JP2001313780A - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置および画像形成装置

Info

Publication number
JP2001313780A
JP2001313780A JP2000127883A JP2000127883A JP2001313780A JP 2001313780 A JP2001313780 A JP 2001313780A JP 2000127883 A JP2000127883 A JP 2000127883A JP 2000127883 A JP2000127883 A JP 2000127883A JP 2001313780 A JP2001313780 A JP 2001313780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning direction
sub
reflecting member
reflected light
detection position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000127883A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Ando
和弘 安藤
Shinichi Asaba
伸一 浅羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000127883A priority Critical patent/JP2001313780A/ja
Publication of JP2001313780A publication Critical patent/JP2001313780A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準反射部材に汚れが付着している場合であ
っても、間欠動作の前後における光量変動補正を正常に
行なうことができる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 光量補正手段での副走査方向基準反射部
材の所定の検出位置における反射光量が適量でないと判
断された場合に(S54のY)、反射光の検出位置を副
走査方向基準反射部材内で可変とし(S56)、ライン
センサが受光する副走査方向基準反射部材からの反射光
量を十分なものとする。これにより、例えば副走査方向
基準反射部材の反射光の検出位置に汚れが付着した場合
には補正に必要な反射光量が得られないが、副走査方向
基準反射部材内で反射光の検出位置を副走査方向基準反
射部材からの反射光量を十分なものとすることが可能な
位置に変更することができるので、間欠動作の前後にお
ける光量変動補正を正常に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の読み取り用
である光源の光量の経時的な変化により生じる読取画像
の変動の補正を行う画像読取装置、および、この画像読
取装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】読み取った画像データの蓄積用のバッフ
ァメモリを備えているイメージスキャナにおいては、そ
のバッファメモリに蓄積された画像データの出力先であ
るPCやネットワーク回線に接続される。この場合に、
それらの出力先のデータ処理能力、または、バッファメ
モリから出力先へのデータ転送速度によっては、画像の
スキャン能力とその転送速度とのバランスがとれないこ
とがある。そこで、従来は、バッファメモリの記憶容量
が一杯になると、画像の読取走査を停止し、バッファメ
モリ内の画像データが転送されるのを待つような制御を
行っている。
【0003】ところで、画像の読取走査用の光源は、安
定度の高いXeランプを使用する場合であっても、点灯
直後から安定するまでの光量変動分(経過時間に対する
光量の変動)は大きく、画像の明度に影響を及ぼす。さ
らに、カラー画像を読み取る場合には、光源が白色蛍光
灯であると、経時が等しくてもR,G,B各色の光量に
ばらつきを生じ、1フレ−ム内の先端と後端の画像に色
差を発生させてしまう。
【0004】そのため、前記のように、バッファメモリ
の記憶容量が一杯になったことによる画像の読取走査停
止を行う時間が数秒以上になると、露光走査用の光源に
おける光量変動の影響が画像上(明度、色差)で目立つ
ようになる。特に画像の読取走査停止前後の画像の合わ
せ目において、画像が大きく変化し著しく目立ち、画像
品位を下げてしまうという不具合がある。
【0005】そこで、かかる不具合を解決するため、特
開平10−308849号公報に示すように、光源の光
量の経時的な変化による読取画像の変動の補正(以下、
「光量変動補正」という)が行われている。特開平10
−308849号公報に開示の技術では、副走査方向に
基準反射部材が設けられ、原稿からの反射光の迷光が遮
断され、光量補正が適切に行われる。また、読取開始側
から終了側へ照度が単調に減少もしくは増大する特性を
持たせ、光学系の変位、ズレ発生に対して、読み取り補
正誤差を少なくすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平10−308849号公報に開示の技術は、基準反
射部材からの反射光を利用して光量変動補正を行うもの
であり、反射光にはある程度の光量が要求される。した
がって、基準反射部材のある位置を利用して反射光を読
み取ったときに、その位置が汚れていた場合は、要求さ
れる光量を得られない可能性があり、光量変動補正が正
常に行われない不具合がある。
【0007】本発明の目的は、基準反射部材に汚れが付
着している場合であっても、間欠動作の前後における光
量変動補正を正常に行なうことができる画像読取装置お
よび画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像読取装置は、原稿の画像を読み取るラインセンサと、
このラインセンサの連続する方向である主走査方向に直
交する副走査方向に位置して設けられる副走査方向基準
反射部材と、前記原稿および前記副走査方向基準反射部
材を照射する光源を有し、前記原稿および前記副走査方
向基準反射部材を読取走査してその画像を前記ラインセ
ンサに読み取らせる走査光学系と、前記ラインセンサで
読み取った画像データを記憶するバッファメモリと、こ
のバッファメモリの残存記憶容量に応じて前記走査光学
系の読取走査の一時停止および再開を実行する間欠読取
手段と、前記光源の照射による前記副走査方向基準反射
部材の所定の検出位置における反射光量が適量であるか
否かを判断する反射光量適否判断手段と、この反射光量
適否判断手段によって前記副走査方向基準反射部材の所
定の検出位置における反射光量が適量であると判断され
た場合に、その反射光量に応じて前記間欠読取手段の実
行前後における前記光源の光量変動を補正する光量補正
手段と、この反射光量適否判断手段によって前記副走査
方向基準反射部材の所定の検出位置における反射光量が
適量でないと判断された場合に、反射光の検出位置を前
記副走査方向基準反射部材内で可変とし、前記光量補正
手段で前記ラインセンサが受光する前記副走査方向基準
反射部材からの反射光量を十分なものとする検出位置可
変手段と、を備える。
【0009】したがって、例えば副走査方向基準反射部
材の反射光の検出位置に汚れが付着した場合には補正に
必要な反射光量が得られないが、副走査方向基準反射部
材内で反射光の検出位置を検出位置可変手段により副走
査方向基準反射部材からの反射光量を十分なものとする
ことが可能な位置に変更することにより、間欠動作の前
後における光量変動補正を正常に行なうことが可能にな
る。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記検出位置可変手段は、前記副
走査方向基準反射部材からの反射光の検出位置を前記副
走査方向基準反射部材の主走査方向領域内で可変とし、
前記光量補正手段で前記ラインセンサが受光する前記副
走査方向基準反射部材からの反射光量を十分なものとす
る主走査方向検出位置可変手段である。
【0011】したがって、反射光の検出位置を副走査方
向基準反射部材の主走査方向領域内で変更することにな
るので、処理の高速化が図れる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記検出位置可変手段は、前記副
走査方向基準反射部材からの反射光の検出位置を前記副
走査方向基準反射部材の副走査方向領域内で可変とし、
前記光量補正手段で前記ラインセンサが受光する前記副
走査方向基準反射部材からの反射光量を十分なものとす
る副走査方向検出位置可変手段である。
【0013】したがって、反射光の検出位置を副走査方
向基準反射部材の副走査方向領域内で変更することにな
るので、処理の高速化が図れる。また、例えば副走査方
向基準反射部材の主走査方向の領域が狭い場合や、副走
査方向基準反射部材にその主走査方向領域全体を覆うよ
うな汚れがついていて反射光の検出位置を主走査方向で
可変することができない場合にも、副走査方向基準反射
部材からの反射光量を十分なものとすることが可能にな
る。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記検出位置可変手段は、前記副
走査方向基準反射部材からの反射光の検出位置を前記副
走査方向基準反射部材の主走査方向領域内で可変とし、
前記光量補正手段で前記ラインセンサが受光する前記副
走査方向基準反射部材からの反射光量を十分なものとす
る主走査方向検出位置可変手段と、前記副走査方向基準
反射部材からの反射光の検出位置を前記副走査方向基準
反射部材の副走査方向領域内で可変とし、前記光量補正
手段で前記ラインセンサが受光する前記副走査方向基準
反射部材からの反射光量を十分なものとする副走査方向
検出位置可変手段と、を併せて実行する。
【0015】したがって、間欠動作の前後における光量
変動補正をより確実に行なうことが可能になる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記検出位置可変手段は、前記副
走査方向基準反射部材からの反射光の検出位置を前記副
走査方向基準反射部材の主走査方向領域内で可変とし、
前記光量補正手段で前記ラインセンサが受光する前記副
走査方向基準反射部材からの反射光量を十分なものとす
る主走査方向検出位置可変手段と、前記副走査方向基準
反射部材からの反射光の検出位置を前記副走査方向基準
反射部材の副走査方向領域内で可変とし、前記光量補正
手段で前記ラインセンサが受光する前記副走査方向基準
反射部材からの反射光量を十分なものとする副走査方向
検出位置可変手段と、のいずれか一方を選択的に実行す
る。
【0017】したがって、より使い勝手の良い装置を得
ることが可能になる。
【0018】請求項6記載の発明の画像形成装置は、請
求項1ないし5のいずれか一記載の画像読取装置と、こ
の画像読取装置から出力される画像データに基づいた画
像を用紙上に印刷する画像印刷装置と、を備える。
【0019】したがって、請求項1ないし5のいずれか
一記載の発明と同様の作用を奏する画像形成装置が得ら
れる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図19に基づいて説明する。本実施の形態は、カ
ラー画像読取装置としてパーソナルコンピュータ等の外
部装置に接続されて使用されるカラーイメージスキャナ
に適用したものである。
【0021】図1は、カラーイメージスキャナ1の内部
構造を概略的示す縦断側面図である。図1に示すよう
に、カラーイメージスキャナ1は、スキャナ本体2と、
スキャナ本体2の上部に設けられたARDF(自動両面
原稿搬送装置)3とから構成されている。
【0022】まず、スキャナ本体2について説明する。
スキャナ本体2の筐体4の上面には、原稿固定モードで
の原稿画像の読取時に原稿が載置される固定原稿用ガラ
ス5と、原稿搬送モードでの原稿画像の読取時に使用さ
れる搬送原稿用ガラス6とが設けられている。ここで、
原稿固定モードとは、固定原稿用ガラス5上に載置され
た状態の原稿の画像を読み取る動作モードであり、原稿
搬送モードとは、ARDF3により原稿を自動給紙し、
自動給紙された原稿が搬送原稿用ガラス6上を通過する
際にその原稿の画像を読み取る動作モードである。
【0023】筐体4の外側には、スタートキーやアボー
トキー等の各種のキーを備えるキーボード(図示せず)
と、ディスプレイ(図示せず)とを備えた本体操作パネル
7(図2参照)が設けられている。また、キーボードに
は、A4、B5等の規定の用紙サイズの指定を受け付け
る用紙指定キーや、不定サイズの用紙の寸法の手動によ
る入力を受け付ける置数キー、カラー読み取りモードと
モノクロ読み取りモードとのいずれか一方を選択するモ
ードキー(ともに図示せず)等が設けられている。
【0024】また、筐体4の内部であって固定原稿用ガ
ラス5に下方から対向する位置には、光源である照明ラ
ンプ(Xeランプ)8およびミラー9を備える第1走行
体10が、固定原稿用ガラス5に沿って副走査方向Aに
移動自在に配置されている。この第1走行体10の反射
光路には、2個のミラー11,12を備える第2走行体
13が、固定原稿用ガラス5に沿って副走査方向Aに移
動自在に配置されており、この第2走行体13の反射光
路には、レンズ14を介してカラーラインセンサである
カラーCCD(Charge Coupled Device)15を搭載した
CCD駆動ユニットであるSBU(Sensor Board Unit)
16が位置している。
【0025】第1走行体10と第2走行体13とには、
ステッピングモータ17がプーリやワイヤなど(いずれ
も図示せず)により連結されており、図1中左側から右
側へ2:1の速度比で同一の副走査方向Aに移動自在と
されており、走査光学系を実現する。このように2個の
走行体10,13が移動することにより、固定原稿用ガ
ラス5に載置された原稿の画像がカラーCCD15によ
り副走査方向Aに読取走査されるので、ここに原稿読取
機構18が構成されている。以上のような原稿読取機構
18の2個の走行体10,13が移動することによる原
稿の読取走査は、原稿固定モードの設定下で実行され
る。
【0026】また、筐体4の内部下方には、スキャナ本
体2およびARDF3を含めたカラーイメージスキャナ
1の動作を制御する電装系を構成するSCU(Scanner C
ontrol Unit)19等のユニット基板が内蔵されている。
【0027】さらに、筐体4の内部には、原稿固定モー
ドでの原稿読取において固定原稿用ガラス5の上に載置
された原稿のサイズを検出する原稿サイズセンサ(幅)6
1(図2参照)、原稿サイズセンサ(長さ)62(図2参照)
が設けられている。
【0028】加えて、固定原稿用ガラス5の端部には、
副走査方向基準反射部材Bが積層されて設置されている
(図18参照)。この副走査方向基準反射部材Bは、図
1では、固定原稿用ガラス5の主走査方向奥側端部の照
明ランプ8側に位置しており、副走査方向Aに所定の長
さを有している。また、副走査方向基準反射部材Bの下
面は、板金にグレー(ある程度の反射率があれば良い)
色の塗装または同色のデカルを貼った照射面とされてい
る。このように、副走査方向基準反射部材Bが、固定原
稿用ガラス5の照明ランプ8側に設置されているのは、
照明ランプ8からの光が副走査方向基準反射部材Bに反
射する際に、原稿の反射光の迷光が副走査方向基準反射
部材Bを照射するのを防止するためである。これによ
り、固定原稿用ガラス5上に原稿を置いた状態でも、原
稿の表面の濃淡の影響を受けることなく、後述する副走
査方向基準反射部材Bからの反射光に基づく光量変動補
正が適正に行われることになる。
【0029】次に、原稿搬送モードの設定下において使
用されるARDF3について説明する。なお、このよう
な原稿搬送モードの設定下においては、第1走行体10
と第2走行体13とを搬送原稿用ガラス6の下方に停止
させてホームポジションとし、ARDF3により自動給
紙される原稿を読取走査するものとする。このARDF
3には、原稿搬送モードで原稿を読み取る際に原稿を載
置するための原稿台20と、読み取りが終了した原稿を
排出するための排紙部21と、原稿台20から排紙部2
1へ連通する案内経路22と、両面読取モードにおいて
原稿を反転させる反転部23とが設けられている。ここ
で、両面読取モードとは、原稿搬送モードの一つであっ
て、ARDF3により原稿を自動給紙して表面の画像を
読取走査した後に、原稿を反転させて裏面の画像を読取
走査する動作モードである。
【0030】原稿台20には、載置された原稿を案内経
路22へ搬送する際に、原稿の両側端を案内する原稿ガ
イド24が設けられている。また、原稿台20には、原
稿搬送モードで原稿を読み取る際に、原稿台20の上に
原稿が載置されているか否かを検出するセットセンサ2
5、原稿台20上に載置された原稿のサイズを検知する
幅サイズ検知センサ26、原稿長さセンサ27,28、
および、原稿の後端を検出する原稿後端センサ30が設
けられている。本実施の形態では、セットセンサ25、
幅サイズ検知センサ26、原稿長さセンサ27,28、
原稿後端センサ30は、ともに反射型の光センサであ
る。これらのセンサ類により、原稿搬送モードでは、用
紙指定キーや置数キーの押し下げによる原稿のサイズの
指定がない場合にも、原稿台20の上に載置された原稿
のサイズが自動的に指定される。
【0031】案内経路22の原稿台20側には、原稿台
20に載置された原稿を一枚ずつ分離して給送するため
の呼び出しコロ31、分離コロ32、および、搬送コロ
33に巻回されて原稿を搬送原稿用ガラス6へ搬送する
ための給紙ベルト34が設けられている。これらの呼び
出しコロ31、分離コロ32、搬送コロ33は、給紙モ
ータ(図示せず)によって駆動される。つまり、呼び出
しコロ31、分離コロ32、搬送コロ33が給紙モータ
により回転駆動されることにより、原稿台20の上に載
置された原稿が一枚ずつ案内経路22に給紙されること
になる。
【0032】加えて、案内経路22には、原稿を搬送す
るための第1搬送ローラ35および第2搬送ローラ3
6、案内経路22中の原稿を排紙部21へ搬送するため
の排紙ローラ37が設けられている。なお、第1搬送ロ
ーラ35と第2搬送ローラ36との間の案内経路22
に、搬送原稿用ガラス6が位置している。これらの第1
搬送ローラ35、第2搬送ローラ36、排紙ローラ37
は、ステッピングモータ52(図2参照)によって駆動さ
れる。さらに、第1搬送ローラ35と第2搬送ローラ3
6との間であって搬送原稿用ガラス6上には、案内経路
22の一部を形成するとともに、主走査方向に延びる帯
状の主走査方向基準反射部材38が設けられている。な
お、この主走査方向基準反射部材38は、カラーCCD
15のセンサ毎に照明状態等の正確なシェーディング補
正を行うためのものである。したがって、原稿台20か
ら案内経路22に給紙された原稿は、第1搬送ローラ3
5、第2搬送ローラ36、排紙ローラ37がステッピン
グモータ52により回転駆動されることにより、主走査
方向基準反射部材38と搬送原稿用ガラス6との間を案
内されることになる。
【0033】また、反転部23には、一端が案内経路2
2の途中から分岐する分岐点39に連通する反転路40
を形成する反転テーブル41が設けられている。この反
転テーブル41には、給紙/反転モータ51(図2参照)
により正逆回転自在に駆動される反転ローラ42が設け
られている。また、この反転路40には、支軸43を回
動中心として回動自在な分岐爪44が取り付けられてい
る。この分岐爪44は、支軸43の回動によって反転路
40を案内経路22に対して開閉することにより、排紙
ローラ37によって搬送された原稿を反転部23と排紙
部21とのいずれか一方に振り分けるものである。つま
り、原稿搬送モードの一つである両面読取モードの設定
下においては、分岐爪44は、支軸43の回動によって
反転路40を案内経路22に対して開放し、排紙ローラ
37によって搬送された原稿を反転路40に案内した
後、表裏が逆転した状態の原稿を反転ローラ42により
案内経路22に再度搬送する。
【0034】なお、原稿固定モード、原稿搬送モード、
原稿搬送モードの一つである両面読取モード等の各種モ
ードにおける原稿の給紙搬送動作の流れ、および、原稿
の反転動作の流れについては、公知の技術であるため説
明を省略する。
【0035】次に、筐体4の内部下方に内蔵されている
カラーイメージスキャナ1の電装系のブロック構造を基
本的なその作用と共に以下に説明する。
【0036】ここで、図2はカラーイメージスキャナ1
の電装系の構成例を示すブロック図、図3はその一部の
構成を詳細に示すブロック図、図4は画像データの流れ
について概略的に示すブロック図である。カラーCCD
15に入射した原稿の反射光は、SBU16においてカ
ラーCCD15内で光の強度に応じた電圧値を持つR
(赤)、G(緑)、B(青)の各色のアナログの画像信
号に変換され、奇数ビットと偶数ビットとに2分されて
出力される。このアナログ画像信号は、VIOB47の
各色毎のアナログ処理回路48で暗電位部分がそれぞれ
取り除かれ、奇数ビットと偶数ビットとが合成され、所
定の振幅にゲイン調整された後で、VIOB47の各色
毎のA/D(Analog/Digital)コンバータ49にそれぞ
れ入力されてデジタル信号化される。デジタル信号化さ
れたデジタル画像信号は、VIOB47のシェーディン
グASIC(Application Specific Integrated Circui
t)50によりシェーディング補正された後、SCU19
に出力される。なお、VIOB47には、ARDF3に
用いる電装部品(セットセンサ25、幅サイズ検知セン
サ26、原稿長さセンサ27,28、原稿後端センサ3
0等)の電力供給を中継する機能を持つADU(ADF
Driving Unit)46も接続されている。
【0037】そして、SCU19の画像処理LSIであ
るRIPU45でガンマ補正、MTF補正等の画像処理
が行われた後、デジタル画像信号は、同期信号や画像ク
ロックとともにビデオ信号としてOIPU(Option Imag
e Process Unit)53に出力される。OIPU53へ出
力されたビデオ信号は、OIPU53において所定の画
像処理が行われた後、再びSCU19へと出力される。
SCU19へ再び入力されたビデオ信号は、Video入力
切替回路54に入力される。なお、このVideo入力切替
回路54の他方の入力はRIPU45から出力されたビ
デオ信号となっており、OIPU53で画像処理する
か、しないかを選択し得るように形成されている。Vide
o入力切替回路54から出力されたビデオ信号は、バッ
ファメモリであるSDRAM(Synchronous DRAM)(図示
せず)を管理するメモリ制御LSIであるSIBC(Sca
nner Image Buffer Controller)55に入力され、SD
RAMに画像データとして蓄えられる。SDRAMに蓄
えられた画像データは、SCSI(Small Computer Syst
em Interface)コントローラ57へ順次出力され、パー
ソナルコンピュータ等の外部装置(図示せず)に転送され
る。
【0038】ここに、上記のVideo入力切替回路54か
ら出力されるビデオ信号は、カラーイメージスキャナ1
をLAN(Local Area Network)を介してパーソナルコン
ピュータ等の外部装置に接続できるようにするための通
信機能を追加する拡張ボードであるNIC(Network Int
erface Card)56やIEEE1394コントローラ58
へも必要に応じて出力される。これらのNIC56やI
EEE1394コントローラ58を介して接続される外
部装置は、当該カラーイメージスキャナ1に対して外付
けされる場合と内蔵される場合とがあるが、何れであっ
てもよい。
【0039】ところで、図4に示すように、このSCU
19上には、各部を集中的に制御するCPU60、制御
プログラム等の固定的なデータを予め格納するROM6
3、CPU60の作業エリアとなるRAM64、EEP
ROM65が実装されている。したがって、CPU60
は、ROM63に予め書き込まれた制御プログラムにし
たがって各部を駆動制御することになる。例えば、CP
U60は、SCSIコントローラ57、NIC56やI
EEE1394コントローラ58を制御してパーソナル
コンピュータ等の外部装置との通信を行うように動作す
る。また、CPU60は、モータドライバ(図示せず)を
介し、ステッピングモータ17、ARDF3の給紙/反
転モータ51、およびステッピングモータ52のタイミ
ング制御も行う。
【0040】次に、画像データの流れについて図4を参
照して説明する。SCU19上に実装されたRIPU4
5は、CPU60の制御により、カラーCCD15を搭
載するSBU16に対して主走査ライン方向の同期信号
である主走査ライン同期信号LSYNCおよび主走査ラ
インデータの出力期間を示すゲート信号LGATEを出
力する。そして、SBU16は、RIPU45から出力
された主走査ライン同期信号LSYNCおよびゲート信
号LGATEに応じ、カラーCCD15で光電変換した
R(赤)、G(緑)、B(青)の各色のアナログ画像信
号をRIPU45に対して出力する。なお、このような
CPU60による画像データ出力のON/OFFは、R
IPU45に既知技術として装備されており、内部レジ
スタの書き換えによって制御される。また、CPU60
は、SIBC55から出力された割り込み信号に基づい
て、画像データ出力のON/OFFを切り替え制御す
る。なお、SIBC55からの割り込み信号は、SDR
AMの状態が満杯、ニアフル、空になった場合に発生
し、SIBC55の内部に既知技術として装備されたレ
ジスタによりその状態を区別できるようになっている。
【0041】カラーイメージスキャナ1の装置外面に
は、前述したように、キーボードとディスプレイとを備
えた本体操作パネル7が設けられており、この本体操作
パネル7もVIOB47を介してCPU60に接続され
ている。この本体操作パネル7上にはスタートスイッチ
やアボートスイッチが設けられており、これらのスイッ
チが押下されると入力ポートを介してCPU60は対応
するスイッチが押下されたことを検出する。
【0042】以上のようなカラーイメージスキャナ1に
おいて、画像データの出力を中断する際の処理につい
て、図5〜図7のフローチャートと、図8〜図10のタ
イミングチャートを参照して説明する。かかる処理は、
間欠読取手段を実現するものである。
【0043】まず、図5に示すように、CPU60によ
る制御で、第1走行体10、第2走行体13をスタート
し(ステップS1)、次に原稿の読み取りをスタートす
る(ステップS2)。そして、原稿の読み取り途中で、
バッファメモリである図示しないSDRAMがメモリニ
アフル(メモリが満杯になる少し手前)であることを検
知したら(ステップS3のY)、ゲート信号LGATE
の出力の停止を設定して(ステップS4)、走行体を停
止(スルーダウン)する(ステップS5)。この場合
の、主走査ライン同期信号LSYNC、ゲート信号LG
ATE、図示しないSDRAMがメモリニアフルである
ことを検知したときの割り込み信号MEM NEAR FULL、お
よび、第1走行体10、第2走行体13の速度と移動距
離との関係を示す移動線図のタイミングチャートを図8
に示す。
【0044】次に、走行体戻し制御を行う(ステップS
6)。この制御の詳細は、図8に示す。すなわち、停止
位置から再スタートする位置へステッピングモータ17
を逆転させて第1走行体10、第2走行体13を移動す
る。逆方向へ停止させたものと同じスルーアップデータ
を使い第1走行体10、第2走行体13をスタートし
(ステップS11)、スルーアップ終了と共に(ステッ
プS12のY)、また同じスルーアップデータを使いス
ルーダウンする(ステップS13)。
【0045】この動作により、この例で第1走行体1
0、第2走行体13は30mm戻るが、図9に示すとお
り、自起動スピードでゆっくり30mm戻してもよい。
【0046】次に、図7に示すように、原稿の再読み取
りスタート処理を行う。すなわち、バッファメモリであ
る図示しないSDRAMについてメモリが空であること
を検知したときの割り込みが発生した後(ステップS2
1)、第1走行体10、第2走行体13の再スタートを
行い(ステップS22)、スルーアップ終了時(ステッ
プS23のY)に原稿の読み取りを再開する(ステップ
S24)。この場合の、主走査ライン同期信号LSYN
C、ゲート信号LGATE、図示しないSDRAMが空
メモリであることを検知したときの割り込み信号MEM EM
PTY、および、第1走行体10、第2走行体13の速度
と移動距離との関係を示す移動線図のタイミングチャー
トを図10に示す。
【0047】また、第1走行体10、第2走行体13を
戻さずに、スルーアップ、スルーダウン中も原稿を読み
取る周知技術も存在するが、原稿の間欠読み取りの考え
方としては同じであり、ここでの説明は省略する。
【0048】一方、ARDF3による原稿の間欠読み取
りは、このスルーアップ、スルーダウン中も読み取る手
段にて行う。ARDF3による原稿の間欠読取動作は以
下のようになる。
【0049】図11は、ARDF3による原稿の画像読
取動作におけるステッピングモータの速度変化のタイミ
ングチャートを図示し、図12に間欠動作が発生した場
合のステッピングモータ(図示せず)の速度変化と画像
読み取りのタイミングチャートを示している。また、図
13,図14に、間欠読取動作のフローチャートを示
す。かかる処理は、間欠読取手段を実現するものであ
る。
【0050】図11、図13、図14に示すように、A
RDF3の間欠動作では、原稿を搬送するため、ステッ
ピングモータ17をスルーアップし(ステップS3
1)、原稿読取時の速度に達したときに、スルーアップ
を終了して(ステップS32のY)その速度を一定にし
(ステップS33)、原稿の読取開始位置に達してか
ら、原稿の読み取りを開始する(ステップS34)。原
稿の読取中に(ステップS35のN)、SCU19のS
IBC55からの割り込み信号MEM NEAR FULLが出力さ
れると(バッファメモリである図示しないSDRAMの
メモリ使用量が満杯近くであり、その後、ステッピング
モータ17をスルーダウンして停止するまで原稿の画像
の読み取りを続けても、メモリフルにならないニアフル
の状態にメモリ残容量があるときに出力される)(ステ
ップS36)、ステッピングモータ17をスルーダウン
(間欠スルーダウン)して(ステップS37)、このス
ルーダウンが終了すると(ステップS38のY)、停止
する(ステップS39)。
【0051】ステッピングモータ17のスルーダウン中
も原稿の画像を読み取るが、図12に示すように、スピ
ードが遅くなるため間引いて原稿の画像を読み取り、ス
テッピングモータ17を停止すると(停止)、読み取り
を中断する。パソコンなどの外部機器が、このカラーイ
メージスキャナ1のSCSI−I/Fより画像データを
読み取り、SIBC55からのメモリ残量0%であると
きに(実際にはエンプティの量は調整できる)(ステッ
プS40のY)、出力される割り込み信号であるエンプ
ティ割り込み信号によりCPU60は、再びステッピン
グモータ17をスルーアップし(ステップS41)、ス
ルーアップを終了して(ステップS42のY)、ステッ
ピングモータ17が一定速度になったときは(ステップ
S43)、ステップS34に戻って原稿の読み取りを再
開する。スルーアップ中は画像データの間引き読み取り
を行い、読み取りが一定速度になると通常の画像読取を
行う。間欠時のステッピングモータ17の停止期間はパ
ソコンの処理能力に影響される。原稿の読取終了位置に
達すると画像読取を終了し(ステップS35のY)、ス
テッピングモータ17をスルーダウンし(ステップS4
4)、スルーダウンを終了すると(ステップS45の
Y)、原稿を排紙し(ステップS46)、ステッピング
モータ17を停止する(ステップS47)。
【0052】次に、照明ランプ8の光源変動補正を行う
光量補正手段である補正回路についての詳細を、図15
を参照して説明する。図15に示すように、SBU16
上のカラーCCD15により奇数ビット、偶数ビット毎
に光電変換されたアナログビデオ信号は、SBU16上
のバッファ71を介しVIOB47に入力される。奇数
ビット、偶数ビット毎のアナログビデオ信号は、VIO
B47上のアナログ処理回路72、72,72に入力さ
れる。アナログ処理回路72に入力された信号は奇数ビ
ット、偶数ビット毎に出力レベルを細かく可変できる図
示しないゲインアンプを介し、偶数、奇数合成され、ア
ナログビデオ信号として出力される。
【0053】図示しないゲインアンプのゲインコントロ
ール端子には、D/Aコンバータ73が2チャンネル接
続されており、D/Aコンバータ73の出力電圧をアナ
ログ的に可変することで出力のアナログビデオ信号に対
するゲインを偶数、奇数毎に可変することができる。D
/Aコンバータ73の出力電圧の設定はSCU19上の
CPU60が行う。D/Aコンバータ73は基準電圧5
V、ビット数8ビットであるため、出力電圧は0〜5V
まで255段階にCPU60の制御により設定できる。
CPU60の設定は、0〜255のデジタル値(整数)
である。
【0054】アナログ処理回路72から偶数、奇数を合
成し出力されたアナログビデオ信号は、A/Dコンバー
タ74,74,74に入力される。A/Dコンバータ7
4はこのアナログビデオ信号を8ビットのデジタルビデ
オ信号に変換する。A/Dコンバータ74のリファレン
ス設定端子にはD/Aコンバータ73が接続されてお
り、D/Aコンバータ73の出力電圧をアナログ的に可
変することでA/Dコンバータ74のデジタル出力値を
可変することができる。
【0055】A/Dコンバータ74によりデジタル変換
されたデジタルビデオデータはシェーディングASIC
75に入力される。シェーディングASIC75は主に
シェーディング補正を行うが、その他に、主走査方向に
対する1ラインのピーク値を検出することができるピー
ク値検出回路82(図16参照)を備えている。ピーク
値検出回路82は、1ラインのピーク値を格納する機能
を持つ。SCU19上にあるCPU60は、格納された
1ラインのピーク値を読取ることができる。また、ピー
ク値検出回路82は、1ライン中の任意の位置にピーク
検出ゲートを設定でき、このピーク検出ゲート期間中の
ピーク値を検出する。ピーク検出ゲート期間の設定は、
SCU19上のCPU60から行なう。ピーク検出期間
は、1ラインの内で副走査方向に設けられた副走査方向
基準反射部材Bの部分に相当する位置に設定する。
【0056】次に、光量変動補正の詳細について説明す
る。まず、画像データを記憶するバッファメモリである
図示しないSDRAMがニアフル状態になると、原稿の
読取動作を中断する。原稿の読取動作を中断(停止)し
た直後に、SCU19上のCPU60は、シェーディン
グASIC75に対しピーク検出ゲート期間の設定およ
びピーク検出の開始命令を行なう。シェーディングAS
IC75のピーク値検出回路82は、副走査方向に設け
られた副走査方向基準反射部材Bの読取画像のピーク値
0を検出し、その値を格納する。その後CPU60は
格納されたピーク値D0をシェーディングASIC75
から読取る。図示しないSDRAMのニアフル状態が解
除され、読み取り動作を再開する直前にCPU60は上
記と同様の動作を行ない、ピーク値D1を読取る。この
ピーク値D0とピーク値D1の比率を、原稿の読取走査停
止中の光源変動として照明ランプ8のゲインを補正す
る。
【0057】ここで、アナログ処理回路72への入力で
あるアナログビデオ信号のCPU60による補正の考え
方について説明する。
【0058】アナログビデオ信号をVin、アナログ処
理回路72で、ある一定のゲイン値Gにより増幅された
アナログビデオ信号(アナログ処理回路の出力信号)を
Voutとすると、 Vout=G×Vin になる。
【0059】また、A/Dコンバータ74は基準電圧
(リファレンス電圧)を出力最大としてデジタル変換す
るもので、基準電圧をVrefとすると8ビットデジタ
ル出力値Dは、 D=(Vout/Vref)×255 になる。
【0060】原稿の読取走査停止中の照明ランプ8の光
量変動は、まずVinが変化し、その変化比率でVou
tが変化する。当然デジタル出力値Dも同様に変化す
る。このカラーイメージスキャナ1は、このGを可変し
てVinが変化してもVoutを一定にするように光量
変動補正を行う。すなわち、照明ランプ8の光量変動前
のVinをVin1、光量変動後のVinをVin1、
光量変動前のゲインをG 0、光量変動後のゲインをG1
すると、Voutは一定であるため、 Vout=G0×Vin0=G1×Vin1 になればよい。
【0061】照明ランプ8の光量変動前における副走査
方向基準反射部材Bの読取画像のピーク値D0、光量変
動後のピーク値D1は、G=G0での値であるため、G1
は、 G1=G0×(D0/D1) ・・・(1) で求めることができる。
【0062】よって、 Vout=G0×Vin0=G1×Vin1 =G0×(D0/D1)×Vin1 となる。
【0063】ここで、D/Aコンバータ73のアナログ
出力に接続されたアナログ処理回路72のゲインコント
ロール電圧Vとアナログ処理回路72のゲインGとの関
係を、 G=V ・・・(2) と定義する。
【0064】D/Aコンバータ73のアナログ出力V
と、D/Aコンバータ73のデジタル入力値Cとの関係
は、D/Aコンバータ73のビット数が8、基準電圧が
5Vであることから、 V=(C/255)×5=C/51 ・・・(3) となる。
【0065】光量変動前のD/Aコンバータ73のデジ
タル入力値をC0、光量変動後のデジタル入力値をC1
すると、(1)〜(3)式より、 (C1/51)=(C0/51)×(D0/D1) C1=C0×(D0/D1) になり、CPU60はD/Aコンバータ73に対し、デ
ジタル入力値C0を"D0/D1"倍した値を書き込めばよ
いことになる。
【0066】このような一連の動作をR、G、B各色で
独立して行なうことで、R、G、B各色の光量変動の差
を吸収することができるのである。ここでは、カラー画
像の読取の場合について説明したが、モノクロ画像の読
取においてもR、G、Bどれかのデータを使用するの
で、考え方は同じである。
【0067】前記のように、D0とD1の測定位置は第1
走行体10、第2走行体13が停止しているため、副走
査方向基準反射部材Bは同じ位置を読むことになる。ま
た、このピーク比較演算値は第1走行体10、第2走行
体13が間欠停止状態にある間の変化量を使用するの
で、副走査方向基準反射部材Bの均一性は無くても、補
正制御は可能である。また、間欠毎に更新されるので、
経時による副走査方向基準反射部材Bの汚れノイズにも
比較的強いという特長を持つ。
【0068】このカラーイメージスキャナ1では、副走
査方向基準反射部材Bの汚れた部分を、たまたま前記の
光量変動補正に利用しようとした場合にも、その位置を
避けることができるよう、反射光の検出位置を可変する
処理を行っている。以下、この点について説明する。
【0069】図16は、シェーディングASIC75の
回路構成の一部を示すブロック図である。図17は、前
記の反射光の検出位置を主走査方向で可変する処理を説
明するフローチャートである。
【0070】まず、CPU60は、初期設定として設定
保持部83にピーク検出ゲート期間と最低ピーク値を設
定する(ステップS51)。シェーディングASIC7
5が画像データを取り込むと、その画像データから1ラ
インのデータがラインメモリ81に蓄えられると同時に
(ステップS52)、設定保持部83で設定したピーク
検出ゲート期間のピーク値がピーク値検出回路82に保
持される(ステップS53)。
【0071】この場合、ピーク値検出回路82に保持さ
れるピーク値は、読み取る原稿がブック原稿の場合、副
走査方向に設けられた副走査方向基準反射部材Bの部分
に相当する位置からの反射光のピーク値となる。このピ
ーク値は前記の光量変動補正を行うためにある程度の大
きさが必要なため、あらかじめ設定保持部83に設定し
た最低ピーク値と反射光から読み取ったピーク値とを比
較回路84で比較して(ステップS54)、その結果に
より補正データとして利用可能かどうかを判断する。こ
こに、反射光量適否判断手段の機能が実行される。
【0072】すなわち、反射光から読み取ったピーク値
が最低ピーク値以上であるときは(ステップS54の
Y)、そのピーク値はピーク値検出回路82に保持され
(ステップS55)、光量変動補正に使用される。
【0073】一方、反射光から読み取ったピーク値が最
低ピーク値未満の場合は(ステップS54のN)、再
度、CPU60がピーク検出ゲート期間の設定パターン
を自動的に切り替えることにより、ピーク検出ゲート期
間を別の期間に(つまり、主走査方向に)変更して設定
し(ステップS56)、ステップS52に戻って反射光
からのピーク値を読み取る。ステップS56により、主
走査方向検出位置可変手段(検出位置可変手段)を実現
している。
【0074】なお、ピーク検出ゲート期間の設定パター
ンは、あらかじめROM63などに用意しておく。ま
た、ピーク検出ゲートの設定パターンは、2〜3カ所設
定すればほとんど解決できるが、設定パターンは多いほ
ど補正の精度が向上するので望ましい。
【0075】図18にピーク検出位置とピーク検出ゲー
ト信号の各設定パターンとの関係の説明図を示す。ここ
ではピーク検出ゲート期間の設定パターン1〜3が主走
査方向に設定されており(副走査位置は同じ)、図18
中に示すように、副走査方向基準反射部材Bを遮るよう
な汚れが付着した場合、設定パターン1では補正に必要
な反射光量が得られないが、設定パターン2または3に
切り替えることにより、光量変動補正に必要な反射光量
を得ることができる。
【0076】なお、設定保持部83へのピーク検出ゲー
ト期間の設定は、CPU60の制御によらずに、シェー
ディングASIC75に制御回路を設けて、この制御回
路に行わせるようにしてもよい。また、ピーク検出ゲー
ト期間の設定パターンも、この制御回路が用意するよう
にしてもよい。
【0077】ところで、例えば副走査方向基準反射部材
Bの主走査方向の領域が狭くピーク検出ゲートの設定パ
ターンを数多く設けることができなかったり、副走査方
向基準反射部材Bにその主走査方向を覆うような汚れが
ついているために、反射光の検出位置を主走査方向で可
変することができない場合がある。そこで、本実施の形
態においては、そのような場合には、反射光の検出位置
を副走査方向で可変することも可能になっている。
【0078】図19は、前記の反射光の検出位置を副走
査方向で可変する処理を説明するフローチャートであ
る。なお、この副走査方向検出位置可変処理は、前述し
た主走査方向検出位置可変処理と同様に、原稿の読み取
り途中でバッファメモリであるSDRAMがメモリニア
フルであることを検知した場合に走行体を停止(スルー
ダウン)する前述した間欠モードになった場合に実行さ
れ、通常のピーク検出位置の主走査方向の位置は変えず
にピーク検出位置を副走査方向に変更するものである。
【0079】まず、CPU60は、初期設定として設定
保持部83にピーク検出ゲート期間と最低ピーク値を設
定する(ステップS61)。シェーディングASIC7
5が画像データを取り込むと、その画像データから1ラ
インのデータがラインメモリ81に蓄えられると同時に
(ステップS62)、設定保持部83で設定したピーク
検出ゲート期間のピーク値がピーク値検出回路82に保
持される(ステップS63)。なお、ステップS62で
取り込まれたメモリニアフルで減速開始後のデータは、
画像としては使用されない。
【0080】この場合、ピーク値検出回路82に保持さ
れるピーク値は、読み取る原稿がブック原稿の場合、副
走査方向に設けられた副走査方向基準反射部材Bの部分
に相当する位置からの反射光のピーク値となる。このピ
ーク値は前記の光量変動補正を行うためにある程度の大
きさが必要なため、あらかじめ設定保持部83に設定し
た最低ピーク値と反射光から読み取ったピーク値とを比
較回路84で比較して(ステップS64)、その結果に
より補正データとして利用可能かどうかを判断する。こ
こに、反射光量適否判断手段の機能が実行される。
【0081】すなわち、反射光から読み取ったピーク値
が最低ピーク値以上であるときは(ステップS64の
Y)、そのピーク値はピーク値検出回路82に保持され
(ステップS65)、光量変動補正に使用される。
【0082】一方、反射光から読み取ったピーク値が最
低ピーク値未満の場合は(ステップS64のN)、CP
U60はステッピングモータ17を1ライン分だけ減速
駆動し(ステップS66)、スルーダウン期間が完了し
ていなければ、つまり、逆転位置に達していなければ
(ステップS67のN)、ピーク検出ゲート期間を別の
期間(つまり、副走査方向に1ライン分)に変更して設
定し(ステップS68)、ステップS62に戻って反射
光からのピーク値を読み取る。ステップS68により副
走査方向検出位置可変手段(検出位置可変手段)を実現
している。したがって、反射光から読み取ったピーク値
が最低ピーク値未満であって反射光検出値を光量変動補
正に使用出来無い場合には、スルーダウン距離分まで
は、再度1ラインずらして行なう。このように連続検出
しても、スルーダウン時間(1sec程度)は、色変動差
が問題となる時間(数10sec)に比べて、極端に少な
いのでスルーダウン期間ぎりぎりで検出したとしても問
題無く検出値を使用できる。
【0083】また、スルーダウン期間が完了するまでに
(ステップS67のY)、最低ピーク値以上のピーク値
が反射光から読み取られなければ、エラー処理が実行さ
れる。
【0084】なお、本実施の形態においては、主走査方
向検出位置可変処理を実行した後に副走査方向検出位置
可変処理を実行するようにしたが、これに限るものでは
なく、副走査方向検出位置可変処理を実行した後に主走
査方向検出位置可変処理を実行するようにしても良い
し、主走査方向検出位置可変処理および副走査方向検出
位置可変処理のいずれか一方のみを選択的に実行させる
ようにしても良い。
【0085】次に、本発明の第二の実施の形態を図20
に基づいて説明する。なお、本発明の第一の実施の形態
において説明した部分と同一部分については同一符号を
用い、説明も省略する。ここで、図20は、複写機91
の概略構成を示すブロック図である。この複写機91
は、画像形成装置であって、第一の実施の形態のカラー
イメージスキャナ1と、このカラーイメージスキャナ1
で原稿の画像を読み取った画像データに基づいて、例え
ば電子写真方式で用紙上に画像の形成を行う画像印刷装
置であるプリンタ92からなる。プリンタ92は、電子
写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方
式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方
式など、種々の印刷方式を適用することができる。その
具体的な構成については周知であるため、詳細な説明は
省略する。
【0086】この複写機91によれば、第一の実施の形
態と同様の作用、効果を奏することができる。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像読取装置によ
れば、原稿の画像を読み取るラインセンサと、このライ
ンセンサの連続する方向である主走査方向に直交する副
走査方向に位置して設けられる副走査方向基準反射部材
と、前記原稿および前記副走査方向基準反射部材を照射
する光源を有し、前記原稿および前記副走査方向基準反
射部材を読取走査してその画像を前記ラインセンサに読
み取らせる走査光学系と、前記ラインセンサで読み取っ
た画像データを記憶するバッファメモリと、このバッフ
ァメモリの残存記憶容量に応じて前記走査光学系の読取
走査の一時停止および再開を実行する間欠読取手段と、
前記光源の照射による前記副走査方向基準反射部材の所
定の検出位置における反射光量が適量であるか否かを判
断する反射光量適否判断手段と、この反射光量適否判断
手段によって前記副走査方向基準反射部材の所定の検出
位置における反射光量が適量であると判断された場合
に、その反射光量に応じて前記間欠読取手段の実行前後
における前記光源の光量変動を補正する光量補正手段
と、この反射光量適否判断手段によって前記副走査方向
基準反射部材の所定の検出位置における反射光量が適量
でないと判断された場合に、反射光の検出位置を前記副
走査方向基準反射部材内で可変とし、前記光量補正手段
で前記ラインセンサが受光する前記副走査方向基準反射
部材からの反射光量を十分なものとする検出位置可変手
段と、を備えることにより、例えば副走査方向基準反射
部材の反射光の検出位置に汚れが付着した場合には補正
に必要な反射光量が得られないが、副走査方向基準反射
部材内で反射光の検出位置を検出位置可変手段により副
走査方向基準反射部材からの反射光量を十分なものとす
ることが可能な位置に変更することができるので、間欠
動作の前後における光量変動補正を正常に行なうことが
できる。
【0088】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像読取装置において、前記検出位置可変手段は、
前記副走査方向基準反射部材からの反射光の検出位置を
前記副走査方向基準反射部材の主走査方向領域内で可変
とし、前記光量補正手段で前記ラインセンサが受光する
前記副走査方向基準反射部材からの反射光量を十分なも
のとする主走査方向検出位置可変手段であることによ
り、反射光の検出位置を副走査方向基準反射部材の主走
査方向領域内で変更することになるので、処理の高速化
を図ることができる。
【0089】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の画像読取装置において、前記検出位置可変手段は、
前記副走査方向基準反射部材からの反射光の検出位置を
前記副走査方向基準反射部材の副走査方向領域内で可変
とし、前記光量補正手段で前記ラインセンサが受光する
前記副走査方向基準反射部材からの反射光量を十分なも
のとする副走査方向検出位置可変手段であることによ
り、反射光の検出位置を副走査方向基準反射部材の副走
査方向領域内で変更することになるので、処理の高速化
を図ることができるまた、例えば副走査方向基準反射部
材の主走査方向の領域が狭い場合や、副走査方向基準反
射部材にその主走査方向領域全体を覆うような汚れがつ
いていて反射光の検出位置を主走査方向で可変すること
ができない場合にも、副走査方向基準反射部材からの反
射光量を十分なものとすることができる。
【0090】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の画像読取装置において、前記検出位置可変手段は、
前記副走査方向基準反射部材からの反射光の検出位置を
前記副走査方向基準反射部材の主走査方向領域内で可変
とし、前記光量補正手段で前記ラインセンサが受光する
前記副走査方向基準反射部材からの反射光量を十分なも
のとする主走査方向検出位置可変手段と、前記副走査方
向基準反射部材からの反射光の検出位置を前記副走査方
向基準反射部材の副走査方向領域内で可変とし、前記光
量補正手段で前記ラインセンサが受光する前記副走査方
向基準反射部材からの反射光量を十分なものとする副走
査方向検出位置可変手段と、を併せて実行することによ
り、間欠動作の前後における光量変動補正をより確実に
行なうことができる。
【0091】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の画像読取装置において、前記検出位置可変手段は、
前記副走査方向基準反射部材からの反射光の検出位置を
前記副走査方向基準反射部材の主走査方向領域内で可変
とし、前記光量補正手段で前記ラインセンサが受光する
前記副走査方向基準反射部材からの反射光量を十分なも
のとする主走査方向検出位置可変手段と、前記副走査方
向基準反射部材からの反射光の検出位置を前記副走査方
向基準反射部材の副走査方向領域内で可変とし、前記光
量補正手段で前記ラインセンサが受光する前記副走査方
向基準反射部材からの反射光量を十分なものとする副走
査方向検出位置可変手段と、のいずれか一方を選択的に
実行することにより、より使い勝手の良い装置を得るこ
とができる。
【0092】請求項6記載の発明の画像形成装置によれ
ば、請求項1ないし5のいずれか一記載の画像読取装置
と、この画像読取装置から出力される画像データに基づ
いた画像を用紙上に印刷する画像印刷装置と、を備える
ことにより、請求項1ないし5のいずれか一記載の発明
と同様の作用効果を奏する画像形成装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のカラーイメージス
キャナの全体構成図である。
【図2】前記カラーイメージスキャナの電装系の構成例
を示すブロック図である。
【図3】前記電装系一部の構成を詳細に示すブロック図
である。
【図4】前記カラーイメージスキャナの画像データの流
れについて概略的に示すブロック図である。
【図5】前記カラーイメージスキャナで画像データの出
力を中断する際の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図6】同フローチャートである。
【図7】同フローチャートである。
【図8】同タイミングチャートである。
【図9】同タイミングチャートである。
【図10】同タイミングチャートである。
【図11】前記カラーイメージスキャナのARDFによ
る原稿の画像読取動作におけるスッテッピングモータの
速度変化のタイミングチャートである。
【図12】前記ステッピングモータの間欠動作が発生し
た場合の速度変化と画像読み取りのタイミングチャート
である。
【図13】前記カラーイメージスキャナの間欠読取動作
のフローチャートである。
【図14】前記カラーイメージスキャナの間欠読取動作
のフローチャートである。
【図15】前記カラーイメージスキャナの光源変動補正
を行う補正回路のブロック図である。
【図16】前記補正回路を構成するシェーディングAS
ICの一部の回路構成を示すブロック図である。
【図17】前記カラーイメージスキャナが行う主走査方
向検出位置可変処理のフローチャートである。
【図18】前記カラーイメージスキャナが行う主走査方
向検出位置可変処理のタイミングチャートである。
【図19】前記カラーイメージスキャナが行う副走査方
向検出位置可変処理のフローチャートである。
【図20】本発明の第二の実施の形態の複写機の全体構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置 8 光源 10,13 走査光学系 15 ラインセンサ 91 画像形成装置 92 画像印刷装置 B 副走査方向基準反射部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BA02 BB02 BC12 CA07 CA19 CB05 5C072 AA01 BA13 CA02 CA11 CA15 EA05 MB01 MB04 MB08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取るラインセンサと、 このラインセンサの連続する方向である主走査方向に直
    交する副走査方向に位置して設けられる副走査方向基準
    反射部材と、 前記原稿および前記副走査方向基準反射部材を照射する
    光源を有し、前記原稿および前記副走査方向基準反射部
    材を読取走査してその画像を前記ラインセンサに読み取
    らせる走査光学系と、 前記ラインセンサで読み取った画像データを記憶するバ
    ッファメモリと、 このバッファメモリの残存記憶容量に応じて前記走査光
    学系の読取走査の一時停止および再開を実行する間欠読
    取手段と、 前記光源の照射による前記副走査方向基準反射部材の所
    定の検出位置における反射光量が適量であるか否かを判
    断する反射光量適否判断手段と、 この反射光量適否判断手段によって前記副走査方向基準
    反射部材の所定の検出位置における反射光量が適量であ
    ると判断された場合に、その反射光量に応じて前記間欠
    読取手段の実行前後における前記光源の光量変動を補正
    する光量補正手段と、 この反射光量適否判断手段によって前記副走査方向基準
    反射部材の所定の検出位置における反射光量が適量でな
    いと判断された場合に、反射光の検出位置を前記副走査
    方向基準反射部材内で可変とし、前記光量補正手段で前
    記ラインセンサが受光する前記副走査方向基準反射部材
    からの反射光量を十分なものとする検出位置可変手段
    と、を備える画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記検出位置可変手段は、前記副走査方
    向基準反射部材からの反射光の検出位置を前記副走査方
    向基準反射部材の主走査方向領域内で可変とし、前記光
    量補正手段で前記ラインセンサが受光する前記副走査方
    向基準反射部材からの反射光量を十分なものとする主走
    査方向検出位置可変手段である請求項1記載の画像読取
    装置。
  3. 【請求項3】 前記検出位置可変手段は、前記副走査方
    向基準反射部材からの反射光の検出位置を前記副走査方
    向基準反射部材の副走査方向領域内で可変とし、前記光
    量補正手段で前記ラインセンサが受光する前記副走査方
    向基準反射部材からの反射光量を十分なものとする副走
    査方向検出位置可変手段である請求項1記載の画像読取
    装置。
  4. 【請求項4】 前記検出位置可変手段は、前記副走査方
    向基準反射部材からの反射光の検出位置を前記副走査方
    向基準反射部材の主走査方向領域内で可変とし、前記光
    量補正手段で前記ラインセンサが受光する前記副走査方
    向基準反射部材からの反射光量を十分なものとする主走
    査方向検出位置可変手段と、前記副走査方向基準反射部
    材からの反射光の検出位置を前記副走査方向基準反射部
    材の副走査方向領域内で可変とし、前記光量補正手段で
    前記ラインセンサが受光する前記副走査方向基準反射部
    材からの反射光量を十分なものとする副走査方向検出位
    置可変手段と、を併せて実行する請求項1記載の画像読
    取装置。
  5. 【請求項5】 前記検出位置可変手段は、前記副走査方
    向基準反射部材からの反射光の検出位置を前記副走査方
    向基準反射部材の主走査方向領域内で可変とし、前記光
    量補正手段で前記ラインセンサが受光する前記副走査方
    向基準反射部材からの反射光量を十分なものとする主走
    査方向検出位置可変手段と、前記副走査方向基準反射部
    材からの反射光の検出位置を前記副走査方向基準反射部
    材の副走査方向領域内で可変とし、前記光量補正手段で
    前記ラインセンサが受光する前記副走査方向基準反射部
    材からの反射光量を十分なものとする副走査方向検出位
    置可変手段と、のいずれか一方を選択的に実行する請求
    項1記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか一記載の画
    像読取装置と、 この画像読取装置から出力される画像データに基づいた
    画像を用紙上に印刷する画像印刷装置と、を備える画像
    形成装置。
JP2000127883A 2000-04-27 2000-04-27 画像読取装置および画像形成装置 Pending JP2001313780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000127883A JP2001313780A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 画像読取装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000127883A JP2001313780A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 画像読取装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001313780A true JP2001313780A (ja) 2001-11-09

Family

ID=18637404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000127883A Pending JP2001313780A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 画像読取装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001313780A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4224198B2 (ja) 画像読取装置および複写機
JP3476599B2 (ja) 画像読取装置
JP2002016769A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2000069254A (ja) 画像読取装置
JP2001313780A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP5171659B2 (ja) 画像形成装置
JP3739076B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2021148964A (ja) 画像形成装置
JPH1127452A (ja) 画像読取装置および画像読取方法
US20040263872A1 (en) Photographic printing system
JP3631597B2 (ja) 画像読取装置
JP2001217995A (ja) 画像読取装置
JP4246932B2 (ja) 画像読み取り装置および画像形成装置
JP4124394B2 (ja) カラー画像読取装置および画像形成装置
JP4843598B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2006074204A (ja) 画像読み取り装置,画像処理装置,画像形成装置および複写装置
JP6834912B2 (ja) 画像読取装置
JP2002281256A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2002077527A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2001358918A (ja) 画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像処理装置
JP2009225362A (ja) 画像読み取り装置
JP2009225365A (ja) 画像読み取り装置
JP2004077543A (ja) 画像読取装置
JP2003092663A (ja) カラー画像読取装置および画像形成装置
JP2005167467A (ja) 撮像装置,原稿スキャナおよび画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040928