JP2001317269A - スライドドアの支持構造 - Google Patents

スライドドアの支持構造

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JP2001317269A
JP2001317269A JP2000136945A JP2000136945A JP2001317269A JP 2001317269 A JP2001317269 A JP 2001317269A JP 2000136945 A JP2000136945 A JP 2000136945A JP 2000136945 A JP2000136945 A JP 2000136945A JP 2001317269 A JP2001317269 A JP 2001317269A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車幅方向の寸法を小さくできるスライドドア
の支持構造を提供する。 【解決手段】 スライドドア4の上部の支持構造は、車
体2に設けられたアッパーレール5と、スライドドア4
に回動軸43により回動自在に支持されたアーム8と、
このアーム8に設けられ、アッパーレール5に沿って移
動するアッパーローラ9とから構成されている。アッパ
レール5は、スライドドア開口部3に沿って直線状に配
された主レール51と、主レール51より内側に位置し
てスライドドア開位置からスライドドア閉位置近傍Cま
で主レール51と平行に配され、スライドドア閉位置近
傍Cから前側部分52aが外側に湾曲した副レール52
とから構成されている。アッパーローラ9は、主レール
51にガイドされる主ガイドローラ91と、主ガイドロ
ーラ91よりスライドドア閉位置Pc側に位置し、副レ
ール52にガイドされる副ガイドローラ92とから構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のスライドド
アの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両には、車体にスライド自在に
支持され、車体の乗降用開口部を開閉するスライドドア
を備えたものがある。スライドドアの支持構造は、例え
ば図8に示すように、車体101には乗降用開口部10
2の上縁に沿ってアッパーレール103が設けられてい
る。一方、スライドドア111の内側には車体101に
向かって延在するアーム112が固定されており、この
アーム112の内端部にはアッパーレール103に沿っ
て移動するアッパーローラ113が設けられている。こ
れにより、スライドドア111の上部はアッパーローラ
113を介してアッパーレール103にスライド自在に
支持されている。
【0003】このスライドドア111の支持構造では、
スライドドア111を開ける際に車体101との干渉を
防ぐために、車体外側方向へ引き出しながら車体後方に
移動させる必要から、アッパーレール103において、
スライドドア111の閉位置近傍Cから前側部分103
aを大きく内側に湾曲させて形成している。
【0004】このため、アッパーレール103の前側部
分103aは車室内に大きく張り出された状態となるの
で、車室内の寸法が狭く、かつ、見栄えが良くなかっ
た。これを解決するために、図9に示すようなスライド
ドア201の支持構造が提案されている(実開昭62−
171315号参照)。
【0005】このスライドドア201の支持構造は、ス
ライドドア開口部211の下辺上面に前後方向に延びる
ように設けられた直線状の主レール202と、主レール
202上で転子203,203を介して前後方向Tに走
行する走行体204と、走行体204に一端が、スライ
ドドア201に他端が、それぞれヒンジ部205、20
6で結合され、かつ中間部に縦軸ローラ207をもつ連
結体208と、主レール202と平行に延び、かつスラ
イドドア閉位置近傍Cで内側に湾曲するとともに縦軸ロ
ーラ207をスライド案内する副レール209とから構
成されている。
【0006】これにより、スライドドア201を閉める
際には、縦軸ローラ207が湾曲した副レール209で
案内されることにより、図7中に作動軌跡を示すよう
に、連結体208が走行体204側のヒンジ部205を
中心としてスライドドア閉方向Zに強制回動され、漸次
起立状態から畳み込み状態になる。
【0007】このとき、連結体208のドア側ヒンジ部
206が、車幅方向Wに移動することにより、スライド
