JP2001318677A - 携帯電話機 - Google Patents
携帯電話機Info
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- JP2001318677A JP2001318677A JP2000136862A JP2000136862A JP2001318677A JP 2001318677 A JP2001318677 A JP 2001318677A JP 2000136862 A JP2000136862 A JP 2000136862A JP 2000136862 A JP2000136862 A JP 2000136862A JP 2001318677 A JP2001318677 A JP 2001318677A
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- Japan
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- chord
- data
- mobile phone
- melody
- music
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- Pending
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザの希望する音楽を容易に入力すること
のできる携帯電話機を提供すること。 【解決手段】 携帯電話機1の12個の番号ボタン31
のそれぞれに和音の根音を割り当てる。また、カーソル
ボタン32が操作されることによって、和音種類指定部
52が和音の種類を指定する。和音設定部53は、指定
される和音の種類に応じてメモリ60から和音構成デー
タ61を読み出す。そして、ユーザによって操作される
一の番号ボタン31に基づいて、根音特定部51が和音
の根音を特定する。和音設定部53は、根音特定部51
によって特定される根音と、和音構成データとに基づい
て和音を構成する複数の音を設定する。
のできる携帯電話機を提供すること。 【解決手段】 携帯電話機1の12個の番号ボタン31
のそれぞれに和音の根音を割り当てる。また、カーソル
ボタン32が操作されることによって、和音種類指定部
52が和音の種類を指定する。和音設定部53は、指定
される和音の種類に応じてメモリ60から和音構成デー
タ61を読み出す。そして、ユーザによって操作される
一の番号ボタン31に基づいて、根音特定部51が和音
の根音を特定する。和音設定部53は、根音特定部51
によって特定される根音と、和音構成データとに基づい
て和音を構成する複数の音を設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機において着信音をメロ
ディで鳴らす機能、いわゆる「着信メロディ」の機能が
存在する。
ディで鳴らす機能、いわゆる「着信メロディ」の機能が
存在する。
【0003】携帯電話機において音楽等を着信メロディ
として利用する場合、予め携帯電話機に記録されている
複数曲のうちからユーザが希望する曲を選択することが
でき、その曲を着信メロディとして設定することができ
る。
として利用する場合、予め携帯電話機に記録されている
複数曲のうちからユーザが希望する曲を選択することが
でき、その曲を着信メロディとして設定することができ
る。
【0004】その一方で、予め記録された複数曲のうち
にユーザの希望する音楽がない場合には、携帯電話機に
設けられた複数のボタンスイッチをユーザが操作するこ
とによって予め記録されていない曲を新たに携帯電話機
に記録することができ、その曲を着信メロディとして設
定することも可能となっている。
にユーザの希望する音楽がない場合には、携帯電話機に
設けられた複数のボタンスイッチをユーザが操作するこ
とによって予め記録されていない曲を新たに携帯電話機
に記録することができ、その曲を着信メロディとして設
定することも可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話機に設けられた複数のボタンスイッチを操作して音楽
の入力を行うには、一音ごとに複雑なボタン操作を行っ
て入力を行う必要がある。また、近年では、着信音とし
て、3和音や4和音といった同時に複数の音を鳴らすこ
とのできる携帯電話機も出現しており、上記のような一
音ごとの入力操作を行うとすると、ボタン操作がさらに
複雑化するという問題がある。
話機に設けられた複数のボタンスイッチを操作して音楽
の入力を行うには、一音ごとに複雑なボタン操作を行っ
て入力を行う必要がある。また、近年では、着信音とし
て、3和音や4和音といった同時に複数の音を鳴らすこ
とのできる携帯電話機も出現しており、上記のような一
音ごとの入力操作を行うとすると、ボタン操作がさらに
複雑化するという問題がある。
【0006】そこで、この発明は、ユーザの希望する音
楽を容易に入力することのできる携帯電話機を提供する
ことを目的とする。
楽を容易に入力することのできる携帯電話機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、携帯電話機であって、複
数の和音の根音がそれぞれに対応づけられた複数の操作
ボタンと、和音の種類ごとに、和音構成データを予め記
憶する記憶手段と、前記和音の種類を指定する指定手段
と、前記指定手段によって指定された前記和音の種類に
応じて前記和音構成データを取得し、当該和音構成デー
タと前記複数の操作ボタンのうちの操作されたボタンと
に基づいて、複数音で構成される和音を設定する和音設
定手段とを備えている。
に、請求項1に記載の発明は、携帯電話機であって、複
数の和音の根音がそれぞれに対応づけられた複数の操作
ボタンと、和音の種類ごとに、和音構成データを予め記
憶する記憶手段と、前記和音の種類を指定する指定手段
と、前記指定手段によって指定された前記和音の種類に
応じて前記和音構成データを取得し、当該和音構成デー
タと前記複数の操作ボタンのうちの操作されたボタンと
に基づいて、複数音で構成される和音を設定する和音設
定手段とを備えている。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の携帯電話機において、前記和音設定手段は、前記和音
構成データを変換し、当該変換済みの和音構成データと
前記複数の操作ボタンのうちの操作されたボタンとに基
づいて、複数音で構成される和音を設定することを特徴
としている。
の携帯電話機において、前記和音設定手段は、前記和音
構成データを変換し、当該変換済みの和音構成データと
前記複数の操作ボタンのうちの操作されたボタンとに基
づいて、複数音で構成される和音を設定することを特徴
としている。
【0009】請求項3に記載の発明は、携帯電話機であ
って、音楽の種類ごとに、所定の和音進行パターンを予
め記憶する記憶手段と、指定される音楽の種類に応じ
て、前記記憶手段から前記和音進行パターンを読み出し
て、着信音としての和音の進行パターンを決定する和音
進行パターン決定手段とを備えている。
って、音楽の種類ごとに、所定の和音進行パターンを予
め記憶する記憶手段と、指定される音楽の種類に応じ
て、前記記憶手段から前記和音進行パターンを読み出し
て、着信音としての和音の進行パターンを決定する和音
進行パターン決定手段とを備えている。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の携帯電話機において、前記和音進行パターン決定手段
は、指定される音楽の種類に応じて、前記記憶手段から
前記和音進行パターンを読み出し、複数の操作ボタンの
それぞれに対して前記和音進行パターンに応じた各和音
を割り当て、前記複数の操作ボタンの操作順序に応じて
前記着信音としての和音の進行パターンを決定すること
を特徴としている。
の携帯電話機において、前記和音進行パターン決定手段
は、指定される音楽の種類に応じて、前記記憶手段から
前記和音進行パターンを読み出し、複数の操作ボタンの
それぞれに対して前記和音進行パターンに応じた各和音
を割り当て、前記複数の操作ボタンの操作順序に応じて
前記着信音としての和音の進行パターンを決定すること
を特徴としている。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の携帯電話機において、前記和音進行パターン決定部
は、前記複数のボタンのそれぞれに対して割り当てる和
音を所定の表示部に対して表示させることを特徴として
いる。
の携帯電話機において、前記和音進行パターン決定部
は、前記複数のボタンのそれぞれに対して割り当てる和
音を所定の表示部に対して表示させることを特徴として
いる。
【0012】請求項6に記載の発明は、携帯電話機であ
って、音楽データの一部となる複数のフレーズデータを
記憶する記憶手段と、前記複数のフレーズデータを複数
の操作ボタンに割り当てる手段と、前記複数の操作ボタ
ンに対して行われる操作に応じて、前記フレーズデータ
を読み出して再生するとともに、前記フレーズデータを
組み合わせて前記音楽データを生成する手段とを備えて
いる。
って、音楽データの一部となる複数のフレーズデータを
記憶する記憶手段と、前記複数のフレーズデータを複数
の操作ボタンに割り当てる手段と、前記複数の操作ボタ
ンに対して行われる操作に応じて、前記フレーズデータ
を読み出して再生するとともに、前記フレーズデータを
組み合わせて前記音楽データを生成する手段とを備えて
いる。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の携帯電話機において、所定の音声入力手段からの音声
入力に基づいて前記フレーズデータを生成して前記記憶
手段に格納するフレーズデータ生成手段をさらに備えて
いる。
の携帯電話機において、所定の音声入力手段からの音声
入力に基づいて前記フレーズデータを生成して前記記憶
手段に格納するフレーズデータ生成手段をさらに備えて
いる。
【0014】請求項8に記載の発明は、携帯電話機であ
って、所定の入力情報に基づいてメロディデータを生成
するメロディデータ生成手段と、和音に関するデータを
予め記憶する記憶手段と、前記メロディデータを取得す
るとともに、前記記憶手段から前記和音に関するデータ
を取得し、所定のルールに基づいて前記メロディデータ
におけるメロディの進行に応じた和音設定を行う和音設
定手段とを備えている。
って、所定の入力情報に基づいてメロディデータを生成
するメロディデータ生成手段と、和音に関するデータを
予め記憶する記憶手段と、前記メロディデータを取得す
るとともに、前記記憶手段から前記和音に関するデータ
を取得し、所定のルールに基づいて前記メロディデータ
におけるメロディの進行に応じた和音設定を行う和音設
定手段とを備えている。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の携帯電話機において、前記メロディデータ生成手段
は、所定の音声入力手段からの音声入力に基づいて前記
メロディデータを生成することを特徴としている。
の携帯電話機において、前記メロディデータ生成手段
は、所定の音声入力手段からの音声入力に基づいて前記
メロディデータを生成することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しつつ説明する。
いて図面を参照しつつ説明する。
【0017】<1.第1の実施の形態>図1は、各実施
の形態における携帯電話機の外観を示す図である。図1
に示すように、携帯電話機1における電話機本体1aの
前面側には、音声を発生させるスピーカ10と、画像等
を表示する液晶ディスプレイ20と、複数のスイッチに
よって構成される操作ボタン30と、音声入力を行うた
めの音声入力手段となるマイク40とが設けられてい
る。
の形態における携帯電話機の外観を示す図である。図1
に示すように、携帯電話機1における電話機本体1aの
前面側には、音声を発生させるスピーカ10と、画像等
を表示する液晶ディスプレイ20と、複数のスイッチに
よって構成される操作ボタン30と、音声入力を行うた
めの音声入力手段となるマイク40とが設けられてい
る。
【0018】図2は、この実施の形態における携帯電話
機1の内部機能を示すブロック図である。図2に示すよ
うに、携帯電話機1の内部にはCPU50とメモリ60
とが設けられる。そして、CPU50は、根音特定部5
1と和音種類指定部52と和音設定部53と着信メロデ
ィ設定部54として機能する。なお、図示を省略する
が、CPU50には例えば従来と同様にユーザによる一
音ごとの入力に基づいてメロディデータを入力する機能
をも有している。CPU50の各機能は、ユーザが操作
ボタン30に対して所定の入力操作を行って音楽入力モ
ードへの切り替えが行われたときに動作を開始する。ま
た、メモリ60には、和音構成データ61が格納されて
いる。
機1の内部機能を示すブロック図である。図2に示すよ
うに、携帯電話機1の内部にはCPU50とメモリ60
とが設けられる。そして、CPU50は、根音特定部5
1と和音種類指定部52と和音設定部53と着信メロデ
ィ設定部54として機能する。なお、図示を省略する
が、CPU50には例えば従来と同様にユーザによる一
音ごとの入力に基づいてメロディデータを入力する機能
をも有している。CPU50の各機能は、ユーザが操作
ボタン30に対して所定の入力操作を行って音楽入力モ
ードへの切り替えが行われたときに動作を開始する。ま
た、メモリ60には、和音構成データ61が格納されて
いる。
【0019】操作ボタン30には、図1に示すように携
帯電話機1において通信相手番号等を入力するための1
2個の番号ボタン(「0」〜「9」のボタンだけでな
く、「*」及び「#」のボタンも含む)31と、液晶デ
ィスプレイ20に表示される表示内容をスクロールさせ
たり、その他所定の入力操作を行うための4個のカーソ
ルボタン32とが含まれる。そして、CPU50は、こ
れらの操作ボタン30に含まれる各ボタンのうちのいず
れのボタンが押されたかを認識することができるように
なっている。
帯電話機1において通信相手番号等を入力するための1
2個の番号ボタン(「0」〜「9」のボタンだけでな
く、「*」及び「#」のボタンも含む)31と、液晶デ
ィスプレイ20に表示される表示内容をスクロールさせ
たり、その他所定の入力操作を行うための4個のカーソ
ルボタン32とが含まれる。そして、CPU50は、こ
れらの操作ボタン30に含まれる各ボタンのうちのいず
れのボタンが押されたかを認識することができるように
なっている。
【0020】この実施の形態では、通常の携帯電話機1
に設けられる12個の各番号ボタン31に対して、和音
の根音(ルート音)を割り当てる。図3は、番号ボタン
31に対する根音の割り当ての一例を示す図である。図
3に示すように、番号ボタン31の「1」のボタンに
は、和音の根音として「C(ハ調)」の根音が割り当て
られる。また、番号ボタン31の「2」のボタンには
「C#(嬰ハ調)」の根音割り当てられる。番号ボタン
31のうちの他のボタンにもそれぞれ異なる根音が割り
当てられる。例えば、「C(ハ調)」の根音は「ド」で
あり、「C#(嬰ハ調)」の根音は「ド#」である。
に設けられる12個の各番号ボタン31に対して、和音
の根音(ルート音)を割り当てる。図3は、番号ボタン
31に対する根音の割り当ての一例を示す図である。図
3に示すように、番号ボタン31の「1」のボタンに
は、和音の根音として「C(ハ調)」の根音が割り当て
られる。また、番号ボタン31の「2」のボタンには
「C#(嬰ハ調)」の根音割り当てられる。番号ボタン
31のうちの他のボタンにもそれぞれ異なる根音が割り
当てられる。例えば、「C(ハ調)」の根音は「ド」で
あり、「C#(嬰ハ調)」の根音は「ド#」である。
【0021】そして、このように割り当てられた各和音
の根音をユーザが容易に視認することができるようにす
るために、各番号ボタン31に対して「C」,「C#」
等の表示が記される(図3参照)。
の根音をユーザが容易に視認することができるようにす
るために、各番号ボタン31に対して「C」,「C#」
等の表示が記される(図3参照)。
【0022】したがって、CPU50における根音特定
部51は、番号ボタン31のうちのいずれのボタンが押
されたかによって複数の音で構成される和音の根音を特
定することができる。そして、根音特定部51にて特定
された根音に関するデータは、CPU50における和音
設定部53に与えられる。
部51は、番号ボタン31のうちのいずれのボタンが押
されたかによって複数の音で構成される和音の根音を特
定することができる。そして、根音特定部51にて特定
された根音に関するデータは、CPU50における和音
設定部53に与えられる。
【0023】また、CPU50における和音種類指定部
52は、操作ボタン30のうちのカーソルボタン32に
対する操作を検知するように構成されており、カーソル
ボタン32に対する操作内容に応じて和音の種類(「M
aj(長調)」や「Min(短調)」等)を指定する。
そして、和音種類指定部52は液晶ディスプレイ20に
対して現在指定されている和音の種類を表示するように
構成されている。
52は、操作ボタン30のうちのカーソルボタン32に
対する操作を検知するように構成されており、カーソル
ボタン32に対する操作内容に応じて和音の種類(「M
aj(長調)」や「Min(短調)」等)を指定する。
そして、和音種類指定部52は液晶ディスプレイ20に
対して現在指定されている和音の種類を表示するように
構成されている。
【0024】例えば、ユーザがカーソルボタン32のう
ちの左右カーソルボタンのうちのいずれかを繰り返して
押すことにより、和音種類指定部52において、「Ma
j」→「Min」→「7th」→「m7」→「Sus
4」→「6」→「aug」→「dim」→…というよう
に和音の指定が順次変更されていき、それに伴って液晶
ディスプレイ20に表示される和音の種類の表示内容が
更新されていく。また、左右カーソルボタンのうちの他
のボタンを操作することで、上記と逆順に和音の種類の
指定及び表示内容が更新されていく。
ちの左右カーソルボタンのうちのいずれかを繰り返して
押すことにより、和音種類指定部52において、「Ma
j」→「Min」→「7th」→「m7」→「Sus
4」→「6」→「aug」→「dim」→…というよう
に和音の指定が順次変更されていき、それに伴って液晶
ディスプレイ20に表示される和音の種類の表示内容が
更新されていく。また、左右カーソルボタンのうちの他
のボタンを操作することで、上記と逆順に和音の種類の
指定及び表示内容が更新されていく。
【0025】このように液晶ディスプレイ20に対して
指定されている和音の種類を表示することにより、ユー
ザは現在どのような種類の和音が指定されているかを視
覚的に容易に認識することができ、適切な和音の種類の
選択を行うことが可能になる。
指定されている和音の種類を表示することにより、ユー
ザは現在どのような種類の和音が指定されているかを視
覚的に容易に認識することができ、適切な和音の種類の
選択を行うことが可能になる。
【0026】そして、ユーザによる操作ボタン30の操
作に応じて和音種類指定部52にて指定された和音の種
類に関するデータは、CPU50における和音設定部5
3に与えられる。
作に応じて和音種類指定部52にて指定された和音の種
類に関するデータは、CPU50における和音設定部5
3に与えられる。
【0027】一方、メモリ60に格納される和音構成デ
ータ61は、和音の種類ごとに、和音を構成する複数の
構成音ごとの和音構成データ(根音からの音の差を半音
ごとに示したデータ)を記録するものである。この和音
構成データ61は、例えば、
ータ61は、和音の種類ごとに、和音を構成する複数の
構成音ごとの和音構成データ(根音からの音の差を半音
ごとに示したデータ)を記録するものである。この和音
構成データ61は、例えば、
【0028】
【表1】
【0029】のようなテーブル状データとしてメモリ6
0に記録されている。例えば、表1に示すように、和音
の種類がMaj(長調)である場合には、「0,4,
7」という3つの和音構成データが記録される。和音構
成データが0の場合には根音と同一の音を示しており、
和音構成データが4の場合には根音からの半音ごとの差
が4である音を示している。また、和音構成データが7
の場合には根音からの半音ごとの差が7である音を示し
ている。そして表1に示すように、和音の種類ごとに、
和音を構成する複数の音のそれぞれについての根音に対
する和音構成データがメモリ60に記録される。
0に記録されている。例えば、表1に示すように、和音
の種類がMaj(長調)である場合には、「0,4,
7」という3つの和音構成データが記録される。和音構
成データが0の場合には根音と同一の音を示しており、
和音構成データが4の場合には根音からの半音ごとの差
が4である音を示している。また、和音構成データが7
の場合には根音からの半音ごとの差が7である音を示し
ている。そして表1に示すように、和音の種類ごとに、
和音を構成する複数の音のそれぞれについての根音に対
する和音構成データがメモリ60に記録される。
【0030】したがって、和音設定部53は和音種類指
定部52から和音の種類に関するデータを入力すること
で、和音の種類を特定することができ、メモリ60にア
クセスしてその和音の種類に対応する和音構成データ6
1を取得することができる。
定部52から和音の種類に関するデータを入力すること
で、和音の種類を特定することができ、メモリ60にア
クセスしてその和音の種類に対応する和音構成データ6
1を取得することができる。
【0031】そして和音設定部53は、根音特定部51
から入力する根音に関するデータと、メモリ60から取
得する和音の種類に応じた和音構成データ61とに基づ
いて、演算処理を行うことにより、和音を構成する複数
の音を特定する。例えば、ユーザが番号ボタン31のう
ちの「1」のボタンを押したとき、和音設定部53は根
音が「ド」であることを認識することができるので、
「ド」に対して半音ごとの差が「0,4,7」となる3
つの音(すなわち、「ド」,「ミ」,「ソ」)を和音を
構成する複数の音として特定することができる。つま
り、和音設定部53は、和音の根音と、和音の種類とに
基づいて、同時に音を鳴らすべき複数音を特定すること
ができるように構成されているのである。
から入力する根音に関するデータと、メモリ60から取
得する和音の種類に応じた和音構成データ61とに基づ
いて、演算処理を行うことにより、和音を構成する複数
の音を特定する。例えば、ユーザが番号ボタン31のう
ちの「1」のボタンを押したとき、和音設定部53は根
音が「ド」であることを認識することができるので、
「ド」に対して半音ごとの差が「0,4,7」となる3
つの音(すなわち、「ド」,「ミ」,「ソ」)を和音を
構成する複数の音として特定することができる。つま
り、和音設定部53は、和音の根音と、和音の種類とに
基づいて、同時に音を鳴らすべき複数音を特定すること
ができるように構成されているのである。
【0032】そして、和音設定部53は和音を構成する
複数の音を特定すると、それら複数音をスピーカ10よ
り同時に鳴らす。スピーカ10より和音を発生させるこ
とで、ユーザはボタン操作によって設定される和音を聴
覚で確認することができる。また、スピーカ10より和
音を発生させるだけでなく、液晶ディスプレイ20に対
して和音の表示(例えば「Cmaj(ハ長調)」若しく
は「ド・ミ・ソ」等といった表示)を行うように構成す
れば、設定される和音を視覚的に確認することも可能に
なる。
複数の音を特定すると、それら複数音をスピーカ10よ
り同時に鳴らす。スピーカ10より和音を発生させるこ
とで、ユーザはボタン操作によって設定される和音を聴
覚で確認することができる。また、スピーカ10より和
音を発生させるだけでなく、液晶ディスプレイ20に対
して和音の表示(例えば「Cmaj(ハ長調)」若しく
は「ド・ミ・ソ」等といった表示)を行うように構成す
れば、設定される和音を視覚的に確認することも可能に
なる。
【0033】そして、ユーザは、設定される和音が希望
する和音であると判断すると、操作ボタン30に対して
所定の操作を行うこととなる。
する和音であると判断すると、操作ボタン30に対して
所定の操作を行うこととなる。
【0034】和音設定部53は、ユーザが所定のボタン
操作を行ったことを検知すると、演算処理により特定し
た和音を構成する複数の音を和音として設定するために
着信メロディ設定部54を機能させる。
操作を行ったことを検知すると、演算処理により特定し
た和音を構成する複数の音を和音として設定するために
着信メロディ設定部54を機能させる。
【0035】着信メロディ設定部54は、和音設定部5
3より特定される複数音を音楽データ化し、その音楽デ
ータをメモリ等に記録する。なお、音楽データは、MI
DI(Musical Instrument Digital Interface)等の規
格に準拠した音楽データであってもよいし、他の形式の
音楽データであってもよい。
3より特定される複数音を音楽データ化し、その音楽デ
