JP2001316309A - 光学活性α−メチル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジルアルコールの製造方法 - Google Patents

光学活性α−メチル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジルアルコールの製造方法

Info

Publication number
JP2001316309A
JP2001316309A JP2000133798A JP2000133798A JP2001316309A JP 2001316309 A JP2001316309 A JP 2001316309A JP 2000133798 A JP2000133798 A JP 2000133798A JP 2000133798 A JP2000133798 A JP 2000133798A JP 2001316309 A JP2001316309 A JP 2001316309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asymmetric
trifluoromethyl
bis
optically active
aryl group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000133798A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Narizuka
智 成塚
Akihisa Ishii
章央 石井
Koji Kume
孝司 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
Priority to JP2000133798A priority Critical patent/JP2001316309A/ja
Publication of JP2001316309A publication Critical patent/JP2001316309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】 【課題】医薬および農薬の重要中間体である光学活性α
−メチル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベン
ジルアルコールを製造する方法を提供する。 【解決手段】光学活性タドール類とテトライソプロポキ
シチタンから調製される不斉触媒と、助触媒であるテト
ライソプロポキシチタンの存在下、または、非存在下、
ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒ
ドをジメチル亜鉛、または、メチルトリイソプロポキシ
チタンで不斉メチル化することにより、光学活性α−メ
チル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジル
アルコールを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医薬および農薬の重
要中間体である光学活性α−メチル−ビス−3,5−
(トリフルオロメチル)ベンジルアルコールの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】光学活性α−メチル−ビス−3,5−
(トリフルオロメチル)ベンジルアルコールは医薬およ
び農薬の重要中間体であり、特に、R体は抗鬱剤(L−
754030、L−758298)の部分構造として知
られている(WO9523798号公報)。該光学活性
アルコールの製造方法としては、ビス−3,5−(トリ
フルオロメチル)フェニルメチルケトンの化学的または
生物学的な不斉還元が考えられるが、ビス−3,5−
(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドの不斉メチル
化は炭素骨格の構築と同時に立体化学を制御できるた
め、より効率的な製造方法であると考えられる。アルデ
ヒドの触媒的不斉アルキル化は精力的に研究されている
にも拘わらず、その大部分がジエチル亜鉛によるベンズ
アルデヒドの不斉エチル化に関するもので不斉メチル化
の例は極めて少ない。特に、本発明で対象とするビス−
3,5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドの不
斉メチル化については全く報告されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】代表的なアルデヒドの
触媒的不斉アルキル化の例として、以下の3つを挙げる
ことができる。 K.SoaiらによるN,N−ジアルキルノルエフェ
ドリン類を不斉配位子とするジアルキル亜鉛による方法
(Chem. Rev., 92(1992)833、J. Fluorine Chem., 84(1
997)1)。 M.Ohnoらによるジスルホンアミド類−チタン錯
体を不斉触媒とするジアルキル亜鉛による方法(Tetrah
edron, 48(1992)5691)。 T.Nakaiら、または、A.S.C.Chanら
によるBINOL類−チタン錯体を不斉触媒とするジア
ルキル亜鉛による方法(Tetrahedron Lett., 38(1997)6
