JP2002216088A - 情報コード - Google Patents

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JP2002216088A JP2001010157A JP2001010157A JP2002216088A JP 2002216088 A JP2002216088 A JP 2002216088A JP 2001010157 A JP2001010157 A JP 2001010157A JP 2001010157 A JP2001010157 A JP 2001010157A JP 2002216088 A JP2002216088 A JP 2002216088A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コードの周囲に人間が判読可能な文字または
記号等を配置した場合に、その文字等を、コードを読み
取るものと同一の光学的読取り手段によって認識可能と
する情報コードを提供する。 【解決手段】 情報コード1に、コード2と人間が判読
可能な文字3“QPhone”とを備え、文字3を、そ
の両端部に配置されるシンボル4a,4bを利用するこ
とでコード読取り装置によって認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暗部と明部とを組
み合わせることで情報を符号化してなるコードを有する
情報コードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばバーコードと共にコード化
されている英数字の全てまたは重要な一部の文字をID
(識別情報)として印字しているものがあったが、この
場合のIDはバーコードが読取装置によって正しく読み
取られれば必要のないものであり、バーコードが正しく
読み取られない場合にキー入力などで入力操作を行うた
めのバックアップ手段でしかなかった。従って、通常は
このIDを用いられることがないものであった。
【0003】これに対して、特開2000−82198
公報には、二次元コードと共に、人間が判読可能で且つ
当該二次元コードに関連する意味を有する文字(以下、
可読文字と称す)を印字するようにした例が開示されて
いる。斯様な可読文字を配置することによって、一般ユ
ーザでも二次元コードが何に関連した情報を含んでいる
ものかを知ることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記可読文字
をもコードリーダで認識することが可能であれば、二次
元コードの情報により多様性を持たせることができる。
即ち、二次元コードの符号化パターンが同一であって
も、可読文字が異なる場合に、その符号化パターンに全
く異なる意味を持つ情報を付与することができるからで
ある。
【0005】しかしながら、特開2000−82198
公報では、可読文字を光学的な読取り装置(コードリー
ダ)などによって読み取ることまでは考慮されていな
い。当然に、コードリーダは二次元コードを読み取るこ
としか予定しておらず、そもそも、可読文字は二次元コ
ードの情報表示領域外に表示されているため、コードリ
ーダは可読文字の存在自体を認識することすらできな
い。また、可読文字を読み取るために、コードリーダと
は別にOCR(Optical Character Reader)などを用いる
ことも考えられるが、コストや、処理時間などの問題か
ら適さない場合が多い。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、コードの周囲に人間が判読可能な文
字または記号等を配置した場合に、その文字等を、コー
ドを読み取るものと同一の光学的読取り手段によって認
識可能とする情報コードを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の情報コー
ドによれば、コードの周囲に配置される人間が判読可能
な文字または記号等(以下、文字等と称す)を、シンボ
ルを利用することで、前記コードの符号を読み取るため
に使用される光学的読取り手段を用いて認識することが
可能となる。従って、情報コードの読取り側において、
前記コードによって与えられる情報と前記文字等とを組
み合わせることにより、情報コード全体によって提示さ
れる情報により多様性を持たせることができるので、情
報コードの適用範囲をより拡張することができる。
【0008】請求項2記載の情報コードによれば、シン
ボルによって前記文字等が配置されている領域が示され
るので、光学的読取り手段によって読取りを行う場合
に、コードと前記文字等とを容易に識別して読み取るこ
とができる。
【0009】請求項3記載の情報コードによれば、光学
的読取り手段を用いて前記文字等を読み取るための位置
がシンボルによって示されるので、そのシンボルの位置
に基づいて前記文字等を確実に認識することができる。
【0010】請求項4記載の情報コードによれば、シン
ボルは、前記文字等の両端部に配置されているので、情
報コードの読取り側は、シンボルの間に位置するものを
前記文字等として容易に認識することができる。
【0011】請求項5記載の情報コードによれば、シン
ボルは、前記文字等が配置されている領域を取り囲むよ
うに配置されているので、情報コードの読取り側は、シ
ンボルによって取り囲まれている領域の内部に配置され
ているものを前記文字等として容易に認識することがで
きる。
【0012】請求項6記載の情報コードによれば、シン
ボルは、コードの符号化パターンに関する規格寸法と所
定の関係を以て配置されているので、情報コードの読取
り側は、シンボルの認識を規格寸法との関連に基づいて
容易に行うことができる。
【発明の実施の形態】(第1実施例)以下、本発明の第
1実施例について図1乃至図4を参照して説明する。図
1は、情報コード1を示すものである。情報コード1
は、その記録面側に、2次元コードの一種であるマイク
ロQRコード2と、そのマイクロQRコード(以下、単
にコードと称す)2の図1中下方側に人間が判読可能な
文字“Q Phone”を白抜きで表示した文字3を配
置して構成されている。ここで、コード2が配置されて
いる領域をコード領域1aとし、文字3が配置されてい
る領域(後述するシンボル4を含む)を文字領域1bと
する。
【0013】コード2は、黒色の正方形を印字してなる
暗セルと、その暗セルが存在しない部分として白色の正
方形となっている明セルとを2次元的に組み合わること
で数字,英字,漢字,かな,記号等の情報を符号化し、
矩形状に形成されているものである。コード2は、詳細
は後述するが、CCDカメラなどを備えているコード読
取り装置によって暗セルと明セルとで構成される符号化
パターンが光学的に読み取られ、デコードされるように
なっている。
【0014】文字領域1bは、コード領域1aの下端と
の間に所定のギャップ(即ち、明部分)を有して配置さ
れている。尚、“所定のギャップ”は、例えばコード2
のセル寸法に等しくなるように設定されている。また、
文字3“Q Phone”は、コード2において符号化
されている情報の内容を表すものである。尚、文字3
は、黒地部3Bと白抜きの文字部3Cとで構成されるも
のとする。
【0015】また、文字3の両端側には、当該文字3
を、コード2を読み取るためのコード読取り装置によっ
て読み取るために利用されるバー状のシンボル4a,4
bが配置されている。これらのシンボル4a,4bは、
コード領域1aの両端に合わせて、且つ、文字3の表示
領域の外縁である黒地部3Bとの間に所定のギャップを
有して配置されている。
【0016】図2は、コード読取り装置5の電気的構成
を示す機能ブロック図である。LED6は、情報コード
1の記録面に照明用の赤色光を照射するために用いられ
る。LED6によって投光された光は、情報コード1の
記録面により反射されると、受光レンズ7を介してCC
D(Charge Coupled Device) エリアセンサ8によって受
光されるようになっている。CCDエリアセンサ8は、
撮像した2次元画像を水平方向の走査線信号として、増
幅回路9を介して比較回路10及びA/D変換回路11
に出力するようになっている。
【0017】比較回路10は、入力される走査線信号を
しきい値と比較して2値化したデータを、メモリ12及
び特定比検出回路13に出力するようになっている。特
定比検出回路13は、2値化された走査線信号のデータ
よりコード2の符号化パターンに含まれている所定の周
波数成分を検出し、その検出結果をメモリ12に出力す
るようになっている。また、A/D変換回路11は、増
幅回路9を介して与えられるアナログの走査線信号をデ
ジタルデータに変換してメモリ12に出力するようにな
っている。
【0018】CPU14は、LED5の駆動や増幅回路
9の増幅率,また、比較回路10に与えるしきい値レベ
ルを制御したり、A/D変換回路11や特定比検出回路
13の制御を行うようになっている。また、CPU14
は、同期信号発生回路15に対してクロック信号を出力
する。同期信号発生回路15は、CPU14より与えら
れるクロック信号に基づいて同期信号を生成すると、そ
の同期信号をCCDエリアセンサ8,特定比検出回路1
3及びアドレス発生回路16に出力するようになってい
る。アドレス発生回路16は、同期信号をカウントする
ことでメモリ12の書き込みアドレスを生成し、メモリ
12に出力するようになっている。
【0019】更に、CPU14には、ユーザが操作入力
を行うためのスイッチ17の操作信号が与えられ、ま
た、CPU14は、液晶表示器18に表示信号を出力す
るようになっていると共に、通信インターフェイス19
を介して図示しないホストとの間で通信を行うことがで
きるようになっており、メモリ12に記憶されたデータ
を送信するなどの処理を行う。電池20は、コード読取
り装置5の各部に電源を供給するものである。
【0020】尚、このコード読取り装置5のハードウエ
ア構成は基本的に周知のものと同様であり、以下述べる
