JP2007066165A - 分譲マンション売買支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 分譲マンションが提供されるマンションの管理状態についても分譲マンションの購入希望者の所望する内容と一致する分譲マンションの購入を支援する分譲マンション売買支援システムを提供すること。
【解決手段】 分譲マンションの物件情報を記憶する管理サーバに、分譲マンションの部屋情報だけでなく分譲マンションが提供されるマンションの管理情報についても記憶させる。部屋情報及び管理情報をネットワーク上で公開することで、購入希望者が部屋情報と管理情報を閲覧できるようにし、購入希望者が部屋情報と管理情報に基づいて分譲マンションの選別を行うことができるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、分譲マンションの物件情報をネットワークを用いて提供する分譲マンション売買支援システムに関する。
従来より、分譲マンション(一棟のマンションを複数に区分した各部屋)の購入を欲する人間(購入希望者)が分譲マンションの物件情報を検索し得るWebサイト(分譲マンション売買支援システム)が知られている。従来の分譲マンション売買支援システムは、各分譲マンションの物件情報が管理サーバに記憶されており、この管理サーバに記憶された物件情報を購入希望者が閲覧できるシステムとなっている。
管理サーバに記憶される物件情報は、分譲マンションの間取り、所在階、専有面積など売買対象となる分譲マンションの部屋情報である。部屋情報の登録は、売却を希望する分譲マンションの所有者によって、所有者のパソコン等の端末から管理サーバに送信されることで行われている。
このように登録された部屋情報(物件情報)は、購入希望者によって閲覧され、購入希望者は部屋情報に基づいて購入する分譲マンションの選別をする。
しかしながら、従来の分譲マンション売買支援システムでは、管理サーバに登録される物件情報は部屋情報のみであり、分譲マンションが提供される一棟のマンション全体(以下、「マンション」という。)の管理情報は含まれていない。管理情報は、分譲マンションが提供されるマンションにおける管理人の有無、管理人の在中時間、管理人による清掃や植栽の行われる頻度、ペットの飼育の可否、フロントサービスの有無、各分譲マンションの所有者が利用するキッズルームやゲストルームなどの共用施設の有無、共用施設の運営形態、長期修繕計画の有無、管理人が外部の管理会社の社員であるか、それとも分譲マンションの所有者から選任された者かなどの情報である。
そのため、従来の分譲マンション売買支援システムを利用して分譲マンションを選別して購入すると、購入した分譲マンションに実際に住んでから初めてマンションの管理状態を購入者が知ることになる。管理状態を購入後に知ることとなると、管理状態が予想以上に悪い場合や自分の望む管理体制が採られていない場合でも、購入者は購入した分譲マンションに住まざるを得ないといった問題が発生する。
また、分譲マンションの評価額は、マンションの管理状態に影響される。特に中古の分譲マンションの評価額においては、マンションの管理状態が与える影響は大きい。しかし、上記したように従来の分譲マンション売買支援システムでは、管理情報は管理サーバに登録されないために管理状態を購入希望者にアピールすることができない。そのため、管理状態の良い分譲マンションであっても管理状態の悪いマンションに提供される分譲マンションと同じ評価を購入希望者にされてしまい、管理状態の良い分譲マンションの評価が実際の評価額よりも低くなることがある。
そこで、本発明は、間取り、所在階、専有面積などの部屋情報だけでなくマンションの管理状態についても購入希望者の所望する内容と一致する分譲マンションの購入と、管理状態の良い分譲マンションを高価格で売買することを支援する分譲マンション売買支援システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決すべく、本発明は、特許請求の範囲の請求項1に記載の如く、管理組合から提供された管理情報を含む分譲マンションの物件情報を記憶する管理サーバを備え、前記管理サーバは、購入希望者が具備する購入希望者端末からネットワークを介して送信された検索情報に対応する物件情報を抽出し、当該抽出した物件情報を前記購入希望者端末に送信することを特徴とする分譲マンション売買支援システムを提供するものである。
