JP2001318553A - 画像形成装置に使用されるオイル塗布ローラおよびそれを用いた画像定着ユニット - Google Patents

画像形成装置に使用されるオイル塗布ローラおよびそれを用いた画像定着ユニット

Info

Publication number
JP2001318553A
JP2001318553A JP2000138545A JP2000138545A JP2001318553A JP 2001318553 A JP2001318553 A JP 2001318553A JP 2000138545 A JP2000138545 A JP 2000138545A JP 2000138545 A JP2000138545 A JP 2000138545A JP 2001318553 A JP2001318553 A JP 2001318553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
application roller
oil application
layer
toner image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000138545A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4440428B2 (ja
Inventor
Takayuki Honda
貴之 本多
Naoki Toda
直樹 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokiwa Kogyo Co Ltd
Nitto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokiwa Kogyo Co Ltd
Nitto Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokiwa Kogyo Co Ltd, Nitto Kogyo Co Ltd filed Critical Tokiwa Kogyo Co Ltd
Priority to JP2000138545A priority Critical patent/JP4440428B2/ja
Publication of JP2001318553A publication Critical patent/JP2001318553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4440428B2 publication Critical patent/JP4440428B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】初期オイル吐出量の過多を抑制し、長期にわた
って安定したオイル吐出量を達成し得るオイル塗布ロー
ラを提供する。 【解決手段】芯金(11)と、芯金(11)の外周面を
覆うように設けられた、オフセット防止オイルを含浸さ
せたシリコーン多孔質弾性体を含むオイル保持層(1
2)、最外層としての多孔質フッ素樹脂層(16)を備
える。オイル保持層(12)と多孔質フッ素樹脂層(1
6)との間には、フェルト層(14)が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、レーザービームプリンタ等の電子写真式画像形成
装置のトナー画像定着ユニットに使用されるオイル塗布
ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式画像形成装置は、基本的に、
所定の画像情報に基づいて感光ドラムを露光して感光ド
ラム上に静電潜像を形成するための静電潜像形成ユニッ
トと、感光ドラム上に形成された静電潜像に現像ローラ
からトナーを供給・付着させて静電潜像に対応するトナ
ー像(可視像)を形成するための現像ユニットと、感光
ドラム上に形成されたトナー像を記録紙に転写させるた
めの転写ユニットと、記録紙上に転写されたトナー像を
記録紙に強固に固着させるための定着ユニットを備え
る。
【0003】定着ユニットでは、未定着トナー像を担持
する記録紙に定着ローラや定着ベルト(トナーと接する
定着部材)を介して圧力と熱のエネルギーをトナー像に
付与する。トナー像のトナーは、エネルギーの付与とと
もに半溶融状態になり、記録紙へ浸透し定着が完了す
る。この定着の際のトナーは、粘着性を帯びているの
で、トナーと接する定着部材の表面には、オフセットを
防止するために、オイル塗布ローラからオフセット防止
オイル(例えば、シリコーンオイル)が塗布される。
【0004】従来、かかるオイル塗布ローラとして、芯
金の回りにアラミドペーパー等の不織紙を巻きつけ、こ
れにシリコーンオイルを含浸させるとともに、このオイ
ル含浸不織紙を覆ってフッ素樹脂のような離型性に優れ
た多孔質樹脂層が設けられた構成のオイル塗布ローラが
知られている。この離型性多孔質樹脂層は、オイル塗布
ローラの離型性を高めてトナーによる汚染を防止するも
のである。しかしながら、このオイル塗布ローラは、定
着部材との間のニップが狭いために、オイル塗布量が不
均一になることがわかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、上記従来
