JP2001320243A - バイアス回路およびこれを用いた無線通信装置 - Google Patents
バイアス回路およびこれを用いた無線通信装置Info
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Abstract
FET等の高周波用FETは製造ロットなどにより、し
きい値電圧Vthが大きくばらつくため、アイドル電流
Idsqに大きなばらつきが生じる。 【解決手段】 差動増幅器を構成する一方のFET11
2のゲートに基準電圧源132の基準電圧を印加し、他
方のFET113のゲートにRF増幅用FET111の
レプリアであるFET115の電流をモニターする抵抗
143での電圧降下分を印加して両者を比較し、FET
112のドレイン電圧をFET111,115の各ゲー
トに帰還するとともに、FET113のドレインから電
流源FET114のゲートにコモンモード帰還を施すよ
うにする。
Description
びこれを用いた無線通信装置に関し、特にFETのゲー
トに対してバイアス電圧を与えるバイアス回路およびこ
れを送信系のRF増幅用EFTのゲートバイアス回路と
して用いたセルラー電話やコードレス電話などの無線通
信装置に関する。
は、GaAsFET等の高周波特性に優れたNチャネル
FETが使われる。このFETを用いた回路において、
FETのゲートにバイアス電圧を与えるバイアス回路と
しては、従来、電源電圧を抵抗によって分割して得られ
る分割電圧を、FETのゲートバイアス電圧として用い
る構成のものが一般的であった。
ートバイアス電圧は電圧分割を行う抵抗によって一義に
決まる。これに対して、GaAsFET等の高周波用F
ETは製造ロットなどにより、しきい値電圧Vthが大
きくばらつくため、ゲートバイアス電圧が一義に決まる
抵抗分割方式では、アイドル電流Idsqに大きなばら
つきが生じる。
方式の従来のバイアス回路では、アイドル電流Idsq
のばらつきにより、所定の性能が得られず、電圧分割抵
抗の変更など調整を要するという問題があった。しか
も、従来のバイアス回路では、抵抗分割によって得られ
るバイアス電圧が一定であるため、温度変化などによる
FETの特性変動が起こると、その特性変動に応じてア
イドル電流Idsqも変動していた。
であり、その目的とするところは、FETの製造ロット
等による特性のばらつきや、温度等による特性の変化に
よらず、アイドル電流を一定に保ち、かつ消費電流が小
さいバイアス回路およびこれを用いた無線通信装置を提
供することにある。
路は、ゲートバイアスの対象となる第1のFETのドレ
イン電流をモニターする第2のFETおよびこの第2の
FETのドレインに接続された抵抗を有するモニター回
路と、ゲートに基準電圧が印加された第3のFET、こ
の第3のFETとソースが共通に接続されかつゲートが
第2のFETのドレインに接続された第4のFETおよ
びこれら第3,第4のFETの各ドレインにそれぞれ接
続された抵抗を有する差動回路と、第3,第4のFET
の共通ソースにドレインが接続された第5のFETとを
具備し、第3のFETのドレイン電圧を第1,第2のF
ETの各ゲートに帰還し、第4のドレイン電圧を第5の
FETのゲートに帰還する構成となっている。
FETのドレイン電流を第2のFETを通して抵抗でモ
ニターし、この抵抗での電圧降下分を差動回路の第3,
第4のFETで基準電圧と比較する。そして、第3のF
ETのドレイン電圧を第1,第2のFETの各ゲートに
帰還するとともに、第4のドレイン電圧を第5のFET
のゲートに帰還する。これにより、電源電圧やFETの
しきい値電圧が標準値から逸脱した場合に、第3,第4
のFETの電流が等しく保たれるため、電流モニター抵
抗での電圧降下を基準電圧と等しくなるように保たれ
る。
て図面を参照して詳細に説明する。
施形態に係るバイアス回路を示す回路図である。図1に
おいて、RF増幅用FET111はソースが接地され、
ゲートが入力端子121に、ドレインが出力端子122
にそれぞれ接続されている。このRF増幅用FET11
1のゲートには、バイアス回路100で得られるゲート
バイアス電圧が印加される。
131の正極には負荷抵抗141,142および電流モ
ニター抵抗143の各一端が共通に接続されている。基
準電圧源131の負極は接地されている。負荷抵抗14
1,142の各他端には、FET112,113の各ド
レインがそれぞれ接続されている。これらFET11
