JP2001307845A - Zifコネクタ - Google Patents

Zifコネクタ

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JP2001307845A JP2000119248A JP2000119248A JP2001307845A JP 2001307845 A JP2001307845 A JP 2001307845A JP 2000119248 A JP2000119248 A JP 2000119248A JP 2000119248 A JP2000119248 A JP 2000119248A JP 2001307845 A JP2001307845 A JP 2001307845A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手側コネクタが固定されている場合で
も、相手側コネクタとの嵌合の際、相手側コネクタに追
従でき、位置ずれなく完全嵌合し安定した接続特性を持
つZIFコネクタを得ることである。 【解決手段】 本発明のZIFコネクタ9では、相手側
コネクタ111およびハウジング20が固定されている
状態で、駆動部材40および50を操作するとき、イン
シュレータ30の嵌合部は、嵌合受入部内にコネクタ厚
み方向に所定の許容寸法A〜Bだけ誘導移動される一
方、所定距離Hだけ嵌合方向に移動しガイドされ位置決
めされる。本発明のZIFコネクタ9は、インシュレー
タ30の嵌合部と相手側コネクタ111の嵌合受入部と
の嵌合・離脱の一方の動作が直接誘導されることを特徴
とする。インシュレータ30には、コンタクト10の駆
動端部12を収納しコネクタ厚み方向にガイドする案内
溝31が、嵌合方向に沿って穿設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ZIFコネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のZIFコネクタの従来例として
は、実登平9−2556928、特開平4−7076、
や特開昭61−27074がある。
【0003】相手側コネクタとの嵌合のとき、コンタク
トを支持するインシュレータと、相手側コネクタの相手
側インシュレータとがコネクタ厚み(幅)やコネクタ長
手方向で位置決めされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来例
のZIFコネクタでは、相手側コネクタが固定されてい
る場合には、相手側コネクタとの嵌合の際、位置ずれが
あまり許容できない。そのため、相手側コネクタに追従
できず、位置ずれで不完全嵌合する結果、安定した接続
特性が得られないという欠点がある。
【0005】例えば、遠隔操作により、相手側コネクタ
に対して上下嵌合方向に強制的に下に移動させる場合で
も、途中で係止してしまい、同様に、安定した接続特性
が得られない。
【0006】そこで、本発明の技術的課題は、相手側コ
ネクタが固定されている場合でも、相手側コネクタとの
嵌合の際、相手側コネクタに追従でき、位置ずれなく完
全嵌合し安定した接続特性が得られるZIFコネクタを
得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ために、次の手段を採用する。
【0008】(1) 相手側コンタクトを保持した嵌合
受入部を有する相手側コネクタに対して嵌合・接続する
コネクタにおいて、嵌合方向に沿って延びるコンタクト
と、該コンタクトを保持するハウジングと、前記相手側
コネクタの前記嵌合受入部に嵌まるように前記嵌合方向
に沿って突出した嵌合部を有するインシュレータと、前
記ハウジングと該インシュレータとの間に配され該イン
シュレータを前記嵌合方向およびコネクタ厚み方向に摺
動・移動させる駆動部材とを有するZIFコネクタであ
って、前記コンタクトは、駆動端部と、該駆動端部から
頂点を形成するように山形状に湾曲して延設し相手側コ
ンタクトと摺接する接点部とを持ち、前記インシュレー
タは、前記ハウジングに対して前記相手側コネクタとの
嵌合方向に摺動自在に保持される一方、前記相手側コネ
クタの前記嵌合受入部に対して前記コネクタ厚み方向に
誘導移動用の所定の許容寸法を備えると共に、前記イン
シュレータの前記嵌合部には、前記コネクタ厚み方向に
突出する凸部が、前記駆動端部を押圧するように、形成