斯かる発明によれば、管理サーバには、管理組合から提供された管理情報を含む分譲マンションの物件情報が記憶される。管理組合とは、各分譲マンションが提供されるマンション全体の管理規約などを定めて、マンションを管理する分譲マンションの所有者で構成される団体である。管理情報とは、分譲マンションが提供されるマンションの管理の状態を示すものであり、管理組合によって提供されるものである。管理情報の具体的内容は、管理組合が管理するマンションの管理人の有無、管理人の在中時間、管理人による清掃や植栽の行われる頻度、ペットの飼育の可否、フロントサービスの有無、各分譲マンションの所有者が利用するキッズルームやゲストルームなどの共用施設の有無、共用施設の運営形態、長期修繕計画の有無、管理人が外部の管理会社の社員であるか、それとも分譲マンションの所有者から選任された者かなどの情報で構成されている。
そして、本発明によれば、管理サーバは、購入希望者端末からネットワークを介して送信された検索情報が送信されると、この検索情報に対応する物件情報を抽出し、抽出した物件情報を購入希望者端末に送信する。検索情報とは、例えば、間取り、所在階、専有面積などの部屋情報に含まれるものや、管理人の有無などの管理情報に含まれるものである。物件情報の抽出は、検索情報を含む物件情報を抽出することで実現される。
以上のように、本発明によれば、管理情報を含む物件情報が購入希望者端末に送信されるので、購入希望者は間取り、所在階、専有面積などの部屋情報だけでなく管理情報も利用して分譲マンションの選別をすることができる。よって、管理情報を考慮した分譲マンションの選別を行うことを提供できるので、本発明は、間取り、所在階、専有面積などだけでなくマンションの管理状態についても購入希望者の所望する内容と一致する分譲マンションの購入を支援することができる。また、管理情報が購入希望者端末に送信されるので、購入希望者にマンションの管理状態のアピールが可能となるので、本発明は、管理状態の良い分譲マンションが高い価格で売買されることを支援することもできる。
なお、管理情報を含む物件情報の管理サーバへの登録は、例えば、分譲マンションの所有者が、分譲マンションの売却の意思を管理組合に示し、管理組合が売却対象となる分譲マンションの間取り、所在階、専有面積などの部屋情報と共に管理情報を管理サーバを運営する機関に送付することで行うことができる。部屋情報と管理情報の送付には、例えばインターネット等のネットワークを用いて行うことが可能である。
上記したように、管理情報を考慮して分譲マンションの選別が行われると、管理状態の良い分譲マンションほど高価格で売買される可能性が高くなる。しかし、管理組合がマンションの管理状態のレベルを正確に評価することは困難である。そのため、管理組合自身が管理状態のレベルが低いことを認識して管理状態を改善することはあまり期待できない。
この問題を解決するために、特許請求の範囲の請求項2の如く、前記管理サーバは、記憶する管理情報を提供した管理組合が具備する管理組合端末にネットワークを介して管理項目のチェックリストを送信し、前記管理組合が前記チェックリストを用いてチェックしたチェック結果をネットワークを介して受信し、受信したチェック結果に基づいて管理レベルを評価し、評価した管理レベルを前記管理組合端末にネットワークを介して送信するのが好ましい。
斯かる好ましい構成によれば、管理サーバに記憶された管理情報を提供した管理組合の管理組合端末に対してチェックリストが送信され、管理組合が送信されたチェックリストに従ってマンションの管理状態のチェックを行い、その結果を管理サーバに送信すると、チェック結果に基づく管理レベルが管理サーバから管理組合端末に送信される。チェックリストのチェック項目は、チェック結果に基づいて管理レベルを評価することができる内容であればよい。例えば、マンションのエントランス、エレベータ、階段などが清潔であるか否かなどの設備面についてのチェック項目や、修繕費の管理、修繕費積立金の適正などの運営面についてのチェック項目などである。