のオイル塗布ローラにおいて不織紙の代わりにシリコー
ンスポンジ層を設けた構成のオイル塗布ローラは、オイ
ル塗布に必要な定着部材との間のニップを低荷重の下で
形成し得るという利点を有する。
【0006】しかしながら、このオイル塗布ローラにお
いては、初期オイル吐出量が多すぎるとともに、シリコ
ーンゴムスポンジが変形しやすいために使用中にニップ
が変化し、安定したオイル吐出量が得られないことが判
明した。
【0007】従って、本発明は、シリコーンゴムスポン
ジ(多孔質弾性体)の利点を保持しつつ、初期オイル吐
出量の過多を抑制し、長期にわたって安定したオイル吐
出量を達成し得るオイル塗布ローラを提供することを目
的とする。
【0008】また、本発明はかかるオイル塗布ローラを
備えたトナー画像定着ユニットを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の側面によれば、電子写真式画像形成
装置のトナー画像定着ユニットにおいてトナー画像と接
触する定着部材にオフセット防止オイルを塗布するため
のオイル塗布ローラであって、芯金と、この芯金の外周
面を覆うように設けられた、オフセット防止オイルを含
浸させた多孔質弾性体を含むオイル保持層、最外層を構
成する多孔質フッ素樹脂層、および該オイル保持層と該
多孔質フッ素樹脂層との間に設けられたフェルト層を備
えたことを特徴とするオイル塗布ローラが提供される。
【0010】本発明のオイル塗布ローラは、オイルの外
周面を覆うように設けられた第1の不織紙層および/ま
たはフェルト層の外周面を覆うように設けられた第2の
不織紙層をさらに備えることができる。
【0011】本発明のオイル塗布ローラにおいて、多孔
質弾性体が、シリコーンゴムスポンジまたはメラミン樹
脂スポンジにより構成されること、第1の不織紙層がポ
リエステル繊維を含むこと、フェルト層がアラミド繊維
を含むこと、第2の不織紙層がアラミド繊維を含むこ
と、および/または多孔質フッ素樹脂層がポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)を含むことが好ましい。ま
た、多孔質フッ素樹脂層は、通常、PTFE等の熱収縮
性多孔質フッ素樹脂管状体の熱収縮により、接着手段を
用いることなく形成される。
【0012】また、本発明のオイル塗布ローラは、正ク
ラウン表面形状を有することができる。
【0013】本発明の第2の側面によれば、第1の定着
部材と、該第1の定着部材との間に未定着トナー画像を
担持するシートを挿通させて該第1の定着部材に該シー
トを押圧することにより該未定着トナー画像を該シート
上に定着させるための加圧ローラからなる第2の定着部
材とを含む画像定着手段、並びに該第1の定着部材に当
接して該第1の定着部材にオフセット防止オイルを塗布
するためのオイル塗布ローラを備える電子写真式画像形
成装置のトナー画像定着ユニットであって、該オイル塗
布ローラが本発明のオイル塗布ローラにより構成される
ことを特徴とするトナー画像定着ユニットが提供され
る。
【0014】本発明のトナー画像定着ユニットにおい
て、第1の定着部材は、通常、定着ローラにより構成さ
れる。
【0015】本発明のトナー画像定着ユニットは、オイ
ル塗布ローラに当接するように設けられたクリーニング
ローラを備えることができる。このクリーニングローラ
はそれ自体が回転駆動されることが好ましい。
【0016】本発明のトナー画像定着ユニットにおい
て、オイル塗布ローラまたはクリーニングローラのいず
れか一方または両方が、正クラウン表面形状を有するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより詳しく説明す
る。全図にわたり、同様の要素には、同じ符号が付され
ている。
【0018】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
オイル塗布ローラの一例を断面で示すものである。
【0019】図1に示す本発明のオイル塗布ローラ10
は、基本的に、円柱または円筒状の芯金(ローラ本体)
11、この芯金11の外周面を実質的に全面的に覆って
設けられた多孔質弾性体からなるオイル保持層12、最
外層としての多孔質フッ素樹脂層16、およびオイル保
持層12と多孔質フッ素樹脂層16との間に設けられた
フェルト層14を備える。オイル保持層12には、オフ
セット防止オイルが含浸されている。図1に示すオイル
塗布ローラは、これら要素に加えて、オイル保持層の外
周面を覆うように設けられた第1の不織紙層13および
フェルト層14の外周面を覆うように設けられた第2の
不織紙層15を備えており、この場合フェルト層14は
いうまでもなく第1の不織紙層13の外周面を覆って形
成されている。しかしながら、第1の不織紙層13およ
び第2の不織紙層15のいずれか一方または両方を省略
することができる。その場合、フェルト層14は、オイ
ル保持層12の外周面を覆って設けられ、最外層として
の多孔質フッ素樹脂層16はフェルト層14の外周面を
覆って設けられる。オイル塗布ローラの両端面には、オ
フセットオイルの横漏れ防止とローラ端部の変形防止の
ためにカラー(フランジ)部材17a、17bを設ける
ことができる。
【0020】本発明において、芯金11は、通常の芯金
