JP2001308417A - 光増幅器評価方法および光増幅器評価装置 - Google Patents

光増幅器評価方法および光増幅器評価装置

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JP2001308417A
JP2001308417A JP2000117055A JP2000117055A JP2001308417A JP 2001308417 A JP2001308417 A JP 2001308417A JP 2000117055 A JP2000117055 A JP 2000117055A JP 2000117055 A JP2000117055 A JP 2000117055A JP 2001308417 A JP2001308417 A JP 2001308417A
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optical
optical amplifier
light
measured
modulator
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Toru Mori
徹 森
Masaru Fukushima
大 福島
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Furukawa Electric Co Ltd
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Ando Electric Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/07Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
    • H04B10/073Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an out-of-service signal
    • H04B10/0731Testing or characterisation of optical devices, e.g. amplifiers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定者によって測定差を生じることなく、被
測定光増幅器の特性を簡便かつ高い精度で測定すること
ができると共に、多数の被測定光増幅器の雑音指数を連
続的に測定することができるようにする。 【解決手段】矩形スペクトル光源1が、広帯域かつ平坦
なスペクトル形状を有する連続光を送信すると、第1の
光変調器2が、これを受信してパルス変調を行う。さら
に、第2の光変調器3が、第1の光変調器2と同一周期
で動作し、ON/OFFパルス動作により時間領域でのサンプ
リング窓を設け、光信号の抽出及び抑圧を行う。このよ
うな制御及び駆動は変調信号発生部4によって行なわれ
る。パルス強調変調された光信号は被測定光増幅器6に
入力され、各光周波数成分毎における増幅後の信号光電
力と、光パルス信号の存在しない時間領域の各光周波数
成分毎の自然放出光電力とが、それぞれ測定され、各波
長に対して演算が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号における波
長(すなわち周波数)が異なる複数の信号光を多重化し
た波長多重信号光(または光周波数多重信号光)を、光
増幅器で増幅する際における、光増幅器の利得ならびに
雑音指数を評価するための光増幅器評価方法および光増
幅器評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、従来より用いられている光増幅器
評価装置における光増幅器の利得、ならびに雑音指数の
測定原理とその方法について説明する。一つの波長(す
なわち、光周波数)を有する信号光、または、近年盛ん
に市場へ投入されている波長(光周波数)の異なるn個
の光源(波長λ1〜λm)が出力する信号光の多重信号
(WDM: Wavelength Division Multiplex)を、光増幅
器で増幅する際の利得[Gn]は、式(3)により求めら
れ、また、雑音指数[NFn]は式(4)により求められ
る。
【0003】
【数3】
【数4】 但し、nは1〜mである。
【0004】ここで、[Pin_n]は光増幅器に入力される
信号光の光電力、[Pout_n]は光増幅器から出力される
増幅された信号光の出力光電力、[PASE_n]は信号光が
有する波長における光増幅器から出力される自然放出光
電力、[Δνn]は自然放出光電力[PASE_n]を測定する光
強度測定装置の光信号光通過帯域幅、[νn]は光増幅器
に入力される信号光固有の光周波数、[h]はプランク定
数である。尚、記述中のサフィックス“ASE”とは、
Amplified Spontaneous Emissionの略であり、励起され
た原子が、外部作用とは関係なく、自発的に光を放出し
て他の定常エネルギー状態に遷移する、いわゆる自然放
出過程による増幅を指すものである。
【0005】ところが、前述の式(4)を用いて雑音指
数[NFn]を求める場合、一般的に自然放出光電力[P
ASE_n]は、増幅された信号光の出力光電力[Pout_n]が
重畳されて出力されるため、直接的に求めることは困難
である。そこで、従来技術においては、下記に述べるよ
うな方法で雑音指数[NFn]を測定していた。
【0006】以下、従来方法による雑音指数[NFn]の
測定方法について詳細に説明する。図15は、従来技術
における光増幅器評価方法及び評価装置の構成を示すブ
ロック図である。すなわち、この図は、従来方法による
光増幅器の利得ならびに雑音指数を測定する方法を説明
するための図である。同図において、互いに異なる波長
(光周波数)の光源101a,101b,101cおよび101nからの信号
光を光合波器102で合波したのち、第1の光変調器103に
てパルス強度変調され、入力側光端子108を介して被測
定光増幅器107に入力される。このときの入力信号光ス
ペクトラムは、図16に示す波長多重入力信号光スペク
トル110であり、第1の光変調器103は、変調信号発生部
105から出力されるパルス信号[a]により制御される。
【0007】被測定光増幅器107からは、入力された信
号光が増幅されて出力されるが、入力信号光がパルス変
調されているため、増幅された信号光出力は、被測定増
幅器の伝搬遅延を受けて位相がシフトするが、同一周期
のパルス状態で出力される。また、パルスの有無に関わ
らず前述の自然放出光が出力される。このとき、パルス
変調の周期は、被測定光増幅器107が有する増幅媒体の
上準位の原子寿命、またはキャリア寿命より十分に短い
周期であるため、前述の自然放出光は入力信号光のON/O
