JP2001317106A - 車輪付仮設トイレ - Google Patents

車輪付仮設トイレ

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JP2001317106A
JP2001317106A JP2000137960A JP2000137960A JP2001317106A JP 2001317106 A JP2001317106 A JP 2001317106A JP 2000137960 A JP2000137960 A JP 2000137960A JP 2000137960 A JP2000137960 A JP 2000137960A JP 2001317106 A JP2001317106 A JP 2001317106A
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JP
Japan
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toilet
tank
wheels
temporary toilet
temporary
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JP2000137960A
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Inventor
Kenichi Akamatsu
健一 赤松
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Minoru Kasei Co Ltd
Original Assignee
Minoru Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動が容易であり、かつ安全に使用できる仮
設トイレを提供する。 【解決手段】 ドア付きのハウジングの下方に便タンク
を具備する便槽部を連設してなる仮設トイレにおいて、
便タンクの一側下方に、仮設トイレが垂直に置かれてい
るときには便タンク底面より下方に突出せず、同一側に
傾斜させたときには便タンク底面より下方に突出して回
転自在な車輪を設けたことを特徴とする車輪付仮設トイ
レ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工事現場、公園、海
水浴場、イベントの開催場所等において用いられる仮設
トイレに関する。
【0002】
【従来の技術】仮設トイレは水洗式、汲み取り式のいず
れの型であっても、その基本形は同一であり、内部に便
器、手洗い等の設備を有するハウジング部と、便タンク
を備えた便槽部からなる。便タンクは、最小限、タンク
内の汚物を汲取るための汲取口を上方に備え、下方には
水洗後の洗浄液を排出するための洗浄口が開口してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、仮設トイレ
の流通の仕組みとしては、供給業者が維持管理してお
り、要求に応じて使用者に貸し出すレンタル方式が一般
的である。即ち、供給業者は、必要に応じてトラック等
によって仮設トイレを現場まで搬送し、水平面に便タン
ク底面で安定に維持される状態で設置する。所望の期間
が経過した後、再び回収し、保管場所で維持管理する。
仮設トイレは相当な重量を有するが、その維持管理や現
場への搬送、現場での設置や管理のために移動作業は不
可避である。例えば、トラックへの積込み、トラックの
荷台の上での移動、トラックが進入できない場所への移
動、使用期間中又は使用後の移動、洗浄等の維持管理の
ための移動など、頻繁に移動させる必要がある。しかる
に、従来の仮設トイレは移動手段を具備していないの
で、このような移動に際しては一々、ユニッククレーン
やフォークリフトを使用するか、人力で引っ張らなけれ
ばならなかった。場合によっては、車輪を後で付けた
り、適当な台車に載せる方法も採られる。
【0004】しかし、ユニッククレーンやフォークリフ
トを使用すると、上部の吊り下げ部分や下部の便タンク
が変形したり、フォークによってタンクが破損されると
いう事故が発生していた。最も簡便な方法として仮設ト
イレを一方に傾けて人手で引っ張る方法がよく用いられ
るが、全重量が便タンクの一側底面にかかるために磨耗
や変形、破損という事故が多く発生していた。特にブロ
ー成形で製造された便タンクは補強が充分でないために
引きずって移動させると破損が著しく、トラックの荷台
上の突起物で破損するケースも多かった。一方、台車に
載せたり、車輪を後付けする方法においても、仮設トイ
レを持ち上げるためにユニッククレーンやフォークリフ
