この状態において、第2の端末P1
2が回線を切断したいと欲し、第2の端末P12の操作
者がキー操作部205を操作して第1の端末P11と第
3の端末P13との両方へ音声を送信する場合、キー操
作部205は操作によって得られた信号を制御回路部2
03へ出力する。制御回路部203は、キー操作部20
5から入力された信号によって、第1の端末P11と第
3の端末P13へ音声送信が選択されたと認識して、第
1の端末P11から送信されてくる音声データを破棄
し、代わりに音声入力部208から入力され、音声処理
部206によって符号化された音声データを送信データ
として無線回路部202へ出力する。無線回路部202
へ入力された送信データは無線回路部202により変調
されて無線信号となり、第2スロット及び第3スロット
のタイミングでアンテナ201へ出力される。アンテナ
201は入力されたタイミングで無線信号を電波として
第1の端末P11と第3の端末P13とへ出力する。以
上の動作で、第2の端末P12の音声が第1の端末P1
1と第3の端末P13とへ送信されるため、第2の端末
P12は両者に断って回線を切断することができる。
【0054】以上のように本実施の形態によれば、制御
回路部203は、子機間直接通信により一方の携帯用無
線電話装置P11との通信中の状態を維持したまま、他
方の携帯用無線電話装置P13に子機間直接通信で発信
するようにしたことにより、他方の携帯用無線電話装置
(第三者)P13に発信する時に子機間直接通信で行う
ために、現存の無線システムの変更なしに中継動作を実
現することができ、更に無線システムにおけるプロトコ
ルが省略されるため、一方の携帯用無線電話装置P11
と他方の携帯用無線電話装置P13との通話開始までの
時間を短縮することができる。また、制御回路部203
は、一方の携帯用無線電話装置P11と他方の携帯用無
線電話装置P13との通信が成立する様に中継動作を行
う際に、一方の携帯用無線電話装置P11から送信され
る音声および/または他方の携帯用無線電話装置P13
から送信される音声を再生することができるようにした
ことにより、既に確立していた通話相手(一方の携帯用
無線電話装置)P11と第三者(他方の携帯用無線電話
装置)P13との通話内容を確認することができる。さ
らに、制御回路部203は、一方の携帯用無線電話装置
P11と他方の携帯用無線電話装置P13との通信が成
立する様に中継動作を行う際に、一方の携帯用無線電話
装置P11および/または他方の携帯用無線電話装置P
13に向けて音声を送信することができるようにしたこ
とにより、携帯用無線電話装置P12の操作者が既に確
立している通話相手(一方の携帯用無線電話装置)P1
1と第三者(他方の携帯用無線電話装置)P13との通
話中に何らかの理由で携帯用無線電話装置P12を利用
したい時に、該当事者に断りの通話を行って、自己の携
帯用無線電話装置P12を利用できるようにすることが
できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の携帯用無線電話装置によれば、一方および他方の
少なくとも2台の携帯用無線電話装置と通信可能な携帯
用無線電話装置であって、受信した無線信号を復調して
受信データを出力する受信回路と送信データを変調して
無線信号を生成出力する送信回路とからなる無線回路部
と、無線回路部の制御を行う制御回路部とを有し、制御
回路部は、一方の携帯用無線電話装置との通信中の状態
を維持したまま、他方の携帯用無線電話装置に発信し、
他方の携帯用無線電話装置が着信応答すると、一方およ
び他方の携帯用無線電話装置との通信状態を維持し、一
方の携帯用無線電話装置と他方の携帯用無線電話装置と
の通信を成立させる中継動作を行うことにより、携帯用
無線電話装置は中継動作を行うので、他方の携帯用無線
電話装置(第三者)に電話を代わる時に、わざわざ第三
者を探す必要がなく、また所有している携帯用無線電話
装置を一時的に貸与する必要もないので、第三者に代わ
るために要する手間と時間を大幅に低減することができ
るという有利な効果が得られる。
【0056】請求項2に記載の携帯用無線電話装置によ
れば、請求項1に記載の携帯用無線電話装置において、
制御回路部は、一方の携帯用無線電話装置との通信中の
状態を維持したまま、他方の携帯用無線電話装置に子機
間直接通信で発信することにより、他方の携帯用無線電
話装置(第三者)に発信する時に子機間直接通信で行う
ために、現存の無線システムの変更なしに中継動作を実
現することができ、更に無線システムにおけるプロトコ
ルが省略されるため、一方の携帯用無線電話装置と他方
の携帯用無線電話装置との通話開始までの時間を短縮す
ることができるという有利な効果が得られる。
【0057】請求項3に記載の携帯用無線電話装置によ
れば、請求項1または2に記載の携帯用無線電話装置に
おいて、制御回路部は、一方の携帯用無線電話装置と他