233、Tetrahedron: Asymmetry, 8(1997)3651)。
【0004】しかしながら、これらの方法を本発明で対
象とするビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンズ
アルデヒドの不斉メチル化に応用しても中程度の不斉収
率しか得られなかった。
【0005】例えば、では、ビス−3,5−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアルデヒドの不斉エチル化(90
%ee)と不斉イソプロピル化(94%ee)が報告さ
れているが(後述の表2)、この方法では導入されるア
ルキル基の立体的な嵩高さが不斉収率に大きく影響を与
え、同条件下、不斉メチル化を行っても59%eeの不
斉収率しか与えなかった(後述の参考例1)。反応溶媒
の変更により77%eeまで不斉収率を改善することが
できたが(後述の参考例2)、工業的に満足できる立体
選択性を与えなかった。さらに重大な問題点として、不
斉配位子の仕込み比を下げると不斉収率が著しく低下し
た(後述の参考例4)。
【0006】では、ジエチル亜鉛によるベンズアルデ
ヒドの不斉エチル化が詳細に検討されており、不斉配位
子のジスルホンアミド類の仕込み比を下げても高い不斉
収率が得られることが報告されていた。しかし、本発明
で対象とするビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアルデヒドの不斉メチル化を10モル%の不斉配位
子を用いて行っても中程度の光学収率しか与えなかった
(後述の参考例7)。
【0007】でも、ジエチル亜鉛による不斉エチル化
が詳細に検討されているが、本発明で対象とするビス−
3,5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドの不
斉メチル化を20モル%の不斉配位子を用いて行っても
中程度の光学純度しか与えなかった(後述の参考例
9)。
【0008】ここで示した様に、公知の技術を本発明で
対象とするビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベン
ズアルデヒドの不斉メチル化に応用しても容易に高い不
斉収率を得ることはできない。不斉収率は使用するアル
デヒド、不斉配位子または不斉触媒、アルキル化試剤、
反応溶媒、反応温度等に大きく影響され、対象とする反
応毎に条件を最適化する必要がある。このような観点か
ら、本発明で対象とするビス−3,5−(トリフルオロ
メチル)ベンズアルデヒドの不斉メチル化に関して工業
的に満足できる高い不斉収率を与える反応条件は全く明
らかにされていなかった。
【0009】本発明はビス−3,5−(トリフルオロメ
チル)ベンズアルデヒドの不斉メチル化において光学純
度の高いα−メチル−ビス−3,5−(トリフルオロメ
チル)ベンジルアルコールを工業的に得るための反応条
件を明らかにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の課題
を解決すべく鋭意検討した結果、D.Seebachら
により報告されている不斉アルキル化の反応条件(Hel
v. Chim. Acta, 77(1994)2071)、つまり、光学活性タド
ール類とテトライソプロポキシチタンから調製される不
斉触媒と、助触媒であるテトライソプロポキシチタンの
存在下、または、非存在下、ジエチル亜鉛、または、メ
チルトリイソプロポキシチタンをアルキル化試剤として
用いる反応条件が、本発明で対象とするビス−3,5−
(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドの不斉メチル
化において、不斉触媒の仕込み比を下げても非常に高い
不斉収率を与えることを見いだした。
【0011】さらに、工業的な観点から簡便な不斉触媒
の調製方法を鋭意検討した結果、D.Seebachら
により報告された、不活性ガス雰囲気下、光学活性タド
ール類とテトライソプロポキシチタンのトルエン溶液を
撹拌混合して反応させ、遊離するイソプロパノールを共
沸除去して調製する方法を、撹拌混合して反応させるだ
けで、本発明で対象とするビス−3,5−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアルデヒドの不斉メチル化に有効な不
斉触媒である光学活性タドール類−チタン錯体が得られ
ることも明らかにし本発明に到達した。
【0012】すなわち、本発明は、(1)一般式[1]
【0013】
【化5】
【0014】[式中、Rは、アリール基を表し、R1
よびR2は、水素、アルキル基、または、アリール基を
表し、*は、不斉炭素を表す]で示される光学活性タド
ール類とテトライソプロポキシチタンから調製される不
斉触媒と、助触媒であるテトライソプロポキシチタンの
存在下、または、非存在下、ビス−3,5−(トリフル
オロメチル)ベンズアルデヒドをジメチル亜鉛、また
は、メチルトリイソプロポキシチタンで不斉メチル化す
ることを特徴とする光学活性α−メチル−ビス−3,5
−(トリフルオロメチル)ベンジルアルコールの製造方
法である。
【0015】また、本発明は、(2)(1)に記載した
不斉触媒が、一般式[1]
【0016】
【化6】
【0017】[式中、Rは、アリール基を表し、R1
よびR2は、水素、アルキル基、または、アリール基を
表し、*は、不斉炭素を表す]で示される光学活性タド
ール類とテトライソプロポキシチタンの溶液を撹拌混合
して反応させ、遊離するイソプロパノールを共沸除去し
て調製される、一般式[2]
【0018】
【化7】
【0019】[式中、Rは、アリール基を表し、R1
よびR2は、水素、アルキル基、または、アリール基を
表し、*は、不斉炭素を表す]で示される錯体である
(1)に記載した製造方法である。
【0020】また、本発明は、(3)(1)に記載した
不斉触媒が、一般式[1]
【0021】
【化8】
【0022】[式中、Rは、アリール基を表し、R1
よびR2は、水素、アルキル基、または、アリール基を
表し、*は、不斉炭素を表す]で示される光学活性タド
ール類とテトライソプロポキシチタンの溶液を撹拌混合
して反応させるだけで調製される光学活性タドール類−
チタン錯体である(1)に記載した製造方法である。
【0023】また、本発明は、(4)R体、または、S
体の製造方法である(1)に記載した製造方法である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光学活性α−メチ
ル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジルア
ルコールの製造方法について詳細に説明する。
【0025】本発明の不斉メチル化の原料となるアルデ
ヒドは、ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンズ
アルデヒドである。
【0026】また、本発明の不斉メチル化の不斉触媒
は、一般式[1]で示される光学活性タドール類とテト
ライソプロポキシチタンから調製される不斉触媒であ
る。一般式[1]で示される光学活性タドール類には表
1にまとめた1a、1b、1c、1d、1e、1f、1
g、1h等がある。
【0027】
【化9】
【0028】
【表1】
【0029】その中でも、1a、1b、1c、1f、1
hが好ましく、特に、1a、1b、1hがより好まし
い。該光学活性タドール類は目的とする光学活性α−メ
チル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジル
アルコールの立体化学に応じてR体またはS体を用いる
ことができる。不斉触媒の調製方法には、以下の2つの
方法がある。
【0030】第一の方法としては、後述のスキーム1に
示すように、不活性ガス雰囲気下、光学活性タドール類
とテトライソプロポキシチタンの溶液を撹拌混合して反
応させ、遊離するイソプロパノールを共沸除去して錯体
Aまたは錯体Bを調製するもので、両方の錯体を不斉触
媒として用いることができる。
【0031】錯体Aは等モルの光学活性タドール類とテ
トライソプロポキシチタンを反応させることにより、錯
体Bは2:1のモル比で反応させることにより調製でき
る。また、錯体Aは錯体Bと等モルのテトライソプロポ
キシチタンを反応させることにより容易に調製できる。
【0032】したがって、不斉メチル化において助触媒
としてテトライソプロポキシチタンを用いる場合には、
錯体Bと等モル以上のテトライソプロポキシチタンを反
応させ、不斉メチル化の反応系中で錯体Aを発生させる
こともできる。錯体Aおよび錯体Bは調製溶媒を留去す
ることにより結晶またはアモルファスとして単離するこ
とができ、必要に応じて、蒸留、再沈殿、再結晶等によ
り精製することができる。
【0033】また、錯体Aおよび錯体Bを調製した溶液
をそのまま本不斉メチル化の不斉触媒として用いること
もできる。不斉触媒の調製温度は、光学活性タドール
類、テトライソプロポキシチタン、生成した錯体Aまた
は錯体Bが分解しない温度範囲であれば特に限定され
ず、通常、−20〜200℃で行う。
【0034】不斉触媒の調製溶媒は、遊離するイソプロ
パノールを共沸除去でき、光学活性タドール類、テトラ
イソプロポキシチタン、生成した錯体Aまたは錯体Bと
反応しない溶媒であれば特に限定されず、例えば、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化
水素系の溶媒が挙げられる。
【0035】不斉触媒の調製溶媒の量は、遊離するイソ
プロパノールを完全に共沸除去できる量であれば特に限
定されない。遊離するイソプロパノールの共沸除去は、
常圧下または減圧下で行う。減圧下の場合には、その減
圧度は特に限定されない。
【0036】
【化10】
【0037】第二の方法としては、本発明で対象とする
ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒ
ドの不斉メチル化に有効な不斉触媒の簡便な調製方法を
提供するもので、光学活性タドール類とテトライソプロ
ポキシチタンの溶液を撹拌混合して反応させるだけで遊
離するイソプロパノールを共沸除去する操作を行わな
い。
【0038】具体的には、不活性ガス雰囲気下、等モル
の光学活性タドール類とテトライソプロポキシチタンの
溶液を−20〜200℃の所定温度で、0.01〜24
時間の所定時間、撹拌混合して反応させることにより調
製できる。また、不斉メチル化において助触媒としてテ
トライソプロポキシチタンを用いる場合には、光学活性
タドール類と等モル以上のテトライソプロポキシチタン