と特に異なるものではなく、鉄等の金属で作製すること
ができ、アルミニウムパイプ等の金属パイプで構成する
こともできる。
【0021】芯金11を覆って設けられたオイル保持層
12は、多孔質弾性体からなり、例えばジメチルシリコ
ーンオイルのような通常のシリコーンオイル等のオフセ
ット防止オイルを含浸させている。オイル保持層12を
構成する多孔質弾性体は、通常のシリコーンゴム多孔質
体(スポンジ)(半連続気泡型発泡体もしくは連続気孔
体)またはメラミン樹脂スポンジにより構成することが
できるが、シリコーンゴムスポンジからなることが好ま
しい。かかるシリコーンゴム多孔質体は、20〜70%
の気孔率を有し、自重量の0.3倍〜2倍のオフセット
オイル(特に、シリコーンオイル)を含浸させ得る。こ
こで、この弾性体とは、JISハンドブック19 ゴム
1997の第29頁に定義されているゴム状弾性を有
する弾性体であることを意味する。
【0022】オイル保持層12は、3mm〜10mmの
厚さを有することが好ましい。
【0023】オイル保持層12上に必要に応じて設ける
第1の不織紙層13は、耐熱性を有する合成繊維により
構成されることが好ましい。そのような合成繊維として
は、ポリエステル繊維、特にポリエチレンテレフタレー
ト(PET)繊維を好適に使用することができる。第1
の不織紙層13は、50〜150g/m2 の目付量を有
することが好ましい。また、第1の不織紙層13は、5
0〜150μmの厚さを有することが好ましい。第1の
不織紙層13は、円筒状にオイル保持層12を覆うこと
ができる。
【0024】フェルト層14は、耐熱性を有する合成繊
維により構成されることが好ましい。そのような合成繊
維としては、アラミド繊維(デュポン社から入手し得る
ノーメックスまたは帝人社から入手し得るコーネックス
等)を好適に使用することができる。フェルト層14
は、300〜600g/m2 の目付量を有することが好
ましい。また、フェルト層14は、1.0〜2.5mm
の厚さを有することが好ましい。フェルト層14は、短
冊状のフェルトを、第1の不織紙層13を設けない場合
にはオイル保持層12上に、または第1の不織紙層13
を設けた場合にはその上に、スパイラル状に、間隔を設
けないで密に巻回させて設けることができる。かかるフ
ェルト層14は、オイル吐出量の安定化に寄与する。
【0025】フェルト層14を覆って必要に応じて設け
られる第2の不織紙層15は、耐熱性を有する合成繊維
により構成されることが好ましい。そのような合成繊維
としては、上記アラミド繊維またはアラミド繊維とポリ
エステル繊維との混合物を好適に使用することができ
る。第2の不織紙層15は、10〜30g/m2 の目付
量を有することが好ましい。また、第2の不織紙層15
は、30〜60μmの厚さを有することが好ましい。第
2の不織紙層15は、円筒状にフェルト層14を覆うこ
とができる。
【0026】多孔質フッ素樹脂層16は、熱収縮性多孔
質フッ素樹脂管状体(チューブ)から構成されることが
好ましい。そのようなフッ素樹脂としては、ポリテトラ
フルオロエチレン(PTFE)が特に好適に使用され
る。かかる多孔質フッ素樹脂は、特許第2882767
号掲載公報に記載されているように、最大径が0.1μ
m以下であり、透気度が50〜6000秒/100cc
の範囲内にあり、かつ表面粗さRaが0.5μm未満で
あることが特に好ましく、熱収縮率が30%以上のもの
が好適である。多孔質フッ素樹脂層16は、熱収縮性多
孔質フッ素樹脂チューブを、第2の不織紙層15を設け
ない場合にはフェルト層14の表面上に、第2の不織紙
層15を設けた場合にはその表面上に、被せ、加熱収縮
させることにより形成することができる。多孔質フッ素
樹脂層16は、通常、この熱収縮のみにより、別段のス
ポット接着等の接着手段を用いることなく形成される。
多孔質フッ素樹脂層16は、オイル塗布ローラ10に離
型性を付与し、目詰まりを起こさずに長期にわたってオ
イルを吐出させることを可能とするものである。多孔質
フッ素樹脂層16は、図1に示すように、フランジ部材
17a、17bの表面をも覆うように設けられることが
好ましい。
【0027】さて、以上の構成のオイル塗布ローラ10
において、フェルト層14は、上に述べたように、オイ
ル吐出量の安定化に寄与するものであり、初期の過剰オ
イル吐出量を抑制し、所望量のオイル吐出を長期にわた
って安定に行わせるものである。
【0028】しかしながら、オイル保持層12がシリコ
ーンオイル等のオフセット防止オイルにより膨潤するも
のである場合(例えばシリコーンゴムスポンジにより構
成される場合)、そのオフセット防止オイルの含浸によ
り膨潤し、径方向ばかりでなく長手方向(ローラ軸方
向)にも膨張してしまう結果、フェルト層14を構成す
る互いに隣接する短冊状フェルト同士の間に隙間が生
じ、オイル吐出量の安定性に欠けたり、多孔質フッ素樹
脂層16の表面に凹凸を生じさせその凹部に未定着トナ
ーが蓄積してクリーニング不良が発生したりすることが
わかった。そのような場合に、第1の不織紙13を設け
ると、その第1の不織紙層13は、そのような多孔質弾
性体オイル保持層12の膨潤による短冊状フェルト間の
離間を防止し、隣接する短冊状フェルトの端面同士を隙
間なく密接した状態に保つ作用をなす。フェルト層14
を覆う第2の不織紙層15は、主にローラ表面のより一