2,113は、各ソースが共通に接続されて差動対をな
している。すなわち、FET112,113および負荷
抵抗141,142によって差動増幅器(差動回路)が
構成されている。
2の正極に接続されている。基準電圧源132の負極は
接地されている。FET113のゲートは、電流モニタ
ー抵抗143の他端に接続されている。FET112,
113の共通ソースには、FET114のドレインが接
続されている。FET114は、ソースが接地されかつ
ゲートがFET113のドレインおよび抵抗144の一
端に接続されて、差動対FET112,113の共通ソ
ース電流源として機能する。抵抗144の他端は接地さ
れている。
のドレインが接続されている。FET115のソースは
接地され、そのゲートはFET112のドレインおよび
抵抗145の一端に接続されている。抵抗145の他端
は接地されている。FET115のゲートはさらに、R
F増幅用FET111のゲートに接続されている。すな
わち、FET115およびそのドレインに接続された電
流モニター抵抗143により、RF増幅用FET111
のドレイン電流をモニターするモニター回路が構成され
ている。
T115との間にスケーリング則が成り立つ、もしくは
あるオフセットを持ってスケーリング則が成り立つよう
にする。ここに、スケーリング則とは、ゲート長やゲー
ト幅等のような素子寸法を拡大あるいは縮小したとき、
容量や抵抗、配線遅延時間、消費電力等の設計パラメー
タがどのように変わるかという関係則のことを言う。
アス回路100の回路動作について説明する。ここで、
FET111およびFET115のしきい値電圧Vth
は必ずしも同値である必要はなく、その値にオフセット
を持っていても良いが、ここでは説明の簡単化のため、
FET111およびFET115のしきい値電圧Vth
が同値である場合を考える。
電圧Vthが低い場合、それと同じしきい値電圧Vth
を持つFET115のそれも低い。FET115のしき
い値電圧Vthが低いため、FET115のドレイン-
ソース間電流は大きくなり、FET113のゲートに印
加される電圧は小さくなる。すると、FET113のド
レイン-ソース間電流は小さくなる。
小さくなると、FET114のゲートに印加される電圧
は大きくなる。すると、FET114のドレイン-ソー
ス間電流は大きくなる。よって、FET112のドレイ
ン-ソース間電流は大きくなり、FET111,115
の各ゲートに印加される電圧は小さくなる。すると、F
ET111,115に流れる電流は小さくなる。
hが小さく、アイドル電流Idsqが大きいとき、バイ
アス回路100の働きにより、アイドル電流Idsqが
小さくなる。逆に、FET111のしきい値電圧Vth
が大きく、アイドル電流Idsqが小さいときには、バ
イアス回路100の働きにより、アイドル電流Idsq
は大きくなる。
この安定状態が所望のアイドル電流Idsqとなるよう
にすれば、FETのしきい値電圧Vthの違いによらず
アイドル電流Idsqを一定にすることが可能となる。
温度などによる変動に対しても、FET111とFET
115は同じように変動するため、アイドル電流Ids
qは一定に保たれる。
アイドル電流Idsqが増加した場合に、同時にFET
115のドレイン-ソース間電流が増加するため、バイ
アス回路100がアイドル電流Idsqを減らす方向に
働き、アイドル電流Idsqが減少する場合には、バイ
アス回路100はアイドル電流Idsqを増やす方向に
働くからである。
セットを持ってスケーリング則が成り立つ場合にも、そ
のオフセット量を考慮し、回路定数を決定すれば、上記
と同様の理由により、アイドル電流Idsqが一定に保
たれる。
く動作するための工夫である、FET113のドレイン
から差動対FET112,113の共通ソース電流源で
あるFET114への帰還(以下、コモンモード帰還と
称す)について説明する。
るには、基準電圧源132の電圧と電流モニター抵抗1
43での電圧降下が条件に関わらずほぼ等しく保たれる
必要がある。そのためには、条件によってFET11
2,113のゲート-ソース間電圧があまり変化しない
ということが必要である。ところが、負荷抵抗141を
流れる電流は、FET111,114のしきい値電圧V
thによって変わるし、電源電圧(基準電圧源131の
電圧)でも変動する。
た場合は、条件によってFET112,113の電流を
