JP2001315736A - ラベラーおよびラベル貼付方法 - Google Patents
ラベラーおよびラベル貼付方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65C—LABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
- B65C9/00—Details of labelling machines or apparatus
- B65C9/08—Label feeding
- B65C9/18—Label feeding from strips, e.g. from rolls
- B65C9/1865—Label feeding from strips, e.g. from rolls the labels adhering on a backing strip
- B65C9/1876—Label feeding from strips, e.g. from rolls the labels adhering on a backing strip and being transferred by suction means
- B65C9/1884—Label feeding from strips, e.g. from rolls the labels adhering on a backing strip and being transferred by suction means the suction means being a movable vacuum arm or pad
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65C—LABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
- B65C1/00—Labelling flat essentially-rigid surfaces
- B65C1/02—Affixing labels to one flat surface of articles, e.g. of packages, of flat bands
- B65C1/021—Affixing labels to one flat surface of articles, e.g. of packages, of flat bands the label being applied by movement of the labelling head towards the article
-
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65C9/00—Details of labelling machines or apparatus
- B65C9/26—Devices for applying labels
- B65C9/36—Wipers; Pressers
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Labeling Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリンダ式ラベラーの貼付位置精度の高さを
有しつつ、ラベル貼付作業を効率化し、高速化したラベ
ラーおよび該ラベラーによるラベル貼付方法を提供す
る。 【解決手段】 ２つ以上のラベル保持ヘッドを有し、ラ
ベルの保持と圧着を同時並行的に行うラベラーおよび該
ラベラーを用いたラベル貼付方法。
有しつつ、ラベル貼付作業を効率化し、高速化したラベ
ラーおよび該ラベラーによるラベル貼付方法を提供す
る。 【解決手段】 ２つ以上のラベル保持ヘッドを有し、ラ
ベルの保持と圧着を同時並行的に行うラベラーおよび該
ラベラーを用いたラベル貼付方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品上にラベルを
貼付するラベラーおよび該ラベラーによるラベル貼付方
法に関し、詳しくは、ラベル保持ヘッドを複数有するラ
ベラーおよびラベル貼付方法に関する。
貼付するラベラーおよび該ラベラーによるラベル貼付方
法に関し、詳しくは、ラベル保持ヘッドを複数有するラ
ベラーおよびラベル貼付方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ラベラーは、次々と製造ラインを流れて
くる製品上に、ラベルを貼り付ける機械である。ラベラ
ーとしては、ローラ式、エアジェット式、シリンダ式等
がよく知られている。
くる製品上に、ラベルを貼り付ける機械である。ラベラ
ーとしては、ローラ式、エアジェット式、シリンダ式等
がよく知られている。
【０００３】ローラ式ラベラーは、裏面に接着剤層を有
するラベルを、剥離紙から剥離しながら、弾性体のロー
ラで押圧して製品上に貼付するものである。機械的に簡
易な構造で、高速貼付が可能であるが、貼付位置の精度
はあまり良くない。
するラベルを、剥離紙から剥離しながら、弾性体のロー
ラで押圧して製品上に貼付するものである。機械的に簡
易な構造で、高速貼付が可能であるが、貼付位置の精度
はあまり良くない。
【０００４】エアジェット式ラベラーは、裏面に接着剤
層を有するラベルを、剥離紙から剥離しながら、ラベル
保持ヘッドに負圧を発生させて吸引保持した後、該負圧
を正圧に切り替えて、ラベルを飛翔させて製品上に貼付
するものである。ローラ式よりさらに高速貼付をするこ
とが可能であるが、貼付位置精度はあまり良くない。
層を有するラベルを、剥離紙から剥離しながら、ラベル
保持ヘッドに負圧を発生させて吸引保持した後、該負圧
を正圧に切り替えて、ラベルを飛翔させて製品上に貼付
するものである。ローラ式よりさらに高速貼付をするこ
とが可能であるが、貼付位置精度はあまり良くない。
【０００５】シリンダ式ラベラーは、裏面に接着剤層を
有するラベルを、剥離紙から剥離しながら、ラベル保持
ヘッドに負圧を発生させて吸引保持した後、エアシリン
ダ等の直動手段によって、ラベルを保持したラベル保持
ヘッドを製品上に押圧してラベルを貼付するものであ
る。貼付位置精度は上記２方式に比べて優れているが、
高速貼付することが構造的に難しい。
有するラベルを、剥離紙から剥離しながら、ラベル保持
ヘッドに負圧を発生させて吸引保持した後、エアシリン
ダ等の直動手段によって、ラベルを保持したラベル保持
ヘッドを製品上に押圧してラベルを貼付するものであ
る。貼付位置精度は上記２方式に比べて優れているが、
高速貼付することが構造的に難しい。
【０００６】シリンダ式ラベラーとしては、従来、図３
に示すようなラベラーが使用されている。図中、参照符
号の３０はベルトコンベア、４１〜４３はベルトコンベ
ア３０上を流れる製品、５０はラベラー、６０はラベル
に印字を行うプリンタである。ベルトコンベア３０によ
り、図中右から左方向へ製品４１〜４３を一定間隔で搬
送している。
に示すようなラベラーが使用されている。図中、参照符
号の３０はベルトコンベア、４１〜４３はベルトコンベ
ア３０上を流れる製品、５０はラベラー、６０はラベル
に印字を行うプリンタである。ベルトコンベア３０によ
り、図中右から左方向へ製品４１〜４３を一定間隔で搬
送している。
【０００７】裏面に接着剤層を有する未印字のラベル６
６Ｌを剥離紙６６Ｄと一体にした長尺のシール６６は、
プリンタ６０にて所定の情報を印字され、ラベラー５０
の貼付速度に対して余裕を持って待機出来るだけのアキ
ュームＡを持って、剥離板６５まで誘導される。剥離板
６５の先端において、印字済みのラベル６６Ｌは、剥離
紙６６Ｄから剥離されて、ラベル６６Ｌ自体の剛性によ
り、ラベラー５０の位置する方向（図中左側）へ供給さ
れる。一方、ラベル６６Ｌが剥離された後の剥離紙６６
Ｄは、巻取られる。
６Ｌを剥離紙６６Ｄと一体にした長尺のシール６６は、
プリンタ６０にて所定の情報を印字され、ラベラー５０
の貼付速度に対して余裕を持って待機出来るだけのアキ
ュームＡを持って、剥離板６５まで誘導される。剥離板
６５の先端において、印字済みのラベル６６Ｌは、剥離
紙６６Ｄから剥離されて、ラベル６６Ｌ自体の剛性によ
り、ラベラー５０の位置する方向（図中左側）へ供給さ
れる。一方、ラベル６６Ｌが剥離された後の剥離紙６６
Ｄは、巻取られる。
【０００８】ラベル供給手段である剥離板６５から供給
されたラベル６６Ｌは、ラベラー５０のラベル保持ヘッ
ド５１が負圧を発生することにより吸引保持される。こ
のときラベラー５０のラベル保持ヘッド５１は、シリン
ダ５２の駆動により、保持高さｈ１まで上昇している。
次に、ラベル６６Ｌを吸引保持したラベラー５０のラベ
ル保持ヘッド５１は、シリンダ５２の駆動により、ベル
トコンベア３０上を搬送されている製品４２の表面上の
圧着高さｈ２まで下降し、製品４２上にラベル６６Ｌを
圧着する。
されたラベル６６Ｌは、ラベラー５０のラベル保持ヘッ
ド５１が負圧を発生することにより吸引保持される。こ
のときラベラー５０のラベル保持ヘッド５１は、シリン
ダ５２の駆動により、保持高さｈ１まで上昇している。
次に、ラベル６６Ｌを吸引保持したラベラー５０のラベ
ル保持ヘッド５１は、シリンダ５２の駆動により、ベル
トコンベア３０上を搬送されている製品４２の表面上の
圧着高さｈ２まで下降し、製品４２上にラベル６６Ｌを
圧着する。
【０００９】以上のように、従来のシリンダ式ラベラー
は、一つのラベル保持ヘッド５１によりラベル貼付を行
うものであるが、上記ローラ式やエアジェット式に比
べ、シリンダ５２の駆動によりラベル保持ヘッド５１が
保持高さｈ１から圧着高さｈ２までの距離（ｈ１−ｈ
２）を往復する時間がかかり、また、作業の１サイクル
が、ラベルの保持→下降→圧着→上昇というシーケンシ
ャルなものであるため、ラベル貼付速度はどうしても遅
くなってしまう。しかし、貼付位置精度が要求されるラ
ベル貼付においては、生産効率が劣ってもシリンダ式を
使用せざるを得ない実状がある。
は、一つのラベル保持ヘッド５１によりラベル貼付を行
うものであるが、上記ローラ式やエアジェット式に比
べ、シリンダ５２の駆動によりラベル保持ヘッド５１が
保持高さｈ１から圧着高さｈ２までの距離（ｈ１−ｈ
２）を往復する時間がかかり、また、作業の１サイクル
が、ラベルの保持→下降→圧着→上昇というシーケンシ
ャルなものであるため、ラベル貼付速度はどうしても遅
くなってしまう。しかし、貼付位置精度が要求されるラ
ベル貼付においては、生産効率が劣ってもシリンダ式を
使用せざるを得ない実状がある。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ラベ
ラーにおいて、ラベル貼付作業を効率化し、高速で、位
置精度もよいラベラーおよび該ラベラーによるラベル貼
付方法を提供するものである。
ラーにおいて、ラベル貼付作業を効率化し、高速で、位
置精度もよいラベラーおよび該ラベラーによるラベル貼
付方法を提供するものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
構成により達成された。
構成により達成された。
【００１２】１．回動可能な基部と、前記基部を回動さ
せる回動手段と、前記基部の縁部に配設された複数のラ
ベル保持ヘッドと、前記ラベル保持ヘッドを直動させる
直動手段とを有するラベラーであって、前記直動手段
は、前記ラベル保持ヘッドを、ラベル供給手段から供給
されるラベルを保持する保持高さと、前記保持されたラ
ベルを製品上に圧着する圧着高さとの間で上下動させ、
前記回動手段は、前記ラベル保持ヘッドを、水平面上に
おいて、前記ラベル供給手段から供給されるラベルを保
持する保持位置と、前記保持されたラベルを製品上に圧
着する圧着位置との間で回動させることを特徴とするラ
ベラー。
せる回動手段と、前記基部の縁部に配設された複数のラ
ベル保持ヘッドと、前記ラベル保持ヘッドを直動させる
直動手段とを有するラベラーであって、前記直動手段
は、前記ラベル保持ヘッドを、ラベル供給手段から供給
されるラベルを保持する保持高さと、前記保持されたラ
ベルを製品上に圧着する圧着高さとの間で上下動させ、
前記回動手段は、前記ラベル保持ヘッドを、水平面上に
おいて、前記ラベル供給手段から供給されるラベルを保
持する保持位置と、前記保持されたラベルを製品上に圧
着する圧着位置との間で回動させることを特徴とするラ
ベラー。
【００１３】２．前記複数のラベル保持ヘッドは、前記
基部の回動軸に対して１８０°の対向する位置に２つ配
設されており、前記回動手段による回動は、前記保持位
置と前記圧着位置との間の反転運動であることを特徴と
する上記１に記載のラベラー。
基部の回動軸に対して１８０°の対向する位置に２つ配
設されており、前記回動手段による回動は、前記保持位
置と前記圧着位置との間の反転運動であることを特徴と
する上記１に記載のラベラー。
【００１４】３．前記ラベル保持ヘッドは、吸引によっ
て前記ラベルを保持することを特徴とする上記１または
２に記載のラベラー。
て前記ラベルを保持することを特徴とする上記１または
２に記載のラベラー。
【００１５】４．第１のラベル保持ヘッドがラベル供給
手段から供給されるラベルを保持する第１ヘッド保持、
および、第２のラベル保持ヘッドが保持しているラベル
を製品上に圧着する第２ヘッド圧着を同時に行う甲工程