層の平滑化に寄与するものである。
【0029】本発明のオイル塗布ローラは、多孔質弾性
体の利点(低荷重下でのニップ形成の容易性)を保持し
つつ、多孔質弾性体からのオイルオフセット防止オイル
を初期オイル吐出量の過多を抑制しつつ長期にわたって
安定に吐出することができる。
【0030】本発明のオイル塗布ローラは、電子写真式
画像形成装置のトナー画像定着ユニットにおけるオイル
塗布ローラとして組み込むことができる。かかるトナー
画像定着ユニットは、基本的に、第1の定着部材と、第
1の定着部材との間に未定着トナー画像を担持するシー
トを挿通させて第1の定着部材に該シートを押圧するこ
とにより未定着トナー画像を該シート上に定着させるた
めの加圧ローラからなる第2の定着部材とを含む画像定
着手段、並びに第1の定着部材に当接して第1の定着部
材にオフセット防止オイルを塗布するためのオイル塗布
ローラを備える。
【0031】図2は、本発明のオイル塗布ローラを組み
込んだトナー画像定着ユニットの概略構成図であり、こ
の定着ユニットは、第1の定着部材として定着ローラを
備える。
【0032】より具体的には、図2に示すトナー画像定
着ユニット20は、第1の定着部材としての定着ローラ
21と、この定着ローラ21に当接するように設けられ
た加圧ローラ(第2の定着部材)22とから構成される
定着手段を備える。定着ローラ21は、シートS上に担
持された未定着ドナー画像のトナーに熱を与えるため
に、その内部にヒータ等の加熱手段211を内蔵してい
る。定着ローラ21、加圧ローラ22は、いずれも、通
常の使用されているものと特に異なるところはない。
【0033】定着ローラ21にオフセット防止オイルを
塗布するために、定着ローラ21に当接してオイル塗布
ローラ23が設けられている。このオイル塗布ローラ2
3は、本発明のオイル塗布ローラにより構成される。
【0034】未定着トナー画像を担持するシート(紙
等)Sは、そのトナー画像が定着ローラ21と接触する
ように、電子写真式画像形成装置の転写ユニット(図示
せず)から搬送され、定着ローラ21と加圧ローラ22
とのニップ部に挿入され、熱および圧力を受け、それに
より未定着トナー画像はシートS上に強固に固着(定
着)される。
【0035】図2に示すトナー画像定着ユニット20
は、オイル塗布ローラ23に当接してクリーニングロー
ラ24を有することができる。このクリーニングローラ
24は、トナー画像と接する定着ローラ21に付着し、
オイル塗布ローラ23に移行した残存未定着トナー粒子
をオイル塗布ローラ23から除去するものであり、芯金
の外周面にフッ素ゴムの層を設けてなる。フッ素ゴム層
の厚さは、通常、5〜20μmである。
【0036】このようなクリーニングローラ24を設け
た場合、オイル塗布ローラ23の最上層もフッ素樹脂か
らなるため、クリーニングローラ24がオイル塗布ロー
ラ23に対してスリップし、オイル塗布ローラの従動回
転に従動して回転しないことがあることがわかった。こ
のクリーニングローラ24の空回転を防止するために
は、クリーニングローラ24自体を駆動させることが好
ましい。このクリーニングローラ24を回転駆動させる
ための機構自体は当該分野でよく知られているので詳し
い説明は省略する。
【0037】さらに、クリーニングローラ24を回転駆
動させる場合には、塗布ローラ23またはクリーニング
ローラ24のいずれか一方または両方が正クラウン表面
形状を有することが好ましい。塗布ローラ23またはク
リーニングローラ24のいずれか一方または両方が正ク
ラウン表面形状を有することにより、オイル塗布ローラ
23の中央部におけるクリーニング不良を生ずることな
くオイル塗布ローラ23をより一層均一にクリーニング
することができる。ここで、正クラウン表面形状とは、
ローラの外径が、軸方向において、その両端部から中央
または中央領域に向って、段階的ではなく、ほぼ直線状
に漸増するローラ外形状を指す。これに対し、ストレー
ト表面形状とは軸方向に沿ったローラ外形状が実質的に
同一であるローラ外形状を指す。本明細書の記述におい
て、ローラ外形状について特段の指摘がない場合は、そ
のローラはストレート表面形状を有するものと理解され
るべきである。
【0038】図3は、正クラウン表面形状を有する本発
明のオイル塗布ローラの外形を示す。図3において、a
は、いわゆるクラウン値であり、bは、平坦な中央面の
軸方向の長さを示す。aは、上方傾斜面の起点から当該
上方傾斜面が中央面までの垂直方向の距離を表す。クラ
ウン値aは、0.05mm〜0.5mmであることが好
ましく、長さbは、実質的に0である場合も含まれる
が、50mm〜150mmであることが好ましい。
【0039】図3に示すような正クラウン表面形状を有
するオイル塗布ローラを作製するためには、図1を参照
すると、オイル供給層12に正クラウン表面形状を研磨
により付与し、その上に第1の不織紙層13、フェルト
層14と第2の不織紙層15を設けてゆく方法、オイル
供給層12上に第1の不織紙層13を正クラウン表面形
状を有するように設け、その上にフェルト層14と第2
の不織紙層15を設けてゆく方法、さらには厚さの異な
る短冊状フェルトを用いて第1の不織紙13を巻回して
正クラウン表面形状を得、その上に第2の不織紙層15
を設ける方法(いずれの場合にも、最終的にローラ表面