ータをメモリ等に記録する。なお、音楽データは、MI
DI(Musical Instrument Digital Interface)等の規
格に準拠した音楽データであってもよいし、他の形式の
音楽データであってもよい。
【0036】携帯電話機1では、ユーザがカーソルボタ
ン32を操作することで和音の種類を指定し、番号ボタ
ン31のうちのいずれか1つを操作することで複数音で
構成される和音設定を行うことができる。したがって、
例えば、3和音や4和音を設定する場合であっても2回
のボタン操作で3和音や4和音を設定することができる
ので、操作性が向上し、比較的簡単な操作で和音設定を
行うことが可能となる。
ン32を操作することで和音の種類を指定し、番号ボタ
ン31のうちのいずれか1つを操作することで複数音で
構成される和音設定を行うことができる。したがって、
例えば、3和音や4和音を設定する場合であっても2回
のボタン操作で3和音や4和音を設定することができる
ので、操作性が向上し、比較的簡単な操作で和音設定を
行うことが可能となる。
【0037】そして、ユーザが上記のような操作ボタン
30に対する所定の操作を繰り返すことによって、演奏
順序に伴った和音を順次設定していくことができ、最終
的に着信メロディ設定部54によってメロディと作成し
た和音伴奏とが一連となって音楽として成立した着信音
がメモリ等に設定されることとなる。
30に対する所定の操作を繰り返すことによって、演奏
順序に伴った和音を順次設定していくことができ、最終
的に着信メロディ設定部54によってメロディと作成し
た和音伴奏とが一連となって音楽として成立した着信音
がメモリ等に設定されることとなる。
【0038】上記説明においては、カーソルボタン32
の左右カーソルボタンをユーザが押すことにより、和音
の種類を変更することができる例について説明したが、
上下カーソルボタンを押すことで和音の種類をさらに細
分化することが可能である。
の左右カーソルボタンをユーザが押すことにより、和音
の種類を変更することができる例について説明したが、
上下カーソルボタンを押すことで和音の種類をさらに細
分化することが可能である。
【0039】このような変形例について説明する。
【0040】例えば、上下カーソルボタンを操作するこ
とで、コードの展開形を指定することができるように構
成することが可能である。図4は、コードの展開形の一
例を示す図である。和音の種類が「Cmaj」である場
合、図4(a)に示す和音構成が一般的である。しか
し、音楽の流れ等に応じてCmajの和音の構成音が、
図4(b)又は(c)に示すように変形されることもあ
る。図4(a)に示す和音構成の場合は、和音構成デー
タは「0,4,7」である。また、図4(b)に示す和
音構成の場合は、和音構成データは「4,7,12」で
ある。さらに図4(c)に示す和音構成の場合は、和音
構成データは「7,12,16」である。
とで、コードの展開形を指定することができるように構
成することが可能である。図4は、コードの展開形の一
例を示す図である。和音の種類が「Cmaj」である場
合、図4(a)に示す和音構成が一般的である。しか
し、音楽の流れ等に応じてCmajの和音の構成音が、
図4(b)又は(c)に示すように変形されることもあ
る。図4(a)に示す和音構成の場合は、和音構成デー
タは「0,4,7」である。また、図4(b)に示す和
音構成の場合は、和音構成データは「4,7,12」で
ある。さらに図4(c)に示す和音構成の場合は、和音
構成データは「7,12,16」である。
【0041】すなわち、メモリ60に格納されている和
音構成データ61のうちの少なくとも1つのデータに
「12」を加算(若しくは減算)すれば、コードの展開
形を構成する和音の和音構成データを生成することがで
きるのである。そして、さらにコードの展開形として生
成された和音構成データのうちの少なくとも1つのデー
タに再び「12」を加算(若しくは減算)すれば、さら
なるコードの展開形を構成する和音の和音構成データを
生成することができる。
音構成データ61のうちの少なくとも1つのデータに
「12」を加算(若しくは減算)すれば、コードの展開
形を構成する和音の和音構成データを生成することがで
きるのである。そして、さらにコードの展開形として生
成された和音構成データのうちの少なくとも1つのデー
タに再び「12」を加算(若しくは減算)すれば、さら
なるコードの展開形を構成する和音の和音構成データを
生成することができる。
【0042】図2においては和音種類指定部52が、ユ
ーザによる左右カーソルボタンの操作に応じて和音の種
類を特定するとともに、上下カーソルボタンの操作に応
じて和音の変形を行うための変換データを生成する。こ
こでの変換データは和音構成データに含まれる複数のデ
ータ値の少なくとも1つのデータを指定して、そのデー
タに対する加算値(若しくは減算値)を記述することに
よって構成される。例えば、1回目の上カーソルボタン
が操作されたときには、和音構成データの最小値に対し
て「12」を加算するためのデータが生成され、2回目
の上カーソルボタンが操作されたときには、和音構成デ
ータの最小値と2番目に小さな値とのそれぞれに対して
「12」を加算するためのデータが生成される。そし
て、その変換データは和音設定部53に与えられる。
ーザによる左右カーソルボタンの操作に応じて和音の種
類を特定するとともに、上下カーソルボタンの操作に応
じて和音の変形を行うための変換データを生成する。こ
こでの変換データは和音構成データに含まれる複数のデ
ータ値の少なくとも1つのデータを指定して、そのデー
タに対する加算値(若しくは減算値)を記述することに
よって構成される。例えば、1回目の上カーソルボタン
が操作されたときには、和音構成データの最小値に対し
て「12」を加算するためのデータが生成され、2回目
の上カーソルボタンが操作されたときには、和音構成デ
ータの最小値と2番目に小さな値とのそれぞれに対して
「12」を加算するためのデータが生成される。そし
て、その変換データは和音設定部53に与えられる。
【0043】和音設定部53は、和音種類指定部52よ
り得られる和音の種類に関するデータに基づいて和音構
成データ61をメモリ60から読み出すとともに、変換
データに基づいて和音構成データ61を変換する。そし
て、変換済みの和音構成データと、根音特定部51から
得られる根音に関するデータとに基づいて演算処理を行
うことで、和音を構成する複数の音を特定し、和音を設
定する。
り得られる和音の種類に関するデータに基づいて和音構
成データ61をメモリ60から読み出すとともに、変換
データに基づいて和音構成データ61を変換する。そし
て、変換済みの和音構成データと、根音特定部51から
得られる根音に関するデータとに基づいて演算処理を行
うことで、和音を構成する複数の音を特定し、和音を設
定する。
【0044】このように、和音設定部53は、メモリ6
0から得られる和音構成データ61を変換し、当該変換
済みの和音構成データとボタン操作によって指定された
根音とに基づいて、複数音で構成される和音を設定する
ように構成することで、携帯電話機1において設定され
る着信メロディの和音伴奏としての和音を多種多様に変
換することができ、多彩な着信メロディを作成すること
が可能になる。
0から得られる和音構成データ61を変換し、当該変換
済みの和音構成データとボタン操作によって指定された
根音とに基づいて、複数音で構成される和音を設定する
ように構成することで、携帯電話機1において設定され
る着信メロディの和音伴奏としての和音を多種多様に変
換することができ、多彩な着信メロディを作成すること
が可能になる。
【0045】<2.第2の実施の形態>次に第2の実施
の形態について説明する。なお、この実施の形態におい
ても携帯電話機の外観は、第1の実施の形態において説
明した図1と同様である。
の形態について説明する。なお、この実施の形態におい
ても携帯電話機の外観は、第1の実施の形態において説
明した図1と同様である。
【0046】一般に、ジャズ、フォークソング、ブルー
ス、ロック等の音楽では、和音の進行をある程度パター
ン化することが可能である。そこで、この実施の形態で
は、そのようなパターン化された和音進行を音楽の種類
(ジャンル)ごとに予めメモリ等に記憶しておき、ユー
ザが音楽の種類を指定することによってメモリからパタ
ーン化された和音進行を読み出して、和音設定を行う構
成例について説明する。
ス、ロック等の音楽では、和音の進行をある程度パター
ン化することが可能である。そこで、この実施の形態で
は、そのようなパターン化された和音進行を音楽の種類
(ジャンル)ごとに予めメモリ等に記憶しておき、ユー
ザが音楽の種類を指定することによってメモリからパタ
ーン化された和音進行を読み出して、和音設定を行う構
成例について説明する。
【0047】図5は、第2の実施の形態における携帯電
話機1の内部機能を示すブロック図である。図5に示す
ように、携帯電話機1の内部にはCPU50とメモリ6
0とが設けられる。そして、CPU50は、和音進行パ
ターン決定部55と着信メロディ設定部54として機能
する。また、和音進行パターン決定部55は、和音割り
当て処理部551及び和音設定部552として機能する
ように構成される。この実施の形態においても、CPU
50における各機能は、ユーザが操作ボタン30に対し
て所定の入力操作を行って音楽入力モードへの切り替え
が行われたときに動作を開始する。
話機1の内部機能を示すブロック図である。図5に示す
ように、携帯電話機1の内部にはCPU50とメモリ6
0とが設けられる。そして、CPU50は、和音進行パ
ターン決定部55と着信メロディ設定部54として機能
する。また、和音進行パターン決定部55は、和音割り
当て処理部551及び和音設定部552として機能する
ように構成される。この実施の形態においても、CPU
50における各機能は、ユーザが操作ボタン30に対し
て所定の入力操作を行って音楽入力モードへの切り替え
が行われたときに動作を開始する。
【0048】また、メモリ60には、音楽の種類ごとに
和音進行パターンが予め設定された和音進行パターンデ
ータ62が格納されている。この和音進行パターンデー
タ62は、例えば、
和音進行パターンが予め設定された和音進行パターンデ
ータ62が格納されている。この和音進行パターンデー
タ62は、例えば、
【0049】
【表2】
【0050】のようなテーブル状データとしてメモリ6
0に記録されている。例えば、表2に示すように、音楽
の種類がジャズである場合には、「Fm7→A#m9→
D#7→G#9→・・・」という和音の進行パターンが
記録される。また、音楽の種類がフォークソングやブル
ース等である場合には、それぞれの種類に応じてパター
ン化されたデータが予め記録される。
0に記録されている。例えば、表2に示すように、音楽
の種類がジャズである場合には、「Fm7→A#m9→
D#7→G#9→・・・」という和音の進行パターンが
記録される。また、音楽の種類がフォークソングやブル
ース等である場合には、それぞれの種類に応じてパター
ン化されたデータが予め記録される。
【0051】CPU50における和音進行パターン決定
部55は、まず和音割り当て処理部551として機能す
る。そして、和音割り当て処理部551は、ユーザに音
楽の種類を指定させるべく、メモリ60にアクセスして
和音進行パターンデータ62のうちの音楽の種類に相当
する部分の一覧データを取得し、それを液晶ディスプレ
イ20に表示させる。
部55は、まず和音割り当て処理部551として機能す
る。そして、和音割り当て処理部551は、ユーザに音
楽の種類を指定させるべく、メモリ60にアクセスして
和音進行パターンデータ62のうちの音楽の種類に相当
する部分の一覧データを取得し、それを液晶ディスプレ
イ20に表示させる。
【0052】このときの表示画面を図6に示す。図6に
示すように、携帯電話機1の液晶ディスプレイ20に
は、メモリ60に記録されている音楽の種類が一覧形式
で表示されるとともに、ユーザによって音楽の種類を指
定させるための選択カーソル20aの表示が行われる。
示すように、携帯電話機1の液晶ディスプレイ20に
は、メモリ60に記録されている音楽の種類が一覧形式
で表示されるとともに、ユーザによって音楽の種類を指
定させるための選択カーソル20aの表示が行われる。
【0053】ユーザは図6のような表示画面を参照しつ
つ、カーソルボタン32を操作することで、一覧表示を
スクロールさせることができ、それに伴って移動する選
択カーソル20aを希望する音楽の種類に合わせて所定
の操作を行うことで音楽の種類を指定することができ
る。
つ、カーソルボタン32を操作することで、一覧表示を
スクロールさせることができ、それに伴って移動する選
択カーソル20aを希望する音楽の種類に合わせて所定
の操作を行うことで音楽の種類を指定することができ
る。
【0054】そして、和音割り当て処理部551は、再
びメモリ60にアクセスし、指定された音楽の種類に応
じた和音進行パターンデータ62を取得する。例えば、
ユーザが「ジャズ」を指定した場合には、表2に示すよ
うなテーブル状データのうちから「ジャズ」に対応する
和音の進行パターンを取得する。
びメモリ60にアクセスし、指定された音楽の種類に応
じた和音進行パターンデータ62を取得する。例えば、
ユーザが「ジャズ」を指定した場合には、表2に示すよ
うなテーブル状データのうちから「ジャズ」に対応する
和音の進行パターンを取得する。
【0055】また、和音割り当て処理部551は、メモ
リ60から和音進行パターンデータ62を取得すると、
和音の進行順序に従って、各番号ボタン31に1つの和
音を割り当てる。例えば、「ジャズ」が指定された場合
には、番号ボタン31のうちの「1」のボタンには和音
「Fm7」が割り当てられ、「2」のボタンには和音
「A#m9」が割り当てられ、「3」のボタンには和音
「D#7」が割り当てられる(表2参照)。以下、同様
に各番号ボタンには、和音の進行順序に応じて1つの和
音が割り当てられる。
リ60から和音進行パターンデータ62を取得すると、
和音の進行順序に従って、各番号ボタン31に1つの和
音を割り当てる。例えば、「ジャズ」が指定された場合
には、番号ボタン31のうちの「1」のボタンには和音
「Fm7」が割り当てられ、「2」のボタンには和音
「A#m9」が割り当てられ、「3」のボタンには和音
「D#7」が割り当てられる(表2参照)。以下、同様
に各番号ボタンには、和音の進行順序に応じて1つの和
音が割り当てられる。
【0056】そして、和音割り当て処理部551は、各
番号ボタン31に対して割り当てた和音をユーザに認識
させるために、液晶ディスプレイ20に割り当てた和音
の表示を行う。図7は、和音表示を行った場合の画面表
示を示す図である。
番号ボタン31に対して割り当てた和音をユーザに認識
させるために、液晶ディスプレイ20に割り当てた和音
の表示を行う。図7は、和音表示を行った場合の画面表
示を示す図である。
【0057】図7に示すように、液晶ディスプレイ20
には、ユーザが指定した音楽の種類の表示と、各番号ボ
タン31に割り当てられた和音の表示とが行われる。和
音割り当て処理部551が図7のような画面表示を行う
ことで、ユーザは容易に各番号ボタン31と和音との対
応関係を認識することができる。
には、ユーザが指定した音楽の種類の表示と、各番号ボ
タン31に割り当てられた和音の表示とが行われる。和
音割り当て処理部551が図7のような画面表示を行う
ことで、ユーザは容易に各番号ボタン31と和音との対
応関係を認識することができる。
【0058】そして、液晶ディスプレイ20に表示され
た和音の割り当て状況を参照しつつ、ユーザは和音の入
力を行うべく、各番号ボタン31を操作する。
た和音の割り当て状況を参照しつつ、ユーザは和音の入
力を行うべく、各番号ボタン31を操作する。
【0059】和音割り当て処理部551は、複数の番号
ボタン31のうちのいずれのボタンが操作されたかを識
別し、操作されたボタンに応じた和音の構成音のデータ
として生成する。例えば、図7のような画面表示が行わ
れている場合において、ユーザが「1」のボタンを操作
したとき、和音割り当て処理部551は、和音「Fm
7」を構成する複数音をデータとして生成する。このよ
うな和音の構成音をデータとする手法としては、例え
ば、各和音ごとにその和音を構成する構成音データをテ
ーブル状にメモリ等に格納しておけばよい。これによ
り、和音が指定されるだけで、その和音の構成音に関す
るデータが抽出可能となる。そして、生成された和音構
成音のデータは、和音設定部552に与えられる。
ボタン31のうちのいずれのボタンが操作されたかを識
別し、操作されたボタンに応じた和音の構成音のデータ
として生成する。例えば、図7のような画面表示が行わ
れている場合において、ユーザが「1」のボタンを操作
したとき、和音割り当て処理部551は、和音「Fm
7」を構成する複数音をデータとして生成する。このよ
うな和音の構成音をデータとする手法としては、例え
ば、各和音ごとにその和音を構成する構成音データをテ
ーブル状にメモリ等に格納しておけばよい。これによ
り、和音が指定されるだけで、その和音の構成音に関す
るデータが抽出可能となる。そして、生成された和音構
成音のデータは、和音設定部552に与えられる。
【0060】和音設定部552は和音の構成音に関する
データを入力すると、和音として同時に音を鳴らすべき
複数音を特定し、それら複数音をスピーカ10より同時
に鳴らす。スピーカ10より和音を発生させることで、
ユーザはボタン操作によって設定される和音を聴覚で確
認することができる。
データを入力すると、和音として同時に音を鳴らすべき
複数音を特定し、それら複数音をスピーカ10より同時
に鳴らす。スピーカ10より和音を発生させることで、
ユーザはボタン操作によって設定される和音を聴覚で確
認することができる。
【0061】そして、ユーザは、設定される和音が希望
する和音であると判断すると、操作ボタン30に対して
所定の操作を行うこととなる。
する和音であると判断すると、操作ボタン30に対して
所定の操作を行うこととなる。
【0062】和音設定部552は、ユーザが所定のボタ
ン操作を行ったことを検知すると、演算処理により特定
した和音を構成する複数の音を和音として設定するため
に着信メロディ設定部54を機能させる。
ン操作を行ったことを検知すると、演算処理により特定
した和音を構成する複数の音を和音として設定するため
に着信メロディ設定部54を機能させる。
【0063】着信メロディ設定部54は、和音設定部5
3より特定される複数音をメモリ等に記録する。そして
ユーザは、画面表示を参照しつつ繰り返して番号ボタン
31を操作することで、着信メロディの和音伴奏として
の和音を順次設定していくことできる。そして、複数の
和音が連続して構成される音楽データを生成し、それを
メモリ等に記録することで、着信メロディの和音伴奏と
しての設定を行う。
3より特定される複数音をメモリ等に記録する。そして
ユーザは、画面表示を参照しつつ繰り返して番号ボタン
31を操作することで、着信メロディの和音伴奏として
の和音を順次設定していくことできる。そして、複数の
和音が連続して構成される音楽データを生成し、それを
メモリ等に記録することで、着信メロディの和音伴奏と
しての設定を行う。
【0064】なお、着信メロディ設定部54は、ユーザ
の指定順序に即して和音進行を決定するように構成され
ている。例えば、図7のような表示画面が表示されてい
るときに、ユーザが「1」のボタンの次に「3」のボタ
ンを押した場合、着信メロディとして設定される和音進
行は、「Fm7」→「D#7」というパターンになる。
の指定順序に即して和音進行を決定するように構成され
ている。例えば、図7のような表示画面が表示されてい
るときに、ユーザが「1」のボタンの次に「3」のボタ
ンを押した場合、着信メロディとして設定される和音進
行は、「Fm7」→「D#7」というパターンになる。
【0065】この実施の形態の携帯電話機1では、ユー
ザがカーソルボタン32を操作することで音楽の種類を
指定し、番号ボタン31のうちのいずれか1つを操作す
ることで複数音で構成される和音設定を行うことができ
る。特に、音楽の種類を指定することにより、番号ボタ
ン31に含まれる各ボタンの番号順(1→2→3→4→
5→6→7→8→9→*→0→#)に、音楽の種類に応
じた和音進行となるように各和音が割り当てられる。し
たがって、ユーザは番号順に各番号ボタン31を操作し
ていけば、音楽の種類に適した和音進行となるような着
信メロディを設定することができるのである。
ザがカーソルボタン32を操作することで音楽の種類を
指定し、番号ボタン31のうちのいずれか1つを操作す
ることで複数音で構成される和音設定を行うことができ
る。特に、音楽の種類を指定することにより、番号ボタ
ン31に含まれる各ボタンの番号順(1→2→3→4→
5→6→7→8→9→*→0→#)に、音楽の種類に応
じた和音進行となるように各和音が割り当てられる。し
たがって、ユーザは番号順に各番号ボタン31を操作し
ていけば、音楽の種類に適した和音進行となるような着
信メロディを設定することができるのである。
【0066】また、ユーザが携帯電話機1に予め記録さ
れている和音進行パターンを変更したい場合であって
も、番号ボタン31の操作する順序を画面表示を参照し
つつ任意に変更することで、ユーザの好みに応じた和音
進行の伴奏を付加した着信メロディを設定することがで
きるのである。
れている和音進行パターンを変更したい場合であって
も、番号ボタン31の操作する順序を画面表示を参照し
つつ任意に変更することで、ユーザの好みに応じた和音
進行の伴奏を付加した着信メロディを設定することがで
きるのである。
【0067】なお、上記説明においては、指定される音
楽の種類に応じて、和音進行パターンを各番号ボタン3
1に割り当てる構成例について説明したが、指定される
音楽の種類に応じて、和音進行パターン決定部55が和
音進行パターンデータ62をメモリ60から取得し、そ
の和音進行パターンデータ62に基づく和音進行をその
まま着信メロディとして設定するようにしてもよい。ま
た、その和音進行をメロディの和音伴奏として設定する
ようにしてもよい。
楽の種類に応じて、和音進行パターンを各番号ボタン3
1に割り当てる構成例について説明したが、指定される
音楽の種類に応じて、和音進行パターン決定部55が和
音進行パターンデータ62をメモリ60から取得し、そ
の和音進行パターンデータ62に基づく和音進行をその
まま着信メロディとして設定するようにしてもよい。ま
た、その和音進行をメロディの和音伴奏として設定する
ようにしてもよい。
【0068】また、上記説明においては、音楽の種類ご
とに1つの和音進行パターンが定められている例につい
て説明したが、1つの音楽の種類に対して複数の和音進
行パターンを記録しておき、例えば左右カーソルボタン
をユーザが操作することでそれら複数の和音進行パター
ンのうちの1つを選択するように構成してもよい。
とに1つの和音進行パターンが定められている例につい
て説明したが、1つの音楽の種類に対して複数の和音進
行パターンを記録しておき、例えば左右カーソルボタン
をユーザが操作することでそれら複数の和音進行パター
ンのうちの1つを選択するように構成してもよい。
【0069】また、第1の実施の形態で説明した入力手
法と、この実施の形態で説明した入力手法とを組み合わ
せることもできる。例えば、第1の実施の形態で説明し
た手法で和音の根音を入力するようにし、そのキー
(調)に応じた和声的に必須なダイアトニックの和音の
パターンをこの実施の形態で説明した手法で各番号ボタ
ン31に割り当てるようにしてもよい。このように構成
することで、例えばハ長調(Cmaj)におけるダイア
トニックの和音は「C,Dm7,Em7,F,G7,A
m,Bm7−5」となり、ユーザがいずれかの番号ボタ
ンを押すことで簡単に和音進行に関する作曲を行うこと
が可能になる。
法と、この実施の形態で説明した入力手法とを組み合わ
せることもできる。例えば、第1の実施の形態で説明し
た手法で和音の根音を入力するようにし、そのキー
(調)に応じた和声的に必須なダイアトニックの和音の
パターンをこの実施の形態で説明した手法で各番号ボタ
ン31に割り当てるようにしてもよい。このように構成
することで、例えばハ長調(Cmaj)におけるダイア
トニックの和音は「C,Dm7,Em7,F,G7,A
m,Bm7−5」となり、ユーザがいずれかの番号ボタ
ンを押すことで簡単に和音進行に関する作曲を行うこと
が可能になる。
【0070】また、入力あるいは取得したメロディと、
その和音のキーとが一致しない場合があるが、そのよう
な場合にはメロディに合わせて和音進行をシフト(移
調)することが好ましい。そこで、作成した和音進行パ
ターンを、根音を変化させることでそのキー(調)に応
じたキーシフトを行うように構成することで上記のよう
な移調を行うことが可能になる。上述した例の場合(音
楽の種類がジャズである場合)であると、和音進行が
「Fm7→A#m9→D#7→G#9→・・・」と規定
されているものをキーシフトによって「Em7→Am9
→D7→G9→・・・」というように移調させること
で、メロディと和音のキーとを一致させることが可能と