ドア閉位置近傍Cからスライドドア閉位置Pcにかけて
のスライドドア201の車幅方向Wの移動量を得ている
ので、スライドドア閉位置近傍Cからの副レール209
の内方湾曲量を小さくすることができる。
【0008】したがって、このスライドドア201の支
持構造では、図6に示したスライドドア111の支持構
造に比べてレールによる車室内空間の削減を抑えること
が可能となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなスライドドア201の支持構造においては、ドア側
ヒンジ部206が、転子203,203や縦軸ローラ2
07よりもスライドドア閉方向Z側で作動することか
ら、スライドドア閉方向Zへの移動に伴って、ドア側ヒ
ンジ部206の作動軌跡分が、両レール202,20
9、転子203,203、走行体204を合わせた車幅
方向Wの寸法に加わるので、車幅方向Wの寸法はまだ大
きい。
【0010】このため、乗降又は荷物の積み卸し作業を
便利にするため、スライドドア開口部211の有効開口
前後長(スライドドア201の開時におけるピラー後端
221aからスライドドア前端201aまでの寸法)を
大きくする場合に、図示しないルーフレール及びピラー
221内に両レール202,209のスライドドア閉方
向Z側の先端部202a,209aを配し、転子20
3、走行体204、連結体208の各一部、ドア側ヒン
ジ部206をルーフレール及びピラー221内に導こう
とすると、ピラー221の貫通孔221bが大きくなる
ため、ピラー221の強度が低下してしまう。
【0011】これを解決するため、図7中の一点鎖線で
示すようにピラー221の外側に凹部221cを形成し
た場合でも、ピラー221の断面積が小さくなるのでピ
ラー221の強度が低下してしまう問題があった。
【0012】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、スライドドア開口部の有効前後長の拡
大を図るため、車幅方向の寸法を小さくすることができ
るスライドドアの支持構造を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1記載のスライドドアの支持構造で
は、車体に設けられたレールと、スライドドアに回動軸
により回動自在に支持されたアームと、このアームに設
けられ前記レールに沿って移動するローラとを有し、前
記車体にスライド自在に支持されたスライドドアの支持
構造において、前記レールが、スライドドア開口部に沿
って直線状に配された主レールと、スライドドア開位置
からスライドドア閉位置近傍まで前記主レールと平行に
配され、かつ、前記スライドドア閉位置近傍からスライ
ドドア閉位置に向かっていくに従い漸次接近していく副
レールとから構成されるとともに、前記主レールと前記
副レールの一方が内側に位置され、他方が外側に位置さ
れ、前記ローラが、前記アームに第一の支軸で支持さ
れ、前記主レールによってガイドされる主ガイドローラ
と、前記アームに第二の支軸で支持され、前記副レール
によってガイドされる副ガイドローラとから構成され、
前記第一の支軸と前記第二の支軸の内側に位置する一方
が、外側に位置する他方より前記スライドドア閉位置側
に位置され、前記スライドドアが前記スライドドア閉位
置近傍からスライドドア閉方向に移動することに伴い、
前記アームの前記回動軸側がスライドドア開方向に向か
って回動するように畳まれつつ、前記アームが前記スラ
イドドア閉方向に移動するものとしている。
【0014】かかる構成においては、スライドドアがス
ライドドア閉位置近傍からスライドドア閉方向に移動す
ることに伴い、アームの回動軸が両ガイドローラよりも
ドア開方向側で作動するため、回動軸の作動軌跡は両ガ
イドローラよりもドア開方向側に形成される。
【0015】また、請求項2記載のスライドドアの支持
構造においては、前記主レールと前記副レールとを異な
る高さに設定し、前記スライドドア閉位置で前記両レー
ルが車幅方向で重合するように配置されるとともに、前
記アームに設けられた前記主ガイドローラと前記副ガイ
ドローラとの高さ位置を前記主レールと前記副レールと
の高さ位置に合わせて設定したものとしている。
【0016】かかる構成においては、スライドドア閉位
置で主レールと副レールとが重なり合うのに伴い、主ガ
イドローラ及び副ガイドローラは前後方向に位置され
る。
【0017】また、請求項3記載のスライドドアの支持