を反応させ、不斉メチル化の反応系中で光学活性タドー
ル類−チタン錯体を発生させることもできる。
【0039】不斉触媒の調製溶媒は、光学活性タドール
類、テトライソプロポキシチタン、生成した光学活性タ
ドール類−チタン錯体と反応しない溶媒であれば特に限
定されない。例えば、n−ペンタン、n−ヘキサン、c
−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素系、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化
水素系、塩化メチレン、クロロホルム、1,2−ジクロ
ロエタン等のハロゲン化炭化水素系、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、t−ブチルメチルエーテル、
1,4−ジオキサン等のエーテル系等がある。その中で
も、n−ヘキサン、n−ヘプタン、ベンゼン、トルエ
ン、塩化メチレン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、1,4−ジオキサンが好ましく、特に、n−ヘキ
サン、トルエン、塩化メチレン、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、1,4−ジオキサンがより好まし
い。これらの溶媒は、単独または組み合わせて用いるこ
とができる。
【0040】該不斉触媒はビス−3,5−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアルデヒドの存在下でも容易に調製で
きるので、光学活性タドール類、テトライソプロポキシ
チタンおよびビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアルデヒドの3者を一度に仕込み操作を簡便にする
ことができる。
【0041】本発明の不斉メチル化の不斉触媒の量は、
ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒ
ドに対して、0.1〜30モル%であり、0.25〜2
0モル%が好ましく、特に、0.5〜10モル%がより
好ましい。
【0042】本発明の不斉メチル化反応は助触媒とし
て、テトライソプロポキシチタンを用いることができ
る。不斉メチル化の助触媒の量は、ビス−3,5−(ト
リフルオロメチル)ベンズアルデヒドに対して、5〜5
00モル%であり、10〜300モル%が好ましく、特
に、20〜200モル%がより好ましい。
【0043】本発明の不斉メチル化においては、メチル
化試剤として、ジメチル亜鉛またはメチルトリイソプロ
ポキシチタンを使用する。
【0044】ジメチル亜鉛は、市販品のn−ヘキサンま
たはトルエン希釈溶液を用いることができる。また、塩
化亜鉛と、メチルグリニヤール試薬またはメチルリチウ
ムからトランスメタル化により、または、銅を含む金属
亜鉛と塩化メチルから酸化的付加、続く不均化により容
易に調製することができる。これらの調製反応ではハロ
ゲン化マグネシウムや塩化亜鉛を副生するが、これらの
無機塩を除去せずに不斉メイル化に用いることができ
る。また、必要に応じて、デカンテーション、濾過、遠
心分離、錯形成による沈殿、蒸留等により精製したもの
を用いることもできる。調製したジメチル亜鉛はn−ヘ
キサンまたはトルエン等の不活性溶媒で希釈して不斉メ
チル化に用いることもできる。
【0045】また、もう一種類のメチル化試剤であるメ
チルトリイソプロポキシチタンは、クロロトリイソプロ
ポキシチタンと、メチルグリニヤール試薬またはメチル
リチウムからトランスメタル化により容易に調製するこ
とができる。これらの調製反応ではハロゲン化マグネシ
ウムや塩化リチウムを副生するが、これらの無機塩を除
去せずに不斉メチル化に用いることができる。また、必
要に応じて、デカンテーション、濾過、遠心分離、錯形
成による沈殿、蒸留等により精製したものを用いること
もできる。調製したメチルトリイソプロポキシチタンは
n−ヘキサンまたはトルエン等の不活性溶媒で希釈して
不斉メチル化に用いることもできる。
【0046】本発明の不斉メチル化において使用される
メチル化試剤の量は、通常、ビス−3,5−(トリフル
オロメチル)ベンズアルデヒドに対して、1モル当量以
上使用すればよく、1〜10モル当量が好ましく、特
に、1〜5モル当量がより好ましい。
【0047】また、不斉メチル化のメチル化試剤の添加
方法は、通常、反応の開始時に一度に加えるが、反応の
進行に伴いゆっくりと加えることもできる。
【0048】本発明の不斉メチル化は、通常、溶媒が使
用され、使用される反応溶媒としては、例えば、n−ペ
ンタン、n−ヘキサン、c−ヘキサン、n−ヘプタン等
の脂肪族炭化水素系、ベンゼン、トルエン、キシレン、
メシチレン等の芳香族炭化水素系、塩化メチレン、クロ
ロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化
水素系、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、t−
ブチルメチルエーテル、1,4−ジオキサン等のエーテ
ル系等がある。その中でも、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、ベンゼン、トルエン、塩化メチレン、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンが好ま