方の携帯用無線電話装置との通信が成立する様に中継動
作を行う際に、一方の携帯用無線電話装置から送信され
る音声および/または他方の携帯用無線電話装置から送
信される音声を再生することが可能であることにより、
既に確立していた通話相手(一方の携帯用無線電話装
置)と第三者(他方の携帯用無線電話装置)との通話内
容を確認できるという有利な効果が得られる。
【0058】請求項4に記載の携帯用無線電話装置によ
れば、請求項1または2に記載の携帯用無線電話装置に
おいて、制御回路部は、一方の携帯用無線電話装置と他
方の携帯用無線電話装置との通信が成立する様に中継動
作を行う際に、一方の携帯用無線電話装置および/また
は他方の携帯用無線電話装置に向けて音声を送信するこ
とが可能であることにより、携帯用無線電話装置の操作
者が既に確立している通話相手(一方の携帯用無線電話
装置)と第三者(他方の携帯用無線電話装置)との通話
中に何らかの理由で携帯用無線電話装置を利用したい時
に、該当事者に断りの通話を行って自己の携帯用無線電
話装置を利用することができるという有利な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2、3による携帯用無
線電話装置を示すブロック図
【図2】(a)第1の端末の送受信タイミングを示すタ
イミング図 (b)第2の端末の送受信タイミングを示すタイミング
図 (c)第3の端末の送受信タイミングを示すタイミング
図 (d)一方の無線基地局の送受信タイミングを示すタイ
ミング図 (e)他方の無線基地局の送受信タイミングを示すタイ
ミング図
【図3】(a)第1の端末の送受信タイミングを示すタ
イミング図 (b)第2の端末の送受信タイミングを示すタイミング
図 (c)第3の端末の送受信タイミングを示すタイミング
図 (d)無線基地局の送受信タイミングを示すタイミング
【図4】(a)第1の端末の送受信タイミングを示すタ
イミング図 (b)第2の端末の送受信タイミングを示すタイミング
図 (c)第3の端末の送受信タイミングを示すタイミング
【符号の説明】
P11 第1の端末(第1の携帯用無線電話装置) P12 第2の端末(第2の携帯用無線電話装置) P13 第3の端末(第3の携帯用無線電話装置) 4、5 無線基地局 101、201、301 アンテナ 102、202、302 無線回路部 103、203、303 制御回路部 104、204、304 表示部 105、205、305 キー操作部 106、206、306 音声処理部 107、207、307 音声出力部 108、208、308 音声入力部 109、209、309 着信報知回路部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方および他方の少なくとも2台の携帯用
    無線電話装置と通信可能な携帯用無線電話装置であっ
    て、 受信した無線信号を復調して受信データを出力する受信
    回路と送信データを変調して無線信号を生成出力する送
    信回路とからなる無線回路部と、前記無線回路部の制御
    を行う制御回路部とを有し、 前記制御回路部は、前記一方の携帯用無線電話装置との
    通信中の状態を維持したまま、前記他方の携帯用無線電
    話装置に発信し、前記他方の携帯用無線電話装置が着信
    応答すると、前記一方および他方の携帯用無線電話装置
    との通信状態を維持し、前記一方の携帯用無線電話装置
    と前記他方の携帯用無線電話装置との通信を成立させる
    中継動作を行うことを特徴とする携帯用無線電話装置。
  2. 【請求項2】前記制御回路部は、前記一方の携帯用無線
    電話装置との通信中の状態を維持したまま、前記他方の
    携帯用無線電話装置に子機間直接通信で発信することを
    特徴とする請求項1に記載の携帯用無線電話装置。
  3. 【請求項3】前記制御回路部は、前記一方の携帯用無線
    電話装置と前記他方の携帯用無線電話装置との通信が成
    立する様に中継動作を行う際に、前記一方の携帯用無線
    電話装置から送信される音声および/または前記他方の
    携帯用無線電話装置から送信される音声を再生すること
    が可能であることを特徴とする請求項1または2に記載
    の携帯用無線電話装置。
  4. 【請求項4】前記制御回路部は、前記一方の携帯用無線
    電話装置と前記他方の携帯用無線電話装置との通信が成
    立する様に中継動作を行う際に、前記一方の携帯用無線
    電話装置および/または前記他方の携帯用無線電話装置
    に向けて音声を送信することが可能であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の携帯用無線電話装置。
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