ように、CPU14におけるソフトウエア的な処理にお
いて特徴的な機能を実現している。
【0021】次に、本実施例の作用について図3及び図
4をも参照して説明する。図3は、コード読取り装置5
のCPU14が実行する処理の内容を示すフローチャー
トである。CPU14は、先ず、CCDエリアセンサ8
を介して、情報コード1の全領域の画像データを読み込
む(ステップS0)。そして、読み込んだ画像データよ
り、コード2の位置決めシンボル2aに対応した“1:
1:3:1:1”のような特定の周波数比を特定比検出
回路13の検出結果より検出すると(ステップS1)、
位置決めシンボル2aに基づいてコード領域1aを検出
する(ステップS2)。
【0022】続いて、CPU14は、コード領域1aと
所定の位置関係にある、文字領域1bとの間にあるギャ
ップと、それに続く“シンボル4a,黒地部3B,シン
ボル4b”との配置で構成される領域の画像パターンを
検出し(ステップS3)、端部のシンボル4a,4bに
挟まれている黒地部3Bを検出する(ステップS4)。
【0023】それから、CPU14は、文字領域1bに
設定した走査線に基づく走査を行うことで走査線上にお
ける文字3のパターンを検出する(ステップS5)。こ
こで、文字領域1bに対して設定される走査線は、図1
(b)に示すように“U,M,D”の3本であり、それ
らの位置を決定する方法について、以下、図4を参照し
て説明する。
【0024】先ず、CPU14は、シンボル4(バー)
の高さHを検出すると(ステップA1)、走査線Mの位
置を、文字領域1bの下端を基準(例えば“0”)とし
て“H/2”の位置に決定する(ステップA2)。尚、
シンボル4の高さHは、例えばコード2のセル寸法の5
倍に等しくなるように設定されている。
【0025】次に、CPU14は、走査線Uの位置を、
走査線Mの位置を基準として“H/N”を加えた位置に
決定する(ステップA3)。ここで、“N”は、例えば
“4”等の適当な自然数である。続いて、CPU14
は、走査線Dの位置を、走査線Mの位置を基準として
“H/N”を減じた位置に決定する(ステップA4)。
以上のプロセスによって、3本の走査線“U,M,D”
の位置が決定される。
【0026】再び、図3を参照する。CPU14は、ス
テップS5において文字領域1bに設定した走査線
“U,M,D”に基づく走査を行ない、文字3のパター
ンを検出すると、続いて、走査したパターンと基準パタ
ーンとを比較照合することによって、文字3の割り出し
を行う(ステップS6)。
【0027】ここで、“基準パターン”とは、文字3と
して表記されるものは特定の限られた文字であるため、
走査されることが予想されるデータパターンとしてメモ
リ12に予め記憶されているものである。この基準パタ
ーンに対して、実際に走査が行われた結果白抜きで検出
される文字部3Cのパターンを照合して、文字3“Q
Phone”を割り出す(識別する)。この場合、上述
のように、あらゆる文字や記号等を想定する必要性は低
いため、走査線が3本程度であっても文字3を十分に割
り出すことが可能である。
【0028】次に、CPU14は、コード領域1aにお
けるコード2についてデコードを行い(ステップS
7)、ステップC6において識別した文字領域1bの文
字3と共に結果を液晶表示器18に出力する(ステップ
S8)。また、必要に応じて、コード2のデコード結果
及び識別した文字3のデータを通信インターフェイス1
9を介して外部装置に出力する。
【0029】以上のように本実施例によれば、情報コー
ド1に、コード2と、人間が判読可能な文字3“Q P
hone”とを備えて、文字3をその両端部に配置され
るシンボル4a,4bを利用することでコード読取り装
置5によって認識するようにした。従って、情報コード
1の読取り側では、コード2によって与えられる情報と
前記文字3とを組み合わせることにより、情報コード1
全体によって提示される情報により多様性を持たせるこ
とができ、情報コード1の適用範囲をより拡張すること
ができる。
【0030】そして、シンボル4a,4bによって文字
3が配置されている領域が示されるので、コード読取り
装置5は、コード2と文字3とを容易に識別して読み取
ることができ、また、シンボル4a,4bの間に位置す
るものを文字3として容易に認識することができる。
【0031】更に、シンボル4a,4bの配置に関する
寸法は、コード2のセル寸法(符号化パターンに関する
規格寸法)の整数倍(所定の関係)となっているので、
コード読取り装置5は、シンボル4a,4bをデジタル
データとして認識する場合に、上記規格寸法との関連に
よってそのパターンを容易に認識することができる。
【0032】(第2実施例)図5及び図6は本発明の第
2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には
同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分につい
てのみ説明する。第2実施例の情報コード21では、第
1実施例において黒地部3Bの両側に配置されていたバ
ー状のシンボル4a,4bに代えて、黒地部3Bの両側
に夫々3つのドット(1)〜(3)からなるシンボル2
2a,22bが配置されている。
【0033】これらの内、図5中上下方向の中間に位置
するシンボル22(2)は、第1実施例の走査線Mの位
置に対応して配置されており、そのシンボル22(2)
の上,下に夫々位置するシンボル22(1),22
(3)は、文字領域21bの上端部,下端部に対応して
配置されている。その他については第1実施例と同様で
ある。
【0034】次に、第2実施例の作用について説明す
る。この場合、図3に示すステップS3,S4の処理は
第1実施例と同様にして行われるが、ステップS3で
は、3つのシンボル22(1)〜22(3)の位置検出
も行われる。そして、走査線決定処理を示す図6におい
て、CPU14は、シンボル22(1),22(3)の
位置を、走査線UL,DLとして夫々定めると(ステッ
プB0)、続いて、シンボル22(2)の位置を走査線
Mの位置として決定する(ステップB1)。そして、走
査線Uの位置は、シンボル22(1)と22(2)との
中間位置に決定し(ステップB2)、走査線Dの位置
は、シンボル22(2)と22(3)との中間位置に決
定する(ステップB3)。結果として、走査線U,Dの
位置は、第1実施例の場合と略同様に決定されることに
なる。
【0035】以上のように第2実施例によれば、コード
読取り装置5によって文字3を読み取るための位置が、
シンボル22(1)〜22(3)によって示される。即
ち、コード読取り装置5は、シンボル22(1),22
(2),22(3)の各位置に走査線UL,DL,Mを
設定すると共に、それらのシンボル22の中間位置に走
査線U,Dを設定するので、シンボル22(1)〜22
(3)の位置に基づいて文字3を確実に認識することが
できる。
【0036】(第3実施例)図7は本発明の第3実施例
を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説
明する。第3実施例の情報コード23では、文字領域2
3bの文字24“Q Phone”は、白地に黒文字
(暗部)で描かれている。そして、文字領域23bを設
定するために、その上端部と下端部とを示すようにして
横方向に描かれたバー状のシンボル25a,25bが配
置されている。
【0037】次に、第3実施例の作用について説明す
る。第3実施例の情報コード23については、文字24
の検出は第1実施例と略同様に行われる。即ち、上下の
シンボル25a,25bの位置の差分より文字領域23
bの高さH′が求められ、走査線Mの位置を、文字領域
23bの下端側のシンボル25bの位置を基準(例えば
“0”)として“H′/2”の位置に決定する。次に、
走査線Uの位置を、走査線Mの位置を基準として“H′
/N”を加えた位置に決定し、走査線Dの位置を、走査
線Mの位置を基準として“H′/N”を減じた位置に決
定する。即ち、第1実施例の図4に示す高さHをH′に
置き換えることで第1実施例と同様に実施されるが、
“H′=H”でも良いことは言うまでもない。
【0038】また、第3実施例では、ステップS6にお
ける文字24の割り出しにおいては、走査線“U,M,
D”に基づく走査の結果は、第1実施例等とは白,黒が
逆のパターンで検出されることになる。以上のように第
3実施例によれば、シンボル25a,25bを、文字2
4の上下両端部に配置したので、第1実施例と同様の効
果が得られる。
【0039】(第4実施例)図8は本発明の第4実施例
を示すものであり、第3実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説
明する。第4実施例の情報コード26では、第3実施例
と同様に、文字領域26bを設定するためにバー状のシ
ンボル25a,25bが配置されていると共に、それら
上下位置の中間となる位置に、ドット状のシンボル27
a,27bが配置されている。
【0040】次に、第4実施例の作用について説明す
る。第4実施例における文字24の検出は、第2実施例
の場合と同様に行われる。即ち、ドット状のシンボル2
7a,27bの位置に合わせて走査線Mを設定し、シン
ボル25aとシンボル27との中間位置に走査線Uを設
定する。また、シンボル27とシンボル25bとの中間
位置に走査線Dを設定する。
【0041】以上のように第4実施例によれば、シンボ
ル25a,25bを文字26の上下両端部に配置すると
共に、文字24の左右両端部にドット状のシンボル27
a,27bを配置したので、第1,第3実施例と同様の
効果が得られる。
【0042】(第5実施例)図9は本発明の第5実施例
を示すものである。第5実施例では、第3実施例におけ
る文字24の周囲を取り囲むようにして枠状のシンボル
28を配置して、情報コード29が構成されている。以
上のように構成された第5実施例によれば、コード読取
り装置5は、シンボル28の内部に配置されている文字
24を容易に認識して、第3実施例と同様の手法によっ
て検出することができる。
【0043】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。コードは、マイクロQRコード2に
限ることなく、その他、QRコード、バーコード,PD
F417,Data Matrix ,Maxicodeなど、光学的読取り
手段によって読み取り可能なものであれば何でも良い。
“文字または記号等”としては、アルファベットに限る
ことなく、その他、ひらがな,カタカナ,数字,漢字,
記号,線,図形などを用いても良い。走査線の設定数
は、適宜変更して設定すれば良く、使用される文字等が
ある程度限定されている場合は設定数を1本だけにして
も良い。第1実施例において、文字領域1bの高さ方向
における端部(0,H)に走査線UL,DLを設定して
も良い。即ち、文字が領域1bの端部にかかるように表
示されている場合には、上記の走査線UL,DLを文字
の検出に利用することができる。ステップS7は、ステ
ップS2やS4の後に実行しても良い。第2実施例にお
いて、走査線U,Dの位置に対応するシンボルを別途設
けておいても良い。
【0044】シンボルの配置は、必ずしもコードの符号
化パターンに関する規格寸法と所定の関係を有するよう
にして設定する必要はない。シンボルは、必ずしも文字
等が配置されている領域を示すものでなくても良い。例
えば、第1実施例におけるシンボル4a,4bの高さ寸
法をHよりも小さく設定しても良く、その場合、黒地部
3Bの上端,下端を検出することで文字領域1bの高さ
Hを検出するようにしても良い。シンボルから文字領域
の幅(印字方向の長さ)を検出して、走査線の位置が幅
方向に並ぶように設定しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であり、(a)は情報コー
ドを、(b)は(a)に示す情報コードの文字領域を拡
大して示す図
【図2】コード読取り装置の電気的構成を示す機能ブロ
ック図
【図3】コード読取り装置のCPUが実行する処理の内
容を示すフローチャート
【図4】3本の走査線U,M,Dの位置を決定するため
の処理内容を示すフローチャート
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】図4相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図1(a)相当図
【図8】本発明の第4実施例を示す図1(a)相当図
【図9】本発明の第5実施例を示す図1(a)相当図
【符号の説明】
1は情報コード、2はQRコード、3は文字、4a,4
bはシンボル、5はコード読取り装置(光学的読取り手
段)、14はCPU、21は情報コード、22a,22
bはシンボル、24は文字、25a,25bはシンボ
ル、26は情報コード、27a,27bはシンボル、2
8はシンボル、29は情報コードを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 好弘 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5B035 AA00 BB03 BB08 BB11 BC00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗部と明部とを組み合わせることで情報
    を符号化し、その符号が光学的読取り手段によって読み
    取られるコードと、 このコードの周囲に、 人間が判読可能な文字または記号等と、 この文字または記号等を前記光学的読取り手段によって
    認識するために利用されるシンボルとを配置したことを
    特徴とする情報コード。
  2. 【請求項2】 前記シンボルは、前記文字または記号等
    が配置されている領域を示すものであることを特徴とす
    る請求項1記載の情報コード。
  3. 【請求項3】 前記シンボルは、前記光学的読取り手段
    によって前記文字または記号等を認識するための位置を
    示すものであることを特徴とする請求項1または2記載
    の情報コード。
  4. 【請求項4】 前記シンボルは、前記文字または記号等
    の両端部に配置されていることを特徴とする請求項1乃
    至3の何れかに記載の情報コード。
  5. 【請求項5】 前記シンボルは、前記文字または記号等
    が配置されている領域を取り囲むものであることを特徴
    とする請求項2記載の情報コード。
  6. 【請求項6】 前記シンボルは、前記コードの符号化パ
    ターンに関する規格寸法と所定の関係を以て配置されて
    いることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の
    情報コード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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