JP2001306459A - 住宅設備情報の配信方法 - Google Patents
住宅設備情報の配信方法Info
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- JP2001306459A JP2001306459A JP2000128075A JP2000128075A JP2001306459A JP 2001306459 A JP2001306459 A JP 2001306459A JP 2000128075 A JP2000128075 A JP 2000128075A JP 2000128075 A JP2000128075 A JP 2000128075A JP 2001306459 A JP2001306459 A JP 2001306459A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- purchaser
- equipment
- family
- database
- house
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 住宅の購入者が備える設備品の耐用期限を適
時に案内する。 【解決手段】 複数の購入者について電子メールのアド
レスを収集してこれを、購入者データベースに格納し、
購入者の住宅に装備された複数の設備品について、この
設備品を設置した時期を示す時期データと、各設備品の
標準耐用期間を示す耐用期間数値とを設備仕様データベ
ースに格納し、設備仕様データベースに随時にアクセス
し、上記設置日付データと耐用期間数値を参照して、購
入者における各設備品について耐用期限に達しているか
どうかを算出し、耐用期限に達している設備品について
その再設置についての案内を電子メールにて購入者に発
信する。
時に案内する。 【解決手段】 複数の購入者について電子メールのアド
レスを収集してこれを、購入者データベースに格納し、
購入者の住宅に装備された複数の設備品について、この
設備品を設置した時期を示す時期データと、各設備品の
標準耐用期間を示す耐用期間数値とを設備仕様データベ
ースに格納し、設備仕様データベースに随時にアクセス
し、上記設置日付データと耐用期間数値を参照して、購
入者における各設備品について耐用期限に達しているか
どうかを算出し、耐用期限に達している設備品について
その再設置についての案内を電子メールにて購入者に発
信する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅設備情報の配
信方法、更に詳しくは、住宅を建設及び／または販売し
た供給者からその住宅を購入した購入者へ、設備品につ
いての交換や補修時期を案内するための住宅設備情報の
配信方法に関する。
信方法、更に詳しくは、住宅を建設及び／または販売し
た供給者からその住宅を購入した購入者へ、設備品につ
いての交換や補修時期を案内するための住宅設備情報の
配信方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】住宅の竣工後は、住宅業者から建物の設
備品に関する交換や補修についての案内が各購入者に送
られることが一般的である。きめの細かい案内を出すた
めには、各購入者の住宅に備えている設備品についての
正確な情報を収集することに加えて、各設備品の耐用期
限について正確に把握してこれに基づいた案内を行うこ
とが要求される。
備品に関する交換や補修についての案内が各購入者に送
られることが一般的である。きめの細かい案内を出すた
めには、各購入者の住宅に備えている設備品についての
正確な情報を収集することに加えて、各設備品の耐用期
限について正確に把握してこれに基づいた案内を行うこ
とが要求される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各購入
者毎に設備品が異なるため、特定の購入者についてその
購入者が備えている設備品を手作業で選び出し、その上
で各設備商品についての耐用期限を参照してから、再設
置の案内を行うのは煩雑で非効率であり、各設備品の耐
用期限について正確に把握していなければ、タイムリー
で効果的な案内とはならないという問題があった。
者毎に設備品が異なるため、特定の購入者についてその
購入者が備えている設備品を手作業で選び出し、その上
で各設備商品についての耐用期限を参照してから、再設
置の案内を行うのは煩雑で非効率であり、各設備品の耐
用期限について正確に把握していなければ、タイムリー
で効果的な案内とはならないという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するためになされたものであり、各購入者の住宅
に備えられている設備品を迅速に見つけだし、夫々の設
備品の耐用期限を割り出して、各購入者の住宅に応じた
適切な案内を行うことを目的とするものである。本発明
に係る住宅設備情報の配信方法は、住宅を建設及び／ま
たは販売した供給者とその住宅を購入した購入者との間
での住宅設備情報をインターネットのようなネットワー
クを介して伝達するための方法であって、複数の購入者
について電子メールのアドレスを収集してこれを、購入
者データベースに格納し、購入者の住宅に装備された複
数の設備品について、この設備品を設置した時期を示す
時期データと、各設備品の標準耐用期間を示す耐用期間
数値とを設備仕様データベースに入力し、設備仕様デー
タベースに随時にアクセスし、設置日付データと耐用期
間数値を参照して、購入者における各設備品について耐
用期限に達しているかどうかを算出し、耐用期限に達し
ている設備品についてその再設置に関する案内を電子メ
ールにて購入者に発信することを特徴とするものであ
る。このため、各購入者の住宅に備えられた設備品につ
いての正確な再設置時期の案内を電子メールを利用して
効果的に行うことができる。
を解決するためになされたものであり、各購入者の住宅
に備えられている設備品を迅速に見つけだし、夫々の設
備品の耐用期限を割り出して、各購入者の住宅に応じた
適切な案内を行うことを目的とするものである。本発明
に係る住宅設備情報の配信方法は、住宅を建設及び／ま
たは販売した供給者とその住宅を購入した購入者との間
での住宅設備情報をインターネットのようなネットワー
クを介して伝達するための方法であって、複数の購入者
について電子メールのアドレスを収集してこれを、購入
者データベースに格納し、購入者の住宅に装備された複
数の設備品について、この設備品を設置した時期を示す
時期データと、各設備品の標準耐用期間を示す耐用期間
数値とを設備仕様データベースに入力し、設備仕様デー
タベースに随時にアクセスし、設置日付データと耐用期
間数値を参照して、購入者における各設備品について耐
用期限に達しているかどうかを算出し、耐用期限に達し
ている設備品についてその再設置に関する案内を電子メ
ールにて購入者に発信することを特徴とするものであ
る。このため、各購入者の住宅に備えられた設備品につ
いての正確な再設置時期の案内を電子メールを利用して
効果的に行うことができる。
【０００５】また、住宅の購入者の家族構成を考慮し
て、設備品ついての標準耐用期限に補正を行うようにす
れば、家族構成が異なる住宅での設備品についての最適
な耐用期限を推定できて、各住宅での設備品の再設置の
時期についての案内を適時に行うことができる。例え
ば、家族の人数が標準値よりも少なければ耐用期限を長
くし、標準値よりも多ければ耐用期限を短くするような
補正が行われる。
て、設備品ついての標準耐用期限に補正を行うようにす
れば、家族構成が異なる住宅での設備品についての最適
な耐用期限を推定できて、各住宅での設備品の再設置の
時期についての案内を適時に行うことができる。例え
ば、家族の人数が標準値よりも少なければ耐用期限を長
くし、標準値よりも多ければ耐用期限を短くするような
補正が行われる。
【０００６】更に、購入者の家族構成を考慮して年齢の
変化による適切な案内を行うことも好ましい。この場合
は、住宅の竣工日を起算とした家族の成長を把握するた
めに、購入者の住宅の引渡日を上記購入者データベース
に入力すると共に、家族データベースを用意してここ
に、購入者の家族構成及び家族の年齢に関する家族情報
を入力する。一方、住宅構成データベースを用意して、
購入者の住宅の住宅構成を購入者のコードをここに入力
する。その上で、購入者データベースに随時アクセスし
て、各購入者についての竣工時からの経過時間から現在
の家族の年齢を算出して、家族の特定の一員が所定の年
齢に達したことが判明した時に、この特定の一員が使用
すると予想される部屋についての上記所定の年齢に応じ
た改装に関する提案を電子メールで購入者に配信するも
のである。これにより、例えば、２人以上の子供がある
家庭について子供の成長に伴って子供部屋を分割するよ
うな改装を案内したり、家族の一員が高齢者となる場合
は、浴室や階段に手すりを追加するような改装について
の案内を行うような、購入者の家族構成にマッチした提
案を行うことができる。
変化による適切な案内を行うことも好ましい。この場合
は、住宅の竣工日を起算とした家族の成長を把握するた
めに、購入者の住宅の引渡日を上記購入者データベース
に入力すると共に、家族データベースを用意してここ
に、購入者の家族構成及び家族の年齢に関する家族情報
を入力する。一方、住宅構成データベースを用意して、
購入者の住宅の住宅構成を購入者のコードをここに入力
する。その上で、購入者データベースに随時アクセスし
て、各購入者についての竣工時からの経過時間から現在
の家族の年齢を算出して、家族の特定の一員が所定の年
齢に達したことが判明した時に、この特定の一員が使用
すると予想される部屋についての上記所定の年齢に応じ
た改装に関する提案を電子メールで購入者に配信するも
のである。これにより、例えば、２人以上の子供がある
家庭について子供の成長に伴って子供部屋を分割するよ
うな改装を案内したり、家族の一員が高齢者となる場合
は、浴室や階段に手すりを追加するような改装について
の案内を行うような、購入者の家族構成にマッチした提
案を行うことができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明に係る住宅設備情報
の配信方法に使用するシステムの概略を示すもので、住
宅を建設及び／または販売した供給者にサーバー１０が
設けられ、このサーバー１０がインターネット１１を介
して住宅の建築を依頼した複数の購入者のコンピュータ
１２との間で交信が可能となる。このサーバー１０はイ
ンターネット上に開設したホームページを運営し、複数
のデータベースと連携する。このデータベースには、購
入者データベース２０，設備仕様データベース３０，関
連商品データベース４０、家族データベース５０、住宅
構成データベース６０が含まれる。
の配信方法に使用するシステムの概略を示すもので、住
宅を建設及び／または販売した供給者にサーバー１０が
設けられ、このサーバー１０がインターネット１１を介
して住宅の建築を依頼した複数の購入者のコンピュータ
１２との間で交信が可能となる。このサーバー１０はイ
ンターネット上に開設したホームページを運営し、複数
のデータベースと連携する。このデータベースには、購
入者データベース２０，設備仕様データベース３０，関
連商品データベース４０、家族データベース５０、住宅
構成データベース６０が含まれる。
【０００８】ホームページへのアクセスは、予め登録さ
れた購入者に許可されるものであり、登録時に購入者コ
ードが決定され、購入者コードが、購入者の電子メール
アドレス、住宅の住所、購入者の氏名、住宅の竣工日等
と共に購入者データベース２０に入力される。住宅業者
は、これに伴って、各購入者の住宅に装備された設備品
のリストを作成し、設備仕様データベース３０へ、購入
者コード、設備品が備えられた部位を示す部位コード、
設備品の品番コード、設備品の商品名、設備品の設置
日、及び設備品の標準の耐用期限の年数を入力するもの
で、このデータベースで各購入者の住宅の設備品を網羅
する。関連商品データベース４０は、設備品の品番コー
ドと、この設備品に関連する関連商品の商品コード、こ
の関連商品の情報を含むファイルが入力されたもので、
ファイルはＨＴＭＬ形式やＰＤＦ形式等の可読形式で記
述された文字と図面や写真情報、更には音声情報や映像
情報が含まれる。
れた購入者に許可されるものであり、登録時に購入者コ
ードが決定され、購入者コードが、購入者の電子メール
アドレス、住宅の住所、購入者の氏名、住宅の竣工日等
と共に購入者データベース２０に入力される。住宅業者
は、これに伴って、各購入者の住宅に装備された設備品
のリストを作成し、設備仕様データベース３０へ、購入
者コード、設備品が備えられた部位を示す部位コード、
設備品の品番コード、設備品の商品名、設備品の設置
日、及び設備品の標準の耐用期限の年数を入力するもの
で、このデータベースで各購入者の住宅の設備品を網羅
する。関連商品データベース４０は、設備品の品番コー
ドと、この設備品に関連する関連商品の商品コード、こ
の関連商品の情報を含むファイルが入力されたもので、
ファイルはＨＴＭＬ形式やＰＤＦ形式等の可読形式で記
述された文字と図面や写真情報、更には音声情報や映像
情報が含まれる。
【０００９】家族データベース５０には、購入者コー
ド、続柄、続柄を示す続柄コード、家族の氏名、生年月
日、性別コード等が入力されるもので、各購入者につい
ての家族構成を記録する。
ド、続柄、続柄を示す続柄コード、家族の氏名、生年月
日、性別コード等が入力されるもので、各購入者につい
ての家族構成を記録する。
【００１０】住宅構成データベース６０は、購入者コー
ドに加えて、各購入者毎の住宅構成の詳細が記録され
る。住宅構成の詳細としては、図２に示すように、リビ
ング、子供部屋、寝室について夫々、広さである面積情
報（畳数や坪数）、バリアフリー対応か否かのバリアフ
リー情報、手摺が備えられているか否かの手摺情報や、
バスユニット、トイレ、キッチンでの設備内容を示す住
設機器情報が含まれる。
ドに加えて、各購入者毎の住宅構成の詳細が記録され
る。住宅構成の詳細としては、図２に示すように、リビ
ング、子供部屋、寝室について夫々、広さである面積情
報（畳数や坪数）、バリアフリー対応か否かのバリアフ
リー情報、手摺が備えられているか否かの手摺情報や、
バスユニット、トイレ、キッチンでの設備内容を示す住
設機器情報が含まれる。
【００１１】サーバー１０は、定期的にまたは随時に、
購入者データベース２０と設備仕様データベース３０に
アクセスして、各購入者について引渡日からアクセスの
日までの経過期間を算出し、その購入者の住宅に備えら
れた設備品の耐用期限が経過期間を越えているかをチェ
ックし、越えていれば、その設備品の再設置についての
案内を作成して、電子メールで各購入者に配信する。例
えば、設備品が浄水器である場合は、耐用期間が７年で
あり、この耐用期間を越えていることがサーバーにおい
て認識されると、予めサーバーにファイルとして格納し
ていた案内書フォームに購入者の氏名や設備品の名称を
加えて浄水器の再設置を促す案内を行う。
購入者データベース２０と設備仕様データベース３０に
アクセスして、各購入者について引渡日からアクセスの
日までの経過期間を算出し、その購入者の住宅に備えら
れた設備品の耐用期限が経過期間を越えているかをチェ
ックし、越えていれば、その設備品の再設置についての
案内を作成して、電子メールで各購入者に配信する。例
えば、設備品が浄水器である場合は、耐用期間が７年で
あり、この耐用期間を越えていることがサーバーにおい
て認識されると、予めサーバーにファイルとして格納し
ていた案内書フォームに購入者の氏名や設備品の名称を
加えて浄水器の再設置を促す案内を行う。
【００１２】サーバー１０はまた、設備仕様データベー
ス３０と関連商品データベース４０とを品番コードをキ
ーとしてリレーションをとり、各購入者の住宅に備えた
設備品に関連する関連商品を選択し、各関連商品の耐用
期間を読取り、この耐用期間が過ぎているかをチェック
して、耐用期間が過ぎておれば、関連商品の交換や代替
え品についての案内を電子メールで行う。例えば、特定
の購入者の住宅に装備品として浄水器が備えられている
場合、これに関連する関連商品としてカートリッジが対
象とされ、このカートリッジの設置日からの耐用期限が
すぎていると判定されれば、カートリッジの交換を促す
案内書が作成されて、電子メールで特定の購入者に配信
される。この意味において、関連商品もまた広義には期
間の経過と共に交換等が必要とされる設備品に含まれ
る。
ス３０と関連商品データベース４０とを品番コードをキ
ーとしてリレーションをとり、各購入者の住宅に備えた
設備品に関連する関連商品を選択し、各関連商品の耐用
期間を読取り、この耐用期間が過ぎているかをチェック
して、耐用期間が過ぎておれば、関連商品の交換や代替
え品についての案内を電子メールで行う。例えば、特定
の購入者の住宅に装備品として浄水器が備えられている
場合、これに関連する関連商品としてカートリッジが対
象とされ、このカートリッジの設置日からの耐用期限が
すぎていると判定されれば、カートリッジの交換を促す
案内書が作成されて、電子メールで特定の購入者に配信
される。この意味において、関連商品もまた広義には期
間の経過と共に交換等が必要とされる設備品に含まれ
る。
【００１３】ところで、サーバー１０は家族データベー
ス５０から家族の人数を読み出し、家族の人数に応じ
て、設備品及びこれに関連する関連商品についての各耐
用期間を補正するようになっている。標準の耐用期間は
家族4人を基準として決定されていて、家族に人数が基
準の４人と異なる場合はその人数に応じて耐用期間を補
正する。例えば、家族が２人であれば、標準の耐用期間
に補正値１．２を乗算し、３人で有れば、補正値１．１
を、５人で有れば０．９、６人で有れば０．８といった
ように、家族の人数に応じた補正値を乗算して各家庭に
応じた耐用期間を設定し、この耐用期間を基にして、設
備品や関連商品についての耐用期限が到来しているかを
判断する。
ス５０から家族の人数を読み出し、家族の人数に応じ
て、設備品及びこれに関連する関連商品についての各耐
用期間を補正するようになっている。標準の耐用期間は
家族4人を基準として決定されていて、家族に人数が基
準の４人と異なる場合はその人数に応じて耐用期間を補
正する。例えば、家族が２人であれば、標準の耐用期間
に補正値１．２を乗算し、３人で有れば、補正値１．１
を、５人で有れば０．９、６人で有れば０．８といった
ように、家族の人数に応じた補正値を乗算して各家庭に
応じた耐用期間を設定し、この耐用期間を基にして、設
備品や関連商品についての耐用期限が到来しているかを
判断する。
【００１４】更に、サーバー１０は、引渡日からの現在
迄の経過年数を算出し、これを基に、家族族データベー
ス５０に記録されている家族の構成員の性別と現在の年
齢を求める。また、住宅構成データベース６０に記録さ
れている各購入者の住宅構成の情報を読取る。ここで、
サーバー１０には、各部屋の大きさとこの部屋を使用す
る家族の構成員の年齢及び性別とを考慮して作成された
複数の部屋仕様パターンが記憶されており、住宅構成デ
ータベース６０から読み出した各購入者の住宅構成の情
報と、家族データベース５０から読み出した家族の構成
員の性別と現在の年齢とから、いくつかの部屋仕様パタ
ーンの一つに対応するものであるかどうかを判定し、該
当する部屋仕様パターンが見つけだされた場合には、そ
の部屋仕様パターンに基づく部屋の改修・改築について
の案内を購入者へ電子メールで配信する。例えば、ある
購入者の住宅が、二人の年齢が低い男女の子供が一つの
比較的大きな子供部屋を使用するものとして竣工されて
おり、その後二人の子供が成長して別々の部屋を使用す
ることを望むような年齢となるまで、竣工時からの期間
が経過したとすると、子供部屋を２つに区画することを
提案する案内が作成される。すなわち、現行の子供部屋
の間取りが図３（ａ）に示すような場合は、図３（ｂ）
に示すような２つに区画した子供部屋に改装する提案を
行う。
迄の経過年数を算出し、これを基に、家族族データベー
ス５０に記録されている家族の構成員の性別と現在の年
齢を求める。また、住宅構成データベース６０に記録さ
れている各購入者の住宅構成の情報を読取る。ここで、
サーバー１０には、各部屋の大きさとこの部屋を使用す
る家族の構成員の年齢及び性別とを考慮して作成された
複数の部屋仕様パターンが記憶されており、住宅構成デ
ータベース６０から読み出した各購入者の住宅構成の情
報と、家族データベース５０から読み出した家族の構成
員の性別と現在の年齢とから、いくつかの部屋仕様パタ
ーンの一つに対応するものであるかどうかを判定し、該
当する部屋仕様パターンが見つけだされた場合には、そ
の部屋仕様パターンに基づく部屋の改修・改築について
の案内を購入者へ電子メールで配信する。例えば、ある
購入者の住宅が、二人の年齢が低い男女の子供が一つの
比較的大きな子供部屋を使用するものとして竣工されて
おり、その後二人の子供が成長して別々の部屋を使用す
ることを望むような年齢となるまで、竣工時からの期間
が経過したとすると、子供部屋を２つに区画することを
提案する案内が作成される。すなわち、現行の子供部屋
の間取りが図３（ａ）に示すような場合は、図３（ｂ）
に示すような２つに区画した子供部屋に改装する提案を
行う。
【００１５】この他、家族の一員が高齢となると、洗面
所や浴室をバリアフリーとする改築についての案内が作
成される。例えば、現行の洗面所や浴室が図４（ａ）の
ような構成であるばあい、図４（ｂ）に示すような改装
についての案内が作成されて、購入者に提示される。更
に、階段や浴室に手すりを付ける改築についての案内も
必要に応じて行われる。
所や浴室をバリアフリーとする改築についての案内が作
成される。例えば、現行の洗面所や浴室が図４（ａ）の
ような構成であるばあい、図４（ｂ）に示すような改装
についての案内が作成されて、購入者に提示される。更
に、階段や浴室に手すりを付ける改築についての案内も
必要に応じて行われる。
【００１６】更に、各購入者での住宅構成の情報から、
バスユニット、トイレ、キッチンに備えられた住設機器
を特定し、家族の一員が高齢者になったと判断されたと
きには、高齢者対応となった住設機器がまだ装備されて
いない場合は、高齢者対応となった住設機器についての
案内を行うことができる。
バスユニット、トイレ、キッチンに備えられた住設機器
を特定し、家族の一員が高齢者になったと判断されたと
きには、高齢者対応となった住設機器がまだ装備されて
いない場合は、高齢者対応となった住設機器についての
案内を行うことができる。
【００１７】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明では、各購
入者の住宅に備えられている設備品を迅速に見つけだ
し、夫々の設備品の耐用期限を割り出して、各購入者の
住宅に応じた適切な案内を行うことができ利点がある。
また、住宅の購入者の家族構成を考慮して、設備品つい
ての標準耐用期限に補正を行うようにすれば、家族構成
が異なる住宅での設備品についての最適な耐用期限を推
定できて、各住宅での設備品の再設置の時期についての
案内を適時に行うことができる。 更に、購入者の家族
構成を考慮して年齢の変化による適切な案内を行うこと
可能となり、きめの細かい提案が行え得るという利点が
ある。
入者の住宅に備えられている設備品を迅速に見つけだ
し、夫々の設備品の耐用期限を割り出して、各購入者の
住宅に応じた適切な案内を行うことができ利点がある。
また、住宅の購入者の家族構成を考慮して、設備品つい
ての標準耐用期限に補正を行うようにすれば、家族構成
が異なる住宅での設備品についての最適な耐用期限を推
定できて、各住宅での設備品の再設置の時期についての
案内を適時に行うことができる。 更に、購入者の家族
構成を考慮して年齢の変化による適切な案内を行うこと
可能となり、きめの細かい提案が行え得るという利点が
ある。
【図１】本発明の住宅設備情報の配信方法に使用するシ
ステムの概略を示す説明図。
ステムの概略を示す説明図。
【図２】同上に使用される住宅構成データベースの内容
を示す説明図。
を示す説明図。
【図３】（ａ）は現行の子供部屋の間取りを示す平面図
で、（ｂ）は改装提案による子供部屋の間取りを示す平
面図。
で、（ｂ）は改装提案による子供部屋の間取りを示す平
面図。
【図４】（ａ）は現行の洗面所の様式を示す平面図で、
（ｂ）は改装提案による洗面所の様式を示す平面図。
（ｂ）は改装提案による洗面所の様式を示す平面図。
１０ サーバー １１ インターネット １２ 購入者コンピュータ ２０ 購入者データベース ３０ 設備仕様データベース ４０ 取扱説明データベース ５０ 契約書・図面データベース ６０ 住宅構成データベース
Claims (3)
- 【請求項１】 住宅を建設及び／または販売した供給者
とその住宅を購入した購入者との間での住宅設備情報を
インターネットのようなネットワークを介して伝達する
ための方法であって、複数の購入者について電子メール
のアドレスを収集してこれを、購入者データベースに格
納し、購入者の住宅に装備された複数の設備品につい
て、この設備品を設置した時期を示す時期データと、各
設備品の標準耐用期間を示す耐用期間数値とを設備仕様
データベースに格納し、設備仕様データベースに随時に
アクセスし、上記設置日付データと耐用期間数値を参照
して、購入者における各設備品について耐用期限に達し
ているかどうかを算出し、耐用期限に達している設備品
についてその再設置についての案内を電子メールにて購
入者に発信することを特徴とする住宅設備情報の配信方
法。 - 【請求項２】 購入者の住宅の引渡日を上記購入者デー
タベースに入力し、購入者の家族構成及び家族の年齢に
関する家族情報を収集して、この家族情報を家族データ
ベースに入力し、家族情報に基づいて、上記耐用期間数
値を補正することを特徴とする請求項１に記載の住宅設
備情報の配信方法。 - 【請求項３】 購入者の住宅の引渡日を上記購入者デー
タベースに入力し、購入者の家族構成、家族の年齢等に
関する家族情報を収集して、この家族情報を家族データ
ベースに入力し；購入者の住宅の住宅構成を購入者のコ
ードと共に住宅構成データベースに格納して、購入者デ
ータベースに随時アクセスして、各購入者についての竣
工時からの経過時間から現在の家族の年齢を算出して、
家族の特定の一員が所定の年齢に達したことが判明した
時に、この特定の一員が使用すると予想される部屋につ
いての上記所定の年齢に応じた改装に関する提案を電子
メールで購入者に配信することを特徴とする請求項１に
記載の住宅設備情報の配信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000128075A JP2001306459A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 住宅設備情報の配信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000128075A JP2001306459A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 住宅設備情報の配信方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001306459A true JP2001306459A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18637575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000128075A Pending JP2001306459A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 住宅設備情報の配信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001306459A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003187062A (ja) * | 2001-12-20 | 2003-07-04 | Tokyo Nissan Auto Sales Co Ltd | 営業支援システム |
| JP2003242336A (ja) * | 2002-02-18 | 2003-08-29 | Tokyo Nissan Auto Sales Co Ltd | 顧客サービスの情報管理システム |
| CN103712313A (zh) * | 2012-10-05 | 2014-04-09 | 三菱电机株式会社 | 空调控制系统以及空调控制方法 |
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| JP2019082911A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 住宅設備提案システム |
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2000
- 2000-04-27 JP JP2000128075A patent/JP2001306459A/ja active Pending
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