一定に保つことができない。PチャネルFETやデプレ
ッション形NチャネルFETを使うことができれば、負
荷抵抗141を電流源に代えることにより、上記の条件
を満たすことができるが、NチャネルFETと抵抗だけ
では電流ソース形の電流源を形成することが困難であ
る。
2,113の電流密度を非常に小さく設定し、FETが
しきい値電圧Vth近傍で動作するようにすることも考
えられる。しかしながら、電流密度を下げるということ
は、FET112,113のサイズを大きく設定するこ
とであり、これに伴ってチップサイズが大きくなってし
まう。
00では、負荷抵抗141およびFET112の電流を
一定に保つのではなく、FET112の電流が変化した
ら、FET113の電流も同様に変化させる構成を採っ
ている。
11,115のゲート-ソース間電圧と、FET114
のゲート-ソース間電圧とが概略等しくなるように、そ
のサイズと電流が設定される。例えば、電源電圧が増加
したと仮定する。FET111,115の電流が一定に
保たれるためには、電源電圧の変化分は負荷抵抗141
の電圧降下の変化として吸収されなければならない。し
たがって、FET112の電流が増えなければならな
い。
112の電流の増加はFET113の電流の減少とな
り、FET112,113のドレイン-ソース間電圧が
大きく違ってきて、基準電圧源132の電圧と電流モニ
ター抵抗143での電圧降下が一定に保てず、電源電圧
の変動によるFET111,115の電流の変動が避け
られない。
いては、電源電圧が増加しようとすると、負荷抵抗14
2を介してFET114のゲート-ソース間電圧が増加
しようとしてその電流を増加させる。これにより、FE
T114のゲート-ソース間電圧が大きく変化せず電流
が増え、FET113の電流も増加する。その結果、F
ET112,113の電流が大略等しく保たれ、抵抗1
43での電圧降下が基準電圧源132の基準電圧により
等しく保たれる。これは、FETのしきい値電圧Vth
が変化したときもほとんど同じく自明の理なので説明を
省略する。
路100は、RF増幅用FET111と同じ、もしくは
あるオフセットを持ったしきい値電圧Vthを有するF
ET115での電流変動を感知し、RF増幅用FET1
11に流れるアイドル電流Idsqが常に一定となるよ
うに働くため、FETのしきい値電圧Vthのばらつき
によらず、アイドル電流Idsqを一定にすることがで
きる。また、FETはスケーリング則を満たすことか
ら、RF増幅用FET111に比べてFET115のゲ
ート幅を大幅に小さくすることができるため、消費電流
を小さく抑えることが可能となる。
hをモニターするためのFET115には、FET11
2,113からなる差動回路を介して電圧が印加される
ことになるため、基準電圧源131,132の各基準電
圧の電圧変動に対して鈍感である。その上、温度変動な
どによってFET111が特性変動した場合も、FET
115が同時に特性変動するので、アイドル電流Ids
qは一定に保たれる。また、このようなバイアス回路1
00が、NチャネルFETと抵抗のみといった限られた
回路素子だけで構成できる。
施形態に係るバイアス回路を示す回路図である。図2に
おいて、RF増幅用FET211はソースが接地され、
ゲートが入力端子221に、ドレインが出力端子222
にそれぞれ接続されている。このRF増幅用FET21
1のゲートには、バイアス回路200で得られるゲート
バイアス電圧が印加される。
231の正極には負荷抵抗241,242および電流モ
ニター抵抗243の各一端が共通に接続されている。基
準電圧源231の負極は接地されている。負荷抵抗24
1,242の各他端には、FET212,213の各ド
レインがそれぞれ接続されている。これらFET21
2,213は、各ソースが共通に接続されて差動対をな
している。
2の正極に接続されている。基準電圧源232の負極は
接地されている。FET213のゲートは、電流モニタ
ー抵抗243の他端に接続されている。FET212,
213の共通ソースには、FET214のドレインが接
続されている。
ートが抵抗244の一端に接続されて、差動対FET2
12,213の共通ソース電流源として機能する。抵抗
244の他端は接地されている。FET214のゲート
にはダイオード251のカソードが接続されている。ダ
イオード251のアノードは、FET213のドレイン
に接続されている。
のドレインが接続されている。FET215のソースは
