JP2001309481A - 音響装置及びオーディオソース切換方法 - Google Patents

音響装置及びオーディオソース切換方法

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JP2001309481A
JP2001309481A JP2000118054A JP2000118054A JP2001309481A JP 2001309481 A JP2001309481 A JP 2001309481A JP 2000118054 A JP2000118054 A JP 2000118054A JP 2000118054 A JP2000118054 A JP 2000118054A JP 2001309481 A JP2001309481 A JP 2001309481A
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audio source
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JP2000118054A
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Akiko Chiku
亜樹子 知久
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の向上を適切に図ることのできる音響
装置を提供することである。 【解決手段】 演算処理部は、変数nに初期値の「1」
をセットし(ステップS31)、切り換え対象となるオ
ーディオソース及びその順序を規定するソース選択テー
ブルのn番目のソースに切り換える(ステップS3
2)。演算処理部は、オーディオソースの切り換えを指
示するソースキーが押下されたと判別すると、変数nに
1を加算し(ステップS34)、ソース選択テーブルに
おけるn番目のソースが「テーブル終端」であるか否か
を判別する(ステップS35)。演算処理部は、「テー
ブル終端」でないと判別した場合、ステップS32に処
理を戻す。一方、「テーブル終端」であると判別した場
合、ステップS31に処理を戻し、処理を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のオーディ
オソースを適宜切り換えて所定の音声信号を出力する音
響装置及びオーディオソース切換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CD、MD、テープ、チュー
ナ、及び、CDチェンジャ等の複数のオーディオユニッ
トを備えた(又は、制御可能な)車載用音響装置が知ら
れている。このような車載用音響装置は、利用者の操作
に従って、上記の複数のオーディオユニットの出力(オ
ーディオソース)を適宜切り換え、切り換えたオーディ
オソースの音声信号をスピーカにて出力する。
【0003】このようなオーディオソースの切り換え
は、一般に、利用者が所定の制御パネル上に配置された
操作キーを押下することにより行われる。車載用音響装
置において、操作キーの押下によるオーディオソースの
切り換えは、オーディオソース毎に異なる操作キーが割
り当てられた複数キー方式と、順送りにオーディオソー
スを切り換え得る単独の操作キーが割り当てられた単独
キー方式とに大きく分けられる。
【0004】複数キー方式が採用された車載用音響装置
は、利用者により何れかの操作キーが押下されると、所
定の制御回路の働きで、対象となるオーディオソースに
切り替わる。また、単独キー方式が採用された車載用音
響装置は、利用者により特定の操作キーが押下される毎
に、所定の制御回路の働きで、予め定められた順番に従
ってオーディオソースが切り替わる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の複数キー方式が
採用された車載用音響装置では、対象の操作キーを1回
押下するだけで、所望のオーディオソースに切り換える
ことができ、操作が容易である。しかしながら、オーデ
ィオソースの数に応じた操作キーを操作パネルに配置す
る必要があり、自ずと操作パネル内に占める操作キーの
割合が高くなる。このため、操作パネル内に割り振るこ
とのできる残りの配置領域が狭くなり、表示面積のある
程度小さな表示部を操作パネル内に配置しなくてはなら
なかった。多機能化が一層進んだ近年の車載用音響装置
において、表示部が小さいと、音響装置の状態等を利用
者に適切に報知することが困難となる。例えば、オーデ
ィオソースにおける楽曲等の周波数特性を調整する際
に、イコライザのカーブ等を表示する必要があるが、こ
の場合、ある程度大きな表示面積の表示部でないと表示
が困難となる。
【0006】一方、上述の単独キー方式が採用された車
載用音響装置では、操作パネル内に占める操作キーの割
合を低く押さえることができ、表示面積のある程度大き
な表示部を操作パネル内に配置できる。このため、音響
装置の状態等を利用者に適切に報知することができる。
しかしながら、単独キー方式が採用された車載用音響装
置は、順送りで切り換えるため、利用者が所望のオーデ
ィオソースに切り換えるために、操作キーを数多く押下
しなければならない場合もあり、操作が煩雑であった。
【0007】例えば、CD、MD、テープ、チューナ、
及び、CDチェンジャを備えた車載用音響装置におい
て、ソースの切り換えを指示する操作キーを押下する
と、図8に示すように、各オーディオソースが順送りで
切り替わる。この例の場合、CDチャンジャにて再生さ
れる楽曲等を聴いていた利用者が、オーディオソースを
チューナに切り換えるためには、操作キーを6回も押下
する必要がある。また、普段あまり使わないオーディオ
ソースがある場合でも、所望のオーディオソースに切り
換える際に、不要なオーディオソースを通過させるため
だけに操作キーを押下する必要がある。更に、オーディ
オソースの切り替えの順序は、メーカ等により予め定め
られており、利用者の好みに合った順序でない場合も多
かった。
【0008】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、オーディオソース等の切り換え操作における操作
性の向上を適切に図ることのできる音響装置及びオーデ
ィオソース切換方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る音響装置は、オーディオ
ソースを順次切り換えて、所定の音声信号を出力する音
響装置であって、切り換え対象となるオーディオソース
及びその順序を規定する選択情報を記憶する記憶手段
と、オーディオソースの切り換えを指示する指示情報を
入力する入力手段と、前記入力手段により指示情報が入
力されると、前記記憶手段に記憶された選択情報に従っ
て、対象のオーディオソースを特定する特定手段と、前
記特定手段が特定したオーディオソースに切り換えて、
所定の音声信号を出力する出力手段と、を備えることを
特徴とする。
【0010】この発明によれば、記憶手段は、切り換え
対象となるオーディオソース及びその順序を規定する例
えば、ソース選択テーブルを記憶する。入力手段は、例
えば、所定のキー入力に従って、オーディオソースの切
り換えを指示する指示情報を入力する。特定手段は、入
力手段により指示情報が入力されると、記憶手段に記憶
されたソース選択テーブルに従って、対象のオーディオ
ソースを特定する。出力手段は、特定手段が特定したオ
ーディオソースに切り換えて、所定の音声信号を出力す
る。このように、切り換え対象としたいオーディオソー
ス及びその順序を規定しておくことにより、利用者の使
い方に合わせて、対象のオーディオソースを順番に切り
換えることができる。この結果、オーディオソース等の
切り換え操作における操作性の向上を適切に図ることが
できる。
【0011】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係る音響装置は、複数のオーディオソースから、
切り換え対象となるオーディオソース及びその順序を選
択する選択手段と、前記選択手段により選択されたオー
ディオソース及びその順序を規定する選択情報を記憶す
る記憶手段と、所定のキー操作により、オーディオソー
スの切り換えを指示する指示情報を入力する入力手段
と、前記入力手段により指示情報が入力されると、前記
記憶手段に記憶された選択情報に従った順番にオーディ
オソースを特定する特定手段と、前記特定手段が特定し
たオーディオソースに切り換えて、所定の音声信号を出
力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、選択手段は、複数のオ
ーディオソースから、切り換え対象となるオーディオソ
ース及びその順序を選択する。記憶手段は、選択手段に
より選択されたオーディオソース及びその順序を規定す
る選択情報を記憶する。入力手段は、所定のキー操作に
より、オーディオソースの切り換えを指示する指示情報
を入力する。特定手段は、入力手段により指示情報が入
力されると、記憶手段に記憶された選択情報に従った順
番にオーディオソースを特定する。出力手段は、特定手
段が特定したオーディオソースに切り換えて、所定の音
声信号を出力する。このように、切り換え対象となるオ
ーディオソース及びその順序を選択しておくことによ
り、利用者の使い方に合わせて、対象のオーディオソー
スを順番に切り換えることができる。この結果、オーデ
ィオソース等の切り換え操作における操作性の向上を適
切に図ることができる。
【0013】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係るオーディオソース切換方法は、複数のオーデ
ィオソースから、切り換え対象となるオーディオソース
及びその順序を選択する選択ステップと、オーディオソ
ースの切り換えを指示する指示情報を入力する入力ステ
ップと、前記入力ステップにて指示情報が入力される
と、前記選択ステップにて選択されたオーディオソース
及びその順序に従って、対象となるオーディオソースを
特定する特定ステップと、前記特定ステップにて特定さ
れたオーディオソースに切り換えて、所定の音声信号を
出力する出力ステップと、を備えることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、選択ステップは、複数
のオーディオソースから、切り換え対象となるオーディ
オソース及びその順序を選択する。入力ステップは、オ
ーディオソースの切り換えを指示する指示情報を入力す
る。特定ステップは、入力ステップにて指示情報が入力
されると、選択ステップにて選択されたオーディオソー
ス及びその順序に従って、対象のオーディオソースを特
定する。出力ステップは、特定ステップにて特定された
オーディオソースに切り換えて、所定の音声信号を出力
する。このように、切り換え対象となるオーディオソー
ス及びその順序を選択しておくことにより、利用者の使
い方に合わせて、対象のオーディオソースを順番に切り
換えることができる。この結果、オーディオソース等の
切り換え操作における操作性の向上を適切に図ることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかる車載
用音響装置について、以下図面を参照して説明する。な
お、車載用音響装置を、CD(コンパクトディスク)、
MD(ミニディスク)、テープ、チューナ、CDチェン
ジャ等のオーディオソースを有する車載用の音響装置
(いわゆる、カーオーディオ)として説明するが、車載
用の音響装置に限られるものでなく、本発明の趣旨を逸
脱しない音響装置であれば適宜変更が可能である。ま
た、オーディオソースの種類及び数等は、任意である。
【0016】図1は、この発明の実施の形態に適用され
る車載用音響装置の構成の一例を示すブロック図であ
る。図1に示すように車載用音響装置は、CD11と、
MD12と、テープ13と、チューナ14と、CDチャ
ンジャ15と、ソース選択部16と、アンプ部17と、
スピーカ18と、操作部19と、演算処理部20と、R
AM21と、ROM22と、ディスプレイ23とから構
成される。
【0017】CD11は、所定のCDプレーヤであり、
ディスクに記憶された楽曲等を再生し、所定の再生信号
をソース選択部16に供給する。
【0018】MD12は、所定のMDプレーヤであり、
ミニディスクに記憶された楽曲等を再生し、所定の再生
信号をソース選択部16に供給する。
【0019】テープ13は、所定のカセットテーププレ
ーヤであり、カセットテープに記憶された楽曲等を再生
し、所定の再生信号をソース選択部16に供給する。
【0020】チューナ14は、所定のAM/FMチュー
ナであり、利用者の操作に従って、所定の周波数に同調
し、所定の放送局から送信される放送番組の音声信号を
受信する。チューナ14は、受信した音声信号をソース
選択部16に供給する。
【0021】CDチェンジャ15は、複数のディスクを
格納し、利用者に指示されたディスクを再生する。CD
チェンジャ15は、所定の再生信号をソース選択部16
に供給する。
【0022】ソース選択部16は、演算処理部20に制
御され、CD11〜CDチェンジャ15のいずれかのオ
ーディオソースを選択し、選択したオーディオソースの
音声信号(再生信号)をアンプ部17に供給する。
【0023】アンプ部17は、ソース選択部16を介し
て供給された音声信号を適宜増幅して、スピーカ18に
供給する。
【0024】スピーカ18は、アンプ部17を介して送
られた音声信号に従って、所定の音声を発する。
【0025】操作部19は、複数の操作キーから入力し
た所定の指示信号を演算処理部20に供給する。具体的
に操作部19は、図2に示すような操作パネル30に配
置された操作キーが、利用者により押下された際に、所
定の指示信号を演算処理部20に供給する。図2に示す
操作パネル30には、ソースキー31、FMキー32、
AMキー33、早送りキー34、巻き戻しキー35を含
む操作キーが配置されている。また、操作パネル30に
は、ディスプレイ23も配置されている。
【0026】ソースキー31は、後述するソース切り換
え処理において、オーディオソースの切り換えを指示す
るためのキーである。FMキー32は、後述するテーブ
ル作成処理において、選択対象となるオーディオソース
の決定を指示するためのキーである。AMキー33は、
テーブル作成処理において、1つ前の番号におけるオー
ディオソースの選択への後退を指示するためのキーであ
る。
【0027】早送りキー34は、テーブル作成処理にお
いて、選択対象となる次のオーディオソースへの前進を
指示するためのキーである。巻き戻しキー35は、テー
ブル作成処理において、選択対象となる前のオーディオ
ソースへの後退を指示するためのキーである。
【0028】図1に戻って、演算処理部20は、CPU
(Central Processing Unit)等からなり、車載用音響
装置全体を制御する。具体的に演算処理部20は、後述
するテーブル作成処理及び、ソース切り換え処理等を実
行する。
【0029】RAM(Random Access Memory)21は、
演算処理部20が実行するテーブル作成処理及び、ソー
ス切り換え処理等において使用される所定の変数等を記
憶すると共に、図3(a)に示すようなソース選択テー
ブル41を記憶する。図3(a)に示すソース選択テー
ブル41は、選択対象となるオーディオソース、及びそ
の順序を規定するためのテーブルである。なお、このソ
ース選択テーブル41は、後述するテーブル作成処理に
より生成される。
【0030】ROM(Read Only Memory)22は、演算
処理部20にて実行されるテーブル作成処理及び、ソー
ス切り換え処理等を規定するプロクラムコードを記憶す
ると共に、図3(b)に示すような初期ソーステーブル
42を記憶する。図3(b)に示す初期ソーステーブル
42は、全てのオーディオソースが予め定められた順序
にて配列されたテーブルである。この初期ソーステーブ
ル42は、テーブル作成処理にて使用される。
【0031】図1に戻って、ディスプレイ23は、蛍光
表示管や液晶表示ユニット等からなり、所定のシンボル
や文字メッセージ等を表示する。例えば、ディスプレイ
23は、後述するテーブル作成処理において、図4に示
すようなソース番号と選択対象となるオーディオソース
を表示する。
【0032】以下、この発明の実施の形態にかかる車載
用音響装置の動作を、図面を参照して説明する。図5
は、ソース選択テーブル41を生成するテーブル作成処
理を説明するためのフローチャートである。図5に示す
テーブル作成処理は、車載用音響装置の電源が投入され
た際に開始する。
【0033】まず、演算処理部20は、RAM21の所
定領域に確保された変数nに初期値の「1」をセットす
る(ステップS11)。なお、変数nは、ソース選択テ
ーブル41における番号を指示するための変数である。
【0034】演算処理部20は、変数mに変数nの値を
代入する(ステップS12)。なお、変数mは、初期ソ
ーステーブル42における番号を指示するための変数で
ある。
【0035】演算処理部20は、初期ソーステーブル4
2のm番目のソースを表示する(ステップS13)。例
えば、演算処理部20は、上述の図4に示すようなソー
ス番号と選択対象となるオーディオソースを表示する。
【0036】演算処理部20は、早送りキー34が押下
されたか否かを判別する(ステップS14)。すなわ
ち、演算処理部20は、選択対象となる次のオーディオ
ソースへの前進を指示する早送りキー34が押下された
か否かを判別する。
【0037】演算処理部20は、早送りキー34が押下
されたと判別した場合、変数mに1を加算する(ステッ
プS15)。このように、変数mに1が加算されること
により、選択対象となるオーディオソースが初期ソース
テーブル42における次のオーディオソースに切り替わ
る。なお、加算後の変数mの値が「7」を超えた場合、
演算処理部20は、変数mに「1」を代入する。つま
り、初期ソーステーブル42の先頭に戻す。そして、変
数mの値を変化させた後、演算処理部20は、上述のス
テップS13に処理を戻す。
【0038】また、ステップS14にて、早送りキー3
4が押下されていないと判別した場合、演算処理部20
は、巻き戻しキー35が押下されたか否かを判別する
(ステップS16)。すなわち、演算処理部20は、選
択対象となる前のオーディオソースへの後退を指示する
巻き戻しキー35が押下されたか否かを判別する。
【0039】演算処理部20は、巻き戻しキー35が押
下されたと判別した場合、変数mから1を減算する(ス
テップS17)。このように、変数mから1が減算され
ることにより、選択対象となるオーディオソースが初期
ソーステーブル42における前のオーディオソースに切
り替わる。なお、減算後の変数mの値が「0」となった
場合、演算処理部20は、変数mに「7」を代入する。
つまり、初期ソーステーブル42の末尾に戻す。そし
て、変数mの値を変化させた後、演算処理部20は、上
述のステップS13に処理を戻す。
【0040】また、ステップS16にて、巻き戻しキー
35が押下されていないと判別した場合、演算処理部2
0は、FMキー32が押下されたか否かを判別する(ス
テップS18)。すなわち、演算処理部20は、選択対
象となるオーディオソースの決定を指示するFMキー3
2が押下されたか否かを判別する。
【0041】演算処理部20は、FMキー32が押下さ
れたと判別した場合、ソース選択テーブル41のn番目
のソースを設定する(ステップS19)。すなわち、演
算処理部20は、初期ソーステーブル42のm番目のオ
ーディオソースをソース選択テーブル41のn番目のオ
ーディオソースとして設定する。
【0042】演算処理部20は、変数nに1を加算する
(ステップS20)。このように、変数nに1が加算さ
れることにより、設定対象となるオーディオソースがソ
ース選択テーブル41における次のオーディオソースに
切り替わる。なお、加算後の変数nの値が「7」を超え
た場合、演算処理部20は、変数nに「1」を代入す
る。つまり、ソース選択テーブル41の先頭に戻す。そ
して、変数nの値を変化させた後、演算処理部20は、
上述のステップS12に処理を戻す。
【0043】また、ステップS18にて、FMキー32
が押下されていないと判別した場合、演算処理部20
は、AMキー33が押下されたか否かを判別する(ステ
ップS21)。すなわち、演算処理部20は、設定対象
となる1つ前の番号におけるオーディオソースの選択へ
の後退を指示するAMキー33が押下されたか否かを判
別する。
【0044】演算処理部20は、AMキー33が押下さ
れたと判別した場合、変数nから1を減算する(ステッ
プS22)。このように、変数nから1が減算されるこ
とにより、設定対象となるオーディオソースがソース選
択テーブル41における前のオーディオソースに切り替
わる。なお、減算後の変数nの値が「0」となった場
合、演算処理部20は、変数nに「7」を代入する。つ
まり、ソース選択テーブル41の末尾に戻す。そして、
変数nの値を変化させた後、演算処理部20は、上述の
ステップS12に処理を戻す。
【0045】また、ステップS21にて、AMキー33
が押下されていないと判別した場合、演算処理部20
は、ソースキー31が押下されたか否かを判別する(ス
テップS23)。すなわち、演算処理部20は、オーデ
ィオソースの設定の終了を指示するソースキー31が押
下されたか否かを判別する。演算処理部20は、ソース
キー31が押下されていないと判別した場合、ステップ
S13に処理を戻し、上述のステップS13〜S23の
処理を繰り返し実行する。
【0046】一方、ソースキー31が押下されたと判別
した場合、演算処理部20は、ソース選択テーブル41
を更新する(ステップS24)。すなわち、ステップS
19にて設定されたオーディオソースから構成されるソ
ース選択テーブル41をRAM21に記憶する。このよ
うに、テーブル作成処理により、利用者の選択したオー
ディオソースが利用者が望む順序に並べられたソース選
択テーブル41が生成される。
【0047】次に、ソース切り換え処理について、図6
を参照して説明する。図6は、テーブル作成処理により
生成されたソース選択テーブル41を用いて、オーディ
オソースの切り換えを順送りで行うソース切り換え処理
を説明するためのフローチャートである。図6に示すソ
ース切り換え処理は、上述のテーブル作成処理が終了し
た後に、開始される。
【0048】まず、演算処理部20は、変数nに初期値
の「1」をセットする(ステップS31)。なお、変数
nは、ソース選択テーブル41の番号を表す値である。
【0049】演算処理部20は、ソース選択テーブル4
1のn番目のソースに切り換える(ステップS32)。
すなわち、演算処理部20は、ソース選択部16を制御
して、ソース選択テーブル41のn番目のオーディオソ
ースを選択する。
【0050】演算処理部20は、ソースキー31が押下
されるまで、後続の処理を待機する(ステップS3
3)。すなわち、演算処理部20は、オーディオソース
の切り換えを指示するソースキー31が押下されるま
で、ソース選択部16におけるオーディオソースの選択
を維持する。
【0051】演算処理部20は、ソースキー31が押下
されたと判別すると、変数nに1を加算する(ステップ
S34)。このように、変数nに1が加算されることに
より、ソース選択テーブル41における次のオーディオ
ソースが切り換え対象となる。
【0052】演算処理部20は、ソース選択テーブル4
1におけるn番目のソースが「テーブル終端」であるか
否かを判別する(ステップS35)。すなわち、演算処
理部20は、ソース選択テーブル41の末端に到達した
か否かを判別する。
【0053】演算処理部20は、「テーブル終端」でな
いと判別した場合、上述のステップS32に処理を戻
す。一方、「テーブル終端」であると判別した場合、演
算処理部20は、上述のステップS31に処理を戻す。
すなわち、演算処理部20は、再度変数nに初期値の
「1」を代入して、上述のステップS31〜S35を繰
り返し実行する。このように、ソース切り換え処理によ
り、利用者が設定したオーディオソースを利用者が望む
順序で切り換えることができる。
【0054】具体的に説明すると、図7(a)に示すよ
うなソース選択テーブル41がテーブル作成処理にて生
成されていた場合、演算処理部20は、ソースキー31
が押下される都度、図7(b)に示すように順送りにオ
ーディオソースを切り換える。この場合、CDチャンジ
ャにて再生される楽曲等を聴いていた利用者が、オーデ
ィオソースをチューナに切り換えるために、操作キーを
2回押下することで実現可能となる。
【0055】このように、利用者の使い方に合わせて、
より使いやすいオーディオソースの切り換えを自由に設
定できることとなり、単独のソースキー31にて切り換
えを行うという限られた条件下であっても、操作性の向
上を図ることができる。特に、車載用音響装置に限って
は、運転中に操作することもあり得るため、操作性の向
上により、利用者がその分運転に集中できることとな
り、安全面からも優れている。
【0056】上記の実施の形態では、車載用音響装置に
おけるオーディオソースの切り換えについて説明した
が、車載用音響装置に限らずに少ない操作キーにて多く
の機能を指示する必要のあるもの、例えば、携帯電話
や、テレビのリモコン等においても、適宜利用可能であ
る。
【0057】例えば、携帯電話における呼出音の設定に
おいて、「音量大」、「音量小」及び「バイブレーショ
ン」という機能を単独の操作キーにて切り換える場合、
「音量小」の機能を使わない利用者は、「音量小」を削
除した選択テーブルを生成し、生成した選択テーブルを
使用してスムーズな呼出音の切り換えが可能となる。ま
た、携帯電話における着信メロディの設定において、使
用し得るメロディだけの選択テーブルを生成し、生成し
た選択テーブルを使用してスムーズな着信メロディの切
り換えが可能となる。
【0058】同様に、テレビのリモコンの設定におい
て、普段あまり視聴しないチャンネルを削除した選択テ
ーブルを生成し、生成した選択テーブルを使用してスム
ーズなチャンネルの切り換えが可能となる。特に、最近
では、ケーブルテレビ及びCS放送等の普及により、チ
ャンネル数が膨大となっているため、利用者に応じて、
好みのチャンネルだけを切り換え可能とすることによ
り、リモコンの操作性が格段に向上する。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オーディオソース等の切り換え操作における操作性の向
上を適切に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車載用音響装置の構
成の一例を示すブロック図である。
【図2】操作パネルの一例を示す正面図である。
【図3】(a)がRAMに記憶されるソース選択テーブ
ルの一例を示す模式図であり、(b)がROMに記憶さ
れる初期ソーステーブルの一例を示す模式図である。
【図4】ディスプレイに表示されるキャラクタ等の一例
を示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るテーブル作成処理を
説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係るソース切り換え処理
を説明するためのフローチャートである。
【図7】(a)がソース選択テーブルの具体例であり、
(b)が(a)に示すソース選択テーブルにより、順送
りにてオーディオソースが切り替わる様子を説明するた
めの模式図である。
【図8】従来の車載用音響装置にて、オーディオソース
が順送りに切り替わる様子を説明するための模式図であ
る。
【符号の説明】
11 CD 12 MD 13 テープ 14 チューナ 15 CDチェンジャ 16 ソース選択部 17 アンプ部 18 スピーカ 19 操作部 20 演算処理部 21 RAM 22 ROM 23 ディスプレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオソースを順次切り換えて、所定
    の音声信号を出力する音響装置であって、 切り換え対象となるオーディオソース及びその順序を規
    定する選択情報を記憶する記憶手段と、 オーディオソースの切り換えを指示する指示情報を入力
    する入力手段と、 前記入力手段により指示情報が入力されると、前記記憶
    手段に記憶された選択情報に従って、対象のオーディオ
    ソースを特定する特定手段と、 前記特定手段が特定したオーディオソースに切り換え
    て、所定の音声信号を出力する出力手段と、 を備えることを特徴とする音響装置。
  2. 【請求項2】複数のオーディオソースから、切り換え対
    象となるオーディオソース及びその順序を選択する選択
    手段と、 前記選択手段により選択されたオーディオソース及びそ
    の順序を規定する選択情報を記憶する記憶手段と、 所定のキー操作により、オーディオソースの切り換えを
    指示する指示情報を入力する入力手段と、 前記入力手段により指示情報が入力されると、前記記憶
    手段に記憶された選択情報に従った順番にオーディオソ
    ースを特定する特定手段と、 前記特定手段が特定したオーディオソースに切り換え
    て、所定の音声信号を出力する出力手段と、 を備えることを特徴とする音響装置。
  3. 【請求項3】複数のオーディオソースから、切り換え対
    象となるオーディオソース及びその順序を選択する選択
    ステップと、 オーディオソースの切り換えを指示する指示情報を入力
    する入力ステップと、 前記入力ステップにて指示情報が入力されると、前記選
    択ステップにて選択されたオーディオソース及びその順
    序に従って、対象となるオーディオソースを特定する特
    定ステップと、 前記特定ステップにて特定されたオーディオソースに切
    り換えて、所定の音声信号を出力する出力ステップと、 を備えることを特徴とするオーディオソース切換方法。
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