構造においては、前記内側に位置されるレールが前記副
レールであるものとしている。
【0018】かかる構成においては、副レールが車体外
側に向かって主レールに接近していくように配されるた
め、両レールの閉方向側の端部をピラー、ルーフレール
内に配した際には車体外側に位置させることが可能とな
り、ピラー、ルーフレールの車室内側にスペースを確保
することができる。
【0019】また、請求項4記載のスライドドアの支持
構造においては、前記副レールを前記スライドドア閉位
置近傍から前記スライドドア閉位置まで外側に湾曲させ
て形成したものとしている。
【0020】かかる構成において、副レールはスライド
ドア閉位置の近傍からスライドドア閉位置までが曲線状
となるため、直線状である場合に比べて、スライドドア
を開け始める際や、スライドドアを閉め終わる際に、ス
ライドドアを円滑に移動させることができる。
【0021】また、請求項5記載のスライドドアの支持
構造においては、前記副レールを前記レールのフランジ
部で形成するとともに、前記副ガイドローラを前記副レ
ールを挟持する三つのローラから構成したものとしてい
る。
【0022】かかる構成においては、副レールがレール
のフランジ部で形成されるため副レールの成形が容易と
なる。また、副ガイドローラは三つのローラで構成され
て副レールを挟持するため、二つのローラ又は四つのロ
ーラで副レールを挟持する場合に比べて安定して移動す
ることができる。
【0023】また、請求項6記載のスライドドアの支持
構造においては、前記アームと前記スライドドアとの連
結部分に設けられ、前記スライドドアを前記車体の内側
方向に付勢する付勢手段と、前記連結部分の前記スライ
ドドア側に設けられ、前記アームが前記回動軸を中心に
して前記スライドドアの後部側に回動するのを規制する
規制手段とを備えたものとしている。
【0024】かかる構成においては、付勢手段によりス
ライドドアにかかる車体外側方向への荷重が抑えられ
る。さらに、スライドドアを開ける際には、規制手段に
よりローラのスライドドア後部側への移動が抑えられ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。
【0026】図1は本発明の一実施の形態を示す車両1
の斜視図である。この車両1には、車体2の側部2aに
スライドドア開口部3が形成されているとともに、この
開口部3を開閉するスライドドア4が車体2に支持され
ている。
【0027】スライドドア4は、車体2前方側における
上部が、乗降用開口部3の上縁3aに沿って車体2に設
けられたアッパーレール5に支持されており、下部は乗
降用開口部3の下縁3bに沿って車体2に設けられたロ
アレール6に支持されている。さらにスライドドア4
は、車両後方側の中央部が、スライドドア開口部3後側
の後部パネル2bに前後方向に延在して設けられたリア
レール7に支持されている。これにより、スライドドア
4は、前記三つのレール5、6、7に沿ってスライドす
るように構成されている。
【0028】図2はスライドドア4の上部の支持構造を
示す図であり、図3は図2のA−A線に沿う断面図であ
る。このスライドドア4の上部の支持構造は、車体2に
設けられたアッパーレール5と、スライドドア4に回動
軸43により回動自在に支持されたアーム8と、このア
ーム8に設けられ、アッパーレール5に沿って移動する
アッパーローラ9とから構成されている。
【0029】アッパレール5は、スライドドア開口部3
に沿って直線状に配された主レール51と、主レール5
1より内側に位置し、スライドドア開位置Po(図1参
照)からスライドドア閉位置近傍Cまで主レール51と
平行に配され、かつ、スライドドア閉位置近傍Cからス
ライドドア閉位置Pcに向かっていくに従い漸次接近し
ていく副レール52とから構成されている。
【0030】主レール51と副レール52は、異なる高
さに設定されて車体2のルーフレール2d内に配されて
いるとともに、スライドドア閉方向Z側の先端部51
d、52bが、貫通孔2fを介して車体2のピラー2e
内に配されている。
【0031】主レール51は下方に開口したコ字状であ
って、アッパーレール5の上部を構成している。主レー
ル51の内側部51aは、車体2のルーフレールパネル
2cの内側でボルト55で締められている。
【0032】一方、副レール52は、主レール51の内
端51cより延在してアッパーレール5の下部を構成し
ている屈曲部53において、下方に延出したフランジ部