よって、管理組合は、チェックリストに基づくチェックを行うだけで、マンションの管理レベルの客観的かつ正確な評価を得ることができる。客観的かつ正確な評価を得ることで管理組合の管理に対する意識が向上し、その結果管理が充実すると、管理組合の管理する分譲マンションの評価額が上昇するようになる。なお、管理サーバは、管理組合のみならず、各分譲マンションの所有者に対して管理項目のチェックリストを送信し、前記所有者が前記チェックリストを用いてチェックしたチェック結果をネットワークを介して受信し、受信したチェック結果に基づいて管理レベルを評価し、評価した管理レベルを前記所有者端末にネットワークを介して送信するように構成することも可能である。
また、分譲マンションの購入希望者も売却希望者(分譲マンションの所有者など)も所望する分譲マンションの評価額を知りたいものである。従って、評価額を容易に調査できるように、特許請求の範囲の請求項3の如く、前記管理サーバは、複数の分譲マンションが提供されるマンションの標準m単価と、前記マンションにおける標準形態の分譲マンションの専有面積及び形態情報とを記憶し、売買希望者が具備する売買希望者端末からネットワークを介して指定された売買希望の分譲マンションが提供されるマンションと前記売買希望の分譲マンションの専有面積及び形態情報とを認識し、認識したマンションの標準m単価と、当該マンションにおける標準形態の分譲マンションの専有面積及び形態情報と、認識した売買希望の分譲マンションの専有面積及び形態情報とに基づいて前記売買希望の分譲マンションの評価額を算出し、当該算出した評価額を前記売買希望者端末に送信するのが好ましい。
売買希望者とは、分譲マンションの購入希望者と売却希望者の両者を指している。マンションの標準m単価とは、マンションが提供する分譲マンションの過去の売買において用いられたm単価や、そのm単価を適宜補正したもの等である。分譲マンションの形態情報とは、分譲マンションの間取り、所在階などである。標準形態の分譲マンションとは、例えば、売買時のm単価が上記の標準m単価に採用された分譲マンションや、評価額の算出のためにのみ使用される架空の分譲マンションである。
売買希望者は、売買希望のマンションの評価額を知りたい場合は、売買希望の分譲マンションが提供されるマンションと、売買希望の分譲マンションの専有面積及び形態情報とを売買希望者端末を用いて指定する。売買希望の分譲マンションが提供されるマンションと、売買希望の分譲マンションの専有面積及び形態情報とが指定されると、管理サーバは、指定されたマンションの標準m単価と、当該マンションにおける標準形態の分譲マンションの専有面積及び形態情報とを特定する。管理サーバは、特定した標準m単価と標準形態の分譲マンションの専有面積及び形態情報と、売買希望者端末から送信された売買希望の分譲マンションの専有面積及び形態情報とに基づいて、売買希望の分譲マンションの評価額を算出する。そして、管理サーバは、算出した評価額を売買希望者端末に送信する。
売買希望者は、売買希望の分譲マンションが提供されるマンションと、売買希望の分譲マンションの専有面積及び形態情報を指定するだけで売買希望の分譲マンションの評価額を得ることができる。
本発明の分譲マンション売買支援システムによれば、間取り、所在階、専有面積等だけでなくマンションの管理状態についても購入希望者の所望する内容と一致する分譲マンションの購入と、管理状態の良い分譲マンションが正当に評価され高価格で売買することを支援することが可能となる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る分譲マンション売買支援システムについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る分譲マンション売買支援スシステムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る分譲マンション売買支援システム100を構成する管理サーバ101は、管理組合端末102、所有者端末103、購入希望者端末104とインターネット110を介して接続可能に構成されている。