と、前記第１のラベル保持ヘッドが保持しているラベル
を製品上に圧着する第１ヘッド圧着、および、前記第２
のラベル保持ヘッドが前記ラベル供給手段から供給され
るラベルを保持する第２ヘッド保持を同時に行う乙工程
とを有し、前記甲工程と、前記乙工程とを交互に繰り返
し行うことを特徴とするラベル貼付方法。
手段から供給されるラベルを保持する第１ヘッド保持、
および、第２のラベル保持ヘッドが保持しているラベル
を製品上に圧着する第２ヘッド圧着を同時に行う甲工程
と、前記第１のラベル保持ヘッドが保持しているラベル
を製品上に圧着する第１ヘッド圧着、および、前記第２
のラベル保持ヘッドが前記ラベル供給手段から供給され
るラベルを保持する第２ヘッド保持を同時に行う乙工程
とを有し、前記甲工程と、前記乙工程とを交互に繰り返
し行うことを特徴とするラベル貼付方法。
【００１６】５．前記製品を、前記圧着位置まで搬送す
る搬送工程を有し、前記搬送工程における搬送が、コン
ベアによって行われることを特徴とする上記４に記載の
ラベル貼付方法。
る搬送工程を有し、前記搬送工程における搬送が、コン
ベアによって行われることを特徴とする上記４に記載の
ラベル貼付方法。
【００１７】６．前記ラベル供給手段は、ラベル印刷手
段と一体であることを特徴とする上記４または５に記載
のラベル貼付方法。
段と一体であることを特徴とする上記４または５に記載
のラベル貼付方法。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明するが、本発明はこれに限定される
ものではない。
の実施の形態を説明するが、本発明はこれに限定される
ものではない。
【００１９】図１は、本実施の形態に係るラベラーを含
む製造ラインの模式図である。図中、参照符号の１０は
ラベラー、２０はプリンタ、３０はベルトコンベア、４
１〜４３はベルトコンベア３０上を流れる製品である。
む製造ラインの模式図である。図中、参照符号の１０は
ラベラー、２０はプリンタ、３０はベルトコンベア、４
１〜４３はベルトコンベア３０上を流れる製品である。
【００２０】ベルトコンベア３０において、エンドレス
ベルト３１は、ホイール３２の図中矢印で表した反時計
方向の回転に伴い、製品４１〜４３を、図中右から左方
向へ搬送している。尚、本実施の形態においては、製品
の搬送手段としてベルトコンベアを用いたが、これに限
られるものではなく、ローラコンベア等周知のコンベア
を適宜採用することが出来る。
ベルト３１は、ホイール３２の図中矢印で表した反時計
方向の回転に伴い、製品４１〜４３を、図中右から左方
向へ搬送している。尚、本実施の形態においては、製品
の搬送手段としてベルトコンベアを用いたが、これに限
られるものではなく、ローラコンベア等周知のコンベア
を適宜採用することが出来る。
【００２１】２６Ｍは、裏面に接着剤層を有する未印字
のラベル２６Ｌを剥離紙２６Ｄと一体にした長尺のシー
ル２６の元巻である。
のラベル２６Ｌを剥離紙２６Ｄと一体にした長尺のシー
ル２６の元巻である。
【００２２】元巻２６Ｍから繰り出したシール２６は、
プリンタ２０内に引き込まれ、インクリボン２２を介し
て、加熱ヘッド２３により、製品名、製造会社名、バー
コード等の情報を溶融転写によって印字される。インク
リボン２２は、リボン元巻２１から繰り出され、加熱ヘ
ッド２３における印字を経て、リボン巻取りロール２４
に巻き取られるものである。尚、本実施の形態において
は、ラベル印字手段として、インクリボンによる溶融転
写方式を用いたが、これに限られるものではなく、例え
ば、感熱紙（ラベル）を用いて、熱ヘッドにて印字を行
う方式であっても当然良い。
プリンタ２０内に引き込まれ、インクリボン２２を介し
て、加熱ヘッド２３により、製品名、製造会社名、バー
コード等の情報を溶融転写によって印字される。インク
リボン２２は、リボン元巻２１から繰り出され、加熱ヘ
ッド２３における印字を経て、リボン巻取りロール２４
に巻き取られるものである。尚、本実施の形態において
は、ラベル印字手段として、インクリボンによる溶融転
写方式を用いたが、これに限られるものではなく、例え
ば、感熱紙（ラベル）を用いて、熱ヘッドにて印字を行
う方式であっても当然良い。
【００２３】印字済みのラベル２６Ｌは、剥離板２５ま
で誘導され、剥離板２５の突起部（左側）において、方
向が反転されて搬送される過程において、剥離紙２６Ｄ
から剥離され、ラベル２６Ｌ自体の剛性により、本発明
のラベラー１０の位置する方向（図中左側）へ供給され
る。一方、ラベル２６Ｌが剥離された後の剥離紙２６Ｄ
は、巻取りロール２６Ｔに巻き取られる。本実施の形態
においては、ラベル２６Ｌに印刷手段としてのプリンタ
と、ラベル２６Ｌを剥離紙２６Ｄから剥離して供給する
ためのラベル供給手段としての剥離板２５が、一体化し
ていて、上述した従来例のような印字済みのラベル２６
Ｌにアキュームを持たせず、すぐに剥離板２５に誘導さ
れるようにしたので、ラベル２６Ｌの印字内容が切り替
わった場合においても、ロスなく、すぐに切替えが可能
となっている。本発明では、ラベル保持ヘッドを複数と
することにより、ラベルの保持とラベルの圧着とを、シ
ーケンシャルでなく、独立して行えるようにしたため、
ラベルの印字とラベルの供給との間にアキュームを持た
せずとも、高速化が達成出来たものである。アキューム
をなくすことでラベル資材の無駄をなくすことが可能と
なった。
で誘導され、剥離板２５の突起部（左側）において、方
向が反転されて搬送される過程において、剥離紙２６Ｄ
から剥離され、ラベル２６Ｌ自体の剛性により、本発明
のラベラー１０の位置する方向（図中左側）へ供給され
る。一方、ラベル２６Ｌが剥離された後の剥離紙２６Ｄ
は、巻取りロール２６Ｔに巻き取られる。本実施の形態
においては、ラベル２６Ｌに印刷手段としてのプリンタ
と、ラベル２６Ｌを剥離紙２６Ｄから剥離して供給する
ためのラベル供給手段としての剥離板２５が、一体化し
ていて、上述した従来例のような印字済みのラベル２６
Ｌにアキュームを持たせず、すぐに剥離板２５に誘導さ
れるようにしたので、ラベル２６Ｌの印字内容が切り替
わった場合においても、ロスなく、すぐに切替えが可能
となっている。本発明では、ラベル保持ヘッドを複数と
することにより、ラベルの保持とラベルの圧着とを、シ
ーケンシャルでなく、独立して行えるようにしたため、
ラベルの印字とラベルの供給との間にアキュームを持た
せずとも、高速化が達成出来たものである。アキューム
をなくすことでラベル資材の無駄をなくすことが可能と
なった。
【００２４】ラベラー１０は、基部１３の縁部に、複数
のラベル保持ヘッドを配設している。基部１３は、ラベ
ル保持ヘッドの配設数に応じた形状であれば、円盤状で
あっても、アーム状であっても構わない。基部１３は、
回動手段であるシャフト１４と連結していて、シャフト
１４を支軸として保持位置Ｐ１と、圧着位置Ｐ２の間で
図中矢印の方向の１８０°の反転運動が可能となってい
る。本実施の形態においては、２つのラベル保持ヘッド
１１ａおよび１１ｂを、シャフト１４を中心とした水平
面上において１８０°の対向する位置に配設している。
また、それぞれのラベル保持ヘッド１１ａおよび１１ｂ
は、直動手段であるシリンダ１２ａおよび１２ｂによっ
て、図中上下方向に駆動され、図中右側のラベル供給手
段としての剥離板２５からラベル２６Ｌを受け取って保
持する保持高さｈ１と、製品上にラベルを圧着する圧着
高さｈ２との間を往復運動する。ラベル保持ヘッド１１
ａおよび１１ｂは、負圧を発生させて、ラベル２６Ｌを
吸引吸着することによって保持を行う。
のラベル保持ヘッドを配設している。基部１３は、ラベ
ル保持ヘッドの配設数に応じた形状であれば、円盤状で
あっても、アーム状であっても構わない。基部１３は、
回動手段であるシャフト１４と連結していて、シャフト
１４を支軸として保持位置Ｐ１と、圧着位置Ｐ２の間で
図中矢印の方向の１８０°の反転運動が可能となってい
る。本実施の形態においては、２つのラベル保持ヘッド
１１ａおよび１１ｂを、シャフト１４を中心とした水平
面上において１８０°の対向する位置に配設している。
また、それぞれのラベル保持ヘッド１１ａおよび１１ｂ
は、直動手段であるシリンダ１２ａおよび１２ｂによっ
て、図中上下方向に駆動され、図中右側のラベル供給手
段としての剥離板２５からラベル２６Ｌを受け取って保
持する保持高さｈ１と、製品上にラベルを圧着する圧着
高さｈ２との間を往復運動する。ラベル保持ヘッド１１
ａおよび１１ｂは、負圧を発生させて、ラベル２６Ｌを
吸引吸着することによって保持を行う。
【００２５】次に、図３のラベラーにおけるラベル貼付
方法について説明する。まず、ラベル保持ヘッド１１ｂ
は図中右側の保持位置Ｐ１、且つ、保持高さｈ１におい
て、ラベル供給手段である剥離板２５から供給されたラ
ベルを、負圧によって吸引保持する。この動作と同時
に、ラベル保持ヘッド１１ａは図中左側の圧着位置Ｐ
２、且つ、圧着高さｈ２において、保持していたラベル
を、製品４３上に圧着する。尚、同時とは、厳密な意味
ではなく、ラベル保持ヘッド１１ｂによる保持の開始か
ら完了までの時間と、ラベル保持ヘッド１１ａによる圧
着の開始から完了までの時間とで、重なる部分があれば
良い。以上を甲工程とする。
方法について説明する。まず、ラベル保持ヘッド１１ｂ
は図中右側の保持位置Ｐ１、且つ、保持高さｈ１におい
て、ラベル供給手段である剥離板２５から供給されたラ
ベルを、負圧によって吸引保持する。この動作と同時
に、ラベル保持ヘッド１１ａは図中左側の圧着位置Ｐ
２、且つ、圧着高さｈ２において、保持していたラベル
を、製品４３上に圧着する。尚、同時とは、厳密な意味
ではなく、ラベル保持ヘッド１１ｂによる保持の開始か
ら完了までの時間と、ラベル保持ヘッド１１ａによる圧
着の開始から完了までの時間とで、重なる部分があれば
良い。以上を甲工程とする。
【００２６】次に、ラベル保持ヘッド１１ｂはラベル２
６Ｌを保持したままシリンダ１２ｂの駆動により保持高
さｈ１から下降しつつ、且つ、ラベル保持ヘッド１１ａ
はシリンダ１２ａの駆動により圧着高さｈ２から上昇し
つつ、シャフト１４の駆動によりラベル保持ヘッド１１
ｂは保持位置Ｐ１から圧着位置Ｐ２まで、且つ、ラベル
保持ヘッド１１ａは圧着位置Ｐ２から保持位置Ｐ１ま
で、回動運動を行う。
６Ｌを保持したままシリンダ１２ｂの駆動により保持高
さｈ１から下降しつつ、且つ、ラベル保持ヘッド１１ａ
はシリンダ１２ａの駆動により圧着高さｈ２から上昇し
つつ、シャフト１４の駆動によりラベル保持ヘッド１１
ｂは保持位置Ｐ１から圧着位置Ｐ２まで、且つ、ラベル
保持ヘッド１１ａは圧着位置Ｐ２から保持位置Ｐ１ま
で、回動運動を行う。
【００２７】そして、ラベル保持ヘッド１１ａは保持位
置Ｐ１、且つ、保持高さｈ１において、ラベル供給手段
である剥離板２５から供給されたラベルを、負圧によっ
て吸引保持する。この動作と同時に、ラベル保持ヘッド
１１ｂは圧着位置Ｐ２、且つ、圧着高さｈ２において、
保持していたラベルを、製品４３上に圧着する。以上を
乙工程とする。
置Ｐ１、且つ、保持高さｈ１において、ラベル供給手段
である剥離板２５から供給されたラベルを、負圧によっ
て吸引保持する。この動作と同時に、ラベル保持ヘッド
１１ｂは圧着位置Ｐ２、且つ、圧着高さｈ２において、
保持していたラベルを、製品４３上に圧着する。以上を
乙工程とする。
【００２８】さらに、ラベル保持ヘッド１１ａはラベル
２６Ｌを保持したままシリンダ１２ａの駆動により保持
高さｈ１から下降しつつ、且つ、ラベル保持ヘッド１１
ｂはシリンダ１２ｂの駆動により圧着高さｈ２から上昇
しつつ、シャフト１４の駆動によりラベル保持ヘッド１
１ｂは保持位置Ｐ１から圧着位置Ｐ２まで、且つ、ラベ
ル保持ヘッド１１ａは圧着位置Ｐ２から保持位置Ｐ１ま
で、回動運動を行う。このときの回動運動は、上述の甲
工程の後の回動運動とは逆回りとすることがシリンダの
配管の関係から好ましい（１８０°の反転運動）。
２６Ｌを保持したままシリンダ１２ａの駆動により保持
高さｈ１から下降しつつ、且つ、ラベル保持ヘッド１１
ｂはシリンダ１２ｂの駆動により圧着高さｈ２から上昇
しつつ、シャフト１４の駆動によりラベル保持ヘッド１
１ｂは保持位置Ｐ１から圧着位置Ｐ２まで、且つ、ラベ
ル保持ヘッド１１ａは圧着位置Ｐ２から保持位置Ｐ１ま
で、回動運動を行う。このときの回動運動は、上述の甲
工程の後の回動運動とは逆回りとすることがシリンダの
配管の関係から好ましい（１８０°の反転運動）。
【００２９】そしてまた、上記甲工程からを同様に繰り
返していくことによって、ラベル貼付を連続的に行う。
返していくことによって、ラベル貼付を連続的に行う。
【００３０】本実施の形態では、ラベル保持ヘッドを２
つ有するラベラーについて説明したが、搬送手段である
ベルトコンベアや、プリンタの配置や数を適宜変更する
ことによって、ラベル保持ヘッドをこれ以上の数配設し
たものであっても当然よい。
つ有するラベラーについて説明したが、搬送手段である
ベルトコンベアや、プリンタの配置や数を適宜変更する
ことによって、ラベル保持ヘッドをこれ以上の数配設し
たものであっても当然よい。
【００３１】図２は、従来のラベル保持ヘッドを１つの
み有するラベラーにおけるラベル貼付と、本発明のラベ
ル保持ヘッドを２つ有するラベラーにおけるラベル貼付
のタイミングチャートである。上側が従来例、下側が本
発明である。本発明のタイミングチャートにおいて、一
点鎖線で示したのが第１ラベル保持ヘッド（）、実線
で示したのが第２ラベル保持ヘッド（）である。
み有するラベラーにおけるラベル貼付と、本発明のラベ
ル保持ヘッドを２つ有するラベラーにおけるラベル貼付
のタイミングチャートである。上側が従来例、下側が本
発明である。本発明のタイミングチャートにおいて、一
点鎖線で示したのが第１ラベル保持ヘッド（）、実線
で示したのが第２ラベル保持ヘッド（）である。
【００３２】従来例では、保持→直動（下降）→圧着→
直動（上昇）を１サイクルとして繰り返し、この間一回
のラベル貼付を行うが、本発明においては、圧着（）
＋保持（）→直動＋回動→保持（）＋圧着（）→
直動＋回動を１サイクルとして繰り返し、この間２回の
ラベル貼付を行う事を可能としている。
直動（上昇）を１サイクルとして繰り返し、この間一回
のラベル貼付を行うが、本発明においては、圧着（）
＋保持（）→直動＋回動→保持（）＋圧着（）→
直動＋回動を１サイクルとして繰り返し、この間２回の
ラベル貼付を行う事を可能としている。
【００３３】本発明によって、シリンダ式ラベラーとし
ての貼付位置精度の高さを維持しつつ、高速なラベル貼
付を達成することが出来た。
ての貼付位置精度の高さを維持しつつ、高速なラベル貼
付を達成することが出来た。
【００３４】尚、本発明のラベラーおよびラベル貼付方
法は、あらゆる分野の製品のラベル貼付工程において実
施が可能であり、特にラベル貼付位置精度が求められる
製品において好ましく用いることができる。
法は、あらゆる分野の製品のラベル貼付工程において実
施が可能であり、特にラベル貼付位置精度が求められる
製品において好ましく用いることができる。
【００３５】
【発明の効果】ラベラーにおいて、ラベル貼付作業を効
率化し、高速で、位置精度もよいラベラーおよび該ラベ
ラーによるラベル貼付方法を提供することが出来た。
率化し、高速で、位置精度もよいラベラーおよび該ラベ
ラーによるラベル貼付方法を提供することが出来た。
【図１】本実施の形態に係るラベラーを含む製造ライン
の模式図である。
の模式図である。
【図２】従来のラベル保持ヘッドを１つのみ有するラベ
ラーにおけるラベル貼付と、本発明のラベル保持ヘッド
を２つ有するラベラーにおけるラベル貼付のタイミング
チャートである。
ラーにおけるラベル貼付と、本発明のラベル保持ヘッド
を２つ有するラベラーにおけるラベル貼付のタイミング
チャートである。
【図３】従来のラベラーを含む製造ラインの模式図であ
る。
る。
１０ ラベラー ２０ プリンタ ２５ 剥離板 ２６Ｌ ラベル １１ａ、１１ｂ ラベル保持ヘッド １２ａ、１２ｂ シリンダ １３ 基部 １４ シャフト ３０ ベルトコンベア ４１、４２、４３ 製品 ｈ１ 保持高さ ｈ２ 圧着高さ Ｐ１ 保持位置 Ｐ２ 圧着位置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｆ 3/00 Ｇ０９Ｆ 3/00 Ｆ 3/10 3/10 Ａ
Claims (6)
- 【請求項１】 回動可能な基部と、前記基部を回動させ
る回動手段と、前記基部の縁部に配設された複数のラベ
ル保持ヘッドと、前記ラベル保持ヘッドを直動させる直
動手段とを有するラベラーであって、 前記直動手段は、前記ラベル保持ヘッドを、ラベル供給
手段から供給されるラベルを保持する保持高さと、前記
保持されたラベルを製品上に圧着する圧着高さとの間で
上下動させ、 前記回動手段は、前記ラベル保持ヘッドを、水平面上に
おいて、前記ラベル供給手段から供給されるラベルを保
持する保持位置と、前記保持されたラベルを製品上に圧
着する圧着位置との間で回動させることを特徴とするラ
ベラー。 - 【請求項２】 前記複数のラベル保持ヘッドは、前記基
部の回動軸に対して１８０°の対向する位置に２つ配設
されており、前記回動手段による回動は、前記保持位置
と前記圧着位置との間の反転運動であることを特徴とす
る請求項１に記載のラベラー。 - 【請求項３】 前記ラベル保持ヘッドは、吸引によって
前記ラベルを保持することを特徴とする請求項１または
２に記載のラベラー。 - 【請求項４】 第１のラベル保持ヘッドがラベル供給手
段から供給されるラベルを保持する第１ヘッド保持、お
よび、第２のラベル保持ヘッドが保持しているラベルを
製品上に圧着する第２ヘッド圧着を同時に行う甲工程