接地され、そのゲートはダイオード252のカソードお
よび抵抗245の一端に接続されている。ダイオード2
52のアノードはFET212のドレインに接続されて
いる。抵抗245の他端は接地されている。FET21
5のゲートはさらに、RF増幅用FET211のゲート
に接続されている。
アス回路200の回路動作について説明する。
thが低い場合、それと同じしきい値電圧Vthを持つ
FET215のそれも低い。FET215のしきい値電
圧Vthが低いため、FET215のドレイン-ソース
間電流は大きくなり、FET213のゲートに印加され
る電圧は小さくなる。すると、FET213のドレイン
-ソース間電流は小さくなり、ダイオード251のアノ
ードに印加される電圧は大きくなる。
ことができるので、FET214のゲートに印加される
電圧は大きくなる。すると、FET214のドレイン-
ソース間電流は大きくなる。よって、FET212のド
レイン-ソース間電流は大きくなり、ダイオード252
のアノードに印加される電圧は小さくなる。このダイオ
ード252での電圧降下により、FET211,215
の各ゲートに印加される電圧は小さくなり、FET21
5のドレイン-ソース間電流は小さくなる。
電流は無視できるほど小さいため、FET211,21
5のゲートに印加される電圧は同等と見ることができ
る。よって、FET211のしきい値電圧Vthが小さ
く、アイドル電流Idsqが大きいとき、バイアス回路
200の働きにより、アイドル電流Idsqが小さくな
る。逆に、FET211のしきい値電圧Vthが大き
く、アイドル電流Idsqが小さいときには、バイアス
回路200の働きにより、アイドル電流Idsqは大き
くなる。
この安定状態が所望のアイドル電流Idsqを得るよう
にすれば、FETのしきい値電圧Vthの違いによらず
アイドル電流Idsqを一定にすることが可能となる。
温度などによる変動に対しても、FET211とFET
215は同じように変動するため、アイドル電流Ids
qは一定に保たれる。
0でのシミュレーション結果を図3に示す。同図におい
て、実線(A)が第2実施形態の場合を、点線(B)が
従来技術の場合をそれぞれ示している。このシミュレー
ション結果から明らかなように、従来技術(B)の場合
には、アイドル電流Idsqがしきい値Vthに対して
単調減少するのに対して、本実施形態(A)の場合に
は、しきい値Vthに対してアイドル電流Idsqが一
定となる領域があることがわかる。
は、第1実施形態に係るバイアス回路100に対して、
ダイオード251,252が新たに付加された構成とな
っている。これにより、第1実施形態に係るバイアス回
路100による先述した作用効果に加えて、FET21
1,215のゲート電圧を低く設定する場合でも、差動
対FET212,213および電流源FET214を飽
和領域で動作させることが可能になる、という作用効果
が得られる。
施形態に係るバイアス回路を示す回路図である。図4に
おいて、RF増幅用FET311はソースが接地され、
ゲートが入力端子321に、ドレインが出力端子322
にそれぞれ接続されている。このRF増幅用FET31
1のゲートには、バイアス回路300で得られるゲート
バイアス電圧が印加される。
331の正極には負荷抵抗341,342および電流モ
ニター抵抗343の各一端が共通に接続されている。基
準電圧源331の負極は接地されている。負荷抵抗34
1,342の各他端には、FET312,313の各ド
レインがそれぞれ接続されている。これらFET31
2,313は、各ソースが共通に接続されて差動対をな
している。
2の正極に接続されている。基準電圧源332の負極は
接地されている。FET313のゲートは、電流モニタ
ー抵抗343の他端に接続されている。FET312,
313の共通ソースには、FET314のドレインが接
続されている。
ートが抵抗344の一端に接続されて、差動対FET3
12,313の共通ソース電流源として機能する。抵抗
344の他端は接地されている。FET314のゲート
にはダイオード351のカソードが接続されている。ダ
イオード351のアノードは、FET313のドレイン
に接続されている。
のドレインが接続されている。FET315のソースは
接地され、そのゲートはダイオード352のカソードお
よび抵抗345の一端に接続されている。ダイオード3
52のアノードはFET312のドレインに接続されて
いる。抵抗345の他端は接地されている。FET31
5のゲートはさらに、抵抗246の一端に接続されてい
る。抵抗246の他端は、RF増幅用FET311のゲ
ートに接続されている。
路300は、第2実施形態に係るバイアス回路200に
対して、FET311のゲートとFET315のゲート
との間に抵抗346が新たに挿入された構成となってい
る。これにより、第2実施形態に係るバイアス回路20
0による先述した作用効果に加えて、RF増幅用FET
311に入力すべきRF信号がバイアス回路300に入
力するのを抵抗346によって遮断することができる、
という作用効果が得られる。
できるほど小さいので、ダイオード252から供給され
る電圧は、そのままRF増幅用FET311のゲートに
印加されると考えられる。しかし、RF増幅用FET3
11のゲートに流れる電流が大きく、抵抗346での電
圧降下がバイアスに影響する場合には、抵抗346に代
えてインダクターを用いるようにすれば良い。これによ
れば、ゲート電流に起因する電圧降下を生じることな
く、RF信号がバイアス回路300に入力するのを遮断
できる。
るバイアス回路200に対して抵抗346(もしくは、
インダクター)を新たに追加する場合を例にとって説明
したが、第1実施形態に係るバイアス回路100に対し
ても同様に適用できることは勿論である。
施形態に係るバイアス回路を示す回路図である。図5に
おいて、RF増幅用FET411はソースが接地され、
ゲートが入力端子421に、ドレインが出力端子422
にそれぞれ接続されている。このRF増幅用FET41
1のゲートには、バイアス回路400で得られるゲート
バイアス電圧が印加される。
431の正極には負荷抵抗441,442および電流モ
ニター抵抗443の各一端が共通に接続されている。基
準電圧源431の負極は接地されている。負荷抵抗44
1,442の各他端には、FET412,413の各ド
レインがそれぞれ接続されている。これらFET41
2,413は、各ソースが共通に接続されて差動対をな
している。
445の各一端に接続されている。分割抵抗444の他
端は基準電圧源431の正極に接続されている。分割抵
抗445の他端は接地されている。すなわち、分割抵抗
444,445は基準電圧源431の電圧(電源電圧)
を分割し、その分割電圧を基準電圧としてFET412
のゲートに印加する。
抗443の他端に接続されている。FET412,41
3の共通ソースには、FET414のドレインが接続さ
れている。FET414は、ソースが接地されかつゲー
トが抵抗446の一端に接続されている。抵抗446の
他端は接地されている。FET414のゲートにはダイ
オード451のカソードが接続されている。ダイオード
451のアノードは、FET413のドレインに接続さ
れている。
のドレインが接続されている。FET415のソースは
接地され、そのゲートはダイオード452のカソードお
よび抵抗447の一端に接続されている。ダイオード4
52のアノードはFET412のドレインに接続されて
いる。抵抗447の他端は接地されている。FET41
5のゲートはさらに、抵抗448を介してRF増幅用F
ET411のゲートに接続されている。
路400では、第3実施形態に係るバイアス回路300
における基準電圧源332に代えて分割抵抗444,4
45を用い、これら分割抵抗444,445により電源
電圧を分割して得られる電圧を基準電圧としてFET4
12のゲートに与える構成を採っている。これによれ
ば、基準電圧を抵抗2本だけで生成できるため、基準電
圧源を用いる場合よりも構成を簡略化できる利点があ
る。
るバイアス回路300における基準電圧源332に代え
て分割抵抗444,445を用いる場合を例にとって説
明したが、第1,第2実施形態に係るバイアス回路10
0,200に対しても同様に適用できることは勿論であ
る。
施形態に係るバイアス回路を示す回路図である。図6に
おいて、RF増幅用FET511はソースが接地され、
ゲートが入力端子521に、ドレインが出力端子522
にそれぞれ接続されている。このRF増幅用FET51
1のゲートには、バイアス回路500で得られるゲート
バイアス電圧が印加される。
531の正極には負荷抵抗541,542および電流モ
ニター抵抗543の各一端が共通に接続されている。基
準電圧源531の負極は、電圧源532の負極に接続さ
れている。電圧源532の正極は接地されている。負荷