Fで形成されている。さらに、副レール52は、スライ
ドドア閉位置近傍Cからスライドドア閉位置Pcまでを
構成している前側部分52aが外側に湾曲して形成され
ている。
【0033】また、副レール52の先端部52bは、図
2や図4に示すように、主レール51の先端部51dの
両側部51a,51b間に配されており、両レール5
1,52が、スライドドア閉位置Pcで車幅方向Wで重
合するようになっている。
【0034】一方、アーム8は、車体2の内側方向Xに
向かって延在するアーム本体81を中心にして構成され
ており、その外端部82がスライドドア4のブラケット
42に設けられた回動軸43を介して回動自在に支持さ
れている。
【0035】ブラケット42は車体2内方に開口してお
り、その外側部42aがスライドドア4のドア本体41
内側にボルト44,44で固定されている。また、ブラ
ケット42はアーム本体81との連結部分Lにおいて、
その内部に回動軸43を貫通させており、アーム本体8
1の外端部82を上部42bと下部42cとで挟持して
いる。
【0036】また、連結部分Lには、スライドドア4を
車体2の内側方向Xに付勢する付勢手段としてバランス
スプリング56が回動軸43に外挿されており、その両
端56a,56aがブラケット42とアーム本体81と
に固定されている。さらに、連結部分Lにおいてスライ
ドドア4側には、ブラケット42の下部42cの後端
に、アーム8が回動軸43を中心にしてスライドドア4
の後部4b側に回動するのを規制する規制手段としてス
トッパー57が設けられている。
【0037】また、アーム本体81の内端部83の中央
部分にはローラ支軸を兼ねた第一の支軸84が設けられ
ており、その上端部84aがアッパーレール5の主レー
ル51内に位置している。また、内端部83の先端部分
83aには、アッパーレール5の屈曲部53に沿って車
内側に延在するアーム先端部85が設けられている。
【0038】アーム先端部85には、副レール52を挟
んで外側に、アーム先端部85を内端部83の先端部分
83aに連結させる第二の支軸86が設けられている。
この第二の支軸86は、第一のローラ支軸を兼ねてお
り、前記第一の支軸84よりスライドドア閉位置Z側に
位置している。また、副レール52を挟んで内側には、
第二のローラ支軸87と第三のローラ支軸88とが並列
して設けられている。
【0039】また、アーム8に設けられたアッパーロー
ラ9は、主レール51によってガイドされる主ガイドロ
ーラ91と、主ガイドローラ91よりスライドドア閉位
置Pc側に位置し、副レール52によってガイドされる
副ガイドローラ92とから構成されており、両ガイドロ
ーラ91,92の高さ位置は両レール51,52の高さ
位置に合わせて設定されている。
【0040】主ガイドローラ91は、アーム本体81の
内端部83において、第一の支軸84の上端部84aで
回動自在に支持されており、その側面91aで主レール
51の両側部51a,51bに沿って移動するようにな
っている。
【0041】一方、副ガイドローラ92は、アーム先端
部85の第二の支軸86に回動自在に支持された第一の
ローラ93と、第二のローラ支軸87に回動自在に支持
された第二のローラ94と、第三のローラ支軸88に回
動自在に支持された第三のローラ95とからなり、この
三つのローラ93、94、95で副レール52を挟持す
るように構成されている。
【0042】また、前記アーム先端部85は、三つのロ
ーラ93、94、95を支持するための副ガイドローラ
用ブラケットとしてのものである。また、前記第二の支
軸86はアーム8の内端部83に対するこの三つのロー
ラ93、94、95の角度変化を許容するため、アーム
先端部85とアーム8の内端部83とを回動可能に連結
する回動支軸でもあり、この第二の支軸86を上方に延
在させて、前記第一のローラ93を回動自在に支持する
ローラ支軸とを兼ねたものである。
【0043】これにより、アーム8は、内端部83が主
ガイドローラ91を介して主レール51に案内され、ア
ーム先端部85が副ガイドローラ92を介して副レール
52に案内されることにより前後方向Tに移動するよう
になっている。
【0044】かかる構成において、スライドドア4が開
状態にあるときには、主レール51と副レール52とは
車幅方向Wに一定の間隔で平行に延在していることか
ら、第一の支軸84と第二の支軸86との車幅方向Wの
距離が一定となっている。
【0045】このため、アーム8は、図2の実線で示す