なる。
その和音のキーとが一致しない場合があるが、そのよう
な場合にはメロディに合わせて和音進行をシフト(移
調)することが好ましい。そこで、作成した和音進行パ
ターンを、根音を変化させることでそのキー(調)に応
じたキーシフトを行うように構成することで上記のよう
な移調を行うことが可能になる。上述した例の場合(音
楽の種類がジャズである場合)であると、和音進行が
「Fm7→A#m9→D#7→G#9→・・・」と規定
されているものをキーシフトによって「Em7→Am9
→D7→G9→・・・」というように移調させること
で、メロディと和音のキーとを一致させることが可能と
なる。
【0071】<3.第3の実施の形態>次に第3の実施
の形態について説明する。なお、この実施の形態におい
ても携帯電話機の外観は、第1の実施の形態において説
明した図1と同様である。
の形態について説明する。なお、この実施の形態におい
ても携帯電話機の外観は、第1の実施の形態において説
明した図1と同様である。
【0072】上記第1及び第2の実施の形態では、主と
して和音伴奏としての和音入力について説明したが、こ
の第3の実施の形態では旋律(メロディ)の入力を容易
に行うための手法について説明する。
して和音伴奏としての和音入力について説明したが、こ
の第3の実施の形態では旋律(メロディ)の入力を容易
に行うための手法について説明する。
【0073】図8は、第3の実施の形態における携帯電
話機1の内部機能を示すブロック図である。図8に示す
ように、携帯電話機1の内部にはCPU50とメモリ6
0とが設けられる。そして、CPU50は、ピッチ検出
部561、周波数特定部562、フレーズデータ生成部
563、フレーズ割り当て部564、フレーズ設定部5
66及び着信メロディ設定部54として機能する。CP
U50の各機能は、ユーザが操作ボタン30に対して所
定の入力操作を行って音楽入力モードへの切り替えが行
われたときに動作を開始する。
話機1の内部機能を示すブロック図である。図8に示す
ように、携帯電話機1の内部にはCPU50とメモリ6
0とが設けられる。そして、CPU50は、ピッチ検出
部561、周波数特定部562、フレーズデータ生成部
563、フレーズ割り当て部564、フレーズ設定部5
66及び着信メロディ設定部54として機能する。CP
U50の各機能は、ユーザが操作ボタン30に対して所
定の入力操作を行って音楽入力モードへの切り替えが行
われたときに動作を開始する。
【0074】音楽入力モードが有効に機能すると、マイ
ク40によって生成される音声データがピッチ検出部5
61に与える。
ク40によって生成される音声データがピッチ検出部5
61に与える。
【0075】ピッチ検出部561は、音声データを入力
すると、その音声データのゼロクロス位置を検出するこ
とで、音声データのピッチ検出を行う。図9は、音声デ
ータを音声波形として表した図であり、横軸は時間軸に
相当する。図9に示すように、ピッチ検出部561は、
音声データを音声波形として表し、その音声波形のゼロ
クロス位置P1,P2,P3,…を検出していく。
すると、その音声データのゼロクロス位置を検出するこ
とで、音声データのピッチ検出を行う。図9は、音声デ
ータを音声波形として表した図であり、横軸は時間軸に
相当する。図9に示すように、ピッチ検出部561は、
音声データを音声波形として表し、その音声波形のゼロ
クロス位置P1,P2,P3,…を検出していく。
【0076】このようにして検出された各ゼロクロス位
置P1,P2,P3,…はピッチ検出部561から周波
数特定部562に与えられる。
置P1,P2,P3,…はピッチ検出部561から周波
数特定部562に与えられる。
【0077】周波数特定部562では、各ゼロクロス位
置P1,P2,P3,…から各ピッチ間の周波数を特定
する。例えば、ゼロクロス位置P1,P2の間隔から、
P1とP2との間の音声波形の周波数が特定できる。こ
れを繰り返し、P2とP3との間の音声波形の周波数、
P3とP4との間の周波数、P4とP5との間の周波
数、…というように順次ピッチ間の周波数を特定してい
く。そして、周波数特定部562は、各ピッチ間につい
て得られた周波数をフレーズデータ生成部563に与え
る。
置P1,P2,P3,…から各ピッチ間の周波数を特定
する。例えば、ゼロクロス位置P1,P2の間隔から、
P1とP2との間の音声波形の周波数が特定できる。こ
れを繰り返し、P2とP3との間の音声波形の周波数、
P3とP4との間の周波数、P4とP5との間の周波
数、…というように順次ピッチ間の周波数を特定してい
く。そして、周波数特定部562は、各ピッチ間につい
て得られた周波数をフレーズデータ生成部563に与え
る。
【0078】フレーズデータ生成部563は周波数特定
部562によって特定された各ピッチ間の周波数に基づ
いて音符への対応付けを行い、入力されたフレーズを音
楽データ化してフレーズデータ63を生成する。したが
って、ユーザは着信メロディとして設定したい音楽の旋
律をマイク40に向かって歌うだけで、CPU50にお
いて自動的にフレーズデータ63が生成される。また、
マイク40に向かって歌うだけでなく、鼻歌や口笛を発
するだけもフレーズデータ63は生成される。そして、
フレーズデータ生成部563は生成したフレーズデータ
63をメモリ60に格納する。
部562によって特定された各ピッチ間の周波数に基づ
いて音符への対応付けを行い、入力されたフレーズを音
楽データ化してフレーズデータ63を生成する。したが
って、ユーザは着信メロディとして設定したい音楽の旋
律をマイク40に向かって歌うだけで、CPU50にお
いて自動的にフレーズデータ63が生成される。また、
マイク40に向かって歌うだけでなく、鼻歌や口笛を発
するだけもフレーズデータ63は生成される。そして、
フレーズデータ生成部563は生成したフレーズデータ
63をメモリ60に格納する。
【0079】ユーザが上記のようにマイク40に向かっ
てフレーズの音声入力を行う操作を繰り返せば、その繰
り返し回数に応じて複数のフレーズデータ63がメモリ
60内に格納される。
てフレーズの音声入力を行う操作を繰り返せば、その繰
り返し回数に応じて複数のフレーズデータ63がメモリ
60内に格納される。
【0080】そして、ユーザはフレーズの入力操作が終
了すると所定の入力操作を行って、CPU50において
フレーズ割り当て部564を機能させる。
了すると所定の入力操作を行って、CPU50において
フレーズ割り当て部564を機能させる。
【0081】フレーズ割り当て部564は、メモリ60
に格納されている複数のフレーズデータ63を読み出
し、操作ボタン30のうちの12個の番号ボタンのそれ
ぞれに1つのフレーズデータ63を割り当てる。そし
て、各フレーズデータ63がどの番号ボタンに割り当て
られたかをユーザに示すために液晶ディスプレイ20に
対し、フレーズデータ63と各番号ボタンとの対応関係
を表示させる。
に格納されている複数のフレーズデータ63を読み出
し、操作ボタン30のうちの12個の番号ボタンのそれ
ぞれに1つのフレーズデータ63を割り当てる。そし
て、各フレーズデータ63がどの番号ボタンに割り当て
られたかをユーザに示すために液晶ディスプレイ20に
対し、フレーズデータ63と各番号ボタンとの対応関係
を表示させる。
【0082】図10は、液晶ディスプレイ20に表示さ
れる画面の一例を示す図である。図10において、フレ
ーズ1は1番目に入力されたフレーズデータ63を示
し、フレーズ2は2番目に入力されたフレーズデータ6
3を示す。他のフレーズについても同様に入力された順
番に応じた番号が付与されて表示画面に表示される。こ
のような画面表示を行うことにより、ユーザは各番号ボ
タンにどのフレーズデータ63が割り当てられているか
を容易に認識することができる。
れる画面の一例を示す図である。図10において、フレ
ーズ1は1番目に入力されたフレーズデータ63を示
し、フレーズ2は2番目に入力されたフレーズデータ6
3を示す。他のフレーズについても同様に入力された順
番に応じた番号が付与されて表示画面に表示される。こ
のような画面表示を行うことにより、ユーザは各番号ボ
タンにどのフレーズデータ63が割り当てられているか
を容易に認識することができる。
【0083】なお、フレーズの入力段階で、ユーザが入
力したフレーズデータ63に任意のデータ名を付加する
ことが可能なように構成してもよく、その場合には画面
表示の際にデータ名を表示すれば、各番号ボタンに割り
当てられる各フレーズデータ63がどのようなフレーズ
であるかを、ユーザがさらに容易に認識できることとな
る。
力したフレーズデータ63に任意のデータ名を付加する
ことが可能なように構成してもよく、その場合には画面
表示の際にデータ名を表示すれば、各番号ボタンに割り
当てられる各フレーズデータ63がどのようなフレーズ
であるかを、ユーザがさらに容易に認識できることとな
る。
【0084】また、メモリ60に格納されているフレー
ズデータ63の数が12個以上である場合には、例えば
ユーザが上下カーソルボタンを操作することで、それに
応じてフレーズ割り当て部564が表示画面をスクロー
ルさせ、各番号ボタンに割り当てられるフレーズデータ
63を変更するようにしてもよい。
ズデータ63の数が12個以上である場合には、例えば
ユーザが上下カーソルボタンを操作することで、それに
応じてフレーズ割り当て部564が表示画面をスクロー
ルさせ、各番号ボタンに割り当てられるフレーズデータ
63を変更するようにしてもよい。
【0085】そして、液晶ディスプレイ20に表示され
たフレーズの割り当て状況を参照しつつ、ユーザはフレ
ーズの入力を行うべく、各番号ボタンを操作する。
たフレーズの割り当て状況を参照しつつ、ユーザはフレ
ーズの入力を行うべく、各番号ボタンを操作する。
【0086】フレーズ割り当て部564は、複数の番号
ボタンのうちのいずれのボタンが操作されたかを識別
し、操作されたボタンに割り当てられたフレーズデータ
63をメモリ60より取得し、それをフレーズ設定部5
66に与える。例えば、図10のような画面表示が行わ
れている場合において、ユーザが「2」のボタンを操作
したとき、フレーズ割り当て部564は、フレーズ2に
対応するフレーズデータ63を取得して、それをフレー
ズ設定部566に与える。
ボタンのうちのいずれのボタンが操作されたかを識別
し、操作されたボタンに割り当てられたフレーズデータ
63をメモリ60より取得し、それをフレーズ設定部5
66に与える。例えば、図10のような画面表示が行わ
れている場合において、ユーザが「2」のボタンを操作
したとき、フレーズ割り当て部564は、フレーズ2に
対応するフレーズデータ63を取得して、それをフレー
ズ設定部566に与える。
【0087】フレーズ設定部566では、フレーズデー
タ63に基づいてスピーカ10よりフレーズ音を発生さ
せる。これにより、ユーザは番号ボタンの操作によって
指定されたフレーズがどのようなフレーズであるかを聴
覚により認識することができる。
タ63に基づいてスピーカ10よりフレーズ音を発生さ
せる。これにより、ユーザは番号ボタンの操作によって
指定されたフレーズがどのようなフレーズであるかを聴
覚により認識することができる。
【0088】ユーザが連続して番号ボタンを操作する場
合、フレーズ設定部566には連続してフレーズデータ
63が与えられるため、スピーカ10よりフレーズ音が
連続して発生することとなる。つまり、この実施の形態
の携帯電話機1では、ユーザによる番号ボタンの操作順
序に応じて複数のフレーズ音が連続的に発生することと
なっている。したがって、複数のフレーズの演奏順序を
組み合わせることによって、複数のフレーズの連なりか
らなる音楽をスピーカ10より聞くことが可能となって
いる。
合、フレーズ設定部566には連続してフレーズデータ
63が与えられるため、スピーカ10よりフレーズ音が
連続して発生することとなる。つまり、この実施の形態
の携帯電話機1では、ユーザによる番号ボタンの操作順
序に応じて複数のフレーズ音が連続的に発生することと
なっている。したがって、複数のフレーズの演奏順序を
組み合わせることによって、複数のフレーズの連なりか
らなる音楽をスピーカ10より聞くことが可能となって
いる。
【0089】そして、ユーザは、スピーカ10より発生
する音楽が希望する音楽であると判断すると、操作ボタ
ン30に対して所定の操作を行うこととなる。
する音楽が希望する音楽であると判断すると、操作ボタ
ン30に対して所定の操作を行うこととなる。
【0090】フレーズ割り当て部564は、ユーザが所
定のボタン操作を行ったことを検知すると、それをフレ
ーズ設定部566に伝える。この結果、フレーズ設定部
566は、複数のフレーズデータの連なりからなる音楽
データを設定するために着信メロディ設定部54を機能
させ、着信メロディ設定部54に対して複数のフレーズ
データ63の順序に関するデータを与える。
定のボタン操作を行ったことを検知すると、それをフレ
ーズ設定部566に伝える。この結果、フレーズ設定部
566は、複数のフレーズデータの連なりからなる音楽
データを設定するために着信メロディ設定部54を機能
させ、着信メロディ設定部54に対して複数のフレーズ
データ63の順序に関するデータを与える。
【0091】着信メロディ設定部54は、フレーズ設定
部566より得られる複数のフレーズデータ63の順序
に関するデータに基づいて、複数のフレーズデータ63
を連結し、1つの音楽データを生成し、それをメモリ等
に記録することで、着信メロディとしての設定を行う。
部566より得られる複数のフレーズデータ63の順序
に関するデータに基づいて、複数のフレーズデータ63
を連結し、1つの音楽データを生成し、それをメモリ等
に記録することで、着信メロディとしての設定を行う。
【0092】この実施の形態の携帯電話機1では、音楽
データの一部(数小節程度)となる複数のフレーズデー
タ63をメモリ60に記憶しておき、操作ボタン30に
対して行われる操作に応じて、複数のフレーズデータ6
3を組み合わせて音楽データを生成するように構成され
ているため、ユーザは、簡単な操作を行うだけで、希望
する旋律の音楽データを生成することができる。
データの一部(数小節程度)となる複数のフレーズデー
タ63をメモリ60に記憶しておき、操作ボタン30に
対して行われる操作に応じて、複数のフレーズデータ6
3を組み合わせて音楽データを生成するように構成され
ているため、ユーザは、簡単な操作を行うだけで、希望
する旋律の音楽データを生成することができる。
【0093】特に、マイク40からの音声入力に基づい
てCPU50がフレーズデータ63を自動的に生成する
ように構成されているので、ユーザ自身が思いつくフレ
ーズ等を、簡単な操作で即時にフレーズデータ63とし
てメモリ60内に格納することが可能となっている。し
たがって、音楽に関する知識が豊富でないユーザであっ
ても容易に作曲等を行うことができる。
てCPU50がフレーズデータ63を自動的に生成する
ように構成されているので、ユーザ自身が思いつくフレ
ーズ等を、簡単な操作で即時にフレーズデータ63とし
てメモリ60内に格納することが可能となっている。し
たがって、音楽に関する知識が豊富でないユーザであっ
ても容易に作曲等を行うことができる。
【0094】なお、上記説明においては、フレーズデー
タ63がユーザの音声入力に伴ってメモリ60内に記憶
される場合の構成例について説明したが、予め複数のフ
レーズデータ63をメモリ60に格納しておき、ユーザ
はその組み合わせのみを行うことができるように構成し
てもよい。
タ63がユーザの音声入力に伴ってメモリ60内に記憶
される場合の構成例について説明したが、予め複数のフ
レーズデータ63をメモリ60に格納しておき、ユーザ
はその組み合わせのみを行うことができるように構成し
てもよい。
【0095】また、上記において、マイク40より入力
する音声データをそのままメモリ60に格納するような
構成を行うこともできる。このような構成とすることに
より、例えば携帯電話機1においてメモリ60に格納し
た音声データを再生することができる。このため、着信
メロディの再生中や通話中であっても音声データを再生
することができる。
する音声データをそのままメモリ60に格納するような
構成を行うこともできる。このような構成とすることに
より、例えば携帯電話機1においてメモリ60に格納し
た音声データを再生することができる。このため、着信
メロディの再生中や通話中であっても音声データを再生
することができる。
【0096】<4.第4の実施の形態>次に第4の実施
の形態について説明する。なお、この実施の形態におい
ても携帯電話機の外観は、第1の実施の形態において説
明した図1と同様である。
の形態について説明する。なお、この実施の形態におい
ても携帯電話機の外観は、第1の実施の形態において説
明した図1と同様である。
【0097】この実施の形態では、ユーザが入力するメ
ロディに対して自動的に伴奏を付加し、音楽データを生
成するための構成例について説明する。
ロディに対して自動的に伴奏を付加し、音楽データを生
成するための構成例について説明する。
【0098】図11は、第4の実施の形態における携帯
電話機1の内部機能を示すブロック図である。図11に
示すように、携帯電話機1の内部にはCPU50とメモ
リ60とが設けられる。そして、CPU50は、ピッチ
検出部561、周波数特定部562、メロディデータ生
成部571、伴奏パターン決定部572、最適和音設定
部573及び着信メロディ設定部54として機能する。
CPU50の各機能は、ユーザが操作ボタン30に対し
て所定の入力操作を行って音楽入力モードへの切り替え
が行われたときに動作を開始する。
電話機1の内部機能を示すブロック図である。図11に
示すように、携帯電話機1の内部にはCPU50とメモ
リ60とが設けられる。そして、CPU50は、ピッチ
検出部561、周波数特定部562、メロディデータ生
成部571、伴奏パターン決定部572、最適和音設定
部573及び着信メロディ設定部54として機能する。
CPU50の各機能は、ユーザが操作ボタン30に対し
て所定の入力操作を行って音楽入力モードへの切り替え
が行われたときに動作を開始する。
【0099】また、メモリ60には予め複数の和音の構
成音が示された和音データ64が格納されている。
成音が示された和音データ64が格納されている。
【0100】一般にジャズ、フォークソング、ブルー
ス、ロック等の音楽では伴奏楽器及び伴奏リズムをある
程度パターン化することが可能である。そこで、この実
施の形態ではそのようなパターン化された伴奏楽器、伴
奏リズムを音楽のジャンルごとに予めメモリ60等に記
憶しておき、ユーザが音楽の種類を指定することでメモ
リ60から伴奏パターンとしての伴奏楽器、リズムを読
み出して、メロディデータに伴奏を付加する構成例につ
いて説明する。
ス、ロック等の音楽では伴奏楽器及び伴奏リズムをある
程度パターン化することが可能である。そこで、この実
施の形態ではそのようなパターン化された伴奏楽器、伴
奏リズムを音楽のジャンルごとに予めメモリ60等に記
憶しておき、ユーザが音楽の種類を指定することでメモ
リ60から伴奏パターンとしての伴奏楽器、リズムを読
み出して、メロディデータに伴奏を付加する構成例につ
いて説明する。
【0101】音楽入力モードへの切り替えが行われる
と、まず、伴奏パターン決定部572が機能する。伴奏
パターン決定部572は、液晶ディスプレイ20に対し
て伴奏パターンの選択画面を表示する。
と、まず、伴奏パターン決定部572が機能する。伴奏
パターン決定部572は、液晶ディスプレイ20に対し
て伴奏パターンの選択画面を表示する。
【0102】図12は、この選択画面の一例を示す図で
ある。図12に示すように携帯電話機1の液晶ディスプ
レイ20には、自動的に伴奏付けを行うためのルール
(パターン)を選択するための画面が表示され、ユーザ
によって伴奏パターンを指定させるための選択カーソル
20aの表示が行われる。図12の選択画面において
は、各ジャンルごとの伴奏パターンが選択肢として表示
されている。例えば、ジャズの伴奏パターンは、メモリ
60等から伴奏楽器としてのピアノの音と、ジャズに対
応づけられた伴奏リズムとを読み出してそれらに基づい
た自動伴奏を行うパターンである。また、ロックの伴奏
パターンは、メモリ60等から伴奏楽器としてのエレキ
ギターの音と、ロックに対応づけられた伴奏リズムとを
読み出してそれらに基づいた自動伴奏を行うパターンで
ある。
ある。図12に示すように携帯電話機1の液晶ディスプ
レイ20には、自動的に伴奏付けを行うためのルール
(パターン)を選択するための画面が表示され、ユーザ
によって伴奏パターンを指定させるための選択カーソル
20aの表示が行われる。図12の選択画面において
は、各ジャンルごとの伴奏パターンが選択肢として表示
されている。例えば、ジャズの伴奏パターンは、メモリ
60等から伴奏楽器としてのピアノの音と、ジャズに対
応づけられた伴奏リズムとを読み出してそれらに基づい
た自動伴奏を行うパターンである。また、ロックの伴奏
パターンは、メモリ60等から伴奏楽器としてのエレキ
ギターの音と、ロックに対応づけられた伴奏リズムとを
読み出してそれらに基づいた自動伴奏を行うパターンで
ある。
【0103】ユーザは図12のような選択画面を参照し
つつ、カーソルボタンを操作することで、選択カーソル
20aを移動させることができ、選択カーソル20aを
希望する音楽の種類(ジャンル)に合わせて所定の操作
を行うことで伴奏パターンを指定することができる。
つつ、カーソルボタンを操作することで、選択カーソル
20aを移動させることができ、選択カーソル20aを
希望する音楽の種類(ジャンル)に合わせて所定の操作
を行うことで伴奏パターンを指定することができる。
【0104】伴奏パターン決定部572は、操作ボタン
30の操作内容に基づいて液晶ディスプレイ20に表示
される内容を更新したり、指定された伴奏パターンを決
定し、それを最適和音設定部573に与える。
30の操作内容に基づいて液晶ディスプレイ20に表示
される内容を更新したり、指定された伴奏パターンを決
定し、それを最適和音設定部573に与える。
【0105】次に、CPU50はマイク40からの音声
データの待機状態となり、マイク40によって生成され
る音声データがピッチ検出部561に与えられる。
データの待機状態となり、マイク40によって生成され
る音声データがピッチ検出部561に与えられる。
【0106】ピッチ検出部561は、第3の実施の形態
と同様に、音声データを入力すると、その音声データの
ゼロクロス位置を検出することで、音声データのピッチ
検出を行う(図9参照)。そして検出された各ゼロクロ
ス位置P1,P2,P3,…はピッチ検出部561から
周波数特定部562に与えられる。
と同様に、音声データを入力すると、その音声データの
ゼロクロス位置を検出することで、音声データのピッチ
検出を行う(図9参照)。そして検出された各ゼロクロ
ス位置P1,P2,P3,…はピッチ検出部561から
周波数特定部562に与えられる。
【0107】周波数特定部562でも第3の実施の形態
と同様に、各ゼロクロス位置P1,P2,P3,…から
各ピッチ間の周波数の特定が行われる。そして、周波数
特定部562は、各ピッチ間について得られた周波数を
メロディデータ生成部571に与える。
と同様に、各ゼロクロス位置P1,P2,P3,…から
各ピッチ間の周波数の特定が行われる。そして、周波数
特定部562は、各ピッチ間について得られた周波数を
メロディデータ生成部571に与える。
【0108】メロディデータ生成部571は周波数特定
部562によって特定された各ピッチ間の周波数に基づ
いて音符への対応付けを行い、メロディデータを生成す
る。したがって、ユーザは着信メロディとして設定した
い音楽の旋律をマイク40に向かって歌うだけで、CP
U50において自動的にメロディデータが生成される。
そして、メロディデータ生成部571は生成したメロデ
ィデータを最適和音設定部573に与える。
部562によって特定された各ピッチ間の周波数に基づ
いて音符への対応付けを行い、メロディデータを生成す
る。したがって、ユーザは着信メロディとして設定した
い音楽の旋律をマイク40に向かって歌うだけで、CP
U50において自動的にメロディデータが生成される。
そして、メロディデータ生成部571は生成したメロデ
ィデータを最適和音設定部573に与える。
【0109】最適和音設定573は、メロディデータ生
成部571よりメロディデータを入力すると、そのメロ
ディデータから和音(コード)進行を類推する。
成部571よりメロディデータを入力すると、そのメロ
ディデータから和音(コード)進行を類推する。
【0110】和音進行を類推する手法の一例について説
明する。
明する。
【0111】最適和音設定部573は、メロディデータ
生成部571から与えられるメロディデータを解析す
る。そして、メモリ60にアクセスし、和音データ64
のうちからメロディに適した和音進行を順次生成してい
く。
生成部571から与えられるメロディデータを解析す
る。そして、メモリ60にアクセスし、和音データ64
のうちからメロディに適した和音進行を順次生成してい
く。
