JP2001314557A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2001314557A
JP2001314557A JP2000138174A JP2000138174A JP2001314557A JP 2001314557 A JP2001314557 A JP 2001314557A JP 2000138174 A JP2000138174 A JP 2000138174A JP 2000138174 A JP2000138174 A JP 2000138174A JP 2001314557 A JP2001314557 A JP 2001314557A
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Masayuki Tsurumi
正行 鶴見
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特賞利益をさまざまな態様で付与することので
きるスロットマシンを提供する。 【解決手段】「7」が揃って大ボーナスに入ったときは
チャレンジタイムを53回付加し、「BAR」が揃って
大ボーナスに入ったときはチャレンジタイムを43回付
加し、「ハートの図柄」が揃って大ボーナスに入ったと
きはチャレンジタイムを25回付加するなど、大ボーナ
ス発生時や小ボーナス発生時の図柄に応じて付加する、
大ボーナスまたは小ボーナスに付加するチャレンジタイ
ムの回数を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周面に種々の識
別情報が描かれた複数のリールを予め定めた始動条件の
成立に基づいて回転させた後、各リールに対応付けて設
けられたストップスイッチの操作に従って各リールを停
止させるゲームを実行し、すべてのリールが停止した際
の停止態様が予め定めた特賞停止態様のとき、遊技者に
所定の特賞利益を付与するスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているスロットマシン
は、1枚〜3枚のメダルを投入した後に始動レバーを操
作することで、外周面に複数の絵柄が描かれた3個のリ
ールが一斉に回転し、各リールに対応するストップスイ
ッチを押下することで、回転中のリールが停止し、すべ
てのリールが停止した際に、有効なライン上に所定の絵
柄が揃ったとき、大当たりや小当たり等の入賞となり、
その際の絵柄に応じて予め決められた枚数のメダルを遊
技者に払い出すようになっている。
【0003】大当たりは、「7」が有効ライン上に3つ
揃ったとき等に発生し、大当たりになると、その後、一
般に大ボーナスと呼ばれる、遊技者に有利な遊技状態に
移行して特賞利益を付与するようになっている。大ボー
ナス中は、ストップスイッチを大きく外れたタイミング
で押下しない限り、小役などが出てメダルが獲得できる
ように各リールの停止位置が制御される。大ボーナス
は、通常、メダルの獲得が8回にわたってほぼ連続して
起こるボーナス期間が一定の間隔をあけて3回繰り返す
ようになっている。
【0004】また、大ボーナスが終了した後、一般に、
チャレンジタイムと呼ばれる遊技状態に移行して、さら
なる特賞利益を遊技者に付与するタイプのスロットマシ
ンもある。チャレンジタイムは、通常、3つのリールの
うちの2つのリールについては、ボーナス期間中と同様
に、ストップスイッチを大きく外れたタイミングで押下
しない限り、メダルの獲得可能な絵柄が有効ライン上に
停止するように制御されるが、残り1つの特定リールに
ついては無制御状態となり、対応するストップスイッチ
を遊技者が押下した時点で即座にリールの回転が停止す
るようになっている。
【0005】したがって、チャレンジタイムでは、特定
リールについては、目標の絵柄が有効ライン上に停止す
るように、タイミングを見計らってストップスイッチを
押下する必要があり、いわゆる目押しのテクニックの発
揮しどころになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来から使用されてい
るチャレンジタイム機能つきのスロットマシンでは、大
ボーナス終了後に行われるチャレンジタイムの長さが、
50回など一定の回数に固定的に定められている。この
ため、特賞利益の態様が、大ボーナスや小ボーナスな
ど、ボーナスゲームの種類の数だけに限定され、さまざ
まな態様で特賞利益を付与することができず、遊技が面
白みに欠けるものになっていた。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、特賞利益をさまざま
な態様で付与することのできるスロットマシンを提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]外周面に種々の識別情報が描かれた複数のリール
(131〜133)を予め定めた始動条件の成立に基づ
いて回転させた後、各リール(131〜133)に対応
付けて設けられたストップスイッチ(111〜113)
の操作に従って各リール(131〜133)を停止させ
るゲームを実行し、すべてのリール(131〜133)
が停止した際の停止態様が予め定めた特賞停止態様のと
き、遊技者に所定の特賞利益を付与するスロットマシン
において、遊技実行手段(320)と、特賞制御手段
(330)とを備え、前記遊技実行手段(320)は、
前記ゲームを実行するものであり、前記特賞制御手段
(330)は、前記ゲームの実行結果として前記特賞停
止態様が出現したとき、予め定めた第1特賞利益と第2
特賞利益とを組み合わせた特賞利益を付与するものであ
って、前記第2特賞利益の大きさを今回出現した特賞停
止態様の種類に応じて変更するものであることを特徴と
するスロットマシン。
【0009】[2]外周面に種々の識別情報が描かれた
複数のリール(131〜133)を予め定めた始動条件
の成立に基づいて回転させた後、各リール(131〜1
33)に対応付けて設けられたストップスイッチ(11
1〜113)の操作に従って各リール(131〜13
3)を停止させるゲームを実行し、すべてのリール(1
31〜133)が停止した際の停止態様が予め定めた特
賞停止態様のとき、遊技者に所定の特賞利益を付与する
スロットマシンにおいて、遊技実行手段(320)と、
特賞制御手段(330)とを備え、前記遊技実行手段
(320)は、自装置の側で定めた停止態様が形成され
るように前記各リール(131〜133)の停止位置を
調整する制御モードと、前記複数のリール(131〜1
33)のうち少なくとも1つのリール(131〜13
3)の停止位置を調整しない無制御モードのいずれかの
動作モードで前記ゲームを実行するものであり、前記特
賞制御手段(330)は、前記ゲームの実行結果として
前記特賞停止態様が出現したとき、予め定めた第1特賞
利益と第2特賞利益とを組み合わせた特賞利益を付与す
るものであり、前記第2特賞利益は、前記無制御モード
で前記ゲームが所定回数繰り返されるチャレンジ状態に
入ることであり、前記特賞制御手段(330)は、前記
チャレンジ状態において前記無制御モードで前記ゲーム
を繰り返し実行する回数を、今回出現した特賞停止態様
の種類に応じて変更するものであることを特徴とするス
ロットマシン。
【0010】[3]前記第1特賞利益は、停止態様とし
て所定の小当たりが出現するように設定した制御モード
で前記ゲームが所定回数繰り返されるボーナス状態に入
ることであることを特徴とする[1]または[2]に記
載のスロットマシン。
【0011】[4]前記特賞利益を、前記第1特賞利益
の大きさに応じて複数のランクに分類し、少なくともい
ずれか1つのランクの中に、付与される第2特賞利益の
大きさが異なる複数種類の特賞停止態様を設定したこと
を特徴とする[1]、[2]または[3]に記載のスロ
ットマシン。
【0012】[5]前記第1特賞利益が最も大きいラン
クの特賞利益にのみ前記第2特賞利益を付加し、他のラ
ンクの特賞利益を第1特賞利益のみとしたことを特徴と
する[4]に記載のスロットマシン。
【0013】[6]第2特賞利益を設定したランクを複
数設けるとともに、第1特賞利益の大きいランクほど第
2特賞利益の大きさを大きくしたことを特徴とする
[4]に記載のスロットマシン。
【0014】[7]今回付与する特賞利益の組み合わせ
方を遊技者に通知表示することを特徴とする[1]、
[2]、[3]、[4]、[5]または[6]に記載の
スロットマシン。
【0015】[8]あと1つ所定の識別情報が揃うと前
記特賞表示態様になり得るリーチ状態が前記ゲームの実
行途中で出現したとき、前記リーチ状態が特賞表示態様
に遷移したならば付与される特賞利益の組み合わせ方を
遊技者に予告通知することを特徴とする[7]に記載の
スロットマシン。
【0016】[9]最終的に特賞表示態様が停止表示さ
れなかったとき、前記予告通知の継続を中止することを
特徴とする[7]に記載のスロットマシン。
【0017】[10]今回付与する特賞利益のうち未だ
付与していない残りの特賞利益の内容を遊技者に逐次、
通知表示することを特徴とする[8]または[9]に記
載のスロットマシン。
【0018】前記本発明は次のように作用する。遊技実
行手段(320)は、自装置の側で定めた停止態様が形
成されるように各リール(131〜133)の停止位置
を調整する制御モードと、すくなくとも1つのリール
(131〜133)の停止位置を調整しない無制御モー
ドのいずれかでゲームを実行する。つまり制御モードで
は、ストップスイッチ(111〜113)の押下された
タイミングにかかわらず、自装置側の乱数抽選等によっ
て定めた停止態様が形成されるように各リール(131
〜133)の停止位置を調整する。一方、無制御モード
では、いわゆる、目押しが可能となり、遊技者の技量を
発揮することが可能となる。
【0019】特賞制御手段(330)は、ゲームの実行
結果として有効ライン上に「777」等の揃う特賞停止
態様が出現したとき、予め定めた第1特賞利益と第2特
賞利益とを組み合わせた特賞利益を付与する。このう
ち、第2特賞利益は、無制御モードでゲームが所定回数
繰り返されるチャレンジ状態に入ることであり、特賞制
御手段(330)は、チャレンジ状態において無制御モ
ードでゲームを繰り返し実行する回数を、今回出現した
特賞停止態様の種類に応じて変更する。
【0020】たとえば、「777」が揃った場合には、
ゲームが無制御モードで53回行われる間チャレンジタ
イムが継続し、「BAR,BAR、BAR」の図柄が揃
った場合には、30回分継続する等である。
【0021】なお、第1特賞利益は、停止態様として所
定の小当たり(小役)が出現するように設定した制御モ
ードでゲームが所定回数繰り返されるボーナス状態に入
ることである。
【0022】また特賞利益を、第1特賞利益の大きさに
応じて複数のランクに分類し、少なくともいずれか1つ
のランクの中に、付与される第2特賞利益の大きさが異
なる複数種類の特賞停止態様を設定する。たとえば、ビ
ッグボーナス(大ボーナス)と、レギュラーボーナス
(小ボーナス)の2ランクに分類し、そのうち大ボーナ
スについては絵柄の異なる複数種類の特賞停止態様を設
定し、絵柄に応じてチャレンジタイムの長さを変える等
である。
【0023】上述のように、第1特賞利益が最も大きい
ランクの特賞利益にのみ第2特賞利益を付加して他のラ
ンクの特賞利益を第1特賞利益のみとしてもよい。また
第2特賞利益を設定したランクを複数設け、第1特賞利
益の大きいランクほど第2特賞利益の大きさを大きく設
定する等としてもよい。たとえば、大ボーナスと小ボー
ナスの双方のランクのそれぞれに第2特賞利益を付加
し、大ボーナスに付加するチャレンジタイムの長さを2
5回から50回の範囲とし、小ボーナスに付加するチャ
レンジタイムの長さを10回から15回にするなどであ
る。
【0024】このように、第1特賞利益と第2特賞利益
とを組み合わせた特賞利益を付与するとともに、無制御
モードでゲームが所定回数繰り返されるチャレンジ状態
に入ることを第2特賞利益とし、当該チャレンジ状態で
のゲームの繰り返し回数を、今回出現した特賞停止態様
の種類に応じて変更するようにしたので、さまざまな態
様で特賞利益を付与することができ、遊技の面白みを増
すことができる。
【0025】なお、今回付与する特賞利益の組み合わせ
方を遊技者に通知表示すれば、特賞利益の内容が変動し
ても、遊技者に安心感を与えることができる。またゲー
ムの実行途中で、あと1つ所定の識別情報が揃うと特賞
表示態様になり得るリーチ状態が出現した時点で、この
リーチ状態が特賞表示態様に遷移したならば付与される
特賞利益の組み合わせを遊技者に予告通知する。
【0026】これにより、リーチ状態が出現した時点か
ら、遊技者のスリルと興奮をより的確に喚起することが
できる。また、最終的に特賞表示態様が停止表示されな
かったときは、予告通知した内容の表示を中止するとよ
い。さらに、実際に特賞利益の付与動作が始まった後
は、今回付与する特賞利益のうち未だ付与していない残
りの特賞利益の内容を遊技者に逐次、通知表示するとよ
い。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は、本発明の一実施の形態を
示している。図1に示すように、本実施の形態にかかる
スロットマシン100は、縦長の箱形筐体101を備
え、その正面中央部に、他の部分よりも手前に突出した
突出部102が設けてある。
【0028】突出部102の正面中央には、左ストップ
スイッチ111、中ストップスイッチ112、右ストッ
プスイッチ113が配置されている。またこれらの左横
にはスタートスイッチ114が配置されている。突出部
102の正面右端には、クレジット精算スイッチ104
が配置されている。
【0029】突出部102の上面左端には、遊技媒体
(メダル)を一枚ずつ賭ける際に押下する1枚賭けスイ
ッチ115と、遊技媒体を三枚一度に賭ける際に押下す
る3枚賭けスイッチ116が配置されている。突出部1
02の上面右端には、遊技媒体であるメダルを投入する
ためのメダル投入口117が配置されている。
【0030】スロットマシン100のうち突出部102
より上方の正面中央には、前面パネル120が設けられ
ており、前面パネル120の中央部分には、透明なガラ
ス板をはめ込んだ観察窓121〜123が設けられてい
る。
【0031】各観察窓121〜123の裏面には、円筒
形状を成した左リール131、中リール132、右リー
ル133が同軸状に隣接して横方向に配置され、回動可
能に支持されている。リール131〜133の外周面に
は、「チェリー」、「レモン」、「ベル」等の絵や、数
字の「7」、アルファベットの「BAR」などの文字か
ら成る絵柄が略一定間隔に描かれている。
【0032】観察窓121〜123の表面には、賭けら
れたメダルの枚数に対応して有効化される入賞ライン1
24が複数描かれている。入賞ライン124には、上、
中、下の横ラインと右下がりおよび左下がりの斜めライ
ン(対角ライン)とがある。各入賞ライン124の左端
に隣接して、有効ライン表示部125が配置されてい
る。有効ライン表示部125を点灯することでどの入賞
ライン124が有効化されているかを遊技者に通知する
ようになっている。観察窓123の右隣には、1枚賭け
表示部126、3枚賭け表示部127、クレジット数表
示部128が配置されている。
【0033】有効ライン表示部125のさらに上方に
は、特賞内容表示部105が、この特賞内容表示部10
5と左右対称な位置にはフラグ成立ランプ106がそれ
ぞれ配置してある。またスロットマシン100の正面下
部には、賞として払い出されるメダルのメダル払出口1
18と、当該メダル払出口118から排出されたメダル
を受け止める前皿119が設けられている。スロットマ
シン100の正面上部には、各種の電飾ランプ129a
や装飾ランプ129bが配置されている。
【0034】図2に示すように、スロットマシン100
は、主制御部200と、表示制御回路230と、音声制
御回路250と、メダル払出回路270を主な回路部分
として備えている。主制御部200は、スロットマシン
100の動作を統括制御する中枢的な回路部分であり、
ワンチップマイコン210と、リセット回路201と、
クロック回路202と、I/Oポート203と、ドライ
バ回路204と、乱数発生器205とから構成されてい
る。
【0035】ワンチップマイコン210には、I/Oポ
ート203を介してメダル識別部291、スタートスイ
ッチ114、左ストップスイッチ111、中ストップス
イッチ112、右ストップスイッチ113、1枚賭けス
イッチ115、3枚賭けスイッチ116、クレジット精
算スイッチ104等が接続されている。
【0036】このうちメダル識別部291は、メダル投
入口117から投入されたメダルの真偽や枚数を識別す
る回路部分である。メダルが正当なものでない場合等に
は、メダル返却口118(メダル払出口118で兼用)
からそのメダルを返却するようになっている。
【0037】このほか、ワンチップマイコン210に
は、I/Oポート203およびドライバ回路204を介
して各種の部品が接続されている。具体的には、装飾ラ
ンプ129b、情報出力端子292、左リール131、
中リール132、右リール133を駆動するためのパル
スモータ等が接続されている。なお、各リールには位置
(回転角度)を検知するためのセンサが設けて有り、そ
の出力はワンチップマイコン210に入力されている。
情報出力端子292は、遊技場に設置されている多数の
遊技機を集中管理する図示省略したホール管理端末機と
電気的に連絡するためのデータ送信線を装着するための
端子である。
【0038】ワンチップマイコン210は、遊技制御C
PU(中央処理装置)211とROM(リード・オンリ
・メモリ)212とRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)213とを主要部とした回路から構成されている。
ROM212には、遊技制御CPU211の動作手順を
表したプログラムや各種の固定データが記憶されてい
る。遊技制御CPU211は、ROM212に格納され
ているプログラムに従って動作する。RAM213は、
遊技制御CPU211が動作する際に各種のデータを一
時的に格納するための作業領域である。
【0039】クロック回路202は、所定周波数のクロ
ック信号を生成するものである。ワンチップマイコン2
10は、クロック回路202が生成するクロック信号を
動作速度の基準信号として入力している。クロック回路
202は、発振回路と分周回路等から構成されている。
リセット回路201は、ワンチップマイコン210から
数ms毎に信号を受け取り、クロック回路202から供
給されたクロック信号と先の信号とを同期させた、リセ
ット信号を生成し、これをワンチップマイコン210へ
出力するようになっている。
【0040】またリセット回路201は、電源が投入さ
れた際には、その時点から、クロック回路202が生成
するクロック信号を所定数計数し終える時点まで、リセ
ット信号を出力するようになっている。
【0041】ワンチップマイコン210は、ROM21
2に記憶されているプログラムを実行することで図3に
示すように、遊技状態設定手段310と、遊技状態設定
手段310が設定した遊技状態に従ってスロットゲーム
を実行する遊技実行手段320と、特賞利益を付与する
特賞利益付与手段330等の諸機能を果たすようになっ
ている。
【0042】遊技実行手段320は、リール131〜1
33を駆動する各パルスモータの回転速度や停止位置を
制御する機能を備えている。遊技実行手段320は、ス
トップスイッチ111〜113が押下された時点で、対
応するパルスモータを即座に停止させる無制御モード
と、ストップスイッチ111〜113の押下されたタイ
ミングにかかわらず、自装置側で定めた停止態様が形成
されるように各パルスモータを、強制的に所定の設定位
置で停止させる制御モードのいずれかで各リール131
〜133を停止させるようになっている。
【0043】すなわち、制御モードでは、リール131
〜133の回転角度を図示省略したセンサで検知し、当
該センサからの角度情報に基づいて設定位置でリール1
31〜133を停止させるようになっている。なおリー
ルの制御範囲は、ストップスイッチが押下されたタイミ
ングから数コマに設定されている。
【0044】遊技状態設定手段310は、特賞利益付与
手段330からの指示にしたがって、遊技状態を、通常
状態と、大ボーナス状態と、小ボーナス状態と、チャレ
ンジタイム(チャレンジ状態)のいずれかに設定するも
のである。
【0045】特賞利益付与手段330は、メダルの投入
によって有効化された入賞ライン上に「7」、「BA
R]等が揃って特賞停止態様が出現すると、第1特賞利
益と第2特賞利益とを組み合わせた所定の特賞利益を遊
技者に付与するものである。具体的には、第1特賞利益
は、遊技状態を大ボーナス状態あるいは小ボーナス状態
に設定することであり、第2特賞利益は、遊技状態をチ
ャレンジ状態に設定することである。特賞利益付与手段
330は、遊技状態設定手段310に対して、遊技状態
を大ボーナス状態や、チャレンジ状態に設定する旨の指
示を出力する機能を備えている。
【0046】特賞利益は、第1特賞利益を大ボーナス状
態とする大特賞と、第1特賞利益を小ボーナス状態とす
る小特賞の2ランクに分類してある。大特賞は「7」、
「BAR」あるいは「ハートの図柄」のいずれかが揃う
特賞表示態様が出現したときに発生するものであり、特
賞表示態様を構成する識別情報(図柄)の種類に応じて
第2特賞利益の大きさを相違させてある。小特賞は「ベ
ル」の図柄が揃う特賞表示態様が出現したときに発生す
るものである。
【0047】遊技状態が大ボーナス状態に設定されてい
る間は、ストップスイッチ111〜113を大きく外れ
たタイミングで押下しない限り、メダルの獲得できる何
らかの小役等が出るようにリールの停止位置が制御され
る。小役は、たとえば、「チェリー」の絵柄が有効ライ
ン上に2個揃う等である。大ボーナス状態は、メダルを
獲得できる小役等が連続的に8回発生し得るボーナス期
間を1セットとし、これが3セット分、繰り返すように
なっている。小ボーナス状態は、メダルを獲得できる小
役等が連続的に8回発生し得るボーナス期間が1セット
分だけ行われるものである。
【0048】チャレンジタイム(チャレンジ状態)は、
大ボーナス状態が終了した後に突入する遊技状態で、少
なくとも1つのリールが無制御モードに設定され、遊技
者の技量が反映されるようになっている。
【0049】たとえば、チャレンジタイムゲームでは、
「7」が2つとBARが1つの組み合わせなどが揃った
とき、メダルが払い出されるようになっている。チャレ
ンジタイム中は、揃えるべき3つの識別情報のうちの2
つは、対応するストップスイッチを押下するタイミング
が多少ずれても有効ライン上に目的の図柄が停止するよ
うに、それらのリールの停止位置が制御される。残る1
つのリールについては無制御モードとなり、対応するス
トップスイッチを押下した時点で即座に停止するように
なっている。すなわち、3つのリールのうちの1つだけ
については目押しが可能になっている。もちろん2つの
リールあるいは3つのリール全てを無制御モードとして
もよい。
【0050】チャレンジタイムは、この状態に入ったと
きから無制御モードでスロットゲームを所定回数実行し
終えるまでの間継続するようになっている。第2特賞利
益の大きさは、チャレンジタイムの長さ、すなわち、無
制御モードで実行されるゲームの回数により変化させ
る。ここでは「7」の大特賞が出た場合には、大ボーナ
ス+チャレンジタイム53回を組み合わせた特賞利益を
付与するようになっている。また「BAR」の大特賞が
出た場合には、大ボーナス+チャレンジタイム43回の
特賞利益を、「ハート」の大特賞が出た場合には、大ボ
ーナス+チャレンジタイム25回の特賞利益をそれぞれ
付与するようになっている。
【0051】通常状態では、各リールは制御モードで駆
動され、ストップスイッチ111〜113を押下したタ
イミングにかかわらず、大ボーナス状態や小ボーナス状
態に移行する停止態様が揃わぬように各リールが停止す
るようになっている。ただし、通常状態の中のごく一部
の期間では、無制御モードとなり、いわゆる目押しの可
能な状態になる。目押しの可能な期間中に、遊技者が適
切なタイミングでストップスイッチ111〜113を押
下して「777」等が揃うと、大特賞や小特賞が発生
し、大ボーナス状態や小ボーナス状態、チャレンジ状態
に移行するようになっている。なお、目押し可能状態に
入るか否かは、スタートスイッチ114を押下してスロ
ットゲームを開始するごとに行われる乱数抽選で決定さ
れ、目押し可能状態になるとフラグ成立ランプ106が
点灯するようになっている。
【0052】表示制御回路230は、主制御部200か
ら受け取る指示に基づいて、各種の表示制御を行う回路
部分である。表示制御回路230は、ワンチップマイコ
ン210からの指示を受け取るための入力ポート231
と、表示制御CPU240と、ROM232と、RAM
233と、リセット回路234と、クロック回路235
と、ドライバ回路236とから構成されている。
【0053】ドライバ回路236を介して、フラグ成立
ランプ106、クレジット数表示部128、有効ライン
表示部125、1枚賭け表示部126、3枚賭け表示部
127、特賞内容表示部105、電飾ランプ129a等
が接続されており、表示制御CPU240は、ワンチッ
プマイコン210からの指示に基づいてこれらの表示あ
るいは点灯制御を行うようになっている。
【0054】音声制御回路250は、ワンチップマイコ
ン210の遊技制御CPU211から受けた指示に従っ
て効果音等の音声信号を音声合成し、スピーカ260に
出力する機能を有している。音声制御回路250は、ワ
ンチップマイコン210との間で各種の信号を授受する
ための入力ポート251と、音声合成回路252と、音
声増幅回路253とを有している。音声合成回路125
2は、入力ポート251を通じて受信した制御信号に従
って、各種の音楽や効果音の音声信号波形を合成する回
路である。音声増幅回路253は、音声合成回路252
が合成した音声信号を増幅しスピーカ260に出力する
ものである。
【0055】メダル払出回路270は、スロットゲーム
の結果に従って、賞としてのメダルの払い出し制御を行
う回路部分である。メダル払出回路270は、入力ポー
ト271と、払出制御CPU280と、ROM272
と、RAM273と、リセット回路274と、クロック
回路275と、ドライバ回路276とを有している。ド
ライバ回路276には、実際のメダルの払出を行うメダ
ル払出手段290が接続されている。
【0056】次に作用を説明する。図4は、スロットマ
シン100が行う処理の概略の流れを示している。遊技
者がメダルを投入するかもしくはクレジットからメダル
を賭けその後スタートスイッチ114を操作すると(ス
テップS401)、内部で乱数抽選が実施される(ステ
ップS402)。なお、クレジットとは、遊技者が本来
保有するメダルをスロットマシン側で預かってその枚数
を管理したものであり、このクレジットからメダルを賭
けることができるものである。
【0057】乱数抽選の結果が大特賞であるか否か判別
し(ステップS403)、大特賞であれば(ステップS
403;Y)、大特賞図柄処理が実行される(ステップ
S404)。大特賞図柄処理では、「7」、「BAR」
あるいは「ハートの図柄」のいずれかが揃うように設定
した制御モードでスロットゲームが実行される。すなわ
ち、遊技者がストップスイッチ111〜113を押下す
るごとに、対応するリールを制御モードで停止させる。
【0058】すべてのリール131〜133が停止した
際に、有効ライン上に「7」が3つ揃っている場合には
(ステップS405;Y)、特賞利益として、大ボーナ
ス(ボーナス期間×3回)+チャレンジタイム53回を
選択し、その内容を図5に示すように特賞内容表示部1
05に表示する(ステップS406)。図5の表示で
は、「BB」が大ボーナスをあらわし、「CT」がチャ
レンジタイムを示している。
【0059】このあと、第1特賞利益として大ボーナス
状態に入り(ステップS413)、その後、第2特賞利
益として無制御モードでスロットゲームを53回実行し
終えるまでチャレンジタイムを継続する(ステップS4
14)。
【0060】大ボーナス中は、ストップスイッチ111
〜113を大きく外れたタイミングで押下しない限り、
小当たり等が出てメダルが獲得できるように各リールの
停止位置が制御される。大ボーナスは、メダルの獲得が
8回にわたってほぼ連続して起こるボーナス期間が一定
の間隔をあけて3回繰り返すようになっている。
【0061】大ボーナスの後のチャレンジタイムでは、
3つのリール131〜133のうちの2つのリールにつ
いては、ボーナス期間中と同様に、ストップスイッチを
大きく外れたタイミングで押下しない限り、メダルの獲
得可能な絵柄が有効ライン上に停止するように制御され
るが、残り1つの特定リールについては無制御状態とな
り、対応するストップスイッチを遊技者が押下した時点
で即座にリールの回転が停止するようになっている。
【0062】したがって、チャレンジタイムでは、特定
リールについては、目標の絵柄が有効ライン上に停止す
るように、タイミングを見計らってストップスイッチを
押下する必要があり、いわゆる目押しのテクニックの発
揮しどころになる。
【0063】すべてのリール131〜133が停止した
際に、有効ライン上に「BAR」が3つ揃っている場合
には(ステップS407;Y)、特賞利益として、大ボ
ーナス(ボーナス期間×3回)+チャレンジタイム43
回を選択し、その内容を特賞内容表示部105に表示す
る(ステップS408)。
【0064】このあと、第1特賞利益として大ボーナス
状態に入り(ステップS413)、その後、第2特賞利
益としてチャレンジタイムに入り、無制御モードでスロ
ットゲームを43回実行する(ステップS414)。
【0065】すべてのリール131〜133が停止した
際に、有効ライン上に「ハートの図柄」が3つ揃ってい
る場合には(ステップS409;Y)、特賞利益とし
て、大ボーナス(ボーナス期間×3回)+チャレンジタ
イム25回を選択し、その内容を特賞内容表示部105
に表示する(ステップS410)。
【0066】このあと、第1特賞利益として大ボーナス
状態に入り(ステップS413)、その後、第2特賞利
益としてチャレンジタイムに入り、無制御モードでスロ
ットゲームを25回実行する(ステップS414)。
【0067】すべてのリール131〜133が停止した
際に、小役(小当たり)が出ている場合には(ステップ
S411;Y)、所定枚数のメダルを払い出す(ステッ
プS412)。大特賞図柄処理の結果が外れに終わった
場合には(ステップS411;N)、メダルの払い出し
等を行うことなく、今回のゲームを終了する。
【0068】乱数抽選の結果が小特賞の場合には(ステ
ップS415;Y)、小特賞図柄処理が実行される(ス
テップS416)。小特賞図柄処理では、「ベル」等の
図柄が揃うように設定された制御モードでスロットゲー
ムが実行される。
【0069】すべてのリール131〜133が停止した
際に、有効ライン上に「ベル」の図柄が3つ揃っている
場合には小特賞成立となり(ステップS417;Y)、
特賞利益として、小ボーナス(ボーナス期間×1回)を
選択し、その内容を特賞内容表示部105に表示する
(ステップS418)。
【0070】このあと、第1特賞利益として小ボーナス
状態に入る(ステップS418)。小ボーナス中は、ス
トップスイッチ111〜113を大きく外れたタイミン
グで押下しない限り、小当たり等が出てメダルが獲得で
きるように各リールの停止位置が制御される。小ボーナ
スは、メダルの獲得が8回にわたってほぼ連続して起こ
るボーナス期間が1回だけ生じるようになっている。本
例では、小ボーナスの後にはチャレンジタイムは付加さ
れないので、小ボーナスの動作を終えた時点で一連の動
作を終了し再びステップS401に戻る。
【0071】すべてのリール131〜133が停止した
際に、小役(小当たり)が出ている場合には(ステップ
S417;N、ステップS411;Y)、所定枚数のメ
ダルを払い出す(ステップS412)。小特賞図柄処理
の結果が外れに終わった場合には(ステップS417;
N、ステップS411;N)、メダルの払い出し等を行
うことなく、今回のゲームを終了する。
【0072】また乱数抽選の結果が大特賞、小特賞のい
ずれでもない場合には(ステップS415;N)、大特
賞や小特賞が揃わないようにゲームを制御モードで実行
する外れ図柄処理を実行し(ステップS420)、ここ
で小役が出れば(ステップS421;Y)、所定枚数の
メダルを払い出す(ステップS422)。また小役が揃
わないときは(ステップS421)、メダルの払い出し
を行うことなく今回のゲームを終了する。
【0073】以上説明した実施の形態では、大特賞のと
きだけ第2特賞利益としてチャレンジタイムを設けるよ
うにしたが、小ボーナス時にもチャレンジタイムを付加
するとともに、小特賞の特賞停止態様を複数用意し、小
ボーナスに付随するチャレンジタイムの継続回数を停止
した図柄の種類によって変えるようにしてもよい。
【0074】たとえば、小特賞として「ベル」が揃った
ときには、特賞利益を小ボーナス+チャレンジタイム1
5回とし、「クローバの図柄」が揃ったときは小ボーナ
ス+チャレンジタイム10回にする等である。
【0075】なお、大ボーナスに付加するチャレンジタ
イムの回数を小ボーナスに付加するチャレンジタイムの
回数よりも多くすれば、第1特賞利益の大きさに応じて
第2特賞利益の大きさも変化することになり、第1特賞
利益と第2特賞利益を違和感なく組み合わせることがで
きる。
【0076】実施の形態では、第1特賞利益を大ボーナ
スまたは小ボーナスとし、第2特賞利益をチャレンジタ
イムに入ることとしたが、特賞利益の内容はこれらに限
定されるものではない。
【0077】また、実施の形態では、特賞表示態様が出
現してから特賞内容表示部105に特賞利益の内容を表
示するようにしたが、あと1つ所定の識別情報が揃うと
特賞表示態様になり得るリーチ状態がゲームの実行途中
で出現したとき、リーチ状態が特賞表示態様に遷移した
ならば付与される特賞利益の組み合わせ方を遊技者に予
告通知するようにしてもよい。
【0078】たとえば、2つのリールが停止した時点で
有効ライン上に「7」が2つ揃ってリーチ状態になった
とき、「777」が出たならば得られる特賞利益の内容
を特賞内容表示部105に予告表示する等である。
【0079】また、リーチ状態の出現時点で特賞利益の
内容を予告通知した場合には、最終的に特賞表示態様が
停止表示されなかったとき、予告通知の継続を中止する
ことが望ましい。
【0080】このほか、今回付与する特賞利益のうち未
だ付与していない残りの特賞利益の内容を遊技者に逐
次、通知表示するようにしてもよい。たとえば、「77
7」の大特賞が出た場合には、当初「BBプラスCT5
3回」と表示し、その後、大ボーナスゲームが終了する
と「残りCT53回」と表示し、その後は、チャレンジ
タイムでのゲームが1回消化されるごとに、表示する残
り回数を減算するようにする等である。
【0081】また実施の形態に示したスロットマシンで
は、実際のリールを回転制御したが、液晶ディスプレイ
等の画面上にリールを模擬的に表示するものであっても
よい。
【0082】
【発明の効果】本発明にかかるスロットマシンによれ
ば、第1特賞利益と第2特賞利益とを組み合わせた特賞
利益を付与するとともに、無制御モードでゲームが所定
回数繰り返されるチャレンジ状態に入ることを第2特賞
利益とし、当該チャレンジ状態でのゲームの繰り返し回
数を、今回出現した特賞停止態様の種類に応じて変更す
るようにしたので、さまざまな態様で特賞利益を付与す
ることができ、遊技の面白みを増すことができる。
【0083】また、今回付与する特賞利益の組み合わせ
方を遊技者に通知表示するものでは、付与する特賞利益
の内容が変化しても、どのような特賞利益が付与される
かを的確に把握できるので、遊技者に安心感を与えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るスロットマシンを
示す正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの
回路構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの
有する遊技制御CPUの機能構成を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るスロットマシンが
行うゲームの流れを示す流れ図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るスロットマシンが
特賞利益の内容を通知表示した状態の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
100…スロットマシン 101…箱形筐体 102…突出部 104…クレジット精算スイッチ 105…特賞内容表示部 106…フラグ成立ランプ 111…左ストップスイッチ 112…中ストップスイッチ 113…右ストップスイッチ 114…スタートスイッチ 115…1枚賭けスイッチ 116…3枚賭けスイッチ 117…メダル投入口 118…メダル払出口 119…前皿 120…前面パネル 121〜123…観察窓 124…入賞ライン 125…有効ライン表示部 126…1枚賭け表示部 127…3枚賭け表示部 128…クレジット数表示部 129a…電飾ランプ 129b…装飾ランプ 131…左リール 132…中リール 133…右リール 200…主制御部 201…リセット回路 202…クロック回路 203…I/Oポート 204…ドライバ回路 205…乱数発生器 210…ワンチップマイコン 211…遊技制御CPU 212…ROM 230…表示制御回路 231…入力ポート 232…ROM 233…RAM 234…リセット回路 235…クロック回路 236…ドライバ回路 240…表示制御CPU 250…音声制御回路 251…入力ポート 252…音声合成回路 253…音声増幅回路 260…スピーカ 270…メダル払出回路 271…入力ポート 272…ROM 273…RAM 274…リセット回路 275…クロック回路 276…ドライバ回路 280…払出制御CPU 290…メダル払出手段 291…メダル識別部 292…情報出力端子 310…遊技状態設定手段 320…遊技実行手段 330…特賞利益付与手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に種々の識別情報が描かれた複数の
    リールを予め定めた始動条件の成立に基づいて回転させ
    た後、各リールに対応付けて設けられたストップスイッ
    チの操作に従って各リールを停止させるゲームを実行
    し、すべてのリールが停止した際の停止態様が予め定め
    た特賞停止態様のとき、遊技者に所定の特賞利益を付与
    するスロットマシンにおいて、 遊技実行手段と、特賞制御手段とを備え、 前記遊技実行手段は、前記ゲームを実行するものであ
    り、 前記特賞制御手段は、前記ゲームの実行結果として前記
    特賞停止態様が出現したとき、予め定めた第1特賞利益
    と第2特賞利益とを組み合わせた特賞利益を付与するも
    のであって、前記第2特賞利益の大きさを今回出現した
    特賞停止態様の種類に応じて変更するものであることを
    特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】外周面に種々の識別情報が描かれた複数の
    リールを予め定めた始動条件の成立に基づいて回転させ
    た後、各リールに対応付けて設けられたストップスイッ
    チの操作に従って各リールを停止させるゲームを実行
    し、すべてのリールが停止した際の停止態様が予め定め
    た特賞停止態様のとき、遊技者に所定の特賞利益を付与
    するスロットマシンにおいて、 遊技実行手段と、特賞制御手段とを備え、 前記遊技実行手段は、自装置の側で定めた停止態様が形
    成されるように前記各リールの停止位置を調整する制御
    モードと、前記複数のリールのうち少なくとも1つのリ
    ールの停止位置を調整しない無制御モードのいずれかの
    動作モードで前記ゲームを実行するものであり、 前記特賞制御手段は、前記ゲームの実行結果として前記
    特賞停止態様が出現したとき、予め定めた第1特賞利益
    と第2特賞利益とを組み合わせた特賞利益を付与するも
    のであり、 前記第2特賞利益は、前記無制御モードで前記ゲームが
    所定回数繰り返されるチャレンジ状態に入ることであ
    り、 前記特賞制御手段は、前記チャレンジ状態において前記
    無制御モードで前記ゲームを繰り返し実行する回数を、
    今回出現した特賞停止態様の種類に応じて変更するもの
    であることを特徴とするスロットマシン。
  3. 【請求項3】前記第1特賞利益は、停止態様として所定
    の小当たりが出現するように設定した制御モードで前記
    ゲームが所定回数繰り返されるボーナス状態に入ること
    であることを特徴とする請求項1または2に記載のスロ
    ットマシン。
  4. 【請求項4】前記特賞利益を、前記第1特賞利益の大き
    さに応じて複数のランクに分類し、少なくともいずれか
    1つのランクの中に、付与される第2特賞利益の大きさ
    が異なる複数種類の特賞停止態様を設定したことを特徴
    とする請求項1、2または3に記載のスロットマシン。
  5. 【請求項5】前記第1特賞利益が最も大きいランクの特
    賞利益にのみ前記第2特賞利益を付加し、他のランクの
    特賞利益を第1特賞利益のみとしたことを特徴とする請
    求項4に記載のスロットマシン。
  6. 【請求項6】第2特賞利益を設定したランクを複数設け
    るとともに、第1特賞利益の大きいランクほど第2特賞
    利益の大きさを大きくしたことを特徴とする請求項4に
    記載のスロットマシン。
  7. 【請求項7】今回付与する特賞利益の組み合わせ方を遊
    技者に通知表示することを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5または6に記載のスロットマシン。
  8. 【請求項8】あと1つ所定の識別情報が揃うと前記特賞
    表示態様になり得るリーチ状態が前記ゲームの実行途中
    で出現したとき、前記リーチ状態が特賞表示態様に遷移
    したならば付与される特賞利益の組み合わせ方を遊技者
    に予告通知することを特徴とする請求項7に記載のスロ
    ットマシン。
  9. 【請求項9】最終的に特賞表示態様が停止表示されなか
    ったとき、前記予告通知の継続を中止することを特徴と
    する請求項7に記載のスロットマシン。
  10. 【請求項10】今回付与する特賞利益のうち未だ付与し
    ていない残りの特賞利益の内容を遊技者に逐次、通知表
    示することを特徴とする請求項8または9に記載のスロ
    ットマシン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003190393A (ja) * 2001-12-26 2003-07-08 Fuji Shoji:Kk 遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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