JP2001317484A - ポンプ装置 - Google Patents
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- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
出力軸のスラスト方向への荷重を軽減することが可能な
ポンプ装置を提供する。 【解決手段】 駆動源としてのモータ4と、このモータ
4のロータ出力軸41aに連結して回転されこの回転に
より液体を移送させるインペラ1とを有し、このインペ
ラ1の回転に伴ってインペラ1がロータ出力軸41aと
共に軸方向に推力を受けるポンプ装置において、モータ
4のステータ42の軸方向における磁気的中心C2とモ
ータ4のロータ41の軸方向における磁気的中心C1と
を軸方向にずらせて配置することにより、ロータ41が
推力と反対方向へ磁気吸引力によって引っ張られるよう
にしている。
Description
ンプ等のポンプ装置に関する。
おいて、洗濯部位に洗浄用の流体を汲み上げる流体ポン
プとして、たとえばお風呂の湯水を汲み上げて洗濯機の
槽内に供給するバスポンプを備えたものがある。このよ
うなバスポンプは、従来、DCモータにポンプ部品を組
み付けることによってポンプ装置を構成している。
槽とをつなぐホース内に溜まった空気を吸い出した後に
風呂水を吸い上げる必要があり、通常、この動作(自吸
過程)が可能な自吸式ポンプとなっている。このような
従来構造のポンプ装置は、たとえば、特開平8−135
590号、特開平8−303379号、特開平10−1
96582号公報等に開示されている。
けられた吐出口及び吸引口に連通されたインペラ室内
で、DCモータの駆動力によりインペラを回転させて液
体を吸引口から吸い上げ、吸い上げた液体を吐出口から
吐出させるように構成されている。図6(A)及び
(B)は、このようなポンプ装置のモータのロータ出力
軸の先端に連結されるインペラの一例を示したものであ
る。
10の先端部分には、自吸工程においては空気と液体と
を攪拌すると共に、給水工程においては液体を移送する
ための羽根部材103を備えたインペラ101が固定さ
れている。インペラ101には、筒状部102bが設け
られており、この筒状部102bがモータ駆動により回
転するロータ出力軸110にはめ込まれるようになって
いる。これにより、インペラ101がモータ駆動により
インペラ室(図示省略)内で回転するようになってい
る。
構成されたポンプ装置においては、インペラ101が回
転すると羽根部材103が設けられた側の中心部から気
体及び液体が取り込まれ、その液体等が遠心力によって
インペラ101の外側へ飛ばされる。この動作が行われ
る際、すなわち自吸動作及び吸水動作が行われる際、そ
の回転中心には負圧が発生する。そして、この負圧の発
生によりインペラ室内で回転するインペラ101及びイ
ンペラ101を支持しているロータ出力軸110に対し
て軸方向への推力がかかる。より具体的には、インペラ
101がモータの駆動部から離れる方向(図6において
矢示X方向)に推力が働く。
は、モータを横置きとし、インペラを回転させるための
ロータ出力軸がポンプケース内の液面と平行となる構成
であるが、本出願人は液漏れによってステータ内に液体
が浸入する不具合を解消する目的、及び自吸過程時にお
ける自吸効率を向上させる目的により、モータを縦置き
とし、モータの下部にインペラが配置される構成のポン
プ装置を先に出願した(特願平11−207001号参
照)。このような縦置き型とすると、上述の推力に加え
てロータの自重がスラスト軸受けにかかることとなる。
スラスト軸受けに多大な荷重がかかり軸受けを破損する
おそれがある。また、多大な荷重を受けながらロータ出
力軸が回転するため、軸受け部分に発生する熱が異常に
高くなり、軸受けを焼損するという問題が生じる。な
お、このような問題は、縦置き型のポンプほど顕著では
ないにせよ、横置き型ポンプでも生じ得る。
て、吸水時や自吸過程時におけるモータのロータ出力軸
のスラスト方向への荷重を軽減することが可能なポンプ
装置を提供することにある。
本発明は、駆動源としてのモータと、このモータのロー
タ出力軸に連結して回転されこの回転により液体を移送
させるインペラとを有し、このインペラの回転に伴って
インペラがロータ出力軸と共に軸方向に推力を受けるポ