【0112】例えば、第1の和音進行パターンとして
は、最適和音設定部573がメロディデータの最初の音
を解析し、その音を根音とする和音を和音データ64中
から取得し、メロディに対する和音進行を推測する。具
体例を示すと、「ド・レ・ミ・ソ・ド…」というメロデ
ィである場合、最初の音が「ド」なので、和音(コー
ド)は「C」となる。また、このとき、複数の和音が抽
出された場合には、それら複数の和音を所定のルールに
基づいて繰り返すように和音進行を推測する。
は、最適和音設定部573がメロディデータの最初の音
を解析し、その音を根音とする和音を和音データ64中
から取得し、メロディに対する和音進行を推測する。具
体例を示すと、「ド・レ・ミ・ソ・ド…」というメロデ
ィである場合、最初の音が「ド」なので、和音(コー
ド)は「C」となる。また、このとき、複数の和音が抽
出された場合には、それら複数の和音を所定のルールに
基づいて繰り返すように和音進行を推測する。
【0113】また、第2の和音進行パターンとしては、
最適和音設定部573がメロディデータの最初の音と、
最後の音とを解析し、それらの音が含まれる和音を和音
データ64中から取得し、メロディに対する和音進行を
推測する。上記と同様に、「ド・レ・ミ・ソ・ド…」と
いうメロディである場合を考えると、最初と最後の音が
「ド」なので、和音(コード)は「C」となる。また、
複数の和音が抽出された場合には、上記と同様である。
最適和音設定部573がメロディデータの最初の音と、
最後の音とを解析し、それらの音が含まれる和音を和音
データ64中から取得し、メロディに対する和音進行を
推測する。上記と同様に、「ド・レ・ミ・ソ・ド…」と
いうメロディである場合を考えると、最初と最後の音が
「ド」なので、和音(コード)は「C」となる。また、
複数の和音が抽出された場合には、上記と同様である。
【0114】また、第3の和音進行パターンとしては、
最適和音設定部573がメロディデータに含まれる全て
の音を解析して各音の出現率を求め、その出現率が所定
の閾値よりも大きい音が含まれる和音を和音データ64
中から取得してメロディに対する和音進行を推測する。
上記と同様に、「ド・レ・ミ・ソ・ド…」というメロデ
ィである場合を考えると、「ド」の音が2回出現してい
るので、他の音よりも出現率が高く、和音(コード)は
「C」となる。
最適和音設定部573がメロディデータに含まれる全て
の音を解析して各音の出現率を求め、その出現率が所定
の閾値よりも大きい音が含まれる和音を和音データ64
中から取得してメロディに対する和音進行を推測する。
上記と同様に、「ド・レ・ミ・ソ・ド…」というメロデ
ィである場合を考えると、「ド」の音が2回出現してい
るので、他の音よりも出現率が高く、和音(コード)は
「C」となる。
【0115】さらに、第4の和音進行パターンとして
は、最適和音設定部573がメロディデータに含まれる
全ての音を解析して和音を構成する各音が含まれている
か否かによって和音を特定し、その和音を和音データ6
4中から取得してメロディに対する和音進行を推測する
ようにしてもよい。上記と同様に、「ド・レ・ミ・ソ・
ド…」というメロディである場合を考えると、「ド・ミ
・ソ」の音が含まれているので、和音(コード)は
「C」となる。
は、最適和音設定部573がメロディデータに含まれる
全ての音を解析して和音を構成する各音が含まれている
か否かによって和音を特定し、その和音を和音データ6
4中から取得してメロディに対する和音進行を推測する
ようにしてもよい。上記と同様に、「ド・レ・ミ・ソ・
ド…」というメロディである場合を考えると、「ド・ミ
・ソ」の音が含まれているので、和音(コード)は
「C」となる。
【0116】上記のような各和音進行パターンを適用す
ることにより、メロディデータから和音進行を推測する
ことが可能となる。そして、上記のような複数の和音進
行推測手法を併用することにより、設定される和音進行
の精度を向上させることが可能となる。この場合、上記
各和音進行パターンのそれぞれに対して優先度を設け、
その優先度に基づいてメロディに対する和音進行を推測
するようにしてもよい。
ることにより、メロディデータから和音進行を推測する
ことが可能となる。そして、上記のような複数の和音進
行推測手法を併用することにより、設定される和音進行
の精度を向上させることが可能となる。この場合、上記
各和音進行パターンのそれぞれに対して優先度を設け、
その優先度に基づいてメロディに対する和音進行を推測
するようにしてもよい。
【0117】なお、上記に示した和音進行パターンは和
音進行を推測する際の一例であってこれに限定されるも
のではなく、他の手法によって和音進行を推測するよう
にしてもよい。
音進行を推測する際の一例であってこれに限定されるも
のではなく、他の手法によって和音進行を推測するよう
にしてもよい。
【0118】また、伴奏パターン決定部572における
決定に基づいて和音抽出の手法を異なる手法に変更する
ようにしてもよい。例えば、同じメロディであっても選
択される音楽の種類(伴奏パターン)が変わると、和音
進行も変更させることが好ましい場合があるからであ
る。
決定に基づいて和音抽出の手法を異なる手法に変更する
ようにしてもよい。例えば、同じメロディであっても選
択される音楽の種類(伴奏パターン)が変わると、和音
進行も変更させることが好ましい場合があるからであ
る。
【0119】次に、最適和音設定部573は、伴奏パタ
ーン決定部572で決定された伴奏パターンに基づい
て、音楽の種類に応じた楽器の音及びリズムを設定す
る。例えば、ロックの伴奏パターンが決定された場合に
は、最適和音設定部573がエレキギターの音と、ロッ
クに対応づけられた伴奏リズムとをメモリ60等から読
み出し、それらを上記のようにして推測された和音進行
パターンに適合させた上で、自動伴奏を設定するのであ
る。このとき、楽器に応じた伴奏手法(例えばギターで
いえば、アルペジオやストロークカッティング等)に基
づく演奏形態も音楽の種類に応じて設定するようにして
おけば、より多彩な伴奏パターンを設定することが可能
になる。
ーン決定部572で決定された伴奏パターンに基づい
て、音楽の種類に応じた楽器の音及びリズムを設定す
る。例えば、ロックの伴奏パターンが決定された場合に
は、最適和音設定部573がエレキギターの音と、ロッ
クに対応づけられた伴奏リズムとをメモリ60等から読
み出し、それらを上記のようにして推測された和音進行
パターンに適合させた上で、自動伴奏を設定するのであ
る。このとき、楽器に応じた伴奏手法(例えばギターで
いえば、アルペジオやストロークカッティング等)に基
づく演奏形態も音楽の種類に応じて設定するようにして
おけば、より多彩な伴奏パターンを設定することが可能
になる。
【0120】このように、最適和音設定部573におい
ては、メロディデータに基づいてメロディに応じた和音
進行が推測されるとともに、その和音進行に基づいてユ
ーザの指定する音楽の種類に適した楽器音及びリズムで
の伴奏が自動的に付加される。そして、最適和音設定部
573はメロディデータに対する伴奏を付加するための
データを生成し、メロディデータとともに着信メロディ
設定部54に与える。
ては、メロディデータに基づいてメロディに応じた和音
進行が推測されるとともに、その和音進行に基づいてユ
ーザの指定する音楽の種類に適した楽器音及びリズムで
の伴奏が自動的に付加される。そして、最適和音設定部
573はメロディデータに対する伴奏を付加するための
データを生成し、メロディデータとともに着信メロディ
設定部54に与える。
【0121】着信メロディ設定部54は、最適和音設定
部573より得られるメロディデータと伴奏を付加する
ためのデータとに基づいて、メロディと伴奏とが一体化
された音楽データを生成し、その音楽データをメモリ等
に記録することで着信メロディを設定する。
部573より得られるメロディデータと伴奏を付加する
ためのデータとに基づいて、メロディと伴奏とが一体化
された音楽データを生成し、その音楽データをメモリ等
に記録することで着信メロディを設定する。
【0122】この実施の形態の携帯電話機1では、和音
に関するデータである和音データ64をメモリ60に記
憶しており、音声入力によって生成されるメロディデー
タに対して所定のルールに基づいて和音進行を定めると
ともに、その和音進行と指定される音楽の種類とに応じ
た伴奏をメロディに付加するように構成されている。こ
のため、着信メロディとして設定される伴奏付きの音楽
を容易に入力することができる。
に関するデータである和音データ64をメモリ60に記
憶しており、音声入力によって生成されるメロディデー
タに対して所定のルールに基づいて和音進行を定めると
ともに、その和音進行と指定される音楽の種類とに応じ
た伴奏をメロディに付加するように構成されている。こ
のため、着信メロディとして設定される伴奏付きの音楽
を容易に入力することができる。
【0123】なお、上記説明においては、メロディデー
タが音声入力によって生成される場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば従来の携帯
電話機のように、ユーザが一音ごとに所定の入力操作を
行うことでメロディデータを生成するものであってもよ
い。この場合であっても自動的にそのメロディデータに
伴奏を付加することができるので、伴奏付きの音楽を容
易に入力することが可能である。
タが音声入力によって生成される場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば従来の携帯
電話機のように、ユーザが一音ごとに所定の入力操作を
行うことでメロディデータを生成するものであってもよ
い。この場合であっても自動的にそのメロディデータに
伴奏を付加することができるので、伴奏付きの音楽を容
易に入力することが可能である。
【0124】<5.変形例>以上、この発明に関するい
くつかの実施の形態について説明したが、この発明は、
上記説明した内容のものに限定されるものではない。
くつかの実施の形態について説明したが、この発明は、
上記説明した内容のものに限定されるものではない。
【0125】例えば、携帯電話機1の外観は図1に示す
ものに限定されるものではない。
ものに限定されるものではない。
【0126】また、上記説明においては、ユーザに情報
を表示するための手段が液晶ディスプレイ20である場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、他のフラットパネルディスプレイを表示手段として
用いてもよい。
を表示するための手段が液晶ディスプレイ20である場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、他のフラットパネルディスプレイを表示手段として
用いてもよい。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、指定された和音の種類に応じて和音構成
データを取得し、当該和音構成データと複数の操作ボタ
ンのうちの操作されたボタンとに基づいて、複数音で構
成される和音を設定するように構成されているため、ユ
ーザの希望する和音を容易に入力することができる。
発明によれば、指定された和音の種類に応じて和音構成
データを取得し、当該和音構成データと複数の操作ボタ
ンのうちの操作されたボタンとに基づいて、複数音で構
成される和音を設定するように構成されているため、ユ
ーザの希望する和音を容易に入力することができる。
【0128】請求項2に記載の発明によれば、和音構成
データを変換し、当該変換済みの和音構成データと複数
の操作ボタンのうちの操作されたボタンとに基づいて、
複数音で構成される和音を設定するように構成されてい
るため、コードの展開形といった多様な和音にも対応す
ることができ、ユーザの希望する和音を容易に入力する
ことが可能になる。
データを変換し、当該変換済みの和音構成データと複数
の操作ボタンのうちの操作されたボタンとに基づいて、
複数音で構成される和音を設定するように構成されてい
るため、コードの展開形といった多様な和音にも対応す
ることができ、ユーザの希望する和音を容易に入力する
ことが可能になる。
【0129】請求項3に記載の発明によれば、指定され
る音楽の種類に応じて和音進行パターンを読み出し、着
信音としての和音の進行パターンを決定するように構成
されているため、ユーザの希望する和音の進行パターン
を容易に設定することが可能になる。
る音楽の種類に応じて和音進行パターンを読み出し、着
信音としての和音の進行パターンを決定するように構成
