JP2001318988A - 薬剤情報プリントシステム - Google Patents

薬剤情報プリントシステム

Info

Publication number
JP2001318988A
JP2001318988A JP2000139008A JP2000139008A JP2001318988A JP 2001318988 A JP2001318988 A JP 2001318988A JP 2000139008 A JP2000139008 A JP 2000139008A JP 2000139008 A JP2000139008 A JP 2000139008A JP 2001318988 A JP2001318988 A JP 2001318988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medicine
prescription
drug
database
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000139008A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Baba
秀二 馬場
Jun Yamauchi
潤 山内
Dainosuke Nakatsuma
大之介 中妻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN USEWARE SYSTEM CO Ltd
Original Assignee
JAPAN USEWARE SYSTEM CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JAPAN USEWARE SYSTEM CO Ltd filed Critical JAPAN USEWARE SYSTEM CO Ltd
Priority to JP2000139008A priority Critical patent/JP2001318988A/ja
Publication of JP2001318988A publication Critical patent/JP2001318988A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬局の作業効率を向上させる薬袋シートへの
印刷システムを提供する。 【解決手段】 このシステムは、それぞれの薬剤につい
て該薬剤が収納されている薬局内の位置情報を含め、薬
剤に関する情報を格納するデータベースと、ベータベー
スに接続されたコンピュータと、分担に応じて薬局内の
異なる位置に配置され、前記コンピュータに接続された
複数のプリンタと、を備え、コンピュータは、少なくと
も処方すべき薬剤のコードを含む処方箋データの受信に
応じて該コードをキーとしてデータベースをアクセス
し、薬袋に印刷すべきデータおよび処方箋に印刷すべき
データを取り出し、複数のプリンタのうちの1つまたは
複数に薬袋および処方箋を出力するようプログラムされ
ており、処方箋には薬剤の位置情報も印刷されるよう構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、病院の薬局にお
いて患者に薬剤を提供する際に使用する薬袋および処方
箋を印刷するプリントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に病院の薬局では、医師の処方に応
じて薬たなから薬品を取り出し、用法、注意書きなどを
記入または印刷した薬袋に入れて患者に支給する。病院
の規模にもよるが1つの病院で扱う薬品の種類は、数百
から1000にも及び、処方された薬品の取り出し、お
よび薬品情報の記入または印刷は、煩雑な業務である。
【0003】最近、このような煩雑な業務を改善するた
め、裏面が透明なフィルムになっているクリア薬袋(株
式会社サンワメディの商品名)と呼ばれる薬袋が開発さ
れ使われるようになってきた。このクリア薬袋をつかう
場合、薬袋に印刷すべき情報を1枚のシートに印刷し、
薬とともにこのシートを印刷面を外にして入れる。こう
することにより、薬品情報の記入、印刷業務の効率を向
上させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に一人の患者について複数の薬剤が処方されるので、処
方箋に応じて複数の薬品を取り出し、薬袋シートとセッ
トにしてクリア薬袋に詰める作業は、煩雑で神経をすり
減らす作業になっている。
【0005】したがって、このような作業の負担を軽減
するシステムに対する要請が存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するシステムを提供する。このシステムは、それ
ぞれの薬剤について該薬剤が収納されている薬局内の位
置情報を含め、薬剤に関する情報を格納するデータベー
スと、ベータベースに接続されたコンピュータと、分担
に応じて薬局内の異なる位置に配置され、前記コンピュ
ータに接続された複数のプリンタと、を備え、コンピュ
ータは、少なくとも処方すべき薬剤のコードを含む処方
箋データの受信に応じて該コードをキーとしてデータベ
ースをアクセスし、薬袋に印刷すべきデータおよび処方