しく、特に、n−ヘキサン、トルエン、塩化メチレン、
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオ
キサンがより好ましい。これらの溶媒は、単独または組
み合わせて用いることができる。
【0049】本反応の不斉メチル化において使用される
反応溶媒の量は、ビス−3,5−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアルデヒド 1mmolに対して、0.25
〜50mlであり、0.5〜25mlが好ましく、特
に、1〜15mlがより好ましい。
【0050】また、本発明の不斉メチル化における反応
温度は、−100〜100℃であり、−80〜40℃が
好ましい。
【0051】本発明の不斉メチル化の反応時間は、反応
条件により異なるが、0.1〜48時間である。
【0052】また、本発明の不斉メチル化は、窒素、ア
ルゴン等の不活性ガス雰囲気下で行う。
【0053】本発明の不斉メチル化においては、希塩
酸、飽和塩化アンモニウム水溶液等の酸性水溶液を加え
反応を停止させた後、通常の後処理操作を行うことによ
り粗生成物を得ることができる。得られた粗生成物は必
要に応じて、活性炭、蒸留、再結晶、カラムクロマトグ
ラフィー等の精製操作を行うことにより光学活性α−メ
チル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジル
アルコールを高い純度で得ることができる。
【0054】また、一般式[1]で示される光学活性タ
ドール類は、活性炭、蒸留、再結晶、カラムクロマトグ
ラフィー等の回収操作を行うことにより光学純度を損な
うことなく高い純度で回収することができる。回収した
光学活性タドール類は本不斉メチル化に再使用すること
ができる。
【0055】
【実施例】以下、実施例により本発明の実施の形態を具
体的に説明するが本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
【0056】実施例または参考例に示したα−メチル−
ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジルアルコ
ールの絶対配置は旋光度の実測値の符号と文献値を比較
して決定した。また、不斉メチル化の変換率、選択率お
よび光学純度は粗生成物のキラルGC(CP−Chir
asil−DeX CB)により決定した。
【0057】「参考例1−4」 K.SoaiらによるN,N−ジアルキルノルエフェ
ドリン類を不斉配位子とするジアルキル亜鉛による方法 (実験操作)窒素雰囲気下、0℃で脱水溶媒6mlに
(1R,2S)−N,N−ジ−n−ブチルノルエフェド
リン(B)11〜111mg(0.04〜0.42mm
ol、0.02〜0.21eq)とジメチル亜鉛(1m
ol/l n−ヘキサン溶液)4〜6ml(4〜6mm
ol、2〜3eq)を加え15分間撹拌した。同温度で
ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒ
ド(3)484mg(2mmol、1eq)を加え15
分間撹拌し、さらに室温で30時間撹拌した。1N塩酸
水溶液を加え反応を停止させ、塩化メチレン抽出、無水
硫酸マグネシウム乾燥、濾過、濃縮、真空乾燥し、粗生
成物(4)を得た。参考例1−4の反応条件と結果を表
2にまとめた。また、公知の結果についても同じ表にま
とめた。
【0058】
【化11】
【0059】
【表2】
【0060】
【化12】
【0061】「参考例5−8」 M.Ohnoらによるジスルホンアミド類−チタン錯
体を不斉触媒とするジアルキル亜鉛による方法。 (実験操作)窒素雰囲気下、脱水トルエン0.8mlに
(1R,2R)−1,2−N,N’−ビス(トリフルオ
ロメタンスルホニルアミノ)シクロヘキサン(C)7〜
76mg(0.02〜0.2mmol、0.01〜0.
1eq)とテトライソプロポキシチタン625〜682
mg(2.2〜2.4mmol、1.1〜1.2eq)
を加え40℃で0.5時間撹拌した。−78℃でジメチ
ル亜鉛(1mol/ln−ヘキサン溶液)またはトリメ
チルアルミニウム(1mol/l n−ヘキサン溶液)
2.4〜2.6ml(2.4〜2.6mmol、1.2
〜1.3eq)とビス−3,5−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアルデヒド(3)484mg(2mmol、
1eq)を加え20分間撹拌し、さらに0℃で12.5
〜14時間撹拌した。2N塩酸水溶液を加え反応を停止
させ、エーテル抽出、飽和食塩水洗浄、無水硫酸マグネ
シウム乾燥、濾過、濃縮、真空乾燥し、粗生成物(4)
を得た。参考例5−8の反応条件と結果を表3にまとめ
た。
【0062】
【化13】
【0063】
【表3】
【0064】
【化14】
【0065】「参考例9−12」 T.Nakaiら、または、A.S.C.Chanら
によるBINOL類−チタン錯体を不斉触媒とするジア
ルキル亜鉛による方法。 (実験操作)窒素雰囲気下、室温で脱水溶媒6mlに
(R)−1,1’−ビ−2−ナフトール(D)11〜1
15mg(0.04〜0.4mmol、0.02〜0.