されているため、ユーザの希望する和音の進行パターン
を容易に設定することが可能になる。
【0130】請求項4に記載の発明によれば、指定され
る音楽の種類に応じて、和音進行パターンを読み出し、
複数の操作ボタンのそれぞれに対して和音進行パターン
に応じた各和音を割り当て、複数の操作ボタンの操作順
序に応じて着信音としての和音の進行パターンを決定す
るように構成されているため、ユーザの希望する和音の
進行パターンを音楽の種類に応じて容易に順次入力して
いくことが可能になる。
る音楽の種類に応じて、和音進行パターンを読み出し、
複数の操作ボタンのそれぞれに対して和音進行パターン
に応じた各和音を割り当て、複数の操作ボタンの操作順
序に応じて着信音としての和音の進行パターンを決定す
るように構成されているため、ユーザの希望する和音の
進行パターンを音楽の種類に応じて容易に順次入力して
いくことが可能になる。
【0131】請求項5に記載の発明によれば、複数のボ
タンのそれぞれに対して割り当てる和音を所定の表示部
に対して表示させるため、ユーザが複数のボタンに割り
当てられた和音を容易に認識することができ、和音を入
力する際の操作性が向上する。
タンのそれぞれに対して割り当てる和音を所定の表示部
に対して表示させるため、ユーザが複数のボタンに割り
当てられた和音を容易に認識することができ、和音を入
力する際の操作性が向上する。
【0132】請求項6に記載の発明によれば、複数の操
作ボタンに対して行われる操作に応じて、フレーズデー
タを読み出して再生するとともに、フレーズデータを組
み合わせて音楽データを生成するように構成されている
ため、ユーザの希望するフレーズを組み合わせた音楽デ
ータを容易に設定することができる。
作ボタンに対して行われる操作に応じて、フレーズデー
タを読み出して再生するとともに、フレーズデータを組
み合わせて音楽データを生成するように構成されている
ため、ユーザの希望するフレーズを組み合わせた音楽デ
ータを容易に設定することができる。
【0133】請求項7に記載の発明によれば、音声入力
に基づいてフレーズデータを生成し、記憶手段に格納す
るように構成されているため、ユーザの希望するフレー
ズを容易に入力することができる。
に基づいてフレーズデータを生成し、記憶手段に格納す
るように構成されているため、ユーザの希望するフレー
ズを容易に入力することができる。
【0134】請求項8に記載の発明によれば、所定の入
力情報に基づいてメロディデータを生成し、所定のルー
ルに基づいてメロディデータにおけるメロディの進行に
応じた和音設定を行うように構成されているため、自動
的にメロディに伴奏を付加することができ、ユーザの希
望する音楽を容易に設定することができる。
力情報に基づいてメロディデータを生成し、所定のルー
ルに基づいてメロディデータにおけるメロディの進行に
応じた和音設定を行うように構成されているため、自動
的にメロディに伴奏を付加することができ、ユーザの希
望する音楽を容易に設定することができる。
【0135】請求項9に記載の発明によれば、所定の音
声入力手段からの音声入力に基づいてメロディデータを
生成するため、ユーザの希望するメロディを容易に入力
することができる。
声入力手段からの音声入力に基づいてメロディデータを
生成するため、ユーザの希望するメロディを容易に入力
することができる。
【図1】この発明の各実施の形態における携帯電話機の
外観を示す図である。
外観を示す図である。
【図2】第1の実施の形態における携帯電話機の内部機
能を示すブロック図である。
能を示すブロック図である。
【図3】番号ボタンに対する根音の割り当ての一例を示
す図である。
す図である。
【図4】コードの展開形の一例を示す図である。
【図5】第2の実施の形態における携帯電話機の内部機
能を示すブロック図である。
能を示すブロック図である。
【図6】音楽の種類を指定する際の表示画面を示す図で
ある。
ある。
【図7】和音表示を行った場合の画面表示を示す図であ
る。
る。
【図8】第3の実施の形態における携帯電話機の内部機
能を示すブロック図である。
能を示すブロック図である。
【図9】音声データを音声波形として表した図である。
【図10】液晶ディスプレイに表示される画面の一例を
示す図である。
示す図である。
【図11】第4の実施の形態における携帯電話機の内部
機能を示すブロック図である。
機能を示すブロック図である。
【図12】伴奏パターンの選択画面の一例を示す図であ
る。
る。
1 携帯電話機 10 スピーカ 20 液晶ディスプレイ 30 操作ボタン 31 番号ボタン 32 カーソルボタン 40 マイク 50 CPU 51 根音特定部 52 和音種類指定部 53,552 和音設定部 54 着信メロディ設定部 55 和音進行パターン決定部 60 メモリ 61 和音構成データ 62 和音進行パターンデータ 63 フレーズデータ 64 和音データ 551 和音割り当て処理部 561 ピッチ検出部 562 周波数特定部 563 フレーズデータ生成部 564 フレーズ割り当て部 571 メロディデータ生成部 572 伴奏パターン決定部 573 最適和音設定部
フロントページの続き Fターム(参考) 5D378 LA03 LA29 LA37 LB19 LB20 LB32 MM06 MM13 MM19 MM26 MM30 MM47 MM52 MM62 MM72 MM93 PP01 5K027 AA11 BB02 EE15 FF03 FF26 HH19 MM13 5K067 AA34 BB04 DD54 FF13 FF23 FF25 FF31 HH23 KK15
Claims (9)
- 【請求項1】 携帯電話機であって、 複数の和音の根音がそれぞれに対応づけられた複数の操
作ボタンと、 和音の種類ごとに、和音構成データを予め記憶する記憶
手段と、 前記和音の種類を指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定された前記和音の種類に応じ
て前記和音構成データを取得し、当該和音構成データと
前記複数の操作ボタンのうちの操作されたボタンとに基
づいて、複数音で構成される和音を設定する和音設定手
段と、を備えることを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の携帯電話機において、 前記和音設定手段は、前記和音構成データを変換し、当
該変換済みの和音構成データと前記複数の操作ボタンの
うちの操作されたボタンとに基づいて、複数音で構成さ
れる和音を設定することを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項3】 携帯電話機であって、 音楽の種類ごとに、所定の和音進行パターンを予め記憶
する記憶手段と、 指定される音楽の種類に応じて、前記記憶手段から前記
和音進行パターンを読み出して、着信音としての和音の
進行パターンを決定する和音進行パターン決定手段と、
を備えることを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項4】 請求項3に記載の携帯電話機において、 前記和音進行パターン決定手段は、指定される音楽の種
類に応じて、前記記憶手段から前記和音進行パターンを
読み出し、複数の操作ボタンのそれぞれに対して前記和
音進行パターンに応じた各和音を割り当て、前記複数の
操作ボタンの操作順序に応じて前記着信音としての和音
の進行パターンを決定することを特徴とする携帯電話
機。 - 【請求項5】 請求項4に記載の携帯電話機において、 前記和音進行パターン決定部は、前記複数のボタンのそ
れぞれに対して割り当てる和音を所定の表示部に対して
表示させることを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項6】 携帯電話機であって、 音楽データの一部となる複数のフレーズデータを記憶す
る記憶手段と、 前記複数のフレーズデータを複数の操作ボタンに割り当
てる手段と、 前記複数の操作ボタンに対して行われる操作に応じて、
前記フレーズデータを読み出して再生するとともに、前
記フレーズデータを組み合わせて前記音楽データを生成
する手段と、を備えることを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項7】 請求項6に記載の携帯電話機において、 所定の音声入力手段からの音声入力に基づいて前記フレ
ーズデータを生成して前記記憶手段に格納するフレーズ
データ生成手段、をさらに備えることを特徴とする携帯
電話機。 - 【請求項8】 携帯電話機であって、 所定の入力情報に基づいてメロディデータを生成するメ
ロディデータ生成手段と、 和音に関するデータを予め記憶する記憶手段と、 前記メロディデータを取得するとともに、前記記憶手段
から前記和音に関するデータを取得し、所定のルールに
基づいて前記メロディデータにおけるメロディの進行に
応じた和音設定を行う和音設定手段と、を備えることを
特徴とする携帯電話機。 - 【請求項9】 請求項8に記載の携帯電話機において、 前記メロディデータ生成手段は、所定の音声入力手段か
らの音声入力に基づいて前記メロディデータを生成する
ことを特徴とする携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000136862A JP2001318677A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | 携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000136862A JP2001318677A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | 携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001318677A true JP2001318677A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18644739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000136862A Pending JP2001318677A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | 携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001318677A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003073633A1 (en) * | 2002-02-26 | 2003-09-04 | Innodigital Co., Ltd | Mobile phone accessory for providing multi-chord ring tones |
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KR100605802B1 (ko) | 2004-06-07 | 2006-08-01 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 단말기의 키소리음 제어방법 |
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-
2000
- 2000-05-10 JP JP2000136862A patent/JP2001318677A/ja active Pending
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JPWO2020250455A1 (ja) * | 2019-06-12 | 2020-12-17 | ||
WO2020250455A1 (ja) * | 2019-06-12 | 2020-12-17 | 雄一 永田 | 和音演奏入力装置、電子楽器、及び、和音演奏入力プログラム |
WO2020250333A1 (ja) * | 2019-06-12 | 2020-12-17 | 雄一 永田 | 和音演奏入力装置、電子楽器、及び、和音演奏入力プログラム |
JP2020201489A (ja) * | 2019-06-12 | 2020-12-17 | 雄一 永田 | 和音演奏入力装置、電子楽器、及び、和音演奏入力プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |