JP2001317679A - 樹脂製管継手 - Google Patents

樹脂製管継手

Info

Publication number
JP2001317679A
JP2001317679A JP2000133666A JP2000133666A JP2001317679A JP 2001317679 A JP2001317679 A JP 2001317679A JP 2000133666 A JP2000133666 A JP 2000133666A JP 2000133666 A JP2000133666 A JP 2000133666A JP 2001317679 A JP2001317679 A JP 2001317679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
tightening
joint
joint body
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000133666A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Tamaoki
登 玉置
Hideo Shibahara
秀夫 柴原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Kasei Co Ltd
Original Assignee
Toho Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho Kasei Co Ltd filed Critical Toho Kasei Co Ltd
Priority to JP2000133666A priority Critical patent/JP2001317679A/ja
Publication of JP2001317679A publication Critical patent/JP2001317679A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いシール性が確保され、管締付用部材の螺
合をスムーズに行うことができ、増し締めを必要とする
ことなく、チューブ抜け及び液漏れを防止できる樹脂製
管継手を提供する。 【解決手段】 環状部材12の貫通孔の端部に形成され
た面取り部12aがフレア部11aに圧接し、フレア部
11aが継手本体11の傾斜部11aに圧接し、延出部
12bは、開口部13bと管10の外周との間の間隙に
挿通されており、フレア部11aの肉厚は、管10の直
線部の肉厚より大きく、管10と管締付用部材13とが
直接当接した部分がない。このことにより、締め付け力
を、フレア部11aに集中でき、かつフレア部11aの
肉厚寸法を大きくしているので、極めて高い引抜け強度
が得られ、管締付用部材13の締め付けを完了すれば、
管締付用部材13の増し締めは不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管のフレア部分と
継手本体とがシールされている樹脂製管継手に関し、例
えば、超純水、高純度薬液等を搬送する半導体製造周辺
設備の樹脂製管継手、化学工業の配管用の樹脂製管継手
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂製管継手の一例として、図6
に実開平4−132290号公報に提案されているフッ
素樹脂製の管継手の断面図を示している。本図に示した
樹脂製管継手は、チューブ1の端部の内側にインナリン
グ2が圧入されている。チューブ1端部の外側とインナ
リング2の端部とには、継手本体3の内側が嵌合してい
る。継手本体3に袋ナット4を螺合することにより、継
手本体3にインナリング2が圧接された1次シール部5
と、継手本体3の受け口部にインナリング2及びチュー
ブ1端部の外側が圧接された2次シール部6とが形成さ
れている。
【0003】また、別の従来例として、図7に特公平7
−103949号公報に提案されているフッ素樹脂製の
管継手の断面図を示している。本図に示した樹脂製管継
手は、継手本体8とチューブ7の端部に予め形成された
大口径部7aとが嵌合している。
【0004】袋ナット9に形成されためねじ9aと、継
手本体8に形成されたおねじ8cとにより継手本体8に
袋ナット9が螺合されている。この継手本体8と袋ナッ
ト9との螺合により、チューブ7は継手本体8の傾斜部
8bに圧接されて、シール部が形成されている。
【0005】また、チューブ7の内面には円周方向に凹
部7bが、継手本体8の外側には円周方向に凸部8aが
形成されている。この凹部7bと凸部8aとが嵌合する
ことにより、チューブ7は継手本体8に係止され、チュ
ーブ7の継手本体8からの抜けを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような樹脂製管継手には、以下のような問題があった。
実開平4−132290号公報に提案されている樹脂製
管継手では、袋ナット4を継手本体3に螺合することに
よる圧接力は、1次シール部5、2次シール部6、及び
袋ナット4のエッジ部4aの広範囲に分散されて加わる
ことになる。
【0007】このため、継手本体3の受け口部及びイン
ナリング2との接触面積の大きい2次シール部6では、
チューブ1に十分な圧接力が得られない場合があった。
特に、高温薬液を循環させる場合には、チューブ1の肉
厚が薄くなり、例えば袋ナット4のエッジ部4aにおい
ては、袋ナット4とインナリング2との間にクリアラン
スが発生し、チューブ1の圧接力は一段と低下し、流体
が漏れたり、チューブが抜ける場合があった。
【0008】このような流体の漏れやチューブ抜けを防
止するためには、高温薬液の循環停止時において温度が
低下した状態で、袋ナット4の増し締めを行ない前記の
ようなクリアランスを埋める作業が別途必要であった。
しかしこのような方法によれば、増し締めを忘れてしま
えば、高温薬液の循環が再開すると結局、流体漏れや、
チューブ抜けが発生するので、万全なものではなかっ
た。
【0009】また、特公平7−103949号公報に提
案されている樹脂製管継手では、袋ナット9の螺合時
に、袋ナット9を継手本体8に対して真っ直ぐに案内さ
せるためのカイド構造を有していない。このため、袋ナ
ット9の装着時に袋ナット9が左右に揺れてしまい、袋
ナット9に形成されためねじ9aと継手本体8に形成さ
れたおねじ8cとの噛合いが不完全なまま、螺合する場
合がある。最悪の場合は、ねじ山が破損されたまま強制
的に螺合され、薬液循環時の液漏れの原因となる。
【0010】また、前記のような従来の樹脂製管継手で
は、袋ナットの継手本体への締付けを最終的にどこまで
行うかは、トルクレンチを使ったり、袋ナットの回転数
で判断する必要があり、必ずしも容易なものではではな
かった。
【0011】本発明は、前記のような従来の問題を解決
するためのものであり、高いシール性が確保され、袋ナ
ットの螺合をスムーズに行うことができ、増し締めを必
要とすることなく、チューブ抜け及び液漏れを防止でき
る樹脂製管継手を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の第1番目の樹脂製管継手は、継手本体の貫
通孔に装入された管が、継手本体に固定されている樹脂
製管継手であって、管の端部にはテーパ状のフレア部が
形成され、継手本体の貫通孔は拡径部と、拡径部より径
の小さい縮径部とを有し、拡径部と縮径部との段差部に
は管のフレア部と当接可能な傾斜部が形成され、管はフ
レア部が傾斜部に当接するように拡径部内に装入され、
拡径部の内周面には環状部材が挿着され、かつ管が環状
部材の貫通孔を挿通することにより、環状部材は前記管
の外側に配置されており、管締付用部材の内周面のねじ
部と継手本体の外周部のねじ部とが螺合することによ
り、管締付用部材が環状部材を押圧し、環状部材の貫通
孔の端部に形成されたテーパ状の面取り部が管のフレア
部に圧接し、かつ管のフレア部が継手本体の傾斜部に圧
接し、環状部材の面取り部と反対側に、環状部材と一体
の延出部が形成され、延出部は管締付用部材の開口部と
前記管の外周との間の間隙に挿通されており、管のフレ
ア部の肉厚は、管の直線部の肉厚より大きく、かつ管と
管締付用部材とが直接当接した部分がなく管締付用部材
による締め付け後の増し締めを必要としないことを特徴
とする。
【0013】前記のような樹脂製管継手によれば、管締
付用部材と継手本体との螺合による締め付け力を、管の
フレア部に集中させることができるので、管と継手本体
との間には、高いシール性が得られる。また、環状部材
に延出部が形成されていることにより、管締付用部材の
締め付けの際には、管締付用部材の左右の揺れを抑える
ことができ、スムーズな螺合が可能で、螺合によるねじ
山の破損を防止できる。さらに、管締付用部材と管の外
周面とが直接当接した部分がないので、引張力が加わっ
た場合、管の直線部分には、引張応力がほぼ均等に加わ
り、応力の集中部分がなく、かつ引抜け強度を左右する
フレア部の肉厚寸法を大きくしているので、極めて高い
引抜け強度が得られることになる。また、管の締め付け
強度は、管の塑性変形には何ら影響されず、いったん管
締付用部材の締め付けを完了すれば、管締付用部材を別
途増し締めするといった作業は不要となる。
【0014】前記樹脂製管継手においては、前記管のフ
レア部の肉厚は、前記管の直線部の肉厚の1.5〜3倍
の範囲であることが好ましい。前記のような樹脂製管継
手によれば、十分な引抜け強度を確保しつつ、熱溶融等
による成形も容易である。
【0015】また、前記管のフレア部の近傍において、
継手本体の縮径部の内径は、管の内径より小さく、縮径
部の端部に傾斜面が形成されていることが好ましい。前
記のような樹脂製管継手によれば、管と継手本体との接
合部において液体が滞留しにくくなるので、不純物の蓄
積や再流出を防止できる。
【0016】また、前記延出部の端面と、前記管締付用
部材の前記延出部側の端面とが、ほぼ同一面上にあるこ
とが好ましい。前記のような樹脂製管継手によれば、延
出部の端面と、管締付用部材の延出部側の端面との位置
関係を、管締付用部材の締め付けの目安として利用する
ことができる。