箋に印刷すべきデータを取り出し、複数のプリンタのう
ちの1つまたは複数に薬袋および処方箋を出力するよう
プログラムされており、処方箋には薬剤の位置情報も印
刷されるよう構成されている。
【0007】この発明によると、それぞれの薬剤につい
て該薬剤が収納されている薬局内の位置情報が薬剤情報
データベースに格納されており、分担に応じて薬局内の
異なる位置に配置されたプリンタに処方箋が印刷され、
この処方箋には薬剤情報とともに薬剤の位置情報が含ま
れるので、薬剤師は、この位置情報に基づいて薬剤を取
り出すことができる。したがって、ととえば薬局に新た
に配置された薬剤師であっても、迅速に薬剤を取り出す
ことができ、ベテランの薬剤師も薬剤の収納位置につい
て神経をすり減らすことなく作業を行うことができる。
【0008】また、この発明は1つの形態において、前
記コンピュータは、薬剤に応じて該薬剤を担当するプリ
ンタに処方箋を出力し、その際、該処方箋には、同じ患
者に処方する複数の薬剤についてそれぞれの薬剤情報と
ともにそれぞれの薬剤の処方箋が出力されるプリンタを
示す情報を印刷するようプログラムされている。
【0009】この形態によると、一人の患者に対して一
度に複数の薬剤が処方される場合、それぞれの薬剤につ
いて担当するプリンタを示す情報が印刷されるので、複
数の薬剤師が分担して作業を行う薬局であっても、他の
薬剤の担当プリンタがわかるので、一人の患者のための
複数の薬剤をとりまとめることが容易になる。
【0010】また、この発明の薬剤情報プリントシステ
ムは、一面において、それぞれの薬剤について該薬剤が
収納されている薬局内の位置情報を含め、薬剤に関する
情報を格納するデータベースと、前記ベータベースに接
続されたコンピュータと、分担に応じて薬局内の異なる
位置に配置され、前記コンピュータに接続された複数の
プリンタと、剤形画像のデータベースと、を備え、前記
コンピュータは、少なくとも処方すべき薬剤のコードを
含む処方箋データの受信に応じて該コードをキーとして
前記データベースをアクセスし、薬袋シートに印刷すべ
きデータおよび処方箋に印刷すべきデータを取り出すと
ともに、該剤形画像データベースから該当する薬剤の剤
形画像データを取り出し、前記複数のプリンタのうちの
1つまたは複数に薬袋シートおよび処方箋に印刷するよ
うプログラムされている。
【0011】この発明によると、薬剤の形が画像データ
として薬袋シートまたは処方箋に印刷されるので、薬剤
を視覚的に確認することができ、薬剤の取り違えなどの
ミスを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して、この発明の
実施の形態を説明する。図1は、この発明が適用される
システムの一例の全体的な構成を示すブロック図であ
る。オーダリングシステム11は、患者に関する診察情
報、患者の検査情報、会計情報、服薬情報などを総合的
に管理するシステムである。図1は、このようなオーダ
リングシステム11を備えた実施形態を示しているが、
この発明は、後に説明するようにオーダリングシステム
11を備えない病院に適用することもできる。
【0013】オーダ入力PC12A、12Bは、診察室
に備えられたパーソナルコンピュータでオーダリングシ
ステム11にLAN接続されており、診察データおよび服
薬オーダを入力するのに使用される。医師は、オーダ入
力PC12A、12Bからオーダリングシステムをアク
セスして患者のデータをスクリーンに表示して見ること
ができ、また診察室のプリンタにデータを出力すること
ができる。オーダリングシステム11が構築されていな
い病院では、オーダ入力PC12に相当するPCを薬局
に配置し、医師から送られてくる処方シートに基づいて
薬局で薬袋シートおよび処方箋を印刷する指示項目を薬
剤情報管理コンピュータ13に入力し、薬剤情報管理シ
ステムを作動させることができる。
【0014】薬剤情報管理コンピュータ13は、この発
明の一実施形態として示されるコンピュータであり、リ
レーショナル・データベース13’のアクセス管理を行
う。薬剤情報管理コンピュータ13は、たとえばWindow
s NT(マイクロソフト社の商標)をオペレーティング・
システムとするパーソナル・コンピュータまたはワーク
ステーションで構成される。リレーショナル・データベ
ース13’は、アクセス(マイクロソフト社の商標)そ
の他のデータベース・ソフトウェア上に構築されたデー
タベースで、たとえば薬剤データベース、剤形画像デー
タベース、および患者データベースを備えている。
【0015】図1は、薬局にプリンタA14、プリンタ
B15、プリンタC16の3台のプリンタが配置されて
いる状態を示している。プリンタの数および配置は、薬
局の規模および薬剤の配置に応じて決めることができ
る。たとえば、薬局を外来患者用の薬局と入院患者用の
薬局に区分し、それぞれの薬局において、薬剤を粉砕薬
剤、半錠薬剤、混合薬剤に区分して棚に配置する場合、
外来薬局の薬剤区分ごとに1台のプリンタを配置し、入
院薬局の薬剤区分ごとに1台のプリンタを配置すると、
計6台のプリンタを配置することになる。
【0016】検査室PC17は、病院の検査室におかれ
たパーソナル・コンピュータで、検査技師が患者の検査
結果を患者データベースに入力するのに使われる。会計
