JP2001320161A - プリント配線基板および4方向リードフラットパッケージicの半田付け方法 - Google Patents

プリント配線基板および4方向リードフラットパッケージicの半田付け方法

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JP2001320161A
JP2001320161A JP2000135877A JP2000135877A JP2001320161A JP 2001320161 A JP2001320161 A JP 2001320161A JP 2000135877 A JP2000135877 A JP 2000135877A JP 2000135877 A JP2000135877 A JP 2000135877A JP 2001320161 A JP2001320161 A JP 2001320161A
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JP
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flat package
soldering
way lead
lead flat
solder
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JP2000135877A
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Hideki Suzuki
英樹 鈴木
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半田付けの熱ストレスの管理が容易で、高信
頼かつ効率的に4方向リードフラットパッケージICを
実装できるプリント配線基板を提供する。 【解決手段】 4方向リードフラットパッケージIC2
のリード3に対応して形成された半田付ランド4群を備
え、4方向リードフラットパッケージIC2のリード3
を半田付けランド4群に位置合わせして4方向リードフ
ラットパッケージIC2を装着し、実装面を半田ディッ
プ槽に入れて4方向リードフラットパッケージIC2が
半田付けされるプリント配線基板1であって、前記半田
ランド4群が半田付け進行方向に対して傾けて形成さ
れ、半田付け進行方向に対して4方向リードフラットパ
ッケージIC2の一つの角部が先頭になり対角の角部が
後尾となるように4方向リードフラットパッケージIC
2が傾いて半田付けされると共に、後尾の角部の左右両
側の半田付ランド群の最後尾の下流側にそれぞれ独立し
た半田引きランド7を形成したことを特徴とするプリン
ト配線基板

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4方向リードフラ
ットパッケージICの半田ディップ法による半田付けに
適したプリント配線基板および4方向リードフラットパ
ッケージICの半田付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年において、携帯電話やノートパソコ
ン等の電子装置の小型化、薄型化に対応するため、高密
度実装が可能な表面実装型ICの1種としてフラットパ
ッケージ型ICが広く用いられるようになっている。こ
のフラットパッケージ型ICとして、長方形または正方
形のパッケージの4辺に多数のリードを突設した4方向
リードフラットパッケージICが知られている。各辺に
突設されるリードの数は、回路の集積度が増すほど増加
してゆき、リードのピッチは狭くなる。
【0003】従来、この多数のリードが突設された4方
向リードフラットパッケージICをプリント配線基板に
半田付け実装するには、以下のような方法で行なわれて
きた。
【0004】図3は、手半田による従来の4方向リード
フラットパッケージICの半田付け方法を説明するため
の平面図である。図4は、図3に示すA−A’間の断面
図である。
【0005】プリント配線基板11上に4方向リードフ
ラットパッケージIC12を実装するには、半田付けラ
ンド14と配線用パターン16を設けたプリント基板1
1上の半田付ランド14に、4方向リードフラットパッ
ケージIC12のリード13を位置合わせし、装着す
る。次いで、半田が溶融する温度に熱せられた半田ごて
により半田と共に半田付けする。最後に、半田溜りラン
ド5に余分な半田を溜めて半田付が終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来方法では、手作業による半田付けのために4方向リ
ードフラットパッケージICに加わる熱ストレスが管理
できず、信頼性が低下するといった問題点があった。ま
た、手作業による半田付けであるため、挟ピッチの4方
向リードフラットパッケージICにおいては、半田ショ
ートが発生することが多くなり、その修正のための工数