【0017】また、前記継手本体のねじ部と、前記管締
付用部材のねじ部とが螺合する前の状態において、前記
延出部の外周部の少なくとも一部が管締付用部材の開口
部の内周部に挿入可能であることが好ましい。前記のよ
うな樹脂製管継手によれば、環状部材は、継手本体への
締め付け開始直後から締め付け完了までの間、延出部に
案内されて移動することになるので、管締付用部材の継
手本体への締め付けが容易になる。
【0018】また、前記管のフレア部の端部にフランジ
部が形成されていることが好ましい。前記のような樹脂
製管継手によれば、管の継手本体からの引き抜け防止効
果をさらに高めることができる。
【0019】また、前記延出部は環状形状で、外径が前
記環状部材の外径より小さいことが好ましい。前記のよ
うな樹脂製管継手によれば、簡単な構造で延出部を形成
できる。
【0020】また、前記管が樹脂製で、前記フレア部は
前記管の端部を熱溶融させて形成していることが好まし
い。前記のような樹脂製管継手によれば、単に熱変形さ
せて形成した場合や、強制的に変形させて形成した場合
と比べて、圧接部分である管のフレア部の寸法変動が小
さくなり、管の継手本体からの引き抜けに対して、十分
な強度を確保できる。
【0021】次に、本発明の第2番目の樹脂製管継手
は、継手本体の貫通孔に装入された管が、継手本体に固
定されている樹脂製管継手であって、継手本体の内周面
側に管を継手本体に圧接する内側環状部材が挿着され、
片側の端部を継手本体の立上り面に当接させた外側環状
部材が挿着され、管締付用部材の内周面のねじ部と継手
本体の外周部のねじ部とが螺合することにより、管締付
用部材は、端部が外側環状部材のうち継手本体の立上り
面と反対側の端部と当接し、かつ内側環状部材を圧縮し
ており、内側環状部材の圧縮が開始する際の外側環状部
材の継手本体の立上り面と反対側の端部と、これと対向
する管締付用部材の端部との間の隙間の寸法は、内側環
状部材の圧縮寸法に略等しいことを特徴とする。
【0022】前記のような樹脂製管継手によれば、力の
印加量の切り替わり点が分かり易く、かつ外側環状部材
と継手本体との端面同士の当接を締付け完了の目安とす
ることができる。
【0023】前記第2番目の樹脂製管継手においては、
前記外側環状部材は、継手本体に形成された突起部を介
して継手本体に挿着されていることが好ましい。前記の
ような樹脂製管継手によれば、外側環状部材の内周面全
体を継手本体と嵌合させる場合と比べ、外側環状部材の
挿通が容易になる。
【0024】また、前記内側環状部材と一体の延出部が
形成され、延出部は管締付用部材の開口部と管の外周と
の間の間隙に挿通されており、内側環状部材の圧縮が開
始する際において、延出部の端面と管締付用部材の延出
部側の端面とが、ほぼ同一面上にあることが好ましい。
前記のように延出部を有した樹脂製管継手によれば、延
出部の端面と、管締付用部材の延出部側の端面との位置
関係を、管締付用部材の締め付けの目安として利用する
ことができるまた、前記管と管締付用部材とが直接当接
した部分がなく、管締付用部材による締め付け後の増し
締めを必要としないことが好ましい。前記のような樹脂
製管継手によれば、管締付用部材と管とが直接当接した
部分がないので、引張力が加わった場合、管には引張応
力がほぼ均等に加わり、応力の集中部分がなく、引抜け
強度の低下を抑えることができる。
【0025】次に、本発明の第3番目の樹脂製管継手
は、継手本体の貫通孔に装入された管が、継手本体に固
定されている樹脂製管継手であって、管は環状部材を介
して管締付用部材により継手本体に締め付けられてお
り、管と管締付用部材とが直接当接した部分がなく、管
締付用部材による締め付け後の増し締めを必要としない
ことを特徴とする。
【0026】前記のような樹脂製管継手によれば、管締
付用部材と管とが直接当接した部分がないので、引張力
が加わった場合、管には引張応力がほぼ均等に加わり、
応力の集中部分がなく、引抜け強度の低下を抑えること
ができ、いったん管締付用部材の締め付けを完了すれ
ば、管締付用部材を別途増し締めするといった作業は不
要となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0028】(実施の形態1)図1に、本発明の実施形
態1に係る樹脂製管継手の断面図を示している。図1
は、管10の端部を継手本体11に固定した状態を示し
ている。管10の端部には、テーパ状のフレア部10a
が形成され、フレア部10aにはフランジ部10bが形
成されている。継手本体11には貫通孔14が形成さ
れ、貫通孔14は拡径部14aと、拡径部14aより径
の小さい縮径部14bとを有している。拡径部14aと
縮径部14bとの段差部には傾斜部11aが形成されて
いる。
【0029】管10の各部の寸法は、例えば管の外径2
5.4mm(寸法A)、管の肉厚1.6mm、フランジ部の
外形32mm(寸法B)、フランジ部の肉厚2.0mm(寸
法C)、フレア部の長さ5.0mm(寸法D)、フレア部
の傾斜角度30°(角度E)とすることができる。
【0030】管10の外側には、環状部材12が挿着さ
れている。この挿着は環状部材12の貫通孔12eに管
