JP2001307667A - X線イメージ管およびその製造方法 - Google Patents

X線イメージ管およびその製造方法

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JP2001307667A
JP2001307667A JP2000125527A JP2000125527A JP2001307667A JP 2001307667 A JP2001307667 A JP 2001307667A JP 2000125527 A JP2000125527 A JP 2000125527A JP 2000125527 A JP2000125527 A JP 2000125527A JP 2001307667 A JP2001307667 A JP 2001307667A
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Kiyomi No
紀代美 能
Takashi Noji
隆司 野地
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力部を形成する出力窓と金属フレームとの
接合強度が高いX線イメージ管およびその製造方法を提
供すること。 【解決手段】 X線が入射する入力窓12および可視光
が透過する出力窓14、入力窓12と出力窓14との間
に位置する筒状外容器13を有する真空外囲器11と、
この真空外囲器11内に配置されX線を電子に変換する
入力部22と、電子を可視光に変換する出力部20と、
出力窓14の外周部に融着し出力窓14部分と筒状外容
器13部分を一体化する金属フレーム19とを具備した
X線イメージ管において、出力窓14と融着する金属フ
レーム19の融着面の一部に凸部Pを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線イメージ管
を構成する出力窓とこの出力窓に融着される金属フレー
ムとの融着強度を大きくしたX線イメージ管およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線イメージ管について、マイク
ロチャンネルプレートを利用した平板型X線イメージ管
を例にとり図6の概略の構造図を参照して説明する。
【0003】符号51は平板型X線イメージ管を構成す
る真空外囲器で、真空外囲器51は、平板状の入力窓5
2や円筒状のガラス製絶縁容器53、平板状の出力窓5
4などから構成されている。入力窓52の周辺部は金属
製フレーム55に接合されている。金属フレーム55の
外周部は、絶縁容器53の一端から延設する環状の金属
製封止用フランジ56と気密接合している。絶縁容器5
3の他端から環状の封止用フランジ57が延設され、封
止用フランジ57は、出力窓54が気密接合されている
金属フレーム58と、気密溶接部Wで全周が気密接合さ
れている。金属フレーム58は、出力窓54の真空側の
面に形成された出力部59のメタルバック膜と電気的に
接続されている。
【0004】真空外囲器51内には、入力窓52と対面
して平板状の入力基板60が配置されている。入力基板
60上に、X線を電子に変換する入力部61が形成さ
れ、入力部61と出力部59との間に、電子通過用電
極、たとえば電子を増倍する多数のチャンネルを有する
マイクロチャンネルプレート62が配置されている。マ
イクロチャンネルプレート62は、その入力側が入力部
61と対向し、出力側が出力部59と対向している。ま
た、マイクロチャンネルプレート62の動作を制御する
電気端子63が絶縁容器53を気密に貫通している。
【0005】上記した構成において、入力窓52から入
射したX線が入力部61で電子に変換される。その後、
電子は、出力部59で可視光に変換され、出力窓54を
通して出力される。
【0006】ここで、上記した出力窓54部分の製造方
法について図7を参照して説明する。図7では、図6と
対応する部分には同じ符号を付し、重複する説明を一部
省略する。
【0007】まず、出力窓54と金属フレーム58とを
高周波を利用した融着法で気密接合する。その後、出力
窓54の内面に出力蛍光面Sを形成する。その後、出力
窓54に融着された金属フレーム58と、絶縁容器53
(図6)から延設する封止用フランジ57(図6)とを
溶接接合する。
【0008】上記した方法によれば、出力窓54と金属
フレーム58とを融着した後に、出力窓54の内面に出
力蛍光面Sを形成している。したがって、出力窓54と
金属フレーム58とを融着する際の熱で出力蛍光面Sが
劣化するようなことがない。
【0009】次に、出力窓54と金属フレーム58を高
周波を利用して融着する方法について図8を参照して説
明する。図8では、図6や図7と対応する部分には同じ
符号を付し、重複する説明を一部省略する。
【0010】ガラス製出力窓54は全体が平板状に形成
され、外周部分に、上面よりも低くなった段部54aが
環状に形成されている。金属フレーム58は全体が環状
に形成され、その断面形状は、内側のフランジ状部分5
8aと外側のフランジ状部分58b、これら2つのフラ
ンジ状部分58a、58bに挟まれた凹状部分58cか
ら形成されている。
【0011】上記した構成において、高周波を利用した
高周波融着法などにより、出力窓54の段部54aに金
属フレーム58の内側フランジ部分58aを融着する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のX線イメージ管
は、金属フレーム58の直径は、通常、100mm以下
の大きさになっている。この程度の大きさの場合は、金
属フレーム58と出力窓54の平坦な面どうしを高周波
融着法で接合しても十分な強度が得られる。
【0013】しかし、出力窓54の径が大きくなり、金
属フレーム58の径が大きくなると、高周波融着法によ
る両者の面どうしの接合だけでは、必ずしも十分な接合
強度が得られない。また、金属フレーム58の径が小さ
くても、形状の均一性が取りにくい矩形状などの場合
は、部品の精度が低下し、金属フレーム58と出力窓5
4との接合強度が弱くなる。この場合、部品の精度を上
げようとすると、多様な金型が必要となり、コストが増
大し実用的でない。
【0014】この発明は、上記した欠点を解決し、出力
部を形成する出力窓と金属フレームとの接合強度が高い
X線イメージ管およびその製造方法を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、X線が入射
する入力窓および可視光が透過する出力窓、前記入力窓
と前記出力窓との間に位置する筒状外容器を有する真空
外囲器と、この真空外囲器内に配置されX線を電子に変
換する入力部と、前記電子を可視光に変換する出力部
と、前記出力窓の外周部に融着し前記出力窓部分と前記
筒状外容器部分を一体化する金属フレームとを具備した
X線イメージ管において、前記出力窓と融着する前記金
属フレームの融着面の一部に凸部を設けたことを特徴と
している。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、マイ
クロチャンネルプレートを利用した平板型X線イメージ
管を例にとり図1を参照して説明する。図1は管軸Mの
右半分を断面で示している。
【0017】符号11は平板型X線イメージ管を構成す
る真空外囲器で、真空外囲器11は、平板状の入力窓1
2や円筒状のガラス製絶縁容器13、平板状の出力窓1
4などから構成されている。入力窓12は、たとえばア
ルミニウム合金材で形成され、完成した状態では、図に
示すように、大気圧の影響で内側にわずかに凹んだ状態
になっている。
【0018】入力窓12の周辺部は環状金属フレーム1
5と気密接合され、金属フレーム15の外周部は、絶縁
容器13の一端から延設する環状の金属製封止用フラン
ジ16と、インジウム(In)17を間に挟んだ真空気
密接合で気密シールされている。金属フレーム15およ
び封止用フランジ16は、たとえばステンレス鋼あるい
は鉄合金で形成されている。
【0019】ガラス絶縁容器13の他端に、鉄合金製の
全体が環状をした封止用フランジ18が延設され、封止
用フランジ18は、出力窓14の外周部分にその内周部
分が気密接合している金属製の環状金属フレーム19
と、気密溶接部Wで全周が気密接合されている。金属フ
レーム19は、出力窓14の真空側の面に形成されてい
る出力部20のメタルバック膜と電気的に接続されてい
る。なお、金属製金属フレーム19の出力窓14と接合
する面の一部に凸部Pが環状に形成され、凸部Pが、出
力窓14の内部、たとえば出力窓14の厚み方向に入り
込んで融着している。
【0020】真空外囲器11内には、入力窓12と対向
して、Alクラッド材などで形成された平板状の入力基
板21が配置され、この入力基板21に入力部22が付
着形成されている。入力基板21を構成するAlクラッ
ド材は、外面側が高強度アルミニウム合金材21aで形
成され、内面側が純アルミニウム材21bで形成され、
入力基板21上に入力部22が付着されている。入力基
板21は支持部材23を介して金属フレーム15に固定
されている。
【0021】入力部22に対向して、電子通過用電極、
たとえば電子を増倍する多数のチャンネルを有するマイ
クロチャンネルフレート24が配置されている。マイク
ロチャンネルプレート24と対向して、出力窓14の真
空側の面に出力部20が付着形成されている。また、マ
イクロチャンネルプレート24の動作を制御する電気端
子25がガラス絶縁容器13を気密に貫通している。
【0022】上記した構成において、入力窓12を通し
てX線が入力部22に入射し、入力部22において、X
線は電子に変換され出力する。入力部22から出力する
電子は、マイクロチャンネルフレート24で増倍され、
さらに出力部20において可視光に変換され、出力窓1
4を通して外部に出力される。
【0023】ここで、出力窓14と金属製金属フレーム
19との接合方法について図2を参照して説明する。図
2では、図1に対応する部分には同じ符号を付し、重複
する説明を一部省略する。
【0024】ガラス製の出力窓14は全体が平板状に形
成され、真空側に位置する外周部分に、上面よりも低く
なった段部14aが環状に形成され、厚さが薄くなって
いる。金属フレーム19は全体が環状に形成され、その
断面形状は、内側のフランジ状部分19aと外側のフラ
ンジ状部分19b、これら2つのフランジ状部分19
a、19bに挟まれた凹状部分19cから形成されてい
る。そして、内側のフランジ状部分19aの内端部に、
出力窓14の厚み方向に折れ曲がった凸部Pが形成され
ている。
【0025】出力窓14は、たとえば直径が150mm
以上と通常の倍以上の大きさになっている。出力窓14
の板厚は、大気側と真空側との圧力差による変形をなく
すために10mm以上になっている。なお、金属フレー
ム19の材料には出力窓14を構成するガラスと熱膨張
率が近い金属が用いられている。
【0026】そして、石英ガラスなどからなる治具を用
いて出力窓14と金属フレーム19を固定する。その
後、金属フレーム19の表面に、ガラスとの拡散層を形
成するために、金属フレーム19を高周波加熱し酸化層
を形成する。その後、ガラスが溶融する温度まで上昇さ
せる。このとき、ガラスは500℃に予備加熱する。そ
の後、十分に加熱され続けている金属フレーム19を出
力窓14に接触させ、その熱で出力窓14の表面を溶融
させる。この場合、治具を利用して、金属フレーム19
と出力窓14の位置関係を正しく設定し、金属フレーム
19をその凸部Pの向きに合わせて徐々に移動させ、金
属フレーム19および凸部Pが出力窓14のガラス中に
十分に食い込むまで移動させる。その後、アニール炉内
に保管し徐冷した後、融着した出力窓14と金属フレー
ム19を取り出す。
【0027】上記した方法では、出力窓14のガラスと
金属フレーム19の金属との接合端部において、ガラス
が金属の表面に這い上がるような条件となるように、た
とえば溶着時の温度や加圧力を調整し、結合を強化させ
ている。
【0028】たとえば、出力窓14のガラスと金属フレ
ーム19との溶着部分を拡大した円M内に示すように、
金属フレーム19の凸部Pが出力窓14のガラスに食い
込むと、凸部P周囲のガラスg1、g2が流動し金属側
に這い上がる形になる。これによって両者の接合面が強
化され、出力窓14にかかる真空の差圧に耐える強度が
得られる。
【0029】次に、本発明の他の実施形態について図3
を参照して説明する。図3では、図2に対応する部分に
は同じ符号を付し、重複する説明を一部省略する。
【0030】この実施形態では、金属フレーム19の凸
部Pが内端部から所定距離だけ外側に寄った位置に形成
されている。そして、金属フレーム19の内端、すなわ
ち、内側のフランジ状部分19aの内端部が、出力窓1
4の真空側の表面と段部14aとの間の側面に接触する
ようにしている。
【0031】この構成によれば、金属フレーム19と出
力窓14との融着面が多くなり、接合強度が大きくな
る。
【0032】次に、本発明のもう1つの他の実施形態に
ついて図4を参照して説明する。図4では、図2に対応
する部分には同じ符号を付し、重複する説明を一部省略
する。 この実施形態では、金属フレーム19の凸部P
の先端が出力窓14のガラスに対し、その厚み方向に埋
め込まれた形になっている。
【0033】この構成によれば、金属フレーム19と出
力窓14との融着が凸部Pの先端で行われている。その
ため、金属フレーム19と出力窓14とを融着する時間
が短縮する。この場合、ガラス成分と金属成分の拡散層
が金属フレーム19と出力窓14の界面に形成される温
度に設定される。この方法の場合、金属フレームの形状
精度が低い場合でも、金属フレームの凸部が出力窓に食
い込んで接合し、強い接合が得られる。
【0034】次に、本発明のもう1つの他の実施形態に
ついて図5を参照して説明する。図5は、出力窓の中心
部分mからその一方の側だけを断面で示している。
【0035】図5(a)の実施形態では、平板状に形成
されたガラス製の出力窓31の外周部分に、全体が環状
に形成された金属フレーム32が溶着されている。金属
フレーム32は、出力窓31のガラスに溶着された凸部
Pや凸部Pから出力窓31の面と並行に伸びる第1部分
32a、第1部分32aから出力窓31と反対側に垂直
に伸びる第2部分32b、この第2部分32bに連続す
る凹状部分32c、この凹状部分32cに連続し、第2
部分32bのほぼ延長上で出力窓31に対し垂直方向に
伸びる第3部分32dなどから構成されている。
【0036】図5(b)の実施形態では、平板状に形成
されたガラス製の出力窓41の外周部分に、厚さが薄く
なった段部41aが設けられ、その段部41aの部分に
全体が環状に形成された金属フレーム42が溶着されて
いる。金属フレーム42は、出力窓41の段部41aに
溶着された凸部Pや凸部Pから出力窓41の面と並行に
伸びる第1部分42a、第1部分42aから出力窓41
と反対側に垂直に伸びる第2部分42bなどから構成さ
れている。
【0037】図5の構成の場合、たとえば金属フレーム
32、42の一端に設けられた凸部Pが出力窓31、4
1部分に溶着され、金属フレーム32、42の他端が出
力窓31、41に対しほぼ垂直方向に伸びている。この
場合も、金属フレーム32、42の凸部Pが出力窓3
1、41部分に食い込み、十分な強度を持つ出力窓3
1、41が得られる。
【0038】上記した構成によれば、金属フレームの他
端が出力窓の延長方向に伸びる構成の場合に比較して、
出力窓の中心から金属フレームの端部までの長さ、すな
わち図5(a)では符号R1、図5(b)では符号R2
が短くなり、金属フレーム32、42を含めた出力窓全
体の外形寸法が小さくなり、X線イメージ管を小型化で
きる。
【0039】上記した構成によれば、金属フレームと出
力窓との融着部分は、両者の平坦な面どうしの接合だけ
でなく、金属フレームの凸部が出力窓に食い込む形で接
合している。したがって、金属フレームと出力窓との接
合強度が大きくなる。
【0040】また、金属フレームの凸部がガラス面へ食
い込むことによってガラスの流動がが発生し、金属フレ
ームの精度が取れなかった場合でも、接合部における十
分な接合強固が確保される。したがって、出力部が大口
径化して出力窓が大きくなり、金属フレームの精度が出
にくい場合、あるいは、四角型など金属フレームが均一
性を取りにくい形状の場合でも、金属フレームと出力窓
とを高周波融着で十分な強度で接合できる。
【0041】なお、上記した構成の場合、X線イメージ
管を構成する真空外囲器の真空気密性は金属フレームと
出力窓との融着部分の界面部で確保され、その接合強度
によって形状が維持される。また、融着する際のガラス
の平坦性はガラスの厚さや加熱温度、治具などで確保さ
れる。
【0042】上記の各実施形態では、平板型X線イメー
ジ管の例で説明しているが、この発明は、平板型X線イ
メージ管に限らず、他のX線イメージ管についても適用
できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、出力部を形成する出力
窓と金属フレームとの接合強度が高いX線イメージ管お
よびその製造方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための概略構造図
である。
【図2】本発明の実施形態における出力窓とこの出力窓
に融着される金属支持部材との接合方法を説明する概略
構造図である。
【図3】本発明の実施形態における出力窓とこの出力窓
に融着される金属支持部材との他の接合方法を説明する
概略構造図である。
【図4】本発明の実施形態における出力窓とこの出力窓
に融着される金属支持部材との他の接合方法を説明する
概略構造図である。
【図5】本発明の他の実施形態を説明するための概略構
造図である。
【図6】従来例を説明するための概略構造図である。
【図7】従来例における出力部の製造方法を説明するた
めの概略構造図である。
【図8】従来例における出力窓とこの出力窓に融着され
る金属支持部材との他の接合方法を説明するための概略
構造図である。
【符号の説明】
11…真空外囲器 12…入力窓 13…絶縁容器 14…出力窓 15…金属フレーム 16、18…封止用フランジ 19…金属フレーム 20…出力部 21…入力基板 22…入力部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線が入射する入力窓および可視光が透
    過する出力窓、前記入力窓と前記出力窓との間に位置す
    る筒状外容器を有する真空外囲器と、この真空外囲器内
    に配置されX線を電子に変換する入力部と、前記電子を
    可視光に変換する出力部と、前記出力窓の外周部に融着
    し前記出力窓部分と前記筒状外容器部分を一体化する金
    属フレームとを具備したX線イメージ管において、前記
    出力窓と融着する前記金属フレームの融着面の一部に凸
    部を設けたことを特徴とするX線イメージ管。
  2. 【請求項2】 金属フレームは全体が環状に形成され、
    前記金属フレームの内周部と出力窓の外周部が融着し、
    凸部が環状に形成されている請求項1記載のX線イメー
    ジ管。
  3. 【請求項3】 金属フレームは全体が環状に形成され、
    金属フレームの出力窓との融着面に設けられる凸部が前
    記金属フレームの内端部に形成されている請求項1記載
    のX線イメージ管。
  4. 【請求項4】 金属フレームは全体が環状に形成され、
    金属フレームの出力窓との融着面に設けられる凸部が前
    記金属フレームの内端部から所定距離だけ外側に寄った
    位置に形成されている請求項1記載のX線イメージ管。
  5. 【請求項5】 金属フレームは全体が環状に形成され、
    かつ、出力窓の外周部分に段部が形成され、金属フレー
    ムの内端が前記出力窓の表面と前記段部間の側面に一致
    している請求項1記載のX線イメージ管。
  6. 【請求項6】 金属フレームの凸部から遠い側の端部が
    出力窓の面に垂直方向に向いている請求項1記載のX線
    イメージ管。
  7. 【請求項7】 電子を可視光に変換する出力部が設けら
    れる出力窓を形成する第1工程と、前記出力窓に融着
    し、前記出力窓と融着する融着面の一部に凸部が設けら
    れた金属フレームを形成する第2工程と、前記金属フレ
    ームを加熱する第3工程と、加熱された前記金属フレー
    ムと前記出力窓とを前記金属フレームの凸部を前記出力
    窓に向けて融着する第4工程とからなるX線イメージ管
    の製造方法。
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