室PC18は、病院の会計室に置かれたパーソナル・コ
ンピュータで、オーダリングシステム11から送られて
くる指示書ファイルに基づいて料金データを出力し、会
計処理を行うのに使われる。
【0017】リレーショナル・データベース13’に含
まれる薬剤データベースは、薬剤ごとに薬品コード、薬
品指標フラグ、薬品名、薬品の種別を示すコード、およ
び薬品の服薬指導情報を格納したテーブルを備えてい
る。このテーブルにおいて、1つの薬品についてのデー
タの集合をレコードと呼び、薬品コードなどの個々のデ
ータが格納される領域をフィールドと呼ぶ。
【0018】薬品コードは、薬品につけられたコード
で、病院が独自にコードをつけることができるが、一般
的には製薬メーカが付けた薬品コードまたは厚生省が付
けた薬品コードが使われる。データベースには、薬品の
ほかに医療器具のデータも入れられているのが一般的で
あり、コード体系が必ずしも統一されていないので、コ
ードの重複による混乱を避けるため区分コードが使わ
れ、たとえば1が薬品を示し、2が器具を示す。薬品名
は、それぞれの薬品の名称を記録するフィールドであ
り、薬品種別は、錠剤、半錠区分の錠剤、混合薬剤、粉
砕薬剤など、薬品の種別を記録するフィールドである。
服薬指導のフィールドには、薬袋シートに印刷される服
薬指示が記録される。薬袋シートには、このテーブルに
記録されている服薬指示に加えて、特定の患者に対する
指示として医師または薬剤師が入力する注意事項をデー
タベース・ソフトウェアのレポート機能を使って印刷す
ることができる。このテーブルのフィールド構成は、た
とえば次のとおりである。このテーブルは、簡単のため
バイト(キャラクタ)単位のサイズで構成されている
が、フラグの類は、1ビットまたは2ビットで構成する
ことができる。
【0019】この実施形態では、病院の薬局は、外来薬
局と入院薬局に分かれており、それぞれの薬局における
薬剤の配置は、粉砕薬剤、半錠薬剤、混合薬剤に区分さ
れ、それぞれの区分にプリンタが配置され、デフォルト
用に付加的なプリンタが配置されている。
【0020】
【表1】
【0021】このテーブルのフィールドの意義は、備考
欄に示すとおりである。このうち、棚コードは、薬剤が
収納されている棚を示す。薬剤師は、この棚コードが示
す棚から薬剤を取り出すことができる。
【0022】剤形画像データベースは、薬品の外装の画
像または写真を剤形コードとともに格納しており、上記
の薬剤データベースとの間にリレーションが形成されて
いる。薬品コードおよび区分をキーとして薬剤データベ
ースがアクセスされると、該当する薬品レコードの剤形
フィールドに含まれる剤形コードと一致する剤形コード
の剤形画像ファイルが読み出され、薬袋シートに印刷さ
れる。
【0023】患者データベースは、それぞれの患者に関
するデータを記録するデータベースであり、オーダリン
グシステム11を備えたシステムでは、オーダリングシ
ステム11に付属するデータベースとして構築され、オ
ーダリングシステム13が薬剤情報管理コンピュータに
送る処方オーダの受け渡しファイルの中に該当する患者
のデータが含められる。
【0024】オーダリングシステム11を備えない病院
の場合、薬剤情報管理コンピュータ13に付属するデー
タベース13’に患者情報のデータベースを含める。
【0025】ここでの実施形態では、オーダリングシス
テム11に患者データベースが備えられており、薬袋シ
ートおよび処方箋に印刷される患者データは、オーダリ
ングシステム11から薬剤情報管理コンピュータ13に
送られる受け渡しファイルに含まれるものとする。受け
渡しファイルは、テキスト・ファイルで構成され、次の
表に示すような構成をとる。
【0026】
【表2】
【0027】受け渡しファイルには、上の表に示す項目
のほかに薬品の用法、用量などの情報が入れられるよう
にしてもよい。または、薬品の用法、用量などは、薬剤
データベースに含めておき、例外事項、特記事項を受け
渡しファイルに含めるようにすることができる。この場
合、例外事項が薬剤データベースに含まれるデータに優
先して、すなわちデータベースのデータを置き換える形
で、プリンタに出力される。
【0028】図2は、薬袋シートおよび処方箋の印刷プ
ロセスを示すフローチャートである。この例では、前述
の例のように薬局が外来薬局と入院薬局の2つに別れ、
それぞれの薬局にデフォルト・プリンタ、混合薬剤用プ
リンタ、半錠薬剤用プリンタ、粉砕薬剤用プリンタの4
台が配置されているものとする。通常、一人の患者に対
して複数の薬剤が渡されるが、この場合、薬袋シートは
1通、処方箋は、薬品に種類に応じて該当するプリンタ
ごとに1通印刷されるものとする。薬袋シートを印刷す
るプリンタはデフォルト・プリンタでもよく、または混
合薬剤用プリンタ、半錠薬剤用プリンタ、および粉砕薬
剤用プリンタのうちいずれかを薬袋印刷用プリンタとし
て兼用されるよう設定してもよい。
【0029】薬袋シートを印刷するプリンタは、自動折
りたたみ機能を備えたものが好ましい。通常、薬袋シー
トには、図4にその一例を示すように多くの情報が印刷
され、クリア薬袋よりも大きくなるので、中央で折り畳
んでクリア薬袋に入れるからである。
【0030】薬局の薬剤師による作業は、次のようにな
る。薬剤別のプリンタに出力される処方箋にしたがっ