FFに因らず、ほぼ一定の光出力レベルとなる。また、被
測定光増幅器107の出力光スペクトラムは、図16に示
す被測定光増幅器の出力光スペクトル111のような波形
となる。尚、図16は、従来技術における被測定光増幅
器の波長多重信号光増幅形態を示す図である。
【0008】被測定光増幅器107の出力光は、出力側光
端子109を介して、第2の光変調器104に入力される。こ
こで、第2の光変調器104は、変調信号発生部105より出
力されるパルス信号[b]により制御されるが、第1の光
変調器103と第2の光変調器104は同一周期で駆動され、
第2の光変調器104は、第1の光変調器103の変調タイミ
ングを基準として、360度の範囲に亘って任意に位相設
定を行うことができる。
【0009】先ず、予め入力側光端子108ならびに出力
側光端子109を108'および109'として直接接続し、被測
定光増幅器107へ入力される信号光の各信号光周波数[ν
n]ごとの光電力[Pin_n]を光強度測定装置106にて測定
する。尚、このときのスペクトルは図17の112の通り
である。尚、図17は、従来技術において測定される各
光電力をスペクトル表示により示した図である。
【0010】次に、入力側光端子108ならびに出力側光
端子109を被測定光増幅器107に接続し、被測定光増幅器
107から出力される増幅された信号光の光電力[Pout_n]
を、各信号光周波数ごとに測定する。尚、このときのス
ペクトルは図17の113の通りである。このときの第1
の光変調器103と第2の光変調器104の位相は、図18の
A(第1の光変調器の変調タイミング)と、C(増幅後
の信号光[Pout_n]測定時の第2の光変調器タイミン
グ)の関係であり、被測定光増幅器107が有する導波路
の伝搬時間が遅延となって現れる。尚、図18は、従来
技術において、第1の光変調器及び被測定光増幅器が出
力するパルス光ならびに第2の光変調器のそれぞれの相
対位相関係を示す図である。
【0011】次に、第2の変調器104の位相を、図18
のA(第1の光変調器の変調タイミング)とD(自然放
出光電力[PASE_n]測定時の第2の光変調器タイミン
グ)の関係のように、C(増幅後の信号光[Pout_n]測
定時の第2の光変調器タイミング)に対して180度シフ
トし、被測定光増幅器107が出力する自然放出光電力[P
A SE_n]を各信号光周波数ごとに測定する。このときの自
然放出光スペクトラムは図17の114の波形の通りであ
る。これらの各測定値を、前述の式(3)ならびに式
(4)に代入することで、被測定光増幅器107の利得特
性ならびに雑音指数を演算して求めることができる。
【0012】図19は、上記の演算により求められた、
波長多重信号光増幅時における被測定光増幅器107の利
得、ならびに雑音指数の特性を示したものであり、利得
の波長特性115及び雑音指数の波長特性116を示してい
る。上述のように、従来技術では、多重化された光源の
波長数だけの測定となるため、測定結果は、波長軸にお
いて離散的にプロットされることになる。したがって、
プロット数を増やして連続データを取得するためには、
それに必要な数の光源を用意して多重化する必要があ
る。尚、このような測定技術についは、発明者らが既に
提案した特開平09-018391号公報に開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
よる光増幅器評価方法は、予め固定された既知の単波長
光信号または多波長多重光信号における、チャネルごと
の利得ならびに雑音指数の評価には非常に有効である。
しかし、多波長多重光信号における光増幅器の評価を行
う場合、必要な波長数の光源を用意する必要があり、大
規模かつ高額な評価装置となる。また、各チャネルにお
ける波長が固定的であり、合波器が有する各チャネル毎
の帯域の制限もあり、波長を広い範囲で可変させること
が難しいため、予め用意された光源固有の波長以外の、
たとえば各チャネル間の任意の波長における利得ならび
に雑音指数特性の評価は困難である。
【0014】尚、多くの光源を用意する問題を解決すべ
く、被測定光増幅器へ入力させる光源のチャネル数を実
使用条件より減少させ、光増幅器のhomogeneousな特性
を応用したプローブ方式が提案されている。このプロー
ブ方式は、次のような方法で測定を行っている。すなわ
ち、被測定光増幅器に1チャネルから数チャネルの少な
いチャネル数で、且つ、その全信号光電力が実際に使用
される多重信号光の全光電力と同一の値で入力し、被測
定光増幅器を飽和させる。さらに、可変波長光源または
EELED等のプローブ信号光を、被測定光増幅器に影響を
与えない程度の低入力光電力で入力する。そして、波長
可変光源をプローブ信号光として入力する場合は、プロ
ーブ信号光波長を可変させ、実際のWDM信号光を全チ
ャネル毎に設定し、その状態での被測定光増幅器の出力
信号光電力ならびに出力自然放出光電力を測定すること
によって、実使用状態における利得ならびに雑音指数特
性を算出する方法である。
【0015】しかし、前述のプローブ法では、被測定光
増幅器を飽和させるために入力する信号光の波長(すな
わち、光周波数)の設定条件により、被測定光増幅器の
利得特性が変化するため、homogeneousな特性が維持さ
れる最適条件に設定することは困難である。また、被測
定光増幅器に入力される飽和させるため信号光とプロー
ブ信号光との光周波数が近接した場合、Spectral hole
burning現象により利得特性ならびに雑音指数特性が変
化するなどの問題があり、この方式で正確に被測定光増
幅器の評価を行うことは困難である。
【0016】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、測定者によって測定差を生
じることなく、被測定光増幅器の特性を簡便かつ高い精
度で測定することができると共に、多数の被測定光増幅
器の雑音指数を連続的に測定することができる、光増幅
器評価方法および評価装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、光信号の任意の波長
(すなわち光周波数)において出力レベルが平坦な特性で
あり、且つ、そのスペクトル形状が広帯域に亘って矩形
で、高い光出力有する矩形スペクトル光源に対して、被
測定光増幅器の上準位の原子寿命またはキャリア寿命よ
り十分に短い周期でパルス強度変調し、信号光のON/OFF
状態を時間軸上において一定周期かつ一定幅で存在せし
めて、被測定光増幅器に入力する。そして、第2の光変
調器の位相を制御して、サンプリング窓を光パルス信号
の存在する時間領域に同期させ、矩形スペクトル光源が
有する各光周波数成分毎における増幅後の信号光電力
[Pout_n]と、光パルス信号の存在しない時間領域に同
期させ矩形スペクトル光源が有する各光周波数成分毎に
おける自然放出光電力[PASE_n]とを、それぞれ測定
し、プランク定数を[h]、パルス変調された矩形スペク
トル光源が有する各光周波数成分を[νn]、被測定光増
幅器の各光周波数における利得を[Gn]、光パルス信号
の存在しない時間領域に同期した自然放出光電力[PASE
_n]を測定する際の光強度測定装置の光信号光通過帯域
幅を[Δνn]、矩形スペクトル光源のレベル平坦部分に
おけるサンプリング波長を、n=1〜mとしたとき、前
記被測定光増幅器の雑音指数[NFn]を
【数5】 により前述の各波長(すなわち、光周波数)に対して演算
することを特徴とする。
【0018】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、被測定光増幅器の各入力信号光
の波長(すなわち光周波数)における利得[Gn]を、
【数6】 より算出することを特徴とする。
【0019】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2の発明において、光源として使用する広
帯域な矩形スペクトル光源のスペクトル連続性により、
被測定光増幅器の利得[Gn]ならびに雑音指数[NFn]の
入力光周波数に依存する値の変動を、波長(すなわち、
光周波数)軸に対して連続的に求めることができ、ま
た、その結果より、任意の波長(すなわち、光周波数)に
おける利得[Gn]ならびに雑音指数[NFn]の傾斜を評価
することができることを特徴とする。
【0020】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または請求項2の発明において、被測定光増幅器に入力
されるパルス変調光を、矩形スペクトル光源を電気パル
ス信号で直接パルス変調することによって生成すること
を特徴とする。さらに、請求項5記載の発明は、請求項
1または請求項2の発明において、矩形スペクトル光源
からの出力光が連続光である場合は、電気パルス信号で
駆動する光変調器(例えば、光スイッチ)を通過させるこ
とによりパルス変調して、被測定光増幅器の入力に与え
る光パルスを得ることを特徴とする。
【0021】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
または請求項2の発明において、被測定光増幅器から時
系列で連続して出力される増幅後の信号光電力[P
out_n]及び自然放出光電力[PASE_n]の、異なる二つの
出力光電力を分離するために、被測定光増幅器に供給す
る光パルス信号に同期した、繰り返しパルス信号により
駆動する光変調器(例えば、光スイッチ)を用いることを
特徴とする。さらに、請求項7に記載の発明は、請求項
1または請求項2の発明において、被測定光増幅器から
時系列で連続して出力される増幅後の信号光電力[Pout
_n]及び自然放出光電力[PASE_n]の、異なる二つの出力
光電力をタイミングによるゲート測定機能を有する光ス
ペクトラムアナライザ等の光強度測定装置で測定するこ
とを特徴とする。
【0022】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
または請求項2の発明において、第2の光変調器をON
/OFFすることによるサンプリング窓の幅(すなわ
ち、時間)を、第1の光変調器がON(または、OF
F)となっている幅(すなわち、時間)より狭くすると
共に、第1の光変調器のON(または、OFF)に対す
る第2の光変調器のサンプリング窓の前後時間領域にオ
ーバーラップが存在するような相対位相関係に設定する
ことを特徴とする。さらに、請求項9に記載の発明は、
請求項1または請求項2の発明において、被測定光増幅
器が希土類元素を添加した光ファイバ増幅器であり、強
度変調光の変調周波数が10kHz以上であることを特
徴とする。
【0023】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1または請求項2の発明において、被測定光増幅器が半
導体光増幅器であり、強度変調光の変調周波数が1GH
z以上であることを特徴とする。さらに、請求項11に
記載の発明は、請求項1または請求項2の発明におい
て、信号光のパルス変調に用いられる光変調器(例え
ば、光スイッチ)が音響光学スイッチであることを特徴
とする。また、請求項12に記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2の発明において、被測定光増幅器出力され
る信号光電力[Pout_n]及び自然放出光電力[PASE_n]を
分離するための光変調器(例えば、光スイッチ)が音響光
学スイッチであることを特徴とする。
【0024】請求項13に記載の発明は、請求項1〜請
求項12の何れかの光増幅器評価方法を実現するための
各構成品を制御し、且つ光強度測定装置で検出された結
果より演算を行い、被測定光増幅器の利得[Gn]ならび
に雑音指数[NFn]を算出する制御/演算装置を備え、
自動測定を可能とすることを特徴とする光増幅器測定装
置である。また、請求項14に記載の発明は、請求項1
3の発明において、被測定光増幅器に入力するパルス変
調された矩形スペクトル光源の光電力を可変させ、任意
の入力光電力を設定するための光可変減衰器を備え、制
御/演算装置により制御することを特徴とする。さら
に、請求項15に記載の発明は、請求項13または請求
項14の発明において、光スイッチ等の光経路切り換え
手段を備え、制御/演算装置により制御することによっ
て、被測定光増幅器に入力される各光周波数成分毎の光
電力[Pin_ n]および、被測定光増幅器から出力される増
幅後の信号光電力[Pout_n]及び自然放出光電力[PASE_
n]の二つの出力光電力を自動測定することを特徴とす
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
おける光増幅器評価装置及び光増幅器評価方法の幾つか
の実施の形態を詳細に説明する。先ず、第1の実施の形
態について説明する。図1は、本発明の各実施の形態に
共通の光増幅器評価装置及び光増幅器評価方法の構成を
示すブロック図である。図1の構成は最も基本となるも
のであり、この図1の構成をもとに、以下に述べる種々
の形態の構成へ発展することができる。
【0026】図1において、光増幅器評価装置は、広帯
域かつ平坦なスペクトル形状を有する矩形スペクトル光
源1と、連続光をパルス変調するための第1の光変調器
2と、第1の光変調器2と同一周期で動作し、ON/OFFパ
ルス動作により時間領域でのサンプリング窓を設け、光
信号の抽出・抑圧を行うための第2の光変調器3と、各
光変調器2,3を制御ならびに駆動する変調信号発生部
4と、光スペクトラムアナライザ等の光強度測定装置5
と、エルビウム等の希土類元素を添加した光ファイバ等
で構成される被測定光増幅器6と、入力側光端子7と、
出力側光端子8とによって構成れている。
【0027】図1において、先ず、矩形スペクトル光源
1は、測定者が必要とする波長範囲において、レベルが
平坦かつ広帯域な連続スペクトルを出力する。図2は、
本発明の第1の実施の形態において矩形スペクトル光源
が出力する理想的なスペクトル形状を示す図である。す
なわち、図2に示すような出力スペクトラム9が矩形ス
ペクトル光源1から出力されるが、矩形スペクトルはこ
のような理想的なスペクトル形状に限るものではない。
一般的には、本発明の中で評価対象とされるEDFA等
の光増幅器が信号光無入力時に出力する自然放出光を、
フィルタ等でスペクトル整形したものが使用されるが、
これに限らず、SLD(Super Luminescent Diode)等の
半導体発光素子を使用してもよい。
【0028】第1の光変調器2は高速な光スイッチであ
り、矩形スペクトル光源1から出力される連続光を高速
パルス変調する。また、第1の光変調器2は変調信号発
生部4により出力されるパルス信号[a]で制御され、そ
の変調周波数は、被測定光増幅器が有する増幅媒体の上
準位の原子寿命またはキャリア寿命によって決定され
る。現在のところ、エルビウム等の希土類元素を光ファ
イバコア中に添加したEDFA等の希土類元素添加のフ
ァイバ光増幅器が一般的であり、希土類元素の原子寿命
effは、0.2〜数10msecであるので、10kHz程度以上あ
ればよい。しかし、近年開発されている光増幅器は、帰
還により励起光電力を可変し、利得または出力光電力の
一定制御を行うものが多く、帰還の時定数も無視できな
いため、この実施の形態では125kHz以上に設定してい
る。また、近年、増幅媒体に半導体素子を用いた半導体
光増幅器の研究がなされているが、半導体光増幅器は原
子のキャリア寿命2τeffは数ns以下である。従って被
測定光増幅器6が半導体光増幅器である場合は、1GH
z以上の周波数でパルス変調を行う。
【0029】前述の高速光パルス変調光を被測定光増幅
器6に入射した場合、入力される光パルスがONである
時、被測定光増幅器6は誘導放出により入射された信号
光を増幅する。また、光パルスがOFFであるときは誘導
放出による増幅は行われず、自然放出により広帯域な自
然放出光が出力される。ここで、希土類元素への励起エ
ネルギーによって基底準位から上準位へ励起された電子
は、ある確率において、自らエネルギーを放出する自然
放出過程により光子を放出し、また、光子は、増幅媒体
を進行するに従って誘導放出過程により増幅されて出力
される。
【0030】このとき、励起エネルギーが一定であると
すると、増幅媒体が無入力、つまり信号光が入力されな
い状態の時、励起エネルギーは、自然放出による光子の
放出と、放出された光子の誘導放出過程における増幅と
で、そのほとんどを用いられる。しかし、信号光が入力
されている場合、入力されている信号光の光エネルギー
に依存するが、励起エネルギーの多くが誘導放出により
入力された信号光の増幅に用いられるため、エネルギー
保存則により自然放出による光子放出量は減少する。
【0031】このように、自然放出光は信号光の有無に
より出力光量が変化するが、自然放出過程の時定数は、
希土類元素の上準位の原子寿命2τeffで決定されるた
め、信号光のON/OFF切り換え時間が早く、2τeffより十
分に短い周期でスイッチングした場合、自然放出光量は
信号光のON/OFFによらず一定光量を出力する。そのとき
の自然放出光量は、信号光電力の時間平均値で決定され
る。
【0032】また、励起状態にある増幅媒体へ複数の波
長(すなわち、光周波数)を有する信号光が多重されたW
DM信号光等が入力されると、それぞれの波長の信号光
に対して誘導放出により増幅を行うが、その増幅率は波
長により異なる。ここで多重された信号光の全帯域幅な
らびに中心波長が等しく、また、その全光電力が等しい
場合は、チャネル数(すなわち、多重波長数)によらず、
各波長の利得ならびに雑音指数は等しくなる。ただし、
この条件が満たされるのは、チャネル(波長)間隔がある
値より狭くなった時であり、チャネル間隔が広い場合は
この限りではない。これは希土類元素等の増幅媒体が有
するhomogeneousな特性による現象であり、そのチャネ
ル(波長)間隔は増幅波長が短波長では狭く、長波長にな
るに従い広くなる。
【0033】従って、被測定光増幅器6の使用条件つま
り入力される波長間隔が前述条件を満足する場合は、多
数の信号光を多重したWDM信号光を用いなくとも、前
述の連続スペクトルを有する矩形スペクトル光源等の広
帯域スペクトル光を入射して利得ならびに雑音指数を測
定しても、WDM光源を使用した場合と同一結果が得ら
れる。すなわち、本発明はこのような現象に注目してな
されたものである。
【0034】以下、図面を用いてこれについて詳細に説
明する。図3は、本発明の第1の実施の形態において、
入力される矩形スペクトルと、被測定光増幅器の出力光
スペクトルとによる被測定光増幅器の増幅形態を示す図
である。すなわち、この図は、矩形スペクトル光源1が
出力する広帯域スペクトル9と、被測定光増幅器6によ
る増幅後の出力光スペクトル10と、信号光成分を抑圧
した被測定光増幅器6が出力する増幅時の自然放出光ス
ペクトル11を示している。ここで、波長軸ならびにレ
ベル軸は一例であり、これに限定されるものではない。
【0035】図4は、本発明の第1の実施の形態におい
て測定した、被測定光増幅器6の利得特性ならびに雑音
指数特性を、波長軸を変数として示した図である。すな
わち、同図は、利得の波長特性12と雑音指数の波長特
性13とを示している。従来技術で得られる結果は、前
述したように、用意された波長に限定されたが、本発明
の実施の形態により連続データとして求めることができ
る。ここで、従来技術と本発明の第1の実施の形態にお
ける被測定光増幅器6の増幅形態を比較すると図5のよ
うになる。すなわち、図5は、本発明の第1の実施の形
態と従来技術における波長多重信号光を、同一の被測定
光増幅器に入力した際の増幅形態を示した図である。
【0036】図6に、本発明の第1の実施の形態と従来
技術における、利得特性ならびに雑音指数特性の比較を
示す。すなわち、図6は、本発明の第1の実施の形態と
従来技術における光増幅器評価方法において、被測定光
増幅器の利得ならびに雑音指数測定結果の比較を、波長
軸を変数として示した図である。実際に実験した結果で
は、両者において±0.2dB程度で一致する結果を得
ている。このような原理に基づき、被測定光増幅器6か
ら出力される増幅後の信号光ならびに自然放出光を、出
力側光端子8を介して第2の光変調器または高速光スイ
ッチ(すなわち、第2の光変調器)3に入射する。
【0037】第2の光変調器3は第1の光変調器2と同
様に、変調信号発生部4により制御されるが、その変調
周波数は第1の光変調器2と同一であり、第1の光変調
器2の位相を基準として、360度の範囲で任意に設定
可能である。ここで、被測定光増幅器6からの出力光
は、先に説明したように、パルス変調された信号光が増
幅された信号光電力[Pout_n]と、前述の光パルス信号
の存在しない時間領域に出力される被測定光増幅器6の
自然放出光電力[PASE_n]とが時系列で出力される。
図7は、本発明の第1の実施の形態における被測定光増
幅器が出力するパルス光と第2の光変調器の相対位相関
係を示す図であり、同図に示すように、被測定光増幅器
6からは、出力光タイミング(A)に示すようなタイミ
ングパルスが出力される。そして、第2の光変調器3を
前述の二つの異なる光出力が存在するタイミングに同調
することにより、それぞれを検出することができる。つ
まり、増幅された信号光電力[Pout_n]を検出する場合
は、第2の光変調器3の位相を、図7のB(増幅後の信
号光[Pout_n]測定時の第2の光変調器タイミング)に
示すように設定する。
【0038】このとき、自然放出光は、第2の光変調器
3のOFFステートであるために抑圧される。また、自
然放出光を検出する場合は、第2の光変調器3の位相
を、図7のC(自然放出光電力[PASE_n]測定時の第2
の光変調器タイミング)に示すように設定する。また、
このとき、増幅された信号光は、第2の光変調器3のO
FFステートであるために抑圧される。
【0039】以上のように、増幅後の信号光電力[Pout
_n]ならびに自然放出光電力[PASE_ n]を、矩形スペクト
ル光源1が有する各波長(光周波数)成分[ν1〜νm]にお
いてそれぞれ測定し、利得[Gn]は式(7)により求め
られ、また、雑音指数[NFn]は式(8)により求めら
れる。
【数7】
【数8】 但し、nは1〜mである。すなわち、このようにして演
算することで、被測定光増幅器6の各波長(光周波数)に
おける利得特性[Gn]ならびに雑音指数特性[NFn]を簡
便かつ正確に求めることができる。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。近年開発されている光増幅器は、WDM信号
増幅時の特性を改善するために、増幅率の波長特性を改
善するゲインイコライザと呼ばれる利得補正器を備えて
いる場合が多い。この利得補正器は、誘電多層膜フィル
タや光ファイバブラッググレーティング等のパッシブデ
バイスで構成されているが、デバイス自体に細かなリッ
プル等が存在するため、結果として、光増幅器の利得特
性ならびに雑音指数特性にこのリップルが現れる。
【0041】1台の光増幅器が有するリップル幅が小さ
くても、実際には多段中継で使用されることがほとんど
であるため、特性が同じ場合、中継段数に依存してリッ
プル幅が増加し、最終的には無視できないほどのリップ
ル幅になることがある。このリップルにより、利得なら
びに雑音指数に傾斜ができ、光源の波長がシフトするこ
とで利得ならびに雑音指数が大きく変化することにな
る。従来技術では、予め用意された光源が有する波長の
みの測定であったため、このような細かなリップルによ
る利得ならびに雑音指数の傾斜を明らかにすることは困
難であった。
【0042】第2の実施の形態は、前述の問題の重要性
をかえりみてなされたものであり、第1の実施の形態で
説明したような、矩形スペクトル光源を使用することに
よって、この実施の形態を簡便に実現し得るものであ
る。すなわち、第1の実施の形態で得られる被測定光増
幅器6の利得ならびに雑音指数特性は図4に示されるも
のであり、この一部分を拡大したものを図8に示す。す
なわち、図8は、本発明の第2の実施の形態において、
被測定光増幅器が有するリップルによる利得傾斜の例を
示した図である。
【0043】図8において、Δλは本来設定されている
光源波長λ0からの波長シフト量であり、ΔGは2Δλ
シフトしたときの利得変動幅である。これらのパラメー
タより利得傾斜(GAIN SLOPE)δを容易に求めることがで
きる。図8は利得傾斜の一例を示したものにすぎず、利
得傾斜はこれに限定されるものではない。また、この例
では、利得の傾斜について説明しているが、雑音指数に
ついても同様であり、本実施の形態により雑音指数の傾
斜も容易に求めることができる。
【0044】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図9は、本発明の第3の実施の形態における
光増幅器評価方法および評価装置の構成を示すブロック
図である。この図は、図1における第1の実施の形態か
ら第1の光変調器2を取り除いたものであり、他の構成
は図1と全く変わりはない。すなわち、第1の実施の形
態では、矩形スペクトル光源1が連続発光の形態につい
て説明しているが、矩形スペクトル光源1に電気信号に
よる直接変調機能が備えられている場合、第1の光変調
器2を用いなくとも、図9に示すような構成にて、簡便
かつ高精度の光増幅器評価方法を実現することができ
る。
【0045】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。本発明の第1の実施の形態では、増幅後の信
号光電力[Pout_n]ならびに自然放出光電力[PASE_n]を
それぞれ測定する際、第1の光変調器2に対する第2の
光変調器3の位相を180度ずらして出力している。し
かし、これらの同期が完全ではない場合、または、互い
が一部分重なっている場合には、第2の光変調器3から
の出力に、増幅後の信号光電力[Pout_n]ならびに自然
放出光電力[PASE_n]の成分が漏れ込むことになり、正
確な測定ができなくなる。
【0046】そこで、第4の実施の形態では、第1の光
変調器2と第2の光変調器3のON/OFFの比率を変
え、第2の光変調器3のON時間が第1の光変調器2の
ON時間より短くなるよう設定し、前述の問題を解消す
るものである。すなわち、図10は、本発明の第4の実
施の形態において、第1の光変調器と被測定光増幅器が
出力するパルス光ならびに第2の光変調器の、それぞれ
の相対位相関係を示す図である。図10において、Aは
変調信号発生部4より出力される第1の光変調器2の変
調信号タイミング、Bは第1の光変調器2より出力され
る信号光が、被測定光増幅器6で増幅された後に出力さ
れる出力光タイミング、Cは増幅後の信号光電力[Pout
_n]を検出する際の第2の光変調器3の変調信号タイミ
ング、Dは自然放出光電力[PASE_n]を検出する際の第
2の光変調器の変調信号タイミングである。
【0047】タイミングAとタイミングBとの間に生じ
ている時間差は、被測定光増幅器6を信号光が伝搬する
際に受ける遅延である。この遅延時間は被測定光増幅器
6の構成により異なるため、変調信号発生部4はこの遅
延量を補正する機能を有することが望ましい。ここで、
増幅後の信号光電力[Pout_n]を測定する際のタイミン
グは、タイミングBとタイミングCの組み合わせになる
が、前述のON/OFF比率の変更により、次のような
タイミングで各光変調器が動作する。
【0048】すなわち、時間t0-t1は、被測定光増幅器
6をパルス変調信号光が伝搬する際の遅延である。被測
定光増幅器6から出力される増幅後のパルス信号光は、
t1よりONとなりt4でOFFとなるが、この実施の形態
において、増幅後の信号光電力[Pout_n]を検出する場
合は、t2のタイミングで第2の光変調器3をONにし、
t3のタイミングでOFFに設定する。このような相対タ
イミングに設定することにより、時間t1-t2ならびに時
間t3-t4のガード時間が設けられ、変調信号の相対位相
変動等が多少発生しても、増幅後の信号光電力[P
out_n]を正確に検出することができる。
【0049】また、自然放出光電力[PASE_n]を検出す
る際も同様であり、時間t4-t7までの間パルス光がOF
Fになり、自然放出光が検出可能となる。その組み合わ
せはタイミングBとタイミングDになる。このとき、第
2の光変調器3の位相は、タイミングCより180度シ
フトされ、t5のタイミングで第2の光変調器3をONに
し、t6のタイミングでOFFに設定することで、時間t4
-t5ならびに時間t6-t7のガード時間が設けられる。これ
により、自然放出光電力[PASE_n]も正確に検出できる
ため、観測者によらず、簡便かつ高精度に光増幅器の利
得ならびに雑音指数特性を評価することができる。
【0050】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。図11は、本発明の第5の実施の形態におけ
る光増幅器評価方法および評価装置の構成を示すブロッ
ク図である。この図は、図1における第1の実施の形態
から第2の光変調器2を取り除いたものであり、他の構
成は図1と全く変わりはない。本発明における光増幅器
の評価方法において、光スペクトラムアナライザ等の光
強度測定装置5が、外部からのタイミング信号[b]によ
り同期して測定するゲート測定機能を備える場合、図1
1に示す構成のように第2の光変調器3を省略すること
ができる。また、図12は、本発明の第5の実施の形態
における光増幅器評価方法及び評価装置の他の構成を示
すブロック図である。すなわち、図12に示すように、
第3の実施の形態で説明している矩形パルス光源を併用
しても良い。このように、第5の実施の形態により、簡
略化された光増幅器評価方法を実現することができる。
【0051】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。この実施の形態は、第1の光変調器2ならび
に第2の光変調器3に音響光学変調器(AOM: Acousto
-Optic Modulator)または音響光学スイッチ(AOS: A
cousto-Optic Switch)を使用することを特徴としてい
る。すなわち、音響光学変調器または音響光学スイッチ
は、多種の変調器またはスイッチに比べて高速で動作す
ると共に、ON/OFFの消光比が高いために本発明に
最適である。現在、容易に入手できる音響光学変調器ま
たは音響光学スイッチは数MHzまで変調できるため、
希土類元素の上準位の原子寿命2τeffより充分に短い周
期で変調することができる。また、単体における消光比
は約40〜60dBであるが、被測定光増幅器6の利得
が大きくて、増幅された信号光を消光しきれない場合
は、複数段に亘って縦続接続することにより、非常に高
い消光比を容易に得ることができる。
【0052】次に、本発明の第7の実施の形態について
説明する。この実施の形態は、前述の説明による光増幅
器評価方法を基に、CPU等の制御/演算装置を備え、
変調信号発生部4や光強度測定装置5等の構成品を制御
し、光強度測定装置5で測定された結果を取り込み、且
つ演算することで、測定者に依存せず、簡便かつ高精度
に被測定光増幅器6の利得ならびに雑音指数特性を測定
することのできる光増幅器評価装置を提供することがで
きる。
【0053】次に、本発明の第8の実施の形態について
説明する。前述の第7の実施の形態で説明した光増幅器
評価装置は、さらに、矩形スペクトル光源1と被測定光
増幅器6との間に、任意に減衰量を設定することができ
る光可変減衰器等を備え、制御/演算装置により制御す
ることにより、被測定光増幅器6への入力信号光電力
[Pin_n]を、測定者が所望する値に自動的に設定するこ
とが可能になる。従って、異なる複数の入力信号光電力
[Pin_n]を自動設定することができ、簡便かつ高精度に
被測定光増幅器6の利得ならびに雑音指数特性を測定す
ることのできる光増幅器評価装置を提供することができ
る。
【0054】次に、本発明の第9の実施の形態について
説明する。光増幅器評価測定装置において、被測定光増
幅器6の利得ならびに雑音指数を演算するためには、被
測定光増幅器6に入力される信号光電力[Pin_n]、被測
定光増幅器6により増幅された信号光電力[Pout_n]、
ならびに被測定光増幅器6が出力する自然放出光電力
[PASE_n]を、それぞれ測定する必要がある。増幅され
た信号光電力[Pout_n]ならびに自然放出光電力[PASE_
n]は、前述の各実施の形態で説明したように、第2の光
変調器3の位相をシフトすることでそれぞれ求めること
ができるが、入力される信号光電力[Pin_n]は被測定光
増幅器6を接続する前に予め求めておく必要があった。
【0055】前述の第8の実施の形態で説明したよう
に、光可変減衰器等で被測定光増幅器6への入力信号光
電力[Pin_n]を異なる複数の条件にて設定する場合は、
被測定光増幅器6を接続する前に全て測定しておく必要
があること、また、測定者によるつなぎ換え、または偶
発的な光源出力電力変動等で、測定結果に誤差が生じる
ことがあり、自動かつ高精度な光増幅器評価装置を実現
することが困難である。
【0056】そこで、第9の実施の形態では、前述のよ
うな問題点を解決するために図13のような回路構成に
している。すなわち、図13は、本発明の第9の実施の
形態における光経路切り換え手段の構成例を示すブロッ
ク図である。第9の実施の形態においては、前述のよう
な問題を解消するために、図13に示すように、1×2
光スイッチ等の光経路切り換え手段14aならびに14
bを設けている。すなわち、光経路切り換え手段14a
の端子2に入力側光端子7を接続し、且つ、光経路切り
換え手段14bの端子2に出力側光端子8を接続するこ
とによって、被測定光増幅器6にそれぞれ接続して経路
とする。また、光経路切り換え手段14aの端子3と
光経路切り換え手段14bの端子3とを直接接続して経
路とする。これによって、測定項目ごとに経路と経
路とを切り換えることで前述のような課題を解消し、
測定者によらず、簡便かつ高精度に被測定光増幅器の利
得ならびに雑音指数特性を自動測定することのできる光
増幅器評価装置を提供することができる。
【0057】図14は、本発明の第9の実施の形態にお
ける光経路切り換え手段の他の構成例を示すブロック図
である。すなわち、図14では、光経路切り換え手段1
5が2×2光スイッチで、その切り換え形態がクロス型
であり、端子1ならびに端子3は、端子2および端子4
へそれぞれ相対的に設定できるように構成されている。
尚、この実施の形態で説明した光経路切り換え手段の形
態は一例にすぎず、他の形態であってもよく、特に図示
された形態に限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、測定者によって測定結果に差が生じることがなく、
光増幅器の利得ならびに雑音指数特性を簡便かつ高い精
度で測定することができると共に、多数の光増幅器を連
続的に測定することのできる光増幅器評価方法及び光増
幅器評価装置を提供することができる。また、この発明
によれば、多数の光源を用意しなくても、波長多重信号
光増幅時の利得ならびに雑音指数特性を簡便かつ高い確
度で連続的に測定することができると共に、複数の被測
定光増幅器を、ばらつきが少なく、かつ自動的に性能を
判断することができる。さらに、この発明によれば、光
増幅器の研究開発、製造検査および納入検査、経年劣化
検査等を簡便かつ正確に行うことができる。また、この
発明の方法または装置を用いることにより、光信号伝送
路で用いられる全数の光増幅器を簡便かつ正確に測定す
ることができるので、伝送路ならびに分岐器などを含む
光信号伝送路の雑音設計を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の各実施の形態に共通の光増幅器評価
方法および光増幅器評価装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 本発明の第1の実施の形態において矩形スペ
クトル光源が出力する理想的なスペクトル形状を示す図
である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態において、入力さ
れる矩形スペクトルと、被測定光増幅器の出力光スペク
トルとによる被測定光増幅器の増幅形態を示す図であ
る。
【図4】 本発明の第1の実施の形態において測定し
た、被測定光増幅器の利得特性ならびに雑音指数特性
を、波長軸を変数として示した図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態と従来技術におけ
る波長多重信号光を、同一の被測定光増幅器に入力した
際の増幅形態を示した図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態と従来技術におけ
る、利得特性ならびに雑音指数特性の比較を、波長軸を
変数として示した図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態において、被測定
光増幅器が出力するパルス光と第2の光変調器の相対位
相関係を示す図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態において、被測定
光増幅器が有するリップルによる利得傾斜の例を示した
図である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態における光増幅器
評価方法および評価装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】 本発明の第4の実施の形態において、第1
の光変調器と被測定光増幅器が出力するパルス光ならび
に第2の光変調器の、それぞれの相対位相関係を示す図
である。
【図11】 本発明の第5の実施の形態における光増幅
器評価方法および評価装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】 本発明の第5の実施の形態における光増幅
器評価方法及び評価装置の他の構成を示すブロック図で
ある。
【図13】 本発明の第9の実施の形態における光経路
切り換え手段の構成例を示すブロック図である。
【図14】 本発明の第9の実施の形態における光経路
切り換え手段の他の構成例を示すブロック図である。
【図15】 従来技術における光増幅器評価方法及び評
価装置の構成を示すブロック図である。
【図16】 従来技術において、被測定光増幅器の波長
多重信号光増幅形態を示す図である。
【図17】 従来技術において測定される各光電力をス
ペクトル表示により示した図である。
【図18】 従来技術において、第1の光変調器、被測
定光増幅器が出力するパルス光ならびに第2の光変調器
のそれぞれの相対位相関係を示す図である。
【図19】 従来技術における光増幅器評価方法および
評価装置において、被測定光増幅器の利得ならびに雑音
指数測定結果を波長軸を変数として示した図である。
【符号の説明】
1 矩形スペクトル光源 2、3 光変調器 4 変調信号発生部 5 光強度測定装置(光スペクトラムアナライザ) 6 被測定増幅器(被測定光増幅器) 7、7' 入力側光端子 8、8' 出力側光端子 9 矩形スペクトル光源1が出力する光帯域スペクトル 10 被測定光増幅器の出力スペクトル 11 信号光成分を抑圧した時の自然放出光スペクトル 12 利得の波長特性 13 雑音指数の波長特性 14a、14b、15 光経路切り換え手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 大 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H079 AA04 BA01 CA04 KA18 KA19 5F072 AB09 AK06 HH07 JJ20 RR01 SS06 YY17

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号の任意の波長範囲において出力レ
    ベルが平坦な特性であり、且つ、そのスペクトル形状が
    広帯域に亘って矩形で、高レベルの光出力を有する矩形
    スペクトル光源と、 前記矩形スペクトル光源の出力光をパルス変調し、光信
    号のON/OFF状態を任意の一定周期で時間領域に存在せし
    める第1の光変調器と、 前記第1の光変調器と同期し、同一周期のON/OFFパルス
    動作により、時間領域にサンプリング窓を設け、光信号
    の抽出・抑圧を行うための第2の光変調器と、前記第1
    の光変調器ならびに前記第2の光変調器を制御する変調
    信号発生部と、光信号通過帯域幅[Δνn]を有し、各周
    波数ごとの光強度を測定する光強度測定装置と、 希土類元素添加光ファイバ等で構成される被測定光増幅
    器とを備え、 前記矩形スペクトル光源から出力される信号光に対し
    て、前記被測定光増幅器の増幅媒体によって決定される
    上準位の原子寿命、またはキャリア寿命より十分に短い
    周期でパルス強度変調をかけ、これによって発生したパ
    ルスを前記被測定光増幅器に与え、 前記被測定光増幅器の出力光のうち、 前記第2の光変調器の位相を制御し、前記サンプリング
    窓を光パルス信号の存在する時間領域に同期させ、前記
    矩形スペクトル光源が有する各光周波数成分ごとの増幅
    後の信号光電力[Pout_n]と、 前記光パルス信号の存在しない時間領域に同期させ、前
    記矩形スペクトル光源が有する各光周波数成分ごとの自
    然放出光電力[PASE_n]とを、それぞれ測定し、 プランク定数を[h]、パルス変調された前記矩形スペク
    トル光源が有する各光周波数成分を[νn]、前記被測定
    光増幅器の各光周波数における利得を[Gn]、前記自然
    放出光電力[PASE_n]を測定する際の、前記光強度測定
    装置の光信号光通過帯域幅を[Δνn]、前記矩形スペク
    トル光源のレベル平坦部分におけるサンプリング波長
    を、n=1〜mとしたとき、前記被測定光増幅器の雑音
    指数[NFn]を 【数1】 により前記各波長に対して演算することを特徴とする光
    増幅器評価方法。
  2. 【請求項2】 前記被測定光増幅器の利得[Gn]は、該
    被測定光増幅器に入力される前記矩形スペクトル光源が
    有する各波長成分[νn]毎の光電力を[Pin_n]としたと
    き、 【数2】 によって演算されることを特徴とする請求項1に記載の
    光増幅器評価方法。
  3. 【請求項3】 前記被測定光増幅器に入力される前記矩
    形スペクトル光源が有するスペクトルの連続性により、
    該被測定光増幅器の利得[Gn]及び雑音指数[NFn]の入
    力光周波数に依存する値の変動を、波長軸に対して連続
    的に求めることができ、且つ、その結果より、任意の波
    長における利得[Gn]ならびに雑音指数[NFn]の傾斜を
    求めることができることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の光増幅器評価方法。
  4. 【請求項4】 前記矩形スペクトル光源を電気パルス信
    号で直接駆動することにより入力光パルス信号を得るこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光増幅
    器評価方法。
  5. 【請求項5】 前記矩形スペクトル光源からの出力光が
    連続光である場合において、電気パルス信号で駆動する
    光変調器を通過させることにより、前記被測定光増幅器
    の入力に与える光パルスを得ることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の光増幅器評価方法
  6. 【請求項6】 前記被測定光増幅器から時系列で連続し
    て出力される、増幅後の信号光電力[Pout_n]及び自然
    放出光電力[PASE_n]を分離するために、前記被測定光
    増幅器に供給する光パルス信号に同期した繰り返しパル
    ス信号によって駆動する光変調器を用いることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の光増幅器評価方
    法。
  7. 【請求項7】 前記被測定光増幅器から時系列で連続し
    て出力される、増幅後の信号光電力[Pout_n]及び自然
    放出光電力[PASE_n]を検出するために、タイミングに
    よるゲート測定機能を有する前記光強度測定装置により
    測定することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の光増幅器評価方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の光変調器をON/OFFする
    ことによるサンプリング窓の幅となる時間を、第1の光
    変調器がONまたはOFFとなっている時間より短くす
    ると共に、前記第1の光変調器のONまたはOFFに対
    する、前記第2の光変調器のサンプリング窓の前後時間
    領域にオーバーラップが存在するような相対位相関係に
    設定し、ガード時間を設けることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の光増幅器評価方法。
  9. 【請求項9】 前記被測定光増幅器が希土類元素を添加
    した光ファイバ増幅器であり、強度変調光の変調周波数
    が10kHz以上であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の光増幅器評価方法。
  10. 【請求項10】 前記被測定光増幅器が半導体光増幅器
    であり、強度変調光の変調周波数が1GHz以上である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光増
    幅器評価方法。
  11. 【請求項11】 前記光変調器が音響光学変調器である
    ことを特徴とする請求項5に記載の光増幅器評価方法。
  12. 【請求項12】 前記光変調器が音響光学変調器である
    ことを特徴とする請求項6に記載の光増幅器評価方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜請求項12の何れかの光増
    幅器評価方法を実現するための各構成品を制御し、且つ
    前記光強度測定装置で検出された結果より演算を行い、
    前記被測定光増幅器の利得[Gn]ならびに雑音指数[NF
    n]を算出する制御/演算装置を備え、自動測定を可能と
    することを特徴とする光増幅器測定装置。
  14. 【請求項14】 前記被測定光増幅器に入力されるパル
    ス変調された前記矩形スペクトル光源の光電力を可変さ
    せて、任意の入力光電力を設定する光可変減衰器を備
    え、前記制御/演算装置により制御することを特徴とす
    る請求項13に記載の光増幅器評価装置。
  15. 【請求項15】 光経路切り換え手段を備え、前記制御
    /演算装置により制御することにより、前記被測定光増
    幅器に入力される各光周波数成分毎の光電力[Pin_n]、
    及び、前記被測定光増幅器から出力される増幅後の信号
    光電力[Pout_n]及び自然放出光電力[PASE_n]を自動測
    定することを特徴とする請求項13または請求項14に
    記載の光増幅器測定装置。
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