JP2001316222A - 乳化、分散剤組成物 - Google Patents
乳化、分散剤組成物Info
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- JP2001316222A JP2001316222A JP2000176073A JP2000176073A JP2001316222A JP 2001316222 A JP2001316222 A JP 2001316222A JP 2000176073 A JP2000176073 A JP 2000176073A JP 2000176073 A JP2000176073 A JP 2000176073A JP 2001316222 A JP2001316222 A JP 2001316222A
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- JP
- Japan
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- emulsifying
- dispersing agent
- agent composition
- pigments
- alcohol
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- Pending
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- Cosmetics (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】化粧品分野に於いて油を乳化する場合、油剤の
種類により乳化できなかったり、顔料を分散する場合、
性質の異なる顔料を均一に分散安定することは難しい特
に有機顔料や磁性の強い鉄黒等の顔料分散安定化は難し
い等の課題があった 【解決手段】 アルキルグリコシドと高級アルコール及
び多価アルコールを含むことを特徴とする乳化、分散剤
組成物を使用すると形状保持性、使用性、機能性使用効
果、安全性、安定性に優れた化粧料を得ることが出来
た.
種類により乳化できなかったり、顔料を分散する場合、
性質の異なる顔料を均一に分散安定することは難しい特
に有機顔料や磁性の強い鉄黒等の顔料分散安定化は難し
い等の課題があった 【解決手段】 アルキルグリコシドと高級アルコール及
び多価アルコールを含むことを特徴とする乳化、分散剤
組成物を使用すると形状保持性、使用性、機能性使用効
果、安全性、安定性に優れた化粧料を得ることが出来
た.
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルキルグリコシド
と高級アルコール及び多価アルコールを含むことを特徴
とする乳化、分散剤組成物及びそれを用いた化粧料に関
する.乳化性、分散性に優れた化粧料であって、形状保
持性、使用性、機能性、使用効果安定性、安全性に優れ
た化粧料に関する.本発明の乳化、分散剤組成物の用途
はローション、乳液、クリーム、ファンデーション等化
粧料に広く用いられるものである.
と高級アルコール及び多価アルコールを含むことを特徴
とする乳化、分散剤組成物及びそれを用いた化粧料に関
する.乳化性、分散性に優れた化粧料であって、形状保
持性、使用性、機能性、使用効果安定性、安全性に優れ
た化粧料に関する.本発明の乳化、分散剤組成物の用途
はローション、乳液、クリーム、ファンデーション等化
粧料に広く用いられるものである.
【0002】
【従来の技術】従来、化粧品分野に於いて油剤を乳化す
る場合、油剤の種類により乳化出来なかったり、乳化剤
の選択及び配合比率を調整するのに時間が掛かることが
多いのが現状である.又顔料を分散する場合、性質の異
なる顔料を均一に分散安定することは難しく特に有機顔
料や磁性の強い鉄黒等の顔料の分散安定化は難しいのが
現状である
る場合、油剤の種類により乳化出来なかったり、乳化剤
の選択及び配合比率を調整するのに時間が掛かることが
多いのが現状である.又顔料を分散する場合、性質の異
なる顔料を均一に分散安定することは難しく特に有機顔
料や磁性の強い鉄黒等の顔料の分散安定化は難しいのが
現状である
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、その欠点を
なくし形状保持性、使用性、機能性、使用効果、安全
性、安定性にも優れた乳化、分散剤組成物を得ることを
課題として研究を進めた.
なくし形状保持性、使用性、機能性、使用効果、安全
性、安定性にも優れた乳化、分散剤組成物を得ることを
課題として研究を進めた.
【0004】
【課題を解決するための手段】アルキルグルコシドと高
級アルコール及び多価アルコールを含む乳化、分散剤組
成物を調整することにより、形状保持性、使用性、機能
性、使用効果、安定性、安全性にも優れた化粧料を得る
ことに成功し本発明を完成するに至った.以下に本発明
の構成について述べる.本発明に用いるアルキルグルコ
シドはエトキシル基に代わってグリコシドの親水性を利
用したもので、炭水化物系活性剤のグリコシドエーテル
であり下記のような利点が考えられる. (1)安全性(ジオキサンや未反応エチレンオキサイド
など毒性不純物がない. (2)使用感触が良い(ぬるつきがなく、滑らかでソフ
トな感触). (3)皮膚モイスチャー効果. (4)エコロジーへの配慮(再生可能の材料の使用). (5)非イオン性界面活性剤であり、陰、陽及び両イオ
ン性活性剤とも混用出来るアルキルグリコシドのアルキ
ル基はC12〜C22のものが望ましい. 本発明に用いる高級アルコールは飽和脂肪アルコールが
望ましく、ラウリルアルコールミリスチルアルコール、
セチルアルコール(セタノール)、ステアリルアルコー
ル、ベヘニールアルコール及びそれらの混合物例えばセ
トステアリルアルコール等である.高級アルコールの配
向促進作用、安定ゲル生成能(乳化安定性、粘度調整)
に優れた性能を持つものが良い.本発明に用いられる多
価アルコールはグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセ
リンジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、13ブチレングリコール、3−メチル−13ブタン
ジオール、プロピレングリコール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール
等、及びその混合物でる.アルキルグリコシドを加熱溶
解、又は分散することが望ましい.尚、本発明の必須成
分に加えて、更に本発明の効果を阻害しない範囲に於い
て化粧品に一般的に使用される水溶性高分子、保湿剤、
エモリエント剤、美容剤、紫外線防御剤、界面活性剤、
等を適宣配合することが出来る.これらは本発明を何ら
限定するものでない.本発明について実施例をあげて更
に説明する.
級アルコール及び多価アルコールを含む乳化、分散剤組
成物を調整することにより、形状保持性、使用性、機能
性、使用効果、安定性、安全性にも優れた化粧料を得る
ことに成功し本発明を完成するに至った.以下に本発明
の構成について述べる.本発明に用いるアルキルグルコ
シドはエトキシル基に代わってグリコシドの親水性を利
用したもので、炭水化物系活性剤のグリコシドエーテル
であり下記のような利点が考えられる. (1)安全性(ジオキサンや未反応エチレンオキサイド
など毒性不純物がない. (2)使用感触が良い(ぬるつきがなく、滑らかでソフ
トな感触). (3)皮膚モイスチャー効果. (4)エコロジーへの配慮(再生可能の材料の使用). (5)非イオン性界面活性剤であり、陰、陽及び両イオ
ン性活性剤とも混用出来るアルキルグリコシドのアルキ
ル基はC12〜C22のものが望ましい. 本発明に用いる高級アルコールは飽和脂肪アルコールが
望ましく、ラウリルアルコールミリスチルアルコール、
セチルアルコール(セタノール)、ステアリルアルコー
ル、ベヘニールアルコール及びそれらの混合物例えばセ
トステアリルアルコール等である.高級アルコールの配
向促進作用、安定ゲル生成能(乳化安定性、粘度調整)
に優れた性能を持つものが良い.本発明に用いられる多
価アルコールはグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセ
リンジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、13ブチレングリコール、3−メチル−13ブタン
ジオール、プロピレングリコール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール
等、及びその混合物でる.アルキルグリコシドを加熱溶
解、又は分散することが望ましい.尚、本発明の必須成
分に加えて、更に本発明の効果を阻害しない範囲に於い
て化粧品に一般的に使用される水溶性高分子、保湿剤、
エモリエント剤、美容剤、紫外線防御剤、界面活性剤、
等を適宣配合することが出来る.これらは本発明を何ら
限定するものでない.本発明について実施例をあげて更
に説明する.
【0005】
【発明の実施の形態】 実施例1 ウオータープルーフクレンジング 1)流動パラフィン55 15.0 2)シリコーンKF944 15.0 3)モンタノブ68 1.5 4)カラギーナン 0.01 5)13ブチレングリコール 7.5 6)グリセリン 2.5 7)防腐剤 0.2 8)カーボポール940 0.1 9)L−アルギニン 0.1 10)プルロニックL−64 1.5 11)精製水 56.59 実施例2 2層タイプの振盪エマルション 1)フォンブリンHC/R 2.0 2)スクアラン 2.0 3)ビタミンEアセテート 0.05 4)モンタノブ68 0.4 5)13ブチレングリコール 2.25 6)グリセリン 0.75 7)カラギーナン 0.01 8)乳酸ナトリウム液 0.20 9)PCAナトリウム 0.10 10)パラオキシ安息香酸エステル 0.20 11)精製水 92.04 実施例3 リキッドファンデーション I II 1)流動パラフィン 7.0 7.0 2)イソプロピルミリステート 1.5 1.5 3)2−オクチルドデカノール 0.3 0.3 4)カカオ脂 0.2 0.3 5)ラノリン 1.0 1.0 6)シリコーンKF96 100CS 0.1 0.1 7)ステアリン酸 3.5 3.5 8)モノグリセライド 0.5 0.5 9)セタノール 2.0 2.0 10)コレステロール 0.3 0.3 11)トリエタノールアミン 1.2 1.2 12)13ブチレングリコール 5.0 5.0 13)パラオキシ安息香酸エステル 0.2 0.2 14)分散性組成物 I 15.0 − 〃 II − 15.0 15)精製水 62.2 62.2 特 徴 みずみずしく肌になじみ、薄く均一にフィット
する 乾燥しがちな肌に潤いを与え澄んだ透明感のある仕上が
りをする
する 乾燥しがちな肌に潤いを与え澄んだ透明感のある仕上が
りをする
【0006】
【発明の効果】本発明に於いて提供される新規な乳化、
分散組成物はアルキルグルコシドと高級アルコール及び
多価アルコールを含むことを特徴とし形状保持性、使用
性、機能性、使用効果、安定性、安全性に優れた新規な
化粧料を得ることが出来た.
分散組成物はアルキルグルコシドと高級アルコール及び
多価アルコールを含むことを特徴とし形状保持性、使用
性、機能性、使用効果、安定性、安全性に優れた新規な
化粧料を得ることが出来た.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01F 17/38 B01F 17/38 17/42 17/42 C11D 1/68 C11D 1/68 3/20 3/20 Fターム(参考) 4C083 AA122 AC022 AC061 AC072 AC111 AC122 AC242 AC302 AC352 AC482 AC542 AC582 AD052 AD092 AD201 AD252 AD352 AD492 AD512 AD662 CC12 CC23 DD31 4D077 AA09 AB11 AC01 AC05 BA15 DC02X DC12X DC14X DC15X 4H003 AC05 AC23 DA02 EB04 EB05 EB30 EB37 EB41 EB43 ED02 ED03 FA02 FA16 FA21
Claims (1)
- 【請求項1】 アルキルグルコシドと高級アルコール及
び多価アルコールを含むことを特徴とする乳化、分散剤
組成物.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000176073A JP2001316222A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | 乳化、分散剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000176073A JP2001316222A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | 乳化、分散剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001316222A true JP2001316222A (ja) | 2001-11-13 |
Family
ID=18677841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000176073A Pending JP2001316222A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | 乳化、分散剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001316222A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10218730A1 (de) * | 2002-04-26 | 2003-11-20 | Wacker Chemie Gmbh | O/W-Emulsion |
US6858936B2 (en) | 2002-07-01 | 2005-02-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having an improved construction in the interlayer insulating film |
WO2017179356A1 (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | サボ ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 過脂肪剤およびパーソナルケア組成物 |
-
2000
- 2000-05-10 JP JP2000176073A patent/JP2001316222A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10218730A1 (de) * | 2002-04-26 | 2003-11-20 | Wacker Chemie Gmbh | O/W-Emulsion |
US6858936B2 (en) | 2002-07-01 | 2005-02-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having an improved construction in the interlayer insulating film |
US7144804B2 (en) | 2002-07-01 | 2006-12-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
WO2017179356A1 (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | サボ ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 過脂肪剤およびパーソナルケア組成物 |
JPWO2017179356A1 (ja) * | 2016-04-11 | 2019-02-14 | 株式会社カネカ | 過脂肪剤およびパーソナルケア組成物 |
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