て、処方箋に示される薬品棚から薬品を取り出し、薬袋
プリンタのある場所に運び、他の薬剤別プリンタのある
区域から同様に運ばれてくる他の薬品を合わせる。薬袋
シートで指示された薬品がすべてそろったことを確認
し、クリア薬袋に詰める。薬袋シートを印刷面を外にし
てクリア薬袋に詰めて、患者に渡す。
【0031】図2を参照して薬袋シートおよび処方箋の
印刷フローを説明する。薬剤情報管理コンピュータ13
が表2に示した受け渡しファイルを受け取り(201)、複
数の薬品が処方されている場合、まず1番目の薬品に着
目する(202)。受け渡しファイル(表2)の指標フラグs
hihyoを点検し、このフラグが1のときは、薬品が処方
されていることを意味するので、ブロック206以下のプ
ロセスに進み、1でないときは、ブロック204に進む。
この実施例では、指標フラグ1が薬品を意味し、指標フ
ラグ2が用法・種別を意味する。指標フラグが2のと
き、薬品コート゛は、用法・種別を表し、1が一般内服を意
味し、9が在宅自己注射を意味する。指標フラグが2の
ときは、受け渡しファイルにおいて、薬品または器具
は、コードで示されるのではなく、名称で示される。
【0032】ブロック204で薬品コード、すなわち用法
・種別を示すコードが9のときは、在宅自己注射を意味
するので、受け渡しファイルの入外区分コードから入
院、外来の区分を判定し、入院薬局または外来薬局のデ
フォルトプリンタを選択する(205)。用法・種別を示す
コードが9でないときは、206以下のブロックに進む。
【0033】ブロック206では、受け渡しファイルに半
錠指示フラグがセットされているかどうか点検し、セッ
トされていれば、ブロック207に進み、受け渡しファイ
ルの入外区分のコードで入院、外来のいずれが指定され
ているかを判断し、入院が指定されていれば入院薬局の
半錠薬品用プリンタを選択し、外来が指定されていれば
外来薬局の半錠用プリンタを選択する。
【0034】ブロック206での判断がNoのときは、ブ
ロック208に進み、受け渡しファイルの混合指示フラグ
がセットされているかどうか判断し、セットされていれ
ばブロック209に進み。ブロック209では、受け渡しファ
イルの入外区分のコードで入院、外来のいずれが指定さ
れているかを判断し、入院が指定されていれば入院薬局
の混合薬品用プリンタを選択する。
【0035】ブロック208での判断がNoのときは、ブ
ロック210に進み、受け渡しファイルの粉砕指示フラグ
がセットされているかどうか判断し、セットされていれ
ばブロック211に進む。ブロック211では、受け渡しファ
イルの入外区分のコードで入院、外来のいずれが指定さ
れているかを判断し、入院が指定されていれば入院薬局
の粉砕薬品用プリンタを選択する。
【0036】ブロック210での判断がNoのときは、ブ
ロック212に進み、受け渡しファイルの入外区分のコー
ドから、入院、外来のいずれが指定されているか読み取
り、入院が指定されていれば入院薬局のデフォルトプリ
ンタを選択し、外来が指定されていれば外来薬局のデフ
ォルトプリンタを選択する(213)。
【0037】こうして1番目の薬品についてプリンタの
選択を終了する。一人の患者について複数の薬品が処方
されている場合、続いて2番目の薬品に付いて図2のプ
ロセスを実行し、2番目の薬品についてプリンタを選択
する。同様にして処方されたすべての薬品に付いてプリ
ンタを選択する。 こうして選択されたプリンタに処方
箋を印刷する。図3は、一人の患者に2つの薬品が処方
されたときに印刷される処方箋の一例を示す。薬品名の
後に印刷されている[S-E08]、[L-G04]は薬品が収納され
ている薬品棚の位置を示す棚コードであり、薬剤データ
ベースの表1に示したテーブルから読み出されて印刷さ
れる。また、プリンタの欄に記載されるA、Cは、図1
のプリンタA14、プリンタC16を示している。したが
って、プリンタAが配置された薬品棚を担当する薬剤師
は、この処方箋からハルシオン錠をプリンタCが配置さ
れた薬品棚を担当する薬剤師が取り出す薬品と一緒にし
てクリア薬袋にいれなければならないことを知ることが
できる。
【0038】この実施例では、プリンタAが外来薬局の
デフォルト・プリンタを兼用しており、すべての薬袋シ
ートがプリンタAに印刷され、プリンタAの近くに処方
された薬品が集められクリア薬袋に詰められる。したが
って、プリンタCを担当する薬剤師は、処方箋に示され
たムコダイン錠を棚[L-G04]から取り出し、処方箋とと
もにプリンタAの近くに運ぶ。プリンタAの担当者は、
これを棚[S-E08]から取り出したハルシオンと一緒に
し、薬袋シートとともにクリア薬袋に詰め、窓口の担当
者に渡す。こうして薬品が窓口から患者に渡される。
【0039】図4は、単一の薬品が処方された場合の薬
袋シートの一例を示す。「お薬の説明書」の記載は、薬
品コードをキーとして薬剤データベースから読み出され
て印刷される。注意事項、特記事項など特定の患者に固
有の事項は、医師がオーダ入力PC12Aから入力して受
け渡しファイルの中のたとえば「注意事項」フィールド
に入れて、薬剤情報管理コンピュータに渡し、薬袋シー
トに印刷することができる。同様に薬剤師が薬局に備え
られたパーソナル・コンピュータから薬剤情報管理コン