される結果、前記相手側コネクタが固定されている状態
で、前記駆動部材を操作するとき、前記インシュレータ
の嵌合部は、前記所定の許容寸法だけ前記コネクタ厚み
方向に誘導移動されて嵌合・接続することを特徴とする
ZIFコネクタ。
【0009】(2) (1)のZIFコネクタにおい
て、前記インシュレータには、前記コンタクトの駆動端
部を収納し前記コネクタ厚み方向にガイドする案内溝
が、前記嵌合方向に沿って穿設される結果、前記相手側
コネクタの前記嵌合受入部内に位置決め・ガイドされる
ことを特徴とするZIFコネクタ。
【0010】(3) (2)のZIFコネクタにおい
て、前記駆動部材は、コネクタ長手方向に駆動・摺動す
るスライダと、該スライダを収納するカム溝が設けられ
該スライダの摺動移動に応じて前記コネクタ嵌合方向に
駆動されるアクチュエータとから成り、該アクチュエー
タのカム溝は、前記コネクタ嵌合方向に傾斜する方向に
穿設された中央スロットおよび前記コネクタ長手方向に
穿設された一対の左右スロットが互いに連通するように
形成される結果、該左右スロットは、前記コネクタ嵌合
方向に前記所定距離だけ離間しており、前記スライダお
よび前記アクチュエータが互いに当接するように、前記
スライダには外側斜面部が、カム部として形成される一
方、前記アクチュエータのカム溝には、内側斜面部がカ
ム従属部として形成されており、前記ハウジングと前記
アクチュエータとの間に前記スライダを前記コネクタ長
手方向の第1の方向に操作することにより、前記外側斜
面部が前記内側斜面部を前記嵌合方向に押し上げ、前記
アクチュエータは、前記コネクタ嵌合方向に前記所定距
離だけ駆動されて摺動移動する結果、前記インシュレー
タの凸部が、前記コンタクトの駆動端部を押圧し、前記
コンタクトの接点部が前記相手側コンタクトに摺接し、
これにより、前記相手側コネクタに対して嵌合・接続の
動作が行われることを特徴とするZIFコネクタ。
【0011】(4) (3)のZIFコネクタにおい
て、前記スライダは、スライダ本体と、該スライダ本体
から前記コネクタ厚み方向に突出してカム部として作用
する円柱状突起とを備え、前記ハウジングと前記アクチ
ュエータとの間から前記スライダを前記コネクタ長手方
向の第2の方向に操作することにより、前記カム溝内で
前記円柱状突起が前記コネクタ長手方向に摺動し前記ア
クチュエータが押し下げられる結果、前記アクチュエー
タは、カム従属部材として作用し、前記嵌合方向とは逆
向きに移動して前記相手側コネクタとの離脱の動作が行
われることを特徴とするZIFコネクタ。
【0012】
【作用】アクチュエータとハウジングとの間に配された
スライダは、コネクタ嵌合方向に直交するコネクタ長手
方向に沿って、挿入または引き抜き動作をすると、スラ
イド移動する。
【0013】スライダをコネクタ長手方向に挿入動作す
るとき、スライダの外側斜面部は、カム部として作用す
る。
【0014】インシュレータのカム溝における凸部は、
コンタクトの駆動端部を押圧し、コンタクトの接点部が
相手側コンタクトに摺接するように案内する。
【0015】このように、コネクタ嵌合するように、相
手側コネクタに誘われて、コネクタ厚み方向に所定寸法
内で摺接案内される一方、コネクタ長手方向に位置決め
され正規の嵌合位置まで移動する。
【0016】詳しく述べると、スライダはコネクタ長手
方向に摺動移動するとき、アクチュエータの内側斜面部
と当接しながらアクチュエータを押し上げるように作用
する。
【0017】このとき、アクチュエータの内側斜面部
は、カム従属部として作用する。アクチュエータは、コ
ネクタ嵌合方向の上方向に所定距離だけ駆動されて摺動
移動する。その結果、コネクタは、接続特性も安定し
て、相手側コネクタと嵌合・接続する。
【0018】また、スライダをコネクタ長手方向に引き
抜き動作するとき、アクチュエータの案内溝に遊嵌され
ているスライダの円柱状突起は、カム部として作用す
る。このとき、スライダはコネクタ長手方向に摺動移動
する結果、アクチュエータを押し下げるように作用す
る。アクチュエータは、カム従属部材として作用し、所
定距離だけコネクタ反嵌合方向すなわち離脱方向に駆動
されて移動される。その結果、コネクタは、接続特性も
安定して、相手側コネクタから離脱する。
【0019】
【発明の実施の形態】さて、本発明の実施の形態による
コネクタを図面を用いて説明する。
【0020】図1〜図13を参照して、本発明の実施の
形態によるコネクタ9は、相手側コンタクト60を保持
した嵌合受入部70Aを持つ相手側レセプタクルハウジ
ング70を有する相手側コネクタ111に対して嵌合・
接続するものである。
【0021】コネクタ9は、上下方向(嵌合方向)に沿
って延びるコンタクト10と、コンタクト10を保持す
るハウジング20と、相手側レセプタクルハウジング7
0の嵌合受入部70Aに嵌まるように嵌合方向に沿って
突出した嵌合部を有するインシュレータ30と、ハウジ
ング20とインシュレータ30との間に配されインシュ
レータ30を嵌合方向およびコネクタ厚み方向に摺動・
移動させる駆動部材(図2および図3のアクチュエータ
50およびスライダ40)とを有するZIFコネクタで
ある。
【0022】コンタクト10は、駆動端部12と、駆動
端部12から頂点を形成するように山形状に湾曲して延
設し相手側コンタクトと摺接する接点部11とを持つ。
【0023】インシュレータ30は、ハウジング20に
対して相手側コネクタ111との嵌合方向に摺動自在に
保持され、かつ嵌合部には凸部31が、駆動端部12を
押圧するカム部として作用するように、嵌合方向と直交
するコネクタ厚み方向に突出し、相手側コネクタとの間
に所定の許容寸法(AやB)を与えるするように設けら
れている。
【0024】相手側コネクタ111およびハウジング2
0が固定されている状態で、駆動部材のスライダ40を
ハウジング20とアクチュエータ50との間に挿入操作
するとき、インシュレータ30の嵌合部は、嵌合受入部
70A内に位置決めされ所定距離Hだけ嵌合方向に移動
しガイドされる。
【0025】図11には、インシュレータ30の嵌合部
と相手側コネクタ111の嵌合受入部70Aとの嵌合動
作が直接誘導されたことを示している。コネクタ9に対
して相手側コネクタ111が少し右に位置ずれの状態で
ある。
【0026】インシュレータ30は、相手側レセプタク
ルハウジング70に位置決めされるので、ハウジング2
0に対して少し右に位置ずれの状態となる。
【0027】インシュレータ30には、コンタクト10
の駆動端部12を収納しコネクタ厚み方向にガイドする
案内溝33(凸部31)が、嵌合方向に沿って穿設され
ている。案内溝33(凸部31)が駆動端部12を押圧
することにより、コンタクト10の接触力は生じる。そ
の結果、案内溝33(凸部31)と相手側コンタクト6
0との距離は、所定の許容寸法内にある。そのため、図
10のA=Bまたは図11のA<Bになるが、コネクタ
厚み方向の位置ずれに余裕を持っていて、ほぼA=B
(一定)に保たれるので、接続特性が安定する。
【0028】図2および図3に示された駆動部材は、左
右方向(コネクタ長手方向)に駆動・摺動するスライダ
40と、スライダ40を収納するカム溝52、52が設
けられスライダ40の摺動移動に応じて上下方向(コネ
クタ嵌合方向)に駆動されるカム従属部材すなわちアク
チュエータ50とから成る。
【0029】アクチュエータ50のカム溝52、52
は、コネクタ嵌合方向に略45度傾斜する方向に穿設さ
れた中央スロット52Cおよびコネクタ長手方向に穿設
された一対の左右スロット52L、52Rが互いに連通
するように形成される。その結果、左右スロット52
L、52Rは、コネクタ嵌合方向に所定距離Hだけ離間
している。
【0030】スライダ40およびアクチュエータ50が
互いに当接するように、スライダ40には外側斜面部
(カム部すなわちカム斜面)41−3が形成される一
方、アクチュエータ50のカム溝52には、内側斜面部
(カム従属部すなわちカム従属斜面)51−3が形成さ
れている。本発明では、図12から図13への接続状態
で強い力が必要であるため、スライダ40およびアクチ
ュエータ50の当接機構は、カム・カム従属構造を採用
する。
【0031】ハウジング20とアクチュエータ50との
間にスライダ40をコネクタ長手方向に挿入動作(第1
の方向)することにより、外側斜面部が内側斜面部を嵌
合方向に押し上げ、アクチュエータ50は、コネクタ嵌
合方向に所定距離Hだけ摺動移動する。その結果、イン
シュレータのカム溝33(凸部31)が、コンタクト1
0の駆動端部12を押圧し、コンタクト10の接点部1
1が相手側コンタクト60に摺接する。
【0032】このようにして、コネクタ9は、相手側コ
ネクタ111に対して嵌合・接続の動作が行われる。
【0033】また、図9から図10に示すように、コネ
クタ嵌合が行われる。しかし、図11に示すように、コ
ネクタ厚み方向に位置ずれた状態で嵌合する場合(A<
B)でも、インシュレータ30は所定の寸法内で移動す
る。その結果、相手側レセプタクルハウジング70に位
置決めされる。この位置ずれ量Cが大きい場合でも、案
内溝31は、コンタクト10の先端部を相手側コンタク
ト60の所定位置に移動させるためピッチエラーが起き
ない。
【0034】更に詳しく述べると、スライダ40は、ス
ライダ本体と、スライダ本体からコネクタ厚み方向に突
出する円柱状突起42とを備える。尚、カム溝52、円
柱状突起42は小さい寸法で構成できるため、全体とし
て、駆動部材を小さく構成できる。
【0035】図13から図12への非接続状態には、比
較的弱い力でアクチュエータ50の移動が可能である。
ハウジング20とアクチュエータ50との間からスライ
ダ40をコネクタ長手方向に引き抜き操作(第1の方向
と反対の第2の方向)することにより、カム溝52内で
円柱状突起42がコネクタ長手方向に摺動しアクチュエ
ータ50が押し下げられる。その結果、アクチュエータ
50は嵌合方向とは逆向きに移動して相手側コネクタ1
11との離脱の動作が行われる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、相手側コネクタが固定
されている場合でも、相手側コネクタとの嵌合の際、相
手側コネクタに追従でき、位置ずれなく完全嵌合し安定
した接続特性が得られるZIFコネクタを得られるとい
う効果を奏する。
【0037】また、例えば、遠隔操作により、相手側コ
ネクタに対して上下嵌合方向に強制的に移動させる場合
でも、同様に、安定した接続特性が得られるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるコネクタ9および相
手側コネクタ111の分解斜視図である。
【図2】図1のコネクタ9のアクチュエータ50の斜視
図である。
【図3】図1のコネクタ9のスライダ40の斜視図であ
る。
【図4】図1のコネクタ9の正面図である。
【図5】図1のコネクタ9の右側面図である。
【図6】図1のコネクタ9の上面図である。
【図7】図1の相手側コネクタ111の正面図である。
【図8】図7の相手側コネクタ111の右側面図であ
る。
【図9】図1のコネクタ9および相手側コネクタ111
とのコネクタ嵌合接続の前の解放状態の断面図である。
【図10】図9の状態からコネクタ嵌合接続状態でコネ
クタ厚み方向に位置ずれ無しのときの断面図で、A=B
の状態を示す。
【図11】図9の状態からコネクタ嵌合接続状態でコネ
クタ厚み方向に位置ずれ有りのときの断面図で、A<B
の状態を示す。
【図12】スライダ40を挿入接続する前の状態を示す
断面図で、スライダ40はその外側斜面部41−3が、
アクチュエータ50のカム溝52内で、アクチュエータ
50の内側斜面部51−3に対して少し離間した状態に
ある。
【図13】スライダ40を右から左方向に挿入接続した
後の状態を示す断面図で、スライダ40はその外側斜面
部41−3が、アクチュエータ50のカム溝52内で、
アクチュエータ50の内側斜面部51−3に当接し、ア
クチュエータ50を押し上げたことを示す。
【符号の説明】
A、B インシュレータ30の嵌合部と相手側レセプ
タクルハウジング70の嵌合受入部70Aとの間の離間
距離(コネクタ厚み方向に所定の許容寸法でほぼ一定、
A〜B) H アクチュエータ50が上下嵌合方向に沿って駆動
され摺動移動する所定距離 9 本発明の実施の形態によるコネクタ(ZIFコネ
クタ) 10 コンタクト 11 接点部 12 駆動端部 20 ハウジング 21 ハウジングベース端部 30 インシュレータ(プラグインシュレータ) 31 凸部(カム部) 33 案内溝 40 スライダ 41−3 外側斜面部(カム部) 42 円柱状突起 43 スライダフック端 50 アクチュエータ(カム従属部材) 51−3 内側斜面部(カム従属部) 52、52 カム溝 52C 中央スロット 52L、52R 一対の左右スロット 60 相手側コンタクト 70 相手側レセプタクルハウジング 70A 嵌合受入部 80 ホールドダウン 111 相手側コネクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側コンタクトを保持した嵌合受入部
    を有する相手側コネクタに対して嵌合・接続するコネク
    タにおいて、 嵌合方向に沿って延びるコンタクトと、該コンタクトを
    保持するハウジングと、前記相手側コネクタの前記嵌合
    受入部に嵌まるように前記嵌合方向に沿って突出した嵌
    合部を有するインシュレータと、前記ハウジングと該イ
    ンシュレータとの間に配され該インシュレータを前記嵌
    合方向およびコネクタ厚み方向に摺動・移動させる駆動
    部材とを有するZIFコネクタであって、 前記コンタクトは、駆動端部と、該駆動端部から頂点を
    形成するように山形状に湾曲して延設し相手側コンタク
    トと摺接する接点部とを持ち、 前記インシュレータは、前記ハウジングに対して前記相
    手側コネクタとの嵌合方向に摺動自在に保持される一
    方、前記相手側コネクタの前記嵌合受入部に対して前記
    コネクタ厚み方向に誘導移動用の所定の許容寸法を備え
    ると共に、 前記インシュレータの前記嵌合部には、前記コネクタ厚
    み方向に突出する凸部が、前記駆動端部を押圧するよう
    に、形成される結果、 前記相手側コネクタが固定されている状態で、前記駆動
    部材を操作するとき、前記インシュレータの嵌合部は、
    前記所定の許容寸法だけ前記コネクタ厚み方向に誘導移
    動されて嵌合・接続することを特徴とするZIFコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1のZIFコネクタにおいて、 前記インシュレータには、前記コンタクトの駆動端部を
    収納し前記コネクタ厚み方向にガイドする案内溝が、前
    記嵌合方向に沿って穿設される結果、 前記相手側コネクタの前記嵌合受入部内に位置決め・ガ
    イドされることを特徴とするZIFコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2のZIFコネクタにおいて、 前記駆動部材は、コネクタ長手方向に駆動・摺動するス
    ライダと、該スライダを収納するカム溝が設けられ該ス
    ライダの摺動移動に応じて前記コネクタ嵌合方向に駆動
    されるアクチュエータとから成り、 該アクチュエータのカム溝は、前記コネクタ嵌合方向に
    傾斜する方向に穿設された中央スロットおよび前記コネ
    クタ長手方向に穿設された一対の左右スロットが互いに
    連通するように形成される結果、該左右スロットは、前
    記コネクタ嵌合方向に前記所定距離だけ離間しており、 前記スライダおよび前記アクチュエータが互いに当接す
    るように、前記スライダには外側斜面部が、カム部とし
    て形成される一方、前記アクチュエータのカム溝には、
    内側斜面部がカム従属部として形成されており、 前記ハウジングと前記アクチュエータとの間に前記スラ
    イダを前記コネクタ長手方向の第1の方向に操作するこ
    とにより、前記外側斜面部が前記内側斜面部を前記嵌合
    方向に押し上げ、前記アクチュエータは、前記コネクタ
    嵌合方向に前記所定距離だけ駆動されて摺動移動する結
    果、 前記インシュレータの凸部が、前記コンタクトの駆動端
    部を押圧し、前記コンタクトの接点部が前記相手側コン
    タクトに摺接し、 これにより、前記相手側コネクタに対して嵌合・接続の
    動作が行われることを特徴とするZIFコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3のZIFコネクタにおいて、 前記スライダは、スライダ本体と、該スライダ本体から
    前記コネクタ厚み方向に突出してカム部として作用する
    円柱状突起とを備え、 前記ハウジングと前記アクチュエータとの間から前記ス
    ライダを前記コネクタ長手方向の第2の方向に操作する
    ことにより、 前記カム溝内で前記円柱状突起が前記コネクタ長手方向
    に摺動し前記アクチュエータが押し下げられる結果、 前記アクチュエータは、カム従属部材として作用し、前
    記嵌合方向とは逆向きに移動して前記相手側コネクタと
    の離脱の動作が行われることを特徴とするZIFコネク
    タ。
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