10を挿通させることにより行われている。環状部材1
2の貫通孔12eの端部には、テーパ状の面取り部12
aが形成されている。また、面取り部12aと反対側に
は、環状の延出部12bが形成されている。延出部12
bの外径は、環状部材12の外径より小さいので、環状
部材12本体と延出部12bとの境界部には、平面部1
2cが形成されている。
【0031】継手本体11には、管締付用部材13が固
定されている。管締付用部材13には、例えば袋ナット
が用いられる。継手本体11にはおねじ11bが、管締
付用部材13にはめねじ13aが形成されているので、
管締付用部材13は、継手本体11に螺合することがで
きる。
【0032】管締付用部材13を、継手本体11に締め
付けて螺合することにより、管締付用部材13は、矢印
a方向に移動することになる。管締付用部材13と環状
部材12とは、平面部12cで、当接可能であるので、
管締付用部材13の矢印a方向への移動に伴い、環状部
材12も矢印a方向に移動する。
【0033】管締付用部材13に所定のトルクを加える
ことにより、管締付用部材13は環状部材12を押圧
し、環状部材12の面取り部12aが管10のフレア部
10aに圧接し、管10のフレア部10aが継手本体1
1内部の傾斜部11aに圧接する。また、管10、継手
本体11、環状部材12及び管締付用部材13の各材料
は、耐薬品性、及び耐熱性を確保するために、例えばフ
ッ素樹脂を用いる。
【0034】以下、図2を用いて管締付用部材13と継
手本体11との螺合、管10の継手本体11への圧接に
ついてより具体的に説明する。図2は、管締付用部材1
3のねじと継手本体11のねじとの螺合が開始する際の
状態の一例を示している。本図に示したように、この状
態においては、延出部12bの先端側の一部が、管締付
用部材13の開口部13bにすでに挿入されている。し
たがって、管締付用部材13は、継手本体11への締め
付け開始直後から締め付け完了までの間、延出部12b
に案内されて矢印a方向に移動することになる。
【0035】すなわち、管締付用部材13のめねじ13
aが、継手本体11のおねじ11bに螺合する前の状態
において、延出部12bの先端側の一部が、管締付用部
材13の開口部13bに挿入されている状態となるよう
に、継手本体11、管締付用部材13、及び環状部材1
2の各部の寸法を設定しておけば、管締付用部材13の
継手本体11への締め付けが容易になる。
【0036】図2に示した例では、管10のフレア部1
0aが継手本体11内部の傾斜部11aに当接し、環状
部材12の面取り部12aが管10のフレア部10aに
当接した状態において、環状部材12の継手本体11か
らの出代寸法Gが、管締付用部材13の先端面から開口
部13bまでの距離Hより大きくしておけばよい。
【0037】また、環状部材12の外周面と、継手本体
11の内周面との間の隙間は、0.1mm程度以下であ
るので、環状部材12の左右方向(径方向)へのがたつ
きは、ほとんどない。このため、管締付用部材13を継
手本体11に締め付ければ、ごく自然に延出部12b
は、管締付用部材13の開口部13bに挿入される。
【0038】図2に示した状態から、管締付用部材13
の締め付けを進めると、管締付用部材13は、矢印a方
向に移動し、開口部13aに延出部12bがより入り込
んでくることになる。このため、管締付用部材13は、
延出部12bによって、案内されながら移動することに
なる。
【0039】ここで、延出部12bの外周面と開口部1
3bの内周面との隙間は、0.1〜0.2mm程度の範囲
である。したがって、管締付用部材13の締め付けの際
には、管締付用部材13の左右方向の揺れを防止でき、
スムーズな螺合が可能で、管締付用部材13に形成され
ためねじ13aと継手本体11形成されたおねじ11b
とがほぼ完全な状態で噛み合うことができ、螺合による
ねじ山の破損を防止できる。
【0040】また、管締付用部材13の矢印a方向の移
動が進行すれば、管締付用部材13は環状部材12の平
面部12cに当接し、環状部材12も矢印a方向に移動
することになる。この移動がさらに進行すれば、環状部
材12の端部の内周側に形成された面取り部12aが、
管10のフレア部10aに当接し、管10も矢印a方向
に移動することになる。
【0041】管10の矢印a方向の移動が進行すれば、
管10のフレア部10aは、継手本体11形成された傾
斜部11aに当接する。この状態では、図1に示したよ
うに、管締付用部材13の端面13cと環状部材12の
延出部12bの端面12dとが、ほぼ同一面上にある。
【0042】この位置関係を、管締付用部材13の締め
付けの目安として利用することができる。すなわち、手
で直接管締付用部材13を締め付けるのは、延出部12
bの端面12dが、管締付用部材13の端面13c付近
に現われるまでとし、その後は、工具を用いて所定のト
ルクが得られるまで締め付ける。このような締付方法に
よれば、手による締め付け、及び工具による締め付けを
どこまで行えばよいのかが容易に判断できるので、効率
良く締め付け作業を行うことができる。
【0043】所定のトルクで、管締付用部材13を締め