と、 前記第１のラベル保持ヘッドが保持しているラベルを製
品上に圧着する第１ヘッド圧着、および、前記第２のラ
ベル保持ヘッドが前記ラベル供給手段から供給されるラ
ベルを保持する第２ヘッド保持を同時に行う乙工程とを
有し、 前記甲工程と、前記乙工程とを交互に繰り返し行うこと
を特徴とするラベル貼付方法。 - 【請求項５】 前記製品を、前記圧着位置まで搬送する
搬送工程を有し、前記搬送工程における搬送が、コンベ
アによって行われることを特徴とする請求項４に記載の
ラベル貼付方法。 - 【請求項６】 前記ラベル供給手段は、ラベル印刷手段
と一体であることを特徴とする請求項４または５に記載
のラベル貼付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000129651A JP2001315736A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ラベラーおよびラベル貼付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000129651A JP2001315736A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ラベラーおよびラベル貼付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001315736A true JP2001315736A (ja) | 2001-11-13 |
Family
ID=18638890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000129651A Pending JP2001315736A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ラベラーおよびラベル貼付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001315736A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6619361B1 (en) * | 2000-04-28 | 2003-09-16 | Engineered Automation Of Maine | Multi-headed automated labeler |
| JP2010254341A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | ラベル貼付け機 |
| JP2010274973A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Lintec Corp | シート貼付装置及び貼付方法 |
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| JP2014034414A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Lintec Corp | シート貼付装置および貼付方法 |
| JP2015034052A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 株式会社イシダ | ラベル貼付装置 |
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| CN109592151A (zh) * | 2018-11-01 | 2019-04-09 | 上海歌通实业有限公司 | 一种蜂窝陶瓷自动贴码设备及其生产方法 |
| CN111099103A (zh) * | 2020-02-14 | 2020-05-05 | 福清市茂顺包装有限公司 | 一种小型快递贴标物流信息扫描一体机 |
| CN112027272A (zh) * | 2020-08-10 | 2020-12-04 | 廖琳 | 一种护肤品包装罐贴标签装置 |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000129651A patent/JP2001315736A/ja active Pending
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