を熱収縮性多孔質樹脂チューブ16で収縮被覆すること
はいうまでもない)が考えられる。しかしながら、最も
簡便で安定して正クラウン表面形状を得る方法は、図4
(a)に示すような形状(二等辺台形部Xとその下底と
その長辺を共通にした長方形部Yからなる六角形状、以
下所定の六角形状という)に第2の不織紙をカットし、
これを図4(b)に示すようにフェルト層14上に巻回
する方法である。所定の六角形状の台形部Xの高さAを
変えることによりクラウン値aを変えることができ、台
形部Xの上底の長さBを変えることにより平坦面の軸方
向の長さbを変えることができる。
【0040】クリーニングローラに正クラウン表面形状
を付す場合には、芯金自体に研磨等により正クラウン表
面形状を付与し、その上をフッ素ゴム層で被覆すればよ
い。なお、第2の不織紙の展開形状は、上記所定の六角
形状が好ましいが、これに限らず、台形状、二等辺三角
形状、二等辺三角形部とその底辺を共通にした長方形部
からなる五角形状であり得る。
【0041】以上、図2に関して第1の定着部材が定着
ローラからなる定着ユニットを説明したが、本発明のト
ナー画像定着ユニットにおける第1の定着部材は、互い
に離間して配置された加熱ローラと定着ローラとの間に
エンドレスに掛け渡された定着ベルトにより構成するこ
ともできる。その場合、定着ローラには加熱手段は不要
であり、その定着ローラと当接するように第2の定着部
材としての加圧ローラが設けられる。
【0042】
【実施例】以下本発明を実施例により説明するが、本発
明はそれらに限定されるものではない。
【0043】実施例および比較例 <オイル塗布ローラの作製> 実施例1 図1に示す構成のオイル塗布ローラを以下のようにして
作製した。
【0044】外径8mm、長さ342mmのステンレス
鋼製芯金11をシリコーン多孔質弾性体(オイル供給
層)12(厚さ5mm)で被覆した。このオイル供給層
12上にPET繊維不織紙(厚さ100μm、目付量9
0g/m2 )を円筒状に巻いて第1の不織紙層13を形
成し、その上に2デニールのノーメックス繊維からなる
短冊状フェルト(厚さ1.5mm、目付量450g/m
2 )をスパイラル状に巻きつけた。得られたフェルト層
14上にコーネックス繊維50%と未延伸ポリエステル
繊維50%からなる不織紙(厚さ40μm、目付量18
g/m2 )を円筒状に巻いて第2の不織紙層15を形成
した。この不織紙層15上に厚さ約100μmの熱収縮
性多孔質PTFEチューブ16を被せ、加熱収縮させた
後、ジメチルシリコーン油(粘度100CS)を含浸さ
せて所望のオイル塗布ローラ本体を得た。
【0045】比較例1 第1の不織紙層13とフェルト層14を設けなかった以
外は実施例1と全く同様にしてオイル塗布ローラを作製
した。
【0046】<オイル塗布試験I>実施例1および比較
例1で作製したオイル塗布ローラをそれぞれ東芝テック
製複写機FANTASIA22の定着ユニットにおける
オイル塗布ローラとして組み込んだ。
【0047】I.オイル塗布(吐出)量の測定 上記複写機に連続通紙したときのオイル塗布量(A4紙
当りのオイル塗布量)をオイル塗布ローラの通紙前後の
重量を電子天秤で測定することによって算出した。その
結果を図5に示す。図5において、線aは実施例1のオ
イル塗布ローラについての結果を示し、線bは比較例1
のオイル塗布ローラについての結果を示す。図5に示す
結果から、実施例1のオイル塗布ローラは通紙枚数10
00枚から6000枚までほぼ一定のオイル吐出量を示
すが、フェルト層を設けない比較例1のオイル塗布ロー
ラは、初期のオイル吐出量が過剰であり、オイル吐出量
の経時変化も大きいことがわかる。
【0048】II.オイル塗布ローラの外径変化の測定 上記複写機に連続通紙したときのオイル塗布ローラの外
径変化を各ローラについて5点測定した。各オイル塗布
ローラの両端部を測定点1および5とし、中央を測定点
3とし、測定点1と測定点3との中間を測定点2とし、
測定点3と測定点5との中間を測定点4とした。実施例
1のオイル塗布ローラについての結果を図6に示し、比
較例1のオイル塗布ローラについての結果を図7に示
す。図6において、線aはオイル塗布試験前の外径を示
し、曲線bは1000枚通紙の値の外径を示し、線cは
4000枚通紙後の外径を示す。図7において、線aは
オイル塗布試験前の外径を示し、線bは1000枚通紙
後の外径を示す。図7に示すように、フェルト層を設け
ていない比較例1のオイル塗布ローラは、1000枚通
紙後でもスポンジ層の形状変化の影響でその外径が大き
く変化していることがわかる。これに対し、図6に示す
ように、フェルト層を備えた実施例1のオイル塗布ロー
ラは、通紙前後にわたって外径変化がほとんどなく安定
している。
【0049】実施例2 実施例1と同じ仕様で本発明のオイル塗布ローラを作製
した。このオイル塗布ローラを用いて、上記と全く同様
にしてその外径の変化を測定した。結果を図8に示す。
図8において、線aは通紙前の外径を示し、線bは10
00枚通紙後の外径を示し、線cは4万枚通紙後の外径
を示す。この結果から、本発明のオイル塗布ローラは、
4万枚通紙後でもその外径が実質的に変化しないことが
わかる。
【0050】実施例3〜5 実施例3および4では、図3に示す正クラウン表面形状
を有する本発明のオイル塗布ローラを作製した。実施例