が増加して作業効率が低下するといった問題点があっ
た。
【0007】また、手半田によらず半田ディップ槽に流
すことにより、4方向リードフラットパッケージICの
実装を行なおうとすると、半田ディップ方向に対して垂
直方向の4方向リードフラットパッケージICの下流側
のリードが過剰の半田によりブリッジしてショートする
ため、やはり手作業による半田付け修正を行う必要があ
った。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、従来の
手作業による4方向リードフラットパッケージICの熱
ストレスのバラツキや半田ショートを解消し、または半
田ディップ槽を用いた半田付けにおける半田ショートを
解消し、半田付けの熱ストレスの管理が容易で、高信頼
かつ効率的に4方向リードフラットパッケージICを実
装できるプリント配線基板および4方向リードフラット
パッケージICの半田付け方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリント配
線基板は、4方向リードフラットパッケージICのリー
ドに対応して形成された半田付ランド群を備え、4方向
リードフラットパッケージICのリードを半田付けラン
ド群に位置合わせして4方向リードフラットパッケージ
ICを装着し、実装面を半田ディップ槽に入れて4方向
リードフラットパッケージICが半田付けされるプリン
ト配線基板であって、前記半田ランド群が半田付け進行
方向に対して傾けて形成され、半田付け進行方向に対し
て4方向リードフラットパッケージICの一つの角部が
先頭になり対角の角部が後尾となるように4方向リード
フラットパッケージICが傾いて半田付けされると共
に、後尾の角部の左右両側の半田付ランド群の最後尾の
下流側にそれぞれ独立した半田引きランドを形成したこ
とを特徴とするとするものであり、半田引きランドを設
けたことによりリードのショートを防止し、半田ディッ
プ槽から引き上げる際に最下流側のリードのブリッジが
防止される。
【0010】本発明に係る4方向リードフラットパッケ
ージの半田付け方法は、4方向リードフラットパッケー
ジICのリードに対応して形成された半田付ランド群を
備え、4方向リードフラットパッケージICのリードを
半田付けランド群に位置合わせして4方向リードフラッ
トパッケージICを装着し、実装面を半田ディップ槽に
入れて4方向リードフラットパッケージICが半田付け
されるプリント配線基板であって、前記半田ランド群が
半田付け進行方向に対して傾けて形成され、半田付け進
行方向に対して4方向リードフラットパッケージICの
一つの角部が先頭になり対角の角部が後尾となるように
4方向リードフラットパッケージICが傾いて半田付け
されると共に、後尾の角部の左右両側の半田付ランド群
の最後尾の下流側にそれぞれ独立した半田引きランドを
形成したプリント配線基板に、プリント配線基板の半田
付けランド群と4方向リードフラットパッケージICの
リードを位置合わせして4方向リードフラットパッケー
ジICを装着した後、実装面を半田ディップ槽に入れて
半田付けを行なうことを特徴とするものであり、半田引
きランドを設けたことによりリードのショートを防止
し、半田ディップ槽から引き上げる際に最下流側のリー
ドのブリッジが防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を説
明するための平面図である。図2は、図1のA−A’間
の断面図である。図1は、4方向リードフラットパッケ
ージICの半田ディップ法による半田付けのためのプリ
ント配線基板の半田付けランドと半田引きランドの一実
施形態を示すものである。
【0012】プリント配線基板1には、半田ディップ方
向に対して4方向リードフラットパッケージIC2を4
5°傾けて配置できるように半田付けランド4群を形成
している。半田付けランド4群は、それぞれ配線用パタ
ーン6と接続されている。半田付け方向、すなわち半田
ディップ方向に対して最下流側の左右の半田ランド群に
それぞれ半田引きランド7を独立して設ける。この半田
引きランド7は、最下流側の半田付けランドの近傍に形
成しているため、過剰の半田は表面張力により最後端の
半田ランドから半田引きランドに引き取られるようにな
っている。本実施形態では、半田引きランドを正方形と
したが、過剰の半田を引き取れるならばそれ以外の形状
でも良い。
【0013】半田ディップ槽により半田付けを行なう前
に、まずプリント配線基板1の半田付けランド4群と4
方向リードフラットパッケージIC2のリード3の位置
を合わせて、プリント配線基板1に4方向リードフラッ
トパッケージIC2のボディを装着する。4方向リード
フラットパッケージICを装着するには、例えば接着剤
を用いて仮固定すればよい。
【0014】4方向リードフラットパッケージIC2を
装着した実装面が、半田ディップ槽の半田噴流に接する