抵抗541,542の各他端には、FET512,51
3の各ドレインがそれぞれ接続されている。これらFE
T512,513は、各ソースが共通に接続されて差動
対をなしている。
545の各一端に接続されている。分割抵抗544の他
端は基準電圧源531の正極に接続されている。分割抵
抗545の他端は電圧源532の負極に接続されてい
る。FET513のゲートは電流モニター抵抗543の
他端に接続されている。FET512,513の共通ソ
ースには、FET514のドレインが接続されている。
負極に接続されかつゲートが抵抗546の一端に接続さ
れている。抵抗546の他端はソースが電圧源532の
負極に接続されている。FET514のゲートにはダイ
オード551のカソードが接続されている。ダイオード
551のアノードは、FET513のドレインに接続さ
れている。
のドレインが接続されている。FET515のソースは
電圧源532の負極に接続され、そのゲートはダイオー
ド552のカソードおよび抵抗547の一端に接続され
ている。ダイオード552のアノードはFET512の
ドレインに接続されている。抵抗547の他端は電圧源
532の負極に接続されている。FET515のゲート
はさらに、抵抗548を介してRF増幅用FET511
のゲートに接続されている。
路500では、第4実施形態に係るバイアス回路400
に対して、電圧源532を新たに追加してバイアス回路
500の接地側を負電圧とした構成を採っている。これ
によれば、RF増幅用FET515のゲートに対して正
のゲートバイアス電圧のみならず、負のゲートバイアス
電圧をも印加することができるようになる。
るバイアス回路400に対して電圧源532を新たに追
加する場合を例にとって説明したが、第1,第2,第3
実施形態に係るバイアス回路100,200,300に
対しても同様に適用できることは勿論である。
イアス回路は、例えばCDMA方式携帯電話装置のRF
フロントエンド部における各部のアンプを構成するのに
用いられる。図7は、CDMA方式携帯電話装置におけ
るRFフロントエンド部の構成の一例を示すブロック図
である。
た受信波は、送信/受信に共用される帯域振分けフィル
タ612を通過し、低ノイズアンプ613を介してミキ
サ614に供給される。ミキサ614では、局部発振器
615からの局部発振周波数と混合され、中間周波(I
F)に変換される。そして、AGCアンプ616にて信
号レベルが一定にされた後、後段のベースバンドIC6
17に供給される。
C617から供給されるIF信号がAGCアンプ618
で増幅された後ミキサ619に供給され、ここで局部発
振器620からの局部発振周波数と混合されてRF信号
に変換される。そして、このRF信号は、パワーアンプ
621に供給される。
るRF増幅用FETを有する回路構成となっている。そ
して、このRF増幅用FETのゲートには、バイアス回
路622からゲートバイアス電圧が与えられるようにな
っている。パワーアンプ621を経たRF信号は、帯域
振分けフィルタ612を通してアンテナ611から送信
される。
Fフロントエンド部において、パワーアンプ621にお
けるRF信号を増幅するRF増幅用FETのゲートに対
してバイアス電圧を与えるバイアス回路622として、
先述した第1〜第5実施形態に係るバイアス回路が用い
られる。
送信系において、バイアス622として、本発明の第1
〜第5実施形態に係るバイアス回路を用いることによ
り、これらバイアス回路ではFETの製造ロット等によ
る特性のばらつきや、温度等による特性の変化によら
ず、ドレイン電流を一定に保つことができるとともと
に、消費電流を小さく抑えることができるため、常に安
定した性能を得ることができるとともに、携帯電話装置
自体の低消費電流化に寄与できることになる。
電話装置に適用した場合を例にとって説明したが、本発
明はこの適用例に限定されるものではなく、コードレス
電話など無線通信システム、さらには高周波信号計測シ
ステム、レーザなどのデジタル、アナログ高周波回路に
用いられる増幅用FETのバイアス回路として用いるこ
とも可能である。また、FETは増幅器用として用いら
れる場合に限らず、逓倍器や発振器用として用いられる
場合にも適用可能である。
電源電圧やFETのしきい値電圧が標準値から逸脱した
場合に、差動対FETの電流が等しくなるように保たれ
るとともに、電流モニターのための抵抗での電圧降下が
