JP2001307013A - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

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JP2001307013A
JP2001307013A JP2000119605A JP2000119605A JP2001307013A JP 2001307013 A JP2001307013 A JP 2001307013A JP 2000119605 A JP2000119605 A JP 2000119605A JP 2000119605 A JP2000119605 A JP 2000119605A JP 2001307013 A JP2001307013 A JP 2001307013A
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JP
Japan
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area
barcode
recognition
code
bar
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JP2000119605A
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Tomoya Igi
智也 井木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 認識率の高いバーコード読取装置を提供す
る。 【解決手段】 スキャナ1で読み取られて画像メモリ2
に格納された画像データから、切出部3によってバーコ
ード領域のエリアデータが切り出され、エリアメモリ4
に格納される。認識部10Aが起動され、JAN8認識
部12によってJAN8形式のバーコードとして認識処
理が行われる。正しく認識できない場合、領域シフト部
14によってエリアデータの認識領域が隣の黒バーまで
1ライン分だけ移動させられ、再びJAN8認識部12
による認識処理が行われる。繰り返しシフトの結果、J
AN8認識部12での認識ができない場合、JAN13
認識部13と領域シフト部14によって、JAN13形
式のバーコードとしての認識処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的にバーコー
ドを読み取って認識するバーコード読取装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】バーコードは、数種の幅の白と黒の平行
バーを用いて数字等を表示するもので、コード化の方法
によって各種の規格が存在する。例えば、JIS(日本
工業規格)X0501の「共通商品コード用バーコード
シンボル」には、JAN(Japanease Article Number)
13及びJAN8が規定されている。
【0003】JIS−X0501では、白バー及び黒バ
ーの最小幅を1モジュールと定義し、7モジュールを2
本の白バー及び2本の黒バーに割り付けることによって
1桁のデータキャラクタを表すようにしている。従っ
て、一番細いバーは1モジュール、また一番太いバーは
4モジュールとなる。バーコードは、中央部のセンタバ
ー、このセンタバーの両側に配置されたデータキャラク
タ、及びこのデータキャラクタの外側に配置されたガー
ドバーで構成されている。ガードバーの外側には、それ
ぞれマージンとして7〜11モジュール分の余白部分を
設けるように規定されている。
【0004】JAN13は、ガードバーを含めて95モ
ジュール、即ち30本の黒バーによって13桁の標準バ
ージョンの数字を表すものである。また、JAN8は、
ガードバーを含めて67モジュール、即ち22本の黒バ
ーによって8桁の短縮バージョンの数字を表すものであ
る。
【0005】図2は、従来のバーコード読取装置の一例
を示す構成図である。このバーコード読取装置は、JI
S−X0501のバーコードを読み取るもので、帳票や
商品等に印刷されたバーコード等を含む一定の領域の画
像データを読み取るスキャナ1を有している。また、バ
ーコード読取装置は、読み取った画像データを記憶する
画像メモリ2、この画像メモリ2に記憶された画像デー
タからバーコード部分の画像データをエリアデータとし
て切り出す切出部3、切り出されたエリアデータを保持
するエリアメモリ4、エリアデータ中のバーコードを認
識する認識部10、及び装置全体の制御を行う制御部5
を備えている。
【0006】認識部10は、認識処理の制御を行い認識
結果を出力する認識制御部11、エリアメモリ4中のエ
リアデータに基づいてJAN8形式のバーコードを認識
するJAN8認識部12、及びJAN13形式のバーコ
ードを認識するJAN13認識部13で構成されてい
る。
【0007】このようなバーコード読取装置において、
例えばバーコードが印刷された帳票等の画像が、スキャ
ナ1によって画素に分解されて画像データとして読み取
られ、画像メモリ2に記憶される。続いて、切出部3が
起動され、画像メモリ2に記憶され画像データの中か
ら、バーコード部分と想定される画像データが切り出さ
れ、エリアメモリ4にエリアデータとして格納される。
【0008】次に、認識部10が起動されてエリアメモ
リ4に格納されたエリアデータが読み出され、JAN8
認識部12によるJAN8形式のバーコードの認識処理
が行われる。エリアデータがJAN8として正しく認識
されると、認識制御部10からその認識結果OUTが出
力される。もしも、JAN8として認識されないと、J
AN13認識部13によるJAN13形式のバーコード
の認識処理が行われる。そして、認識制御部10からJ
AN13認識部13の認識結果OUTが出力される。こ
のような処理は、画像メモリ2に記憶され画像データ内
のすべてのバーコード領域のエリアデータに対して行わ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バーコード読取装置では、次のような課題があった。バ
ーコードの周囲に接近して枠が印刷されている場合、バ
ーコード上にごみや汚れがノイズとして付着している場
合、黒バー及び白バーの太さの変化が少ない単調なバー
コードの場合、及び複数のバーコードが最小限度のマー
ジンで並んでいる場合等に、読み取りが不可能となって
認識率が低くなるというおそれがあった。
【0010】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
を解決し、認識率の高いバーコード読取装置を提供する
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1の発明は、数種類の幅を有する黒
バーと白バーが所定の数だけ交互に平行に配置されて一
定桁数のコードを表示するバーコードが印刷されたバー
コード領域を読み取って認識するバーコード読取装置に
おいて、前記読み取ったバーコード領域から前記所定の
数の黒バーとその間に存在する白バーで構成される認識
領域を順次シフトして認識するための領域シフト手段を
設けている。
【0012】第1の発明によれば、以上のようにバーコ
ード読取装置を構成したので、次のような作用が行われ
る。読取対象のバーコードが印刷されたバーコード領域
が読み取られると、領域シフト手段によって所定の黒バ
ーと白バーで構成される認識領域が順次シフトされて認
識処理が行われる。
【0013】第2の発明は、第1の発明と同様のバーコ
ード読取装置において、前記読み取ったバーコード領域
を前記所定の数に基づいた認識領域に分割して認識する
ための領域分割手段を設けている。第2の発明によれ
ば、次のような作用が行われる。読み取られたバーコー
ド領域は、領域分割手段によって所定の数の黒バーと白
バーで構成される認識領域に分割されて認識処理が行わ
れる。
【0014】第3の発明は、第1の発明と同様のバーコ
ード読取装置において、前記バーコードを印刷の濃淡に
応じて多値の濃度で読み取る読取手段と、前記読取手段
で読み取られた多値の濃度を所定の閾値で2値化する第
1の2値化手段と、前記第1の2値化手段で2値化され
たバーコードの認識ができなかったときに、再度認識す
るために前記読取手段で読み取られた多値の濃度を前記
所定の閾値とは異なる閾値で2値化する第2の2値化手
段とを備えている。
【0015】第3の発明によれば、次のような作用が行
われる。バーコードは、読取手段によって多値の濃度で
読み取られ、第1の2値化手段で2値化されて認識処理
が行われる。認識ができなかった場合、第2の2値化手
段で別の閾値で再度2値化されて認識処理が行われる。
【0016】第4の発明は、数種類の幅を有する黒バー
と白バーが所定の数だけ交互に平行に配置されて一定桁
数のコードを表示するバーコードが印刷された複数のバ
ーコード領域を読み取って認識するバーコード読取装置
において、前記バーコードを印刷の濃淡に応じて多値の
濃度で読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取られ
た多値の濃度を所定の閾値で2値化する第1の2値化手
段と、前記第1の2値化手段で2値化されたバーコード
を認識する認識手段と、前記認識手段で正しく認識され
たバーコードの幅に基づいてバーコード幅を算出し、該
認識手段で正しく認識できなかったバーコード領域を該
バーコード幅を基準にして選択する領域選択手段と、前
記領域選択手段で選択されたバーコード領域を再度認識
するために、前記読取手段で読み取られた多値の濃度を
前記所定の閾値とは異なる閾値で2値化する第2の2値
化手段とを備えている。
【0017】第4の発明によれば、次のような作用が行
われる。複数のバーコードは、読取手段によって多値の
濃度で読み取られ、第1の2値化手段で2値化されて認
識処理が行われる。認識されたバーコードの幅に基づい
て、領域選択手段によってバーコード幅が算出され、こ
のバーコード幅を基準にして、正しく認識できなかった
バーコード領域が選択される。そして、選択されたバー
コード領域が、第2の2値化手段で前とは異なる閾値で
2値化され、再度認識処理が行われる。
【0018】第5の発明は、数種類の幅を有する黒バー
と白バーが交互に平行に配置されてm桁の標準コードと
これよりも少ないn桁の短縮コードを表示する2種類の
バーコードが印刷されたバーコード領域を読み取って認
識するバーコード読取装置において、前記バーコード領
域を前記短縮コードとして認識する第1の認識手段と、
前記第1の認識手段で正しく認識されたバーコード領域
の両側の黒バーの位置に基づいて該バーコード領域が正
しい短縮コードであるか否かを確認する短縮コード確認
手段と、前記第1の認識手段で認識できなかったバーコ
ード領域及び前記短縮コード確認手段で正しい短縮コー
ドであると確認できなかったバーコード領域を前記標準
コードとして認識する第2の認識手段とを備えている。
【0019】第5の発明によれば、次のような作用が行
われる。読み取られたバーコード領域は、第1の認識手
段で短縮コードとして認識される。正しく認識される
と、短縮コード確認手段によって正しい短縮コードか否
かが確認される。もしも確認できなければ、第2の認識
手段によって標準コードとして認識処理が行われる。
【0020】第6の発明は、第5の発明と同様のバーコ
ード読取装置において、前記バーコード領域を前記短縮
コードとして認識する第1の認識手段と、前記バーコー
ド領域を前記標準コードとして認識する第2の認識手段
と、前記第1及び第2の認識手段で認識されたバーコー
ド領域が隣接している場合に、該第1の認識手段の認識
結果を削除する認識結果削除手段とを備えている。
【0021】第6の発明によれば、次のような作用が行
われる。複数のバーコード領域は、それぞれ第1及び第
2の認識手段によって認識される。そして、第1及び第
2の認識手段で認識されたバーコード領域が隣接してい
る場合、第1の認識手段の認識結果である短縮コードが
削除される。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態を示すバーコード読取装置の構成図
であり、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付
されている。このバーコード読取装置は、図2と同様
に、JIS−X0501のバーコードを読み取るもの
で、帳票や商品等に印刷されたバーコード等を含む一定
の領域の画像データを光学的に走査して読み取る読取手
段(例えば、スキャナ)1を有している。また、バーコ
ード読取装置は、読み取った画像データを記憶する画像
メモリ2、この画像メモリ2に記憶された画像データか
らバーコード領域の画像データをエリアデータとして切
り出す切出部3、及び切り出されたエリアデータを保持
するエリアメモリ4を備えている。
【0023】更に、バーコード読取装置は、このエリア
データ中のバーコードを認識する認識手段(例えば、認
識部)10A、及び装置全体の制御を行う制御部5を備
えている。認識部10Aは、制御部5から指示に基づい
て認識処理の制御を行って認識結果OUTを出力する認
識制御部11A、エリアメモリ4中のエリアデータに基
づいてJAN8形式のバーコードを認識するJAN8認
識部12、及びJAN13形式のバーコードを認識する
JAN13認識部13に加えて、領域シフト手段(例え
ば、領域シフト部)14を有している。領域シフト部1
4は、エリアメモリ4の中の認識領域を黒バー1本単位
に移動させるものである。
【0024】図3は、図1の動作を示すフローチャート
であり、図4は、図3による処理の説明図である。以
下、これらの図3及び図4を参照しつつ、図1の動作を
説明する。まず、図1のスキャナ1によって帳票の画像
読み取りが行われ(ステップS1)、読み取られた画像
データが画像メモリ2に格納される。続いて、切出部3
が起動され、画像メモリ2に格納された画像データ中の
バーコード領域のエリアデータの切り出しが行われる
(ステップS2)。切出部3で切り出されたエリアデー
タは、エリアメモリ4に格納される。
【0025】次に、認識部10Aが起動され、例えば図
4の認識範囲1に対して、JAN8認識部12によるJ
AN8形式のバーコードとして認識処理(ステップS
3)と、その認識結果の判定(ステップS4)が行われ
る。JAN8形式のバーコードとして正しく認識されれ
ば、エリアメモリ4中のバーコードの認識は終了する。
JAN8形式のバーコードとして認識されなければ、領
域シフト部14によってエリアデータの認識領域が隣の
黒バーまで、即ち1ライン分だけ移動させられる(ステ
ップS6)。これにより、エリアデータの認識範囲は、
図4の認識範囲2までシフトされ、このエリアデータに
対してJAN8認識部12による認識処理が行われる
(ステップS3)。ラインシフト(ステップS6)とJ
AN8認識処理(ステップS3)は、正しく認識される
か(ステップS4)または認識対象のラインが終了する
まで(ステップS5)、繰り返えして行われる。
【0026】認識対象のラインが終了すると、JAN1
3認識部13によってJAN13形式のバーコードとし
て認識処理(ステップS7)と、その認識結果の判定
(ステップS8)が行われる。JAN13形式のバーコ
ードとして正しく認識されれば、エリアメモリ4中のバ
ーコードの認識は終了する。JAN13形式のバーコー
ドとして認識されなければ、領域シフト部14によって
エリアデータの認識領域が1ライン分シフトされる(ス
テップS10)。そして、シフトされたエリアデータに
基づいて、JAN13認識部13による認識処理が行わ
れる(ステップS7)。ラインシフト(ステップS1
0)とJAN13認識処理(ステップS7)は、正しく
認識されるか(ステップS8)または認識対象のライン
が終了するまで(ステップS9)、繰り返えして行われ
る。
【0027】なお、図3には示していないが、読み取ら
れた帳票に複数のバーコードが印刷されているときに
は、ステップS2〜S10の処理が繰り返して行われ
る。
【0028】以上のように、この第1の実施形態のバー
コード読取装置は、認識領域を1ラインずつ移動する領
域シフト部14を有している。これにより、図4に示す
ように周囲に枠が付されたバーコードを読み取って、認
識範囲1のように枠線を黒バーとして切り出した場合に
も、1ライン分シフトして認識範囲2を認識処理するこ
とにより、正しく認識することができる。
【0029】(第2の実施形態)図5は、本発明の第2
の実施形態を示す認識部の構成図である。この認識部1
0Bは、図1中の認識部10Aに代えて設けられるもの
で、認識部10Aと同様のJAN8認識部12及びJA
N13認識部13を有している。また、領域シフト部1
4に代えて短縮コード確認手段(例えば、JAN8確認
部)15が設けられ、これに対応して制御内容の異なる
認識制御部11Bが設けられている。
【0030】JAN8確認部15は、JAN13とJA
N8の黒バーの数の差の1/2(即ち、4本)だけ離れ
た黒バーの座標を調べ、算出された距離dが予め設定さ
れた閾値よりも小さい場合に、JAN13をJAN8と
誤読していると見なす機能を有している。また、算出さ
れた距離dが閾値よりも大きい場合には、JAN8確認
部15は、JAN8が正しく認識されたものと判定する
ようになっている。
【0031】図6は、図5の動作を示すフローチャート
であり、図7(a),(b)は、図5中のJAN8確認
部15の機能を説明するための図である。
【0032】以下、図6及び図7を参照しつつ、図5の
動作を説明する。まず、スキャナ1によって帳票の画像
読み取りが行われ(ステップS11)、読み取られた画
像データが画像メモリ2に格納される。続いて、切出部
3が起動され、画像メモリ2に格納された画像データ中
のバーコード領域のエリアデータの切り出しが行われ
(ステップS12)、切り出されたエリアデータがエリ
アメモリ4に格納される。
【0033】次に、認識部10Bが起動され、例えば図
7(a)の認識範囲11に対して、JAN8認識部12
によるJAN8形式のバーコードとして認識処理(ステ
ップS13)と、その認識結果の判定(ステップS1
4)が行われる。JAN8形式のバーコードとして正し
く認識されれば、JAN8確認部15による認識確認が
行われる(ステップS15)。
【0034】JAN8確認部15において、図7(b)
の認識範囲12に示すように、認識範囲11の外側の4
本目の黒バーの座標が調べられ、認識範囲11からの距
離dが算出される。算出された距離dが予め設定された
閾値よりも小さければ、JAN13をJAN8と誤読し
ていると見なされる。そして、認識範囲12が、JAN
13認識部13によってJAN13形式のバーコードと
して認識される(ステップS16)。一方、算出された
距離dが閾値よりも大きければ、正しく認識されたもの
として、このバーコードに対する認識処理は終了する。
なお、図6には示していないが、読み取られた帳票に複
数のバーコードが印刷されているときには、ステップS
12〜S16の処理が繰り返して行われる。
【0035】以上のように、この第2の実施形態のバー
コード読取装置は、認識されたバーコードがJAN8で
あるか否かを隣接する黒バーの位置によって確認するJ
AN8確認部15を有している。これにより、単調なバ
ーコードの場合で、JAN8形式のバーコードとして認
識したときに、たまたまチェックディジットが正しくて
も、JAN8確認部15によってJAN13でないこと
を確認することができる。
【0036】(第3の実施形態)図8は、本発明の第3
の実施形態を示す認識部の構成図である。この認識部1
0Cは、図1中の認識部10Aに代えて設けられるもの
で、認識部10Aと同様のJAN8認識部12及びJA
N13認識部13を有している。また、領域シフト部1
4に代えて認識結果削除手段(例えば、JAN13確認
部)16が設けられ、これに対応して制御内容の異なる
認識制御部11Cが設けられている。JAN13確認部
16は、JAN13の縁をJAN8と誤読していないか
を確認し、JAN13とJAN8が隣接している場合に
は、JAN8をJAN13と誤読したと判断して認識し
たJAN8を削除するものである。
【0037】図9は、図8の動作を示すフローチャート
であり、図10は、図8中のJAN13確認部16の機
能を説明するための図である。
【0038】以下、図9及び図10を参照しつつ、図8
の動作を説明する。まず、スキャナ1によって帳票の画
像読み取りが行われ(ステップS21)、読み取られた
画像データが画像メモリ2に格納される。続いて、切出
部3が起動され、画像メモリ2に格納された画像データ
中のバーコード領域のエリアデータの切り出しが行われ
(ステップS22)、切り出されたエリアデータがエリ
アメモリ4に格納される。
【0039】次に、認識部10Cが起動され、JAN8
認識部12によるJAN8形式のバーコードとしての認
識処理(ステップS23)と、その認識結果の判定(ス
テップS24)が行われる。JAN8形式のバーコード
として正しく認識されれば、次のエリアへ移動し(ステ
ップS27)、次のバーコードに対してJAN8認識1
2による認識処理が行われる(ステップS23)。
【0040】JAN8認識部12の認識結果が誤りと判
定されると、JAN13認識部13によってJAN13
形式のバーコードとしての認識処理が行われる(ステッ
プS25)。JAN8認識処理(ステップS23)及び
JAN13認識処理(ステップS25)は、全エリアの
バーコードに対して順次繰り返して行われる(ステップ
S26)。
【0041】全エリアのバーコードの認識処理が完了す
ると、JAN13確認部16による確認処理が行われ
る。JAN13確認部16では、JAN13の縁をJA
N8と誤認しているか否かがチェックされる。例えば、
図10に示すように、JAN13と認識されたバーコー
ドに隣接しているJAN8のバーコードが削除される。
【0042】以上のように、この第3の実施形態のバー
コード読取装置は、JAN13確認部16を有してい
る。これにより、単調なバーコードの場合で、JAN1
3のバーコードの縁の部分がかすれて、JAN8形式の
バーコードとして認識したときに、たまたまチェックデ
ィジットが正しくても、JAN13確認部16によっ
て、このJAN8として認識されたバーコードを削除す
ることができる。従って、1つのバーコードをJAN1
3及びJAN8として重複して読み取ることを防止する
ことができる。
【0043】(第4の実施形態)図11は、本発明の第
4の実施形態を示すバーコード読取装置の構成図である
り、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付され
ている。このバーコード読取装置は、図2のバーコード
読取装置に、エリアメモリ4内のバーコードエリアを分
割するための領域分割手段(例えば、エリア分割部)2
0を設けた構成となっている。エリア分割部20は、制
御部5Aから指示に基づいて分割処理を制御する分割制
御部21、エリアメモリ4内のバーコードエリアをJA
N8を基準にして分割するJAN8分割部22、及びJ
AN13を基準にして分割するJAN13分割部23で
構成されている。その他の構成は、図2と同様である。
【0044】図12は、図11の動作を示すフローチャ
ートであり、図13(a)〜(e)は、図12中のエリ
ア分割部20の機能を説明するための図である。
【0045】以下、図12及び図13(a)〜(e)を
参照しつつ、図11の動作を説明する。まず、スキャナ
1によって帳票の画像読み取りが行われ(ステップS3
1)、読み取られた画像データが画像メモリ2に格納さ
れる。続いて、切出部3が起動され、画像メモリ2に格
納された画像データ中のバーコード領域のエリアデータ
の切り出しが行われ(ステップS32)、切り出された
エリアデータがエリアメモリ4に格納される。
【0046】次に、エリアメモリ4に格納されたエリア
データが、図13(a)に示すように、2つ以上のバー
コードを有している場合、エリア分割部20が起動され
てエリア分割処理が行われる。即ち、JAN8分割部2
2により、図13(b)に示すように、バーコードエリ
アの端からJAN8の黒バーの本数である22本目の黒
バーの終りの座標と、23本目の黒バーの始まりの座標
との差dが算出される。算出された差dが、設定された
閾値よりも大きければ、バーコードエリアは22本目と
23本目の黒バーの間で分割される(ステップS3
3)。算出された差dが閾値よりも小さければ(ステッ
プS34)、JAN13分割部23によって、図13
(c)に示すように、バーコードエリアの端からJAN
13の黒バーの本数である30本目の黒バーの終りの座
標と、31本目の黒バーの始まりの座標との差dが算出
される(ステップS35)。算出された差dが閾値より
も小さければ(ステップS36)、図13(d)に示す
ように、黒バーを1本分シフトさせ(ステップS3
7)、JAN8による分割(ステップS33)とJAN
13による分割(ステップS35)が行われる。これに
より、図13(e)に示すように、1番目のバーコード
が分割される。
【0047】続いて、分割した残りのエリアへ移動し
(ステップS39)、残りのバーコードエリア中の黒バ
ーの数が43本以下になるまで(ステップS38)、分
割処理が繰り返えされる。更に、画像メモリ2中に存在
するすべてのバーコードエリアに対して(ステップS4
0)、分割処理が行われる(ステップS41)。バーコ
ードエリアの分割処理が完了した後、分割されたバーコ
ードに対して、JAN8認識(ステップS42,S4
3)、及びJAN13認識(ステップS44,S45)
の認識処理が順次行われる(ステップS46)。
【0048】以上のように、この第4の実施形態のバー
コード読取装置は、バーコードエリア内の複数のバーコ
ードを、JAN8及びJAN13の黒バーの本数に基づ
いて分割するエリア分割部20を有している。これによ
り、1つのバーコードエリア内に複数のバーコードが存
在している場合、誤りなく個々のバーコードに分割して
認識することができる。
【0049】(第5の実施形態)図14は、本発明の第
5の実施形態を示すバーコード読取装置の構成図であ
り、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付され
ている。このバーコード読取装置は、図2のバーコード
読取装置に、制御部5Bからの制御に基づいて、画像メ
モリ2に格納された多値の画像データを2値化する第1
の2値化手段(例えば、画像2値化部)6と、多値の画
像メモリ2を参照してエリア単位に2値化する第2の2
値化手段(例えば、エリア2値化部)7を設けた構成に
なっている。その他の構成は、図2と同様である。
【0050】図15は、図14の動作を示すフローチャ
ートである。以下、図15を参照しつつ、図14の動作
を説明する。まず、スキャナ1によって帳票の画像読み
取りが行われ(ステップS51)、読み取られた多値の
画像データが画像メモリ2に格納される。続いて、画像
2値化部6が起動され、多値の画像データから2値の画
像データが生成される(ステップS52)。更に、切出
部3が起動され、画像メモリ2に格納された画像データ
中のバーコード領域のエリアデータの切り出しが行われ
(ステップS53)、切り出されたエリアデータがエリ
アメモリ4に格納される。
【0051】次に、認識部10が起動され、JAN8認
識部12によるJAN8形式のバーコードとしての認識
処理(ステップS54)と、その認識結果の判定(ステ
ップS55)が行われる。JAN8形式のバーコードと
して正しく認識されれば、次のエリアへ移動し(ステッ
プS58)、次のバーコードに対してJAN8認識12
による認識処理が行われる(ステップS54)。
【0052】JAN8認識部12の認識結果が誤りと判
定されると、JAN13認識部13によってJAN13
形式のバーコードとしての認識処理が行われる(ステッ
プS56)。JAN8認識処理(ステップS54)及び
JAN13認識処理(ステップS56)は、全エリアの
バーコードに対して順次繰り返して行われる(ステップ
S57)。
【0053】更に、これまでの処理で認識されなかった
残りのバーコードエリアに対して、エリア2値化部7に
よるエリア2値化処理が行われる(ステップS59)。
これにより、エリアメモリ4には、画像2値化処理で使
用されたものとは異なる閾値によって2値化されたエリ
アデータが格納される。そして、エリア2値化処理で2
値化されたエリアデータに対して、JAN8認識(ステ
ップS60,S61)、及びJAN13認識(ステップ
S62,S63)の認識処理が、残りのバーコードエリ
アに対して順次行われる(ステップS64)。
【0054】以上のように、この第5の実施形態のバー
コード読取装置は、画像2値化部6及びエリア2値化部
7を有している。これにより、最初の2値化で認識でき
なかったバーコードエリアのみを、異なる閾値で再度2
値化することができるので、コントラストにむらの有る
帳票でも読み取ることができ、認識率を向上することが
できる。
【0055】(第6の実施形態)図16は、本発明の第
6の実施形態を示すバーコード読取装置の構成図であ
り、図14中の要素と共通の要素には共通の符号が付さ
れている。このバーコード読取装置は、図14のバーコ
ード読取装置に、領域選択手段(例えば、エリア選択
部)8を設けたものである。エリア選択部8は、認識で
きたバーコードエリアの幅から、バーコードが入ってい
ると想定されるエリアを選択するものである。その他の
構成は、図14と同様である。
【0056】図17は、図16の動作を示すフローチャ
ートであり、図18は、図16中のエリア選択部8の機
能を説明するための図である。まず、スキャナ1によっ
て帳票の画像読み取りが行われ(ステップS71)、読
み取られた多値の画像データが画像メモリ2に格納され
る。続いて、画像2値化部6が起動され、多値の画像デ
ータから2値の画像データが生成される(ステップS7
2)。更に、切出部3が起動され、画像メモリ2に格納
された画像データ中のバーコード領域のエリアデータの
切り出しが行われ(ステップS73)、切り出されたエ
リアデータがエリアメモリ4に格納される。
【0057】次に、認識部10が起動され、JAN8認
識部12によるJAN8形式のバーコードとしての認識
処理(ステップS74)と、その認識結果の判定(ステ
ップS75)が行われる。JAN8形式のバーコードと
して正しく認識されれば、次のエリアへ移動し(ステッ
プS78)、次のバーコードに対してJAN8認識12
による認識処理が行われる(ステップS74)。
【0058】JAN8認識部12の認識結果が誤りと判
定されると、JAN13認識部13によってJAN13
形式のバーコードとしての認識処理が行われる(ステッ
プS76)。JAN8認識処理(ステップS54)及び
JAN13認識処理(ステップS76)は、全エリアの
バーコードに対して順次繰り返して行われる(ステップ
S77)。
【0059】これまでの処理でバーコードが1つ以上認
識されていれば、エリア選択部8が起動され、エリア選
択処理が行われる(ステップS80)。エリア選択処理
は、認識できたJAN8のバーコードの中から、図18
に示す幅wが最小のバーコードを検索する。また、JA
N8が1つも認識されず、JAN13のみが認識されて
いれば、JAN13のバーコードの中から、図18に示
す幅wが最小のバーコードを検索して、幅wと幅aをJ
AN8相当の長さに変換する。そして、求めた幅wを許
容できるバーコードの角度θと、印刷誤差b(0<b<
1)を考慮して、バーコードの幅Wを次式によって計算
する。 W=(w−a×tanθ)×b 計算した幅Wを用いて、バーコードの幅がW以下のエリ
アは、帳票上のノイズと見なし、バーコードエリアから
削除する。
【0060】続いて、多値の画像メモリ2が参照され
て、エリア2値化部7によるエリア2値化処理が行われ
(ステップS81)、エリアメモリ4に2値化されたエ
リアデータが格納される。そして、再び認識部10が起
動されて、エリア2値化処理で2値化されたエリアデー
タに対して、JAN8認識(ステップS82,S8
3)、及びJAN13認識(ステップS84)の認識処
理が、残りのバーコードエリアに対して順次行われる
(ステップS85,S86)。
【0061】以上のように、この第6の実施形態のバー
コード読取装置は、最初の2値化で認識できたバーコー
ドから、幅Wを計算するエリア選択部8を有している。
これにより、多値画像のバーコード画像及び帳票内に存
在するバーコードの多きさが同じ場合、計算された幅W
に基づいて、帳票上のノイズを除去したバーコードエリ
ア選択し、再度2値化して認識することができるので、
処理時間を短縮することができる。
【0062】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a),(b)のようなものがある。 (a) JIS−X0501に規定されたJAN8及び
JAN13のバーコードについて説明したが、その他の
規格のバーコードに対しても同様に適用可能である。
【0063】(b) 切出部3、制御部5、画像2値化
部6、エリア2値化部7、エリア選択部8、認識部1
0,10A,10B,10C、及びエリア分割部20
は、マイクロプロセッサ等を用いてプログラム処理をす
るように構成しても良い。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、認識領域をシフトする領域シフト手段を有し
ているので、認識率を高くすることができる。第2の発
明によれば、バーコード領域をバーの数に基づいて認識
領域に分割する領域分割手段を有しているので、複数の
バーコードを正しく認識することができる。
【0065】第3の発明によれば、多値のバーコード領
域を2値化して認識するときに、最初の2値化で認識が
できない場合に、異なる閾値で再度2値化する第2の2
値化手段を有しているので、認識率を高くすることがで
きる。第4の発明によれば、複数の多値のバーコード領
域を2値化して認識するときに、最初の2値化で認識で
きたバーコードの幅に基づいて、認識できなかったバー
コード領域を選択する領域選択手段と、選択したバーコ
ード領域を異なる閾値で2値化する第2の2値化手段を
有している。これにより、帳票上のノイズを除去するこ
とが可能になり、処理時間を短縮することができる。
【0066】第5の発明によれば、短縮コードとして認
識されたバーコード領域が正しい領域であるか否かを確
認する短縮コード確認手段を有しているので、2種類の
コードが混在しているバーコードを誤りなく認識するこ
とができる。第6の発明によれば、短縮コードと標準コ
ードが隣接して認識されたときに、短縮コードを削除す
る認識結果削除手段を有しているので、重複読取を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すバーコード読取
装置の構成図である。
【図2】従来のバーコード読取装置の一例を示す構成図
である。
【図3】図1の動作を示すフローチャートである。
【図4】図3による処理の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す認識部の構成図
である。
【図6】図5の動作を示すフローチャートである。
【図7】図5中のJAN8確認部15の機能を説明する
ための図である。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す認識部の構成図
である。
【図9】図8の動作を示すフローチャートである。
【図10】図8中のJAN13確認部16の機能を説明
するための図である。
【図11】本発明の第4の実施形態を示すバーコード読
取装置の構成図である。
【図12】図11の動作を示すフローチャートである。
【図13】図12中のエリア分割部20の機能を説明す
るための図である。
【図14】本発明の第5の実施形態を示すバーコード読
取装置の構成図である。
【図15】図14の動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第6の実施形態を示すバーコード読
取装置の構成図である。
【図17】図16の動作を示すフローチャートである。
【図18】図16中のエリア選択部8の機能を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 画像メモリ 3 切出部 4 エリアメモリ 5,5A,5B,5C 制御部 6 画像2値化部 7 エリア2値化部 8 エリア選択部 10,10A,10B,10C 認識部 11,11A,11B,11C 認識制御部 12 JAN8認識部 13 JAN13認識部 14 領域シフト部 15 JAN8確認部 16 JAN13確認部 20 エリア分割部 21 分割制御部 22 JAN8分割部 23 JAN13分割部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数種類の幅を有する黒バーと白バーが所
    定の数だけ交互に平行に配置されて一定桁数のコードを
    表示するバーコードが印刷されたバーコード領域を読み
    取って認識するバーコード読取装置において、 前記読み取ったバーコード領域から前記所定の数の黒バ
    ーとその間に存在する白バーで構成される認識領域を順
    次シフトして認識するための領域シフト手段を設けたこ
    とを特徴とするバーコード読取装置。
  2. 【請求項2】 数種類の幅を有する黒バーと白バーが所
    定の数だけ交互に平行に配置されて一定桁数のコードを
    表示するバーコードが印刷されたバーコード領域を読み
    取って認識するバーコード読取装置において、 前記読み取ったバーコード領域を前記所定の数に基づい
    た認識領域に分割して認識するための領域分割手段を設
    けたことを特徴とするバーコード読取装置。
  3. 【請求項3】 数種類の幅を有する黒バーと白バーが所
    定の数だけ交互に平行に配置されて一定桁数のコードを
    表示するバーコードが印刷されたバーコード領域を読み
    取って認識するバーコード読取装置において、 前記バーコードを印刷の濃淡に応じて多値の濃度で読み
    取る読取手段と、 前記読取手段で読み取られた多値の濃度を所定の閾値で
    2値化する第1の2値化手段と、 前記第1の2値化手段で2値化されたバーコードの認識
    ができなかったときに、再度認識するために前記読取手
    段で読み取られた多値の濃度を前記所定の閾値とは異な
    る閾値で2値化する第2の2値化手段とを、 備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
  4. 【請求項4】 数種類の幅を有する黒バーと白バーが所
    定の数だけ交互に平行に配置されて一定桁数のコードを
    表示するバーコードが印刷された複数のバーコード領域
    を読み取って認識するバーコード読取装置において、 前記バーコードを印刷の濃淡に応じて多値の濃度で読み
    取る読取手段と、 前記読取手段で読み取られた多値の濃度を所定の閾値で
    2値化する第1の2値化手段と、 前記第1の2値化手段で2値化されたバーコードを認識
    する認識手段と、 前記認識手段で正しく認識されたバーコードの幅に基づ
    いてバーコード幅を算出し、該認識手段で正しく認識で
    きなかったバーコード領域を該バーコード幅を基準にし
    て選択する領域選択手段と、 前記領域選択手段で選択されたバーコード領域を再度認
    識するために、前記読取手段で読み取られた多値の濃度
    を前記所定の閾値とは異なる閾値で2値化する第2の2
    値化手段とを、 備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
  5. 【請求項5】 数種類の幅を有する黒バーと白バーが交
    互に平行に配置されてm桁の標準コードとこれよりも少
    ないn桁の短縮コードを表示する2種類のバーコードが
    印刷されたバーコード領域を読み取って認識するバーコ
    ード読取装置において、 前記バーコード領域を前記短縮コードとして認識する第
    1の認識手段と、 前記第1の認識手段で正しく認識されたバーコード領域
    の両側の黒バーの位置に基づいて該バーコード領域が正
    しい短縮コードであるか否かを確認する短縮コード確認
    手段と、 前記第1の認識手段で認識できなかったバーコード領域
    及び前記短縮コード確認手段で正しい短縮コードである
    と確認できなかったバーコード領域を前記標準コードと
    して認識する第2の認識手段とを、 備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
  6. 【請求項6】 数種類の幅を有する黒バーと白バーが交
    互に平行に配置されてm桁の標準コードとこれよりも少
    ないn桁の短縮コードを表示する2種類のバーコードが
    印刷されたバーコード領域を読み取って認識するバーコ
    ード読取装置において、 前記バーコード領域を前記短縮コードとして認識する第
    1の認識手段と、 前記バーコード領域を前記標準コードとして認識する第
    2の認識手段と、 前記第1及び第2の認識手段で認識されたバーコード領
    域が隣接している場合に、該第1の認識手段の認識結果
    を削除する認識結果削除手段とを、 備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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