3のオイル塗布ローラは、クラウン値aが0.05mm
で、長さbが90mmであり、実施例4のオイル塗布ロ
ーラは、クラウン値aが0.15mmで、長さbが90
mmであった。いずれも第2の不織紙15として所定の
六角形状の不織紙を用いたこと以外の作製手法は実施例
1に準じ、シリコーン多孔質弾性体12の硬度を変え、
製品硬度(最終オイル塗布ローラの表面アスカー硬度)
が45度未満、45度、60度、65度、80度となる
オイル塗布ローラを作製した。また、実施例5として、
図2に示す定着ユニットのクリーニングローラとして、
芯金を研磨することにより25μmのクラウン値(長さ
bは0mm)を有する正クラウン表面形状を有するクリ
ーニングローラを作製した。なお、実施例1のオイル塗
布ローラについてもシリコーン多孔質弾性体12の硬度
を変えて、上記と同様の製品硬度を有するオイル塗布ロ
ーラとした。
【0051】これらオイル塗布ローラとクリーニングロ
ーラとの組み合わせを表1〜表3に示すように変え、上
記条件の下で通紙し、クリーニング性能を調べた。クリ
ーニング性能は、クリーニングローラ表面にトナー粒子
が付着していないかどうかを目視により調べ以下の基準
で評価した。
【0052】 ○…トナー粒子の付着なし; △…トナー粒子の付着ややあり; ×…トナー粒子の付着顕著にあり。
【0053】結果を表1〜表3に併記する。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】
【0057】表1ないし表3に示す結果からわかるよう
に、クリーニングローラとオイル塗布ローラのいずれか
一方または両方に正クラウン表面形状を付与することに
より、良好なクリーニング性能をもたらすことができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、初
期オイル吐出量の過多を抑制し、長期にわたって安定し
たオイル吐出量を達成し得るオイル塗布ローラおよびか
かるオイル塗布ローラを備えたトナー画像定着ユニット
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るオイル塗布ローラ
の概略断面図。
【図2】トナー画像定着ユニットの基本構成の一例を示
す図。
【図3】本発明の他の実施の形態に係るオイル塗布ロー
ラの概略断面図。
【図4】図3に示すオイル塗布ローラの作製方法を説明
するための図。
【図5】本発明のオイル塗布ローラのオイル吐出量の経
時変化を比較例のオイル塗布ローラのオイル吐出量の経
時変化とともに示すグラフ。
【図6】本発明のオイル塗布ローラの外径の経時変化を
示すグラフ。
【図7】比較例のオイル塗布ローラの外径の経時変化を
示すグラフ。
【図8】本発明の他のオイル塗布ローラの外径の経時変
化を示すグラフ。
【符号の説明】
10,23,30…オイル塗布ローラ 11…芯金 12…オイル保持 13…第1の不織紙層 14…フェルト層 15…第2の不織紙層 16…多孔質フッ素樹脂層 21…定着ローラ 22…加圧ローラ 24…クリーニングローラ 211…加熱手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸田 直樹 埼玉県吉川市大字上内川903番1号 とき わ工業株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA09 AA23 BA43 BA46 3J103 AA02 AA04 AA15 FA12 FA30 GA02 GA52 GA64 GA66 GA73 HA18 HA19 HA41 HA43 HA45 HA53

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真式画像形成装置のトナー画像定
    着ユニットにおいてトナー画像と接触する定着部材にオ
    フセット防止オイルを塗布するためのオイル塗布ローラ
    であって、 芯金と、この芯金の外周面を覆うように設けられた、オ
    フセット防止オイルを含浸させた多孔質弾性体を含むオ
    イル保持層、最外層を構成する多孔質フッ素樹脂層、お
    よび該オイル保持層と該多孔質フッ素樹脂層との間に設
    けられたフェルト層を備えたことを特徴とするオイル塗
    布ローラ。
  2. 【請求項2】 オイル保持層の外周面を覆うように設け
    られた第1の不織紙層をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のオイル塗布ローラ。
  3. 【請求項3】 フェルト層の外周面を覆うように設けら
    れた第2の不織紙層をさらに備えたことを特徴とする請
    求項1または2に記載のオイル塗布ローラ。
  4. 【請求項4】 多孔質弾性体が、シリコーンゴムスポン
    ジまたはメラミン樹脂スポンジにより構成されることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のオ
    イル塗布ローラ。
  5. 【請求項5】 フェルト層が、アラミド繊維を含むこと
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    オイル塗布ローラ。
  6. 【請求項6】 多孔質フッ素樹脂層が、熱収縮性多孔質