トを使用せざるを得ず、面倒であるばかりか、既述の問
題を避けることができない。しかも車輪を後付けする
と、仮設トイレの床面が高くなり不安定であるために、
使用者にとって不都合であるという問題もあった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決し、容易に移
動させることができ、しかも安定に使用できる仮設トイ
レを提供することを目的とするものである。本発明はま
た、便タンクの特に破損しやすい下部が補強された丈夫
で耐久性に富む仮設トイレを提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ドア付きのハウジングの下方に便タンク
を具備する便槽部を連設してなる仮設トイレにおいて、
便タンクの一側下方に、仮設トイレが垂直に置かれてい
るときには便タンク底面より下方に突出せず、同一側に
傾斜させたときには便タンク底面より下方に突出して回
転自在な車輪を設けたことを特徴とする車輪付仮設トイ
レを提供する。ここで、「同一側」とは、便タンクの車
輪が設置されている側と同一であることを意味する。
【0007】本発明の1つの実施態様では、前記便タン
クの下方壁面に凹部を設け、その凹部により車輪を固設
した車軸を支持せしめ、仮設トイレを垂直に設置したと
きには便タンク底面全体で安定に支えられているが、車
輪側を下にして適宜傾けると車輪が便タンク底面より下
方に突出して回転可能になるようにする。上記におい
て、便タンクと、前記凹部をブロー成形により一体成形
すると、凹部を構成する壁面が補強リブ構造になり、衝
撃を受け易い便タンク底面の一側が補強されるという効
果も生じる。しかも軽量であるために取り扱いやすく、
製造コストを低くすることができるという効果をも奏す
る。本発明の他の実施態様では、前記凹部を便タンクの
両側より内側に設け、その凹部の相対する壁面に1〜2
個程度の車輪を固設した車軸を軸架せしめることができ
る。
【0008】車輪の位置は特に限定されないが、便タン
クの洗浄液を排出する洗浄口と同側に設ければ、車輪を
中心にして容易に傾けることができるので洗浄作業にお
ける排水が容易である。また、多くの場合、洗浄口の反
対側にはドア及びステップが設けられているという状況
から、この位置に設けることは好ましい。車輪の数も任
意であるが、便タンク一側下部の中央に1個、あるいは
両端に2個など、適宜選択できる。車輪が1個である場
合、キャスターを用いると方向転換が容易であるという
利点もある。本発明の仮設トイレを移動させるには、作
業者は車輪設置側と反対側に位置し、便タンク底面を持
ち上げるか、上方のハウジング壁面を押すと、トイレ全
体が車輪側を支点として傾斜し、車輪が便タンク底面よ
り下方に突出して回転可能になるので、そのまま目的地
まで押せばよい。あるいは、作業者は車輪設置側と同側
に位置し、ハウジング壁面を手前に引っ張ると、同じく
トイレ全体が車輪側を支点として傾斜し、車輪が回転可
能になるので、そのまま引っ張ればよい。この場合、ハ
ウジング壁面に把手をつけておくと、作業者は把手を片
手で引っ張るだけで仮設トイレを容易に傾斜させ、目的
地まで移動させることができるので好都合である。適当
な場所に到達した後、全体を水平に戻せば、車輪は便タ
ンク底面下方と同一面内又はそれより上方に位置するの
で、仮設トイレは安定に設置されることになる。
【0009】なお、車軸の両端及び車輪を、仮設トイレ
を垂直に設置したとき便タンクの側面より外側に出ない
程度に内側に配設すると、多くの仮設トイレを近接させ
て並べることができ効率的な収納や輸送に有用である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しつつ、本発明の
実施例を説明するが、これは単なる例示にすぎず、本発
明は該実施例に限定されるものではない。図1は本発明
の仮設トイレの背面斜視図、図2は側面図、図3は要部
斜視図、図4は使用状態を示す説明図、図5は他の実施
例を示す図である。図示した仮設トイレは通常用いられ
る基本的な形を有し、便器等を備えたハウジング部1と
便タンク21を備えた便槽部2からなる。
【0011】便槽部2は便タンク21を、ステップ22
と後方の凹部23と共にブロー成形法で一体成形して形
成されており、該ステップ22の上方にはハウジング部
1のドア11がある。凹部23は車輪24を両端に固設
した車軸25を回転自在に支持するよう、便タンク21
の壁面を断面視逆U字形に屈曲させて形成されている。
26は、洗浄水の排水のための洗浄口である。凹部23
の位置及び大きさ、並びに車輪24の大きさは、図2に