2eq)または(R)−6,6'−ジブロモ−1,1’
−ビ−2−ナフトール(E)169〜178mg(0.
38〜0.4mmol、0.19〜0.2eq)とテト
ライソプロポキシチタン682mg(2.4mmol、
1.2eq)を加え30分間撹拌した。−78℃でジメ
チル亜鉛(1mol/l n−ヘキサン溶液)5.8〜
6ml(5.8〜6mmol、2.9〜3eq)を加え
30分間撹拌し、同温度でビス−3,5−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアルデヒド(3)484mg(2mm
ol、1eq)を加え、0℃で5時間撹拌した。飽和塩
化アンモニウム水溶液を加え反応を停止させ、セライト
濾過、酢酸エチル抽出、飽和食塩水洗浄、無水硫酸マグ
ネシウム乾燥、濾過、濃縮、真空乾燥し、粗生成物
(4)を得た。参考例9−12の反応条件と結果を表4
にまとめた。
【0066】
【化15】
【0067】
【表4】
【0068】
【化16】
【0069】「実施例1」錯体A((R,R)−Aa)
の調製 (実験操作)窒素雰囲気下、脱水トルエン20mlに光
学活性タドール類((R,R)−1a)933mg(2
mmol、1eq)とテトライソプロポキシチタン62
5mg(2.2mmol、1.1eq)を加え40℃で
5時間撹拌した。温度40℃、減圧度50mmHgで遊
離したイソプロパノールを共沸除去させながらトルエン
を留去した。次に同温度で減圧度を2mmHgまで下げ
1時間真空乾燥し、錯体A((R,R)−Aa)を定量
的収率で調製した。さらに精製することなく不斉メチル
化の不斉触媒として用いた。
【0070】「実施例2」錯体A((R,R)−Aa)
/テトライソプロポキシチタン/ジメチル亜鉛による方
法。 (実験操作)窒素雰囲気下、脱水トルエン12mlに実
施例1で調製した錯体A((R,R)−Aa)63mg
(0.1mmol、0.05eq)、テトライソプロポ
キシチタン682mg(2.4mmol、1.2eq)
とビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデ
ヒド(3)484mg(2mmol、1eq)を加え−
40℃に冷却した。同温度でジメチル亜鉛(1mol/
l n−ヘキサン溶液)3.6ml(3.6mmol、
1.8eq)を加え、0℃で16時間撹拌した。飽和塩
化アンモニウム水溶液を加え反応を停止させ、セライト
濾過、エーテル抽出、飽和食塩水洗浄、無水硫酸マグネ
シウム乾燥、濾過、濃縮、真空乾燥し、粗生成物(4)
490mgを得た。実施例2、3の反応条件と結果を実
施例3に記載した表5にまとめた。
【0071】「実施例3」錯体A((R,R)−Aa)
/メチルトリイソプロポキシチタンによる方法。 (実験操作)窒素雰囲気下、脱水トルエン12mlに実
施例1で調製した錯体A((R,R)−Aa)63mg
(0.1mmol、0.05eq)とメチルトリイソプ
ロポキシチタン576mg(2.4mmol、1.2e
q)を加え−78℃に冷却し30分間撹拌した。同温度
でビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデ
ヒド(3)484mg(2mmol、1eq)を加え、
7時間かけて10℃まで昇温した。飽和塩化アンモニウ
ム水溶液を加え反応を停止させ、セライト濾過、エーテ
ル抽出、飽和食塩水洗浄、無水硫酸マグネシウム乾燥、
濾過、濃縮、真空乾燥し、粗生成物(4)を500mg
得た。実施例2、3の反応条件と結果を表5にまとめ
た。
【0072】
【化17】
【0073】
【表5】
【0074】
【化18】
【0075】「実施例4−6」簡便法による光学活性タ
ドール類−チタン錯体/テトライソプロポキシチタン/
ジメチル亜鉛による方法。 (実験操作)窒素雰囲気下、脱水トルエン20mlに光
学活性タドール類((R,R)−1a)47〜443m
g(0.1〜0.95mmol、0.02〜0.19e
q)、テトライソプロポキシチタン1.71〜1.85
g(6〜6.5mmol、1.2〜1.3eq)とビス
−3,5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド
(3)1.21g(5mmol、1eq)を加え室温で
5分間攪拌した。−70℃でジメチル亜鉛(1mol/
l n−ヘキサン溶液)8.5〜9ml(8.5〜9m
mol、1.7〜1.8eq)を加え30分間撹拌し、
0℃で20〜22時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム
水溶液を加え反応を停止させ、セライト濾過、エーテル
抽出、水洗浄、飽和食塩水洗浄、無水硫酸マグネシウム
乾燥、濾過、濃縮、真空乾燥し、粗生成物(4)を得
た。実施例4−6の反応条件と結果を表6にまとめた。
【0076】
【化19】
【0077】
【表6】
【0078】「実施例7−9」簡便法による光学活性タ
ドール類−チタン錯体/テトライソプロポキシチタン/
メチルトリイソプロポキシチタンによる方法。 (実験操作)窒素雰囲気下、脱水トルエン12mlに光
学活性タドール類((R,R)−1a)47〜187m
g(0.1〜0.4mmol、0.05〜0.2e
q)、テトライソプロポキシチタン682〜739mg
(2.4〜2.6mmol、1.2〜1.3eq)とビ
