JP2001320197A - 部品実装装置 - Google Patents

部品実装装置

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JP2001320197A
JP2001320197A JP2000136565A JP2000136565A JP2001320197A JP 2001320197 A JP2001320197 A JP 2001320197A JP 2000136565 A JP2000136565 A JP 2000136565A JP 2000136565 A JP2000136565 A JP 2000136565A JP 2001320197 A JP2001320197 A JP 2001320197A
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suction
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virtual
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Kanji Akutsu
完二 阿久津
Nozomi Iwasaki
望 岩嵜
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の吸着ノズルに取り付け誤差があって
も、その影響を少なくして効率的に部品を実装すること
が可能な部品実装装置を提供する。 【解決手段】 各吸着ノズル11a、11bの中心ない
しノズルホルダの基準からのオフセットの平均値あるい
は最大最小の中央値を求め、その値をオフセットとする
仮想ノズル中心C1ないし仮想ノズルホルダ中心を算出
する。吸着ノズルに吸着された部品を吸着ノズルに対応
した認識装置で同時認識する場合には、各認識装置の基
準からのオフセットの平均値あるいは最大最小の中央値
を求め、この値をオフセットとする仮想認識装置中心C
2に、仮想ノズル中心を合わせて同時認識する。あるい
は、同時に吸着ノズルを交換するときないし同時に部品
吸着するときは、仮想ノズル中心をノズル交換ユニット
の中心位置ないしフィーダの部品吸着位置中心に一致さ
せて、同時交換ないし同時吸着を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品実装装置、更
に詳細には、複数の吸着ノズルにより同時吸着された部
品を認識装置を用いて認識し、部品位置を補正した後基
板の対応する位置に装着する部品実装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子部品を回路基板に実装す
る部品実装装置において、搭載タクトを上げるために、
複数の吸着ノズルで部品を同時に吸着し、同時吸着され
た部品を認識装置を用いて同時に認識し、部品位置を補
正した後基板の対応する位置に搭載することが行なわれ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような複数の
吸着ノズルで同時吸着して同時搭載する部品実装装置に
おいては、吸着ノズルはそれぞれ対応するヘッドに搭載
されるか、あるいは一つのヘッドに複数の吸着ノズルが
取り付けられる。各吸着ノズルで吸着された部品を対応
した複数の認識装置(認識カメラ)で一度に認識させる
場合、ヘッドは認識装置の位置に移動されるが、1つの
ヘッドないし吸着ノズルの中心を、対応する認識装置の
中心位置に合わせて移動させると、それぞれのヘッドな
いし吸着ノズルに取り付け位置オフセットがあるため、
他のヘッドの中心位置と対応する認識装置の中心位置と
のズレが大きくなり、大きい部品を認識させる場合、部
品が視野から外れることがあり、認識に失敗することが
発生する。1つ1つ位置を合わせながら部品認識させる
と処理時間が増大し、生産性が悪くなる。
【0004】また、複数のノズルを持つヘッドで、部品
を吸着するノズルを交換する場合、一度に同時交換する
とき、1つのノズルホルダの中心を、対応するノズル交
換ユニットの位置に合わせて交換動作をさせると、それ
ぞれのノズルホルダの取り付け位置オフセットがあるた
め、他のノズルホルダの位置と対応するノズル交換ユニ
ットの位置との、ズレが大きくなることがあり、ノズル
交換に失敗することが発生する。これを解決するため
に、1つ1つ位置を合わせながら交換するとノズル交換
時間が増大し、生産性が悪くなる、という問題がある。
【0005】更に、複数のノズルを持つヘッドで、部品
を同時吸着するに当たり、1つのノズルの中心を、対応
するフィーダの部品吸着位置に合わせると、それぞれの
ノズルの取り付け位置オフセットがあるため、他のノズ
ルの中心位置と対応するフィーダの部品吸着位置との、
ズレが大きくなることがあり、同時部品吸着に失敗する
ことが発生する。同様に、1つ1つ位置を合わせながら
吸着すると部品吸着時間が増大し、生産性が悪くなる。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、複数の吸着ノズルに取り付け誤差
があっても、その影響を少なくした状態で高速にしかも
効率的に部品を実装することが可能な部品実装装置を提
供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、各吸着ノズル中心ないしノズルホルダの
基準からのオフセットの平均値あるいは最大最小の中央
値を求め、その値をオフセットとする仮想ノズル中心な
いし仮想ノズルホルダ中心を算出する手段を設けるよう
にしている。吸着ノズルに吸着された部品を同時認識す
る場合には、各認識装置の基準からのオフセットの平均
値あるいは最大最小の中央値を求め、この値をオフセッ
トとする仮想認識装置中心に、仮想ノズル中心を合わせ
て同時認識する。
【0008】また、同時に吸着ノズルを交換するとき
は、仮想ノズルホルダ中心をノズル交換ユニットの中心
位置に一致させて、あるいは各ノズル交換ユニットの基
準からのオフセットの平均値あるいは最大最小の中央値
を求め、この値をオフセットとする仮想ノズル交換ユニ
ット中心に一致させて同時ノズル交換を行なう。
【0009】また、フィーダから供給される部品を同時
に吸着ノズルで吸着するときは、仮想ノズル中心をフィ
ーダの部品吸着位置の中心に一致させて、あるいは各フ
ィーダの基準からのオフセットの平均値あるいは最大最
小の中央値を求め、この値をオフセットとする仮想フィ
ーダ中心に一致させて同時吸着を行なう。
【0010】いずれの構成でも、複数の吸着ノズルに取
り付け誤差があっても、その影響を少なくして効率的に
部品を実装することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づき本発明を詳細に説明する。
【0012】図1には、部品実装装置の概略構成が図示
されており、同図で符号10で示すものは、Y軸方向に
往復動可能なX軸ビームで、このX軸ビーム10にはそ
れぞれ吸着ノズル11a、12aをその中心に備えた複
数の(図示の例では2個の)ヘッド11、12がX軸ビ
ームに沿って移動可能に取り付けられている。また、実
装装置本体に取り付けられた支持体13には、それぞれ
撮像カメラ(CCDカメラ)14a、15aを備えた認
識装置14、15が取り付けられている。
【0013】部品実装時には、X軸ビーム10はフィー
ダ(不図示)の方向に移動し、各ヘッド11、12の吸
着ノズル11a、12aはフィーダから供給される電子
部品を同時に吸着する。その後X軸ビームは認識装置1
4、15の方向に移動して吸着ノズル11a、12aで
吸着された部品がそれぞれ撮像カメラ14a、15aで
同時に撮像され、その画像を認識することにより吸着ず
れ(部品中心と吸着中心のずれ、吸着傾きなど)が求め
られる。その後、X軸ビームが搬送されてくる基板上に
位置決めされ、各部品の位置が補正されて、各部品が基
板16の所定位置に同時に実装される。
【0014】上述したような部品実装装置で、2つのヘ
ッド11、12でそれぞれ部品を吸着し、2つの認識装
置14、15で一度に認識させる場合、例えば1つのヘ
ッド11の中心を、対応する認識装置14の中心位置
(撮像カメラの中心)に合わせて移動させると、それぞ
れのヘッドの取り付け位置オフセットがあるため、他の
ヘッド12の中心位置と対応する認識装置15の中心位
置とのズレが大きくなり、大きい部品を認識させる場
合、部品が視野から外れることがあり、認識に失敗する
ことが発生する。
【0015】そこで、本発明では、仮想のヘッド中心
と、仮想の認識装置中心を求め、2部品同時認識時に、
ヘッドの仮想ヘッド中心を仮想認識装置中心に移動さ
せ、同時認識動作をさせる。この方法を図4のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0016】部品実装装置の製造時に、ヘッド11、1
2のオフセットをそれぞれ測定する。すなわち、第1ヘ
ッド11のカメラ基準オフセットを測定する(ステップ
S1)。このカメラ基準は任意の位置とすることができ
るが、第1ヘッドにおくと、第1ヘッド11のカメラ基
準オフセットはゼロである。次に、第2ヘッド12に関
して、そのカメラ基準オフセットを測定する(ステップ
S2)。カメラ基準が第1ヘッドにあるとすると、第2
のヘッドのカメラ基準オフセットは、吸着ノズルがヘッ
ドの中心に取り付けれられているとして、吸着ノズルの
中心位置11b、12b間の差(X、Y)である。従っ
て、ヘッドのオフセットは吸着ノズル中心のオフセット
を測定することになる。図1には2つのヘッドしか設け
られていないが、更にヘッドが設けられている場合に
は、同様に第nヘッドに対して同様にオフセットを測定
する(ステップS3)。
【0017】このように、各ヘッドのオフセットの測定
が終了したら、各ヘッドのオフセットの最大値幅を2等
分して(あるいは各ヘッドのオフセットの平均値を求め
て)オフセット中心をX、Yに対して求める(ステップ
S4)。なお、オフセットの最大値幅の2等分値は、オ
フセットの最大最小の中央値、すなわち、オフセットの
最大値と最小値の中央値となる。続いて、各ヘッドの各
設計中心位置の中心XY、すなわち設計ヘッド中心を計
算し(ステップS5)、設計ヘッド中心にオフセット中
心分を加算して仮想ヘッド中心とする(ステップS
6)。このようにした求めた仮想ヘッド中心、すなわち
仮想ノズル中心が図1でC1で図示されている。
【0018】続いて、第1認識装置(VCS)14のカ
メラ基準オフセットを測定し(ステップS7)、第2認
識装置15のカメラ基準オフセットを測定する(ステッ
プS8)。カメラ基準を第1認識装置におくと、オフセ
ットは撮像カメラ14aと15aのそれぞれの中心14
b、15b間の差(X、Y)となる。図4のステップで
は、第1と第2の認識装置のオフセットを測定するステ
ップだけしか図示されていないが、更にヘッドに対応し
て認識装置が設けられている場合には、この認識装置の
オフセットも測定して、各オフセットの最大値幅を2等
分し(あるいは各オフセットの平均値を求めて)オフセ
ット中心X、Yを求める(ステップS9)。そして、各
認識装置の各設計中心位置の中心X、Y(認識装置の設
計中心)を計算し(ステップS10)、認識装置の設計
中心に上記求めたオフセット中心分を加算して認識装置
の仮想中心を求める(ステップS11)。このように求
められた仮想認識装置中心が図1でC2で図示されてい
る。
【0019】このようにして、仮想のヘッド中心と仮想
の認識装置の中心が求められたら、ヘッド11、12の
吸着ノズル11a、12aで部品をそれぞれ吸着し(ス
テップS12)、仮想ヘッド中心C1が認識装置の仮想
中心C2に合うように、X軸ビームを移動させる(ステ
ップS13)。そして、図1(B)に示したように、両
中心が合ったところで、同時に部品を撮像カメラ14
a、15aで撮像し、部品中心、部品の傾き姿勢を認識
し(ステップS14)、X軸ビーム10を搭載基板16
の方向に移動して、認識した位置ずれ、傾き分を補正し
て、各部品を基板の所定位置に搭載する(ステップS1
5)。
【0020】このように、同時認識時それぞれのヘッド
と対応する認識装置の中心位置の差が最小となるので、
同時認識が可能な部品の大きさの制限を最小にできる。
【0021】また、複数のノズルを持つヘッドで、部品
を吸着するノズルを交換する場合、一度に同時交換する
とき、1つのノズルホルダの中心を、対応するノズル交
換ユニットの位置に合わせて交換動作をさせると、それ
ぞれのノズルホルダの取り付け位置オフセットがあるた
め、他のノズルホルダの位置と対応するノズル交換ユニ
ットの位置との、ズレが大きくなることがあり、ノズル
交換に失敗することが発生する。
【0022】これを解決する方法を、図2を参照して説
明する。図2において、X軸ビーム10には、ヘッド2
1がX軸方向に移動可能に取り付けられており、このヘ
ッドには、吸着ノズルを保持する複数の(図示の例では
3個の)ノズルホルダ21a、21b、21cが取り付
けれられている。
【0023】部品実装装置製造時に、複数のノズルホル
ダ21a、21b、21cのオフセットをそれぞれ吸着
ノズル中心を用いて測定する。これは、図4のステップ
S1〜S3と同様にして、すなわち、ノズルホルダ21
a、21b、21cのカメラ基準オフセットを測定する
ことにより行なうことができる。各オフセットを測定し
たら、そのオフセットの最大値幅の2分の1あるいは平
均値をXYで計算し(ステップS4と同様)、各ノズル
ホルダの各設計中心位置の中心XY、すなわち設計ノズ
ルホルダ中心を計算し(ステップS5と同様)、設計ノ
ズルホルダ中心にオフセット中心分を加算して仮想ノズ
ルホルダ中心とする(ステップS6と同様)。このよう
にして求めた仮想ノズルホルダ中心が図1でC3で図示
されている。
【0024】このようにして、仮想ノズルホルダ中心が
求められたら、同時ノズル交換時には、X軸ビーム10
を移動させて、ヘッドの仮想ノズルホルダ中心C3を吸
着ノズル22a、22b、22cを備えたノズル交換ユ
ニット22の中心位置22dに移動させ、同時ノズル交
換動作をさせる。
【0025】図4のステップS26からS37には、ノ
ズル交換の具体的な動作が図示されている。図2には一
つのノズル交換ユニット(ATC)しか図示されていな
いが、通常複数のATCが設けられ、これらのATCは
2つのブロックに分割され、一方のブロックで各ヘッド
のすべての吸着ノズルが外され、また他方のブロックで
ヘッドに新しい吸着ノズルが装着される。
【0026】まず、第1ブロックのn個のATCのカメ
ラ基準オフセットを測定し(ステップS26、S2
7)、そのオフセットの最大値幅の2分の1あるいは平
均値をXYで計算し(ステップS28)、設計第1ブロ
ックATC中心にこのオフセット中心分を加算して仮想
第1ブロックATC中心とする(ステップS29)。同
様な処理を第2ブロックに対して行い(ステップS30
〜S33)、仮想第2ブロックATC中心を求める。
【0027】このように、仮想のATC中心が得られた
ら、まず仮想第1ブロックATC中心に、図2で求めた
仮想ノズルホルダ中心が合うようにヘッドを移動させ
(ステップS34)、そこでヘッドの全吸着ノズルをA
TCに装着して全ヘッドから外し(ステップS35)、
続いて、仮想第2ブロックATC中心に、仮想ノズルホ
ルダ中心が合うようにヘッドを移動させ(ステップS3
6)、そこで同時に全ヘッドにATCから新しい吸着ノ
ズルを装着する(ステップS37)。これにより、それ
ぞれのノズルホルダと対応するノズル交換ユニットの吸
着ノズル位置の差が最小となり、同時交換時の失敗を無
くすことができる。
【0028】また、複数のノズルを持つヘッドで、部品
を同時吸着する場合、1つのノズルの中心を、対応する
フィーダの部品吸着位置に合わせると、それぞれのノズ
ルの取り付け位置オフセットがあるため、他のノズルの
中心位置と対応するフィーダの部品吸着位置との、ズレ
が大きくなることがあり、同時部品吸着に失敗すること
が発生する。
【0029】これを解決する方法を、図3を参照して説
明する。図3(A)は、図2(A)と同じであり、図2
の場合と同様に、仮想ノズルホルダ中心ないし仮想ノズ
ル中心C4を求める。部品同時吸着時には、図3(B)
に示したように、X軸ビームをフィーダ25a、25
b、25cを有するフィーダ位置に移動させ、仮想ノズ
ル中心C4をフィーダの部品吸着位置中心25dに移動
させ、ノズルホルダ21a〜21cに保持されている吸
着ノズル23a〜23cによりフィーダ25a〜25c
から供給されてくる部品24a〜24cをそれぞれ同時
に吸着させる。
【0030】なお、フィーダにも取り付け誤差がある
と、良好な吸着ができないので、図4のステップS16
からS25の処理を用いて解決する。
【0031】同時吸着しようとするフィーダの数だけ
(第1から第nのフィーダ)フィーダのカメラ基準オフ
セットを測定し(ステップS16〜S18)、そのオフ
セットの最大値幅の2分の1あるいは平均値をXYで計
算し(ステップS19)、各フィーダの各設計の中心位
置の中心XYをそれぞれ計算し(ステップS20)、設
計フィーダ中心にオフセット中心分加算し仮想フィーダ
中心とする(ステップS21)このように、仮想フィー
ダ中心が得られたら、仮想フィーダ中心に、図3で求め
た仮想ノズル中心が合うようにヘッドを移動させ(ステ
ップS22)、そこで各ヘッドの吸着ノズルを同時に下
降させ全ノズルでフィーダから供給される部品を同時吸
着する。そして、部品の中心、姿勢をレーザあるいは認
識装置で認識し(ステップS24)、それぞれ部品の搭
載位置にヘッドを移動させ、認識した位置ずれ、傾き分
を補正して部品を搭載する(ステップS25)。これに
より、フィーダに取り付けオフセットがある場合でも、
失敗の少ない同時部品吸着が可能になる。
【0032】なお、上述したヘッドのオフセット、ノズ
ルホルダのオフセットは吸着ノズル中心のオフセットを
測定することにより求めているが、ヘッドあるいはノズ
ルホルダそれ自身の中心を測定してオフセットを求める
ようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、各吸
着ノズルの中心ないしノズルホルダの基準からのオフセ
ットの平均値あるいは最大最小の中央値を求め、その値
をオフセットとする仮想ノズル中心ないし仮想ノズルホ
ルダ中心を算出し、この仮想中心を認識装置の仮想中
心、ノズル交換ユニットの中心位置ないしその仮想中心
あるいはフィーダの部品吸着位置中心ないしその仮想中
心に合わせて同時処理を行なっているので、複数の吸着
ノズルに取り付け誤差があっても、その影響を少なくす
ることができ、高速でしかも効率的に部品を実装するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の吸着ノズルで吸着された部品を同時認識
する状態を示した説明図である。
【図2】複数の吸着ノズルをノズル交換ユニットで同時
交換する状態を示した説明図である。
【図3】フィーダから供給される部品を複数の吸着ノズ
ルで同時吸着する状態を示した説明図である。
【図4】複数の吸着ノズルを用いて搭載処理を行なう流
れを示したフローチャート図である。
【符号の説明】
10 X軸ビーム 11、12 ヘッド 11a、12a 吸着ノズル 14、15 認識装置 22 ノズル交換ユニット 25a、25b、25c フィーダ C1 仮想ノズル中心 C2 仮想認識装置中心 C3 仮想ノズルホルダ中心 C4 仮想ノズル中心
フロントページの続き Fターム(参考) 5E313 AA03 AA11 CC03 CC04 DD02 DD03 DD13 EE02 EE03 EE13 EE16 EE24 EE25 EE34 EE35 EE37 FF24 FF33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の吸着ノズルにより同時吸着された
    部品を各吸着ノズルに対応した認識装置を用いて認識
    し、部品位置を補正した後基板の対応する位置に装着す
    る部品実装装置において、 各吸着ノズル中心の基準からのオフセットの平均値ある
    いは最大最小の中央値を求め、その値をオフセットとす
    る仮想ノズル中心を算出する手段と、 各認識装置の基準からのオフセットの平均値あるいは最
    大最小の中央値を求め、この値をオフセットとする仮想
    認識装置中心を算出する手段とを備え、 各吸着ノズルに吸着された部品を対応する認識装置で同
    時に認識するとき、前記算出した仮想ノズル中心と仮想
    認識装置中心を一致させて同時認識することを特徴とす
    る部品実装装置。
  2. 【請求項2】 複数の吸着ノズルにより同時吸着された
    部品を認識装置を用いて認識し、部品位置を補正した後
    基板の対応する位置に装着する部品実装装置において、 吸着ノズルを交換するためのノズル交換ユニットと、 吸着ノズルを保持する各ノズルホルダの基準からのオフ
    セットの平均値あるいは最大最小の中央値を求め、その
    値をオフセットとする仮想ノズルホルダ中心を算出する
    手段とを備え、 同時に吸着ノズルを交換するとき、前記算出した仮想ノ
    ズルホルダ中心をノズル交換ユニットの中心位置に一致
    させて同時ノズル交換を行なうことを特徴とする部品実
    装装置。
  3. 【請求項3】 各ノズル交換ユニットの基準からのオフ
    セットの平均値あるいは最大最小の中央値を求め、この
    値をオフセットとする仮想ノズル交換ユニット中心を算
    出する手段を設け、同時に吸着ノズルを交換するとき、
    前記算出した仮想ノズルホルダ中心を仮想ノズル交換ユ
    ニット中心に一致させて同時ノズル交換を行なうことを
    特徴とする請求項2に記載の部品実装装置。
  4. 【請求項4】 複数の吸着ノズルにより同時吸着された
    部品を認識装置を用いて認識し、部品位置を補正した後
    基板の対応する位置に装着する部品実装装置において、 前記吸着ノズルに部品を供給する複数のフィーダと、 各吸着ノズル中心の基準からのオフセットの平均値ある
    いは最大最小の中央値を求め、その値をオフセットとす
    る仮想ノズル中心を算出する手段とを備え、 フィーダから供給される部品を同時に吸着ノズルで吸着
    するとき、前記算出した仮想ノズル中心をフィーダの部
    品吸着位置の中心に一致させて同時吸着を行なうことを
    特徴とする部品実装装置。
  5. 【請求項5】 同時吸着を行なう各フィーダの基準から
    のオフセットの平均値あるいは最大最小の中央値を求
    め、この値をオフセットとする仮想フィーダ中心を算出
    する手段を設け、フィーダから供給される部品を同時に
    吸着ノズルで吸着するとき、前記算出した仮想ノズル中
    心を仮想フィーダ中心に一致させて同時吸着を行なうこ
    とを特徴とする請求項4に記載の部品実装装置。
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