ンプ装置において、モータのステータの軸方向における
磁気的中心とモータのロータの軸方向における磁気的中
心とを軸方向にずらせて配置することにより、ロータが
推力と反対方向へ磁気吸引力によって引っ張られるよう
にしている。そのため、インペラ及びロータ出力軸の回
転時における推力が、磁気吸引力によって相殺されて低
減され、スラスト軸受けに対する荷重を低減することが
可能となる。
と、このモータのロータ出力軸に連結して回転されこの
回転により液体を移送させるインペラとを有するポンプ
装置において、モータのステータの軸方向における磁気
的中心とモータのロータの軸方向における磁気的中心と
を軸方向にずらせて配置することにより、ロータがこの
ロータの重力と反対方向へ磁気吸引力によって引っ張ら
れるようにしている。そのため、ロータ出力軸及びこの
ロータ出力軸に支えられたロータの重力が、磁気吸引力
によって相殺されて低減され、スラスト軸受けに対する
荷重を低減することが可能となる。
えて、インペラはロータ出力軸の下部に連結され、ロー
タ出力軸は重力によって下方へ引き寄せられると共に、
磁気吸引力によって上方へ引っ張られるようにしてい
る。従来のポンプ装置は、通常、モータのロータ出力軸
が横置きとなっている。そのため、自吸過程時において
インペラが回転すると、その際に発生する液体の渦が回
転中心軸を横軸とする横渦となり自吸効率が良くないと
いう問題がある。なお、インペラをモータの下部に配置
する縦置きタイプとすると、自吸過程時における液体の
渦が縦渦となり自吸効率が高くなる一方、回転時におけ
る推力にロータの重力が加わりスラスト荷重が増大する
という問題が生じる。本発明は、縦置き配置としたこと
により自吸効率を向上させると共に、一方ではスラスト
荷重を軽減することができる。
えて、インペラ及びロータ出力軸が、液体の移送時およ
び非移送時においてスラスト軸受けと非接触で回転可能
である。回転駆動時におけるインペラ及びロータ出力軸
にかかるスラスト荷重は、その回転数によって比例的に
増大するため、インペラ及びロータ出力軸が回転し始め
より高速に回転すると、非回転駆動時における停止位置
から徐々にスラスト方向に移動しスラスト軸受けに近づ
く。しかしながら、このスラスト荷重の増大によりステ
ータとロータの磁気的中心のズレ量も増大する。このた
め、磁気吸引力も増大し、増大したスラスト荷重を大き
な力により相殺することができる。このような物理現象
を利用して、インペラ及びロータ出力軸の液体の移送時
及び非移送時におけるスラスト軸受けとの接触を無くす
ように設定すれば、スラスト荷重に起因する問題を解消
することができる。
の形態について、図1から図3を参照しながら説明す
る。図1は、本発明のポンプ装置の平面図、図2は図1
のV−O−V断面図であって、インペラに図に置いて下
方向への推力が働いていない状態時におけるポンプ装置
の状態を示している。なお、図3は、本発明の実施の形
態のポンプ装置のインペラの構成を示す図である。
図2に示すように、内部に流体を吸引するための吸込口
2aと吸引した流体を外部に吐出するための吐出口2b
とを有するケース2と、ケース2の内部に配置された駆
動源としてのモータ4と、このモータ4のロータ出力軸
41aの下端部分に連結されたインペラ1を有してい
る。そして、モータ4の駆動力でインペラ1を回転させ
ることにより、吸い込み孔2aから液体を吸引して吐出
口2b側へ移送し、吐出口2bから外部へ吐出するもの
となっている。
図2において左右方向左側半分を占めるモータ4を配置
させるためのモータ取り付け用凹部5を有し、この凹部
5内の空間と壁によって空間的に隔てられた内部空間を
この凹部5の右隣り及び下部に備えた本体部21と、こ
の本体部21の最下部に形成された開放部分を塞いで内
部空間を封止する底蓋部22から構成されている。すな
わち、底蓋部22は、このケース2全体の底面を形成す
るものとなっており、本体部21の開放端に形成された
段部21a内にOリング23を嵌め込んだ状態で本体部
21にボルト24によって固定される。これによって、
ケース2内部の流体が、本体部21と底蓋部22の合わ
せ面から外部に漏れ出るのを防止するようになってい
る。
には、モータ4の上面側を覆うモータ収納用蓋5aが被
せられている。なお、モータ取り付け用凹部5は、中心
部にはモータ4のロータ出力軸41aを回転自在に挿通
