JP2001313718A - 管理システム - Google Patents

管理システム

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JP2001313718A
JP2001313718A JP2000128138A JP2000128138A JP2001313718A JP 2001313718 A JP2001313718 A JP 2001313718A JP 2000128138 A JP2000128138 A JP 2000128138A JP 2000128138 A JP2000128138 A JP 2000128138A JP 2001313718 A JP2001313718 A JP 2001313718A
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functions
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role
management device
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JP2000128138A
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English (en)
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Shigehiro Eda
茂弘 枝
Hitoshi Ogawa
小川  均
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理装置の各機能を利用して管理システムを
運用するユーザ側で、管理装置の各機能に対応して各運
用担当者を自在に割り当てる。 【解決手段】 予めロール部43B0に管理装置の全ての機
能を登録すると共に、ユーザ領域43C0にロール部の全て
の機能を利用してシステムを運用できるシステムマネー
ジャのIDを登録する。制御部41は入力したIDがシ
ステムマネージャのIDと一致するとロール部の各機能
に応じた各機能プログラムを実行する。ここで、ロール
部にはこのロール部の各機能を委譲できるロールコンフ
ィグ機能と、前記委譲された機能を利用してシステムの
運用が可能な担当者を登録できるユーザコンフィグ機能
とが登録され、各コンフィグ機能に応じたプログラムが
実行されることにより、ロール部43B0の中の機能がロー
ル部43B1に登録され、ロール部43B1の機能を利用できる
ロールマネージャがユーザ領域43C1に登録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機能を有す
るとともに、複数の機能に対応する各機能プログラムを
各個に実行することにより端末等を管理する管理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の管理システムとして、複数の公
衆電話機と、各公衆電話機に回線を介して接続され各公
衆電話機を管理する管理装置とから構成される管理シス
テムが知られている。各公衆電話機を管理する管理装置
はデータベースを有し、管理装置はこのデータベース
に、各公衆電話機の利用状況や故障状況を登録するとと
もに、各公衆電話機で実行されるプログラム及び各公衆
電話機へ設定される各パラメータ等を登録している。
【0003】このような管理装置の機能として、(イ)
管理装置内のシステム構成や動作パラメータ等の環境設
定を含むシステム管理機能、(ロ)電話機の各種動作パ
ラメータ等のデータベースへの登録,前記パラメータの
レポート(記録)及び前記パラメータの電話機へのダウ
ンロードを含む電話機情報管理機能、(ハ)電話機用プ
ログラムの登録,前記プログラムのレポート,及び前記
プログラムのダウンロードを含むプログラム管理機能、
(ニ)故障電話機の一覧レポートや金庫回収が必要な電
話機の一覧レポート等の電話機状況の解析機能、(ホ)
電話機のカード利用量やコイン利用量などの集計を行う
電話機運営情報の集計解析機能がある。
【0004】こうした管理装置の各機能を利用して各公
衆電話機を管理するユーザ(電話会社)側では、管理装
置の全ての機能を全ての担当者に使用させることにより
システムを運用させるようにしていた。しかしながら、
