JP2001307006A - ネットワークを利用して複数人の承認を得る方法及びその方法を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

ネットワークを利用して複数人の承認を得る方法及びその方法を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2001307006A
JP2001307006A JP2000124697A JP2000124697A JP2001307006A JP 2001307006 A JP2001307006 A JP 2001307006A JP 2000124697 A JP2000124697 A JP 2000124697A JP 2000124697 A JP2000124697 A JP 2000124697A JP 2001307006 A JP2001307006 A JP 2001307006A
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English (en)
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Masakazu Ono
雅一 小野
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Original Assignee
Cadix Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数人の承認を受ける作業を電子メールソフ
トウェアを用いて簡便に行う方法を提供する。 【解決手段】 起案者は承認の順番を表す順番情報を添
付ファイルとして含む電子メールをメンバーに送信す
る。メンバーは自己の承認・非承認を表す承認情報を上
記電子メールに添付して、次の承認者であるメンバーに
転送する。次のメンバーは、順番情報に基づいて決定さ
れる。次の承認者であるメンバーもまた自己の承認・非
承認を表す承認情報を上記電子メールの添付ファイルの
内容に追加して、さらに次の承認者であるメンバーに転
送する。このようにして、承認情報と順番情報が添付さ
れた電子メールを順次回していくことによって、複数人
の承認を容易にとることができるワークフローシステム
をネットワーク上に構築することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用して承認を受ける方法に関する。特に、電子メールを
利用して容易に複数人の承認を受ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数人のメンバーが共同で仕事をする場
合に、仕事の進捗状況等の管理のためにグループウェア
が広く利用されている。このグループウェアによれば、
ある書類について複数人のメンバーの承認を受ける作業
も、各メンバーの空き時間等を利用して自動的に実行す
ることができる。したがって、各メンバーの無駄時間が
少なくなり、効率的に仕事を進めることが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
グループウェアは、一般にサーバ・クライアント方式を
採用しており、そのグループウェアのためにサーバが必
要となり、大きなコストが必要となる。さらに、グルー
プウェアを採用した場合はそのサーバの管理労力が必要
となってしまう。
【0004】そのため、承認を複数人に受けるためのい
わゆるワークフローシステムだけを構築するためにグル
ープウェアを導入することは労力対効果が低いと考えら
れる。
【0005】本発明は、かかる課題に鑑みなされたもの
であり、その目的は、複数人の承認を受ける作業をグル
ープウェアを用いずに簡便に行う方法及びその方法を実
行するソフトウェアを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ネットワークを利用して複数人の承認を
得る方法において、承認を受ける順番を表す順番情報
と、これまでに与えられた承認の状況を表す承認情報
と、を含む電子メールを受信する受信ステップと、前記
受信ステップで受信した電子メールに対して、承認をす
るかまたは承認しないかを決定し、その決定を表す自己
承認情報を前記受信した電子メールに加える自己承認情
報記述ステップと、前記受信した電子メールに含まれる
前記順番情報を参照し、次に電子メールを転送すべきメ
ンバーを決定する次メンバー決定ステップと、前記次の
メンバーに前記受信した電子メールを転送する転送ステ
ップと、を含み、前記転送ステップにおいて転送される
電子メールには、前記承認情報と、前記自己承認情報
と、前記順番情報と、が含まれていることを特徴とする
ネットワークを利用して複数人の承認を受ける方法であ
る。
【0007】このような構成によれば、順番情報を含む
電子メールを承認の順番に従って承認者間を転送させる
ことができる。
【0008】また、本発明は、前記受信ステップで受信
する電子メールは、前記順番情報と、前記承認情報とを
記述した添付ファイルを含み、前記自己承認情報記述ス
テップにおいては、前記自己承認情報が前記電子メール
の添付ファイル中に記述され、前記転送ステップにおい
て転送される電子メールには、前記承認情報と、前記自
己承認情報と、前記順番情報と、が記述された添付ファ
イルが含まれていることを特徴とするネットワークを利
用して複数人の承認を受ける方法である。
【0009】このような構成によれば、添付ファイルで
承認情報、順番情報を送受信することができる。
【0010】また、本発明は、前記受信ステップで受信
する電子メールは、前記順番情報と、前記承認情報とが
ヘッダー中に記述されており、前記自己承認情報記述ス
テップにおいては、前記自己承認情報が前記電子メール
のヘッダー中に記述され、前記転送ステップにおいて転
送される電子メールは、前記承認情報と、前記自己承認
情報と、前記順番情報と、がヘッダー中に記述されてい
ることを特徴とするネットワークを利用して複数人の承
認を受ける方法である。
【0011】このような構成によれば、電子メールのヘ
ッダーで承認情報、順番情報を送受信することができ
る。
【0012】また、本発明は、前記受信ステップで受信
する電子メールは、前記順番情報と、前記承認情報とが
本文中に記述されており、前記自己承認情報記述ステッ
プにおいては、前記自己承認情報が前記電子メールの本
文中に記述され、前記転送ステップにおいて転送される
電子メールは、前記承認情報と、前記自己承認情報と、
前記順番情報と、が本文中に記述されていることを特徴
とするネットワークを利用して複数人の承認を受ける方
法である。
【0013】このような構成によれば、電子メールの本
文の記述によって、承認情報、順番情報を送受信するこ
とができる。
【0014】また、本発明は、前記承認情報を含む電子
メールを、管理サーバに対して送信する報告ステップを
含むことを特徴とするネットワークを利用して複数人の
承認を受ける方法である。
【0015】このような構成によれば、管理サーバは承
認がどこまで進展したか知ることができる。
【0016】また、本発明は、前記承認情報を含む電子
メールを、複数人の承認を受けようとする起案者に対し
て送信する報告ステップを含むことを特徴とするネット
ワークを利用して複数人の承認を受ける方法である。
【0017】このような構成によれば、起案者は承認が
どこまで進展したか知ることができる。
【0018】また、本発明は、前記承認情報が、承認し
ないことを意味する場合には、前記電子メールをその発
信者に返信する返信ステップ、を含むことを特徴とする
ネットワークを利用して複数人の承認を受ける方法であ
る。
【0019】このような構成によれば、承認しない者が
現れた際に、電子メールがそれより先の承認者に進んで
しまうことがない。
【0020】また、本発明は、前記承認情報と、前記発
信者に電子メールを返信した旨を表す情報とを含む電子
メールを、管理サーバに対して送信する報告ステップを
含むことを特徴とするネットワークを利用して複数人の
承認を受ける方法である。
【0021】このような構成によれば、管理サーバは、
承認作業の進展を知ることができ、電子メールがどこで
発信元に戻されたのかを知ることができる。
【0022】また、本発明は、前記承認情報と、前記発
信者に電子メールを返信した旨を表す情報とを含む電子
メールを、複数人の承認を受けようとする起案者に対し
て送信する報告ステップを含むことを特徴とするネット
ワークを利用して複数人の承認を受ける方法である。
【0023】このような構成によれば、起案者は、承認
作業の進展を知ることができ、電子メールがどこで発信