ようにプリント配線基板1を裏返す。
【0015】裏返したプリント配線基板1を半田ディッ
プ槽に入れて、半田ディップ方向に順に送り半田付けを
行う。4方向リードフラットパッケージIC2の半田デ
ィップ方向の先端から半田ディップ槽に入り、プリント
配線基板1がディップ方向に動くことにより、半田は4
方向リードフラットパッケージIC2の側面に沿って下
流側に流れる。この時、半田の表面張力により、順番に
4方向リードフラットパッケージIC2のリード3とプ
リント配線基板1の半田付けランド4が半田付けされ
る。
【0016】半田ディップ槽から引き上げるとき、最下
流の半田引きランド7が半田の表面張力の作用によって
過剰の半田を引き取るので、最後端の半田付ランドのブ
リッジによる半田ショートを防ぐことができる。
【0017】本実施形態では、正方形の4方向リードフ
ラットパッケージICの例を示したが、長方形の4方向
リードフラットパッケージICでも同様の効果が得られ
る。長方形の場合には、長辺と短辺の長さの比率により
傾ける角度を45°から変えることにより良い効果が得
られる。また、半田引きランド7の大きさは、長方形と
してもより良い効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を実施する
ことにより、4方向リードフラットパッケージICを半
田ディップ槽を使用して半田ディップ法による半田付を
行えるので半田付けの熱ストレスを管理できる。また、
4方向リードフラットパッケージICを半田ディップ方
向に対して傾けて流し、最下流側に半田引きランドを設
けることによりリードのショートを低減でき、信頼性が
向上する。さらに、手作業による修正が減るので、作業
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント配線基板と4方向リードフラ
ットパッケージICの関係を説明するための平面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A’の断面図である。
【図3】従来のプリント配線基板と4方向リードフラッ
トパッケージICの関係を説明するため平面図である。
【図4】図3におけるA−A’の断面図である。
【符号の説明】
1、11 プリント配線基板 2、12 4方向リードフラットパッケージIC 3、13 リード 4、14 半田付ランド 15 半田溜りランド 6、16 配線用パターン 7 半田引きランド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4方向リードフラットパッケージICの
    リードに対応して形成された半田付ランド群を備え、4
    方向リードフラットパッケージICのリードを半田付け
    ランド群に位置合わせして4方向リードフラットパッケ
    ージICを装着し、実装面を半田ディップ槽に入れて4
    方向リードフラットパッケージICが半田付けされるプ
    リント配線基板であって、前記半田ランド群が半田付け
    進行方向に対して傾けて形成され、半田付け進行方向に
    対して4方向リードフラットパッケージICの一つの角
    部が先頭になり対角の角部が後尾となるように4方向リ
    ードフラットパッケージICが傾いて半田付けされると
    共に、後尾の角部の左右両側の半田付ランド群の最後尾
    の下流側にそれぞれ独立した半田引きランドを形成した
    ことを特徴とするプリント配線基板。
  2. 【請求項2】 4方向リードフラットパッケージICの
    リードに対応して形成された半田付ランド群を備え、4
    方向リードフラットパッケージICのリードを半田付け
    ランド群に位置合わせして4方向リードフラットパッケ
    ージICを装着し、実装面を半田ディップ槽に入れて4
    方向リードフラットパッケージICが半田付けされるプ
    リント配線基板であって、前記半田ランド群が半田付け
    進行方向に対して傾けて形成され、半田付け進行方向に
    対して4方向リードフラットパッケージICの一つの角
    部が先頭になり対角の角部が後尾となるように4方向リ
    ードフラットパッケージICが傾いて半田付けされると
    共に、後尾の角部の左右両側の半田付ランド群の最後尾
    の下流側にそれぞれ独立した半田引きランドを形成した
    プリント配線基板に、プリント配線基板の半田付けラン
    ド群と4方向リードフラットパッケージICのリードを
    位置合わせして4方向リードフラットパッケージICを
    装着した後、実装面を半田ディップ槽に入れて半田付け
    を行なうことを特徴とする4方向リードフラットパッケ
    ージICの半田付け方法。
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