JP2001306980A - 商品代金決済システム - Google Patents

商品代金決済システム

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JP2001306980A
JP2001306980A JP2000122342A JP2000122342A JP2001306980A JP 2001306980 A JP2001306980 A JP 2001306980A JP 2000122342 A JP2000122342 A JP 2000122342A JP 2000122342 A JP2000122342 A JP 2000122342A JP 2001306980 A JP2001306980 A JP 2001306980A
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Yasuhiro Nagano
恭博 長野
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LEFCO CORP
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】通信販売をする場合、商品購入者、商品販売者
にとって安全、確実な商品代金の決済システムを提供す
る。 【解決手段】商品代金決済センター3の情報処理装置
は、商品購入者2から提携金融機関の商品代金決済セン
ターが所有する預託口座4aに振り込まれた商品代金入
金情報を、商品販売者1の通常口座へ振込み処理するの
を一定の期間凍結するように情報加工し、商品販売者に
商品代金入金情報を発信すると共に、前記情報処理装置
の預託口座情報ファイルに格納する。預託口座の凍結期
間経過後、クレーム情報がなかった場合若しくは、クレ
ーム解決情報が入力された場合、商品代金決済センター
の情報処理装置は、商品代金決済振込情報を作成し、提
携金融機関に当該商品代金決済振込情報を通知すること
により、商品代金決済センターの預託口座に入金された
商品代金を、商品販売者の通常口座に振り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、代金支払い者(商
品購入者、サービス依頼者等)と代金支払い先(商品販
売者、サービス提供者等)との商品代金またはサービス
代金支払いのための、商品代金の決済システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットを利用した通信販売にお
ける商品代金支払い手段として、現金、小切手、手形、
口座振替、プリペイドカード、クレジットカードが広く
活用されている。
【0003】支払い方式としては、(A)商品を受け取
る前に代金を支払う「前払い方式」。(B)商品を受け
取った後に代金を支払う「後払い方式」。(C)商品受
け取り時に代金を支払う「商品代引き方式」がある。こ
の(C)方式は例えば、特開平10−240816号公
報に、電子決済システムが提案されている。この発明
は、購入者が商品の受け取りをしてから決済ができるよ
うにしたシステムである。
【0004】しかし、(A)前払い方式の場合は、いず
れの支払い手段であっても、商品購入者において、代金
を支払ったにもかかわらず商品を受け取ることができな
かったり、受け取った商品が満足のいくものでなかった
りする商品受け取りリスクと、支払い済みの代金が回収
不能になる代金支払いリスクが発生する。(B)後払い
方式の場合は、いずれの支払い手段であっても、商品販
売者側において、商品を渡したにもかかわらず、代金を
回収することができない代金回収リスクが発生する。
(C)商品代引き方式の場合は、支払い手段が現金や小
切手等に限定されるとともに、商品購入者側において、
代金と引換えに商品を受け取ることはできるが、受け取
った商品の内容をその場では充分に確認することができ
ないため、満足のいく商品が得られないという商品受け
取りリスクと、前払い方式の場合と同様に代金支払いリ
スクが発生する。さらに、商品購入者は、受け取った商
品内容に不備がある場合に、その商品を商品販売者1に
返品するという対抗手段をとることができるが、返品し
ても代金が返却されないとか、仮に代金が返却されたと
しても、かなりの日数を要するというリスクが発生す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の商品代金決済システムにおいては、前記いずれの支
払い手段や支払い方式を採用したとしても、商品購入
者、サービス依頼者等の代金支払い者にとっては、商品
受け取りリスクまたは代金支払いリスク等が発生し、商
品販売者、サービス提供者等の代金支払い先にとって
は、代金回収リスクが発生する。
【0006】本発明は、このような、通信販売、その他
の商品取引における従来の商品代金決済方式による商品
購入者及び商品販売者に対する各種リスクの発生を防止
し、双方にとってリスクのない安全確実な商品取引がな
されるための商品代金決済システムを提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品購入者と
商品販売者との間の商品の授受に伴う商品代金の決済を
情報処理装置により行うようにしたシステムである。商
品代金決済センターの情報処理装置は、商品購入者から
提携金融機関の商品代金決済センターが所有する預託口
座に振り込まれた商品代金入金情報を受信した場合、該
商品代金入金情報を、商品販売者の通常口座へ振込み処
理するのを一定の期間凍結するように情報加工し、商品
販売者に商品代金入金情報を発信すると共に、前記情報
処理装置の預託口座情報ファイルに格納する。預託口座
の凍結期間経過後、商品代金決済センターの情報処理装
置は、商品代金決済振込情報を作成し、提携金融機関に
当該商品代金決済振込情報を通知することにより、商品
代金決済センターの預託口座に入金された商品代金は、
商品販売者の通常口座に入金される。
【0008】また、商品代金決済センターが商品購入者
からクレーム情報を受け取った場合、商品代金決済セン
ターの情報処理装置は、クレーム解決情報が入力される
まで、前記預託口座の凍結期間を延長するようにして、
商品代金の決済は、クレーム解決情報の決済内容に従
い、商品販売者の通常口座に入金される及び/又は、商
品購入者に商品代金の返還を可能にして、前記各種リス
クの発生を防止するようにした商品代金決済システムで
ある。
【0009】商品代金決済センターは、商品購入者及び
商品販売者に対する各種リスクの発生を防止し、双方に
とってリスクのない安全確実な商取引を行うためのセン
ターであり、第三者機関、公益法人、金融機関などが運
営にあたることが可能である。
【0010】預託口座とは、商品代金を販売者の通常口
座に入金するのを一定期間凍結するためのものであり、
前記商品購入者と商品販売者の間で合意された商品代金
決済のための凍結期間中、商品代金決済センターが商品
代金の決済を保留する通常口座である。
【0011】預託口座の凍結期間は、商品販売者が商品
を商品購入者に引き渡すために要する期間と、商品購入
契約解除可能期間(クーリングオフ期間)を加算した期
間を設定する。
【0012】
【発明の実施形態】以下本発明の実施形態について図を
用いて詳細に説明する。図1は、商品売買の流れ図を示
す全体概略図である。商品販売者1若しくは、ホームペ
ージ作成代行者は、インターネットホームページ8に、
販売する商品情報の他、商品引き渡し約束日、商品代金
の支払い手続、振込依頼書、商品購入契約の解除可能期
間等を記載した商品購入契約書、商品注文書などを掲載
する。商品購入者2は、インターネットホームページ8
で購入商品を見つけ購入する場合、インターネットホー
ムページ8に掲載されている商品注文書のフォーマット
に、所定事項を入力して、商品販売者1に商品注文情報
を送信S1する。
【0013】商品注文を受信したホームページのサーバ
ー8は、注文ごとに識別可能な注文番号を自動的に付し
た注文確認書及び、振込依頼書を商品購入者2に送信す
る。また、商品販売者1に、注文番号付の商品注文書
(注文確認書とほぼ同じ内容)を送信する。注文番号
は、商品販売者ごと、注文ごとに、個々の商品取引が識
別可能な番号である。例えば、「商品販売者コード−注
文追番」と表示する。商品販売者1は、商品購入者から
前記注文確認書を受けた場合、商品の発送準備をする。
インターネットホームページによらない場合は、商品代
金振込み依頼などを、商品購入者2に郵送S2する。
【0014】商品購入者は、商品購入者の氏名の前に前
記注文番号を付した前記振込依頼書に基づいて、銀行や
郵便局などの金融機関から、指定された提携金融機関4
の商品代金決済センターが所有する預託口座4aに商品
代金S3を振り込む。提携金融機関4は、該預託口座4
aに商品代金が振り込まれた場合、商品代金決済センタ
ー3に入金情報S4を送信する。入金情報S4を受信した
商品代金決済センター3は、情報処理装置3COMの情
報記憶部3aの預託口座情報ファイルに前記注文番号と