ように、スライドドア4に対して一定の起立状態に保持
されている。これにより、スライドドア4は、車体2の
外側方向Yに押し出された状態となっており、車体2の
後部パネル2b(図1参照)に重なって前後方向Tに移
動させることが可能となっている。
【0046】また、スライドドア閉位置近傍Cからスラ
イドドア閉位置Pcにおいては、主レール51に向かっ
て副レール52が外側に湾曲していることから、第一の
支軸84と第二の支軸86との車幅方向Wの距離が漸次
縮小する一方、アーム8における第一の支軸84と第二
の支軸86との距離は一定となっている。
【0047】このため、スライドドア4がスライドドア
閉位置近傍Cからスライドドア閉位置Pcに移動する際
には、アッパーローラ9は副ガイドローラ92が主ガイ
ドローラ91より先行して各レール51、52上をスラ
イドドア閉位置Pcに向かって移動し、アーム8は第一
の支軸84を中心にしてアーム8の回動軸43側がスラ
イドドア4の開方向Oに向かって回動するように畳まれ
つつ、スライドドア閉位置Pcに向かって移動する。
【0048】この結果、アーム8は、図2中の作動軌跡
に示すように、漸次起立状態から閉方向Zに向かって畳
まれた状態になる。これに伴い、アーム8の回動軸43
もスライドドア開方向Oに向かって回動するように移動
しながら内側方向Xに移動するので、スライドドア4は
内側方向Xに引き込まれ、図2の一点鎖線で示すような
閉状態となる。
【0049】また、スライドドア4がスライドドア閉位
置近傍Cからスライドドア閉方向Zに移動することに伴
いアーム8の回動軸43は両ガイドローラ91,92よ
りもスライドドア開方向O側で作動するため、回動軸4
3の作動軌跡は図2に示すように両ガイドローラ91、
92よりもスライドドア開方向O側に形成される。
【0050】よって、このスライドドア4の上部の支持
構造においては、アーム8の回動軸43の作動軌跡分
が、両レール51,52及び両ガイドローラ91,92
を合わせた車幅方向Wの寸法に加わっていかなくなるの
で、車幅方向Wの寸法を小さくすることができる。
【0051】さらに、スライドドア閉位置Pcで主レー
ル51と副レール52とが重なり合うことから、これに
伴って、両ガイドローラ91,92は前後方向Tに位置
されるため車幅方向Wの寸法を更に小さくすることがで
きる。
【0052】この結果、スライドドア開口部3の有効前
後長の拡大を図る際に、両レール51,52の先端部5
1d,52bをルーフレール2d及びピラー2e内に配
した際には、ピラー2eの貫通孔2fを小さく形成する
ことが可能になるので、ピラー2eの強度低下を抑える
ことができる。
【0053】また、副レール52がスライドドア閉位置
近傍Cからスライドドア閉位置Pcに向かっていくに従
い、車体外側に向かって主レール51に接近していくよ
うに配されているため、両レール51,52の先端部5
1d,52bをルーフレール2d内及びピラー2e内に
配した際に車室外側に位置させることが可能となる。
【0054】これにより、ルーフレール2d内及びピラ
ー2e内において車室内側にスペースSを確保すること
ができる(図2参照)。よって、ルーフレール2d、ピ
ラー2eの補強及びレール5の取り付けをインナー側で
行うことができ、補強作業及び取り付け作業を容易に行
うことができる。
【0055】また、主レール51を直線状に形成し、副
レール52も大部分を直線状に形成したことから、レー
ルの曲げ成形が少なくなり、アッパーレール5の精度が
向上する。よって、スライドドア4の建付け性を向上さ
せることができる。
【0056】また、副レール52はスライドドア閉位置
近傍Cから前側部分52aを外側に湾曲させて形成して
いることから曲線状となっており、この前側部分52a
が直線状である場合に比べて、スライドドア4を開け始
める際や、スライドドア4を閉め終わる際に、スライド
ドア4を円滑に移動させることができる。
【0057】さらに、副ガイドローラ92は、三つのロ
ーラ93、94、95から構成されて副レール52を挟
持しているため、二つのローラ又は四つのローラで副レ
ール52を挟持する場合に比べて、安定して移動するこ
とができる。また、副ガイドローラ92は、副レール5
2を三点支持しているので、車体2、スライドドア4の
キャンバーにより副レール52が傾斜した場合でも追従
することができる。よって、スライドドア4を安定した
状態で移動させることができる。
【0058】また、スライドドア4を開ける際には、ア