支持すると共に、モータ4のステータ42を支持固定す
る支持筒部51が形成されている。この支持筒部51
は、モータ取り付け用凹部5の底面の中心位置に形成さ
れた円形の凸面部52の中心部分に立設されたものとな
っている。そして、この支持筒部51の孔内両端には、
ロータ出力軸41aを回転自在に支承するスラスト軸受
け51a,51bが嵌め込まれている。また、スラスト
軸受け51aの上部にはスラスト受け用ワッシャー51
dが、スラスト軸受け51bの下部にはスラスト受け用
ワッシャー51eがそれぞれ配置されている。また、支
持筒部51の外周部分には、ステータ部42を載置固定
するための段部51cが形成されている。
の内部空間は、図1に示すように、上述した吸込口2a
及び吐出口2bと、さらに呼び水供給口2cとによって
外部と連通するようになっている。ケース2内部には、
インペラ1を回転自在に配置したインペラ室6と、自吸
過程時にインペラ1の回転により気液混合させた流体を
気液分離するための気液分離室7とが備えられている。
ペースの一部に形成されており、内部にはインペラ1が
回転自在に配置されている。このインペラ室6は、イン
ペラ1の周囲を囲繞するボリュート部9と、インペラ1
の軸方向(図2において上下方向)両側に配置される上
面部10a及び下面部10bとによって画成された内部
空間となっている。インペラ1の上方に位置する上面部
10aは、インペラ室6とモータ4との間に配置された
壁となっており、このインペラ室6の上方部分の密封を
オイルシール15と協働して行うようになっている。こ
の上面部10aは、ケース2の壁、すなわちモータ取り
付け凹部5の底面を利用したものとなっている。したが
って、インペラ1のケース2を隔てた上部は、モータ取
り付け用凹部5となっており、ここにモータ4が装填さ
れている。
bの中央部分には、インペラ室6内へ流体を取り込むた
めの取り込み口16が設けられている。この取り込み口
16は、後述する中継パイプ8を介して吸込口2aと連
結されている。下面部10bは、中継パイプ8の構成部
品となる第2パイプ部材82の一部を利用したものとな
っており、この部分をボリュート部9の先端部分に当接
させることにより、上述した上面部10aとボリュート
部9と協働してインペラ室6を形成するものとなってい
る。
間のうちのインペラ室6以外の大部分のスペースを占め
ている。具体的には、気液分離室7は、モータ取り付け
用凹部5の下部のスペースのインペラ室6以外の部分
(以下、(気液分離室7の)狭いスペース7aという)
とケース2の右側半分のうちの後述する中継パイプ8等
によって仕切られた空間以外の部分(以下、(気液分離
室7の)広いスペース7bという)とからなり、これら
の両スペース7a,7bは一連のものとなっている。
力によりインペラ1の外方へ押しやられる流体をインペ
ラ室6から気液分離室7側へ排出させる2つの出口部
(図示省略)及び、自吸過程時に気体と分離された液体
を気液分離室7からインペラ室6内へ戻すための戻し孔
(図示省略)を備えている。
右隣となるケース2の上面の略中央に設けられている。
この部分は、気液分離室7の広いスペース7bの上面7
cとなっており、吸込口2aは気液分離室7の上面7c
の中央位置に形成されていることとなる。
ぞれ突出された筒形状で形成されており、外側に突出さ
れた部分は風呂等の貯水源に一端を浸したホースの他端
の接続部となっている。この吸込口2aは、ケース2の
本体部21と一体的に形成されている。このように形成
された吸込口2aのケース2の内部に突出された部分
は、気液分離室7内を貫く中継パイプ8を介してインペ
ラ室6に連結されており、吸込口2aから浸入してくる
流体がインペラ室6へ入るようになっている。
ス、すなわち広いスペース7bを形成する側面上部に形
成されている。本実施の形態では、自吸過程時にインペ
ラ1の回転によってインペラ室6から吐き出される気液
混合体が、中継パイプ8のストレート部分(吸込口2a
から真っ直ぐに下方に延出されている部分)の周囲を回
転しながら上昇していく。吐出口2bは、自吸過程時に
おいてこのように上昇する気液混合体が吐出しない位置
に設けられている。また、呼び水供給口2cは、自吸過
程時に予めケース2の内部空間内に水を供給するための
ものとなっており、吐出口2bと並列的に設けられてい
る。