付けることにより、フレア部10aは傾斜部11aに圧
接される。この圧接は、傾斜部11a部のみで行われる
ので、管締付用部材13の締め付け力は、傾斜部11a
とフレア部10aとの圧接部に集中し、この圧接部では
高いシール性が得られる。
【0044】本実施形態では、図1に示したように、管
10の外周に環状部材12が挿通しており、管締付用部
材13の開口部13bには、延出部12bが挿入されて
いるので、管締付用部材13と管10の外周面とが直接
当接した部分がない。このため、矢印c方向に引張力が
加わった場合、管10の直線部分には、引張応力がほぼ
均等に加わり、応力の集中部分がない。また、前記のよ
うに管10は、フレア部10aに締付け力を集中させ
て、継手本体11に固定されているため、引張りに対し
ても十分な強度が確保されている。
【0045】このため、本実施形態では、例えば管10
内に高温液体を流動させ、管10が線膨張する場合に、
図6に示したようなエッジ部4aにおいて、ナット4と
チューブ1とが当接した部分を有する従来例と比べて、
管10の塑性変形は起こりにくく、管10の引抜け強度
も強くなる。管10に内圧が加圧され、管10が伸びる
場合も同様である。
【0046】図3は、図1のb部の拡大図を示してい
る。前記のように、管締付用部材13の締め付け力は、
管10についてみると、管10の直線部分には加わら
ず、フレア部10aに集中することになる。このため、
管10の継手本体11からの引き抜け強度は、圧接部で
あるフレア部10aの締め付け強度に左右されることに
なる。したがって、フレア部10aは、締付け力、引抜
け力に耐え得る十分な強度を確保する必要がある。
【0047】本実施形態では、図3に示したように、管
10は、フレア部10a肉厚寸法Iを、直線部分の肉厚
寸法Jより大きくしている。すなわち、本実施形態で
は、直線部分の肉厚寸法Iは所定の寸法を保ちつつ、フ
レア部10aの肉厚寸法を大きくすることにより、十分
な引抜け強度を確保している。肉厚寸法Iは、肉厚寸法
Jの1.5〜3倍の範囲が好ましい。このような範囲で
あれば、十分な引抜け強度を確保しつつ、熱溶融等によ
る成形も容易である。
【0048】前記のように、本実施形態では、管10に
引張力が加わった場合、管10の直線部分には、引張応
力がほぼ均等に加わり応力の集中部分がなく、かつ引抜
け強度を左右するフレア部の肉厚寸法を大きくしている
ので、極めて高い引抜け強度が得られることになる。
【0049】また、前記のように管締付用部材13と管
10の外周面とが直接当接した部分がなく、管10の塑
性変形が起こりにくくなっている。しかしながら、管1
0に塑性変形が起こり、管10の肉厚が薄くなっても、
フレア部10aで十分な締め付け強度が確保されている
ので、管10の締め付け強度は何ら低下することはな
い。すなわち、管10の締め付け強度は、管10の塑性
変形には何ら影響されず、いったん管締付用部材13の
締め付けを完了すれば、管締付用部材13を別途増し締
めするといった作業は不要となる。
【0050】このため、本実施形態によれば、高温薬液
の循環停止時において、流体漏れや、チューブ抜け防止
のための作業は何ら必要なく、前記の従来例の場合のよ
うに、増し締めの忘れによる流体漏れや、チューブ抜け
の発生といった問題もない。
【0051】また、管10のフレア部10aの端部に
は、管10の抜け防止の役割を果たすフランジ部10b
が形成されている。管10の抜け方向(矢印c方向)に
力が加わった場合、フランジ部10bと環状部材12の
端面とが当接し、フランジ部10bの垂直面がストッパ
ーの役割を果たす。加えて、フランジ部10bの肉厚
を、環状部材12の面取り部12aと継手本体11の傾
斜部11aとの間のクリアランスより大きくしておけ
ば、このクリアランス部へのフランジ部10bの入り込
みを防止できるので、管10の抜け防止を一段と強化で
きる。
【0052】寸法の一例を示した前記の実施形態では、
フランジ部10bの肉厚Cが2.0mmであるのに対し
て、面取り部12aと傾斜部11aとの間のクリアラン
スは1.0mmである。
【0053】管10を樹脂製とした場合は、フレア部1
0aは、管10の先端部に専用の冶具を用いて熱溶融に
より形成することができる。フレア部10aを熱溶融に
より形成することにより、単に熱変形させて形成した場
合や、強制的に変形させて形成した場合と比べて、管1
0内の流体の温度変動に対して、フレア部10aの寸法
変動が小さくなる。このため、管10の継手本体11か
らの引き抜けに対して、十分な強度を確保できる。
【0054】また、図1、2に示したように、継手本体
11のフレア部10aの近傍において、縮径部14bの
端部に傾斜部11cを形成すれば、管10と継手本体1
1との接合部において液体が滞留しにくくなるので、不
純物の蓄積を防止できる。
【0055】なお、前記実施形態では、継手本体の片側
に管を接続した例で説明したが、同様の構造を用いて、
継手本体の両側に管を接続してもよい。
【0056】また、管のフレア部にフランジ部を形成し
た例で説明したが、管の抜け強度が確保できるのであれ
ば、フランジ部を形成していないものでもよい。