    フッ素樹脂管状体の熱収縮により、接着手段を用いるこ
    となく形成されていることを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれか1項に記載のオイル塗布ローラ。
  7. 【請求項7】 多孔質フッ素樹脂層が、ポリテトラフル
    オロエチレンを含むことを特徴とする請求項1ないし6
    のいずれか1項に記載のオイル塗布ローラ。
  8. 【請求項8】 第1の不織紙層が、ポリエステル繊維を
    含むことを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項
    に記載のオイル塗布ローラ。
  9. 【請求項9】 第2の不織紙層が、アラミド繊維を含む
    ことを特徴とする請求項3ないし8のいずれか1項に記
    載のオイル塗布ローラ。
  10. 【請求項10】 正クラウン表面形状を有する請求項1
    ないし9のいずれか1項に記載のオイル塗布ローラ。
  11. 【請求項11】 第1の定着部材と、該第1の定着部材
    との間に未定着トナー画像を担持するシートを挿通させ
    て該第1の定着部材に該シートを押圧することにより該
    未定着トナー画像を該シート上に定着させるための加圧
    ローラからなる第2の定着部材とを含む画像定着手段、
    並びに該第1の定着部材に当接して該第1の定着部材に
    オフセット防止オイルを塗布するためのオイル塗布ロー
    ラを備える電子写真式画像形成装置のトナー画像定着ユ
    ニットであって、該オイル塗布ローラが請求項1ないし
    9のいずれか1項に記載のオイル塗布ローラにより構成
    されることを特徴とするトナー画像定着ユニット。
  12. 【請求項12】 第1の定着部材が、定着ローラにより
    構成されることを特徴とする請求項11に記載のトナー
    画像定着ユニット。
  13. 【請求項13】 該オイル塗布ローラに当接するように
    設けられたクリーニングローラを備えることを特徴とす
    る請求項12に記載のトナー画像定着ユニット。
  14. 【請求項14】 クリーニングローラが回転駆動される
    ことを特徴とする請求項13に記載のトナー画像定着ユ
    ニット。
  15. 【請求項15】 オイル塗布ローラが、正クラウン表面
    形状を有することを特徴とする請求項14に記載のトナ
    ー画像定着ユニット。
  16. 【請求項16】 クリーニングローラが、正クラウン表
    面形状を有することを特徴とする請求項14または15
    に記載のトナー画像定着ユニット。
JP2000138545A 2000-05-11 2000-05-11 画像形成装置に使用されるオイル塗布ローラおよびそれを用いた画像定着ユニット Expired - Fee Related JP4440428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000138545A JP4440428B2 (ja) 2000-05-11 2000-05-11 画像形成装置に使用されるオイル塗布ローラおよびそれを用いた画像定着ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000138545A JP4440428B2 (ja) 2000-05-11 2000-05-11 画像形成装置に使用されるオイル塗布ローラおよびそれを用いた画像定着ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001318553A true JP2001318553A (ja) 2001-11-16
JP4440428B2 JP4440428B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=18646136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000138545A Expired - Fee Related JP4440428B2 (ja) 2000-05-11 2000-05-11 画像形成装置に使用されるオイル塗布ローラおよびそれを用いた画像定着ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4440428B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007004150A (ja) * 2005-05-27 2007-01-11 Ricoh Printing Systems Ltd 電子写真装置の定着器
JP2007334246A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
CN109158269A (zh) * 2018-10-31 2019-01-08 东莞长盈精密技术有限公司 涂油装置及涂油方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310274A (ja) * 1989-06-08 1991-01-17 Canon Inc 定着装置