された第1パイプ部材81と、この第1パイプ部材81
に連結されると共に上述したインペラ室6の下面部10
bを構成している第2パイプ部材82から構成されてい
る。そして、これら第1のパイプ部材81と第2のパイ
プ部材82との繋ぎ目の部分には、流体の逆流を防止す
るための逆止弁83が設けられている。このように形成
された中継パイプ8は、吸込口2aから入ってきた流体
をインペラ室6内へ移送するための経路となっている。
れたインペラ1は、図2及び図3に示すような形状とな
っている。インペラ1は、回転中心に配置される保持部
材11と、この保持部材11に保持された複数の羽根部
材14と、各羽根部材14を連結するドーナツ形状の連
結部17から主に構成されている。
ると共にロータ出力軸41aへの取付部となっている。
保持部材11は、円板形状の平面部11aと、この平面
部11aの一側の面の回転中心部に立設された筒状部1
1bとを備えている。平面部11aは、複数の羽根部材
14を保持するための部位となっている。筒状部11b
の内側の穴は、インペラ1を上述のロータ出力軸41a
の下端部分にはめ込むためのものとなっており、筒状部
11bをロータ出力軸41aにはめ込むことによりイン
ペラ1はロータ出力軸41aと一体的に回転するように
なっている。
部材となっており、保持部材11の平面部11aの筒状
部11bが形成された面とは反対側の面の外周端縁に保
持されている。これらの羽根部材14は、保持部材11
の回転中心から半径方向に所定寸法L1(図3参照)離
れた位置において保持部材11の半径方向及び軸方向に
突出するように保持されている。
つと共にポンプ駆動時にインペラ1にかかる推力を相殺
するための逆方向への推力を起こすための部材となって
いる。連結部17は、ドーナツ形状の円板部材で形成さ
れている。この連結部材17は、各羽根部材14の軸方
向に突出した側の端部の外周側部分を連結し、この外周
側部分を軸方向において閉塞するように配置されてい
る。
に示すように、モータ4のロータ出力軸41aの下端部
分に回転中心軸となる保持部材11の筒状部11bが挿
入固定され、回転水平面Yが自吸過程時にケース2内に
予め溜められる呼び水の液面Y1に対して平行となるよ
うにインペラ室6内に配置されている。インペラ1の回
転中心は、上述した取り込み口16と重なる位置に配置
される。インペラ1がモータ4によって回転すると、イ
ンペラ1の回転中心部分に負圧が発生し吸込口2a側の
流体がインペラ室6内に取り込まれ、インペラ1によっ
て攪拌されながら、インペラ1の外周側に押しやられる
こととなる。
ペラ1の回転中心部分に発生した負圧によってインペラ
1は、図2において下方向への推力を受ける。このた
め、インペラ1が回転し液体の移送を始めると、インペ
ラ1およびロータ41は、図2において下方向(重力の
方向)に沈み込む。なお、自吸過程時であって、まだ液
体の移送が始まっていない段階(自吸過程時は空気の移
送のみである)においては、この沈み込み量は液体移送
時よりも小さいが、やはり同様に推力を受けてインペラ
1及びロータ41が沈み込むこととなる。
回転駆動時における下方向への推力を低減するようにイ
ンペラ1の形状を構成しているが、それでもそれなりの
推力を受ける。図4は、液体移送時におけるインペラ1
が受ける推力とインペラ1の回転数との関係を実験に基
づいて示したグラフである。図4のグラフによれば、約
6000rpmで約30gf、約6700rpmで約4
0gf、約7300rpmで約50gf、約7900r
pmで約60gfと、ロータ41の回転数の増加に比例
してインペラ1及びロータ41が受ける推力が増大す
る。なお、液体の移送を伴わない自吸過程時において
も、液体移送時に比して数値は低いものの、インペラ1
の回転数の増加に比例してインペラ1が受ける推力は増
大する(図示省略)。
向するマグネット41bを備えたアウターロータで構成
されたロータ41と、通電部となるステータ42とから
構成されている。そして、このロータ41の回転中心位
置には、下端部分にインペラ1がはめ込まれたロータ出
力軸41aが固定されている。
ータ4がインペラ室6の上部に設けられたいわゆる「縦
置き」タイプのもので、液体がステータ42に浸入しに
くいという効果を有しているが、一方で軸受けへのスラ
スト荷重は「横置き」に比べかかりやすいものとなって
いる。すなわち、軸受けへかかるスラスト荷重には、イ
ンペラ1の回転による発生する上述の推力の他に、ロー
タ41の自重(ロータ出力軸41a及びマグネット41
b等の自重も含む。なお、本実施の形態における自重は
95gとなっている。)が加わるからである。具体的に
は、本実施の形態のポンプ装置3のインペラ1を、例え
ば約7300rpmで回転させて液体を移送するとする
と、上述の約50gfの推力にロータ41の自重約95
gが加わり、図2における下方向へのスラスト荷重は約
145gとなる。なお、本実施の形態では、以下のよう
な構成によりこのスラスト荷重を低減させることがで
き、結果的にはこの条件時における下方向へのスラスト
荷重を約5g程度まで低減している。
タ42とは、ロータ41を人為的に図2における上方向
への引き上げによってインペラ1の上端をスラスト軸受
け51bに当接させた状態(ロータ41は非駆動時及び
駆動時において上述した推力や重力のため図2における
下方に沈み込んだ状態で配置されるが、それを人為的に
持ち上げた場合という意味)において、ロータ41の磁
気的中心C1がステータ42の磁気的中心C2から見て
軸方向下方に0.5mmずれるように配置されている。
言い換えると、ロータ41を人為的に引き上げても、イ
ンペラ1の上端がスラスト軸受け51bに接触してしま
い磁気的中心C1,C2を合致できないようになってい
る。そのため、常にロータ41の磁気的中心C1をステ
ータ42の磁気的中心C2に一致させようとする作用が
働き、ロータ41には上方へ上昇しようとする。
ち上げた状態において、ロータ出力軸41aの上端近傍
に形成された凸部41cは、スラスト受け用ワッシャー
51dに対して約0.5mmの隙間G1を持って臨んで
いる。このため、インペラ1の回転によるロータ41の
沈み込みに対して0.5mmの余裕がある。言い換えれ
ば、インペラ1の回転により発生する推力によりロータ
41がスラスト方向下側へ沈み込んでも、最上位置から
見てその距離が約0.5mmを超えなければ凸部41c
がスラスト受け用ワッシャー51dに当接しないように
なっている。
力に抗して約0.5mm以上沈み込ませる程度の推力が
発生しない限りは、ロータ41のロータ出力軸41aは
スラスト軸受け51aに対して非接触で回転することと
なる。すなわち、上述した非駆動時においてはロータ4
1が若干沈み込み、しかも凸部41cがスラスト受け用
ワッシャー51に当接していない状態であるが、低速回
転時(駆動初期時)においてもそれがしばらく継続され
ることとなる。このため、本実施の形態では、所定の回
転数を超えない状況時においては、ロータ41及びイン
ペラ1をほぼ両スラスト軸受け51a,51bに対して
非接触で回転させることが可能となる。加えて、高速回
転時においては、ロータ41は図2において上側に配置
されたスラスト軸受け51aに対して接触状態で回転す
ることとなるが、上述の磁気吸引力によってその摩擦負
荷は軽減されたものとなる。
しようとする力が常に働いている。この状態は、換言す
ると、ロータ41に上述した下方向へのスラスト荷重を
相殺するための上方向へのスラスト荷重がかかっている
こととなる。このように、本実施の形態においては、こ
の磁気的中心の位置ズレによって発生する磁気吸引力に
より、インペラ1及びロータ41に上方向へのスラスト
荷重(下方向へのスラスト荷重を相殺するための荷重)
がかかっている。
と、この位置ズレによって生じる磁気吸引力との関係を
示したグラフとなっている。図5によれば、磁気的中心
C1,C2のズレ量が0.5mmのときに発生する磁気
吸引力は約70g、磁気的中心C1,C2のズレ量が
1.0mmのときに発生する磁気吸引力は約140gと
なっており、その関係は比例関係となっている。
量が0.5mmのときに発生する磁気吸引力は約70g
という設定では、下方向への荷重の方が大きく、ロータ
に推力が働いていない状態時においてはロータ41は自
重により下方向へ沈み込んでいる。しかしながら、その
沈み込み量は若干であって、限度幅となる隙間G1(約
0.5mm)いっぱいの沈み込みとはならない。沈み込
みにより磁気的中心の位置ズレ量が大きくなると、その
分磁気吸引力が増えるからである。上述の隙間G1が
0.5mmなので、限度幅いっぱいまで沈み込むとする
と、磁気的中心C1,C2の位置ズレ量は元々の位置ズ
レの0.5mmに隙間G1の0.5mmが加わって1.