【0057】(実施の形態2)図4は、本発明の実施形
態2に係る樹脂製管継手の断面図を示している。実施形
態1と同一構成のものは、同一番号を付して説明は省略
する。本図は、管締付用部材13のめねじ13aと継手
本体11のおねじ11bとが螺合した直後の状態を示し
ている。本実施形態では、環状部材であるゲージリング
15が継手本体11の外側に挿通している。このように
ゲージリング15を備えているのは、ゲージリング15
の端面15aを、管締付用部材13の端面13dの当た
り面として、締付け完了の目安とするためである。ゲー
ジリング15は、成形寸法の安定したポリプロピレンや
ポリエチレンといったエンジニアプラスチックが好まし
い。
【0058】本実施形態では、継手本体11とは別にゲ
ージリング15を設けているので、継手本体11の立ち
上がり面まで、おねじ11bを形成する必要はなく、ゲ
ージリング15の端面15aに相当する部分まで形成さ
れていればよい。このため、おねじ11bの成形加工が
容易になり、完全なねじ山を形成できる。
【0059】図5を用いて、管締付用部材13の継手本
体11への締付け完了までの動作について説明する。図
5(a)は、管締付用部材13のめねじ13aと継手本
体11のおねじ11bとの螺合がある程度進んだ状態を
示している。本図に示した状態では、実施形態1と同様
に、管締付用部材13の開口部13bには、延出部12
bが挿入されている。このため、環状部材12が、継手
本体11への締め付け開始から締め付け完了までの間、
延出部12bに案内されて移動する点は、実施形形態1
と同様である。
【0060】図5(a)に示した状態では、管10のフ
レア部10aが継手本体11内部の傾斜部11aに当接
し、環状部材12の面取り部12aが管10のフレア部
10aに当接している。また、環状部材12の平面部1
2cが、管締付用部材13に当接している。
【0061】この状態では、環状部材12には、未だ圧
縮力が加わっておらず、管締付用部材13の端面13d
とゲージリング15の端面15aとの間には、寸法K分
の隙間がある。したがって、管締付用部材13をさらに
回転させれば、管締付用部材13は矢印a方向に移動
し、環状部材12は圧縮され、長手方向の寸法が縮むこ
とになる。管締付用部材13の回転を続け、管締付用部
材13の端面13dが、ゲージリング15の端面15a
に当接すると締付けが完了する。この状態を示したのが
図5(b)である。
【0062】管締付用部材13を継手本体11へ締め付
ける場合、図5(b)に示したように、端面13dと端
面15aとの間の寸法がKとなるまでの間は、環状部材
12には圧縮力は加わらないので、管締付用部材13の
回転のために加える力は、ほぼ一定で、かつ僅かな力で
足りるため、手締めでも可能である。したがって、手締
めで可能な範囲まで締め付けておいて、その後は工具を
用いて端面13dと端面15aとが当接するまで締め付
けて締付けが完了する。
【0063】したがって、端面13dと端面15aとの
間の寸法がKとなった以後は、環状部材12は圧縮され
ることになるので、管締付用部材13への回転力を大幅
に増加させる必要がある。このため、手締めから工具に
よる締付けへの切換へのタイミングが分かり易い。しか
も、工具による締付けは、端面13dと端面15aとが
当接するまでとすればよいので、締付け完了も容易に知
ることができる。このことにより、端面13dと端面1
5aとが当接した後の過剰な締付けも防止できる。
【0064】また、図5(a)に示した状態では、管締
付用部材13の端面13cと環状部材12の延出部12
bの端面12dとが、ほぼ同一面上にある。このため、
手締めから工具による締付けへの切換へのタイミング
を、前記のような力の印加量の切り替わり点を目安とす
ることと合わせて、この位置関係を手締めによる締付け
の目安とすることができる。
【0065】また、本実施形態では、ゲージリング15
は、継手本体11に形成された凸部16を介して、継手
本体11に挿通されており、ゲージリング15の内周面
が部分的に凸部16と嵌合していることになる。このた
め、ゲージリング15の内周面全体を継手本体11と嵌
合させる場合と比べ、ゲージリング15の挿通が容易に
なる。
【0066】また、本実施形態においても、前記実施形
態1と同様に、管締付用部材13と管10の外周面とが
直接当接した部分がなく、管10の塑性変形が起こりに
くくなっている。また、管10に塑性変形が起こり、管
10の肉厚が薄くなっても、フレア部10aで十分な締
め付け強度が確保されているので、管10の締め付け強
度は、管10の塑性変形には何ら影響されず、いったん
管締付用部材13の締め付けを完了すれば、管締付用部
材13を別途増し締めするといった作業は不要となる。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明の樹脂製管継手に
よれば、管締付用部材と継手本体との螺合による締め付
け力を、管のフレア部に集中させることができるので、
管と継手本体との間には、高いシール性が得られる。ま
た、環状部材に延出部が形成されていることにより、管