示すように、仮設トイレを垂直に置いたときには車輪2
4が便タンク21の後部側壁及び底面よりも突出せず、
傾けたときには下方には突出するよう設計する。即ち図
1、2に示すように通常は仮設トイレは便タンク21の
底面で支えられているが、図4に示すように傾けたとき
には車輪24のみで回転可能に支持される。そのような
設計条件の選択自体は当業者にとって容易である。な
お、図示した例では便タンク21の底面と車輪24の下
端がほぼ同一の面内になるよう車輪24が設けられてい
るが、仮設トイレを傾けたとき、車輪24の下端がタン
ク21底面より突出する限り、車輪24の位置はより上
方であってよい。
【0012】図5は他の実施例であって、便タンク21
の底部側壁の少なくとも1部に断面視逆U字型の凹部2
3を設け、その凹部の相対する壁面に配した軸受け27
に軸架した車軸25に1個の車輪24が固設されてい
る。この場合、便タンク21と、凹部23における軸受
け27とはブロー成形により一体成形されている。な
お、この態様においては車輪24が幅広く形成されてい
るが、車輪24の形状及び数は任意である。上記の実施
例では通常の形状の車輪を用いたが、車輪24としてキ
ャスターを使用することもできる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、仮設トイレの便タンク
一側下方であって、便タンク底面及び側面からはみ出さ
ないような位置に、適当な大きさの車輪を付けたことか
ら、仮設トイレの使用には何ら悪影響を及ぼさずに、作
業者が極めて取り扱いやすい仮設トイレを提供すること
が可能になった。従って、保管中の維持管理、使用現場
への輸送、現場での移動、清掃作業等のあらゆる作業を
効率的に行うことができる。また、ユニッククレーン、
フォークリフト等の使用が不要になり、車輪の後つけ、
台車の使用等による問題も解決される。例えば、吊り上
げたり、引きずって移動させることがないので、便タン
ク及びハウジングの変形、破損の頻度が低くなり、仮設
トイレの安全性と耐久性が向上する。さらには便タンク
の後部に配した洗浄口からの洗浄液の排出が容易になる
という効果も奏する。また、車軸を支持するために便タ
ンクの壁面を補強リブ構造にすることから、洗浄口付近
の破損されやすい個所を補強することができるという効
果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る仮設トイレの背面斜視
図である。
【図2】 同じく側面図である。
【図3】 要部斜視図である。
【図4】 使用状態を示す説明図である。
【図5】 他の実施例の要部説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング部 2 便槽部 21 便タンク 22 ステップ 23 凹部 24 車輪 25 車軸 26 洗浄口 27 軸受け

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア付きのハウジングの下方に便タンク
    を具備する便槽部を連設してなる仮設トイレにおいて、
    便タンクの一側下方に、仮設トイレが垂直に置かれてい
    るときには便タンク底面より下方に突出せず、同一側に
    傾斜させたときには便タンク底面より下方に突出して回
    転自在な車輪を設けたことを特徴とする車輪付仮設トイ
    レ。
  2. 【請求項2】 便タンクの一側下方壁面に凹部を設け、
    その凹部に車輪を固設した車軸を支持せしめたことを特
    徴とする請求項1記載の車輪付仮設トイレ。
  3. 【請求項3】 前記凹部が、便タンクの両側よりも内側
    に設けられており、該凹部の相対する両壁に車軸の軸受
    け部を一体成形したことを特徴とする請求項2記載の車
    輪付仮設トイレ。
  4. 【請求項4】 車輪が、便タンクの洗浄液を排出するた
    めの洗浄口に対して同側に設けられている請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の車輪付仮設トイレ。
JP2000137960A 2000-05-11 2000-05-11 車輪付仮設トイレ Withdrawn JP2001317106A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287297A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Sekisui Chem Co Ltd ユニットバスの設置構造

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