0mmとなり、この際に発生する磁気吸引力は140g
となる。これに対し、上述したようにロータ41の自重
は95gであるため、上方への力が下方への力に勝るこ
ととなる。したがって、非駆動時においては、限度幅ま
で行かない程度沈み込んでいることとなり、ロータ41
がスラスト軸受51aに対して非接触な状態となってい
る。
3の構成を説明するために、ロータ41を上方に限界位
置まで人為的に引き上げた状態を示しているが、実際に
は上述したように非駆動時においてロータ41が下方へ
若干沈み込んだ状態であり、回転駆動が開始されるとこ
の沈み込みの量がさらに増加するものとなる。すなわ
ち、通常の使用方法においては、インペラ1の上端部分
はスラスト軸受け51bの下部に配置されたスラストワ
ッシャー51eに対し常に非接触で回転するように設定
されている。
る下側に配置されたスラスト軸受け51b及びスラスト
ワッシャー51eは、通常の動作においてはスラスト受
け部材として機能するものではなく、インペラ1が水圧
を受けたり等することによって軸方向へのがたつきが発
生した場合にのみその動作の規制をするように設けられ
ている。しかしながら、上述の磁気的中心のズレによる
磁気吸引力をもっと強いものに設定し、磁気吸引力がロ
ータ41の重力に勝るような設定とすれば、図2におけ
る下側に配置されたスラスト軸受け51b及びスラスト
ワッシャー51eは、非駆動時及び低速駆動時における
磁気吸引力によるロータ41の上方向への移動を規制す
るスラスト受け部材となる。このような設定とすると、
下方向への推力及び重力にさらに強力に対抗できるよう
な構成となる。
すなわちロータ41を約7300rpmで回転させた場
合に当てはめると、上述の下方向への荷重となる約14
5g(ロータ41の自重95g+インペラ1が受ける推
力50g)から、とりあえず上方向への荷重の最小値と
なる約70g(上述したように人為的にロータ41を持
ち上げた状態時においても磁気的中心のズレ量が0.5
mmはあるため)を引くと、下方向へ約75gの荷重が
かかっていることとなる。
ラスト荷重がかかるということは、当然ながらロータ4
1は沈み込むことを示している。なお、この沈み込みの
量は、上述した隙間G1の寸法によって規制されてお
り、それ以上は沈まない。したがって、0.5mmだけ
沈む計算となる。このため、インペラ1に推力が働いて
いない状態時において約0.5mm以上約1.0mm未
満であった磁気的中心の位置ズレが推力が働く液体移送
時においては完全に約1.0mmに増大する。この位置
ズレ量の増大に伴い、上述の下方向へのスラスト荷重を
相殺する上方向への荷重が約140gに増大する。すな
わち、上述の計算により、ロータ41を約7300rp
mで回転させた場合は、結果的には下方向にかかる約1
45gのスラスト荷重を上方向への約140gの力によ
って相殺し、最終的には図2において上側に配置された
スラスト軸受け51aの上端面に対して下方向にかかる
スラスト荷重が約5gとなる。このように構成されてい
るため、約7300rpmで液体を移送している場合
は、ロータ41から凸部41cを介してスラスト軸受け
51aの上端面に対して下方向にかかるスラスト荷重が
約5g程度と軽い状態でインペラ1が回転していること
となる。
の軸方向への移動距離を0.5mmに規制したが、この
距離を増やせばロータ41の沈み込み量を増加させるこ
とができさらなる高速回転時においてもロータ41を上
側に配置したスラスト軸受け51aに対して非接触で回
転させることが可能となる。しかしながら、その場合、
インペラ1の軸方向へのガタが大きいものとなり、ポン
プ性能に影響がでるおそれが生じるため、本実施の形態
ではポンプ性能に影響がでにくくかつ上述のスラスト荷
重を低減するのに有効な0.5mm程度というスラスト
方向の余裕分を設定している。このようにスラスト荷重
対策として0.5mmの隙間G1を設け、スラスト方向
に若干移動可能ではあるが、その移動可能距離がわずか
なものであるため、ロータ41はそれ程がたつかずに回
転可能となる。このため、ポンプ特性にそれ程の影響の
ないものとなっている。
受け51a及びスラスト受け用ワッシャー51dの高荷
重による損傷や異常に高い摩擦熱の発生による焼損等の
不具合が生じない。そのため、スラスト軸受け51a及
びスラストワッシャー51dを、それ程耐熱性の高くな
い部材で構成することも可能となり、材料コストを低減
することができる。なお、この実施の形態では、磁気的
中心C1,C2が約0.5mmずれているが、このズレ