ユーザ側の全ての運用担当者が管理装置の全ての機能を
使用できるようにすると、どのような担当者であっても
管理装置の重要な機能を使用できることから、システム
の運用上セキュリティが確保できなくなる。このため、
各機能を例えば3段階に固定的に分けてそれぞれの機能
を各担当者に割り当てるとともに、各担当者がそれぞれ
自身に割り当てられた機能に対応するプログラムを管理
装置に実行させることにより、システムの運用を行うこ
とが検討されている。
【0005】即ち、管理装置を製造設置するメーカ側で
は、管理装置の設置時にユーザ側の要望に応じて、管理
装置の機能を、例えば上記(イ)〜(ホ)に示す全ての
機能を示す第1の機能グループ、上記(イ)〜(ホ)の
各機能のうちシステム管理機能を除く全ての機能を示す
第2の機能グループ、及び上記(イ)〜(ホ)の各機能
のうちレポート機能のみを示す第3の機能グループの3
つの機能グループに分けて設定するとともに、設定した
それぞれの機能グループに対応して担当者のIDを固定
的に設定する。ここで、システムの運用担当者が自身の
IDを入力し、かつ該当機能グループ内の機能を選択操
作すると、管理装置は入力したIDが該当機能グループ
に対応して設定されているIDであれば、前記運用担当
者により選択された機能に対応するプログラムを実行す
る。この場合、各運用担当者は、当然のことながら自身
に割り当てられた機能以外の機能に該当するプログラム
を管理装置に実行させることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の管理システム
は、管理装置の各機能を例えば3段階の機能グループに
固定的に分けてそれぞれの機能グループに各担当者を固
定的に割り当て、各運用担当者はそれぞれ自身に割り当
てられた機能に該当するプログラムを管理装置に実行さ
せることによりシステムの運用を行っている。このた
め、システムの運用を行うユーザ側で例えば組織変更等
が生じると、メーカ側ではユーザ側の前記組織変更に応
じて再度管理装置の各機能グループと、各機能グループ
に割り当てられる運用担当者のIDとを管理装置に再設
定しなければならず、ユーザ側で管理装置の各機能グル
ープに対応して各運用担当者を自在に設定したいという
要望がある。
【0007】したがって、本発明は、管理装置の各機能
を利用してシステムの運用を行うユーザ側で、管理装置
の各機能に対応して各運用担当者を自在に割り当てるこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、複数の端末と、複数の機能を有する
とともに複数の機能を利用して各端末を管理する管理装
置とからなる管理システムにおいて、管理装置に、予め
管理装置の全ての機能が登録された第1の機能登録部
と、第1の機能登録部の全ての機能を利用してシステム
を運用できる第1の運用者のIDが予め登録された第1
のID登録部と、入力したIDが第1のID登録部のI
Dと一致する場合は第1の機能登録部に登録された全て
の機能に対応するプログラムの実行が可能な制御部とを
備えるとともに、第1の機能登録部に、第1の機能登録
部の機能の委譲が可能な第1の機能、及び前記委譲され
た機能を利用してシステムを運用できる第2の運用者の
IDの登録が可能な第2の機能を登録できるようにした
ものである。また、管理装置に、第2の機能登録部と、
第2のID登録部とを備え、制御部は、第1の運用者の
IDの入力後に第1の機能の指定操作を検出すると、第
1の機能に対応する機能プログラムを実行して第1の機
能登録部内の選択操作に応じた機能を第2の機能登録部
に登録するとともに、第2の機能登録部への機能の登録
後に第2の機能の指定操作を検出すると、第1の機能に
対応する機能プログラムを実行して登録操作されたID
を第2の運用者のIDとして第2のID登録部に登録す
るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係る管理システムを構成
する公衆電話機のブロック図である。図1において、本
公衆電話機10は電話局25に接続されるとともに、I
Cカード30を利用して通話が可能なものである。
【0010】公衆電話機10は、図1に示すように、C
PU11と、CPU11の実行するプログラムを格納す
るROM(EEPROM:電気的に書き替え可能なメモ
リ)12と、パラメータ等を記憶するRAM13と、回
線インタフェース14と、通話回路15と、送受話器1
6と、表示部17と、表示制御回路18と、ダイヤルキ
ー等のキーボード19と、ICカード30に対しデータ
のリードライトを行うICカードリーダライタ20(以
下、カードリーダ20)とから構成される。
【0011】このような公衆電話機10では、発呼者に
よりICカード3がカードリーダ20の図示しないカー
ド挿入口に挿入されると、カードリーダ20はそのIC
カード3の挿入を検知しCPU11に報知する。この場
合、CPU11はROM12のプログラムを実行するこ
とによりカードリーダ20を制御し、ICカード3の図
示しないメモリに記憶されている度数データ(価値情
報)を読み取る。
【0012】ここで、ICカード3に残度数がある場合
はCPU11は回線インタフェース14を制御して回線
捕捉を行う。このときオフフック状態にあれば、電話局
3からのダイヤルトーンが回線インタフェース14,通
話回路15を経由して送受話器16に送出され発呼者に
より聴取される。ダイヤルトーン聴取後、発呼者がキー
ボード19のダイヤルキーを操作することにより相手番
号をダイヤルすると、CPU11はこのダイヤル操作番
号を入力して回線インタフェース14へ送出し、回線イ
ンタフェース14からダイヤル信号として電話局2側へ
送出させる。これにより相手の呼出が行われ、相手がそ
の呼出に応答すると発呼側と相手側(被呼側)との間で
通話が開始される。なお、通話開始時及び通話続行中に
は電話局2からの課金信号の到来、または公衆電話機1
0内部での周知の自律課金処理によりICカード3のメ
モリから度数データが減算される。
【0013】図2は、本管理システムを構成する管理装
置のブロック図である。MSと呼ばれる管理装置40は
複数の公衆電話機を管理するものであり、装置全体を制
御する制御部41と、回線群Lnを介する各公衆電話機
との間での発着信制御や、各公衆電話機との間でデータ
通信を行う通信制御部42と、各公衆電話機のデータを
記憶するデータベース43A,後述するテーブル43
A,43Bを有する記憶部43と、表示部44と、キー
ボードなどの入力部45と、プリンタ46と、以上の各
部に電源を供給する電源部47とから構成される。
【0014】管理装置40は、前述したように複数の公
衆電話機を管理するものであり、定期的に各公衆電話機
に発信するか、或いは各公衆電話機からの発信に基づく
着信に応答して、各公衆電話機のRAMなどに蓄積され
通話に利用されたICカードの番号やその通話度数デー
タを入力し記憶部43のデータベース43Aに記憶する
とともに、公衆電話機自身の自己診断結果による故障デ
ータを入力してデータベース43Aに記憶する。また、
管理装置40のデータベース43Aには、各公衆電話機
のプログラムやパラメータ(設定データ)等が記憶さ
れ、各公衆電話機においてプログラムの改版が生じた場
合、管理装置40は公衆電話機に発信してその公衆電話
機のプログラムデータやその公衆電話機のパラメータを
データベース43Aから読み出し該当公衆電話機にダウ
ンロードする。
【0015】このような管理装置40は以下の項目
(1)〜(6)に示す各機能を有している。即ち、 (1)管理装置のシステム構成や動作パラメータ等の環
境設定を含むシステム管理機能 (2)電話機の電話番号、電話機の機能ボタンの許可/
禁止等の各種動作パラメータのデータベースへの登録及
びレポート(プリンタによる印字記録)と、動作パラメ
ータの電話機へのダウンロードを含む電話機情報管理機
能 (3)料金テーブル,発信禁止番号,有効/無効カード
等のデータベースへの登録,更新,レポート及びダウン
ロードを含む電話機用パラメータの管理機能 (4)電話機用プログラムの登録,レポート,リモート
ダウンロードを含むプログラム管理機能 (5)現在故障中の電話機一覧レポートや金庫回収が必
要な電話機一覧レポート、及び一定期間通話が行われな
い電話機一覧レポート等の電話機状況解析機能 (6)電話機の設置台数、電話機のカードによる通話量
やコインによる通話量などの利用量、及び電話機の故障
発生量などの集計を行う電話機運営情報の集計解析機能
などの各種機能を有している。
【0016】前述した各項目(1)〜(6)の各機能は
機能プログラムとして管理装置40の記憶部43の所定
領域に格納されており、入力部45の操作により該当機
能が指定されると、制御部41は該当機能プログラムを
記憶部43から読み出して順次実行する。
【0017】このような管理システムは、メーカ側で製
造され設置された後、客先であるユーザ(電話会社)側
に引き渡され、ユーザ側で運用される。ここで、ユーザ
側で管理装置40の前述の各機能を利用してシステムの
運用を行うために、管理装置40の記憶部43の前述し
たテーブル43Bには図3に示すようにデフォルトロー
ル(Default Role)部43B0が設けら
れ、かつ記憶部43の前述したテーブル43Cにはデフ
ォルトロール部43B0に対応してユーザ領域部43C
0が設けられている。メーカ側では管理システムの引き
渡しに先立ち、デフォルトロール部43B0(第1の機
能登録部)にこの管理装置40の全ての機能を示す上記
項目(1)〜(6)の各機能をそれぞれ一般機能2A〜
2Zとして登録し、かつユーザ領域部43C0にデフォ
ルトロール部43B0内の全機能の使用が可能なユーザ
側のシステムの最高運用管理者(システムを運用するう
えで最高の権限を有する最高責任者:第1の運用者)で
あるシステムマネージャ3のIDを登録する。
【0018】また、デフォルトロール部43B0には、
管理装置40の一般機能2A〜2Zの他に、デフォルト
ロール部43B0内の各機能を他のロールに登録可能な
ロールコンフィグ(Role Configurati
on)機能1A(第1の機能)と、他のロールに登録さ
れた機能の使用が可能なシステム運用担当者を登録する
ことができるユーザコンフィグ(User Confi
guration)機能1B(第2の機能)とが登録さ
れる。デフォルトロール部43B0内に登録されたロー
ルコンフィグ機能1A及びユーザコンフィグ機能1B
は、ユーザ領域部43C0に登録されたシステムマネー
ジャ3のみが使用できる。
【0019】このように、ユーザ側に管理システムが引
き渡される前に、メーカ側で予めデフォルトロール部4
3B0に前記ロールコンフィグ機能1A及びユーザコン
フィグ機能1Bと、管理装置40の全ての一般機能2A
〜2Zが登録され、かつこのデフォルトロール43B0
の全機能が利用可能なユーザ側の最高運用管理者として
ユーザ領域43C0(第1のID登録部)にシステムマ
ネージャ3が登録される。
【0020】メーカ側から引き渡された管理システムの
運用開始前に、ユーザ側のシステム最高運用管理者であ
るシステムマネージャ3は入力部45を操作して自身の
IDを管理装置40に入力する。管理装置40の制御部
41はこのIDとユーザ領域43C0内のIDとを比較
して双方が一致すると、システムマネージャ3に対しデ
フォルトロール部43B0に登録されている全ての機能
の利用を許容する。
【0021】この場合、管理装置40の制御部41は、
デフォルトロール部43B0内の全ての機能をそれぞれ
文字情報を含むグラフィック情報として表示部44に表
示する。ここで、システムマネージャ3は自身のみで管
理装置40の全ての機能を使用してシステムを運用する
ことも可能であるが、デフォルトロール部43B0内の
上述したロールコンフィグ機能1A及びユーザコンフィ
グ機能1Bを用いて全ての機能のうち所定の機能の使用
を下位のシステム運用担当者に委譲することができる。
【0022】図4は、デフォルトロール部43B0内の
各機能を下位のシステム運用担当者に委譲する状況を示
す説明図である。この説明図にしたがって本発明の要部
動作を説明する。システムマネージャ3が入力部45を
操作して自身のIDを入力すると、管理装置40の制御
部41は前述したようにデフォルトロール部43B0内
の各機能を表示部44に表示する。次に、システムマネ
ージャ3が入力部45を操作することにより、表示部4
4の表示画面中の各機能のうちロールコンフィグ機能1
Aが指定されると、制御部41はロールコンフィグ機能
1Aに対応する機能プログラムを記憶部43から読み出
して実行し、時点でテーブル43B内にロールAの領
域としてロール部43B1を確保する。続いて、システ
ムマネージャ3の入力部45の操作により、表示画面中
のロールコンフィグ機能1A,ユーザコンフィグ機能1
B,一般機能2A,2C,2Dが選択されると、制御部
41はこれらをロールAとしてロール部43B1(第2
の機能登録部)に登録する。
【0023】次に、システムマネージャ3の入力部45
の操作により、表示部44の表示画面中の各機能のうち
ユーザコンフィグ機能1Bが指定されると、制御部41
はユーザコンフィグ機能1Bに対応する機能プログラム
を記憶部43から読み出して実行し、時点でテーブル
43Bのロール部43B1に関連づけてテーブル43C
のユーザ領域43C1を確保する。その後、システムマ
ネージャ3の入力部45の操作により、下位のシステム
運用担当者であるロールマネージャ4A及び4Bの各I
Dが入力されると、制御部41は、ユーザ領域43C1
(第2のID登録部)にロールマネージャ4A及び4B
(第2の運用者)の各IDを登録する。
【0024】このようにして、デフォルトロール部43
B0に登録されている全ての機能のうち、システムマネ
ージャ3によってロールコンフィグ機能1A,ユーザコ
ンフィグ機能1B,一般機能2A,2C,2Dがロール
部43B1に登録されるとともに、ロール部43B1に
登録された各機能の使用が可能なロールマネージャ4A
及び4Bの各IDがロール部43B1に対応するユーザ
領域43C0に登録される。したがって、ロールマネー
ジャ4A又は4Bが、入力部45を用いて自身のIDの
入力操作を行うことにより、管理装置40の一般機能2
A,2C,2Dを使用してシステムを運用することがで
きる。
【0025】即ち、ロールマネージャ4A又は4Bの操
作により入力されたIDと、ユーザ領域43C0に登録
されたIDとが一致すると、制御部41はロール部43
B1の一般機能2A,2C,2Dを表示部44にグラフ
ィック表示する。次に、ロールマネージャ4A又は4B
が入力部45を操作することにより表示中の各一般機能
のうち、電話機用パラメータのダウンロードを示す例え
ば一般機能2Dを指定すると、制御部41はこの一般機
能2Dに該当するプログラムを記憶部43から読み出し
て実行する。これにより、該当公衆電話機にパラメータ
がダウンロードされ公衆電話機のパラメータが更新され
る。
【0026】また、ロール部43B1にはシステムマネ
ージャ3によりロールコンフィグ機能1A,ユーザコン
フィグ機能1Bが登録されているため、ロールマネージ
ャ4A又は4Bは、ロール部43B1に登録された各機
能の使用を自身より下位のシステム運用担当者に委譲す
ることができる。即ち、この場合、ロールマネージャ4
A又は4Bが入力部45を操作して自身のIDを入力す
ると、ロール部43B1に登録された各機能が同様に表
示部44にグラフィック表示され、続いてロールマネー
ジャ4A又は4Bが入力部45を操作し表示部44に表
示された各機能のうちロールコンフィグ機能1Aを指定
すると、時点でテーブル43BにロールA1の領域と
してロール部43B11を確保する。続いて、表示部4
4に表示された各機能のうち一般機能2A,2Dの選択
操作を検出すると、ロール部4B11に一般機能2A,
2Dを登録する。
【0027】次に、ロールマネージャ4A又は4Bが表
示部44に表示されているユーザコンフィグ機能1Bを
指定すると、時点でテーブル43Cにユーザ領域43
C11を確保する。そして、ロールマネージャ4A又は
4Bの入力部45の操作に基づく一般ユーザ5BのID
を入力すると、制御部41はユーザ領域43C11に一
般ユーザ5BのIDを登録する。したがって、下位のシ
ステム運用担当者である一般ユーザ5Aは、入力部45
を操作して自身のIDを入力することにより、自身に割
り当てられた一般機能2A,2Dに対応する各機能プロ
グラムを制御部41に実行させることができる。これに
より、一般ユーザ5Aはシステムの一般機能2A,2D
に応じた運用を行うことができる。
【0028】前記システムマネージャ3は、前述したよ
うにロール部43B1に管理装置40の複数の機能を登
録し、かつその機能を使用してシステムを運用するロー
ルマネージャ4A,4Bをユーザ領域43C1に登録し
た後、さらにデフォルトロール部43B0内に登録され
ている他の機能の使用を下位の運用担当者に委譲するた
めに、入力部45の操作により表示部44の表示画面中
のロールコンフィグ機能1Aを指定する。すると、制御
部41は時点でテーブル43B内にロールBの領域と
してロール部43B2を確保する。続いて、システムマ
ネージャ3の入力部45の操作により表示画面中の一般
機能2B,2Eが指定されると、制御部41はこれらを
ロールBとしてロール部43B2に登録する。
【0029】次に、システムマネージャ3の入力部45
の操作により表示部44の表示画面中のユーザコンフィ
グ機能1Bが指定されると、制御部41は時点でテー
ブル43Bのロール部43B2に関連づけてテーブル4
3Cのユーザ領域43C2を確保する。その後、システ
ムマネージャ3が入力部45を用いて下位のシステム運
用担当者であるロールマネージャ4C及び一般ユーザ5
Bの各IDの入力操作を行うと、制御部41は、ユーザ
領域43C2に操作されたロールマネージャ4C及び一
般ユーザ5Bの各IDを登録する。したがって、ロール
マネージャ4C及び一般ユーザ5Bは、入力部45を操
作して自身のIDを入力することにより、ロール部43
B2内に登録されている一般機能2B,2Eの各機能プ
ログラムを制御部41に実行させることができる。そし
て、この制御部41の各機能プログラムの実行により、
システムの一般機能2B,2Eに応じた運用を行うこと
ができる。
【0030】さらに、システムマネージャ3は、デフォ
ルトロール部43B0内に登録されている他の機能を下
位の運用担当者に委譲するために、入力部45を操作し
て表示部44の表示画面中のロールコンフィグ機能1A
を指定すると、制御部41は時点でテーブル43B内
にロールCの領域としてロール部43B3を確保する。
続いて、システムマネージャ3の入力部45の操作によ
り表示画面中の一般機能2F,2Gが指定されると、制
御部41はこれらをロールCとしてロール部43B3に
登録する。
【0031】次に、システムマネージャ3の入力部45
の操作により表示部44の表示画面中のユーザコンフィ
グ機能1Bが指定されると、制御部41は時点でテー
ブル43Bのロール部43B3に関連づけてテーブル4
3Cのユーザ領域43C3を確保する。その後、システ
ムマネージャ3が入力部45を用いて、下位のシステム
運用担当者である一般ユーザ5CのIDの入力操作を行
うと、制御部41は、ユーザ領域43C3に一般ユーザ
5CのIDを登録する。したがって、一般ユーザ5C
は、入力部45を操作して自身のIDを入力することに
より、ロール部43B3内に登録されている一般機能2
F,2Gの各機能プログラムを制御部41に実行させる
ことができる。そして、この制御部41の各機能プログ
ラムの実行により、システムの一般機能2F,2Gに応
じた運用を行うことができる。
【0032】本実施の形態では、システムマネージャ3
がデフォルトロール部43B0のロールコンフィグ機能
1A及びユーザコンフィグ機能1Bを用いて所定の機能
の使用を下位のシステム運用担当者に委譲しているが、
システムマネージャ3の不在が予想されるような場合
は、システムマネージャ3はロールコンフィグ機能1A
及びユーザコンフィグ機能1Bを用いて自身が使用可能
な全ての機能を下位のロールマネージャ4に委譲し、さ
らに委譲されたロールマネージャ4がロールコンフィグ
機能1A及びユーザコンフィグ機能1Bを用いて下位の
一般ユーザ5へ一般機能の使用を各個に割り当てること
もできる。
【0033】また、本実施の形態では、システムマネー
ジャ3がロール部43B2に一般機能2B,2Eを登録
し、かつこれに対応してユーザ領域43C2にロールマ
ネージャ4C及び一般ユーザ5Bの各IDを登録して、
ロールマネージャ4C及び一般ユーザ5Bによる一般機
能2B,2Eの使用を可能にしているが、システムマネ
ージャ3がロール部43B2に一般機能2B,2Eとと
もに、ロールコンフィグ機能1A及びユーザコンフィグ
機能1Bを登録するようにして、一般ユーザ5Bが不在
などの場合に、例えばロールマネージャ4Cがロールコ
ンフィグ機能1A及びユーザコンフィグ機能1Bを用い
て一般ユーザ5Bに割り当てられている一般機能2B,
2Eをロールマネージャ4A,4B配下の一般ユーザ5
Aに割り当てて使用させることもできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
め管理装置の全ての機能が登録された第1の機能登録部
と、第1の機能登録部の全ての機能を利用してシステム
を運用できる第1の運用者のIDが予め登録された第1
のID登録部とを備えるとともに、前記第1の機能登録
部の機能の中に、第1の機能登録部内の機能を委譲でき
る第1の機能、及び前記委譲された機能を利用してシス
テムを運用できる第2の運用者のIDの登録が可能な第
2の機能を備え、制御部は入力したIDが第1のID登
録部のIDと一致する場合は第1の機能登録部に登録さ
れた全ての機能にに対応するプログラムを実行できるよ
うにしたので、管理装置の各機能を利用してシステムの
運用を行うユーザ側では、第1の運用者のIDを入力す
ることにより制御部に第1及び第2の機能に該当するプ
ログラムを実行させることが可能になることから、管理
装置の各機能に対応して各運用担当者を自在に割り当て
ることができ、したがって、ユーザ側で組織変更などが
生じて管理装置の各機能の割り当て分担を変更する場合
に自在に変更できる。また、管理装置に、第2の機能登
録部と、第2のID登録部とを備え、制御部は、第1の
運用者のIDの入力後に第1の機能の指定操作を検出す
ると、第1の機能に対応する機能プログラムを実行して
第1の機能登録部内の選択操作に応じた機能を第2の機
能登録部に登録するとともに、第2の機能登録部への機
能の登録後に第2の機能の指定操作を検出すると、第1
の機能に対応する機能プログラムを実行して登録操作さ
れたIDを第2の運用者のIDとして第2のID登録部
に登録するようにしたので、ユーザ側で管理装置の各機
能の的確な割り当て分担を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る管理システムを構成する公衆電
話機のブロック図である。
【図2】 上記管理システムを構成する管理装置のブロ
ック図である。
【図3】 管理装置の全機能が登録されるデフォルトロ
ール部及びデフォルトロール部に登録された全ての機能
の使用権限を有するシステムマネージャのIDが登録さ
れるユーザ領域の構成を示す図である。
【図4】 管理装置の各機能の委譲状況を説明する説明
図である。
【符号の説明】
10…公衆電話機、11…CPU、14…回線インタフ
ェース、15…通話回路、16…送受話器、17,44
…表示部、19…キーボード、20…ICカードリーダ
ライタ、25…電話局、30…ICカード、40管理装
置、41…制御部、42…通信制御部、43…記憶部、
43A…データベース、43B,43C…テーブル、4
3B0〜43B3,43B11…ロール部、43C0〜
43C3,43C11…ユーザ領域、45…入力部、4
6…プリンタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末と、各端末を管理する管理装
    置とからなり、前記管理装置は複数の機能を有するとと
    もに、前記複数の機能に対応する各機能プログラムを各
    個に実行することにより各端末を管理する管理システム
    において、 前記管理装置は、 予め管理装置の全ての機能が登録された第1の機能登録
    部と、 前記第1の機能登録部の全ての機能を利用してシステム
    を運用することができる第1の運用者のIDが予め登録
    された第1のID登録部と、 入力したIDが第1のID登録部のIDと一致する場合
    は第1の機能登録部に登録された全ての機能に対応する
    プログラムの実行が可能な制御部とを備え、 第1の機能登録部に登録された機能は、第1の機能登録
    部の機能の委譲が可能な第1の機能、及び前記委譲され
    た機能を利用してシステムを運用することができる第2
    の運用者のIDの登録が可能な第2の機能を含むことを
    特徴とする管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記管理装置は、 第2の機能登録部と、 第2のID登録部とを備え、 前記制御部は、第1の運用者のIDの入力後に前記第1
    の機能登録部の第1の機能の指定操作を検出すると、第
    1の機能に対応する機能プログラムを実行して第1の機
    能登録部内の選択操作に応じた機能を第2の機能登録部
    に登録するとともに、第2の機能登録部への機能の登録
    後に前記第1の機能登録部の第2の機能の指定操作を検
    出すると、第2の機能に対応する機能プログラムを実行
    して登録操作されたIDを前記第2の運用者のIDとし
    て前記第2のID登録部に登録することを特徴とする管
    理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4787149B2 (ja) * 2003-02-14 2011-10-05 オラクル・インターナショナル・コーポレイション 階層的な役割ベース資格のためのシステム及び方法

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