基準電圧と等しくなるように精度良く保たれるため、F
ETの製造ロット等による特性のばらつきや、温度等に
よる特性の変化によらず、アイドル電流を一定に保ち、
かつ消費電流を小さい抑えることができる。
す回路図である。
す回路図である。
ーション結果を示すVth−Idsq特性図である。
す回路図である。
す回路図である。
す回路図である。
トエンド部の構成の一例を示すブロック図である。
イアス回路、111,211,311,411,511
…RF増幅用FET、621…パワーアンプ
Claims (10)
- 【請求項1】 第1のFETのゲートに対してバイアス
電圧を与えるバイアス回路であって、 前記第1のFETのドレイン電流をモニターする第2の
FETおよびこの第2のFETのドレインに接続された
抵抗を有するモニター回路と、 ゲートに基準電圧が印加された第3のFET、この第3
のFETとソースが共通に接続されかつゲートが前記第
2のFETのドレインに接続された第4のFETおよび
これら第3,第4のFETの各ドレインにそれぞれ接続
された抵抗を有する差動回路と、 前記第3,第4のFETの共通ソースにドレインが接続
された第5のFETとを具備し、 前記第3のFETのドレイン電圧を前記第1,第2のF
ETの各ゲートに帰還し、前記第4のドレイン電圧を前
記第5のFETのゲートに帰還することを特徴とするバ
イアス回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のバイアス回路においてさ
らに、 前記第4のFETのドレインにアノードが、前記第5の
FETのゲートにカソードがそれぞれ接続された第1の
ダイオードと、前記第3のFETのドレインにアノード
が、前記第1,第2のFETの各ゲートにカソードがそ
れぞれ接続された第2のダイオードとを有することを特
徴とするバイアス回路。 - 【請求項3】 請求項1記載のバイアス回路においてさ
らに、 前記第1,第2のFETの各ゲート間に接続された抵抗
もしくはインダクターを有することを特徴とするバイア
ス回路。 - 【請求項4】 請求項2記載のバイアス回路においてさ
らに、 前記第1,第2のFETの各ゲート間に接続された抵抗
もしくはインダクターを有することを特徴とするバイア
ス回路。 - 【請求項5】 前記基準電圧を基準電圧源から、もしく
は電源電圧を分割する抵抗分割回路から与えることを特
徴とする請求項1記載のバイアス回路。 - 【請求項6】 前記基準電圧を基準電圧源から、もしく
は電源電圧を分割する抵抗分割回路から与えることを特
徴とする請求項2記載のバイアス回路。 - 【請求項7】 送信系においてRF信号を増幅するRF
増幅用FETを含む増幅手段と、前記RF増幅用FET
のゲートに対してバイアス電圧を与えるバイアス回路と
を備えた無線通信装置であって、 前記バイアス回路は、 前記第1のFETのドレイン電流をモニターする第2の
FETおよびこの第2のFETのドレインに接続された
抵抗を有するモニター回路と、 ゲートに基準電圧が印加された第3のFET、この第3
のFETとソースが共通に接続されかつゲートが前記第
2のFETのドレインに接続された第4のFETおよび
これら第3,第4のFETの各ドレインにそれぞれ接続
された抵抗を有する差動回路と、 前記第3,第4のFETの共通ソースにドレインが接続
された第5のFETとを具備し、 前記第3のFETのドレイン電圧を前記第1,第2のF
ETの各ゲートに帰還し、前記第4のドレイン電圧を前
記第5のFETのゲートに帰還することを特徴とする無
線通信装置。 - 【請求項8】 前記バイアス回路は、前記第4のFET
のドレインにアノードが、前記第5のFETのゲートに
カソードがそれぞれ接続された第1のダイオードと、前
記第3のFETのドレインにアノードが、前記第1,第
2のFETの各ゲートにカソードがそれぞれ接続された
第2のダイオードとを有することを特徴とする請求項7
記載の無線通信装置。 - 【請求項9】 前記バイアス回路は、前記第1,第2の
FETの各ゲート間に接続された抵抗もしくはインダク
ターを有することを特徴とする請求項7記載の無線通信
装置。 - 【請求項10】 前記バイアス回路は、前記第1,第2
のFETの各ゲート間に接続された抵抗もしくはインダ
クターを有することを特徴とする請求項8記載の無線通
信装置。
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