量は上述したように限定されるものではない。また、こ
の実施の形態では、ロータ41を人為的に上方へ引き上
げた状態におけるロータ出力軸41aの凸部41cとス
ラスト受け用ワッシャー51dとの隙間を約0.5mm
としたが、この隙間量も限定されるものではない。
自吸式のポンプ装置3の動作について説明する。
インペラ1が浸かる程度の呼び水が溜められる。この呼
び水の液面Y1は、ロータ出力軸41aに対して垂直な
面、すなわち、インペラ1の回転水平面Yと平行な面と
なる。この程度の量の呼び水がケース2内に供給された
後、モータ4のステータ42に電力を供給する。する
と、ロータ41が、ロータ出力軸41aを回転中心とし
て回転し、これによってインペラ1が回転する。
は負圧になり、逆止弁83が開いて吸込口2aに接続さ
れているホース(図示しない)よりまず空気が吸い込ま
れる。続いて混合した空気と水、または空気が取り込み
口16からインペラ室6に吸い込まれ、インペラ1の回
転によって攪拌されながら混合し、インペラ室6のボリ
ュート部9に形成された2つの出口部から気液分離室7
側へ吐き出される。このときの気液分離室7の広いスペ
ース7b内での流路は、気液分離室7内を貫く中継パイ
プ8のストレート部分を周回しながら「縦渦」状態で上
昇するものとなる。
「縦渦」の中心位置が真空となり、呼び水がその真空部
分に引き寄せられる。この結果、気液分離室7内で形成
される「縦渦」では、空気と水とが容易に分離される。
すなわち、この自吸動作中、気液分離室7内では、激し
く気液混合体がかき回された状態で移動するが、液体の
流れが「縦渦」を形成しているため、「横渦」と比べる
と気液混合体が上部に達するまでに時間がかかる。この
結果、気液混合体が気液分離室7の上部に達するまでに
空気と水とが確実に分離され、液体が上部に形成された
吐出口2bから吐出されにくい。このようにして気液分
離されると、質量の軽い空気は気液分離室7の上部へ溜
まり、その後吐出口2bから排出され、質量の重い水は
気液分離室7の下部へ落ちてきて、主に広いスペース7
b側に形成された戻し孔からインペラ室6内に戻り、再
び空気とかき混ぜられた後、気液分離室7側に吐き出さ
れる。
1によって気液分離室7へ吐き出された呼び水と空気の
うち、空気のみが吐出口2bから排出されていく。空気
が排出されると、徐々に水がホース内を上昇してくる。
内の空気が全て排出され、ホース内が水で満たされる
と、自吸運転状態から定常の給水運転状態(液体を移送
している状態)になり、吸込口2aからの水が連続的に
吐出口2bから排出される。なお、本実施の形態のポン
プ装置3は、この給水運転時においても上述したように
図2における下方向へのスラスト荷重が大幅に軽減され
ているため、ロータ41がスラスト軸受け51aに対し
てほぼ非接触(若干のスラスト荷重がかかるもののそれ
はわずかな力である)で回転することとなる。このた
め、スラスト軸受け51a及びスラスト受け用ワッシャ
ー51dの高荷重による損傷や異常に高い摩擦熱の発生
による焼損等の不具合が生じない。
て説明したが、本発明はこれに限らず種々の変形、応用
が可能である。例えば、上述の実施の形態では、自吸式
ポンプ装置の例を説明したが、上述したインペラ1は自
吸式ではない種々のポンプ装置にも適用可能である。加
えて、上述の実施の形態では、モータ4がインペラ1の
上部に配置され、ロータ出力軸41aがケース2内の液
面に対して垂直となる「縦置き」型のポンプ装置の例を
説明したが、インペラ1は「横置き」のポンプ装置にも
適用可能である。
自体の構成を、図2における下方向へのスラスト荷重を
低減するように工夫した構成としたが、インペラ1はこ
のような工夫を施したものに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、ステータ42とロータ41の各磁
気的中心をずらして配置し、これによりインペラ1の回
転により受ける推力と反対方向への力を得ることによ
り、推力を低減するものとなっており、推力を低減させ
る工夫を施していないインペラを用いたポンプ装置にお
いてもある程度効果を奏するようになっている。
ータの軸方向における磁気的中心とロータの軸方向にお
ける磁気的中心とを軸方向にずらせて配置することによ
り、ロータが推力と反対方向へ磁気吸引力によって引っ
張られるようにしている。そのため、インペラ及びロー
タ出力軸の回転時における推力が、磁気吸引力によって
相殺されて低減され、スラスト軸受けに対する荷重を低
減することが可能となる。これにより、大きなスラスト