管理サーバ101は、売りに出されている分譲マンションの物件情報を記憶するデータベースを保持している。図2に示すように、データベース200に登録される物件情報201は、分譲マンションの部屋情報210と分譲マンションが提供されるマンションの管理情報220とで構成されている。部屋情報210は、分譲マンションの所在地211、分譲マンションが提供されるマンションの名称212、分譲マンションの専有面積213、間取り214や、図示されていないが分譲マンションの所在階、沿線、最寄駅、最寄駅からのアクセス時間などで構成されている。一方、管理情報220は、管理人の有無221、管理人の在中時間222、ペットの飼育の可否223、エントランスの清潔度224、修繕費の管理状況225や、図示されていないが、管理人による清掃や植栽の行われる頻度、フロントサービスの有無、各分譲マンションの所有者が利用するキッズルームやゲストルームなどの共用施設の有無、共用施設の運営形態、長期修繕計画の有無、管理人が外部の管理会社の社員であるか、それとも分譲マンションの所有者から選任された者かなどの情報で構成されている。
本実施形態では、物件情報201の管理サーバ101への登録は、管理組合によって行われている。分譲マンションの売却意思のある所有者は、所有する分譲マンションを売却する旨を管理組合に示す。管理組合は、分譲マンションの売却する旨が示されると、売却対象となる分譲マンションの部屋情報と共に管理情報を管理サーバ101を運営する運営機関に送付する。部屋情報と管理情報の送付は、本実施形態においては、インターネット接続機能を備えたパソコン等の管理組合端末102からインターネット110を介して管理サーバ101に送信することで行う。部屋情報と管理情報が送信されると、管理サーバ101は、これらの部屋情報と管理情報を物件情報201としてデータベース200に登録する。以上のようにして、データベース200には、管理情報220が含まれた分譲マンションの物件情報201が登録されることになる。
なお、部屋情報と管理情報の送付は、インターネット110を介した送信に代えて、郵送で行っても良い。郵送で行う場合は、部屋情報と管理情報のデータベース200への登録は運営機関の職員が手入力などで行うことになる。
また、本実施形態では、部屋情報と管理情報の送付は管理組合によって行われているが、分譲マンションの所有者が行っても良い。所有者が行う場合は、まず、所有者は部屋情報や管理情報のうち、不明な情報を管理組合に問い合わせて取得し、その後管理情報と部屋情報を所有者端末103からインターネット110を介して管理サーバ101に送信したり、運営機関に郵送したりする。
管理サーバ101に記憶された物件情報201は、分譲マンションの購入希望者が閲覧できるようにインターネット110上で公開されている。購入希望者は、物件情報201を閲覧する場合は、インターネット接続機能を備えたパソコンや携帯電話などの購入希望者端末104から管理サーバ101にアクセスする。
管理サーバ101にアクセスすると、図3に示すように、購入希望者端末104のモニタ300には、分譲マンション売買支援システムのホームページが表示される。このホームページでは、管理サーバ101に記憶された物件情報201から、ホームページの閲覧者に提供する物件情報201を絞り込むための検索条件の指定ができるようになっている。図3に示ように、ホームページには、「管理人有り」ボタン301、「共用施設有り」ボタン302、「ペットと暮らせる」ボタン303、「管理人による清掃有り」ボタン304、「フロントサービス有り」ボタン305、「管理会社から派遣された管理人がいる」ボタン306、「地下鉄・A線」ボタン307、「地下鉄・B線」ボタン308、「私鉄・C線」ボタン309、「JR・D線」ボタン310の10個の検索条件が表示されている。ホームページが表示されたモニタ300上で「管理人有り」ボタン301〜「JR・D線」ボタン310のいずれか1つの検索条件ボタンがクリックされると、管理サーバ101は、データベース200に登録された物件情報201の中からクリックされた検索条件ボタンに対応する物件情報201を抽出し、抽出したすべての物件情報をモニタ300に表示する。
例えば、購入希望者端末104のモニタ300に表示された「管理人有り」ボタン301を購入希望者がクリックすると、管理サーバ101は、図2に示す物件情報201の管理人の有無211が「有」になっている物件情報201を抽出し、抽出した物件情報をモニタ300に表示する。同様に、管理サーバ101は、「共用施設有り」ボタン302がクリックされると、共有施設が有りとなっている物件情報201を、「ペットと暮らせる」ボタン303がクリックされると、ペットの飼育が可となっている物件情報201を、「管理人による清掃有り」ボタン304がクリックされると、管理人による清掃や植栽の行われる頻度が一定以上となっている物件情報201を、「フロントサービス有り」ボタン305がクリックされると、フロントサービスが有りとなっている物件情報201を、「管理会社から派遣された管理人がいる」ボタン306がクリックされると、管理人が外部の管理会社から派遣されていることが含まれる物件情報201を、「地下鉄・A線」ボタン307、「地下鉄・B線」ボタン308、「私鉄・C線」ボタン309、「JR・D線」ボタン310のいずれかがクリックされると、クリックされた沿線が含まれる物件情報201を抽出し、抽出した物件情報201をモニタ300に表示する。
図4は、購入希望者が、「管理人有り」ボタン301をマウス等でクリックして、物件情報201の管理人の有無211が「有」となっている物件情報201が表示されたモニタ300を示している。ここで表示される各物件情報は、閲覧のし易さを考慮して、物件情報201を構成する全ての情報ではなく、所在地211と名称212と間取り214のみとなっている。
図4に示す各物件情報201が表示されたモニタ300で、いずれかの名称212がクリックされると、管理サーバ101は、図5に示すように、名称212がクリックされた物件情報201の詳細画面を表示する。詳細画面は、図5に示すように、名称212がクリックされた物件情報201を構成する全ての情報が表示される。詳細画面の中には、従来の分譲マンション売買支援システムで閲覧できた部屋情報210だけでなく、閲覧できなかった管理情報220も表示される。
そのため、購入希望者は、図4に示す画面で、所在地211、名称212、間取り214から気に入った分譲マンションを見つけると、その分譲マンションの名称212をクリックすれば、部屋情報と共に管理情報を閲覧することができる。
よって、購入希望者は、管理情報を利用して分譲マンションの選別をすることができるので、マンションの管理状態が自分の所望する分譲マンションを購入することができる。したがって、本実施形態の分譲マンション売買支援システム100によれば、間取り、所在階、専有面積などだけでなくマンションの管理状態についても購入希望者が所望する内容と一致する分譲マンションの購入を支援することができる。
また、図5に示すように、詳細画面には管理情報220が表示されるので、マンションの管理状態が良ければ、分譲マンションの価格が高くても購入希望者に購入される可能性が高くなる。したがって、本実施形態の分譲マンション売買支援システムは、情報不足によるマンション価値の低下を抑制し、管理状態の良い分譲マンションが正当に評価され高い価格で売買されることを支援することもできる。さらに、管理情報がインターネット110上で公開されることで、本実施形態の分譲マンション売買支援システム100は、管理組合の管理に対する意識を向上させることもできる。
なお、本実施形態に係る分譲マンション売買支援システム100は、好ましい構成として、以下の構成を有する。
管理組合は、部屋情報と管理情報をデータベース200に登録するために部屋情報と管理情報を管理サーバ101に送信する際に、管理組合のメールアドレスも管理サーバ101に送信する。
管理サーバ101は、送信された部屋情報と管理情報とメールアドレスを受信すると、受信した部屋情報と管理情報を上記のように物件情報201としてデータベース200に登録すると共に、登録した物件情報201にメールアドレスを対応付けてデータベース200に登録する。このように物件情報201にメールアドレスを対応付けることで、各物件情報201に各物件情報(部屋情報と管理情報)を送信した管理組合のメールアドレスが対応付けられることになる。
管理サーバ101は、半年に1回や1年に1回など、データベース200にメールアドレスが登録された管理組合に図6に示す管理項目のチェックリスト600を電子メールで送信する。チェックリスト600は、チェック結果に基づいて、管理組合が管理するマンションの管理レベルを評価することができる内容となっている。
管理組合は、チェックリストを管理組合端末102等で受信すると、管理組合端末102のモニタにチェックリスト600を表示して、図6に示すように、各管理項目601の該当する回答欄602にチェック610を入れる。チェック610を入れると、管理組合は、チェック610を入れたチェックリスト600を管理サーバ101に返信する。
管理組合端末102から管理サーバ101にチェックリスト600が返信されると、運営機関は、チェックリスト600のチェック結果に基づいて管理レベルを評価する。評価方法は、チェックリスト600の各回答欄610の点数を決めておき、チェック610が入れられた回答欄の合計点に基づいて行う。運営機関は、合計点が非常に高い場合は管理レベルを「優良」、高い場合は管理レベルを「良」、低い場合は管理レベルを「改善の余地あり」と評価する。運営機関は、このように評価した管理レベルを管理組合に電子メールなどで返信する。
以上のように、運営機関によって管理レベルが評価されることで、管理組合は、マンションの管理レベルの客観的かつ正確な評価を得ることができる。客観的かつ正確な評価を得ることで管理組合の管理に対する意識が向上し、その結果管理が充実するようになる。管理が充実することで、管理組合の管理する分譲マンションの評価額が上昇するようになる。なお、評価した管理レベルの電子メールでの送信に加えて、運営機関が管理状態の実状や問題点を分析し、管理組合と直接面談することにより、より良い管理運営をサポートすることも可能である。
また、運営機関は、管理組合端末102から送信されたチェックリスト600のチェック結果を図2に示すデータベース200に登録されている物件情報201に反映させても良い。例えば、データベース200に登録された管理人の在中時間222が8〜17時となっており、管理組合端末102から送信されたチェックリスト600には24時間にチェック610が入れられている場合は、データベース200の管理人の在中時間を24時間に更新する。
このように、チェックリストのチェック結果をデータベース200に登録された物件情報201に反映させることで、管理状況の現状がインターネット110上に公開されることとなるので、管理に対する高い意識を管理組合に継続的に持たせることができる。
なお、分譲マンションの購入希望者も売却希望者も売買希望の分譲マンションの評価額を容易に調査できるように、本実施形態に係る分譲マンション売買支援システム100は、下記の構成を有するようにしてもよい。
管理サーバ101は、図7に示すようにデータベース700を保持している。データベース700には、各マンションの名称701と、各マンションの標準m単価702と、各マンションにおける標準形態の分譲マンションの専有面積703及び形態情報704とが対応付けて登録されている。本実施形態における標準m単価は、各マンションが提供する分譲マンションの過去の1つの売買において用いられたm単価である。また、標準形態の分譲マンションは、売買時のm単価が上記の標準m単価に採用された分譲マンションである。形態情報704は、標準形態の分譲マンションの所在階である。
分譲マンションの売買希望者は、売買希望の分譲マンションの評価額を調査したい場合は、インターネット110を介して管理サーバ101へアクセスする。売買希望の分譲マンションの評価額を容易に調査できる構成とする場合、管理サーバ101は、アクセスがあると、図3の点線で囲った領域に示すように、分譲マンション売買支援システムのホームページに「評価額の算出」ボタン801を表示する。
例えば、購入希望者が売買希望の分譲マンションの評価額を調査するために、購入希望者端末104で管理サーバ101にアクセスすると、「評価額の算出」ボタン801が表示されたホームページが購入希望者端末104のモニタ300に表示される。ホームページが表示されると、購入希望者は、「評価額の算出」ボタン801をクリックする。「評価額の算出」ボタン801がクリックされると、管理サーバ101は、図8に示すような評価額の算出条件の入力する入力画面をモニタ300に表示する。入力画面には、売買希望の分譲マンションが提供されるマンションの名称、売買希望の分譲マンションの専有面積、所在階の入力欄901〜903と、計算開始ボタン904が設けられている。
購入希望者は、モニタ300に入力画面が表示されると、購入希望の分譲マンションが提供されるマンション名と、購入希望の分譲マンションの専有面積と所在階を各入力欄901〜903に入力し、計算開始ボタン904をクリックする。
計算開始ボタン904がクリックされると、管理サーバ101は、入力欄901に入力されたマンションの名称と対応付けられてデータベース700に登録された標準m単価702、専有面積703、形態情報(所在階)704をデータベース700から抽出する。管理サーバ101は、抽出した標準m単価702、専有面積703、形態情報(所在階)704と、入力欄902、903に入力された専有面積と所在階を下記の計算式(1)に代入して購入希望の分譲マンションの評価額を算出する。
Y=〔標準m単価〕×〔X1〕×{1+a×〔X2−X1〕/X2}×{1+b×〔X3−X4〕}・・・(1)
Y:購入希望の分譲マンションの評価額、X1:入力欄902に入力された専有面積、X2:専有面積703、X3:入力欄903に入力された所在階、X4:形態情報(所在階)704、a、b:係数
管理サーバ101は、評価額を算出すると、算出した評価額をモニタ300に表示する。よって、購入希望者は、購入希望の分譲マンションの提供されるマンションの名称と、購入希望の分譲マンションの専有面積と形態情報を入力するだけで購入希望の分譲マンションの評価額を得ることができる。
上記では購入希望の分譲マンションの評価額の算出を行う場面について説明したが、売却希望の分譲マンションの評価額は、購入希望の分譲マンションの評価額の算出と同じ方法で算出される。
なお、上記では、データベース700に登録された形態情報704が所在階となっているが、データベース700に登録される形態情報704は所在階でなく、間取りや、間取りと所在階の両方であってもよい。
図1は、分譲マンション売買支援システムのブロック図である。 図2は、分譲マンションの物件情報が記憶されるデータベースの概念図である。 図3は、分譲マンション売買支援システムのホームページの模式図である。 図4は、「管理者が在中」での検索によりデータベースから抽出された物件情報が表示された画面の模式図である。 図5は、抽出された1つの物件情報の全てが表示される詳細画面の模式図である。 図6は、チェックリストの模式図である。 図7は、マンションの名称、m単価、標準形態の分譲マンションの専有面積、所在階が記憶されるデータベースの概念図である。 図8は、売買希望の分譲マンションが提供されるマンション、売買希望の分譲マンションの専有面積、所在階を指定するための入力画面の模式図である。
符号の説明
100 分譲マンション売買支援システム
101 管理サーバ
102 管理組合端末
103 所有者端末
104 購入希望端末
110 インターネット

Claims (3)

  1. 管理組合から提供された管理情報を含む分譲マンションの物件情報を記憶する管理サーバを備え、
    前記管理サーバは、購入希望者が具備する購入希望者端末からネットワークを介して送信された検索情報に対応する物件情報を抽出し、当該抽出した物件情報を前記購入希望者端末に送信することを特徴とする分譲マンション売買支援システム。
  2. 前記管理サーバは、記憶する管理情報を提供した管理組合が具備する管理組合端末にネットワークを介して管理項目のチェックリストを送信し、前記管理組合が前記チェックリストを用いてチェックしたチェック結果をネットワークを介して受信し、受信したチェック結果に基づいて管理レベルを評価し、評価した管理レベルを前記管理組合端末にネットワークを介して送信する請求項1に記載の分譲マンション売買支援システム。
  3. 前記管理サーバは、複数の分譲マンションが提供されるマンションにおける標準m単価と、前記マンションにおける標準形態の分譲マンションの専有面積及び形態情報とを記憶し、売買希望者が具備する売買希望者端末からネットワークを介して指定された売買希望の分譲マンションが提供されるマンションと前記売買希望の分譲マンションの専有面積及び形態情報とを認識し、認識したマンションの標準m単価と、当該マンションにおける標準形態の分譲マンションの専有面積及び形態情報と、認識した売買希望の分譲マンションの専有面積及び形態情報とに基づいて前記売買希望の分譲マンションの評価額を算出し、当該算出した評価額を前記売買希望者端末に送信する請求項1又は2に記載の分譲マンション売買支援システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017021652A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 株式会社マーキュリー 不動産取引マッチングシステム、プログラムおよび方法
JP2020009437A (ja) * 2018-07-02 2020-01-16 株式会社リロケーション・ジャパン 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

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