商品代金入金情報などを格納する。商品代金入金情報
は、振込日(依頼日)、決済日(振込日から決済日までの
期間が凍結期間に相当する)、商品購入者(ご依頼者、
注文番号で注文を識別する)、商品販売者(コード)な
どである。また、商品代金決済センター3の情報処理装
置3COMは、通信処理部3Cよりインターネットの通
信網を介して、商品販売者1に前記預託口座4aに入金
された注文番号付きの商品代金入金情報を自動的に送信
S5する。(図4、図8)
【0015】商品販売者1は、商品代金入金情報S5を
受信した場合、前記注文番号付の注文確認書と照合し
て、商品購入者が指定する場所に注文された商品を発送
S6する。発送する商品には、商品に瑕疵があった場合
のクレーム申し出先、クーリングオフなどの説明書5な
どが添付されている。
【0016】商品購入者2は、受け取った商品S7につ
いて、瑕疵の有無を確認する。商品購入者2は、預託口
座の凍結期間中に商品取引に瑕疵を見付けた場合、商品
代金決済センター3を経由して、商品販売者1にクレー
ムS8を申し出ることができる。商品購入者2がインタ
ーネットホームページ8のクレーム申し出フォームから
クレームS8を、入力することにより、商品代金決済セ
ンター3を経由して、自動的に商品販売者に送信S9さ
れる。6は、瑕疵があった場合の手続範囲を示す。瑕疵
があった場合の処理については、図5、図6で説明す
る。
【0017】商品取引に瑕疵がなかった場合、商品代金
決済センターの情報処理装置3COMは、凍結期間経過
後直ちに、預託口座情報ファイルを基に商品代金決済振
込情報を作成し、商品販売者1に振込み予定書S13を
送信する。また、提携金融機関4に前記商品代金決済振
込情報を通知S14する。商品代金決済振込情報を受信
した金融機関4は、商品代金決済振込情報に基づいて預
託口座4aから、商品販売者1の通常口座に商品代金の
振込み処理S16を行う。提携金融機関の振り込み処理
は金融機関で通常行われている勘定システムにより行わ
れる。
【0018】図2は、商品販売者と商品代金決済センタ
ーと商品代金の決済について、この発明のシステム利用
契約を締結する場合の説明図である。商品販売者1と商
品代金決済センター3は、この発明のシステム利用契約
を締結する。商品代金決済センター3は、システム利用
契約に基づき商品販売者に関する情報を情報処理装置3
COMの情報記憶部3aに設けた商品販売者会員ファイ
ルに格納する。また、提携金融機関4に、本システムを
運営するための商品代金決済センターの所有する預託口
座4aが、予め開設されており、インターネットを含む
電話回線などの電子通信手段によって接続可能になって
いる。
【0019】さらに、商品販売者1が販売商品情報をイ
ンターネットホームページに掲載する場合、インターネ
ット8を通して、販売する商品情報を商品代金決済セン
ター3に送信する事により、商品代金決済センター3の
情報処理装置3COMは、送信を受けた商品情報を情報記
憶部3aに設けた商品掲載情報ファイルとして格納する
と共に、ホームページに掲載できるように情報を加工
し、インターネットホームページ8に掲載する。販売す
る商品情報をインターネットホームページ8に掲載する
者は、商品販売者自身若しくは、ホームページ作成代行
業者などが行ってもよい。
【0020】図3は、商品代金振込依頼書の一実施例を
示す。商品代金振込依頼書には、(振込み)依頼日、金
額(振込み金額)、注文番号の他、 (1)商品代金決済センターの振込先金融機関名、預託
口座番号、住所、氏名、電話番号 (2)商品購入者の住所、(注文番号)+氏名、電話番
号 (3)商品販売者の販売者コード、住所、氏名、電話番
号 (4)購入商品の振込として、商品コード、商品名、単
価、数量、金額、合計金額 (5)決済日 (6)商品に瑕疵があった場合の対応方法として、商品
代金払戻し請求先などの説明文が記載されている。注文
番号に関する預託口座の凍結期間は、振込み依頼日から
決済日までの間が相当する。商品購入契約書で定める期
間で、商品販売者が商品を商品購入者に引き渡すために
要する期間と、商品購入契約解除可能期間(クーリング
オフ期間)とを加算した期間より設定される。例えば、
決済日は、依頼日から13日後に設定する。
【0021】図4は、商品購入者2が、商品代金振込み
から商品を受領するまでの流れ図である。商品購入者2
は、商品販売者1から提示された注文番号付の振込依頼
書に基づいて、銀行や郵便局などの金融機関から、指定
された提携金融機関4の商品代金決済センターが所有す
る預託口座4aに商品代金S3を振り込む。提携金融機
関4に入金された商品代金情報は、インターネット、電
話回線などの電子通信手段によって、商品代金決済セン
ターに入金情報S4が送信される。提携金融機関4の情
報処理装置の情報記憶部4bには、商品代金振込情報が
格納される。商品代金決済センターの情報処理装置3C
OMは、預託口座情報ファイル3aに商品代金入金情報
を格納する。また、商品販売者1に商品代金入金情報を
インターネットを介して送信S5する。注文番号が商品
購入者名(おなまえ)の前に付けられており、個々の注
文ごとに識別可能になっている。商品販売者1は、商品
代金入金情報S5を受け取った場合、商品注文の情報と
照合し(図1)、商品引き渡し約束日までに必着するよ
うに商品購入者2に商品を発送S6する。商品購入者2
は、商品を受領S7できる。
【0022】図5は、商品購入者からクレーム情報及
び、商品代金払戻し請求があった場合を含む商品代金決
済の流れ図を示すものである。商品購入者からクレーム
情報S8と商品代金払戻し請求があった場合、商品代金
決済センター3の情報処理装置3COMは、預託口座情
報ファイルの当該注文番号に該当するものであることを
確認し、クレーム情報ファイル3aに商品代金払戻し請
求情報を格納すると共に、商品販売者にクレーム情報を
送信S9する。また、商品販売者は、商品購入者から出
されたクレーム情報に対抗して、商品代金決済センター
に対し、商品代金払戻し請求停止要請を申し出ることが
できる。商品代金決済センター3の情報処理装置3CO
Mは、預託口座情報ファイルの当該注文番号に該当する
ものであることを確認し、クレーム情報ファイル3aに
商品代金払戻し請求停止要請情報を格納すると共に、商
品購入者に商品代金払戻し請求停止要請情報を送信す
る。さらに、預託口座の凍結期間を延長処理する。延長
処理された預託口座の凍結期間を解除する条件は、当該
注文番号に該当するクレーム解決情報が入力された時で
ある。(図6) クレーム情報ファイル3aに格納されるデータは、注文
番号、商品代金払戻し請求日、商品代金払戻し請求額、
商品代金払戻し請求停止要請日、クレーム解決情報入力
日、商品販売者1及び商品購入者2への商品代金振込額
などである。
【0023】図6は、商品代金決済振込情報の作成手順
を示す、商品代金決済センターの情報処理装置3COM
の流れ図である。情報処理装置3COMは、預託口座情
報ファイルとクレーム情報ファイルから、預託口座に関
する取引テーブルを作成し、商品代金決済振込情報の作
成判断及び決済の資料とする。預託口座に関する取引テ
ーブルは、注文番号、商品販売者コード、商品購入者、
決済日、商品代金払戻し請求日、返還要求金額(振込金
額を最高とする)、商品代金払戻し請求停止要請日、ク
レーム解決情報入力日、商品販売者及び/又は,商品購
入者への商品代金振込額などの情報から構成されてい
る。クレーム情報の適否判断は、入力時にで判定済みで
ある(図5)。情報処理装置3COMは、当該注文番号
に関する預託口座の凍結期間(決済日)が経過しているか
どうかを判断する。クレーム情報の有無判断方法は、商
品代金払戻し請求日の入力の有無で判断する。クレーム
情報があった場合、さらに商品代金払戻し請求停止要請
(日の入力)の有無を判断する。商品代金払戻し請求停
止要請(日の入力)があった場合、クレーム解決情報
(日の入力)が入力されているか判断する。クレーム解
決情報の入力があった場合、預託口座情報ファイルと、
クレーム情報ファイルを基に、商品代金決済振込情報を
作成する。当該注文番号に関する預託口座の凍結期間
(決済日)を経過し、クレーム情報が無かった場合と、
商品代金払戻し請求停止要請(日の入力)が無かった場
合、商品代金決済振込情報の作成をする。
【0024】商品代金払戻し請求停止要請があり、クレ
ーム解決情報が無い場合、クレーム解決情報(日の入力)
が入力されるまで、処理は中止状態となり、1日後再調
査するように調査日更新処理がされる。クレーム解決情
報が入力された場合、商品代金決済振込情報を作成す
る。情報処理装置3COMは、提携金融機関4の情報処
理装置に商品代金決済振込情報を送信する。提携金融機
関の情報処理装置は、前記商品代金決済振込情報に基づ
き、勘定系システムに送られ、商品代金決済センター3
の預託口座4aから、商品販売者1の通常口座に振り込
まれる及び/又は、商品購入者2の通常口座に振り込む
などの手段を用いて返還され商品代金決済処理が行われ
る。4bは、商品代金決済センター3の通常口座であ
り、本発明システムを利用した商品取引手数料が入金さ
れる。情報処理装置3COMは、商品代金決済振込情報
の作成対象となった当該注文番号に関連した情報を、預
託口座情報ファイルとクレーム情報ファイル、取引テー
ブルから消去し、取引決済済みファイルに格納する。
【0025】図7は、商品代金決済方法の手順を示すも
のである。図6で説明したように商品代金決済振込情報
作成対象となった、当該注文番号に関する預託口座の凍
結期間経過後直ちに、商品代金決済センター3の情報処
理装置3COMは、預託口座情報(図4)と、クレーム
情報(図5)とを基に、商品代金決済振込情報を作成
し、商品販売者1に振込み予定書S13を送信する。及
び/又は、商品購入者2に返還予定書S12を送信す
る。また、提携金融機関4に商品代金決済振込情報を通
知S14する。商品代金決済振込情報を受信した金融機
関4は、商品代金決済センター3の預託口座4aから、
商品代金決済振込情報に基づいて商品販売者1の通常口
座1aに商品代金を振込むS16及び/又は、商品購入
者2に商品代金の返還S15を行う。提携金融機関の振
り込み手続は、通常行われている提携金融機関の管理す
る情報処理装置の勘定系システムにより行われる。4b
は、商品代金決済センター3の通常口座であり、本発明
システムを利用した商品取引手数料が入金される。
【0026】図8は、商品代金決済センターに設置され
た情報処理装置の構成を示す。情報処理部3CPUは、
情報記憶部3aと情報入出力部3bと通信処理部3cよ
り構成されている。情報記憶部3aには、本発明の商品
代金決算システムを運営するプログラムと必要な情報が
格納可能になっている。例えば、商品販売者会員マス
タ、提携金融機関マスタ、商品代金決済センターマス
タ、商品マスタ、商品掲載マスタ、預託口座情報、入金
通知情報、入金情報、クレーム情報、クレーム事由登
録、商品代金払戻し、クレーム解決情報、商品代金決済
振込情報、カテゴリーテーブルマスタなどに関する情報
が格納される。通信処理部3cは、インターネットの情
報網を利用して、商品販売者、商品購入者、提携金融機
関との間の情報送受信が行えるようになっている。又、
提携金融機関4との間の入金情報、及び、商品代金決済
振込情報などの情報の送受信は、電話回線などの電子通
信手段9を介して行われる。インターネット8を介して
情報の送受信を行う場合は、情報の暗号化などの手段が
必要になる。
【0027】図9は、商品代金決済センターの情報処理
装置が行う商品代金決済処理マトリックス図である。 ○当該注文番号に該当する預託口座の凍結期間(決済日)
内に、商品代金払戻し請求(日の入力)がなかった場合 預託口座の凍結期間の経過後、商品代金決済振込情報を
提携金融機関に通知する。提携金融機関は、商品代金決
済センターの預託口座から、商品販売者1の指定する口
座へ入金処理をする。 ○預託口座の凍結期間内に、商品購入者から商品代金払
戻し請求(日の入力)があり、商品販売者から商品代金
払戻し請求停止の要請(日の入力)がなかった場合、預
託口座の凍結を解除し、預託口座から、商品購入者に商
品代金の返還処理をする。 ○預託口座の凍結期間内に、商品購入者から商品代金払
戻し要請(日の入力)があり、しかも、商品販売者から
商品代金払戻し請求停止要請(日の入力)があった場
合、クレーム解決情報(日の入力)が入力されるまで預
託口座の凍結期間を延長する。商品販売者への商品代金
の振込額及び/又は、商品購入者への商品代金の返還額
は、クレーム解決情報に従う。
【0028】以上は、商品販売者、商品購入者、商品代
金決済センターの三者がインターネットの情報網により
接続可能となっている場合についての説明であったが、
インターネットに限らず、電話、ファクシミリ、郵便な
どの通信手段を用いた通信販売にも適用可能である。例
えば、図1において、商品販売者は、商品振込み依頼及
び、購入契約などを商品購入者に郵送S2する。また、
全ての商品代金の決済に関する情報を、商品代金決済セ
ンターが手作業で入力する事により本発明の商品代金決
済システムが利用可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から本発明によれば、 1)商品購入者は、商品を商品引き渡し約束日までに受
け取り、商品の品質等を確認後に、商品代金が商品販売
者の通常口座に入金されるので、従来の代金決済システ
ムにおいて商品購入者側で発生した商品受け取りリスク
および代金支払いリスクの発生を防止できる。 2)一方、商品販売者は商品代金の振込み通知を確認
後、注文商品を発送するので、従来の商品代金決済シス
テムにおいて商品販売者側で発生した代金回収リスクの
発生を防止できる。 3)インターネットを利用した商品代金決済によるもの
であるが、商品購入者にパソコンなどのオンライン設備
がなくても、このシステムの利用は可能で、利用者の急
増を見込める。 4)商品代金の引き渡しにおいて、商品購入者、商品販
売者の双方の間で争いが発生した場合、商品代金決済セ
ンターに商品代金が保管されているので、争いが解決し
た後の処理が確実、速やかに決済ができる。 5)従来の商品代金決済システムに比べ、各種リスクの
発生がなく、その分商品の価格を低くすることができ
る。などの効果がある。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】商品売買の流れ図を示す全体概略図である。
【図2】商品販売者の会員登録及び、インターネットホ
ームページへの販売商品の掲載方法を示す説明図であ
る。
【図3】振込依頼書の実施例である。
【図4】商品購入者が、商品代金振込みから商品を受領
するまでの流れ図である。
【図5】商品購入者からクレーム情報及び、商品代金払
戻し請求があった場合を含む商品代金決済の流れ図を示
すものである。
【図6】商品代金決済振込情報の作成手順を示す、商品
代金決済センターの情報処理装置の流れ図である。
【図7】商品代金決済方法の手順を示すものである。
【図8】商品代金決済センターに設置された情報処理装
置の構成を示す。
【図9】商品代金決済センターの情報処理装置が行う商
品代金決済処理マトリックス図である。 1…商品販売者 2…商品購入者 3…商品代金決済センター 3COM…情報処理装置 3a…情報記憶部 4…提携金融機関 4a…預託口座 8…インターネット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品代金決済センターの情報処理装置は、
    商品購入者から提携金融機関の商品代金決済センターが
    所有する預託口座に振り込まれた商品代金入金情報を受
    信し、該商品代金入金情報を、商品販売者の通常口座へ
    振込み処理を一定の期間凍結するように情報加工し、商
    品販売者に商品代金入金情報を発信すると共に、前記情
    報処理装置の預託口座情報ファイルに格納する、預託口
    座の凍結期間経過後、格納された預託口座情報ファイル
    に基づいて、商品代金決済振込情報を作成し、商品代金
    決済センターの預託口座を管理する提携金融機関に、前
    記商品代金決済振込情報を通知することにより、提携金
    融機関は該預託口座から、商品販売者の通常口座に入金
    する及び/又は、商品購入者に商品代金を返還するかの
    処理を可能にした商品代金決済システム。
  2. 【請求項2】商品販売者、商品代金決済センター、商品
    購入者、提携金融機関の情報処理装置はインターネット
    を含む電子通信手段により接続可能となっている請求項
    1に記載の商品代金決済システム。
  3. 【請求項3】預託口座の凍結期間は、クーリングオフの
    期間と商品の輸送期間を考慮した期間とする請求項1に
    記載の商品代金決済システム。
  4. 【請求項4】商品代金決済センターの情報処理装置は、
    商品購入者から入力されたクレーム情報を預託口座情報
    ファイルの当該注文番号に該当するものであることを確
    認し、クレーム情報ファイルに格納すると共に、商品販
    売者から当該注文番号に該当する商品代金払戻し請求停
    止要請があった場合、クレーム解決情報が入力されるま
    で、前記預託口座の凍結期間を延長するようにした請求
    項1に記載の商品代金決済システム。
  5. 【請求項5】商品代金決済センターは、第三者機関、公
    益法人、金融機関のいずれかである請求項1に記載の商
    品代金決済システム。
JP2000122342A 2000-04-24 2000-04-24 商品代金決済システム Pending JP2001306980A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017012014A1 (zh) * 2015-07-21 2017-01-26 深圳市银信网银科技有限公司 一种电子凭证的修改方法以及电子支付系统

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