荷重によって生じる軸受け等の摩耗や摩擦熱の発生によ
る部材の焼損等の不具合を解消することができる。
下部に連結した、モータ縦置きタイプとすると、自吸過
程時における液体の渦が縦渦となり自吸効率が高くな
り、かつ液漏れによりステータ部分に水分が浸入してし
まうことを防止できるという各効果に加え、さらにこの
タイプでは大きな問題となるスラスト荷重を大幅に低減
することが可能となる。
に逆行する力を得、この力と通常のポンプ動作時に発生
する推力とを微妙にバランスさせることにより、通常の
ポンプ動作時においてインペラ及びロータ出力軸をスラ
スト軸受けに対して非接触で回転させるようにすれば、
スラスト荷重に起因する問題をさらに解消することが可
能となる。
である。
て、非駆動時の状態を示したものである。
見た場合の平面図である。
におけるインペラが受ける推力と、インペラの回転数と
の関係を示したグラフである。
ロータの磁気的中心ズレ量と、この位置ズレによって生
じる磁気吸引力との関係を示したグラフである。
示す図で、(A)は縦断面図、(B)は(A)を矢示V
I方向から見た底面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 駆動源としてのモータと、このモータの
ロータ出力軸に連結して回転されこの回転により液体を
移送させるインペラとを有し、このインペラの回転に伴
って上記インペラが上記ロータ出力軸と共に軸方向に推
力を受けるポンプ装置において、上記モータのステータ
の軸方向における磁気的中心と上記モータのロータの軸
方向における磁気的中心とを軸方向にずらせて配置する
ことにより、上記ロータが上記推力と反対方向へ磁気吸
引力によって引っ張られるようにしたことを特徴とする
ポンプ装置。 - 【請求項2】 駆動源としてのモータと、このモータの
ロータ出力軸に連結して回転されこの回転により液体を
移送させるインペラとを有するポンプ装置において、上
記モータのステータの軸方向における磁気的中心と上記
モータのロータの軸方向における磁気的中心とを軸方向
にずらせて配置することにより、上記ロータがこのロー
タの重力と反対方向へ磁気吸引力によって引っ張られる
ようにしたことを特徴とするポンプ装置。 - 【請求項3】 前記インペラは前記ロータ出力軸の下部
に連結され、前記ロータ出力軸は重力によって下方へ引
き寄せられると共に、前記磁気吸引力によって上方へ引
っ張られるようにしたことを特徴とする請求項1または
2記載のポンプ装置。 - 【請求項4】 前記インペラ及び前記ロータ出力軸が、
前記液体の移送時及び非移送時においてスラスト軸受け
と非接触または非接触に近い状態で回転可能であること
を特徴とする請求項1,2または3記載のポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000139347A JP3869625B2 (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | ポンプ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001317484A true JP2001317484A (ja) | 2001-11-16 |
JP3869625B2 JP3869625B2 (ja) | 2007-01-17 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010031836A (ja) * | 2008-07-04 | 2010-02-12 | Nidec Sankyo Corp | インペラとシャフトとの結合構造 |
JP2010139063A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-06-24 | Nidec Sankyo Corp | プッシュナット、およびプッシュナットを用いた結合構造 |
WO2016008407A1 (zh) * | 2014-07-16 | 2016-01-21 | 苏州泰格动力机器有限公司 | 一种磁力泵 |
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- 2000-05-12 JP JP2000139347A patent/JP3869625B2/ja not_active Expired - Fee Related
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