JP2001315092A - 食材加工カッター - Google Patents

食材加工カッター

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JP2001315092A
JP2001315092A JP2000176087A JP2000176087A JP2001315092A JP 2001315092 A JP2001315092 A JP 2001315092A JP 2000176087 A JP2000176087 A JP 2000176087A JP 2000176087 A JP2000176087 A JP 2000176087A JP 2001315092 A JP2001315092 A JP 2001315092A
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JP
Japan
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cutter
root vegetables
processing
food material
dividing
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JP2000176087A
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Yoichi Matsushita
陽一 松下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天然の根菜を食材に成形する際、外径と分割
を同時加工させると共に、成形精度を向上させ不良品零
の実績を持つ、自動連続加工処理装置を提供し得る食材
加工カッター部品。 【解決手段】 根菜を所定直径に裁断する円筒加工カッ
ター(3)と、分割カッター(5)により外径成形と分
割加工を同時に行い、かつ分割カッター(5)の厚みに
よる圧縮歪みを根菜自体が持つ復元力を有効に活用する
よう設けた、逃し部(10)で加工精度と、均等な品質
向上をもたらせたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、調理のため必要
な形状寸法に加工する食材加工カッターに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来は、天然の根菜をあらかじめ所定径
の円柱状に成形した素材を、作業台上に縦置きし、円形
枠内に所要数の刃を放射状に一体形成した、公知の竹割
具に似た鋼製分割器を、目測で互いに中心合せし、手動
でそれを押し下げて分割し、食材を生産していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法には、次に
ような欠点があった。 (イ)天然の根菜をあらかじめ所要の長さに切断し、所
定径の円柱状に加工する。 (ロ)円柱加工した根菜を目測で分割加工するため、成
形された食材形状が不均等になり、規格上不合格品が多
く出ていた。 (ハ)円柱加工と分割加工の2工程を要するため、面倒
と無駄があった。
【0004】
【課題が解決するための手段】従来の2工程を1工程に
短縮するため、円柱加工と分割加工を同時に行えるよう
構成し、更に食材形状を均等化するための構造をなす下
記食材加工カッターを発明した。円柱加工カッター
(3)を中央に設け、分割カッター(5)をその外周側
に設け、(3)を中心に(5)の先端が合致するように
放射状に脱着自在に取付た本食材カッター上に、天然外
形を有する根菜を挿入圧抑すれば、円柱加工カッター
(3)によって所定の直径を有する円柱形に加工すると
同時に、所定数に分割カッター(5)で分割できる。更
に食材形状の精度向上のため、根菜が有する柔軟性と弾
力性によって、分割カッター(5)で裁断加工される際
(5)の刃厚による圧縮変形が裁断後には元の形に復元
しようとする力を活すための逃し部(10)を設けたこ
とにより円柱加工カッター(3)内に食材がつまること
なく均等化した、精度の高い食材を生産することが可能
になった。本発明は以上のような構成からなる食材加工
カッターである。
【0005】
【発明の実施の形態】本食材加工カッターは、次の構成
をなす加工処理装置の中に設置する最主要部品である。
この装置は、固定部分と回転部分からなり、本食材加工
カッターは固定部分に円周上2ケ所対称位置に設置され
ており、その中心上には根菜を圧抑するエアーシリンダ
ーがそれぞれ1本、計2本装備されている。一方回転部
分には、本食材加工カッター位置と同心円上に、90°
ずつ離れた等間隔位置に、投入口4ケ所の穴が設けられ
ており、それぞれの投入口内部には、所定長に切断され
た天然の根菜をエアー圧駆動で把持し得る、根菜保持機
構を備えている。この投入口に挿入された根菜は、保持
機構で把持された状態で90°転回する。転回が停止す
ると、保持された根菜は本食材加工カッターの中心上に
止まる。すると同時に中心上に装備されたエアーシリン
ダーが作動し、保持機構は解除され根菜をカッターへ圧
抑し、円柱加工と分割加工が、同時にできる。そこで成
品化した食材は供給口から提給され、根菜の円柱外側の
余分な部分は廃棄口へ排出される。この加工作業中に、
90°ずれた位置の他の投入口2ケ所へは、次に加工す
べき根菜を挿入するから、自動的に連続生産し得る食材
加工処理装置の中に設置された、心臓部とも言える部品
である。以上、図によって本発明の実施機能について説
明する。 (イ)台(1)の上に円筒(2)を溶接で溶着させ、円
柱加工カッター(3)を支持する支持板(4)を3ケ所
(2)と(3)との間の分割カッター(5)の下部に溶
着、両刃構造をなす分割カッター(5)を(2)と
(3)に嵌入溝を設け、(2)に溶着している取付フラ
ンジ(6)に取付小ネジ(7)で締付ければ、分割カッ
ター(5)の先端は、構成する部品(1)(2)(3)
の中心点に合致するようにしている。 (ロ)円柱加工カッター(3)の刃先(8)は円筒の内
側は垂直に、外側は切断に適切な角度をなした傾斜部
(9)を設け、刃先(8)と片刃状の鋭利な刃形を形成
するよう精密研磨を施している。 (ハ)又、根菜は柔軟性と弾力性を併せ持っているか
ら、分割カッター(5)で裁断加工する際、(5)の刃
厚によって生ずる圧縮変形が裁断後に元の形に復元しよ
うとする力を有効に活すため逃し部(10)を設けてい
る。 (ニ)以上の、構成をなす本食材加工カッターが天然の
根菜から食材として加工提給されるまでの経過を有効機
能も併せ説明する。先ず構成部品の中心上に保持された
根菜はエアーシリンダーの圧抑力によって、円柱加工カ
ッター(3)の刃先(8)と面一をなす分割カッター
(5)によって、根菜を円柱形と更にそれを分割する加
工工程を同時に行うことによって、(3)と(5)で構
成する加工空間(11)の形状に相応する成品断面を有
する食材を効率よく生産し得る。同時に、食材外部の余
分な部分は廃棄空間(12)から傾斜部(9)に沿って
外方へ排除されると共に、分割カッター(5)の水平刃
によって更に分割され、廃棄空間(12)の形状で排出
されるなど、全て同時加工を可能としている。又、根菜
を食材に加工する際、分割カッター(5)の刃厚によっ
て生じる圧縮変形を根菜自体が有する弾力性復元力を有
効に活すため、特に設けている逃し部(10)によって
食材がつまることなく、均等化した、精度の高い品質に
極めて有効に作用している。本案は、6分割の場合を示
したが、4分割や更に花形など種々の用途に対応するよ
う、カッター構造を変えることにより可能である。
【0006】
【発明の効果】(イ)従来1人が2工程で加工していた
のを、1工程で2人分の同時加工ができる。 (ロ)従来目測で行っていた手動による裁断加工を、機
構的に正確な中心合わせが出来るから、正確な規格形状
寸法の食材を生産できるため、従来20%の不良品を出
していたのを0%に向上し得た。 (ハ)中心合せの正確性と、更に分割カッター(5)の
刃厚による圧縮変形を根菜が有する復元力を活すことに
より、更に正確且つ均等な食材を生産し得た。 (ニ)従来の手作業による生産性をエアー圧駆動による
加工処理装置の機構により、品質と生産量を飛躍的に向
上させた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の平面図である。
【図3】 平面図のA−A断面図である。
【符号の説明】
1.台 2.円筒 3.円筒加工カ
ッター 4.支持板 5.分割カッター 6.取付フラン
ジ 7.取付小ネジ 8.刃先 9.傾斜部 10.逃し部 11.加工空間 12.廃棄空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食材に用いる各種根菜を、天然外形のま
    ま所定長さに切断した素材を、加工処理装置の投入口に
    挿入すれば、素材を所定径の円柱状に成形加工し得る円
    柱加工カッター(3)と、所要数に分割し得る分割カッ
    ター(5)で形抜き加工と分割加工を同時になし得る機
    能と、所要の形状寸法に正確かつ均等に加工成形し得る
    ための逃し部(10)を備えたことを特徴とする食材加
    工カッター。
JP2000176087A 2000-05-08 2000-05-08 食材加工カッター Pending JP2001315092A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530126A (ja) * 2006-03-17 2009-08-27 コナグラ フーズ ラム ウエストン,インコーポレイティド 凹状に先細りの食品、このような製品を製造するための方法及び装置
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JP2020121349A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 株式会社千葉工業所 切断装置

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