ピュータ13のデータベースに入力して、薬袋シートに
印刷することができる。このような機能は、たとえばマ
イクロソフト社のデータベース・ソフトウェアであるア
クセスを例にとると、「フォーム」に「注意事項」およ
び「特記事項」の入力フィールドを設け、薬剤情報管理
コンピュータ13にLAN接続されたパーソナル・コン
ピュータから「フォーム」を開いて該当する処方箋の
「注意事項」フィールドにキーボードからワープロ入力
することによって実施することができる。
【0040】上に述べた実施例では、オーダリングシス
テム11から送られてくる受け渡しファイルが入院薬
局、外来薬局の別、および半錠、混合、粉砕などの医師
が指定する情報を含み、この情報に応じてプリンタを選
択するようにしているが、病院の規模、構造などによっ
て、さまざまな変形が可能である。たとえば、比較的小
規模の病院では、薬局を入院、外来の区別なく1つの薬
局で運営することが効率的である。この場合、薬品の収
納棚を錠剤を収納する区画と粉末状の薬品を収納する区
画とに区分し、区分ごとに1台ずつ計2台のプリンタを
配置し、そのうちの1台をデフォルト・プリンタ兼用と
する。このような場合、医師が処方し、薬剤情報管理コ
ンピュータ13に送られてくる薬品名またはその薬品コ
ードから薬剤データベースをアクセスし、その薬品の種
別に応じてプリンタを選択することができる。
【0041】以上にこの発明を特定の実施例について説
明したが、この発明は、このような実施例に限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体的なシステムの構
成を示す図。
【図2】この発明の一実施例におけるプリンタ選択プロ
セスを示すフローチャート。
【図3】この発明の一実施例における処方箋の一例を示
す図。
【図4】この発明の一実施例における薬袋シートの一例
を示す図。
【符号の説明】 12A、12B オーダ入力PC 13 薬剤情報管理コンピュータ 13’ リレーショナル・データベース 14,15,16 プリンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれの薬剤について該薬剤が収納され
    ている薬局内の位置情報を含め、薬剤に関する情報を格
    納するデータベースと、前記ベータベースに接続された
    コンピュータと、分担に応じて薬局内の異なる位置に配
    置され、前記コンピュータに接続された複数のプリンタ
    と、を備え、前記コンピュータは、少なくとも処方すべ
    き薬剤のコードを含む処方箋データの受信に応じて該コ
    ードをキーとして前記データベースをアクセスし、薬袋
    シートに印刷すべきデータおよび処方箋に印刷すべきデ
    ータを取り出し、前記複数のプリンタのうちの1つまた
    は複数に薬袋シートおよび処方箋を出力するようプログ
    ラムされており、前記処方箋には薬剤の前記位置情報も
    印刷されるよう構成されている薬剤情報プリントシステ
    ム。
  2. 【請求項2】前記コンピュータは、薬剤に応じて該薬剤
    を担当するプリンタに処方箋を出力し、その際、該処方
    箋には、同じ患者に処方する複数の薬剤についてそれぞ
    れの薬剤情報とともにそれぞれの薬剤の処方箋が出力さ
    れるプリンタを示す情報を印刷するようプログラムされ
    ている請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】それぞれの薬剤について該薬剤が収納され
    ている薬局内の位置情報を含め、薬剤に関する情報を格
    納するデータベースと、前記ベータベースに接続された
    コンピュータと、分担に応じて薬局内の異なる位置に配
    置され、前記コンピュータに接続された複数のプリンタ
    と、剤形画像のデータベースと、を備え、前記コンピュ
    ータは、少なくとも処方すべき薬剤のコードを含む処方
    箋データの受信に応じて該コードをキーとして前記デー
    タベースをアクセスし、薬袋シートに印刷すべきデータ
    および処方箋に印刷すべきデータを取り出すとともに、
    該剤形画像データベースから該当する薬剤の剤形画像デ
    ータを取り出し、前記複数のプリンタのうちの1つまた
    は複数に薬袋シートおよび処方箋に印刷するようプログ
    ラムされている、薬剤情報プリントシステム。
JP2000139008A 2000-05-11 2000-05-11 薬剤情報プリントシステム Pending JP2001318988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000139008A JP2001318988A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 薬剤情報プリントシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000139008A JP2001318988A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 薬剤情報プリントシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001318988A true JP2001318988A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18646531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000139008A Pending JP2001318988A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 薬剤情報プリントシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001318988A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006285680A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fujitsu Ltd 処方支援プログラムおよび処方支援装置
JP2008225057A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Casio Electronics Co Ltd 印刷装置
JP2012005808A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Morio Okabe 調剤備蓄薬のスピード検索システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006285680A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fujitsu Ltd 処方支援プログラムおよび処方支援装置
JP4610397B2 (ja) * 2005-03-31 2011-01-12 富士通株式会社 処方支援プログラムおよび処方支援装置
JP2008225057A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Casio Electronics Co Ltd 印刷装置
JP2012005808A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Morio Okabe 調剤備蓄薬のスピード検索システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030158755A1 (en) System and method for conducting drug use evaluation
US7519540B2 (en) Computerized prescription system for gathering and presenting information relating to pharmaceuticals
US7574370B2 (en) Prescription management system
US20020143582A1 (en) System and method for creating prescriptions
US20080162188A1 (en) Method and system for generating graphical medication information
US20020147615A1 (en) Physician decision support system with rapid diagnostic code identification
WO1996013790A1 (en) Prescription management system
JP2001282923A (ja) 医薬品相互作用チェック装置
JP2006092197A (ja) 薬管理システムおよび薬管理システムに用いられる読取装置
JP2002140430A (ja) 薬歴簿作成システム
KR101058813B1 (ko) 조제제어시스템
JP2001318988A (ja) 薬剤情報プリントシステム
JP2005107603A (ja) Icdコード付与装置
JP2010044783A (ja) Icdコード付与装置
JPH09147031A (ja) 警告機能を備えた調剤料算定機
JP6290584B2 (ja) 薬局支援システム
JP2002334155A (ja) 調剤制御システム
Watson et al. A large-scale professionally oriented medical information system—Five years later
JP2004318374A (ja) 薬剤情報処理システム
JP4185959B2 (ja) 通知機能を備えた薬局システム
JPH09190477A (ja) バーコード入力式レセプト作成装置
JP6290583B2 (ja) 薬局支援システム
JP2003308392A (ja) 医薬品と病名の関連付け装置並びに同方法
JPH0944566A (ja) 医療用ワークシート作成システム
JP7110466B1 (ja) 薬剤使用量管理装置、薬剤使用量管理方法、薬剤使用量管理プログラム及び薬剤管理システム