ス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド
(3)484mg(2mmol、1eq)を加え室温で
5分間攪拌した。−70℃でメチルトリイソプロポキシ
チタン865〜1009mg(3.6〜4.2mmo
l、1.8〜2.1eq)を加え30分間撹拌し、0℃
で20〜24時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水溶
液を加え反応を停止させ、セライト濾過、エーテル抽
出、水洗浄、飽和食塩水洗浄、無水硫酸マグネシウム乾
燥、濾過、濃縮、真空乾燥し、粗生成物(4)を得た。
実施例7−9の反応条件と結果を表7にまとめた。
【0079】
【化20】
【0080】
【表7】
【0081】
【発明の効果】医薬および農薬の重要中間体である光学
活性α−メチル−ビス−3,5−(トリフルオロメチ
ル)ベンジルアルコールを工業的に簡便で且つ効率良く
製造できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07F 7/28 C07F 7/28 B C07M 7:00 C07M 7:00 (72)発明者 久米 孝司 埼玉県川越市今福中台2805番地 セントラ ル硝子株式会社化学研究所内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC41 AC81 BA10 BA45 BA47 BA81 4H039 CA60 CD40 CF30 4H048 AA03 VA67 VB10 4H049 VN05 VP01 VQ57 VR44 VS21 VT41 VU33 VW02 VW05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式[1] 【化1】 [式中、Rは、アリール基を表し、R1およびR2は、水
    素、アルキル基、または、アリール基を表し、*は、不
    斉炭素を表す]で示される光学活性α,α,α’,α’
    −テトラアリール−1,3−ジオキソラン−4,5−ジ
    メタノール類(以下、光学活性タドール類)とテトライ
    ソプロポキシチタンから調製される不斉触媒と、助触媒
    であるテトライソプロポキシチタンの存在下、または、
    非存在下、ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベン
    ズアルデヒドをジメチル亜鉛、または、メチルトリイソ
    プロポキシチタンで不斉メチル化することを特徴とする
    光学活性α−メチル−ビス−3,5−(トリフルオロメ
    チル)ベンジルアルコールの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した不斉触媒が、一般式
    [1] 【化2】 [式中、Rは、アリール基を表し、R1およびR2は、水
    素、アルキル基、または、アリール基を表し、*は、不
    斉炭素を表す]で示される光学活性タドール類とテトラ
    イソプロポキシチタンの溶液を撹拌混合して反応させ、
    遊離するイソプロパノールを共沸除去して調製される一
    般式[2] 【化3】 [式中、Rは、アリール基を表し、R1およびR2は、水
    素、アルキル基、または、アリール基を表し、*は、不
    斉炭素を表す]で示される錯体である請求項1に記載し
    た製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した不斉触媒が、一般式
    [1] 【化4】 [式中、Rは、アリール基を表し、R1およびR2は、水
    素、アルキル基、または、アリール基を表し、*は、不
    斉炭素を表す]で示される光学活性タドール類とテトラ
    イソプロポキシチタンの溶液を撹拌混合して反応させる
    だけで調製される光学活性タドール類−チタン錯体であ
    る請求項1に記載した製造方法。
  4. 【請求項4】 R体、または、S体の製造方法である請
    求項1に記載した製造方法。
JP2000133798A 2000-05-02 2000-05-02 光学活性α−メチル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジルアルコールの製造方法 Pending JP2001316309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000133798A JP2001316309A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 光学活性α−メチル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジルアルコールの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000133798A JP2001316309A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 光学活性α−メチル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジルアルコールの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001316309A true JP2001316309A (ja) 2001-11-13

Family

ID=18642210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000133798A Pending JP2001316309A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 光学活性α−メチル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジルアルコールの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001316309A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006126428A1 (ja) 2005-05-23 2006-11-30 Takasago International Corporation 光学活性3-メチルシクロペンタデカノン及びその中間体の製造方法
JP2009040748A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Tosoh F-Tech Inc フッ素置換基を持つ不斉触媒と光学活性化合物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006126428A1 (ja) 2005-05-23 2006-11-30 Takasago International Corporation 光学活性3-メチルシクロペンタデカノン及びその中間体の製造方法
JP2009040748A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Tosoh F-Tech Inc フッ素置換基を持つ不斉触媒と光学活性化合物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3968076B2 (ja) 新しいキラルサレン化合物、キラルサレン触媒及びこれを利用したラセミックエポキシ化合物からキラル化合物を製造する方法
AU2002357049B2 (en) Methods for preparing 0-desmethylvenlafaxine
JP3962587B2 (ja) 新規キラルサレン触媒及びこれを使用してラセミエポキシドからキラル化合物を製造する方法
US20130267714A1 (en) Bidentate chiral ligands for use in catalytic asymmetric addition reactions
KR100877849B1 (ko) 3-히드록시테트라히드로퓨란의 효율적 제조방법
JP2001316309A (ja) 光学活性α−メチル−ビス−3,5−(トリフルオロメチル)ベンジルアルコールの製造方法
JPH059158A (ja) 光学活性アミン類の製法
US6696608B1 (en) Transfer hydrogenation process
CN114456203A (zh) 一种壳聚糖席夫碱铜功能材料催化制备β-硼基酮的方法
CN112707899B (zh) 一种奎宁醇的制备方法
KR100894680B1 (ko) 신규 키랄 살렌 촉매와 이를 이용한 라세믹 에폭시화합물로부터 키랄 화합물의 제조방법
CN109053800B (zh) 季鏻盐支载手性氨基-硫脲及其制备方法和用途
JPH0115497B2 (ja)
CN112479946A (zh) 一种高立体选择性制备d-对甲砜基苯丝氨酸乙酯的方法
KR100319045B1 (ko) 신규 키랄 살렌 촉매 및 이를 이용하여 라세믹에폭사이드로부터 키랄화합물의 제조방법
JP3505766B2 (ja) 光学活性α−ヒドロキシケトン誘導体の製造方法
KR100509796B1 (ko) 키랄 살렌 촉매를 이용하여 키랄 에폭시화합물로부터 키랄1,2-디올 유도체를 제조하는 방법
WO2004106314A1 (ja) オキセタン環含有ビフェニル化合物の製造方法
Hailes Novel recyclable aminoalcohol salts in catalytic asymmetric inductions. The addition of diethylzinc to aromatic aldehydes
JP3010756B2 (ja) 光学活性アルコールの製造方法
KR100298145B1 (ko) 올레핀 화합물의 비균일계 비대칭 아미노히드록시화 반응용 신코나알칼로이드 촉매
CN117903207A (zh) 一种六氯环三磷腈的绿色合成方法
EP0225778A1 (en) Improved synthesis and purification of alpha-d-propoxyphene hydrochloride
JPH09151168A (ja) β−アラニン塩の製造方法
WO2024053350A1 (ja) アミノアジド化合物、ジアミン化合物、及びエドキサバンの製造方法