締付用部材の締め付けの際には、管締付用部材の左右の
揺れを抑えることができ、スムーズな螺合が可能で、螺
合によるねじ山の破損を防止できる。
【0068】さらに、管締付用部材と管の外周面とが直
接当接した部分がないので、引張力が加わった場合、管
の直線部分には、引張応力がほぼ均等に加わり、応力の
集中部分がなく、かつ引抜け強度を左右するフレア部の
肉厚寸法を大きくしているので、極めて高い引抜け強度
が得られることになる。
【0069】また、管の締め付け強度は、管の塑性変形
には何ら影響されず、いったん管締付用部材の締め付け
を完了すれば、管締付用部材を別途増し締めするといっ
た作業は不要となる。
【0070】また、外側環状部材を設けた樹脂製管継手
によれば、締め付けの際の力の印加量の切り替わり点が
分かり易く、かつ外側環状部材と継手本体との端面同士
の当接を締付け完了の目安とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る樹脂製管継手の断面
【図2】図1に示した樹脂製管継手の締め付け開始直後
の状態の断面図
【図3】図1のb部の拡大図
【図4】本発明の実施形態2に係る樹脂製管継手の断面
【図5】(a)図4に示した樹脂製管継手の締め付け完
了直前の状態を示す断面図 (b)図4に示した樹脂製管継手の締め付け完了状態を
示す断面図
【図6】従来の樹脂製管継手の一例に係る断面図
【図7】従来の樹脂製管継手の別の一例に係る断面図
【符号の説明】
10 管 10a フレア部 10b フランジ部 11 樹脂製管継手本体 11a,11c 傾斜部 11b おねじ 12 環状部材 12a 面取り部 12b 延出部 12c 平面部 12d,13c,13d,15a 端面 13 管締付用部材 13a めねじ 13b 開口部 12e,14 貫通孔 14a 拡径部 14b 縮径部 15 ゲージリング 16 凸部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手本体の貫通孔に装入された管が、継
    手本体に固定されている樹脂製管継手であって、管の端
    部にはテーパ状のフレア部が形成され、継手本体の貫通
    孔は拡径部と、拡径部より径の小さい縮径部とを有し、
    拡径部と縮径部との段差部には管のフレア部と当接可能
    な傾斜部が形成され、管はフレア部が傾斜部に当接する
    ように拡径部内に装入され、拡径部の内周面には環状部
    材が挿着され、かつ管が環状部材の貫通孔を挿通するこ
    とにより、環状部材は前記管の外側に配置されており、
    管締付用部材の内周面のねじ部と継手本体の外周部のね
    じ部とが螺合することにより、管締付用部材が環状部材
    を押圧し、環状部材の貫通孔の端部に形成されたテーパ
    状の面取り部が管のフレア部に圧接し、かつ管のフレア
    部が継手本体の傾斜部に圧接し、環状部材の面取り部と
    反対側に、環状部材と一体の延出部が形成され、延出部
    は管締付用部材の開口部と前記管の外周との間の間隙に
    挿通されており、管のフレア部の肉厚は、管の直線部の
    肉厚より大きく、かつ管と管締付用部材とが直接当接し
    た部分がなく管締付用部材による締め付け後の増し締め
    を必要としないことを特徴とする樹脂製管継手。
  2. 【請求項2】 前記管のフレア部の肉厚は、前記管の直
    線部の肉厚の1.5〜3倍の範囲である請求項1に記載
    の樹脂製管継手。
  3. 【請求項3】 前記管のフレア部の近傍において、継手
    本体の縮径部の内径は、管の内径より小さく、縮径部の
    端部に傾斜面が形成されている請求項1又は2に記載の
    樹脂製管継手。
  4. 【請求項4】 前記延出部の端面と、前記管締付用部材
    の前記延出部側の端面とが、ほぼ同一面上にある請求項
    1から3のいずれかに記載の樹脂製管継手。
  5. 【請求項5】 前記継手本体のねじ部と、前記管締付用
    部材のねじ部とが螺合する前の状態において、前記延出
    部の外周部の少なくとも一部が管締付用部材の開口部の
    内周部に挿入可能である請求項1から4のいずれかに記
    載の樹脂製管継手。
  6. 【請求項6】 前記管のフレア部の端部にフランジ部が
    形成されている請求項1から5のいずれかに記載の樹脂
    製管継手。
  7. 【請求項7】 前記延出部は環状形状で、外径が前記環
    状部材の外径より小さい請求項1から6のいずれかに記
    載の樹脂製管継手。
  8. 【請求項8】 前記管が樹脂製で、前記フレア部は前記
    管の端部を熱溶融させて形成している請求項1から7の
    いずれかに記載の樹脂製管継手。
  9. 【請求項9】 継手本体の貫通孔に装入された管が、継
    手本体に固定されている樹脂製管継手であって、継手本
    体の内周面側に管を継手本体に圧接する内側環状部材が
    挿着され、片側の端部を継手本体の立上り面に当接させ
    た外側環状部材が挿着され、管締付用部材の内周面のね
    じ部と継手本体の外周部のねじ部とが螺合することによ