ーム8との連結部分Lのスライドドア側に設けられたス
トッパー57によりアーム8が回動軸43を中心にして
スライドドア4の後部4b側に回動するのが規制される
ため、アッパーローラ9のスライドドア後部4b側への
移動が抑えられる。よって、スライドドア4を円滑に移
動させることができる。
【0059】さらに、スライドドア4は、アーム8との
連結部分Lに設けられたバランススプリング56によっ
て車体2の内側方向Xに付勢されているため、スライド
ドア4にかかる車体2の外側方向Y(図2参照)への荷
重を抑えることができる。よって、姿勢を安定させなが
らスライドドア4を移動させることができる。
【0060】したがって、本実施の形態では、副レール
52の前側部分52aを外側に湾曲させて、副ガイドロ
ーラ92を三つのローラ93、94、95で構成すると
ともに、バランススプリング56及びストッパー57を
備えることにより、スライドドア4の操作性をよりいっ
そう向上させることができる。
【0061】また、副レール52はアッパーレール5の
屈曲部53のフランジ部Fで形成されていることから副
レール52の成形が容易となる。よって、アッパーレー
ル5の製造コストを抑えることができる。
【0062】また、スライドドア4を開ける際にはスト
ッパー57によりアッパーローラ9のスライドドア後部
4b側への移動が抑えられることから、副レール52が
アッパーレール5のフランジ部Fで形成した場合であっ
ても、副ガイドローラ92が移動した勢いで副レール5
2が変形してしまうのを防ぐことができる。
【0063】なお、本実施の形態においては、スライド
ドア4の上部を支持する支持構造について説明したが、
これに限定されることなく、例えば車体2のロアレール
6によりスライドドア4の下部を支持する支持構造につ
いて本発明を採用した場合であっても、本実施の形態と
同様の効果を得ることができる。
【0064】また、副ガイドローラ92は、三つのロー
ラ93、94、95から構成されたものとしたが、主ガ
イドローラ91と同様に一つのローラで構成しても良
い。また、これに伴い副レール52は、主レール51と
同様に下方に開口したコ字状のレールでも良い。
【0065】また、本実施の形態とは別に、副レール5
2が主レール51の外側に位置してアッパレール5が構
成されたスライドドア4の支持構造の場合には、図5に
示すように、アーム本体81の内端部83において主レ
ール51内に位置する先端部分83aに第一の支軸84
が設けられ、主レール51と副レール52との間に位置
する内端部83の中央部分に第二の支軸86が設けられ
ている。
【0066】そして、両支軸84、86は、内側に位置
する第一の支軸84が第二の支軸86よりもスライドド
ア閉位置Pc側に位置されている。また、アーム8を構
成するガイドローラ用ブラケット85は、アーム本体8
1の内端部83に第二の支軸86で回動自在に連結され
ている。
【0067】また、ローラ9は、主ガイドローラ91が
第一の支軸84に回動自在に支持され、副ガイドローラ
92よりもスライドドア閉位置Pc側に位置している。
一方、副ガイドローラ92は、副レール52を挟んで内
側に位置する第一のローラ93が第二の支軸86で回動
自在に支持され、外側に位置する第二のローラ94及び
第三のローラ95は、第二のローラ支軸87と第三のロ
ーラ支軸88とにそれぞれ回動自在に支持されている。
【0068】そして、スライドドア4がスライドドア閉
位置近傍Cからスライドドア閉位置Pcに向かって移動
する際には、主ガイドローラ91が副ガイドローラ92
より先行して各レール51、52上をスライドドア閉位
置Pcに向かって移動し、アーム8は第一の支軸84を
中心にして、アーム8の回動軸43側がスライドドア4
の開方向Oに向かって回動するように畳まれつつ、スラ
イドドア閉位置Pcに向かって移動する。
【0069】この結果、アーム8は、図5中の作動軌跡
に示すように、漸次起立状態から閉方向Zに向かって畳
まれた状態になる。これに伴い、アーム8の回動軸43
が両ガイドローラ91,92よりもスライドドア開方向
O側で作動するため、回動軸43の作動軌跡は、両ガイ
ドローラ91、92よりもスライドドア開方向O側に形
成される。
【0070】よって、このスライドドア4の支持構造に
おいても、アーム8の回動軸43の作動軌跡分が、両レ
ール51,52及び両ガイドローラ91,92を合わせ
た車幅方向Wの寸法に加わっていかないので、車幅方向
Wの寸法を小さくすることができる。
【0071】また、主ガイドローラ91をアーム8に支
持させる第一の支軸84は、主ガイドローラ91を回動
自在に支持するローラ支軸と兼用させた。しかし、第一
の支軸84は、必ずしも主ガイドローラ91のローラ支
軸と兼用させる必要はなく、例えば図6に示すように、
アーム本体81に主ガイドローラ用のブラケット81a
を支持させるのに使用し、このブラケット81aの両端
部81b,81cに、主ガイドローラ91のローラ支軸
を構成する第四のローラ支軸96a、第五のローラ支軸
97aを設けて、主ガイドローラ91を構成する第四の
ローラ96、第五のローラ97をそれぞれ回動自在に支
持させるようにしても良い。
【0072】また、副ガイドローラ92をアーム本体8
1に支持させる第二の支軸86は、副ガイドローラ92
の第一のローラ93を回動自在に支持する第一のローラ
支軸と兼用させた。しかし、第二の支軸86は、必ずし
も第一のローラ支軸と兼用させる必要はなく、例えば図
7に示すように、副ガイドローラ用ブラケット85をア
ーム本体81に回動自在に支持させるとともに、副ガイ
ドローラ用ブラケット85に第二の支軸86とは別に第
一のローラ支軸93aを設けて、この第一のローラ支軸
93aに第一のローラ93を回動自在に支持させるよう
にしても良い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載のスライドドアの支持構造においては、スライドドア
がスライドドア閉位置近傍からスライドドア閉方向に移
動することに伴い、アームの回動軸が両ガイドローラよ
りもドア開方向側で作動するため、回動軸の作動軌跡は
両ガイドローラよりもドア開方向側に形成される。よっ
て、アームの回動軸の作動軌跡分が両レール及び両ガイ
ドローラを合わせた車幅方向の寸法に加わっていかない
ので車幅方向の寸法を小さくすることができる。
【0074】この結果、ドア開口部の有効前後長の拡大
を図るために、両レールのスライドドア閉方向側の先端
部をルーフレール及びピラー内に配する際には、ピラー
の貫通孔を小さく形成することが可能になるので、ピラ
ーの強度低下を抑えることができる。
【0075】また、請求項2記載のスライドドアの支持
構造においては、スライドドア閉位置で主レールと副レ
ールとが重なり合うのに伴い、主ガイドローラ及び副ガ
イドローラは前後方向に位置されるので、車幅方向の寸
法を更に小さくすることができる。
【0076】また、請求項3記載のスライドドアの支持
構造においては、副レールがスライ車体外側に向かって
主レールに接近していくように配されるため、両レール
の閉方向側の先端部をピラー、ルーフレール内に配した
際には車室外側に位置させることが可能となり、ピラ
ー、ルーフレールの車室内側にスペースを確保すること
ができる。よって、ピラー、ルーフレールの補強及びレ
ールの取り付けをインナー側で行うことができ、補強作
業及び取り付け作業を容易に行うことができる。
【0077】また、請求項4記載のスライドドアの支持
構造においては、副レールはスライドドア閉位置の近傍
からスライドドア閉位置までが曲線状となるため、直線
状である場合に比べて、スライドドアを開け始める際
や、スライドドアを閉め終わる際に、スライドドアを円
滑に移動させることができる。よって、スライドドアの
操作性を向上させることができる。
【0078】また、請求項5記載のスライドドアの支持
構造においては、副レールがレールのフランジ部で形成
されるため、副レールの成形が容易となる。よって、レ
ールの製造コストを抑えることができる。また、副ガイ
ドローラは三つのローラで構成されて副レールを挟持す
るため、二つのローラ又は四つのローラで副レールを挟
持する場合に比べて安定して移動することができる。よ
って、スライドドアの操作性をさらに向上させることが
できる。
【0079】また、請求項6記載のスライドドアの支持
構造においては、付勢手段によりスライドドアにかかる
車体外側方向への荷重が抑えられるため、姿勢を安定さ
せながらスライドドアを移動させることができる。さら
に、スライドドアを開ける際には、規制手段によりロー
ラのスライドドア後部側への移動が抑えられ、スライド
ドアを円滑に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す車両の斜視図であ
る。
【図2】スライドドアの上部の支持構造を示す平面図で