元に戻されたのかを知ることができる。
【0024】また、本発明は、前記管理サーバは、メー
ルサーバであることを特徴とするネットワークを利用し
て複数人の承認を受ける方法である。
【0025】このような構成によれば、メールサーバが
承認作業の進展を知ることができる。
【0026】また、本発明は、これまでの承認状況を表
す承認情報を含む電子メールを、承認を受ける順番を表
す順番情報に基づいて、メンバーに送信する送信ステッ
プと、前記メンバーから返信されてきた電子メールを受
信し、前記順番情報に基づいて、次に電子メールを送信
すべきメンバーを決定する次メンバー決定ステップと、
前記決定した次メンバーに対して、これまでの承認状況
を表す承認情報を含む電子メールを送信する次メンバー
送信ステップと、を含むことを特徴とするネットワーク
を利用して複数人の承認を得る方法である。
【0027】このような構成によれば、メンバーに順次
電子メールを出すことによって承認を順次得ることがで
きる。
【0028】また、本発明は、サーバが、これまでの承
認状況を表す承認情報を含む電子メールを、承認を受け
る順番を表す順番情報に基づいて、メンバーに送信する
送信ステップと、前記サーバが、前記メンバーから返信
されてきた電子メールを受信し、前記順番情報に基づい
て、次に電子メールを送信すべきメンバーを決定する次
メンバー決定ステップと、前記サーバが、前記決定した
次メンバーに対して、これまでの承認状況を表す承認情
報を含む電子メールを送信する次メンバー送信ステップ
と、を含むことを特徴とするネットワークを利用して複
数人の承認を得る方法である。
【0029】このような構成によれば、サーバが承認者
であるメンバーに順次電子メールを出すことによって、
順次承認を得ることができる。
【0030】また、本発明は、起案者が、これまでの承
認状況を表す承認情報を含む電子メールを、承認を受け
る順番を表す順番情報に基づいて、メンバーに送信する
送信ステップと、前記起案者が、前記メンバーから返信
されてきた電子メールを受信し、前記順番情報に基づい
て、次に電子メールを送信すべきメンバーを決定する次
メンバー決定ステップと、前記起案者が、前記決定した
次メンバーに対して、これまでの承認状況を表す承認情
報を含む電子メールを送信する次メンバー送信ステップ
と、を含むことを特徴とするネットワークを利用して複
数人の承認を得る方法である。
【0031】このような構成によれば、起案者が、承認
者であるメンバーに順次電子メールを出すことによっ
て、順次承認を得ることができる。
【0032】また、本発明は、前記送信ステップにおけ
る電子メールは、前記承認情報が記述された添付ファイ
ルを含んでおり、前記次メンバー送信ステップにおける
電子メールは、前記承認情報が記述された添付ファイル
を含んでいることを特徴とするネットワークを利用して
複数人の承認を得る方法である。
【0033】このような構成によれば、添付ファイルを
用いて、承認情報の送受信が可能である。
【0034】また、本発明は、前記送信ステップにおけ
る電子メールは、前記承認情報がヘッダーに記述されて
おり、前記次メンバー送信ステップにおける電子メール
は、前記承認情報がヘッダーに記述されていることを特
徴とするネットワークを利用して複数人の承認を得る方
法である。
【0035】このような構成によれば、電子メールのヘ
ッダーを用いて、承認情報の送受信が可能である。
【0036】また、本発明は、前記送信ステップにおけ
る電子メールは、前記承認情報が本文に記述されてお
り、前記次メンバー送信ステップにおける電子メール
は、前記承認情報が本文に記述されていることを特徴と
するネットワークを利用して複数人の承認を得る方法。
【0037】このような構成によれば、電子メールの本
文中の記述を用いて、承認情報の送受信が可能である。
【0038】また、本発明は、ネットワークを利用して
複数人の承認を得るのに用いられる電子メールソフトウ
ェアを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体で
あって、前記電子メールソフトウェアは、承認を受ける
順番を表す順番情報と、これまでに与えられた承認の状
況を表す承認情報と、を含む電子メールを受信する受信
手順と、前記受信手順で受信した電子メールに対して、
承認をするか否かの決定を表す自己承認情報を前記受信
した電子メールに加える自己承認情報記述手順と、前記
受信した電子メールに含まれる前記順番情報を参照し、
次に電子メールを転送すべきメンバーを決定する次メン
バー決定手順と、前記次のメンバーに前記受信した電子
メールを転送する転送手順と、を実行し、前記転送手順
において転送される電子メールには、前記承認情報と、
前記自己承認情報と、前記順番情報と、が含まれている
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
である。
【0039】このような構成によれば、順番情報を含む
電子メールを承認の順番に従って承認者間を転送させる
ことができる。
【0040】また、本発明は、前記受信手順で受信する
電子メールは、前記順番情報と、前記承認情報とを記述
した添付ファイルを含み、前記自己承認情報記述手順に
おいては、前記自己承認情報が前記電子メールの添付フ
ァイル中に記述され、前記転送手順において転送される
電子メールには、前記承認情報と、前記自己承認情報
と、前記順番情報と、が記述された添付ファイルが含ま
れていることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体である。
【0041】このような構成によれば、添付ファイルで
承認情報、順番情報を送受信することができる。
【0042】また、本発明は、前記受信手順で受信する
電子メールは、前記順番情報と、前記承認情報とがヘッ
ダー中に記述されており、前記自己承認情報記述手順に
おいては、前記自己承認情報が前記電子メールのヘッダ
ー中に記述され、前記転送手順において転送される電子
メールは、前記承認情報と、前記自己承認情報と、前記
順番情報と、がヘッダー中に記述されていることを特徴
とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0043】このような構成によれば、電子メール中の
ヘッダーで承認情報、順番情報を送受信することができ
る。
【0044】また、本発明は、前記受信手順で受信する
電子メールは、前記順番情報と、前記承認情報とが本文
中に記述されており、前記自己承認情報記述手順におい
ては、前記自己承認情報が前記電子メールの本文中に記
述され、前記転送手順において転送される電子メール
は、前記承認情報と、前記自己承認情報と、前記順番情
報と、が本文中に記述されていることを特徴とするコン
ピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0045】このような構成によれば、電子メール中の
本文の記載で、承認情報、順番情報を送受信することが
できる。
【0046】また、本発明は、前記承認情報を含む電子
メールを、管理サーバに対して送信する報告手順を含む
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
である。
【0047】このような構成によれば、管理サーバは承
認がどこまで進展したか知ることができる。
【0048】また、本発明は、前記承認情報を含む電子
メールを、複数人の承認を受けようとする起案者に対し
て送信する報告手順を含むことを特徴とするコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体である。
【0049】このような構成によれば、起案者は承認が
どこまで進展したか知ることができる。
【0050】また、本発明は、前記承認情報が、承認し
ないことを意味する場合には、前記電子メールをその発
信者に返信する返信手順、を含むことを特徴とするコン
ピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0051】このような構成によれば、承認しない者が
現れた際に、電子メールがそれより先の承認者に進んで
しまうことがない。
【0052】また、本発明は、前記承認情報と、前記発
信者に電子メールを返信した旨を表す情報とを含む電子
メールを、管理サーバに対して送信する報告手順を含む
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
である。
【0053】このような構成によれば、管理サーバは、
承認作業の進展を知ることができ、電子メールがどこで
発信元に戻されたのかを知ることができる。
