JP2001312784A - インターネットを利用した自動検針システム - Google Patents

インターネットを利用した自動検針システム

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JP2001312784A
JP2001312784A JP2000129919A JP2000129919A JP2001312784A JP 2001312784 A JP2001312784 A JP 2001312784A JP 2000129919 A JP2000129919 A JP 2000129919A JP 2000129919 A JP2000129919 A JP 2000129919A JP 2001312784 A JP2001312784 A JP 2001312784A
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internet
meter
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meter reading
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JP2000129919A
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English (en)
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Yasuhide Tsuchida
泰秀 土田
Kazuhiko Hayashi
和彦 林
Tsutomu Yagami
努 矢上
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Toyo Keiki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Keiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを利用した自動検針システム
を提案すること。 【解決手段】 自動検針システム1は、管理センタ2
と、複数台のメータ5が接続されている端末装置4とが
インターネット経由で接続されている。端末装置4に収
集されたメータ検針データ等のデータは、インターネッ
トメール形式に変換されてインターネットメールとして
管理センタ2に転送される。管理センタ2から各メータ
5に対する要求指令も同様にインターネットメール形式
に変換されて端末装置4に配信され、当該端末装置4で
メータ電文形式に変換されて対応するメータ5に供給さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気、ガス、水道
の使用量等を計測するメータの検針値を通信回線を介し
て管理センタに収集する自動検針システムに関し、特
に、インターネットを利用して検針値の収集操作の効率
化等を図った自動検針システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動検針システム、例えば、ガ
ス自動検針システムでは、各住宅等に設置されているガ
スメータの検針値を伝送装置に集め、当該伝送装置から
有線あるいは無線通信回線を介して管理センタに転送
し、管理センタの側では各ガスメータから収集した検針
値に基づき、ガス使用量の算出等を行なうようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、近年にけるイ
ンターネット通信技術の進歩およびインターネット利用
の飛躍的な拡大に鑑みると、自動検針システムにおいて
もインターネットを利用することが便利であると考えら
れる。
【0004】そこで、本発明の課題は、インターネット
を利用した自動検針システムを提案することにある。
【0005】また、本発明の課題は、メータが接続され
ている伝送装置をインターネット端末とすることによ
り、管理センタによるメータ検針データの収集を容易に
行なうことのできるインターネットを利用した自動検針
システムを提案することにある。
【0006】さらに、本発明の課題は、管理センタに収
集された検針データなどをインターネットサーバに転送
することにより、アクセス権を有するインターネット端
末から自由に検針データ等をモニターすることのできる
自動検針システムを提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のインターネットを利用した自動検針シス
テムは、管理センタと、インターネットを介して前記管
理センタに接続されている少なくとも1台の端末装置
と、電気、ガス、水道等の使用量を計測すると共に検針
データを前記端末装置に供給可能な少なくとも1台のメ
ータと、前記管理センタに接続されていると共にインタ
ーネットを介して前記端末装置に接続されているメール
サーバとを有し、前記管理センタは、前記メータへの要
求をインターネットメールにより前記端末装置へ配信す
ると共に前記端末装置から配信された検針データに関す
るインターネットメールを受信するメール送受信機能を
備えており、前記端末装置は、前記メータとの間でメー
タ電文を送受するメータ電文送受信機能と、前記メータ
から収集したメータ電文形式の検針データをインターネ
ットメール形式に変換すると共に前記管理センタから受
信したインターネットメールをメータ電文形式に変換す
るデータ変換機能と、インターネットを介してメールを
送受信するメール送受信機能とを備えていることを特徴
としている。
【0008】本発明の自動検針システムでは、インター
ネットメールにより検針データの送信を行なうと共に、
管理センタから各メータに対するデータ要求信号の送信
も行なうようにしている。メータ電文に比べてインター
ネットメールは汎用的であり、データ編集も容易である
ので、従来に比べて効率良く検針データ等の転送を行な
うことのできる自動検針システムを実現できる。
【0009】ここで、前記メータと前記端末装置の間の
電文の通信形態は、有線あるいは無線通信回線を介して
行なうことができる。
【0010】また、前記端末装置の代りに、あるいは前
記端末装置と共に、インターネットを介して前記管理セ
ンタに接続可能なハンディターミナルを用いて、検針デ
ータを管理センタに転送することができる。この場合に
は、前記管理センタは、前記ハンディターミナルから配
信される検針データに関するインターネットメールを受
信するメール受信機能を備えた構成とされ、前記ハンデ
ィターミナルは、前記メータの計測値を入力する入力機
能と、入力された検針データをインターネットメールで
前記管理センタに配信するメール送信機能とを備えた構
成とされる。
【0011】管理センタ側からの検針データ要求指令等
をインターネットおよびハンディターミナルを介してメ
ータに送信するためには、前記管理センタは、前記メー
タへの要求をインターネットメールにより前記ハンディ
ターミナルへ配信すると共に当該ハンディターミナルか
ら配信された計測値に関するインターネットメールを受
信するメール送受信機能を備えた構成とされ、前記ハン
ディターミナルは、無線通信により、前記メータとの間
でメータ電文を送受するメータ電文送受信機能と、前記
メータから収集したメータ電文形式の検針データをイン
ターネットメール形式に変換すると共に前記管理センタ
から受信したインターネットメールをメータ電文形式に
変換するデータ変換機能と、インターネットを介してメ
ールを送受信するメール送受信機能とを備えた構成とさ
れる。
【0012】次に、本発明のインターネットを利用した
自動検針システムは、管理センタと、インターネットを
介して前記管理センタに接続されている少なくとも1台
の端末装置と、電気、ガス、水道等の使用量を計測する
と共に検針データを前記端末装置に供給可能な少なくと
も1台のメータとを有し、前記端末装置は、前記メータ
との間でメータ電文を送受するメータ電文送受信機能
と、前記メータから収集したメータ電文形式の検針デー
タをインターネットを介して送受信可能なデータ形式に
変換するデータ変換機能と、変換されたデータをインタ
ーネットを介して少なくとも前記管理センタからアクセ
ス可能な状態で保持するデータサーバ機能とを備えてお
り、前記管理センタは、前記端末装置に保持されている
前記メータの計測値に関するデータに対してインターネ
ットを介してアクセスするインターネット通信機能を備
えていることを特徴としている。
【0013】この構成によれば、端末装置に複数台のメ
ータが接続されている場合には、当該端末装置にアクセ
スするだけで複数台のメータ検出値データを取得できる
ので、通信コストが低減するなどの利点がある。さら
に、当該端末装置に保持されているメータ検針値データ
を、メータ検針値のバックアップデータとして利用でき
る。
【0014】ここで、前記端末装置に保持されている前
記メータの検針データに対するアクセス権が付与されて
いるインターネット通信機能を備えたモニター端末を用
いれば、モニター用専用線などを敷設することなく、メ
ータ検針値を簡単にモニターできる。
【0015】次に、本発明は、このように構成されてい
るインターネットを利用した自動検針システムにおいて
使用する前記端末装置に関するものである。
【0016】一方、本発明は、管理センタと、通信回線
を介して前記管理センタに接続されている少なくとも1
台の伝送装置と、電気、ガス、水道等の使用量を計測す
ると共に計測値を前記伝送装置に供給する少なくとも1
台のメータとを有し、前記メータの検針データが前記伝
送装置および通信回線を介して前記管理センタに収集さ
れる自動検針システムにおいて、インターネットサーバ
と、前記管理センタに収集されたデータをインターネッ
トを介して前記インターネットサーバに転送する転送手
段とを有し、前記インターネットサーバは、転送された
データを、当該データに対するアクセス権を有するイン
ターネット端末に配信するデータ配信機能を備えている
ことを特徴としている。
【0017】この構成によれば、管理センタ以外でも、
インターネット接続機器があれば検針値データにアクセ
スすることが可能になる。また、管理センタ自体がイン
ターネット端末から直接にアクセスされることがないの
で、外部から不正なデータ操作等をされる危険性が無
い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したインターネットを利用した自動検針システム
の実施例を説明する。
【0019】(第1の実施例)図1は本発明を適用した
自動検針システムの概略構成図であり、本例の自動検針
システムでは、電気、ガス、水道等の使用量を計測する
メータから収集した検針データ等をインターネットメー
ル形式で管理センタに転送すると共に管理センタから各
メータへの要求指令も同様にインターネットメール形式
で送信して対応メータを制御するように構成されてい
る。
【0020】図1を参照して説明すると、本例の自動検
針システム1は、管理センタ2と、インターネット3を
介して管理センタ2に接続されている複数台の端末装置
4と、電気、ガス、水道等の使用量を計測するための複
数台のメータ5と、メールサーバ6とを有している。各
端末装置4にはそれぞれ複数台のメータ5が接続されて
おり、これらは、各住宅あるいは集合住宅等のような電
気、ガス、水道の消費場所に設置されている。
【0021】管理センタ2は、各メータ5に対する検針
データ送付要求をインターネットメールにより端末装置
4へ配信すると共に各端末装置4から配信された検針デ
ータに関するインターネットメールを受信するメール送
受信機能を備えている。また、各端末装置4は、管理対
象のメータ5との間でメータ電文を送受するメータ電文
送受信機能と、メータ5から収集したメータ電文形式の
検針データをインターネットメール形式に変換すると共
に管理センタ2から受信したインターネットメールをメ
ータ電文形式に変換するデータ変換機能と、インターネ
ット3を介してメールを送受信するメール送受信機能と
を備えている。
【0022】本例では、端末装置4と、当該端末装置4
の管理下にある複数台のメータ5の間が有線通信回線7
を介して接続されている。
【0023】このように構成した本例の自動検針システ
ム1の動作を説明する。まず、メータ5から管理センタ
2の側への検針データの送信動作を説明する。メータ5
の検針データはメータ電文形式で有線通信回線7を介し
て端末装置4に伝送される。端末装置4では、そのデー
タ変換機能により、メータ電文形式の検針データをイン
ターネットメール形式に変換する。変換後のデータ形式
としては、例えば、次の3種類が考えられる。勿論、こ
れらのデータ形式に限定されるものではなく、インター
ネットメールにより配信できるデータ形式であればどの
ような形式であっても採用することが可能である。 (1)フォーマットを決めたテキスト形式 (2)暗号化を行なったテキスト形式(暗号化は、例え
ば、鍵(公開鍵/秘密鍵)方式を採用できる。) (3)添付ファイル形式 データ変換後は、端末装置4は、インターネット接続を
行い、管理センタ2に向けてインターネットメールの送
信を行なう。インターネットメールはメールサーバ6に
保存され、管理センタ2の側は、随時、メールサーバ6
にアクセスすることにより、メータ5の検針データを受
け取ることができる。なお、端末装置4および管理セン
タ2によるインターネット接続形態は、電話回線等の有
線回線、あるいはPHS回線、DoPa(登録商標)回
線等いずれであってもよい。
【0024】ここで、管理センタ2で受信したインター
ネットメールの判別方法は、例えば、送信者による判別
方法、フォーマットの決まったサブジェクトによる判別
方法等を採用することができる。
【0025】次に、管理センタ2の側から各メータ5に
対して検針データ転送要求等を出す場合にも、管理セン
タ2はインターネット接続を行い、インターネットメー
ルによりその旨を対応する端末装置4に通知する。端末
装置4では、例えば、定期的にインターネット接続動作
を自動起動させてインターネット接続を行ない、メース
サーバ6にアクセスしてインターネットメールを受信す
る。インターネットメールを受信した端末装置4は、そ
れをメータ電文形式のデータに変換し、その要求先であ
るメータ5に対して有線回線7を介して送信する。
【0026】なお、本例のように各端末装置4が複数台
のメータ5を管理している場合には、その要求先である
メータ5に対して個別にデータの送信してもよいし、同
時に複数台のメータ5に送信を行なうようにしてもよ
い。
【0027】図2には、図1に示す自動検針システム1
の変形例を示してある。この図に示す自動検針システム
1Aの基本的な構成および動作は図1の自動検針システ
ム1と同一である。異なっている点は、各メータ5と端
末装置4の通信が、無線通信回線8により行われる点で
ある。
【0028】図3には、図1に示す自動検針システム1
の更に別の変形例を示してある。この図に示す自動検針
システム1Bの基本的な構成および動作も図1の自動検
針システム1と同一であるので、異なっている部分のみ
を説明する。本例の自動検針システム1Bは、端末装置
4の代りに、ハンディターミナル9を備えている。この
ハンディターミナル9は、インターネット3を介して管
理センタ2に接続可能なインターネット接続端末であ
り、メータ5の検針値等を入力する入力機能を備えてい
る。また、入力されたデータをインターネットメールで
管理センタ2に配信するメール送信機能も備わってい
る。
【0029】本例の自動検針システム1Bにおいて各メ
ータ5の検針データは、ハンディターミナル9に人手に
より検針データ等を入力し、インターネット接続を行い
検針データ等をインターネットメールとして管理センタ
2に送信される。
【0030】ここで、このハンディターミナル9も図1
に示す端末装置4と同様な機能を持たせることができ
る。図4は、端末装置4と同様な機能を備えたハンディ
ターミナル9Aを備えた自動検針システム1Cの概略構
成図である。この場合、ハンディターミナル9Aは、無
線通信回線8により、メータ5との間でメータ電文を送
受するメータ電文送受信機能と、当該メータ5から収集
したメータ電文形式の検針データ等をインターネットメ
ール形式に変換すると共に管理センタ2から受信したイ
ンターネットメールをメータ電文形式に変換するデータ
変換機能と、インターネット3を介してメールを送受信
するメール送受信機能とを備えた構成となっている。
【0031】(第2の実施例)図5は、本発明による第
2の実施例に係る自動検針システムの概略構成図であ
り、本例の自動検針システムでは、従来におけるメータ
の検針データを収集して管理センタに転送する伝送装置
をデータサーバ機能およびインターネット通信機能を備
えた端末装置とすることにより、当該端末装置から管理
センタの側にインターネット経由で検針データ等を配信
できるように構成されている。
【0032】図5を参照して説明すると、本例の自動検
針システム11は、管理センタ12と、インターネット
13を介して管理センタ12に接続されている少なくと
も1台の自動検針システム用端末装置14と、電気、ガ
ス、水道等の使用量を計測すると共に検針データを端末
装置14に送信する複数台のメータ15とを有してい
る。
【0033】自動検針システム用端末装置14は、メー
タ15との間でメータ電文を送受するメータ電文送受信
機能と、メータ15から収集したメータ電文形式の検針
データをインターネット13を介して送受信可能なデー
タ形式に変換するデータ変換機能と、変換されたデータ
をインターネット13を介して管理センタ12からアク
セス可能な状態で保持するデータサーバ機能とを備えい
る。管理センタ12は、自動検針システム用端末装置1
4に保持されているメータ検針データに対してインター
ネット13を介してアクセス可能なインターネット通信
機能を備えている。
【0034】これに加えて、本例の自動検針システム1
1は、自動検針システム用端末装置14に保持されてい
るメータ検針データに対するアクセス権が付与されてい
るインターネット通信機能を備えた少なくとも1台のモ
ニタ端末16を備えている。更に、自動検針システム用
端末装置14に対して専用回線17を介して接続された
モニタ端末18も備えている。
【0035】このように構成した本例の自動検針システ
ム11では、メータ15から検針データを収集する各自
動検針システム用端末装置14がデータサーバとして機
能し、当該サーバに対するアクセス権を有している端末
から当該データサーバに蓄積されている検針データを閲
覧できる。管理センタ12は、必要に応じて、インター
ネット13を介してデータサーバである自動検針システ
ム用端末装置14にアクセスして、その管理下にあるメ
ータ15の検針データをダウンロードして、検針データ
を収集できる。
【0036】また、管理センタ12以外でも、データサ
ーバに対するアクセス権が与えられているインターネッ
ト端末16から当該データサーバにアクセスして、メー
タ15の検針データを閲覧することができる。これに加
えて、専用回線を介して接続されているモニタ端末18
からも検針データを見ることができる。
【0037】このように構成されている本例の自動検針
システム11によれば次のようなメリットが得られる。 (1)インターネット接続機器であればメータ検針デー
タをモニタできるので、宅内モニターを構築する場合
に、専用線を引く必要がない。 (2)各自動検針システム用端末装置14は、収集した
データに基づき各種の制御を容易に実現できる。 (3)各自動検針システム用端末装置14が複数台のメ
ータ15を管理している場合には、当該端末装置14に
アクセスするのみで、複数台のメータ検針データを取得
できるので、通信コストを低減できる。 (4)各自動検針システム用端末装置14に検針データ
が保持されているので、メータ検針値のバックアップデ
ータとして当該端末装置14の保存データを利用でき
る。特に、電子式メータの場合に、メータ内蔵のメモリ
が消去されてしまった場合等において便利である。 (5)自動検針システム用端末装置14に接続されてい
るモニタ装置18をメータ設置宅におくことにより、消
費者が使用量を把握できる。
【0038】(第3の実施例)図6は、本発明を適用し
た第3の実施例に係る自動検針システムの概略構成図で
ある。本例の自動検針システム21は、その管理センタ
に蓄積されている検針データ等をインターネットブラウ
ザサーバへ自動転送し、インターネット接続機器から当
該検針データ等を参照することができるように構成され
ている。
【0039】詳細に説明すると、本例の自動検針システ
ム21は、管理センタ22と、通信回線、本例では電話
回線23を介して管理センタ22に接続されている少な
くとも1台の伝送装置24と、電気、ガス、水道等の使
用量を計測すると共に検針データを伝送装置24に供給
する少なくとも1台のメータと25を有し、メータ25
の検針データが伝送装置24で収集され、電話回線23
を介して管理センタ22に転送されるようになってい
る。このような構成は、一般的に使用されている自動検
針システムと同様である。
【0040】しかるに、本例の自動検針システム21
は、これに加えて、インターネットサーバ27を有し、
管理センタ22は、ここに収集された検針データを含む
データをインターネット23Aを介してインターネット
サーバ27に転送する転送機能を備えている。インター
ネットサーバ27は、転送されたデータを、当該データ
に対するアクセス権を有するインターネット端末28に
配信するデータ配信機能を備えている。
【0041】管理センタ22のデータは、FTP、イン
ターネットメール等のアプリケーションソフトウエアを
利用して、データ配信機能を有するインターネットサー
バ27に転送される。インターネットプロバイタのイン
ターネットサーバを利用する場合にはインターネット2
3Aを経由してデータ転送が行われる。これに対して、
管理センタ22とインターネットサーバ27との間が私
設LAN(図における点線29で示す配線)で接続され
ている場合には、管理センタ22はインターネット通信
機能を備えている必要がない。
【0042】このように構成した本例の自動検針システ
ム21では、各メータ25の検針データは伝送装置24
に集められて、当該伝送装置24から電話回線23を経
由して管理センタ22に転送される。管理センタ22に
蓄積された検針データ等のデータは、当該管理センタ2
2の転送機能によって、インターネットサーバ27に転
送され、当該サーバ内に蓄積可能である。この結果、管
理センタ22のデータと同様なデータをインターネット
サーバ27に蓄積できる。
【0043】従って、当該インターネットサーバ27に
対するアクセス権を有するインターネット端末28は、
インターネット23Aを介して、当該データにアクセス
することが可能である。インターネットサーバ27にア
クセスして、予め定められている検針データ等の要求を
行なうと、これを受けてインターネットサーバ27は、
管理センタ22へデータを要求する。管理センタ22は
そのデータ転送機能により要求データをインターネット
サーバ27に転送する。インターネットサーバ27は、
転送されたデータをブラウザ(htmlテキスト)やイ
ンターネットメール(テキスト)形式に変換して、イン
ターネット端末28に要求データを配信する。
【0044】この構成の自動検針システム21によれ
ば、管理センタ22以外でもインターネット接続機構が
あれば収集データの参照が可能となる。換言すると、擬
似的あるいは仮想の二重センタを実現できる。また、管
理センタ22自体はインターネット端末28からは直接
にアクセスできないので、外部から不正にデータ操作が
行われる危険性も低い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインター
ネットを利用した自動検針システムでは、インターネッ
ト経由で各メータの検針データ等を管理センタに転送で
き、また、管理センタから各メータに対する要求指令も
インターネット経由で送信される。従って、使い勝手の
良い自動検針システムを実現できる。
【0046】また、本発明のインターネットを利用した
自動検針システムでは、メータの検針データ等を管理セ
ンタに転送している伝送装置をインターネット通信機能
およびデータサーバ機能を備えた端末装置としてある。
従って、インターネット接続機器であればメータ検針デ
ータをモニタできるという利点が得られる。
【0047】さらに、本発明のインターネットを利用し
た自動検針システムでは、管理センタに収集された検針
データ等をインターネットサーバに転送して、当該イン
ターネットサーバにアクセスしたインターネット端末に
配信できるようになっている。従って、管理センタ以外
でもインターネットを介して簡単に検針データ等を参照
できる等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動検針システムの第1の実
施例を示す概略構成図である。
【図2】図1の自動検針システムの変形例を示す概略構
成図である。
【図3】図1の自動検針システムの別の変形例を示す概
略構成図である。
【図4】図1の自動検針システムの更に別の変形例を示
す概略構成図である。
【図5】本発明を適用した自動検針システムの第2の実
施例を示す概略構成図である。
【図6】本発明を適用した自動検針システムの第3の実
施例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、11、21 自動検針システム 2、12、22 管理センタ 3、13、23A インターネット 4、14 端末装置 5、15、25 メータ 6 メールサーバ 7 有線通信回線 8 無線通信回線 9、9A ハンディターミナル 16 モニタ端末 17 専用回線 18 モニタ端末 24 伝送装置 27 インターネットサーバ 28 インターネット端末 29 私設LAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08C 19/00 301 H04Q 9/00 311H H04L 12/54 311B 12/58 321C H04Q 9/00 311 321Z G08C 17/00 A 321 H04L 11/20 101B (72)発明者 矢上 努 長野県松本市和田3967番地10 東洋計器株 式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA09 AA33 AB01 BB01 BB04 BB07 BB09 BC01 BC02 CC03 CC20 CD00 DD07 DE08 DE13 EE07 EF09 FG01 FG02 GG01 5K030 HA05 HB06 HC01 JL01 JT09 KA01 KA06 LB15 MC09 5K048 BA36 CA03 DA03 EB10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理センタと、インターネットを介して
    前記管理センタに接続されている少なくとも1台の端末
    装置と、電気、ガス、水道等の使用量を計測すると共に
    検針データを前記端末装置に供給可能な少なくとも1台
    のメータと、前記管理センタに接続されていると共にイ
    ンターネットを介して前記端末装置に接続されているメ
    ールサーバとを有し、 前記管理センタは、前記メータへの要求をインターネッ
    トメールにより前記端末装置へ配信すると共に前記端末
    装置から配信された検針データに関するインターネット
    メールを受信するメール送受信機能を備えており、 前記端末装置は、前記メータとの間でメータ電文を送受
    するメータ電文送受信機能と、前記メータから収集した
    メータ電文形式の検針データをインターネットメール形
    式に変換すると共に前記管理センタから受信したインタ
    ーネットメールをメータ電文形式に変換するデータ変換
    機能と、インターネットを介してメールを送受信するメ
    ール送受信機能とを備えていることを特徴とするインタ
    ーネットを利用した自動検針システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記メータと前記端末装置の間が、有線あるいは無線通
    信回線を介して接続されていることを特徴とするインタ
    ーネットを利用した自動検針システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記端末装置の代りに、あるいは前記端末装置と共に、
    インターネットを介して前記管理センタに接続可能なハ
    ンディターミナルを有し、 前記管理センタは、前記ハンディターミナルから配信さ
    れる検針データに関するインターネットメールを受信す
    るメール受信機能を備えており、 前記ハンディターミナルは、前記メータの計測値を入力
    する入力機能と、入力された検針データをインターネッ
    トメールで前記管理センタに配信するメール送信機能と
    を備えていることを特徴とするインターネットを利用し
    た自動検針システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記端末装置の代りに、あるいは前記端末装置と共に、
    インターネットを介して前記管理センタに接続可能なハ
    ンディターミナルを有し、 前記管理センタは、前記メータへの要求をインターネッ
    トメールにより前記ハンディターミナルへ配信すると共
    に当該ハンディターミナルから配信された検針データに
    関するインターネットメールを受信するメール送受信機
    能を備えており、 前記ハンディターミナルは、無線通信により、前記メー
    タとの間でメータ電文を送受するメータ電文送受信機能
    と、前記メータから収集したメータ電文形式の計測値を
    インターネットメール形式に変換すると共に前記管理セ
    ンタから受信したインターネットメールをメータ電文形
    式に変換するデータ変換機能と、インターネットを介し
    てメールを送受信するメール送受信機能とを備えている
    ことを特徴とするインターネットを利用した自動検針シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 管理センタと、インターネットを介して
    前記管理センタに接続されている少なくとも1台の端末
    装置と、電気、ガス、水道等の使用量を計測すると共に
    検針データを前記端末装置に供給可能な少なくとも1台
    のメータとを有し、 前記端末装置は、前記メータとの間でメータ電文を送受
    するメータ電文送受信機能と、前記メータから収集した
    メータ電文形式の検針データをインターネットを介して
    送受信可能なデータ形式に変換するデータ変換機能と、
    変換されたデータをインターネットを介して少なくとも
    前記管理センタからアクセス可能な状態で保持するデー
    タサーバ機能とを備えており、 前記管理センタは、前記端末装置に保持されている前記
    メータの検針データに関するデータに対してインターネ
    ットを介してアクセスするインターネット通信機能を備
    えていることを特徴とするインターネットを利用した自
    動検針システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記端末装置に保持されている前記メータの検針データ
    に関するデータに対するアクセス権が付与されているイ
    ンターネット通信機能を備えた少なくとも1台のモニタ
    端末を有していることを特徴とするインターネットを利
    用した自動検針システム。
  7. 【請求項7】 管理センタと、インターネットを介して
    前記管理センタに接続されている少なくとも1台の端末
    装置と、電気、ガス、水道等の使用量を計測すると共に
    検針データを前記端末装置に供給可能な少なくとも1台
    のメータとを有するインターネットを利用した自動検針
    システムにおける前記端末装置であって、 前記メータとの間でメータ電文を送受するメータ電文送
    受信機能と、前記メータから収集したメータ電文形式の
    検針データをインターネットを介して送受信可能なデー
    タ形式に変換するデータ変換機能と、変換されたデータ
    をインターネットを介して少なくとも前記管理センタか
    らアクセス可能な状態で保持するデータサーバ機能とを
    備えていることを特徴とするインターネットを利用した
    自動検針システムの端末装置。
  8. 【請求項8】 管理センタと、通信回線を介して前記管
    理センタに接続されている少なくとも1台の伝送装置
    と、電気、ガス、水道等の使用量を計測すると共に検針
    データを前記伝送装置に供給する少なくとも1台のメー
    タとを有し、前記メータの検針データが前記伝送装置お
    よび通信回線を介して前記管理センタに収集される自動
    検針システムにおいて、 インターネットサーバと、前記管理センタに収集された
    データをインターネットを介して前記インターネットサ
    ーバに転送する転送手段とを有し、 前記インターネットサーバは、転送されたデータを、当
    該データに対するアクセス権を有するインターネット端
    末に配信するデータ配信機能を備えていることを特徴と
    するインターネットを利用した自動検針システム。
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