    り、管締付用部材は、端部が外側環状部材のうち継手本
    体の立上り面と反対側の端部と当接し、かつ内側環状部
    材を圧縮しており、内側環状部材の圧縮が開始する際の
    外側環状部材の継手本体の立上り面と反対側の端部と、
    これと対向する管締付用部材の端部との間の隙間の寸法
    は、内側環状部材の圧縮寸法に略等しいことを特徴とす
    る樹脂製管継手。
  10. 【請求項10】 前記外側環状部材は、継手本体に形成
    された突起部を介して継手本体に挿着されている請求項
    9に記載の樹脂製管継手。
  11. 【請求項11】 前記内側環状部材と一体の延出部が形
    成され、延出部は管締付用部材の開口部と管の外周との
    間の間隙に挿通されており、内側環状部材の圧縮が開始
    する際において、延出部の端面と管締付用部材の延出部
    側の端面とが、ほぼ同一面上にある請求項9又は10に
    記載の樹脂製管継手。
  12. 【請求項12】 前記管と管締付用部材とが直接当接し
    た部分がなく、管締付用部材による締め付け後の増し締
    めを必要としない請求項9から11のいずれかに記載の
    樹脂製管継手。
  13. 【請求項13】 継手本体の貫通孔に装入された管が、
    継手本体に固定されている樹脂製管継手であって、管は
    環状部材を介して管締付用部材により継手本体に締め付
    けられており、管と管締付用部材とが直接当接した部分
    がなく、管締付用部材による締め付け後の増し締めを必
    要としないことを特徴とする樹脂製管継手。
JP2000133666A 2000-05-02 2000-05-02 樹脂製管継手 Withdrawn JP2001317679A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000133666A JP2001317679A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 樹脂製管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000133666A JP2001317679A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 樹脂製管継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001317679A true JP2001317679A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18642106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000133666A Withdrawn JP2001317679A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 樹脂製管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001317679A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0452556Y2 (ja)
JP2799562B2 (ja) 樹脂製管継手
US7240925B2 (en) Tube joint
JP3706813B2 (ja) 樹脂製管継手におけるチューブ抜止め方法及びチューブ抜止め構造
KR20010033868A (ko) 수지제관 조인트
JP4289706B2 (ja) 樹脂製管継手
US6513839B2 (en) Pipe joint made of resin
JP3188002B2 (ja) 管継手
JPH06159574A (ja) 管継手
JP2001317679A (ja) 樹脂製管継手
JPH10318475A (ja) チューブ継手
JPH06174171A (ja) 樹脂チューブの接続構造およびその接続方法
KR100429037B1 (ko) 관 죠인트
JP4102468B2 (ja) 管接続装置
KR200333861Y1 (ko) 파이프의 단부 밀폐용 마개
JPH07243576A (ja) シール構造
JPH09257171A (ja) チューブの接続構造
JP3717145B2 (ja) 管継手
JP2000193157A (ja) 管継手
JPH10176775A (ja) 管継手構造及びその接続方法
JP2519080Y2 (ja) 樹脂製管継手
JPH0720471Y2 (ja) 樹脂製管継手
JP2002295752A (ja) 管継手
JP2524754Y2 (ja) 樹脂製管継手
JP2004218754A (ja) 樹脂製管継手及び樹脂製管継手の継手方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060627

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090608