JPH0863028A (ja) * 1994-08-24 1996-03-08 Fujitsu Ltd 定着装置
JPH11305611A (ja) * 1998-04-21 1999-11-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11327345A (ja) * 1998-05-14 1999-11-26 Japan Gore Tex Inc 定着装置及び離型剤塗布機構
JP2000098785A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Nitto Kogyo Co Ltd オイル塗布ローラ及びこれの製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310274A (ja) * 1989-06-08 1991-01-17 Canon Inc 定着装置
JPH0863028A (ja) * 1994-08-24 1996-03-08 Fujitsu Ltd 定着装置
JPH11305611A (ja) * 1998-04-21 1999-11-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11327345A (ja) * 1998-05-14 1999-11-26 Japan Gore Tex Inc 定着装置及び離型剤塗布機構
JP2000098785A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Nitto Kogyo Co Ltd オイル塗布ローラ及びこれの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007004150A (ja) * 2005-05-27 2007-01-11 Ricoh Printing Systems Ltd 電子写真装置の定着器
JP2007334246A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
CN109158269A (zh) * 2018-10-31 2019-01-08 东莞长盈精密技术有限公司 涂油装置及涂油方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4440428B2 (ja) 2010-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3282494B2 (ja) 画像定着装置
JP2882767B2 (ja) 電子写真定着用オイル塗布ロール及びその製造法
US8326200B2 (en) Fixing device, image forming apparatus and method of controlling fixing device
JPS6337369A (ja) オイル塗布クリ−ニングロ−ラ
EP0291081B1 (en) Elastic roller for fixing and method of producing the same
US7392010B2 (en) Image forming apparatus with preheating mode operating before image formation
JP2001017898A (ja) オイル塗布装置
JP4440428B2 (ja) 画像形成装置に使用されるオイル塗布ローラおよびそれを用いた画像定着ユニット
EP1111477B1 (en) Toner fixing apparatus with a heat roller pressed by first and second pressing rollers
JP3516830B2 (ja) 定着装置
JP4106170B2 (ja) 画像形成装置に使用されるオイル塗布ローラ
JPS63172186A (ja) 離型剤塗布ロ−ラ
JP2005301043A (ja) 無端状定着ベルト及び定着装置
JP2606743B2 (ja) クリーニングシート
JPS5952269A (ja) 定着装置
JP4180150B2 (ja) 定着ロール用クリーニングシート、定着ロール用クリーニング材、及び定着ロール用クリーニング装置
JPH0764419A (ja) 定着装置
JP2005234001A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP3514028B2 (ja) 電子写真複写機用ロール
JP4505248B2 (ja) オイル塗布ローラ
JP3987345B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4410360B2 (ja) オイル付着物用オイル除去シート、オイル付着物用オイル除去材及びオイル付着物用オイル除去装置
JP2005300986A (ja) 定着装置
JPH0876625A (ja) シリコーン及びバイトンの定着ローラ
JPS6319688A (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070329

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees