JP2001309431A - 移動端末に記録されたデータを保護する方法および移動端末データ保護システム - Google Patents
移動端末に記録されたデータを保護する方法および移動端末データ保護システムInfo
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Abstract
が読み出し、改竄しまたは消去することを防止する方法
および移動端末データ保護システムを提供する。 【解決手段】 紛失した移動端末の所有者から紛失の旨
の届け出を位置登録局に記録し、その移動端末が基地局
と交信したときに、紛失届け記録手段に記録された紛失
の有無をチェックし、紛失の旨が記録されている場合に
は紛失ありの信号を移動端末に送出し、その信号に従っ
て、移動端末は、移動端末のキーの操作を無効にするよ
うに動作する。さらに、移動端末中のデータを位置登録
局のデータベースに転送しその転送されたデータをそこ
に記録し、また、移動端末中のデータを消去するように
動作させることもできる。さらに、移動端末が基地局と
交信できないときでも、正しいパスワードが入力されな
い以上、移動端末のキー操作は無効にされる。
Description
たデータを保護する方法および移動端末データ保護シス
テムに関するものであり、より詳細には、紛失した移動
端末に記録されたデータが他人に読み出され、改竄され
または消去されることを防止する方法およびシステムに
関するものである。
PDA(携帯情報端末機器)等(以下移動端末という)
は、種々の機能を有し、所有者はこれらの移動端末に種
々のデータ、たとえば、顧客名簿、住所録、作成文書等
を記録している。これらのデータは、移動端末の電源を
入れた後、ユーザがID番号またはパスワード等を入力
することによって、その移動端末の画面に表示され、ま
たパソコン等の他の通信端末に転送可能である。このよ
うに、移動端末に記録されたデータは他の通信端末に転
送して使用できるので、非常に便利である。
簡単に説明する。図10は従来の移動通信システムの概
要を示す図である。図10において、2は加入者端末、
4は加入者交換機、6は移動通信関門局、7は移動通信
関門局または基地局制御局等に設けられる位置登録局、
8は位置登録局7に置かれたデータベース、10は基地
局制御局、12は第1のセル、14は第2のセル、16
は第3のセル、18は第1の基地局、20は第2の基地
局、22は第3の基地局、24は移動端末である。ここ
では、一例として、移動端末24が発呼して、固定回線
の加入者電話機2に電話をかける場合について説明す
る。移動端末24が発呼して、他の移動端末に電話をか
ける場合も同様であるので説明を省略する。
から数kmのセルを多数配置し、広いサービスエリアを
カバーするように構成される。各セルには基地局が置か
れ、各基地局18(および20,22)は基地局制御局
10と固定回線で接続されている。移動端末24は基地
局と無線回線で接続されている。移動端末24が発呼す
ると、まず、その移動端末24は基地局20と無線回線
で接続され、その基地局20は固定回線で接続された基
地局制御局10、移動通信関門局6および加入者交換機
4を介して、相手加入者端末2と接続され、移動端末2
4と加入者端末2とが通信できるようになる。位置登録
局7に置かれたデータベース8は、各移動端末の属性で
ある移動端末固有のID、電話番号、課金情報、および
移動端末がどの基地局エリアに存在するかの位置情報等
を記録している。移動端末が電源を入れている間は、移
動端末と基地局との間では一定の間隔で通信が行われ、
移動端末の位置情報が更新されその更新情報が位置登録
局のデータベースに記録される。
4と通信する時には、移動端末24の属性が記録されて
いる位置登録局のデータベース8に問い合わせて、移動
端末24が所属するエリア(複数のセルから構成され、
通常県単位の大きさである)内の基地局から一斉呼び出
しを行う。移動端末24が応答すると、加入者端末2と
移動端末24間で通信が行われる。
いて、移動端末が紛失した場合のシステム動作につい
て、図10〜図13を用いて以下に説明する。図11
は、従来の移動通信システムにおいて、移動端末を紛失
した者が移動端末紛失届けを出して、位置登録局に紛失
の旨が登録される動作を説明するフローチャートであ
る。図12は、従来の移動通信システムにおいて、移動
端末が紛失した場合に、移動端末と基地局との通信を拒
否する動作を説明するフローチャートである。図13
は、従来の移動端末データ保護システムにおいて、移動
端末が紛失した場合に、移動端末と基地局との通信を拒
否する拒否する動作を説明するシーケンスチャートであ
る。
24の所有者は通信事業者に紛失の旨を届け出る(ステ
ップS100)。通信事業者は、移動端末が紛失した旨
を位置登録局のデータベース8中に登録する(ステップ
S102)。
拾得した者が移動端末24の電源をオンにすると(ステ
ップS104)、移動端末24は第2の基地局20との
交信を試みる。この動作は、図13においては、移動端
末24が第2の基地局20との間で交信信号をやり取り
して、第2の基地局20との間で無線回線を確立ための
接続処理を行うステップ(ステップT200)に対応す
る。
が可能であれば(ステップS106でYESの場合)、
第2の基地局20は位置登録局7のデータベース8に問
い合わせを行い、位置登録局のデータベース8中に移動
端末紛失の情報があるか否かを確認する(ステップS1
10)。この処理は、図13においては、第2の基地局
20が位置登録局7との間の接続を確立し(ステップT
202)、位置登録局7がデータベース8中に移動端末
紛失の情報が登録されているか否かをチェックするステ
ップ(ステップT204)に対応する。
タベース8中に紛失の情報がない場合には(ステップS
110でNOの場合)、ユーザの位置登録が行われ(ス
テップS113)、その後、ユーザは、キー操作によっ
て通常の通信を行うことができる(ステップS11
4)。
動端末紛失の情報がある場合には(ステップS110で
YESの場合)、ユーザの位置登録は行われない(ステ
ップS112)。その場合には、第2の基地局20は移
動端末24との通信を拒否するように構成されている
(ステップS134)。この処理は、図13において
は、位置登録局のデータベース8中に紛失の情報がある
場合には、紛失情報ありのNG信号が移動端末24に送
出され(ステップT206、T208)、その信号に基
づいて、第2の基地局20は移動端末24との交信を拒
否するステップ(ステップT212、T213)に対応
する。本明細書中で、「交信」とは、移動端末を基地局
に接続するための信号のやり取りをいい、「通信」とは
ユーザが着信加入者と通話をし、またはデータのやり取
りをすることをいうものとする。
移動通信システムにおいては、紛失した移動端末24に
記録されていた紛失データを取り戻すことは出来ない。
図12において、もし、拾得者が故意に移動端末24の
アンテナを折った場合、または基地局からの電波の届か
ない場所にいる場合には、移動端末24は基地局との交
信ができないので(ステップS106でNOの場合)、
拾得者は、拾得した移動端末のキーを操作して、ID番
号またはパスワード等を入力し(ステップS130)、
移動端末24に記録されたデータを読み出し、改竄しま
たは消去することができる(ステップS132)。
合、最初に通常4桁の数字のパスワードを設定し、移動
端末の操作またはデータの読み書きをするときにはこの
パスワードの入力を要求するものが多い。銀行等のAT
Mであれば、お金を下ろす際に間違ったパスワード(暗
証番号)を何回か連続して入力するとそのカードは使用
禁止となり、ATM装置から警告のブザー等が鳴るの
で、犯罪をある程度防ぐことができる。しかしながら、
従来の移動端末では何回でもパスワードを入力すること
が可能であり、4桁のパスワード設定の場合は最大99
99回パスワードを入力すれば必ずパスワードにヒット
することができる。これによって、移動端末の無断によ
る通信や通話または保存されたデータの盗用や悪用がさ
れる危険性が大いにあり、本人のみならず、第3者にも
多大なる迷惑をかける可能性がある。
た者がその移動端末を使用する場合には問題が生じる。
すなわち、紛失した移動端末の電話料金は紛失した移動
端末の所有者に請求される。さらに、移動端末に記録さ
れた住所録等のデータは拾得した者によって読み出さ
れ、改竄されまたは消去されると、移動端末の所有者は
予期しない損害を被る。
ので、移動端末が紛失され、その移動端末が基地局と交
信できる場合には、その移動端末のキー操作を無効にす
ることによって、その移動端末中のデータを保護する方
法および移動端末データ保護システムを提供するもので
ある。
失した場合に、移動端末中に記録されたデータを位置登
録局のデータベースに転送することによって、移動端末
中のデータを保護する方法および移動端末データ保護シ
ステムを提供するものである。
録されたデータを位置登録局のデータベースに転送した
後に、移動端末に記録されたデータを消去することによ
って、移動端末中のデータを保護する方法および移動端
末データ保護システムを提供するものである。
局と交信できない場合にも、移動端末のキー操作を無効
にすることによって、移動端末中のデータを保護する方
法および移動端末データ保護システムを提供するもので
ある。
め、第1の発明は、紛失した移動端末中に記録されたデ
ータを他人が読み出し、改竄しまたは消去することを防
止する方法において、紛失した移動端末の所有者からの
紛失届けに基づいて紛失の旨を位置登録局中の紛失届け
記録手段に記録し、前記移動端末が基地局と交信したと
きに、位置登録局は、前記紛失届け記録手段に記録され
た紛失の有無をチェックし、紛失の旨が記録されていな
い場合には紛失なしの信号を移動端末に送出し、紛失の
旨が記録されている場合には紛失ありの信号を移動端末
に送出し、前記移動端末は、紛失ありの信号を受信した
ときには、その移動端末のキー操作を無効にするように
構成される。
置登録局から紛失ありの信号を受信したときには、移動
端末はそのキー操作を無効にした後に、さらに、移動端
末中のデータを位置登録局のデータベースに転送し、前
記データを受信した位置登録局は、受信したデータをそ
のデータベース中に保存するように構成される。
録局は、前記移動端末中のデータをデータベースに保存
した後に、データ消去命令を移動端末に送出し、前記デ
ータ消去命令を受信した移動端末は、その移動端末中の
データを消去するように構成される。
基地局と交信できないときには、移動端末のキーの操作
を無効にするように構成される。
一実施の形態における移動端末に記録されたデータを保
護する移動端末データ保護システムの全体構成を示す図
である。図1において、8aは位置登録局7に置かれた
データベース、9はデータベース8aの紛失届け記録部
であり、24aは、移動端末のキー操作を無効にし、移
動端末に記録されたデータの読み出し、改竄および消去
を防止する機能を有する移動端末である。なお、図1で
は、図10に示す従来のシステムと同一構成要素には同
一符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
が発呼して、固定回線の加入者電話機2に電話をかける
例について説明する。もちろん、移動端末24aが発呼
して、他の移動端末に電話をかける場合でも移動端末2
4aにおける動作は従来例と同様である。加入者端末2
が発呼して移動端末24aと通信する場合も従来例と同
じであるので、説明を省略する。
ータ保護システムにおいて、移動端末24aが紛失した
場合のシステムの動作について図1〜図4を用いて以下
に説明する。図2は、本発明に係る実施の形態1の移動
端末データ保護システムにおいて、移動端末の所有者か
らの紛失届けに基づいて、紛失の旨を位置登録局中の紛
失届け記録部に登録される動作を説明するフローチャー
トである。図3は、本発明に係る実施の形態1の移動端
末データ保護システムにおいて、移動端末が紛失した場
合、移動端末のキー操作を無効にする動作を説明するフ
ローチャートである。図4は、本発明に係る実施の形態
1の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末が
紛失した場合、移動端末のキー操作を無効にする動作を
説明するシーケンスチャートである。
4aの所有者は通信事業者に紛失届けを出す(ステップ
S100)。通信事業者は、移動端末24aが紛失した
旨を位置登録局のデータベース8a中の紛失届け記録部
9中の各移動端末に対応する部分に登録する。
拾得した者が移動端末24aの電源をオンにすると(ス
テップS104)、移動端末24aは第2の基地局20
との交信を試みる。この処理は、図4においては、移動
端末24aは第2の基地局20との間で交信信号をやり
取りして、第2の基地局20との間で無線回線を確立た
めの接続処理を行うステップ(ステップT200)に対
応する。
可能であれば(ステップS106でYESの場合)、第
2の基地局20は位置登録局のデータベース8a中の紛
失届け記録部9に問い合わせを行い、位置登録局7の紛
失届け記録部9中に紛失の情報があるか否かを確認する
(ステップS110)。この処理は、図4においては、
第2の基地局20が位置登録局7との間の接続を確立し
(ステップT202)、位置登録局7が紛失届け記録部
9中に紛失の情報が登録されているか否かをチェックす
るステップ(ステップT204)に対応する。図3に戻
り、第2の基地局20との交信が可能でなけば(106
でNOの場合)、処理は、後に説明する図9に進む。
部9中に紛失の情報がない場合には(ステップS110
でNOの場合)、ユーザの位置登録が行われ(ステップ
S113)、その後、ユーザは、キー操作によって通常
の通信を行うことができる(ステップS114)。この
処理は、図4においては、移動端末24aが位置登録局
7からOK信号を受信すると(ステップT206,ステ
ップT208,ステップT210)、移動端末24aが
通常の接続動作を行い、通信を開始するステップ(ステ
ップT214)に対応する。
に移動端末紛失の情報がある場合には(ステップS11
0でYESの場合)、ユーザの位置登録は行われない
(ステップS112)。その後、位置登録局7は移動端
末24aが紛失されたものであることをその移動端末2
4aに通知する(ステップS115)。この通知を受け
た移動端末24aは、移動端末24aの全てのキー操作
を無効にする(ステップS116)。この処理は、図4
においては、位置登録局7が紛失情報ありのNG信号を
第2の基地局20を介して移動端末24aに送出し(ス
テップT206、T208)、このNG信号を受信した
移動端末24aは、移動端末24aの全てのキー操作を
無効にするステップ(ステップT212,T216)に
対応する。
信に関する部分は従来のシステムと同様であるので説明
を省略してある。このような動作によって、移動端末2
4aを拾得した者は、移動端末24a中に記録されたデ
ータを読み出し、改竄しまたは消去することはできなく
なる。
紛失届け記録部9中に移動端末紛失の情報がある場合に
は、移動端末24aのキー操作を無効にする実施の形態
1の機能に加えて、移動端末中に記録されたデータを位
置登録局7に転送して、移動端末中のデータを保護する
ことができる移動端末データ保護システムについて説明
する。
端末データ保護システムにおいて、移動端末のデータを
位置登録局に転送する動作を説明するフローチャートで
ある。図6は、本発明に係る実施の形態2の移動端末デ
ータ保護システムにおいて、移動端末のデータを位置登
録局に転送する動作を説明するシーケンスチャートであ
る。
になったか否かが判断され(ステップS117)、移動
端末のキー操作は無効になったことが確認されると(ス
テップS117でYESの場合)、移動端末24aは第
2の基地局20と交信し(ステップS118)、移動端
末24a中に記録されたデータを位置登録局7のデータ
ベース8aに転送し(ステップS120)、そのデータ
を位置登録局のデータベース8a中に保存する(ステッ
プS121)。このように、移動端末24a中に記録さ
れたデータは、全てのデータの転送が完了するまで位置
登録局のデータベース8aに順次転送される(ステップ
S122)。この処理は、図6においては、ステップT
218、ステップT220、ステップT222に示され
るステップに対応する。
録されていたデータは位置登録局のデータベース8aに
保存され、移動端末を紛失した所有者は、後日、位置登
録局のデータベース8aから自己のデータを取り戻すこ
とができる。
紛失届け記録部9中に紛失の情報がある場合には、移動
端末中のデータを位置登録局のデータベース8aに転送
する実施の形態2の機能に加えて、移動端末中に記録さ
れたデータを消去することによって、移動端末中に記録
されたデータを読み出され悪用されるのを防止すること
ができる。これによって、さらにデータを安全に保護す
ることができる移動端末データ保護システムについて説
明する。
端末データ保護システムにおいて、移動端末内のデータ
を消去する動作を説明するフローチャートである。図8
は、本発明に係る実施の形態3の移動端末データ保護シ
ステムにおいて、移動端末内のデータを消去する動作を
説明するシーケンスチャートである。
録局7のデータベース8aに蓄積されたことが確認され
ると(ステップS123でYESの場合)、位置登録局
7は、データ消去命令を移動端末24aに送出する(ス
テップS124)。このデータ消去命令を受信すると、
移動端末24aは移動端末24a中に記録された全ての
データを消去する(ステップS125)。この動作は、
図8においては、ステップT224、ステップT22
6、ステップT228に示されるステップが対応する。
図8において、ステップT224は、位置登録局7から
基地局にデータ消去命令が送出されるステップであり、
ステップT226は、そのデータ消去命令が基地局から
移動端末に送出されるステップであり、ステップT22
8は、移動電話端末が基地局からデータ消去命令を受け
ると移動電話端末中のデータを消去するステップであ
る。
記録されていたデータは、移動端末から消去されるの
で、移動端末に記憶されたデータが悪用されることを防
止できる。
移動端末の拾得者が故意に移動端末のアンテナを折り、
または基地局からの電波の届かない場所に行き、基地局
と接続ができないようにして、移動端末のキー操作が無
効にならない状態を維持し、その間キーを操作してデー
タを読み出し、改竄しまたは消去することを防止できる
移動端末データ保護システムについて説明する。
端末データ保護システムにおいて、移動端末においてそ
のキー操作を無効にする動作を説明するフローチャート
である。拾得者が故意に移動端末24aのアンテナを折
り、または電波の届かない場所にいる場合には、図3に
示すように、移動端末24aと第2の基地局20との交
信はできないので(ステップS106でNOの場合)、
処理はステップS106から図9のステップS107に
進む。このような条件下において、移動端末の拾得者が
キー操作をしてパスワードを入力すると(ステップS1
07)、次に入力されたパスワードは正しいか否かが判
断される(ステップS108)。パスワードが正しいこ
とが確認されると(ステップS108でYESの場
合)、移動端末のキー操作が許可され移動端末は使用で
きるようになる。一般に、この場合は、移動端末の真の
所有者が電波の届かない場所に行き、移動端末を使用し
て各種のサービスを利用する場合に用いるモードであ
る。
末を使用するときには、通常はパスワードを知らないの
で、その場合にはパスワードは正しく入力できない(ス
テップSでNOの場合)。その場合には、移動端末のキ
ー操作は無効にされる(ステップS109)。従って、
移動端末を拾得した者は、電波の届く場所にいる場合の
みならず、アンテナを折った場合または電波の届かない
場所にいる場合でも、移動端末24aに記録されたデー
タを読み出し、改竄しまたは消去することができない。
移動端末を拾得した者は、基地局と交信できる場所にい
る場合には、キー操作が無効になるので、移動端末中に
記録されたデータを読み出し、改竄しまたは消去するこ
とはできなくなる。従って、移動端末に記録されたデー
タのセキュリティが確保される。
した場合には、移動端末に記録されていたデータは位置
登録局のデータベース8aに保存され、後日、移動端末
を紛失した所有者は、位置登録局のデータベース8aか
ら自己のデータを取り戻すことができるので、移動端末
に記録されたデータのセキュリティが確保される。
されていたデータは、位置登録局のデータベース8aに
保存された後、移動端末から消去されるので、移動端末
に記憶されたデータが悪用されることを防止できる。従
って、さらに、移動端末に記録されたデータのセキュリ
ティが確保される。
届かない場所にいる場合、拾得者によって入力されたパ
スワードが所定のものと一致しないときには、拾得した
移動端末のキー操作が無効にされるので、移動端末に記
録されたデータを読み出し、改竄しまたは消去すること
ができない。従って、移動端末に記録されたデータのセ
キュリティはさらに強化される。
録されたデータを保護する移動端末データ保護システム
の全体構成を示す図である。
保護システムにおいて、移動端末の所有者からの紛失届
けに基づいて、紛失の旨が位置登録局中の紛失届け記録
部に登録される動作を説明するフローチャートである。
保護システムにおいて、移動端末が紛失した場合、移動
端末のキー操作を無効にする動作を説明するフローチャ
ートである。
保護システムにおいて、移動端末が紛失した場合、移動
端末のキー操作を無効にする動作を説明するシーケンス
チャートである。
保護システムにおいて、移動端末のデータを位置登録局
に転送する動作を説明するフローチャートである。
保護システムにおいて、移動端末のデータを位置登録局
に転送する動作を説明するシーケンスチャートである。
保護システムにおいて、移動端末内のデータを消去する
動作を説明するフローチャートである。
保護システムにおいて、移動端末内のデータを消去する
動作を説明するシーケンスチャートである。
保護システムにおいて、移動端末においてそのキー操作
を無効にする動作を説明するフローチャートである。
ある。
末を紛失した者が、移動端末紛失届けを出して、位置登
録局にその旨が登録される動作を説明するフローチャー
トである。
末が紛失した場合に、移動端末と基地局との通信を拒否
する動作を説明するフローチャートである。
て、移動端末が紛失した場合に、移動端末と基地局との
交信を拒否する動作を説明するシーケンスチャートであ
る。
局、7…位置登録局、8a…データベース、9…紛失届
け記録部、10…基地局制御局、12…第1のセル、1
4…第2のセル、16…第3のセル、18…第1の基地
局、20…第2の基地局、22…第3の基地局、24a
…移動端末
Claims (11)
- 【請求項1】 紛失した移動端末中に記録されたデータ
を他人が読み出し、改竄しまたは消去することを防止す
る方法において、 紛失した移動端末の所有者からの紛失届けに基づいて紛
失の旨を位置登録局中の紛失届け記録手段に記録し、 前記移動端末が基地局と交信したときに、位置登録局
は、前記紛失届け記録手段に記録された紛失の有無をチ
ェックし、紛失の旨が記録されていない場合には紛失な
しの信号を移動端末に送出し、紛失の旨が記録されてい
る場合には紛失ありの信号を移動端末に送出し、 前記移動端末は、紛失ありの信号を受信したときには、
その移動端末のキー操作を無効にすることを特徴とする
移動端末に記録されたデータを保護する方法。 - 【請求項2】 移動端末は、位置登録局から紛失ありの
信号を受信したときには、移動端末のキー操作を無効に
した後に、さらに、移動端末中のデータを位置登録局の
データベースに転送し、 前記データを受信した位置登録局は、受信したデータを
そのデータベース中に保存することを特徴とする請求項
1記載の移動端末に記録されたデータを保護する方法。 - 【請求項3】 さらに、前記位置登録局は、前記移動端
末中のデータを位置登録局のデータベースに保存した後
に、データ消去命令を移動端末に送出し、 前記データ消去命令を受信した移動端末は、その移動端
末中のデータを消去することを特徴とする請求項2記載
の移動端末に記録されたデータを保護する方法。 - 【請求項4】 さらに、前記移動端末が基地局と交信で
きないときには、移動端末のキーの操作を無効にするこ
とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の移
動端末に記録されたデータを保護する方法。 - 【請求項5】 紛失した移動端末に記録されたデータを
他人が読み出し、改竄しまたは消去することを防止する
移動端末データ保護システムにおいて、 紛失した移動端末の所有者からの紛失の旨の届け出を記
録する紛失届け記録手段と、 前記移動端末が基地局と交信したときに、位置登録局
は、前記の紛失届け記録手段に記録された紛失の有無を
チェックし、紛失の旨が記録されていない場合には紛失
なしの信号を移動端末に送出し、紛失の旨が記録されて
いる場合には紛失ありの信号を移動端末に送出する手段
と、 前記移動端末が紛失ありの信号を受領したときには、そ
の移動端末はそのキー操作を無効にする手段とを備えた
ことを特徴とする移動端末データ保護システム。 - 【請求項6】 前記信号が紛失ありの信号である場合に
は、さらに、 移動端末中のデータを位置登録局のデータベースに転送
する手段と、 前記移動端末中のデータを受信した位置登録局で、前記
受信したデータを位置登録局のデータベース中に保存す
る記録手段とを備えたことを特徴とする請求項5記載の
移動端末データ保護システム。 - 【請求項7】 前記位置登録局は、前記移動端末中のデ
ータを位置登録局のデータベースに保存した後に、デー
タ消去命令を移動端末に送出する手段をさらに備え、 前記データ消去命令を受信した移動端末は、その移動端
末中のデータを消去する手段を、さらに備えたことを特
徴とする請求項6記載の移動端末データ保護システム。 - 【請求項8】 前記移動端末が基地局と交信できないと
きには、移動端末のキーの操作を無効にする手段を、さ
らに備えたことを特徴とする請求項5ないし7のいずれ
かに記載の移動端末データ保護システム。 - 【請求項9】 位置登録局中に設けられた紛失届け記録
部から紛失ありの信号を受信したとき、または移動端末
が基地局と交信できないときは、そのキーの操作を無効
にする手段を備えたことを特徴とする移動端末。 - 【請求項10】 位置登録局中に設けられた紛失届け記
録部から紛失ありの信号を受信し、前記移動端末のキー
の操作を無効にした後に、前記移動端末中のデータを位
置登録局のデータベースに転送する手段を、さらに備え
たことを特徴とする請求項9記載の移動端末。 - 【請求項11】 前記移動端末中のデータを位置登録局
のデータベースに転送した後に、その移動端末中のデー
タを消去する手段を、さらに備えたことを特徴とする請
求項10記載の移動端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000117829A JP2001309431A (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 移動端末に記録されたデータを保護する方法および移動端末データ保護システム |
Applications Claiming Priority (1)
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