【0054】また、本発明は、前記承認情報と、前記発
信者に電子メールを返信した旨を表す情報とを含む電子
メールを、複数人の承認を受けようとする起案者に対し
て送信する報告手順を含むことを特徴とするコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体である。
【0055】このような構成によれば、起案者は、承認
作業の進展を知ることができ、電子メールがどこで発信
元に戻されたのかを知ることができる。
【0056】また、本発明は、前記管理サーバは、メー
ルサーバであることを特徴とするコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体である。
【0057】このような構成によれば、メールサーバが
承認作業の進展を知ることができる。
【0058】また、本発明は、これまでの承認状況を表
す承認情報を含む電子メールを、承認を受ける順番を表
す順番情報に基づいて、メンバーに送信する送信手順
と、前記メンバーから返信されてきた電子メールを受信
し、前記順番情報に基づいて、次に電子メールを送信す
べきメンバーを決定する次メンバー決定手順と、前記決
定した次メンバーに対して、これまでの承認状況を表す
承認情報を含む電子メールを送信する次メンバー送信手
順と、を含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可
能な記憶媒体である。
【0059】このような構成によれば、メンバーに順次
電子メールを出すことによって承認を順次得ることがで
きる。
【0060】また、本発明は、ネットワークを利用して
複数人の承認を得るのに用いられるサーバ上で動作する
ソフトウェアを格納したコンピュータ読み取り可能な記
憶媒体であって、前記サーバが、これまでの承認状況を
表す承認情報を含む電子メールを、承認を受ける順番を
表す順番情報に基づいて、メンバーに送信する送信手順
と、前記サーバが、前記メンバーから返信されてきた電
子メールを受信し、前記順番情報に基づいて、次に電子
メールを送信すべきメンバーを決定する次メンバー決定
手順と、前記サーバが、前記決定した次メンバーに対し
て、これまでの承認状況を表す承認情報を含む電子メー
ルを送信する次メンバー送信手順と、を含むことを特徴
とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0061】このような構成によれば、サーバが承認者
であるメンバーに順次電子メールを出すことによって、
順次承認を得ることができる。
【0062】また、本発明は、ネットワークを利用して
複数人の承認を得るのに用いられる電子メールソフトウ
ェアを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体で
あって、起案者が、これまでの承認状況を表す承認情報
を含む電子メールを、承認を受ける順番を表す順番情報
に基づいて、メンバーに送信する送信手順と、前記起案
者が、前記メンバーから返信されてきた電子メールを受
信し、前記順番情報に基づいて、次に電子メールを送信
すべきメンバーを決定する次メンバー決定手順と、前記
起案者が、前記決定した次メンバーに対して、これまで
の承認状況を表す承認情報を含む電子メールを送信する
次メンバー送信手順と、を含むことを特徴とするコンピ
ュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0063】このような構成によれば、起案者が、承認
者であるメンバーに順次電子メールを出すことによっ
て、順次承認を得ることができる。
【0064】また、本発明は、前記送信手順における電
子メールは、前記承認情報が記述された添付ファイルを
含んでおり、前記次メンバー送信手順における電子メー
ルは、前記承認情報が記述された添付ファイルを含んで
いることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体である。
【0065】このような構成によれば、添付ファイルを
用いて、承認情報の送受信が可能である。
【0066】また、本発明は、前記送信手順における電
子メールは、前記承認情報がヘッダーに記述されてお
り、前記次メンバー送信手順における電子メールは、前
記承認情報がヘッダーに記述されていることを特徴とす
るコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0067】このような構成によれば、電子メールのヘ
ッダーを用いて、承認情報の送受信が可能である。
【0068】また、本発明は、前記送信手順における電
子メールは、前記承認情報が本文に記述されており、前
記次メンバー送信手順における電子メールは、前記承認
情報が本文に記述されていることを特徴とするコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0069】このような構成によれば、電子メールの本
文中の記述を用いて、承認情報の送受信が可能である。
【0070】また、本発明は、ネットワークを利用して
複数人の承認を得るのに用いられる電子メールソフトウ
ェアを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体で
あって、前記電子メールソフトウェアは、承認の対象を
含む電子メールを受信する受信手順と、前記受信手順で
受信した電子メールに対して、承認をするか否かの決定
を表す自己承認情報を含む承認電子メールを作成する承
認メール作成手順と、前記作成した承認電子メールを、
前記受信手順で受信した電子メールの送信者に送信する
承認メール送信手順と、を実行することを特徴とするコ
ンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0071】このような構成によれば、送信されてきた
電子メールに対して、承認するか否かの決定を含む電子
メールを容易に作成し、相手に返送することができる。
【0072】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0073】実施の形態1 図1には、本発明の好適な実施の形態1のワークフロー
システムを実現するネットワークシステムの全体構成図
が示されている。この図に示されているように、本シス
テムは、LAN10に接続されている各メンバー12
と、このLAN10に接続されているメールサーバ14
と、管理サーバ18を含んでいる。なお、各メンバー1
2の端末には記憶手段12aが備えられており、メール
サーバ14にも記憶手段14aが備えられている。さら
に、管理サーバ18にも記憶手段18aが備えられてい
る。また、管理サーバ18は後述する実施の形態3以降
で用いられる構成であり、実施の形態3以降で説明す
る。
【0074】また、本システムは、LAN10に接続さ
れているメンバー12だけでなく、インターネット16
等を介して接続されている他のメンバー12を含むこと
も可能である。要するに、電子メールが互いに送受信で
きる環境があれば本ネットワークシステムを利用可能で
ある。
【0075】本実施の形態1のネットワークシステムに
おいて特徴的なことは、複数人の承認を得るワークフロ
ーシステムを電子メールだけで実現したことである。し
たがって、各メンバーが使用している電子メールソフト
ウェアは、ワークフローシステムを実現する機能を備え
た新規な電子メールソフトウェアである。この電子メー
ルソフトウェアは図1における記憶手段12aに記憶さ
れている。記憶手段12aはハードディスクやフレキシ
ブルディスク、CDROM、各種フラッシュメモリ等、
プログラムを記憶しうる媒体であればどのようなもので
もかまわない。
【0076】以下、この電子メールソフトウェアを用い
てどのようにワークフローシステムが動作するか、電子
メールソフトウェアの動作・使用方法等を中心にして以
下説明する。図2には、他の複数のメンバー12の承認
を受けようとするあるメンバー12(以下、起案者とい
う)側における起案者及び電子メールソフトウェアの動
作を表すフローチャートが示されている。
【0077】まず、ステップS2−1において、複数人
の他のメンバーに承認を受ける必要がある書類等を作成
した起案者は、その承認を受ける対象(たとえば書類)
を電子メールソフトウェアに与える。与え方は種々考え
られる。この対象書類を電子メールの本文中に記載する
形で与えても良いし、いわゆる添付ファイルの形で電子
メールに含めるよう電子メールソフトウェアに指示して
も良い。電子メールソフトウェアはこのようにして与え
られた書類を含む電子メールを作成する(ステップS2
−1)。
【0078】次に、ステップS2−2において、起案者
は承認を受けるメンバーの順番を記述する順番情報を、
電子メールソフトウェアに与える。すると、電子メール
ソフトウェアは、この順番情報を添付ファイルとして電
子メールに付加するのである。
【0079】ステップS2−3においては、電子メール
ソフトウェアは、この電子メールを順番情報の示す最初
のメンバーに送信するのである。
【0080】本実施の形態1において特徴的なことは、
電子メールソフトウェアが与えられた順番情報を、回覧
する電子メールに添付ファイルの形で付加したことであ
る。
【0081】このように添付ファイルの形で付加するこ
とによって、容易にその順番情報を参照することができ
る。
【0082】さて、上記電子メールが送信される最初の
メンバー12(以下、第1承認者という)側におけるメ
ンバー12及び電子メールソフトウェアの動作が図3の
フローチャートに示されている。
【0083】まず、ステップS3−1において、第1承
認者は、送信されてきた電子メールを受信し、その内
容、すなわち認証対象である書類等を見て、承認するか
否かを決定する。承認する場合には、ステップS3−2
において、承認する旨の指示を電子メールソフトウェア
に与える。具体的にはこの電子メールソフトウェアのメ
ニューに「承認」の項目が設けられており、メンバー1
2はこの項目をクリックすることによって承認を行う旨
を電子メールソフトウェアに対して伝えることができ
る。
【0084】このステップS3−1は、本発明の受信ス
テップに相当する。
【0085】また、承認しない場合には、承認者は承認
を拒否する旨の指示を電子メールソフトウェアに与える
(ステップS3−7)。具体的にはこの電子メールソフ
トウェアのメニューに「承認拒否」の項目が設けられて
おり、メンバー12はこの項目をクリックすることによ
って承認を拒否する旨を電子メールソフトウェアに対し
て伝えることができるさて、上記ステップS3−2にお
いて承認の指示を行った場合は、次にステップS3−3
に移行する。
【0086】ステップS3−3において、電子メールソ
フトウェアは上記指示に基づいて、承認された電子メー
ルにメンバーが承認した旨を表す承認情報を添付ファイ
ルの形で付加する。このステップS3−3は本発明の自
己承認情報記述ステップに相当する。
【0087】このステップS3−3における電子メール
ソフトウェアの具体的な動作を表すフローチャートが図
4に示されている。
【0088】まず、ステップS4−1において、承認指
示を受け取った電子メールソフトウェアは、上記受信し
た電子メールに承認情報が記述された添付ファイルが添
付されているか検査する。もし、添付されていなけれ
ば、新たに承認情報が記述されたファイルを作成し、電
子メールに添付する(ステップS4−2)。
【0089】なお、第2承認者以降の場合は、ここでフ
ァイルが既に添付されている場合があり得る。ファイル
が添付されている場合には、ステップS4−3におい
て、電子メールソフトウェアはその添付ファイルを読み
出す。そして、ステップS4−4において、承認情報を
そのファイルに追加記述する。なお、この場合の承認情
報は、承認者が承認をするという情報である。
【0090】ステップS4−5においては、この追加記
述したファイルを上記電子メールに添付する。
【0091】以上のようにして、電子メールには承認者
が承認したことを表す承認情報が添付ファイルとして添
付される。
【0092】さて、図3のフローチャートに戻り、ステ
ップS3−4においては、電子メールに添付されている
順番情報のファイルが読み出される。
【0093】ステップS3−5においては、読み出した
ファイルを検査し、次の承認者、すなわち次に電子メー
ルを送るべきメンバーを決定する。この順番情報には、
承認を受ける順番が記述されているため、このような決
定が可能である。この決定は電子メールソフトウェアが
自動的に実行する。このステップS3−5は、本発明の
次メンバー決定ステップに相当する。
【0094】そして、ステップS3−6においては、決
定した次に承認者に電子メールが転送される。この動作
も電子メールソフトウェアが自動的に実行する。このス
テップS3−6は、本発明の転送ステップに相当する。
【0095】一方、上記ステップS3−7において承認
を拒否する指示を行った場合は、次にステップS3−8
に移行する。
【0096】このステップS3−8における動作は、ス
テップS3−3における動作と同様であり、その詳細も
同様に図4に示したとおりである。異なる点は、承認情
報が承認が拒否された内容の情報であるという点であ
る。この点以外は同様の動作である。
【0097】次に、ステップS3−9においては、この
ようにして拒否する旨の承認情報が添付された電子メー
ルが起案者に送信される。ここで、電子メールに添付さ
れている順番情報を検査することによって、起案者がど
のメンバーであるかを容易に知ることができる。また
は、電子メールの転送履歴等を参照して最初の起案者を
特定することも好ましい。いずれの場合でも起案者の決
定から電子メールの送信まで、電子メールソフトウェア
が自動的に実行する。
【0098】以上のようにして、第1承認者における動
作が完了する。第2承認者以降も同様の動作が実行され
る。ただし、第2承認者以降は、承認情報が記述された
添付ファイルが常に電子メールに添付されているので、
図4におけるステップS4−2等は実行されることがな
いであろう。その点以外は上記動作と同様の動作が実行
される。
【0099】なお、最後の承認者においては、承認する
承認しないに関わらず、電子メールは起案者に常に送信
される。
【0100】このようにして、起案者は電子メールによ
って複数のメンバーの承認を受けることができる。特に
本実施の形態によれば、各メンバーにおいて、電子メー
ルソフトウェアが順番情報に従って自動的に電子メール
を回覧したため、各承認者は容易に承認・承認拒否の動
作を実行することができる。
【0101】本実施の形態1では複雑なグループウェア
を用いずに単純な電子メールソフトウェアを用いて複数
メンバーの承認を得るシステムを構築した。その結果、
サーバの保守管理の労力を費やさなくても複数メンバー
の承認を得ることが可能なシステムを構築できたのであ
る。
【0102】また、本実施の形態1では、メールアドレ
スさえ有している人であれば、承認動作を求めることが
できる。特に、メールシステムを利用して承認動作を行
っているため、いわゆる非同期の承認動作が可能であ
る。すなわち、常時ネットワークに接続している状態で
なくても承認動作を行うことができるのである。その結
果、たとえば社長が海外に出張している場合でも、その
社長が海外のプロバイダを用いてインターネットに接続
することによって承認動作を行うことができるのであ
る。
【0103】実施の形態2−A 上記実施の形態1では、順番情報と、承認情報とを共に
添付ファイルの形で電子メールに付加した。しかし、添
付ファイル以外でも、これらの情報を電子メールに付加
できればどのような手法を採用してもかまわない。
【0104】たとえば、これらの情報を電子メールのヘ
ッダー中に記述することも好ましい。さらに、これらの
情報を電子メールの本文中に記述することも好ましい。
【0105】実施の形態2−B 上記実施の形態1では、承認者であるメンバー12が承
認を拒否した場合には、起案者にメールを送信したが、
電子メールを送信してきた前の承認者に電子メールを返
信することも好ましい。この場合は、上記ステップS3
−9における電子メールの送信先が電子メールの発信元
になるだけであり、その他の点は上記実施の形態1と同
様である。この場合のステップS3−9は、本発明の返
信ステップに相当する。
【0106】実施の形態2−C 上記実施の形態1では、順番情報と、承認情報とを添付
ファイルの形で電子メールに付加した。しかし、添付す
る内容としては、その他種々の情報でも良い。
【0107】たとえば、その電子メールの重要度を表す
フラグ情報等を添付ファイルの形で電子メールの添付し
ても良い。この場合、電子メールソフトウェアは、その
フラグ情報を自動的に読み出し、重要なメールであるこ
とをメンバー12に知らせる。電子メールソフトウェア
はたとえば電子メールのタイトルの色彩を通常の色彩と
は異なる色彩に変更したり、電子メールのタイトルの頭
に!マークを付す等して重要な電子メールであることを
メンバー12に知らせる。
【0108】なお、このフラグ情報のようなその他種々
の情報は、添付ファイル以外に、電子メールのヘッダー
に記述することや、本文中に記述すること等も好まし
い。
【0109】実施の形態3 上記実施の形態1、2−A、2−B、さらに2−Cによ
れば、ネットワーク上で電子メールを利用して複数人の
承認をとるシステムを構築できた。
【0110】しかし、認証作業が進行している際に、そ
の作業がどこまで進行しているか、換言すれば第何番目
の認証者のところまで電子メールが回っているかについ
ては、知ることができなかった。
【0111】そこで、本実施の形態3では、電子メール
を次のメンバーに送信する際に、その送信した旨を表す
電子メールを管理サーバ18に送信している。この結
果、管理サーバ18は送られてくる電子メールを管理す
るだけで、承認作業がどのメンバーまで進んでいるかを
知ることが可能となる。
【0112】このような動作を実現するために、本実施
の形態3の電子メールソフトウェアは、次の承認者に電
子メールを送信する際に管理サーバ18に、少なくとも
承認情報を含む電子メールを送信する機能を備えてい
る。このような機能を備えている結果、管理サーバ18
はその電子メール中の承認情報を見ることによってどこ
まで承認が進んだかを容易に知ることができる。
【0113】本実施の形態3の電子メールソフトウェア
の動作は、上記実施の形態1とほとんど同様である。
【0114】まず、起案者における動作は図2に示され
てフローチャートで説明したとおりであり、本実施の形
態3の電子メールソフトウェアでもまったく同様の動作
がなされる。
【0115】次に、承認者側における動作も既に図3で
示したフローチャートに基づき説明した動作とほぼ同様
である。異なる点は図3のステップS3−6とステップ
S3−9の動作である。
【0116】まず、ステップS3−6においては、電子
メールを次メンバーに送信する際に同時に管理サーバ1
8に対して報告となる電子メールを送信する点が実施の
形態1と異なる。この報告となる電子メールには、少な
くとも承認情報が含まれている。このような電子メール
を管理サーバ18に送信することによって、管理サーバ
18はどこまで承認作業が進展したかを容易に知ること
ができる。なお、この承認情報は、第1承認者から自己
までの承認状況に関する情報である。この承認情報は、
添付ファイルの形で電子メールに添付される。このステ
ップS3−6は、本発明の報告ステップに相当する。
【0117】また、ステップS3−9においても、電子
メールを起案者に送信する際に同時に管理サーバ18に
対して報告となる電子メールを送信する点が実施の形態
1と異なる。この報告となる電子メールには、少なくと
も承認情報と、さらに起案者に電子メールを返信した旨
が含まれている。このような電子メールを管理サーバ1
8に送信することによって、管理サーバ18はどこで承
認作業が中断したかを容易に知ることができる。この承
認情報も、第1承認者から自己までの承認状況に関する
情報であり、添付ファイルの形で付加する他、電子メー
ルのヘッダーや本文中にこの承認情報が記述されていて
もかまわない。なお、このステップS3−9において、
起案者ではなく、電子メールを発信した前の承認者に返
信することも好ましい。これは上記実施の形態2−Bと
同様である。この場合には、このステップS3−9も、
本発明の返信ステップに相当する。
【0118】本実施の形態3における動作は、以上の2
ステップにおける動作が異なるだけで、他の動作は実施
の形態1とまったく同様である。
【0119】本実施の形態3によれば、承認作業がどこ
まで進展したかを各承認者が管理サーバ18に電子メー
ルで報告しているため、承認作業の進展が容易に把握可
能な複数人の承認をとる方法が実現できる。
【0120】実施の形態4 上記実施の形態3でも、実施の形態1と同様に、順番情
報と、承認情報とを共に添付ファイルの形で電子メール
に付加している。しかし、実施の形態2で説明したよう
に、これらの情報を電子メールのヘッダー中に記述する
ことや、これらの情報を電子メールの本文中に記述する
ことも好ましい。
【0121】実施の形態5 上記実施の形態3では、承認作業の進展状況を電子メー
ルで管理サーバ18に報告している。しかし、この報告
となる電子メールを起案者であるメンバー12に送信す
ることも好ましい。
【0122】このように構成すれば、起案者自身が承認
作業の進展を容易に知ることができる。さらに、管理サ
ーバ18が不要となるため、簡易なシステムで複数人の
承認をとる方法が実現可能である。
【0123】本実施の形態5における電子メールソフト
ウェアの動作は、報告となる電子メールの宛先が異なる
だけで、その他の動作は上記実施の形態3とまったく同
様である。この場合も、ステップS3−6、ステップS
3−9は、本発明の報告ステップに相当する。
【0124】実施の形態6 また、上記実施の形態3等では、管理サーバ18を設け
ているが、メールサーバ14が管理サーバとなることも
好ましい。このように構成すれば、管理サーバ18を別
個独立に設ける必要がなく、簡易なシステムで複数人の
承認をとることができるワークフローシステムが提供可
能である。
【0125】実施の形態7 これまで述べた実施の形態では、各メンバー12が有す
る電子メールソフトウェアが順番情報等を参照し、次に
電子メールを送信するメンバー12を決定し、自動的に
そのメンバーに電子メールを転送していた。しかし、承
認の順番等の管理をメールサーバ14に行わせることも
好ましい。
【0126】本実施の形態7では、メールサーバ14が
承認の順番を管理し、各承認者であるメンバー12は承
認の順番等を考慮する必要がないワークフローシステム
について説明する。なお、以下に示すメールサーバ14
の動作は、すべてメールサーバ14のソフトウェアによ
って実行される。すなわち、本実施の形態7においては
新規なメールサーバソフトウェアによって以下の動作が
実行されている。なお、このメールサーバソフトウェア
は、図1の記憶手段14aに記憶されている。
【0127】本実施の形態7におけるネットワークシス
テムは図1で示したネットワークシステムと同様であ
る。本実施の形態7では、メールサーバ14が承認の順
番、承認情報等を管理し、複数人の承認を得るワークフ
ローシステムを実現している。
【0128】このシステムの動作が図5のフローチャー
トに示されている。
【0129】まず、ステップS5−1において、起案者
であるメンバー12は、承認を受けたい書類等と、承認
を受けたいメンバーとその順番を記述した順番情報と
を、メールサーバ14に送信する。
【0130】次に、ステップS5−2においては、メー
ルサーバ14が上記書類等を受け取り、内部の記憶手段
に記憶する。この動作はメールサーバ14のソフトウェ
アで実行される。
【0131】ステップS5−3においては、メールサー
バ14は、記憶した順番情報を参照し、順番に従って承
認者である各メンバー12に電子メールを送信する。こ
の送信される電子メールには、承認の対象である書類等
が含まれている。書類等の認証の対象は、添付ファイル
の形で電子メールに付加しても良いし、また、電子メー
ルの本文中に記述してもかまわない。この動作もメール
サーバ14のソフトウェアで実行され、このステップは
本発明の送信ステップに相当する。
【0132】本実施の形態7において特徴的なことは、
送信される電子メールには順番情報が含まれていないこ
とである。したがって、各メンバー12は自分の次の承
認者が誰であるか等には一切関知する必要がない。
【0133】ステップS5−4においては、各メンバー
12が送られてきた電子メールを閲覧する。承認者であ
る各メンバー12は、認証対象である書類等を見て、そ
れを承認するか否か決定する。そして、承認の結果を電
子メールでメールサーバ14に返す。なお、このステッ
プS5−4の動作を表すフローチャートが図6に示され
ている。図6の説明は後述する。
【0134】ステップS5−5においては、メールサー
バ14は、承認者であるメンバー12から送られてきた
電子メールを見て、その承認結果を内部の記憶手段に記
憶する。
【0135】ステップS5−6においては、承認者のす
べてに電子メールを送信したか否か検査される。この検
査は、上記順番情報をチェックすることによって実行さ
れる。すべての承認者に電子メールを送信し、承認の結
果を電子メールで受信している場合には、ステップS5
−7に処理が移行する。一方、承認を受けていないメン
バー12がいる場合には、ステップS5−3に処理が移
行し、次に電子メールを送るべき承認者を決定する。こ
のステップは本発明の次メンバー決定ステップに相当す
る。
【0136】続いて、ステップS5−3に処理が戻り、
上記次メンバーに対する電子メールの送信処理が続行さ
れる。なお、次メンバーに電子メールが送信されるた
め、このステップS5−3は本発明の次メンバー送信ス
テップに相当する。
【0137】ステップS5−7においては、複数人の承
認結果が電子メールで起案者に送られる。起案者はこの
承認結果を見ることによって承認が成功したか否かを知
ることができる。
【0138】ここで、ステップS5−4の動作を図6の
フローチャートを用いて詳細に説明する。
【0139】図6のステップS6−1においては、承認
者はメールサーバ14が送信してきた電子メールを受信
する。このステップにおいては、電子メールソフトウェ
アは本発明の受信手順を実行している。
【0140】図6のステップS6−2においては、承認
者はその書類等を承認するか否かを決定する。
【0141】ステップS6−3においては、承認者であ
るメンバー12は電子メールソフトウェアに対して、上
記決定した指示を与える。指示は種々の方法で行うこと
ができる。本実施の形態7では電子メールソフトウェア
はそのメニュー中に「承認」・「承認拒否」の項目を有
している。各メンバー12は承認する場合には、この
「承認」の項目をクリックすることによって、承認する
旨を電子メールソフトウェアに指示する。また、各メン
バー12は承認を拒否する場合には、この「承認拒否」
の項目をクリックすることによって、承認する旨を電子
メールソフトウェアに指示する。
【0142】ステップS6−4においては、各メンバー
12の電子メールソフトウェアが上記指示に基づき、
「承認する」または「承認を拒否する」旨の情報を含ん
だ電子メールを作成する。このステップにおいては、電
子メールソフトウェアは、本発明の承認メール作成手順
を実行している。
【0143】また、ステップS6−5においては、電子
メールソフトウェアがこの電子メールをメールサーバ1
4に返信する。このステップにおいては、電子メールソ
フトウェアが、本発明の承認メール送信手順を実行して
いる。
【0144】このようにして、本実施の形態7によれ
ば、メールサーバ14が承認の順番を管理しているた
め、各メンバー12は承認を順番を知らなくても、承認
動作を簡易に行うことが可能である。
【0145】なお、本実施の形態では、メールサーバ1
4は、各メンバー12からの電子メールの内容について
は関知していないが、いずれかのメンバー12が承認拒
否をした場合には、承認をとる動作を中止してしまうこ
とも好ましい。この場合には、上記ステップ5−5にお
いて、承認結果を内部に記憶するとともに、それが承認
拒否であった場合には、ステップS5−7に処理が直接
移行し、結果を起案者に報告してしまい処理を終了する
ことになる。
【0146】実施の形態8 上記実施の形態7では、メールサーバ14のみが承認を
受ける順番情報を管理しており、承認者である各メンバ
ー12に順次電子メールで承認をとっていった。
【0147】しかし、このメールサーバ14の動作は、
他の種類のサーバが行ってもかまわない。たとえば図1
における管理サーバ18が、上記実施の形態7における
メールサーバ14と同様の動作を行うのも好適である。
この場合には、上述したメールサーバソフトウェアは、
管理サーバ18の記憶手段18aに格納されている。
【0148】さらに、起案者の電子メールソフトウェア
に上記メールサーバ14と同様の機能を備えさせること
も好ましい。これは起案者が、上記メールサーバ14と
同様の役割を果たし、具体的には、起案者が、承認者で
ある各メンバー12に電子メールを順次送信することに
なる。そして、この場合には、このメールサーバソフト
ウェアと同様の機能を有するソフトウェアは、メンバー
12の端末の記憶手段12aに格納されることになる。
【0149】本実施の形態8によれば、起案者自らがそ
のような動作を行えば、承認の状況を時々刻々知ること
ができ、利便性に優れたワークフローシステムを実現で
きる。
【0150】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
子メールを用いて承認動作を円滑に行うことができる。
従って本発明によれば、専用のサーバ等を設ける必要が
なく、簡易にワークフローシステムが構築できる。
【0151】特に、電子メールを利用しているため、い
わゆる非同期で承認動作を行うことができ、たとえば海
外に出張している場合でもメールアドレスさえ有してい
れば承認動作を行うことが可能である。その結果、利便
性に富むワークフローシステムが構築可能である。
【0152】また、本発明によれば、メンバーの承認・
承認拒否の意思を反映した電子メールを自動的に発信で
きるため、承認動作が容易に行える電子メールソフトウ
ェアが実現できる。その結果、円滑の承認動作が可能な
ワークフローシステムが構築可能である。
【0153】また、本発明によれば、サーバが、承認動
作の結果報告を電子メールで受信するため、承認動作の
進展状況を時々刻々と把握することが可能である。
【0154】また、本発明によれば、サーバが所定の順
番情報に基づき、承認を要求する電子メールを各メンバ
ーに送信したので、各メンバーは承認の順番を考慮する
ことなく承認動作を行うことが可能である。また、本発
明によれば、承認を要求された電子メールを受信した場
合に、そのメンバーの承認・承認拒否の意思を反映した
返信となる電子メールを自動的に作成するので、承認動
作が円滑に行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態1のワークフローシ
ステムを実現するネットワークシステムの全体構成図で
ある。
【図2】起案者側の起案者及び電子メールソフトウェア
の動作を表すフローチャートである。
【図3】メンバー及びメンバー側の電子メールソフトウ
ェアの動作を表すフローチャートである。
【図4】図3のステップS3−3における電子メールソ
フトウェアの動作を表すフローチャートである。
【図5】本実施の形態7における動作をフローチャート
である。
【図6】図5のステップS5−4における動作を表すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 LAN 12 メンバー 12a 記憶手段 14 メールサーバ 14a 記憶手段 16 インターネット 18 管理サーバ 18a 記憶手段

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを利用して複数人の承認を
    得る方法において、 承認を受ける順番を表す順番情報と、これまでに与えら
    れた承認の状況を表す承認情報と、を含む電子メールを
    受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した電子メールに対して、承認
    をするかまたは承認しないかを決定し、その決定を表す
    自己承認情報を前記受信した電子メールに加える自己承
    認情報記述ステップと、 前記受信した電子メールに含まれる前記順番情報を参照
    し、次に電子メールを転送すべきメンバーを決定する次
    メンバー決定ステップと、 前記次のメンバーに前記受信した電子メールを転送する
    転送ステップと、 を含み、 前記転送ステップにおいて転送される電子メールには、
    前記承認情報と、前記自己承認情報と、前記順番情報
    と、が含まれていることを特徴とするネットワークを利
    用して複数人の承認を受ける方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のネットワークを利用して
    複数人の承認を得る方法において、 前記受信ステップで受信する電子メールは、前記順番情
    報と、前記承認情報とを記述した添付ファイルを含み、 前記自己承認情報記述ステップにおいては、前記自己承
    認情報が前記電子メールの添付ファイル中に記述され、 前記転送ステップにおいて転送される電子メールには、
    前記承認情報と、前記自己承認情報と、前記順番情報
    と、が記述された添付ファイルが含まれていることを特
    徴とするネットワークを利用して複数人の承認を受ける
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のネットワークを利用して
    複数人の承認を得る方法において、 前記受信ステップで受信する電子メールは、前記順番情
    報と、前記承認情報とがヘッダー中に記述されており、 前記自己承認情報記述ステップにおいては、前記自己承
    認情報が前記電子メールのヘッダー中に記述され、 前記転送ステップにおいて転送される電子メールは、前
    記承認情報と、前記自己承認情報と、前記順番情報と、
    がヘッダー中に記述されていることを特徴とするネット
    ワークを利用して複数人の承認を受ける方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のネットワークを利用して
    複数人の承認を得る方法において、 前記受信ステップで受信する電子メールは、前記順番情
    報と、前記承認情報とが本文中に記述されており、 前記自己承認情報記述ステップにおいては、前記自己承
    認情報が前記電子メールの本文中に記述され、 前記転送ステップにおいて転送される電子メールは、前
    記承認情報と、前記自己承認情報と、前記順番情報と、
    が本文中に記述されていることを特徴とするネットワー
    クを利用して複数人の承認を受ける方法。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載のネット
    ワークを利用して複数人の承認を受ける方法において、 前記承認情報を含む電子メールを、管理サーバに対して
    送信する報告ステップを含むことを特徴とするネットワ
    ークを利用して複数人の承認を受ける方法。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3または4記載のネット
    ワークを利用して複数人の承認を受ける方法において、 前記承認情報を含む電子メールを、複数人の承認を受け
    ようとする起案者に対して送信する報告ステップを含む
    ことを特徴とするネットワークを利用して複数人の承認
    を受ける方法。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3または4記載のネット
    ワークを利用して複数人の承認を受ける方法において、 前記承認情報が、承認しないことを意味する場合には、
    前記電子メールをその発信者に返信する返信ステップ、 を含むことを特徴とするネットワークを利用して複数人
    の承認を受ける方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のネットワークを利用して
    複数人の承認を受ける方法において、 前記承認情報と、前記発信者に電子メールを返信した旨
    を表す情報とを含む電子メールを、管理サーバに対して
    送信する報告ステップを含むことを特徴とするネットワ
    ークを利用して複数人の承認を受ける方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のネットワークを利用して
    複数人の承認を受ける方法において、 前記承認情報と、前記発信者に電子メールを返信した旨
    を表す情報とを含む電子メールを、複数人の承認を受け
    ようとする起案者に対して送信する報告ステップを含む
    ことを特徴とするネットワークを利用して複数人の承認
    を受ける方法。
  10. 【請求項10】 請求項5または8記載のネットワーク
    を利用して複数人の承認を受ける方法において、 前記管理サーバは、メールサーバであることを特徴とす
    るネットワークを利用して複数人の承認を受ける方法。
  11. 【請求項11】 ネットワークを利用して複数人の承認
    を得る方法において、 これまでの承認状況を表す承認情報を含む電子メール
    を、承認を受ける順番を表す順番情報に基づいて、メン
    バーに送信する送信ステップと、 前記メンバーから返信されてきた電子メールを受信し、
    前記順番情報に基づいて、次に電子メールを送信すべき
    メンバーを決定する次メンバー決定ステップと、 前記決定した次メンバーに対して、これまでの承認状況
    を表す承認情報を含む電子メールを送信する次メンバー
    送信ステップと、 を含むことを特徴とするネットワークを利用して複数人
    の承認を得る方法。
  12. 【請求項12】 ネットワークを利用して複数人の承認
    を得る方法において、 サーバが、これまでの承認状況を表す承認情報を含む電
    子メールを、承認を受ける順番を表す順番情報に基づい
    て、メンバーに送信する送信ステップと、 前記サーバが、前記メンバーから返信されてきた電子メ
    ールを受信し、前記順番情報に基づいて、次に電子メー
    ルを送信すべきメンバーを決定する次メンバー決定ステ
    ップと、 前記サーバが、前記決定した次メンバーに対して、これ
    までの承認状況を表す承認情報を含む電子メールを送信
    する次メンバー送信ステップと、 を含むことを特徴とするネットワークを利用して複数人
    の承認を得る方法。
  13. 【請求項13】 ネットワークを利用して複数人の承認
    を得る方法において、 起案者が、これまでの承認状況を表す承認情報を含む電
    子メールを、承認を受ける順番を表す順番情報に基づい
    て、メンバーに送信する送信ステップと、 前記起案者が、前記メンバーから返信されてきた電子メ
    ールを受信し、前記順番情報に基づいて、次に電子メー
    ルを送信すべきメンバーを決定する次メンバー決定ステ
    ップと、 前記起案者が、前記決定した次メンバーに対して、これ
    までの承認状況を表す承認情報を含む電子メールを送信
    する次メンバー送信ステップと、 を含むことを特徴とするネットワークを利用して複数人
    の承認を得る方法。
  14. 【請求項14】 請求項11、12または13記載のネ
    ットワークを利用して複数人の承認を得る方法におい
    て、 前記送信ステップにおける電子メールは、前記承認情報
    が記述された添付ファイルを含んでおり、 前記次メンバー送信ステップにおける電子メールは、前
    記承認情報が記述された添付ファイルを含んでいること
    を特徴とするネットワークを利用して複数人の承認を得
    る方法。
  15. 【請求項15】 請求項11、12または13記載のネ
    ットワークを利用して複数人の承認を得る方法におい
    て、 前記送信ステップにおける電子メールは、前記承認情報
    がヘッダーに記述されており、 前記次メンバー送信ステップにおける電子メールは、前
    記承認情報がヘッダーに記述されていることを特徴とす
    るネットワークを利用して複数人の承認を得る方法。
  16. 【請求項16】 請求項11、12または13記載のネ
    ットワークを利用して複数人の承認を得る方法におい
    て、 前記送信ステップにおける電子メールは、前記承認情報
    が本文に記述されており、 前記次メンバー送信ステップにおける電子メールは、前
    記承認情報が本文に記述されていることを特徴とするネ
    ットワークを利用して複数人の承認を得る方法。
  17. 【請求項17】 ネットワークを利用して複数人の承認
    を得るのに用いられる電子メールソフトウェアを格納し
    たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、 前記電子メールソフトウェアは、 承認を受ける順番を表す順番情報と、これまでに与えら
    れた承認の状況を表す承認情報と、を含む電子メールを
    受信する受信手順と、 前記受信手順で受信した電子メールに対して、承認をす
    るか否かの決定を表す自己承認情報を前記受信した電子
    メールに加える自己承認情報記述手順と、 前記受信した電子メールに含まれる前記順番情報を参照
    し、次に電子メールを転送すべきメンバーを決定する次
    メンバー決定手順と、 前記次のメンバーに前記受信した電子メールを転送する
    転送手順と、 を実行し、 前記転送手順において転送される電子メールには、前記
    承認情報と、前記自己承認情報と、前記順番情報と、が
    含まれていることを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体において、 前記受信手順で受信する電子メールは、前記順番情報
    と、前記承認情報とを記述した添付ファイルを含み、 前記自己承認情報記述手順においては、前記自己承認情
    報が前記電子メールの添付ファイル中に記述され、 前記転送手順において転送される電子メールには、前記
    承認情報と、前記自己承認情報と、前記順番情報と、が
    記述された添付ファイルが含まれていることを特徴とす
    るコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 請求項17記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体において、 前記受信手順で受信する電子メールは、前記順番情報
    と、前記承認情報とがヘッダー中に記述されており、 前記自己承認情報記述手順においては、前記自己承認情
    報が前記電子メールのヘッダー中に記述され、 前記転送手順において転送される電子メールは、前記承
    認情報と、前記自己承認情報と、前記順番情報と、がヘ
    ッダー中に記述されていることを特徴とするコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 請求項17記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体において、 前記受信手順で受信する電子メールは、前記順番情報
    と、前記承認情報とが本文中に記述されており、 前記自己承認情報記述手順においては、前記自己承認情
    報が前記電子メールの本文中に記述され、 前記転送手順において転送される電子メールは、前記承
    認情報と、前記自己承認情報と、前記順番情報と、が本
    文中に記述されていることを特徴とするコンピュータ読
    み取り可能な記憶媒体。
  21. 【請求項21】 請求項17、18、19または20記
    載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、 前記承認情報を含む電子メールを、管理サーバに対して
    送信する報告手順を含むことを特徴とするコンピュータ
    読み取り可能な記憶媒体。
  22. 【請求項22】 請求項17、18、19または20記
    載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、 前記承認情報を含む電子メールを、複数人の承認を受け
    ようとする起案者に対して送信する報告手順を含むこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  23. 【請求項23】 請求項17、18、19または20記
    載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、 前記承認情報が、承認しないことを意味する場合には、
    前記電子メールをその発信者に返信する返信手順、 を含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体において、 前記承認情報と、前記発信者に電子メールを返信した旨
    を表す情報とを含む電子メールを、管理サーバに対して
    送信する報告手順を含むことを特徴とするコンピュータ
    読み取り可能な記憶媒体。
  25. 【請求項25】 請求項23記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体において、 前記承認情報と、前記発信者に電子メールを返信した旨
    を表す情報とを含む電子メールを、複数人の承認を受け
    ようとする起案者に対して送信する報告手順を含むこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  26. 【請求項26】 請求項21または24記載のコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体において、 前記管理サーバは、メールサーバであることを特徴とす
    るコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  27. 【請求項27】 ネットワークを利用して複数人の承認
    を得るのに用いられるソフトウェアを格納したコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体であって、 これまでの承認状況を表す承認情報を含む電子メール
    を、承認を受ける順番を表す順番情報に基づいて、メン
    バーに送信する送信手順と、 前記メンバーから返信されてきた電子メールを受信し、
    前記順番情報に基づいて、次に電子メールを送信すべき
    メンバーを決定する次メンバー決定手順と、 前記決定した次メンバーに対して、これまでの承認状況
    を表す承認情報を含む電子メールを送信する次メンバー
    送信手順と、 を含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
  28. 【請求項28】 ネットワークを利用して複数人の承認
    を得るのに用いられるサーバ上で動作するソフトウェア
    を格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であっ
    て、 前記サーバが、これまでの承認状況を表す承認情報を含
    む電子メールを、承認を受ける順番を表す順番情報に基
    づいて、メンバーに送信する送信手順と、 前記サーバが、前記メンバーから返信されてきた電子メ
    ールを受信し、前記順番情報に基づいて、次に電子メー
    ルを送信すべきメンバーを決定する次メンバー決定手順
    と、 前記サーバが、前記決定した次メンバーに対して、これ
    までの承認状況を表す承認情報を含む電子メールを送信
    する次メンバー送信手順と、 を含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
  29. 【請求項29】 ネットワークを利用して複数人の承認
    を得るのに用いられる電子メールソフトウェアを格納し
    たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、 起案者が、これまでの承認状況を表す承認情報を含む電
    子メールを、承認を受ける順番を表す順番情報に基づい
    て、メンバーに送信する送信手順と、 前記起案者が、前記メンバーから返信されてきた電子メ
    ールを受信し、前記順番情報に基づいて、次に電子メー
    ルを送信すべきメンバーを決定する次メンバー決定手順
    と、 前記起案者が、前記決定した次メンバーに対して、これ
    までの承認状況を表す承認情報を含む電子メールを送信
    する次メンバー送信手順と、 を含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
  30. 【請求項30】 請求項27、28または29記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、 前記送信手順における電子メールは、前記承認情報が記
    述された添付ファイルを含んでおり、 前記次メンバー送信手順における電子メールは、前記承
    認情報が記述された添付ファイルを含んでいることを特
    徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  31. 【請求項31】 請求項27、28または29記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、 前記送信手順における電子メールは、前記承認情報がヘ
    ッダーに記述されており、 前記次メンバー送信手順における電子メールは、前記承
    認情報がヘッダーに記述されていることを特徴とするコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  32. 【請求項32】 請求項27、28または29記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、 前記送信手順における電子メールは、前記承認情報が本
    文に記述されており、 前記次メンバー送信手順における電子メールは、前記承
    認情報が本文に記述されていることを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記憶媒体。
  33. 【請求項33】 ネットワークを利用して複数人の承認
    を得るのに用いられる電子メールソフトウェアを格納し
    たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、 前記電子メールソフトウェアは、 承認の対象を含む電子メールを受信する受信手順と、 前記受信手順で受信した電子メールに対して、承認をす
    るか否かの決定を表す自己承認情報を含む承認電子メー
    ルを作成する承認メール作成手順と、 前記作成した承認電子メールを、前記受信手順で受信し
    た電子メールの送信者に送信する承認メール送信手順
    と、 を実行することを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記憶媒体。
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