JP2001315681A - 幼児用三輪車の補助ハンドル。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、幼児用三輪車の後部に補助ハン
ドルを取り付け、前ハンドルと連動させて、後ハンドル
の操作によって、幼児用三輪車の走行を、安全に補助す
る装置に関するものである。［解決手段］ハンドル固定
台（６）に上部シャフト受（４）下部シャフト受（７）
アジャスト（８）を設け三輪車の後部にバンドで固定す
る。シャフト（２）にハンドル（１）ストッパー（３）
を固定し、シャフト受（４）ストッパー（５）シャフト
受（７）を通す。ストッパー（５）で固定しシャフト
（２）の下端にプーリー（９）を取付ける。固定台（１
２）とプーリー（１１）を固定する。ケイブル（１０）
の両端末を端末金具でかしめる。プーリー（９）（１
１）の前後に穴を開ける。プーリー（９）（１１）の穴
にケーブル（１０）の両端末を差込む。プーリー（９）
（１１）にケーブル（１０）を掛けながら、固定台（１
２）を前車軸に取付ける。ケイブル（１０）を三輪車の
フレームにバンドで固定する。アジャスト（８）でケイ
ブル（１０）の張を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、幼児用三輪車の
後部に補助ハンドルを取り付け、前ハンドルと連動させ
て、後ハンドルの操作によって、幼児用三輪車の走行
を、安全に補助する装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の、幼児用三輪車は、足乗せ台、手
で押す装置、直進を助けるハンドル固定装置等が発明さ
れ、自力で乗車することの難しい幼児でも、楽に乗車さ
せることが出来る。しかし。直進を助けるハンドル固定
装置は、路面が水平でないため、路面の傾いている方向
に曲がってしまう、また曲がり角で方向を変えるのに
は、三輪車の後ろ部分を足で押さえ、手で押す装置を後
方に引いて前輪を浮かし、方向を変えなければならな
い。ハンドル固定装置を外すと方向が定まらず、保護者
は中腰になり片手にハンドルを握り、絶えず方向を修正
しなければならない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、その進行方
向の不安定を無くするために、幼児用三輪車の後部に補
助ハンドルを取り付け、前ハンドルと連動させて、幼児
用三輪車の進向方向を確認しながら、安全に導いていけ
る補助ハンドルを発明しました。

【０００４】

【課題を解決するための手段】いま、その解決手段を、
図面に基づいて説明すると、 （イ）ハンドル固定台６に、上部シャフト受４、下部シ
ャフト受７、ケーブルアジャスト８を設ける。 （ロ）ハンドル固定台６を、幼児用三輪車の後部にバン
ドで固定する。 （ハ）シャフト２の先端にハンドル１、中間に上部スト
ッパー３を取り付ける。 （ニ）シャフト２を、上部シャフト受４を通して、下部
ストッパー５を通す。 （ホ）下部シャフト受７を通して、下部ストッパー５で
固定する。 （ヘ）シャフト２の下端に、リアプーリー９を取り付け
る。 （ト）プーリー固定台１２と、フロントプーリー１１を
固定する。 （チ）ワイヤケーブル１０の両端末を端末金具でかしめ
る。 （リ）フロントプーリー１１の前側と、リアプーリー９
の後側に、端末金具の差込む穴を開ける。 （ヌ）フロントプーリー１１と、リアプーリー９の穴
に、ワイヤケーブル１０の両端末を差込み、ワイヤのス
リップを防止する。 （ル）フロントプーリー１１と、リアプーリー９に、ワ
イヤケーブル１０を掛けながら、プーリー固定台１２
を、前車軸に取り付ける。 （ヲ）ワイヤケーブル１０を、幼児用三輪車のフレーム
に、バンドで固定する。 （ワ）ケーブルアジャスト８で、ワイヤケーブル１０の
張を調整する。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明は、以上のような構造であ
り、この使用にあたっては、幼児用三輪車に幼児を乗車
させ、前ハンドルを握らせる。幼児が足を、足乗せ台に
乗せたのを確認して、保護者は補助ハンドル１を握り、
軽くまわすだけで、進路を変えることが出来る。幼児用
三輪車の進行方向は、安全に確保される。

【０００６】

【発明の効果】この補助ハンドルの発明によって、幼児
と保護者の散策には、自力で舵取り操作のできない、年
齢の幼児を乗車させても、進行方向を安全に確保しなが
ら、歩道へ、公園へと楽しい散策ができるようになっ
た。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の右側面図

【図２】本発明の使用平面図

【図３】本発明の底面図

【図４】本発明の使用底面図

【図５】本発明のプーリー拡大図

【符号の説明】

１ハンドル ２シャフト ３上部ストッパー ４上部シャフト受 ５下部ストッパー ６ハンドル固定台 ７下部シャフト受 ８ケーブルアジャスト ９リアプーリー １０ワイヤケーブル １１フロントプーリー １２プーリー固定台

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）ハンドル固定台６に、上部シャフト
   受４、下部シャフト受７、ケーブルアジャスト８を設け
   る。 （ロ）ハンドル固定台６を、幼児用三輪車の後部にバン
   ドで固定する。 （ハ）シャフト２の先端に、ハンドル１、中間に上部ス
   トッパー３を、取りつける。 （ニ）シャフト２を上部シャフト受４を通して、下部ス
   トッパー５を通す。 （ホ）下部シャフト受７を通して、下部ストッパー５で
   固定する。 （ヘ）シャフト２の下端に、リアプーリー９を取付け
   る。 （ト）プーリー固定台１２と、フロントプーリー１１を
   固定する。 （チ）ワイヤケープル１０の、両端末を端末金具でかし
   める。 （リ）フロントプーリー１１の前側と、リアプーリー９
   の後側に端末金具の差込む穴を開ける。 （ヌ）フロントプーリー１１と、リアプーリー９の穴
   に、ワイヤケーブル１０の両端末を差込む。 （ル）フロントプーリー１１と、リヤプーリー９に、ワ
   イヤケーブル１０を掛けながら、プーリー固定台１２
   を、前車軸に取付ける。 （ヲ）ワイヤケーブル１０を、幼児用三輪車のフレーム
   にバンドで固定する （ワ）ケーブルアジャスト８で、ワイヤケーブル１０
   の、張を調整する。 以上の如く、構成された幼児用三輪車の補助ハンドル装
   置。