JP2001312921A - 直流絶縁材料 - Google Patents
直流絶縁材料Info
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- JP2001312921A JP2001312921A JP2000128306A JP2000128306A JP2001312921A JP 2001312921 A JP2001312921 A JP 2001312921A JP 2000128306 A JP2000128306 A JP 2000128306A JP 2000128306 A JP2000128306 A JP 2000128306A JP 2001312921 A JP2001312921 A JP 2001312921A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 直流電力ケーブルの絶縁体などに用いられる
直流絶縁材料の絶縁破壊特性を向上することにある。 【解決手段】 ポリオレフィン系ポリマーにポリアクリ
ル酸をブレンドした樹脂組成物を直流絶縁材料として用
いて、ポリアクリル酸のブレンド量を0.01〜8重量
%とする。
直流絶縁材料の絶縁破壊特性を向上することにある。 【解決手段】 ポリオレフィン系ポリマーにポリアクリ
ル酸をブレンドした樹脂組成物を直流絶縁材料として用
いて、ポリアクリル酸のブレンド量を0.01〜8重量
%とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電力ケーブル
の絶縁体などに用いられる直流絶縁材料に関し、絶縁破
壊特性の向上を図ったものである。
の絶縁体などに用いられる直流絶縁材料に関し、絶縁破
壊特性の向上を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】直流電力ケーブルの絶縁体に使用される
絶縁材料としては、ポリエチレンあるいは架橋ポリエチ
レンなどがある。
絶縁材料としては、ポリエチレンあるいは架橋ポリエチ
レンなどがある。
【0003】このような直流絶縁材料は、絶縁抵抗が高
く、空間電荷の蓄積量が少ないことが必要である。直流
絶縁材料の絶縁抵抗が低いと、漏れ電流による電気量の
損失や発熱による絶縁破壊が発生する。また、空間電荷
の蓄積が多くなると、突然の送電中止、急激な極性反転
などの電界の急激な変化の際に、直流電流単独によって
生じる絶縁破壊特性の低下よりも大きな絶縁破壊特性の
低下を引き起こす。
く、空間電荷の蓄積量が少ないことが必要である。直流
絶縁材料の絶縁抵抗が低いと、漏れ電流による電気量の
損失や発熱による絶縁破壊が発生する。また、空間電荷
の蓄積が多くなると、突然の送電中止、急激な極性反転
などの電界の急激な変化の際に、直流電流単独によって
生じる絶縁破壊特性の低下よりも大きな絶縁破壊特性の
低下を引き起こす。
【0004】このような絶縁破壊特性の低下を防止する
ために、以下のような方法が提案されている。直流絶縁
体を構成するポリエチレン(以下PEと略す)に芳香族
を導入して電子をトラップする方法、PEに添加剤・充
填剤などとともに吸着剤・電界緩和剤を添加する方法、
PEに極性基を導入して電荷をトラップする方法などで
ある。
ために、以下のような方法が提案されている。直流絶縁
体を構成するポリエチレン(以下PEと略す)に芳香族
を導入して電子をトラップする方法、PEに添加剤・充
填剤などとともに吸着剤・電界緩和剤を添加する方法、
PEに極性基を導入して電荷をトラップする方法などで
ある。
【0005】しかしながら、このような方法は十分なも
のではない。芳香族の導入は絶縁抵抗を向上させるが、
電子が蓄積するようになるため空間電荷が増加する傾向
にある。また、添加剤・充填剤などの添加は樹脂加工性
を困難にする。さらに、極性基の導入は電荷をトラップ
する効果があるため絶縁抵抗を向上させるが、必ずしも
空間電荷の抑制には有効ではない。
のではない。芳香族の導入は絶縁抵抗を向上させるが、
電子が蓄積するようになるため空間電荷が増加する傾向
にある。また、添加剤・充填剤などの添加は樹脂加工性
を困難にする。さらに、極性基の導入は電荷をトラップ
する効果があるため絶縁抵抗を向上させるが、必ずしも
空間電荷の抑制には有効ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、直流電力ケーブルの絶縁体などに用いられる
直流絶縁材料の絶縁破壊特性を向上することにある。
る課題は、直流電力ケーブルの絶縁体などに用いられる
直流絶縁材料の絶縁破壊特性を向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の直流絶縁材料は、ポリオレ
フィン系ポリマーにポリアクリル酸をブレンドした樹脂
組成物とした。また、本発明の請求項2記載の直流絶縁
材料は、請求項1におけるポリアクリル酸のブレンド量
を0.01〜8重量%とした。そして、請求項3記載の
直流電力ケーブルは、請求項1または請求項2の直流絶
縁材料を用いたものである。
め、本発明の請求項1記載の直流絶縁材料は、ポリオレ
フィン系ポリマーにポリアクリル酸をブレンドした樹脂
組成物とした。また、本発明の請求項2記載の直流絶縁
材料は、請求項1におけるポリアクリル酸のブレンド量
を0.01〜8重量%とした。そして、請求項3記載の
直流電力ケーブルは、請求項1または請求項2の直流絶
縁材料を用いたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明の直流絶縁材料は、ポリオレフィン系ポリマーに
ポリアクリル酸をブレンドした樹脂組成物であり、好ま
しくはポリアクリル酸のブレンド量を0.01〜8重量
%としたものである。
本発明の直流絶縁材料は、ポリオレフィン系ポリマーに
ポリアクリル酸をブレンドした樹脂組成物であり、好ま
しくはポリアクリル酸のブレンド量を0.01〜8重量
%としたものである。
【0009】本発明におけるポリオレフィン系ポリマー
としては、低密度PE、直鎖状低密度PEなどのPE、
あるいはこれらPEを架橋した架橋PEなどが主に用い
られる。
としては、低密度PE、直鎖状低密度PEなどのPE、
あるいはこれらPEを架橋した架橋PEなどが主に用い
られる。
【0010】本発明において用いられるポリアクリル酸
は、アクリル酸モノマーの単独重合体であって、分子内
に極性の大きなカルボキシル基を有するものである。こ
のポリアクリル酸の重合度は500〜2500程度が好
ましく、高重合度のポリアクリル酸の方が樹脂組成物中
のカルボキシル基の存在量が多くなって好ましい。
は、アクリル酸モノマーの単独重合体であって、分子内
に極性の大きなカルボキシル基を有するものである。こ
のポリアクリル酸の重合度は500〜2500程度が好
ましく、高重合度のポリアクリル酸の方が樹脂組成物中
のカルボキシル基の存在量が多くなって好ましい。
【0011】ポリアクリル酸の添加量は樹脂組成物全量
の0.01〜8重量%の範囲が好ましい。0.01重量
%未満では、絶縁破壊値の向上、空間電荷蓄積量の抑制
がみられない。8重量%を超えると、絶縁破壊値の向
上、空間電荷蓄積量の抑制がみられない。
の0.01〜8重量%の範囲が好ましい。0.01重量
%未満では、絶縁破壊値の向上、空間電荷蓄積量の抑制
がみられない。8重量%を超えると、絶縁破壊値の向
上、空間電荷蓄積量の抑制がみられない。
【0012】ポリアクリル酸のブレンドはPEなどのポ
リオレフィン系ポリマーのペレットにポリアクリル酸粉
末を所定量混合し、均一に混練する方法によって行われ
る。架橋ポリエチレンなど架橋ポリオレフィン系ポリマ
ーの場合には、これにさらにジクミルパーオキサイドな
どの架橋剤を添加し、絶縁体などに成形したのち、これ
を加熱する方法や成形後に電子線を照射する方法がとら
れる。
リオレフィン系ポリマーのペレットにポリアクリル酸粉
末を所定量混合し、均一に混練する方法によって行われ
る。架橋ポリエチレンなど架橋ポリオレフィン系ポリマ
ーの場合には、これにさらにジクミルパーオキサイドな
どの架橋剤を添加し、絶縁体などに成形したのち、これ
を加熱する方法や成形後に電子線を照射する方法がとら
れる。
【0013】本発明の直流電力ケーブルは、その絶縁体
を上述の樹脂組成物で構成したものであって、導体上に
直接あるいは半導電層を介して押出被覆することによっ
て得られるものである。
を上述の樹脂組成物で構成したものであって、導体上に
直接あるいは半導電層を介して押出被覆することによっ
て得られるものである。
【0014】このような直流絶縁材料にあっては、極性
ポリマーであるポリアクリル酸がPEなどのポリオレフ
ィン系ポリマー中に適量分散しているため、極性の大き
なカルボキシル基が存在することにより、空間電荷のト
ラップを低減することになり、この結果、絶縁抵抗が高
くなって、空間電荷の蓄積を抑制することができる。
ポリマーであるポリアクリル酸がPEなどのポリオレフ
ィン系ポリマー中に適量分散しているため、極性の大き
なカルボキシル基が存在することにより、空間電荷のト
ラップを低減することになり、この結果、絶縁抵抗が高
くなって、空間電荷の蓄積を抑制することができる。
【0015】以下、具体例を示す。PEに対して、所定
量のポリアクリル酸(重合度=1250)をブレンドし
た試料を180℃×10分の条件でシート状にプレス成
形し、その絶縁破壊特性および空間電荷特性を評価し
た。
量のポリアクリル酸(重合度=1250)をブレンドし
た試料を180℃×10分の条件でシート状にプレス成
形し、その絶縁破壊特性および空間電荷特性を評価し
た。
【0016】絶縁破壊試験は、図1に符号1で示すよう
にリセス形状の厚み0.3mmのシート試料(リセス部
厚さ200〜300μm)を用い、90℃の温度で高電
圧を印加して、直流破壊特性、直流極性反転特性につい
て試験した。絶縁破壊試験の電圧印加条件は下記の通り
である。なお、この試験は90℃の絶縁油2中で行い、
かつ試料の表面には導電性塗料3を予め塗布しておい
た。直流破壊特性試験は、印加電圧を予想破壊値の70
%から開始し、−2kv/分で連続的に−20kvまで
昇圧する方法とした。極性反転試験は、課電圧を予想破
壊値の70%から開始し、5kvから始めて、(−)、
(+)と極性を反転させながら、10分間で±20kv
まで昇圧した。
にリセス形状の厚み0.3mmのシート試料(リセス部
厚さ200〜300μm)を用い、90℃の温度で高電
圧を印加して、直流破壊特性、直流極性反転特性につい
て試験した。絶縁破壊試験の電圧印加条件は下記の通り
である。なお、この試験は90℃の絶縁油2中で行い、
かつ試料の表面には導電性塗料3を予め塗布しておい
た。直流破壊特性試験は、印加電圧を予想破壊値の70
%から開始し、−2kv/分で連続的に−20kvまで
昇圧する方法とした。極性反転試験は、課電圧を予想破
壊値の70%から開始し、5kvから始めて、(−)、
(+)と極性を反転させながら、10分間で±20kv
まで昇圧した。
【0017】空間電荷特性は、室温で、図2に符号4で
示す厚み1mmのシート試料の上面および下面に、それ
ぞれ上部電極5Aおよび下部電極5Bからなる金蒸着電
極5(電極面積12.6cm2)を設け、試験回路によ
るコレクティング電圧熱刺激電流法により評価した。
示す厚み1mmのシート試料の上面および下面に、それ
ぞれ上部電極5Aおよび下部電極5Bからなる金蒸着電
極5(電極面積12.6cm2)を設け、試験回路によ
るコレクティング電圧熱刺激電流法により評価した。
【0018】まず、スイッチS1を閉じ、−2kvの直
流バイアス電圧(Vb)を印加した状態で、ヒーター6
によって試料4を90℃の温度に保つ。次に、スイッチ
S2・S3は開いた状態で、液体窒素により試料4を冷
却する。さらに、スイッチS1を開いてスイッチS2を
閉じて、試料を7℃/分の速度で昇温しながら、所定の
コレクティング電圧(Vc)を印加して、電流計7にお
いて熱刺激電流(以下TSCと略す)を測定した。
流バイアス電圧(Vb)を印加した状態で、ヒーター6
によって試料4を90℃の温度に保つ。次に、スイッチ
S2・S3は開いた状態で、液体窒素により試料4を冷
却する。さらに、スイッチS1を開いてスイッチS2を
閉じて、試料を7℃/分の速度で昇温しながら、所定の
コレクティング電圧(Vc)を印加して、電流計7にお
いて熱刺激電流(以下TSCと略す)を測定した。
【0019】なお、このとき電流計7によって測定した
TSCは、符号8で示すレコーダーに記録した。また、
TSCの測定に際しては、試料4を10-5〜10-6to
rrに保持して真空容器9内に配置した。
TSCは、符号8で示すレコーダーに記録した。また、
TSCの測定に際しては、試料4を10-5〜10-6to
rrに保持して真空容器9内に配置した。
【0020】この例の試料系では、いずれも100〜1
20℃の温度において図3に示すように、電極から注入
された電子によるTSCピーク電流(Imax)が認め
られた。さらに、直流バイアス電圧(Vb)とコレクテ
ィング電圧(Vc)との比を種々設定して測定し、これ
らVc/Vbに対して得られたImaxを図4に示すよ
うにプロットし、I1とI2との和から、金蒸着電極5か
ら試料4への注入電荷量を評価した。
20℃の温度において図3に示すように、電極から注入
された電子によるTSCピーク電流(Imax)が認め
られた。さらに、直流バイアス電圧(Vb)とコレクテ
ィング電圧(Vc)との比を種々設定して測定し、これ
らVc/Vbに対して得られたImaxを図4に示すよ
うにプロットし、I1とI2との和から、金蒸着電極5か
ら試料4への注入電荷量を評価した。
【0021】体積抵抗率は90℃で、図2に符号4で示
す厚み1mmのシート試料の上面および下面に、それぞ
れ上部電極5Aおよび下部電極5Bからなる金蒸着電極
5(電極面積12.6cm2)を設け、1kvの電圧を
1分間印加し、そのときの電流値を電流計7で測定して
評価した。
す厚み1mmのシート試料の上面および下面に、それぞ
れ上部電極5Aおよび下部電極5Bからなる金蒸着電極
5(電極面積12.6cm2)を設け、1kvの電圧を
1分間印加し、そのときの電流値を電流計7で測定して
評価した。
【0022】図1、図2に示した実験装置によって、表
1に示す種々のシート試料No.1〜No.7を試験し
た。結果を表1に示す。
1に示す種々のシート試料No.1〜No.7を試験し
た。結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1の結果から、本発明の直流絶縁材料に
あっては、PEに対するポリアクリル酸のブレンド量を
0.01〜8重量%とすれば、絶縁破壊特性、空間電荷
特性が向上することが判明した。
あっては、PEに対するポリアクリル酸のブレンド量を
0.01〜8重量%とすれば、絶縁破壊特性、空間電荷
特性が向上することが判明した。
【0025】次に、表1に示した試料No.1とNo.
6を絶縁体とした直流電力ケーブルを作り、その絶縁材
の絶縁破壊特性、体積抵抗率を測定した。なお、ここで
評価する直流電力ケーブルは、導体断面積400m
m2、絶縁体厚10mm、押出成形による内部および外
部半導電層を施した3層構造をとっている。絶縁破壊特
性および体積抵抗率の測定は
6を絶縁体とした直流電力ケーブルを作り、その絶縁材
の絶縁破壊特性、体積抵抗率を測定した。なお、ここで
評価する直流電力ケーブルは、導体断面積400m
m2、絶縁体厚10mm、押出成形による内部および外
部半導電層を施した3層構造をとっている。絶縁破壊特
性および体積抵抗率の測定は
【0016】〜
【0021】に示した方法と同様な方法で行った。結果
を表2に示す。
を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】表2の結果から、本発明の直流電力ケーブ
ルにあっては、ポリアクリル酸のブレンド量を0.01
〜8重量%としたPEからなる直流絶縁材料の絶縁体を
有するものであるので、絶縁破壊特性が向上することが
判明した。
ルにあっては、ポリアクリル酸のブレンド量を0.01
〜8重量%としたPEからなる直流絶縁材料の絶縁体を
有するものであるので、絶縁破壊特性が向上することが
判明した。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の直流絶縁
材料は、ポリオレフィン系ポリマーにポリアクリル酸を
ブレンドした樹脂組成物であって、そのブレンド量を
0.01〜8重量%としたものであるで、絶縁抵抗が向
上し、空間電荷の蓄積を抑制することができる。
材料は、ポリオレフィン系ポリマーにポリアクリル酸を
ブレンドした樹脂組成物であって、そのブレンド量を
0.01〜8重量%としたものであるで、絶縁抵抗が向
上し、空間電荷の蓄積を抑制することができる。
【0029】また、本発明の直流電力ケーブルは上記直
流絶縁材料を被覆したものであるので、絶縁破壊特性が
向上する。
流絶縁材料を被覆したものであるので、絶縁破壊特性が
向上する。
【図1】 絶縁破壊強度を測定する装置を示す概略図で
ある。
ある。
【図2】 空間電荷量を測定する装置を示す概略図であ
る。
る。
【図3】 熱刺激電流と温度との関係を示すグラフであ
る。
る。
【図4】 ImaxとVc/Vbとの関係を示すグラフ
である。
である。
1・・・シート試料、2・・・絶縁油、3・・・導電性塗料、4・
・・シート試料、5・・・金蒸着電極、6・・・ヒーター、7・・
・電流計、8・・・レコーダー、9・・・真空容器
・・シート試料、5・・・金蒸着電極、6・・・ヒーター、7・・
・電流計、8・・・レコーダー、9・・・真空容器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 33:02) C08L 33:02)
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリオレフィン系ポリマーにポリアクリ
ル酸をブレンドした樹脂組成物からなる直流絶縁材料。 - 【請求項2】 ポリアクリル酸のブレンド量を0.01
〜8重量%とした、請求項1記載の直流絶縁材料。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の直流絶縁
材料を絶縁体として用いた直流電力ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000128306A JP2001312921A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 直流絶縁材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000128306A JP2001312921A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 直流絶縁材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001312921A true JP2001312921A (ja) | 2001-11-09 |
Family
ID=18637765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000128306A Withdrawn JP2001312921A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 直流絶縁材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001312921A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010031113A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Kureha Corp | ガスバリア性熱可塑性樹脂組成物、該樹脂組成物からなる単層または多層の成形体、及びそれらの製造方法 |
-
2000
- 2000-04-27 JP JP2000128306A patent/JP2001312921A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010031113A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Kureha Corp | ガスバリア性熱可塑性樹脂組成物、該樹脂組成物からなる単層または多層の成形体、及びそれらの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |