JP2001305949A - 文字入力練習装置、文字入力練習方法及び記憶媒体 - Google Patents

文字入力練習装置、文字入力練習方法及び記憶媒体

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JP2001305949A
JP2001305949A JP2000125450A JP2000125450A JP2001305949A JP 2001305949 A JP2001305949 A JP 2001305949A JP 2000125450 A JP2000125450 A JP 2000125450A JP 2000125450 A JP2000125450 A JP 2000125450A JP 2001305949 A JP2001305949 A JP 2001305949A
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kanji
kana
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JP2000125450A
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Yasuhiro Aragai
安浩 新貝
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者がキーボードを操作して生物画像と思い
がけない内容の会話を実施して、利用者のキーボード入
力技術と語彙の知識とを向上させることが可能な文字入
力練習装置、文字入力練習方法及び記憶媒体を提供す
る。 【解決手段】生物の複数の成長段階に応じた生物画像を
記憶する生物画像記憶手段16と、生物画像を表示する
生物画像表示手段18と、生物の成長段階に応じた複数
の語彙辞書を記憶する語彙記憶手段20と、語彙記憶手
段20から練習文字を読み出して表示する練習文字表示
手段22と、前記練習文字を利用者が入力する文字入力
手段12と、前記入力した文字を表示する入力文字表示
手段14と、前記入力した文字の正答率、正答文字の入
力回数及び、単位時間当たりの正答文字数のうちの少な
くとも一つの情報に応じて前記生物の成長を制御する生
物成長制御手段24とを備えたので、利用者は楽しみな
がらキーボード入力技術と語彙の知識とを向上させるこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字入力練習装
置、文字入力練習方法及び記憶媒体に係り、特に利用者
の文字入力の熟練度及びかな漢字変換の熟練度を向上さ
せることが可能な文字入力練習装置、文字入力練習方法
及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数種類の中の任意の生物画像デ
ータを選択指示し、世話指示手段により世話を行うと世
話データの合計値が増加し、一定以上の世話データ合計
値に達すると生物が成長したとみなし、別の生物画像デ
ータをお見合い相手として表示したり、更には出産した
子供も表示する表示制御装置及び表示制御方法が特許第
2848270号の公報に示されている。
【0003】また、予め定められた生物の成長初期から
最終までの複数の各成長過程の画像を複数記憶し、成長
要素データを入力すると生物画像が順次成長してゆく様
子を表示する画像表示制御装置及び画像表示制御方法が
特許第2928812号の公報に示されている。
【0004】また、発光素子と受光素子と光路の間にユ
ーザーの手をかざすことで、予め記憶された画像データ
を表示するとともに表示画像データを動かし変化させる
画像表示装置が、特開平7−73007号の公報に示さ
れている。
【0005】また、近年、表示されているキャラクター
画像に対して利用者が世話をすることで、表示されてい
るキャラクターが成長したり、万歩計(登録商標)のセ
ンサーと同期して表示されているキャラクターが成長し
たりするゲームが知られている。
【0006】また、パソコンのソフトウエアの分野にお
いては、キーボードの入力の正確さ及び速さを競うシュ
ーティングゲームを模したキーボード入力練習用のソフ
トウエアが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
2848270号の公報に示されている表示制御装置及
び表示制御方法や、特開平7−73007号の公報に示
されている画像表示装置及び、特許第2928812号
の公報に示されている画像表示制御装置及び画像表示制
御方法では、キャラクターが成長してゆく過程を楽しむ
目的で構成された娯楽ゲームであるため、利用者の関心
はキャラクターが成長することによって継続するもの
の、フルキーボードの入力技術向上や入力熟練度の向上
といった満足感や達成感、及び利用価値の高い効果を得
ることはできなかった。
【0008】また、従来のフルキーボード入力練習ソフ
トでは、入力技術レベルに応じた特定の単語しか表示さ
れず、練習を繰り返すたびに同じ単語の入力を強いられ
るので実に面白みに欠けるものであるとともに、練習意
欲が失せるものもあった。したがって、時とともに利用
者の利用回数も減少し、結局本来の目的である文字の入
力技術が一向に向上しないという不具合があった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、キーボードを操作することにより生物画像と
思いがけない内容の会話を楽しく実施し、この会話を繰
り返すことで生物画像が成長し会話の語彙が増えて、利
用者のキーボード入力技術と併せて語彙の知識とを向上
させることが可能な文字入力練習装置、文字入力練習方
法及び記憶媒体を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、生物の複数の成長段階に応
じた複数の生物画像を記憶している生物画像記憶手段
と、前記生物の成長段階に応じた生物画像を表示する生
物画像表示手段と、前記複数の成長段階に応じて語彙数
又は語彙の難易度が異なる複数の語彙辞書を記憶してい
る語彙記憶手段と、前記複数の語彙辞書の中から選択さ
れた一つの語彙辞書から任意の語句や文などの練習文字
を読み出して表示する練習文字表示手段と、前記表示さ
れた練習文字を利用者が入力する文字入力手段と、前記
文字入力手段により入力された文字を表示する入力文字
表示手段と、前記表示されている練習文字に対する前記
文字入力手段による入力文字の正答率、正答文字の入力
回数、及び入力文字の時間当たりの正答文字数のうちの
少なくとも一つの情報に応じて前記生物の成長を制御す
る生物成長制御手段と、前記生物成長制御手段によって
制御された生物の成長段階に応じた生物画像を前記生物
画像記憶手段が記憶している複数の生物画像の中から読
み出して前記生物画像表示手段に表示させるとともに、
前記語彙記憶手段が記憶している複数の語彙辞書の中か
ら前記生物の成長段階に応じた語彙辞書を選択し、その
選択した語彙辞書から任意の練習文字を読み出して前記
練習文字表示手段に表示させる表示制御手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0011】本発明によれば、生物の複数の成長段階に
応じた複数の生物画像を記憶している生物画像記憶手段
と、前記生物の成長段階に応じた生物画像を表示する生
物画像表示手段と、前記複数の成長段階に応じて語彙数
又は語彙の難易度が異なる複数の語彙辞書を記憶してい
る語彙記憶手段と、前記複数の語彙辞書の中から選択さ
れた一つの語彙辞書から任意の語句や文などの練習文字
を読み出して表示する練習文字表示手段と、前記表示さ
れた練習文字を利用者が入力する文字入力手段と、前記
文字入力手段により入力された文字を表示する入力文字
表示手段と、前記表示されている練習文字に対する前記
文字入力手段による入力文字の正答率、正答文字の入力
回数、及び入力文字の時間当たりの正答文字数のうちの
少なくとも一つの情報に応じて前記生物の成長を制御す
る生物成長制御手段と、前記生物成長制御手段によって
制御された生物の成長段階に応じた生物画像を前記生物
画像記憶手段が記憶している複数の生物画像の中から読
み出して前記生物画像表示手段に表示させるとともに、
前記語彙記憶手段が記憶している複数の語彙辞書の中か
ら前記生物の成長段階に応じた語彙辞書を選択し、その
選択した語彙辞書から任意の練習文字を読み出して前記
練習文字表示手段に表示させる表示制御手段とを備えた
ので、利用者は楽しみながらキーボード入力技術と語彙
の知識とを向上させることが可能となる。
【0012】また、前記目的を達成するために請求項2
に記載の発明は、生物の複数の成長段階に応じた複数の
生物画像を記憶している生物画像記憶手段と、前記生物
の成長段階に応じた生物画像を表示する生物画像表示手
段と、前記複数の成長段階に応じて語彙数又は語彙の難
易度が異なる複数の語彙辞書を記憶している語彙記憶手
段と、前記複数の語彙辞書の中から選択された一つの語
彙辞書から任意の語句や文などの練習文字を読み出して
表示する練習文字表示手段と、前記生物の成長段階に応
じた複数の練習文字に対してそれぞれ正解を含む1乃至
複数の変換漢字やかなまじり漢字文を記憶しているかな
漢字記憶手段と、前記表示された練習文字を利用者が入
力する文字入力手段と、前記文字入力手段により入力さ
れた文字に対応する正解を含む1乃至複数の変換漢字や
かなまじり漢字文を前記かな漢字記憶手段から読み出し
て表示するかな漢字表示手段と、前記かな漢字表示手段
に表示されている漢字やかなまじり漢字文の中から利用
者が正解と判断した漢字やかなまじり漢字文を選択する
かな漢字選択手段と、前記かな漢字選択手段により選択
された漢字やかなまじり漢字文の正答率及び、前記かな
漢字選択手段により正解の漢字やかなまじり漢字文が選
択されるのに要した時間のうちの少なくとも一方の情報
に応じて前記生物の成長を制御する生物成長制御手段
と、前記生物成長制御手段によって制御された生物の成
長段階に応じた生物画像を前記生物画像記憶手段が記憶
している複数の生物画像の中から読み出して前記生物画
像表示手段に表示させ、前記語彙記憶手段が記憶してい
る複数の語彙辞書の中から前記生物の成長段階に応じた
語彙辞書を選択してその選択した語彙辞書から任意の練
習文字を読み出して前記練習文字表示手段に表示させ、
前記かな漢字記憶手段が記憶している複数の漢字やかな
まじり漢字文の中から前記生物の成長段階に応じた漢字
やかなまじり漢字文を選択して読み出して前記かな漢字
表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたことを特
徴としている。
【0013】本発明によれば、生物の複数の成長段階に
応じた複数の生物画像を記憶している生物画像記憶手段
と、前記生物の成長段階に応じた生物画像を表示する生
物画像表示手段と、前記複数の成長段階に応じて語彙数
又は語彙の難易度が異なる複数の語彙辞書を記憶してい
る語彙記憶手段と、前記複数の語彙辞書の中から選択さ
れた一つの語彙辞書から任意の語句や文などの練習文字
を読み出して表示する練習文字表示手段と、前記生物の
成長段階に応じた複数の練習文字に対してそれぞれ正解
を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢字文を記憶
しているかな漢字記憶手段と、前記表示された練習文字
を利用者が入力する文字入力手段と、前記文字入力手段
により入力された文字に対応する正解を含む1乃至複数
の変換漢字やかなまじり漢字文を前記かな漢字記憶手段
から読み出して表示するかな漢字表示手段と、前記かな
漢字表示手段に表示されている漢字やかなまじり漢字文
の中から利用者が正解と判断した漢字やかなまじり漢字
文を選択するかな漢字選択手段と、前記かな漢字選択手
段により選択された漢字やかなまじり漢字文の正答率及
び、前記かな漢字選択手段により正解の漢字やかなまじ
り漢字文が選択されるのに要した時間のうちの少なくと
も一方の情報に応じて前記生物の成長を制御する生物成
長制御手段と、前記生物成長制御手段によって制御され
た生物の成長段階に応じた生物画像を前記生物画像記憶
手段が記憶している複数の生物画像の中から読み出して
前記生物画像表示手段に表示させ、前記語彙記憶手段が
記憶している複数の語彙辞書の中から前記生物の成長段
階に応じた語彙辞書を選択してその選択した語彙辞書か
ら任意の練習文字を読み出して前記練習文字表示手段に
表示させ、前記かな漢字記憶手段が記憶している複数の
漢字やかなまじり漢字文の中から前記生物の成長段階に
応じた漢字やかなまじり漢字文を選択して読み出して前
記かな漢字表示手段に表示させる表示制御手段とを備え
たので、利用者は楽しみながらキーボード入力技術と語
彙の知識とを向上させることが可能となる。
【0014】また、前記目的を達成するために請求項3
に記載の発明は、生物の複数の成長段階に応じた複数の
生物画像を記憶している生物画像記憶手段と、前記生物
の成長段階に応じた生物画像を表示する生物画像表示手
段と、利用者が漢字に変換する語句や文の読みを入力す
る文字入力手段と、前記入力文字に対する正解を含む1
乃至複数の変換漢字やかなまじり漢字文を前記生物の成
長段階に応じて複数記憶しているかな漢字記憶手段と、
前記文字入力手段により入力された読みに対応する正解
を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢字文を前記
かな漢字記憶手段から読み出して表示するかな漢字表示
手段と、前記かな漢字表示手段に表示されている漢字や
かなまじり漢字文の中から利用者が正解と判断した漢字
やかなまじり漢字文を選択するかな漢字選択手段と、前
記かな漢字選択手段により選択された漢字やかなまじり
漢字文の正答率及び、前記かな漢字選択手段により正解
の漢字やかなまじり漢字文が選択されるのに要した時間
のうちの少なくとも一方の情報に応じて前記生物の成長
を制御する生物成長制御手段と、前記生物成長制御手段
によって制御された生物の成長段階に応じた生物画像を
前記生物画像記憶手段が記憶している複数の生物画像の
中から読み出して前記生物画像表示手段に表示させ、前
記かな漢字記憶手段が記憶している複数の漢字やかなま
じり漢字文の中から前記生物の成長段階に応じた漢字や
かなまじり漢字文を選択して読み出して前記かな漢字表
示手段に表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴
としている。
【0015】本発明によれば、生物の複数の成長段階に
応じた複数の生物画像を記憶している生物画像記憶手段
と、前記生物の成長段階に応じた生物画像を表示する生
物画像表示手段と、利用者が漢字に変換する語句や文の
読みを入力する文字入力手段と、前記入力文字に対する
正解を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢字文を
前記生物の成長段階に応じて複数記憶しているかな漢字
記憶手段と、前記文字入力手段により入力された読みに
対応する正解を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじり
漢字文を前記かな漢字記憶手段から読み出して表示する
かな漢字表示手段と、前記かな漢字表示手段に表示され
ている漢字やかなまじり漢字文の中から利用者が正解と
判断した漢字やかなまじり漢字文を選択するかな漢字選
択手段と、前記かな漢字選択手段により選択された漢字
やかなまじり漢字文の正答率及び、前記かな漢字選択手
段により正解の漢字やかなまじり漢字文が選択されるの
に要した時間のうちの少なくとも一方の情報に応じて前
記生物の成長を制御する生物成長制御手段と、前記生物
成長制御手段によって制御された生物の成長段階に応じ
た生物画像を前記生物画像記憶手段が記憶している複数
の生物画像の中から読み出して前記生物画像表示手段に
表示させ、前記かな漢字記憶手段が記憶している複数の
漢字やかなまじり漢字文の中から前記生物の成長段階に
応じた漢字やかなまじり漢字文を選択して読み出して前
記かな漢字表示手段に表示させる表示制御手段とを備え
たので、利用者は楽しみながら語彙の知識を向上させる
ことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明に
係る文字入力練習装置、文字入力練習方法及び記憶媒体
の好ましい実施の形態について詳説する。
【0017】図1は、文字入力練習装置の実施の形態を
示すブロック図である。
【0018】同図によれば文字入力練習装置10は、利
用者が文字や制御コードを入力するキーボードやテンキ
ー等の文字入力手段12と、入力した文字を表示して利
用者が目視で入力文字を確認するための入力文字表示手
段14と、仮想の生物の成長段階に応じた複数種の生物
画像を記憶している生物画像記憶手段16と、前記生物
の成長段階に応じた生物画像を表示する生物画像表示手
段18と、前記生物の成長段階に応じて語彙数又は語彙
の難易度異なる複数種の語彙辞書を記憶している語彙記
憶手段20と、前記語彙記憶手段20に記憶されている
複数の語彙辞書の中から前記生物の成長段階に基づいて
選択された一つの語彙辞書から任意の語句や文などの練
習文字を読み出して表示する練習文字表示手段22と、
利用者が入力した文字の入力回数や入力及び漢字変換し
た文字の正答率及び、入力された文字の単位時間当たり
の正答文字数のうちの少なくとも一つの情報に応じて前
記生物の成長を制御する生物成長制御手段24と、前記
語彙記憶手段20に記憶されている複数の語彙辞書の中
から前記生物の成長段階に基づいて選択された一つの語
彙辞書から任意の語句や文などの練習文字を読み出して
練習文字表示手段22に表示するとともに、生物画像記
憶手段16が記憶している複数の生物画像の中から生物
の成長段階に応じた生物画像を読み出して生物画像表示
手段18に表示する制御を行う表示制御手段26と、利
用者により文字入力手段12から入力された入力文字コ
ードや制御コードに応じた文字を入力文字表示手段14
に対して表示する処理や、表示制御手段26による練習
文字や画像の表示指令に基づいた表示を練習文字表示手
段22や、生物画像表示手段18に指示するとともに文
字入力練習装置10全体の制御を行う制御手段28(C
PU)とから構成されている。
【0019】なお、文字入力練習装置10には、一般に
広く普及しているパソコンを用いても本発明の目的は達
成される。この場合、文字入力手段12はキーボードを
用い、語彙記憶手段20や生物画像記憶手段16はハー
ドディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、半導体
メモリ等の記憶手段を用い、表示制御手段26の機能は
制御手段28(CPU)が併せ持ってもよい。また、入
力文字表示手段14、練習文字表示手段22、生物画像
表示手段18はCRTやLCD等に代表されるディスプ
レイモニタを用いてもよい。
【0020】図2に、生物画像記憶手段16が記憶して
いるヒトの初期の成長段階である第1段階から最終段階
の第6段階までの各成長過程に応じたキャラクタの生物
画像を示す。
【0021】同図によれば、生物画像記憶手段16に
は、成長段階1ではヒトの乳児を示す生物画像が記憶さ
れている。以下同様に、利用者の入力技術の向上及び、
生物のキャラクタ(図2に示す実施例ではヒト)の成長
に応じて表示される、成長段階2の幼児画像、成長段階
3の青年画像…が記憶されている。また、利用者が文字
入力の練習を怠ると成長段階は4以降に進み、老化が早
まっていることを示す中年の画像が、また成長段階5で
表示される老人の画像などが記憶されている。更に練習
を怠った場合に表示される、最終の成長段階6のキャラ
クタが死亡したことを示す画像も記憶されている。
【0022】図3に利用者が文字の入力練習を実施する
際に表示される表示内容を示す。
【0023】同図によれば表示手段30には、練習文字
表示手段22の部分に表示されている練習文字表示32
「写真」と、練習文字表示32に対応する要求入力文字
をローマ字又はかな文字で示す要求入力文字表示手段3
4と、要求入力文字表示手段34に表示されている要求
入力文字36「syasin」と、生物画像表示手段1
8に表示されている所定の成長段階の生物画像38と、
入力文字表示手段14に表示されている入力文字40
「sayasin」と、要求入力文字36に対して利用
者が文字入力手段12を介して入力した入力文字40の
違っている部分を示す誤入力表示42「×」とが設けら
れている。
【0024】表示制御手段26は生物成長制御手段24
の成長段階を示す出力に応じて、生物画像記憶手段16
から所定の生物画像を読み出して生物画像表示手段18
に表示するとともに、語彙記憶手段20から所定の練習
文字及び要求入力文字36を読み出して練習文字表示手
段22及び要求入力文字表示手段34に対して表示す
る。このとき表示制御手段26は、生物の成長状況に応
じた表示速度で要求入力文字36を1文字づつ順次表示
してゆく。利用者は、表示される要求入力文字36の表
示速度に応じて文字入力手段12から文字を入力するよ
うに練習する。
【0025】そして生物成長制御手段24は、練習文字
表示手段22及び要求入力文字表示手段34に表示され
ている練習文字と利用者が入力した文字とを比較し、こ
の比較結果から正答率を算出するとともに、利用者が文
字入力に要した時間に応じて生物の成長度合いを制御す
る。また、利用者が要求入力文字36に対して間違った
文字を入力した場合には、入力が間違ったことを示す表
示誤入力表示42を表示して利用者に通知する。
【0026】本発明では、利用者のキーボード(文字入
力手段12)に対する入力熟練度が向上するにつれて生
物の成長情報が増加して、この成長情報の増加に伴って
表示されている生物が成長してゆくようにプログラムが
構成されている。そして生物の成長に伴って貧困だった
語彙や、たどたどしい練習文字表示32も徐々に語彙が
増えて、難易度の高い語句や文を流暢に喋るかの如くに
練習文字表示32がなされる。また、間違いが多い場合
や、入力に時間がかかる場合、また、この入力練習用タ
イピングプログラム(文字入力練習装置10)の利用頻
度が低下している場合等には、生物の成長が遅くなるか
又は、停止してしまうようにプログラミングされていて
もよい。
【0027】また、成長が青年以降まで進み、その後も
練習量が維持されている場合には更に高度な語句や文な
どの練習文字表示32を行うとともに青年の状態を維持
し、また逆にその後の練習や成長度合いが減少した場合
には、表示されている生物が徐々に年老いてゆくように
プログラミングしておいてもよい。このように、一般に
自分自身では気がつきにくい知識の忘却や知能老化も、
本装置を操作することによってシミュレーションされ
て、利用者自身が成長又は老化してゆく生物画像を見る
ことで利用者自身の能力の状態を認識することが可能と
なり、自己啓発の奮起にも役立つ。そして利用者は常
に、知識或いは健康の状態を適切な状態に保ち続けるこ
との手法や重要性を、本発明による文字入力練習装置1
0から自然に学ぶことが可能となる。
【0028】図4〜図7に、本発明に係る文字入力練習
方法の実施の形態を示す。
【0029】図4は、文字入力練習装置10の制御手段
28が実施するメインルーチンの、表示に関する概略処
理を示すフローチャートである。
【0030】同図によれば、メインルーチン内の表示に
関する処理は、文字入力手段12から入力された文字コ
ードや制御コードを読み取るステップS100「キーバ
ッファ読込処理」(以降S100のように省略して記載
する)と、文字の入力を練習するための処理を実施する
S102「タイピングプログラム処理」と、S400
「表示処理」とを含んでいる。
【0031】図5は、図4に示したS102「タイピン
グプログラム処理」のサブルーチンのフローチャートで
ある。
【0032】図4に示したメインルーチンでプログラム
がS102に進むと、図5に示す処理を実行する。
【0033】S104「終了?」では、文字入力手段1
2から入力された文字コード又は制御コードが、タイピ
ングプログラムの終了を指示するコードであるか否かの
判断を行っている。もし、タイピングプログラムの終了
を指示するコードである場合(例えば「CTRL」+
「Q」のキーを入力した場合等)には、S106「終了
処理」に進み、再び利用者に終了の確認を促した後に終
了が確定したら、タイピングプログラムで利用している
全ての表示用バッファをクリアするとともに、生物の成
長情報を不揮発性の記憶手段に記憶する処理を実施し、
S134「戻る」に進み、図4に示したメインルーチン
に戻る。
【0034】また、S104で判断したコードがタイピ
ングプログラムの終了を指示するコードでない場合に
は、プログラムはS108「タイピング処理実行中?」
の判断に進む。もしここで、現在タイピング処理実行中
でない場合にはS110「要フロントページ表示?」に
分岐する。
【0035】そしてもし、現在タイピングプログラムの
フロントページが表示されていない場合には、S112
「フロントページ読込・表示」に進み、フロントページ
に関する背景画像や現在の生物成長レベル、成長画像、
成長情報、得点情報、本タイピングプログラムの利用方
法及び、タイピングプログラムからの利用者に対する励
ましのメッセージ等を各記憶手段から読み出して、後の
S400で表示手段30に表示するための表示情報を表
示用記憶手段にセットする。そしてS134に進む。
【0036】もし、S110で現在タイピングプログラ
ムのフロントページが表示されていると判断した場合に
は、S114「タイピング処理開始指示有?」に進む。
もし、S114でタイピング処理開始の指示が利用者か
ら無かった場合にはS134に進み現在のフロントペー
ジの表示を継続する。また、S114でタイピング処理
開始の指示を示す文字コード又は制御コードの入力が利
用者からなされた場合には、S116「次の文字列表示
フラグセット」にて、タイピング処理実行中のフラグの
セット、次の練習文字表示フラグのセット、次の文字列
表示フラグのセット及び、フロントページ消去フラグの
セットを実施した後に、S118「次の文字列表示セッ
ト」にて各表示手段に表示する文字や画像の表示内容を
各記憶手段から読み込み、表示の準備を行う。そしてS
134を経由して、以降のS400にて実際に各表示手
段に表示を実施する。
【0037】また、練習文字の表示をセットする際に
は、表示した練習文字に対する全ての文字を利用者が入
力するのに要した時間を計測するための練習文字入力タ
イマーと、文字を利用者の熟練度合いに応じて1文字づ
つ刻々表示するための文字表示タイマーとをスタートす
る。
【0038】また、S108で既にタイピング処理を実
行中であると判断した場合には、S120「得点表表示
?」の判断に進む。もし、利用者が表示されている生物
に関する現在の成長情報や得点情報の表示を指示する制
御コードの入力を行った場合には、S122「得点表表
示フラグセット」に分岐して、得点表、得点表表示画に
関する背景画像や現在の生物成長レベル、成長画像、成
長情報、タイピングプログラムからの利用者に対する励
ましのメッセージ等を各記憶手段から読み出して、S4
00で表示手段30に表示するための表示情報を表示用
記憶手段にセットする。そしてS128に進む。
【0039】また、S108で利用者が表示されている
生物に関する現在の成長情報や得点情報の表示を指示し
なかった場合には、次のS124「得点表消去?」の判
断に進む。もし現在S122でセットした得点表が表示
されていて、利用者が得点表の消去を指令する制御コー
ドの入力を行った場合には、S126「得点表消去フラ
グセット」に分岐して、S122でセットした得点表に
関する画像や情報の表示を中止して消去を指示する処理
を行う。そして得点表を表示する前の画面を読み出して
後のS400にて表示手段30に表示する。そして12
8に進む。
【0040】また、S124で得点表の消去を実施しな
かった場合、及びS126又はS122での各処理が終
了すると、プログラムはS128「入力文字列有?」に
進む。S128では、S100「キーバッファ読込処
理」で読み込んだキーバッファの内容に、文字入力手段
12から文字が入力されているか否かの判断を行ってい
る。もし、文字入力手段12から文字が入力されている
と判断した場合には、プログラムはS130「入力文字
分析処理」のサブルーチンを呼び出す。また、S130
の処理が終了した場合又は、S128にて入力手段12
から文字が入力されていないと判断した場合には、S1
32「次の文字列表示フラグセット?」の判断に進む。
【0041】S132では、次の文字列や練習文字及
び、生物画像の表示を指示するフラグがセットされてい
るか又は、S118でスタートした次の文字を表示する
ことを示す文字表示タイマーがアップしているか否かの
判断を行っている。もし、以前のステップで次の文字列
や練習文字及び、生物画像の表示を指示するフラグがセ
ットされている場合又は、文字表示タイマーが所定の時
間経過してアップしている場合には、S118に分岐し
た後にS134「戻る」に進む。また、もし以前のステ
ップで次の文字列や練習文字及び、生物画像の表示を指
示するフラグがセットされていない場合又は、文字表示
タイマーがアップしていない場合には、直接S134に
進み、本タイピングプログラム処理のサブルーチンを終
了して、プログラムはメインルーチンに戻る。
【0042】図6に、S130「入力文字列分析処理」
の処理のフローチャートを示す。
【0043】制御手段28の処理プログラムでS130
が呼び出されると、プログラムは次のS140「入力文
字表示セット」に進み、利用者が入力した文字列を入力
文字表示手段14に表示するためのフラグをセットす
る。
【0044】次のS142「入力文字列正解?」では、
利用者により入力された文字列が、要求入力文字表示手
段34に表示されている要求入力文字36と違いがある
か否かの判断を行っている。もし、入力した文字に誤り
がある場合には、S144「間違い計数」に進み、入力
間違いの総和を示すMQ値に間違えた入力文字の個数又
は割合を加算する。
【0045】次のS146「入力文字間違い指摘表示セ
ット」にて、利用者に対して間違えて入力したことを通
知する誤入力表示42を、以降のS400にて表示する
ことを指示する入力文字間違い指摘表示情報と、表示を
指示するフラグとをセットする。この情報によって図3
に示した誤入力表示「×」が表示される。また、「×」
を表示する代わりに、間違えて入力した文字だけ色を変
えて表示したり、使用するフォントを変えて利用者に通
知するようにしてもよい。
【0046】S142にて利用者が入力した文字に誤り
がないと判断した場合には、S158「入力文字全て正
解?」の判断に進む。そして表示された練習文字の読み
を全て正しく入力したか否かの判断を行う。もし、利用
者が入力した入力文字40が全て正解である場合にはS
160「正解表示セット」に進み、文字及び絵柄で入力
した文字が正解であることを利用者に通知する。正解で
あることの通知は、正解情報を表示してもよいし、音声
を発して通知してもよい。また、生物の成長段階に応じ
て豚をも木に登らしめるような褒め言葉を用いて利用者
に通知して、利用者の練習意欲を増すようにしてもよ
い。
【0047】また、入力文字40が正解であることを受
けて、前記S118でセットした練習文字入力タイマー
を停止させるとともに計数値(TN秒)を読み出して、
入力文字数Nで除算して1文字の平均入力時間を算出し
ておく。そして次のS162「学習レベル計算」のサブ
ルーチンに進む。
【0048】図7に、学習レベル計算のサブルーチンの
フローチャートを示す。
【0049】図7に示すようにS162「学習レベル計
算」のサブルーチンプログラムが呼び出されると、次の
S180「学習レベル計数」に進む。S180では、一
つも間違わずに入力したことを示す完全正解数、不正解
率に関する「CR」値及び入力時間「TN」値等から学
習レベルの値を算出する。以下の式(1)に学習レベル
「GR」値の算出方法の実施例を示す。なお、SQR
(X)は、Xの平方根であることを示す。
【0050】
【数1】 学習レベル GRn =GRn-1 +完全正解数−T−CR …(1) 但し、 入力時間減点項 T =10×log10(2×TN/
N) 誤入力減点項 CR=SQR(入力間違数/要求入力
文字数)/2 上記のようにして学習レベルを算出し、生物成長の判断
基準の一部とする。
【0051】なお、CRを算出する際に最後に除算され
ている定数「2」や、入力時間減点項Tを算出する際の
定数「10」や「2」は、減点の度合いを決定する定数
であり、成長レベルに応じて変更してもよい。また、成
長レベルを決定する要素は、前記学習レベルを示す「G
R」値に限定されるものではない。また、成長レベルに
前記「GR」値のような数値のみでなく、「基本入力達
成」や「四文字熟語4級達成」のように資格情報を成長
レベルに加えてもよい。
【0052】次のS182「成長レベル変更有?」の判
断では、前記学習レベル値及び資格情報が、次の段階へ
の成長を促す条件を満たしているか否かの判断を行って
いる。もし、S182で次の段階への成長を促す条件を
満たしていない場合にはS190「戻る」へ分岐する。
また、S182で次の段階への成長を促す条件を満たし
ている場合には、現在の成長レベルに「1」を加えたレ
ベルに分岐する。もし、現在の成長レベルが「2」であ
って、次の段階に成長する条件を満たしている場合には
S184「成長レベル3」に分岐する。
【0053】次のS186「表示画像群設定」では、成
長レベル3に応じた表示画像を生物画像記憶手段16か
ら選び出すとともに、成長レベル3に応じた出題問題の
語彙を語彙記憶手段20から選び出す。そしてS190
「戻る」に進み、元のルーチンに戻る。なお、上記のS
180〜S190の学習レベル計算処理を、生物成長制
御手段24及び表示制御手段26が実施してもよい。
【0054】図6に示すS162で学習レベルの計算が
終了したら、次のS164「次の文字列表示フラグセッ
ト」に進み、次の練習文字を表示するフラグをセットす
る。そして、S146でフラグのセットが終了又は、S
164でフラグのセットが終了又は、S158で利用者
が入力した入力文字40が全て正解でない場合には、S
166「戻る」に進み、元のプログラムフローに戻る。
【0055】上記に示したように、文字入力手段12に
より利用者が入力した文字の入力回数、入力及び漢字変
換した文字の正答率、正答数、単位時間当たりの入力文
字数、単位時間当たりの正答文字数のうちの少なくとも
一つの情報を用いて、生物の成長を制御するようにした
ので、利用者が間違えて文字を入力すると、成長要素デ
ータが増加せず、表示されている生物が成長しない結果
となる。
【0056】図8に、文字表示タイマーと練習文字入力
タイマーとを説明するタイミングチャートを示す。
【0057】図5に示したS118で、同図に示される
入力文字タイマー及び文字表示タイマーがスタートする
(図8に示すt=0の時間)と、文字表示タイマーは時
間t1毎にアップする。この文字表示タイマーがアップ
する毎に要求入力文字表示手段34に対して入力を促す
練習文字を「s」、「y」、「a」、「s」、「i」、
「n」の順に表示してゆく。
【0058】一方、練習文字入力タイマーもt0で同時
にスタートして、全ての入力文字が正解になった時間t
2まで練習文字入力タイマーを計数する。そしてTN=
t2と置き、入力時間を算出する。
【0059】図9は、本発明に係る文字入力練習装置の
他の実施の形態を示すブロック図である。
【0060】同図によれば、図1に示した文字入力練習
装置10に加えて、生物画像表示手段18に表示されて
いる生物の成長段階に応じた複数の練習文字に対してそ
れぞれ正解を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢
字文を記憶しているかな漢字記憶手段50と、文字入力
手段12により入力された入力文字に対応する正解を含
む1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢字文をかな漢字
記憶手段50から読み出して表示するかな漢字表示手段
52と、かな漢字表示手段52に表示されている漢字や
かなまじり漢字文の中から利用者が正解と判断した漢字
やかなまじり漢字文を選択する文字入力手段12(かな
漢字選択手段の機能を含む)とが設けられている。
【0061】また、文字入力手段12により選択された
漢字やかなまじり漢字文の正答率及び、前記文字入力手
段12により正解の漢字やかなまじり漢字文が選択され
るのに要した時間のうちの少なくとも一方の情報に応じ
て生物の成長情報を生成する生物成長制御手段24と、
前記文字入力手段12により正解の漢字やかなまじり漢
字文が選択されるのに要した時間のうちの少なくとも一
方の情報に応じて、かな漢字辞書の成長を制御するかな
漢字辞書成長制御手段54とが設けられている。
【0062】そしてまた、語彙記憶手段20が記憶して
いる複数の語彙辞書の中から成長情報に応じて選択され
た一つの語彙辞書から任意の語句や文などの練習文字を
読み出して練習文字表示手段22に表示させ、前記かな
漢字記憶手段50が記憶している複数の正解を含む漢字
やかなまじり漢字文の中から前記成長情報に応じた1乃
至複数の漢字やかなまじり漢字文を読み出して前記かな
漢字表示手段52に表示するとともに、生物画像記憶手
段16が記憶している複数の生物画像の中から成長情報
に応じた生物画像を読み出して生物画像表示手段18に
表示する制御を行うかな漢字辞書表示制御手段56とが
設けられている。
【0063】上記のように語彙記憶手段20に加えてか
な漢字記憶手段50を設けて文字入力練習装置10を構
成することによって、練習文字を表示するとともにかな
漢字変換を実施して文字入力練習装置10の練習用途を
増やすことが可能となる。
【0064】従来のかな漢字変換プログラムでは、文章
の内容に応じて利用者の意図した通りに漢字変換される
ことが重要であり、誤った漢字に変換してしまう漢字入
力メソッドは不適格とされていた。しかしながら、誤変
換された漢字表示の中には利用者が意図しない漢字であ
るものの、苦笑してしまうおかしな誤変換も行われるこ
とがある。本発明ではこのような誤変換を意図して実行
し、この誤変換された漢字を利用者が修正して正解を認
知することによって、利用者は楽しみながら正しい漢字
の利用方法を習得してゆくことが可能となる。
【0065】図10に、利用者が漢字の入力練習をする
際に表示手段に表示される表示内容を示す。
【0066】同図によれば表示手段30には、ローマ字
又はかな文字で示されている要求入力文字36「ire
tatenootya」と、生物画像表示手段18に表
示されている所定の成長段階の生物画像38と、入力文
字表示手段14に表示されている入力文字40「ire
tatenootya」と、利用者が入力した入力文字
40を変換した漢字やかなまじり漢字文を表示するかな
漢字表示手段52とが設けられている。なお、図3に示
した構成と同じ構成要素の説明は省略している。
【0067】表示制御手段26は生物成長制御手段24
の成長段階を示す出力に応じて、生物画像記憶手段16
から所定の生物画像を読み出して生物画像表示手段18
に表示する。また、語彙記憶手段20から生物の成長段
階に応じた所定の練習文字の要求入力文字36を読み出
して要求入力文字表示手段34に対して表示する。
【0068】利用者が文字入力手段12を介して所定の
文字を入力すると、該入力した文字が入力文字表示手段
14に表示される。全ての入力文字40に誤りが無い場
合には、かな漢字辞書表示制御手段56が第1回目のか
な漢字変換を実施し、変換した漢字をかな漢字表示手段
52に表示する。また、かな漢字辞書表示制御手段56
は、かな漢字辞書成長制御手段54の成長段階を示す出
力に応じてかな漢字記憶手段50から所定の漢字やかな
まじり漢字文を読み出して、かな漢字表示手段52に表
示する。
【0069】図10に示す例では、正解の「淹れたての
お茶」に対して「入れた手のお茶」が表示されている。
また、他の漢字に変換することを示す「変換」キーを利
用者が操作すると、次の候補「入れ経てのお茶」などの
表示を経て正解である「淹れたてのお茶」が表示され
る。
【0070】ここで漢字変換の確定を示す「確定」キー
を利用者が操作すると、かな漢字辞書成長制御手段54
は正解の漢字と利用者が確定した漢字とを比較し、この
比較結果から正答率を算出するとともに入力に要した時
間に応じて生物の成長度合いを制御する。また、利用者
が要求入力文字36に対して間違った文字を入力した場
合、又は、間違った漢字を確定してしまった場合には、
入力又は漢字変換が間違ったことを示す誤入力表示(図
示せず)を表示して利用者に通知する。
【0071】この場合も、利用者のキーボードに対する
入力熟練度及び漢字変換の正確さが向上するにつれて生
物の成長情報が増加して、この成長情報の増加に伴って
表示されている生物が成長してゆくように、また、語彙
やかな漢字辞書が成長するようにプログラムが構成され
ている。そして生物の成長に伴って貧困だった語彙やた
どたどしい漢字変換も徐々に成長して、より難しい熟語
などの入力文字の表示がなされる。
【0072】また、入力や変換に間違いが多い場合や、
入力に時間がかかる場合、また、この入力練習用タイピ
ングプログラムの利用頻度が低下している場合等には生
物の成長が遅くなるか又は、停止してしまうようにプロ
グラミングされていてもよい。また、成長が青年以降ま
で進み、その後も練習量が維持されている場合には更に
高度な練習文字の漢字変換を行うとともに青年の状態を
維持し、また逆にその後の練習や成長度合いが減少した
場合には、表示されている生物が徐々に年老いて、更に
は病気になったり死に至るようにプログラミングしてお
いてもよい。
【0073】図11に、本発明に係る文字入力練習方法
の実施の形態を示す。
【0074】図11は、図6に示したS130「入力文
字列分析処理」の他の実施の形態を示す図である。
【0075】以下で図11に示す処理の説明を行うが、
図6と図11とで同じ処理を実施するステップの処理説
明は省略する。
【0076】S142で入力文字列が正解である場合に
は、次のS148「入力文字列変換指示有?」の判断に
進む。S148では、入力された文字列に対して利用者
が漢字変換を指示したか否かの判断を行っている。もし
文字入力手段から利用者が「変換」を指示する入力を行
ったと判断した場合には、プログラムはS150「次の
変換漢字読出」に進み、かな漢字辞書表示制御手段56
はかな漢字記憶手段50から次に表示する漢字やかなま
じり漢字文を読み出す処理を実施する。次のS152
「変換漢字表示セット」では、S150にて読み出した
1乃至複数の漢字やかなまじり漢字文をかな漢字表示手
段52に表示することを指示するフラグをセットする。
そしてS166に進む。
【0077】また、S148で入力文字列に対して漢字
変換の指示を行っていないと判断した場合には、次のS
154「入力文字列確定指示有?」の判断に進む。S1
54では、表示されている漢字やかなまじり漢字文に対
して確定を指示したか否かの判断を行っている。もし文
字入力手段から利用者が「確定」を指示するコードの入
力を行ったと判断した場合には、プログラムはS158
「入力文字全て正解?」の判断に進む。また、利用者が
「確定」を指示しなかったと判断した場合には、プログ
ラムはS166に進む。
【0078】次のS158の判断では、確定された漢字
やかなまじり漢字文が正解であるか否かの判断を行い、
もし、利用者が確定した漢字が正解である場合にはS1
60「正解表示セット」に進み、文字及び絵柄で確定し
た漢字が正解であることを利用者に通知する。また、漢
字が正解であることを受けて、前記S118でセットし
た練習文字入力タイマーを停止させるとともに計数値
(TN秒)を読み出して、入力文字数Nで除算して1文
字の平均入力時間を算出しておく。そして次のS162
「学習レベル計算」のサブルーチンに進む。
【0079】なお、S158にて確定した漢字が正解で
ない場合にはS168「不正解表示セット」に進み、文
字及び絵柄で確定した漢字が間違っていることを利用者
に通知するフラグをセットする。また、変換した漢字が
不正解であることを受けて、S170「不正解計数」で
不正解の回数等の情報を計数してもよい。S170で不
正解の計数が終了すると、S166「戻る」に進む。
【0080】上記のようにして生物の成長にともなって
練習文字の出題内容を変更し、漢字変換の正答量や正答
率に基づいて、かな漢字辞書成長制御手段54で学習レ
ベルの計算を実施することによって、利用者は楽しみな
がら漢字変換及び熟語に対する知識の向上を図ることが
可能となる。また、利用者の知識の向上につれて生物の
成長情報が増加して、この成長情報の増加に伴って表示
されている生物が成長し、生物の成長に伴って貧困だっ
た語彙や、おかしな漢字変換が成長して難しい語彙も徐
々に増えてくるようにプログラミングしておくと、更に
利用者の利用率が増して入力技術の向上を図ることが可
能となる。
【0081】図12に、本発明の文字入力練習装置の他
の実施例を示す。
【0082】同図はパソコン等の情報処理装置で作成中
の文書が表示手段30に表示されている様子を示してい
る。同図によれば表示手段30には、作成中の文書60
と、利用者が文字入力手段12を操作して入力文字表示
手段14にかな表示されている入力文字40と、かな漢
字辞書表示制御手段56がかな漢字記憶手段50から1
乃至複数の漢字変換した文節を表示しているかな漢字表
示手段52と、かな漢字変換のための入力モードや変換
モードを切り換える際に操作するツールバー62と、生
物画像38や成長情報を表示する生物画像表示手段18
とから構成されている。
【0083】同図では、利用者が文章を入力中であり、
入力文字表示手段14に表示されているかな文字の文節
を、漢字を含む文字に変換する処理を指示している場面
である。利用者がかな文字を変換する指示を行うと、複
数種類のかなまじり漢字文節がかな漢字表示手段52に
表示される。例えば利用者が「7.定職に就く」を選択
して確定を指示すると、生物画像表示手段18には正解
であることを示す表示がなされる。
【0084】上述のように、パソコンやワープロ等のか
な漢字変換プログラムに本発明に係る文字入力練習装置
10を用いることによって、文書入力作業中であっても
利用者は楽しみながら正しい漢字表記を学ぶことが可能
となる。
【0085】図13に、本発明をかな漢字変換プログラ
ムとして利用する際のS130「入力文字列分析処理」
のサブルーチンを示す。
【0086】図13に示す入力文字列分析処理のサブル
ーチンは、図11で説明した入力文字列分析処理のサブ
ルーチンから、S142、S144、S146及び、S
164とを省き、S158「入力文字全て正解?」に代
えてS198「確定文字正解?」の判断の処理を行って
いる。
【0087】図11の処理と同様に、漢字変換の正答量
や正答率に基づいてかな漢字辞書成長制御手段54で学
習レベルの計算処理を実施することによって、利用者は
楽しみながら漢字変換及び熟語に対する知識の向上を図
ることが可能となる。また、利用者の知識の向上につれ
て生物の成長情報が増加して、この成長情報の増加に伴
って表示されている生物が成長し、生物の成長に伴って
貧困だった変換語彙や、おかしな漢字変換が成長して難
しい変換語彙も徐々に増えてくるようにプログラミング
しておくと、更に利用者の利用率が増して入力技術の向
上を図ることが可能となる。
【0088】なお、生物画像38の形態や変換漢字をあ
る程度フォーマルなものとして表示することによって、
本発明のかな漢字変換プログラムを備えた文字入力練習
装置を、職場などで文字入力の職務を遂行する際にも利
用することが可能となる。一般に他人の作業を観察して
他人どうしの作業能力をお互いに比較したり判定するこ
とは容易であるとともに判定の確度は高いが、こと自分
自身のこととなると判定基準や判定条件が定まらない事
柄については己の技術力や知識等の能力に関して正しい
判定が行われにくいという問題がある。職場などで複数
人の職員が、それぞれの文字入力練習装置を用いて実務
をこなしながら文字入力を練習し、正しい語彙の使用方
法を学習することによって、各人のキーボード入力技術
と語彙知識との向上が図れ、職場全体の作業効率も増す
という良い結果を得ることが可能となる。
【0089】また、利用者自身の文字入力練習装置に表
示されている生物画像の成長段階と、他人の文字入力練
習装置に表示されている生物画像の成長段階とを比較す
ることによって、同じ判定基準で利用者自身の文字入力
技術や語彙の知識等の能力を客観的に公平に判断して練
習を重ねることが可能となる。
【0090】図14に、本発明に係る文字入力練習方法
の処理プログラムが記憶されている記憶媒体の内容を示
す。
【0091】同図によれば記憶媒体64には、文字入力
練習方法の処理プログラムをパソコンやワープロ、携帯
式の入力端末装置等に代表される情報処理装置にインス
トールする処理を実施するためのインストールプログラ
ムが記載されているインストーラ記憶部66と、文字入
力練習方法の処理プログラム(タイピングプログラム)
に関する情報及びインストールに関するドキュメントや
注意事項が記載されているドキュメント記憶部68と、
生物の複数の成長段階に応じた生物画像を記憶している
生物画像記憶部70と、生物の成長段階に応じた語彙数
又は難易度が異なる複数の語彙辞書が記憶されている語
彙記憶部72と、現在の生物の成長段階に応じた生物画
像を表示するプログラムや、その生物画像に対応する語
彙辞書の中から任意の語句や文などの練習文字を表示す
るプログラム等が記憶されている表示プログラム記憶部
74と、表示された練習文字に対する利用者が入力した
入力文字の正答率、正答文字の入力回数、及び入力文字
の時間当たりの正答文字数等の成長情報に基づいて生物
の成長段階を制御する生物成長プログラム記憶部76
と、生物の複数の成長段階に応じた正解を含む1乃至複
数の変換漢字やかなまじり漢字文を記憶しているかな漢
字記憶部78と、文字入力練習中に音声を発して利用時
の雰囲気を演出したり利用者に状況を通知する音声情報
が記憶されている音声情報記憶部80とが含まれてい
る。
【0092】なお、上記の記憶媒体は、CD−ROM、
DVD、半導体記憶素子を用いた記憶媒体(メモリーカ
ード等を含む)、フロッピーディスク、MO等に代表さ
れる記憶媒体である。上記記憶媒体をパソコンやワープ
ロ、携帯式の端末装置等の情報処理装置に接続又は装着
して、文字入力練習方法の処理プログラムを直接実行す
るようにしてもよいし、前記情報処理装置の記憶手段に
インストールして文字入力練習方法の処理プログラムを
実行するようにしてもよい。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る文字入
力練習装置によれば、生物の複数の成長段階に応じた複
数の生物画像を記憶している生物画像記憶手段と、前記
生物の成長段階に応じた生物画像を表示する生物画像表
示手段と、前記複数の成長段階に応じて語彙数又は語彙
の難易度が異なる複数の語彙辞書を記憶している語彙記
憶手段と、前記複数の語彙辞書の中から選択された一つ
の語彙辞書から任意の語句や文などの練習文字を読み出
して表示する練習文字表示手段と、前記表示された練習
文字を利用者が入力する文字入力手段と、前記文字入力
手段により入力された文字を表示する入力文字表示手段
と、前記表示されている練習文字に対する前記文字入力
手段による入力文字の正答率、正答文字の入力回数、及
び入力文字の時間当たりの正答文字数のうちの少なくと
も一つの情報に応じて前記生物の成長を制御する生物成
長制御手段と、前記生物成長制御手段によって制御され
た生物の成長段階に応じた生物画像を前記生物画像記憶
手段が記憶している複数の生物画像の中から読み出して
前記生物画像表示手段に表示させるとともに、前記語彙
記憶手段が記憶している複数の語彙辞書の中から前記生
物の成長段階に応じた語彙辞書を選択し、その選択した
語彙辞書から任意の練習文字を読み出して前記練習文字
表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたので、利
用者は楽しみながらキーボード入力技術と語彙の知識と
を向上させることが可能となる。
【0094】また、他の発明の形態によれば、生物の複
数の成長段階に応じた複数の生物画像を記憶している生
物画像記憶手段と、前記生物の成長段階に応じた生物画
像を表示する生物画像表示手段と、前記複数の成長段階
に応じて語彙数又は語彙の難易度が異なる複数の語彙辞
書を記憶している語彙記憶手段と、前記複数の語彙辞書
の中から選択された一つの語彙辞書から任意の語句や文
などの練習文字を読み出して表示する練習文字表示手段
と、前記生物の成長段階に応じた複数の練習文字に対し
てそれぞれ正解を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじ
り漢字文を記憶しているかな漢字記憶手段と、前記表示
された練習文字を利用者が入力する文字入力手段と、前
記文字入力手段により入力された文字に対応する正解を
含む1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢字文を前記か
な漢字記憶手段から読み出して表示するかな漢字表示手
段と、前記かな漢字表示手段に表示されている漢字やか
なまじり漢字文の中から利用者が正解と判断した漢字や
かなまじり漢字文を選択するかな漢字選択手段と、前記
かな漢字選択手段により選択された漢字やかなまじり漢
字文の正答率及び、前記かな漢字選択手段により正解の
漢字やかなまじり漢字文が選択されるのに要した時間の
うちの少なくとも一方の情報に応じて前記生物の成長を
制御する生物成長制御手段と、前記生物成長制御手段に
よって制御された生物の成長段階に応じた生物画像を前
記生物画像記憶手段が記憶している複数の生物画像の中
から読み出して前記生物画像表示手段に表示させ、前記
語彙記憶手段が記憶している複数の語彙辞書の中から前
記生物の成長段階に応じた語彙辞書を選択してその選択
した語彙辞書から任意の練習文字を読み出して前記練習
文字表示手段に表示させ、前記かな漢字記憶手段が記憶
している複数の漢字やかなまじり漢字文の中から前記生
物の成長段階に応じた漢字やかなまじり漢字文を選択し
て読み出して前記かな漢字表示手段に表示させる表示制
御手段とを備えたので、利用者は楽しみながらキーボー
ド入力技術と語彙の知識とを向上させることが可能とな
る。
【0095】また、他の発明の形態によれば、生物の複
数の成長段階に応じた複数の生物画像を記憶している生
物画像記憶手段と、前記生物の成長段階に応じた生物画
像を表示する生物画像表示手段と、利用者が漢字に変換
する語句や文の読みを入力する文字入力手段と、前記入
力文字に対する正解を含む1乃至複数の変換漢字やかな
まじり漢字文を前記生物の成長段階に応じて複数記憶し
ているかな漢字記憶手段と、前記文字入力手段により入
力された読みに対応する正解を含む1乃至複数の変換漢
字やかなまじり漢字文を前記かな漢字記憶手段から読み
出して表示するかな漢字表示手段と、前記かな漢字表示
手段に表示されている漢字やかなまじり漢字文の中から
利用者が正解と判断した漢字やかなまじり漢字文を選択
するかな漢字選択手段と、前記かな漢字選択手段により
選択された漢字やかなまじり漢字文の正答率及び、前記
かな漢字選択手段により正解の漢字やかなまじり漢字文
が選択されるのに要した時間のうちの少なくとも一方の
情報に応じて前記生物の成長を制御する生物成長制御手
段と、前記生物成長制御手段によって制御された生物の
成長段階に応じた生物画像を前記生物画像記憶手段が記
憶している複数の生物画像の中から読み出して前記生物
画像表示手段に表示させ、前記かな漢字記憶手段が記憶
している複数の漢字やかなまじり漢字文の中から前記生
物の成長段階に応じた漢字やかなまじり漢字文を選択し
て読み出して前記かな漢字表示手段に表示させる表示制
御手段とを備えたので、利用者は楽しみながら語彙の知
識を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】文字入力練習装置の実施の形態を示すブロック
【図2】生物画像記憶手段が記憶している各成長過程に
応じた生物画像を示す図
【図3】利用者が文字の入力練習を実施する際に表示さ
れる表示内容を示す図
【図4】メインルーチンの表示に関する概略処理を示す
フローチャート
【図5】タイピングプログラム処理のフローチャート
【図6】入力文字列分析処理のフローチャート
【図7】学習レベル計算のフローチャート
【図8】文字表示タイマーと練習文字入力タイマーとを
説明するタイミングチャート
【図9】本発明に係る文字入力練習装置の他の実施の形
態を示すブロック図
【図10】利用者が漢字入力の練習をする際に表示され
る表示内容を示す図
【図11】図6に示したS130「入力文字列分析処
理」の他の実施の形態を示す図
【図12】本発明の文字入力練習装置の他の実施例を示
す図
【図13】本発明をかな漢字変換プログラムとして利用
する際のS130「入力文字列分析処理」のフローチャ
ート
【図14】本発明に係る文字入力練習方法の処理プログ
ラムが記憶されている記憶媒体の内容を示す図
【符号の説明】
10…文字入力練習装置、12…文字入力手段、14…
入力文字表示手段、16…生物画像記憶手段、18…生
物画像表示手段、20…語彙記憶手段、22…練習文字
表示手段、24…生物成長制御手段、26…表示制御手
段、28…制御手段、30…表示手段、32…練習文字
表示、34…要求入力文字表示手段、36…要求入力文
字、38…生物画像、40…入力文字、42…誤入力表
示、50…かな漢字記憶手段、52…かな漢字表示手
段、54…かな漢字辞書成長制御手段、56…かな漢字
辞書表示制御手段、60…作成中の文書、62…ツール
バー、64…記憶媒体、66…インストーラ記憶部、6
8…ドキュメント記憶部、70…生物画像記憶部、72
…語彙記憶部、74…表示プログラム記憶部、76…生
物成長プログラム記憶部、78…かな漢字記憶部、80
…音声情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 19/00 G09B 19/00 H

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生物の複数の成長段階に応じた複数の生
    物画像を記憶している生物画像記憶手段と、 前記生物の成長段階に応じた生物画像を表示する生物画
    像表示手段と、 前記複数の成長段階に応じて語彙数又は語彙の難易度が
    異なる複数の語彙辞書を記憶している語彙記憶手段と、 前記複数の語彙辞書の中から選択された一つの語彙辞書
    から任意の語句や文などの練習文字を読み出して表示す
    る練習文字表示手段と、 前記表示された練習文字を利用者が入力する文字入力手
    段と、 前記文字入力手段により入力された文字を表示する入力
    文字表示手段と、 前記表示されている練習文字に対する前記文字入力手段
    による入力文字の正答率、正答文字の入力回数、及び入
    力文字の時間当たりの正答文字数のうちの少なくとも一
    つの情報に応じて前記生物の成長を制御する生物成長制
    御手段と、 前記生物成長制御手段によって制御された生物の成長段
    階に応じた生物画像を前記生物画像記憶手段が記憶して
    いる複数の生物画像の中から読み出して前記生物画像表
    示手段に表示させるとともに、前記語彙記憶手段が記憶
    している複数の語彙辞書の中から前記生物の成長段階に
    応じた語彙辞書を選択し、その選択した語彙辞書から任
    意の練習文字を読み出して前記練習文字表示手段に表示
    させる表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする文字入力練習装置。
  2. 【請求項2】 生物の複数の成長段階に応じた複数の生
    物画像を記憶している生物画像記憶手段と、 前記生物の成長段階に応じた生物画像を表示する生物画
    像表示手段と、 前記複数の成長段階に応じて語彙数又は語彙の難易度が
    異なる複数の語彙辞書を記憶している語彙記憶手段と、 前記複数の語彙辞書の中から選択された一つの語彙辞書
    から任意の語句や文などの練習文字を読み出して表示す
    る練習文字表示手段と、 前記生物の成長段階に応じた複数の練習文字に対してそ
    れぞれ正解を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢
    字文を記憶しているかな漢字記憶手段と、 前記表示された練習文字を利用者が入力する文字入力手
    段と、 前記文字入力手段により入力された文字に対応する正解
    を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢字文を前記
    かな漢字記憶手段から読み出して表示するかな漢字表示
    手段と、 前記かな漢字表示手段に表示されている漢字やかなまじ
    り漢字文の中から利用者が正解と判断した漢字やかなま
    じり漢字文を選択するかな漢字選択手段と、 前記かな漢字選択手段により選択された漢字やかなまじ
    り漢字文の正答率及び、前記かな漢字選択手段により正
    解の漢字やかなまじり漢字文が選択されるのに要した時
    間のうちの少なくとも一方の情報に応じて前記生物の成
    長を制御する生物成長制御手段と、 前記生物成長制御手段によって制御された生物の成長段
    階に応じた生物画像を前記生物画像記憶手段が記憶して
    いる複数の生物画像の中から読み出して前記生物画像表
    示手段に表示させ、前記語彙記憶手段が記憶している複
    数の語彙辞書の中から前記生物の成長段階に応じた語彙
    辞書を選択してその選択した語彙辞書から任意の練習文
    字を読み出して前記練習文字表示手段に表示させ、前記
    かな漢字記憶手段が記憶している複数の漢字やかなまじ
    り漢字文の中から前記生物の成長段階に応じた漢字やか
    なまじり漢字文を選択して読み出して前記かな漢字表示
    手段に表示させる表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする文字入力練習装置。
  3. 【請求項3】 生物の複数の成長段階に応じた複数の生
    物画像を記憶している生物画像記憶手段と、 前記生物の成長段階に応じた生物画像を表示する生物画
    像表示手段と、 利用者が漢字に変換する語句や文の読みを入力する文字
    入力手段と、 前記入力文字に対する正解を含む1乃至複数の変換漢字
    やかなまじり漢字文を前記生物の成長段階に応じて複数
    記憶しているかな漢字記憶手段と、 前記文字入力手段により入力された読みに対応する正解
    を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢字文を前記
    かな漢字記憶手段から読み出して表示するかな漢字表示
    手段と、 前記かな漢字表示手段に表示されている漢字やかなまじ
    り漢字文の中から利用者が正解と判断した漢字やかなま
    じり漢字文を選択するかな漢字選択手段と、 前記かな漢字選択手段により選択された漢字やかなまじ
    り漢字文の正答率及び、前記かな漢字選択手段により正
    解の漢字やかなまじり漢字文が選択されるのに要した時
    間のうちの少なくとも一方の情報に応じて前記生物の成
    長を制御する生物成長制御手段と、 前記生物成長制御手段によって制御された生物の成長段
    階に応じた生物画像を前記生物画像記憶手段が記憶して
    いる複数の生物画像の中から読み出して前記生物画像表
    示手段に表示させ、前記かな漢字記憶手段が記憶してい
    る複数の漢字やかなまじり漢字文の中から前記生物の成
    長段階に応じた漢字やかなまじり漢字文を選択して読み
    出して前記かな漢字表示手段に表示させる表示制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする文字入力練習装置。
  4. 【請求項4】 複数の生物の成長段階に応じて記憶され
    ている複数の生物画像の中から生物の成長段階に応じた
    生物画像を表示し、 前記生物の成長段階に応じた語彙数又は語彙の難易度が
    異なる複数の語彙辞書の中から前記生物の成長段階に応
    じた一つの語彙辞書を選択し、更に該選択した語彙辞書
    の中から任意の語句や文などの練習文字を読み出して表
    示し、 前記表示された練習文字を利用者が文字入力手段を介し
    て入力すると、前記入力された入力文字を表示し、 前記表示されている練習文字に対する前記文字入力手段
    による入力文字の正答率、正答文字の入力回数、及び入
    力文字の時間当たりの正答文字数のうちの少なくとも一
    つの情報に応じて前記生物の成長段階を制御することを
    特徴とする文字入力練習方法。
  5. 【請求項5】 複数の生物の成長段階に応じて記憶され
    ている複数の生物画像の中から生物の成長段階に応じた
    生物画像を表示し、 前記生物の成長段階に応じた語彙数又は語彙の難易度が
    異なる複数の語彙辞書の中から前記生物の成長段階に応
    じた一つの語彙辞書を選択し、更に該選択した語彙辞書
    の中から任意の語句や文などの練習文字を読み出して表
    示し、 かな漢字記憶手段は前記生物の成長段階に応じた複数の
    練習文字に対してそれぞれ正解を含む1乃至複数の変換
    漢字やかなまじり漢字文を記憶し、 前記表示された練習文字を利用者が文字入力手段を介し
    て入力すると、前記入力された入力文字に対応する正解
    を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢字文を前記
    かな漢字記憶手段から読み出して表示し、 前記かな漢字表示手段に表示されている漢字やかなまじ
    り漢字文の中から、利用者が正解と判断した漢字やかな
    まじり漢字文を選択すると、該選択された漢字やかなま
    じり漢字文の正答率及び正解の漢字やかなまじり漢字文
    が選択されるのに要した時間のうちの少なくとも一方の
    情報に応じて前記生物の成長を制御することを特徴とす
    る文字入力練習方法。
  6. 【請求項6】 複数の生物の成長段階に応じて記憶され
    ている複数の生物画像の中から生物の成長段階に応じた
    生物画像を表示し、 かな漢字記憶手段は入力文字に対する正解を含む1乃至
    複数の変換漢字やかなまじり漢字文を前記生物の成長段
    階に応じて記憶し、 利用者が漢字に変換する語句や文の読みを入力すると、
    前記かな漢字記憶手段の中から入力文字と前記生物の成
    長段階とに応じた正解を含む1乃至複数の変換漢字やか
    なまじり漢字文を読み出して表示し、 前記かな漢字表示手段に表示されている漢字やかなまじ
    り漢字文の中から、利用者が正解と判断した漢字やかな
    まじり漢字文を選択すると、該選択された漢字やかなま
    じり漢字文の正答率及び正解の漢字やかなまじり漢字文
    が選択されるのに要した時間のうちの少なくとも一方の
    情報に応じて前記生物の成長を制御することを特徴とす
    る文字入力練習方法。
  7. 【請求項7】 パソコン又はワープロにて利用される文
    字入力練習プログラムが記憶された記憶媒体であって、 生物の複数の成長段階に応じた生物画像を記憶する生物
    画像記憶部と、 前記生物の複数の成長段階に応じて語彙数又は難易度が
    異なる複数の語彙辞書を記憶する語彙記憶部と、 現在の生物の成長段階に応じた生物画像を表示させると
    ともに、その生物画像に対応する語彙辞書の中から任意
    の語句や文などの練習文字を表示させるプログラムと、
    前記表示された練習文字に対する利用者が入力した入力
    文字の正答率、正答文字の入力回数、及び入力文字の時
    間当たりの正答文字数のうちの少なくとも一つの情報に
    基づいて前記生物の成長段階を制御するプログラムとが
    記録された記憶部と、 を有することを特徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 パソコン又はワープロにて利用される文
    字入力練習プログラムが記憶された記憶媒体であって、 生物の複数の成長段階に応じた生物画像を記憶する生物
    画像記憶部と、 前記生物の複数の成長段階に応じて語彙数又は難易度が
    異なる複数の語彙辞書を記憶する語彙記憶部と、 前記生物の複数の成長段階に応じた語彙に対応してそれ
    ぞれ正解を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢字
    文を記憶するかな漢字記憶部と、 現在の生物の成長段階に応じた生物画像を表示させ、そ
    の生物の成長段階に対応する語彙辞書の中から任意の語
    句や文などの練習文字を表示させ、前記練習文字を利用
    者が入力すると該入力された文字に対応する正解を含む
    1乃至複数の変換漢字やかなまじり漢字文を表示させる
    プログラムと、前記表示された正解を含む1乃至複数の
    変換漢字やかなまじり漢字の中から利用者が正解と判断
    した漢字やかなまじり漢字文を選択すると、該選択され
    た漢字やかなまじり漢字文の正答率及び正解の漢字やか
    なまじり漢字文が選択されるまでに要した時間のうちの
    少なくとも一方の情報に基づいて前記生物の成長段階を
    制御するプログラムとが記録された記憶部と、 を有することを特徴とする記憶媒体。
  9. 【請求項9】 パソコン又はワープロにて利用されるか
    な漢字変換プログラムが記憶された記憶媒体であって、 生物の複数の成長段階に応じた生物画像を記憶する生物
    画像記憶部と、 利用者が入力した文字を、前記生物の複数の成長段階に
    応じて正解を含む1乃至複数の漢字やかなまじり漢字文
    に変換するための漢字やかなまじり漢字文を記憶するか
    な漢字記憶部と、 現在の生物の成長段階に応じた生物画像を表示させ、利
    用者が漢字に変換する語句や文の読みを入力すると該入
    力された文字に対応する正解を含む1乃至複数の変換漢
    字やかなまじり漢字文を表示させるプログラムと、前記
    表示された正解を含む1乃至複数の変換漢字やかなまじ
    り漢字の中から利用者が正解と判断した漢字やかなまじ
    り漢字文を選択すると、該選択された漢字やかなまじり
    漢字文の正答率及び正解の漢字やかなまじり漢字文が選
    択されるまでに要した時間のうちの少なくとも一方の情
    報に基づいて前記生物の成長段階を制御するプログラム
    とが記録された記憶部と、 を有することを特徴とする記憶媒体。
JP2000125450A 2000-04-26 2000-04-26 文字入力練習装置、文字入力練習方法及び記憶媒体 Pending JP2001305949A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071937A1 (fr) * 2002-02-26 2003-09-04 Kao Corporation Systeme de soin esthetique

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WO2003071937A1 (fr) * 2002-02-26 2003-09-04 Kao Corporation Systeme de soin esthetique

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