ある。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図5】他の実施の形態を示すスライドドアの上部の支
持構造を示す平面図である。
【図6】他の実施の形態を示すアームと主ガイドローラ
との支持構造を示す平面図である。
【図7】他の実施の形態を示すアームと副ガイドローラ
との支持構造を示す平面図である。
【図8】従来のスライドドアの上部の支持構造を示す平
面図である。
【図9】他の従来のスライドドアの下部の支持構造を示
す平面図である。
【符号の説明】
2 車体 4 スライドドア 4b 後部 5 アッパーレール 8 アーム 9 アッパーローラ 43 回動軸 51 主レール 52 副レール 56 バランススプリング 57 ストッパー 84 第一の支軸 86 第二の支軸 91 主ガイドローラ 92 副ガイドローラ 93 第一のローラ 94 第二のローラ 95 第三のローラ C スライドドア閉位置近傍 F フランジ部 L 連結部分 O スライドドア開方向 Po スライドドア開位置 Pc スライドドア閉位置 X 内側方向 Z スライドドア閉方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けられたレールと、スライドド
    アに回動軸により回動自在に支持されたアームと、この
    アームに設けられ前記レールに沿って移動するローラと
    を有し、前記車体にスライド自在に支持されたスライド
    ドアの支持構造において、 前記レールが、スライドドア開口部に沿って直線状に配
    された主レールと、スライドドア開位置からスライドド
    ア閉位置近傍まで前記主レールと平行に配され、かつ、
    前記スライドドア閉位置近傍からスライドドア閉位置に
    向かっていくに従い漸次接近していく副レールとから構
    成されるとともに、前記主レールと前記副レールの一方
    が内側に位置され、他方が外側に位置され、 前記ローラが、前記アームに第一の支軸で支持され、前
    記主レールによってガイドされる主ガイドローラと、前
    記アームに第二の支軸で支持され、前記副レールによっ
    てガイドされる副ガイドローラとから構成され、 前記第一の支軸と前記第二の支軸の内側に位置する一方
    が、外側に位置する他方より前記スライドドア閉位置側
    に位置され、 前記スライドドアが前記スライドドア閉位置近傍からス
    ライドドア閉方向に移動することに伴い、前記アームの
    前記回動軸側がスライドドア開方向に向かって回動する
    ように畳まれつつ、前記アームが前記スライドドア閉方
    向に移動することを特徴とするスライドドアの支持構
    造。
  2. 【請求項2】 前記主レールと前記副レールとを異なる
    高さに設定し、前記スライドドア閉位置で前記両レール
    が車幅方向で重合するように配置されるとともに、前記
    アームに設けられた前記主ガイドローラと前記副ガイド
    ローラとの高さ位置を前記主レールと前記副レールとの
    高さ位置に合わせて設定したことを特徴とする請求項1
    記載のスライドドアの支持構造。
  3. 【請求項3】 前記内側に位置されるレールが前記副レ
    ールであることを特徴とする請求項1又は2記載のスラ
    イドドアの支持構造。
  4. 【請求項4】 前記副レールを前記スライドドア閉位置
    近傍から前記スライドドア閉位置まで外側に湾曲させて
    形成したことを特徴とする請求項3に記載のスライドド
    アの支持構造。
  5. 【請求項5】 前記副レールを前記レールのフランジ部
    で形成するとともに、前記副ガイドローラを前記副レー
    ルを挟持する三つのローラから構成したことを特徴とす
    る請求項1から4のいずれか1項に記載のスライドドア
    の支持構造。
  6. 【請求項6】 前記アームと前記スライドドアとの連結
    部分に設けられ、前記スライドドアを前記車体の内側方
    向に付勢する付勢手段と、前記連結部分の前記スライド
    ドア側に設けられ、前記アームが前記回動軸を中心にし
    て前記スライドドアの後部側に回動するのを規制する規
    制手段とを備えたことを特徴とする請求項1から5のい
    ずれか1項に記載のスライドドアの支持構造。
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