JP2001305352A - 光ファイバの埋込方法及び調整装置 - Google Patents

光ファイバの埋込方法及び調整装置

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JP2001305352A
JP2001305352A JP2000125997A JP2000125997A JP2001305352A JP 2001305352 A JP2001305352 A JP 2001305352A JP 2000125997 A JP2000125997 A JP 2000125997A JP 2000125997 A JP2000125997 A JP 2000125997A JP 2001305352 A JP2001305352 A JP 2001305352A
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剛俊 山浦
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文夫 山田
Junichi Matsuo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、光ファイバを折ることなくカバー材
の外へ取出し、光の損失を少なく抑え、かつ光ファイバ
の引張状態を確実に保持することを課題とする。 【解決手段】治具21上に第1のプリプレグ層22を形
成する工程と、この第1のプリプレグ層22の端部にシ
ール材23を隣接して配置する工程と、前記第1のプリ
プレグ層22上に光ファイバ24を取出し部が前記シー
ル材23に支持されるように配置する工程と、前記光フ
ァイバ24を含む前記第1のプリプレグ層21上に第2
のプリプレグ層25を端部が前記第1のプリプレグ層2
1と揃うように形成する工程と、前記第2のプリプレグ
層25、シール材23及び光ファイバ24をカバー層2
6で覆う工程と、前記カバー層26の内側を真空引きす
る工程とを具備することを特徴とする光ファイバの埋込
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂複合材へ光フ
ァイバを埋め込むための光ファイバの埋込方法及び前記
光ファイバの調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、CFRPやGFRPなどの
繊維強化複合材積層板は軽く、強度等の点で優れている
ので、橋梁、航空機、船舶、プラント等の構造物の分野
で広く使用されている。しかし、上記積層板は、成形中
に内部応力が発生するため、剥離やクラックの問題が従
来確認されている。そこで、こうした内部応力の発生機
構の解明や内部応力を低減する成形法の開発のために、
歪みセンサとしての光ファイバを埋め込んだ複合積層板
が知られている(特開平11−142262)。
【0003】この技術に係る複合材は、図10(A),
(B)に示す通りである。ここで、図10(A)は光フ
ァイバの長手方向に沿う複合材の断面図、図10(B)
は図10(A)のX−X線に沿う断面図を示す。図中の
付番1は、外側のプリプレグ層2,3及び内側のプリプ
レグ層4,5からなる積層体6を示す。この積層体6に
は、一部が筒状の金属シース7により保護された光ファ
イバ8が埋め込まれている。前記金属シース7の外側に
はつば部9が設けられている。
【0004】ところで、こうした構成の複合材は、光フ
ァイバ8の取出し部でこの光ファイバ8を前記金属シー
ス7の穴に通すことにより光ファイバ8の折れを防止し
ようとしたものである。しかし、上記複合材を実際に成
形する際には、プリプレグ層間の空気を抜き、互いに密
着させるためにプリプレグ層を覆うバック材を使用しな
ければならない。具体的には、要部のみ示すと、図11
に示すように、台(治具)9上に複数層のプリプレグ層
10、11を積層し、これらプリプレグ層からなる積層
体12内に光ファイバ13を埋め込み、更にこれら積層
体12をバック材14で覆わなければならない。
【0005】ここで、図11の複合積層体は、例えば次
のような工程(1)〜(4)を経てプリプレグを所定枚
数積層することにより積層している。 (1)台9の上に、繊維布に樹脂を含浸させたプリプレ
グ層10を載せる工程、(2)台9の上にゴム状のシー
ル材であるシーラント15を配置する工程、(3)プリ
プレグ層10、シーラント15を含む台9の上に、繊維
布に樹脂を含浸させたプリプレグ11を載せる工程、
(4)バッグ材14により周囲を覆う工程、(5)バッ
グ材14をシーラント15により台9に密着させる工
程、(6)バッグ材14の内側を真空吸引してプリプレ
グ層10、11を密着させる工程。
【0006】しかし、従来技術の場合、光ファイバを積
層板に埋め込むに際して、次のような問題を生じる。即
ち、光ファイバによりひずみ等を計測するためには、光
ファイバ内をなるべく損失が少ない状態で光が通過する
必要がある。しかし、周囲をバッグ材で覆い、真空吸引
するため、図11の矢印Xに示すように光ファイバ13
が折り曲げられるので、損失が大きくなる。
【0007】なお、近年の光ファイバセンシング技術の
発展により、光ファイバを複合材料内に埋め込んで内部
ひずみを計測する技術としては、例えば特開平4−36
1126が知られている。この技術は、光ファイバ干渉
計のセンサ部を繊維強化複合材料積層板の層間に埋め込
んでおき、センサ部による干渉光の強度変化を測定して
繊維強化複合材積層板の内部歪を測定するものである。
しかし、この従来技術には、光ファイバの折り曲げにつ
いて特に言及されていない。
【0008】また、複合材が円筒の場合としては、図1
2(A),(B)の例が挙げられる。ここで、図12
(B)は図12(A)の要部Xの拡大図を示す。図中の
付番14は、周面にプリプレグ層(複合材)14aが形
成された治具を示す。前記複合材14aの外周面には円
周方向に沿って光ファイバ15が巻かれ、その光ファイ
バ15を含む複合材14aの外周面はバッグ材16a,
16bにより挟み込まれている。なお、光ファイバ15
の取出し部では、光ファイバ15とバッグ材16a,1
6b間にシール材17が配置されている。しかし、円筒
状の複合材の場合も、光ファイバを取出す部分で折り曲
げられるという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこうした事情
を考慮してなされたもので、光ファイバの取出し部分で
光ファイバが曲げられず、光ファイバ内をなるべく損失
が少ない状態で光を通過させることができる光ファイバ
の埋込方法を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、治具の一端側に配置さ
れ、光ファイバの一端を固定するとともに、上下方向へ
の移動可能な金具と、前記治具の他端側に配置され、光
ファイバの他端が固定され上下方向及び光ファイバの長
手方向への移動が可能な取付金具と、前記取付金具に取
付けられ該取付金具の高さを調整する高さ調整固定ボル
トと、前記取付金具に取付けられ該取付金具を光ファイ
バの長手方向に沿って移動させて光ファイバのテンショ
ンを調整するテンション調整ボルトとを具備した構成と
することにより、樹脂積層体に埋め込まれた光ファイバ
の引張り状態を確実に保持し得る光ファイバの調整装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、平板
状の治具上に第1のプリプレグ層を形成する工程と、こ
の第1のプリプレグ層の端部にシール材を隣接して配置
する工程と、前記第1のプリプレグ層上に光ファイバを
取出し部が前記シール材に支持されるように配置する工
程と、前記光ファイバを含む前記第1のプリプレグ層上
に第2のプリプレグ層を端部が前記第1のプリプレグ層
と揃うように形成する工程と、前記第2のプリプレグ
層、シール材及び光ファイバをカバー層で覆う工程と、
前記カバー層の内側を真空引きする工程とを具備するこ
とを特徴とする光ファイバの埋込方法である。
【0012】本願第2の発明は、治具の面方向にプリプ
レグ層を介して光ファイバを配設し、光ファイバの両端
を取出す工程と、取出された光ファイバの取出し付根部
と基材間に補強用の第1のシール材を配置する工程と、
光ファイバが配設された基材側及びその反対側から第2
のシール材を介して2枚のカバー材により光ファイバを
挟み込む工程と、2枚のカバー材間を真空吸引する工程
とを具備することを特徴とする光ファイバの埋込方法で
ある。
【0013】本願第3の発明は、治具上に配置された光
ファイバの引張状態を調整する光ファイバの調整装置に
おいて、前記治具の一端側に配置され、光ファイバの一
端を固定するとともに、上下方向への移動可能な金具
と、前記治具の他端側に配置され、光ファイバの他端が
固定されるとともに、上下方向及び光ファイバの長手方
向への移動が可能な取付金具と、前記取付金具に取付け
られ、該取付金具の高さを調整する高さ調整固定ボルト
と、前記取付金具に取付けられ、該取付金具を光ファイ
バの長手方向に沿って移動させて光ファイバのテンショ
ンを調整するテンション調整ボルトとを具備することを
特徴とする光ファイバの調整装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の歪み計測用光ファ
イバの埋込方法について詳述する。一般に、複合材層内
部に埋めた光ファイバに生じる歪みは圧縮歪みであり、
光ファイバでは圧縮歪みを直接計測するのが困難であ
る。従って、圧縮歪みを引張歪みの減少として計測し、
そのために光ファイバ敷設時に初期引張歪みを与え、保
持する必要がある。一例を挙げれば、初期引張歪みが+
0.5%で、圧縮歪みが−0.25%発生するとすれ
ば、光ファイバの引張歪みは+0.25%となる。
【0015】本発明において、前記光ファイバを前記シ
ール材に支持させる際、光ファイバの高さ方向位置に合
わせてシール材(シーラント)に溝が形成されるように
光ファイバをシール材に押し込んでもよい。従って、シ
ール材としては、弾性、粘性に富む材料が好ましい。一
例としては、シリコンが挙げられる。
【0016】また、前記光ファイバを前記シール材に支
持させる際、前記プリプレグ層の積層部の端部からシー
ル材を貫通する部分の光ファイバを保護管に挿入し、か
つこの保護管内壁と光ファイバ間の一部に別なシール材
を充填させてもよい。更に、前記光ファイバを前記シー
ル材に支持させる際、前記プリプレグ層の積層部の端部
からシール材を貫通する部分の光ファイバに沿って剛性
及び耐熱性を有した補強材を配置してもよい。
【0017】本発明において、プリプレグ層とは炭素繊
維やガラス繊維等の繊維に樹脂を含浸させた半硬化状態
ものであり、前記プリプレグ層の内部に光ファイバを埋
め込みんだ後、加熱硬化させることにより光ファイバを
埋め込んだ複合材積層板が形成される。
【0018】本発明において、カバー材(バック材)は
真空引きするために使用されるものであるので、材料は
特に限定されないが、一例としてナイロンが挙げられ
る。
【0019】本発明において、光ファイバは1本のみな
らず、複数本の光ファイバを前記プリプレグ層の厚み方
向に沿って配置し、且つ各光ファイバを支持するように
複数のシール材をプリプレグ層の端部に隣接して配置し
てもよい。
【0020】本発明(第2の発明)において、前記基材
としては平板状の基材あるいは円筒状の基材の両方が挙
げられる。ここで、円筒状の基材を用いる場合、第1の
シール材としては上述したように弾性、粘性に富む材料
を用いることが好ましい。また、この第1のシール材の
代わりに楔状のファイバ取出し用治具を用いてよい。こ
の治具を用いた場合、第1のシール材と異なり、円筒状
の基材に沿った精度の良い加工が可能となるので、ファ
イバ取出し部のカバー材折り返しによる段差を、シール
材を用いた場合と比較して小さくすることができる。
【0021】第2の発明において、2枚のカバー材のう
ち、光ファイバが巻き付けられた基材側のカバー材の形
態としては、光ファイバの取出し付根部付近で折り返す
場合、あるいは光ファイバが巻き付けられた基材側のカ
バー材を、光ファイバの取出し付根部付近から折り返さ
ずに内側のプリプレグに重ね合せる場合が挙げられる。
後者の場合、カバー材を折り返さないので、段差を一層
小さくできるという効果がある。
【0022】
【実施例】以下、本発明の各実施例について図面を参照
して説明する。但し、下記実施例に述べられる各構成部
材の材料や寸法等は一例を示すもので、本発明の権利範
囲を特定するものではない。
【0023】(実施例1)図1を参照する。まず、平板
状の基材(治具)21上に第1のプリプレグ層22を形
成した。ここで、前記プリプレグ層22としては、炭素
繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた半硬化性材を用いた。
次に、第1のプリプレグ層22の端部にシール材23を
隣接して配置した。ここで、シール材としては、弾性及
び粘性を有するシーラントを用いた。つづいて、前記第
1のプリプレグ層22上に、光ファイバ24をその取出
し部が前記シール材23に支持されるように載せた。こ
の後、前記光ファイバ24を含む前記第1のプリプレグ
層22上に、第2のプリプレグ層25をその端部が前記
第1のプリプレグ層22の端部と揃うように形成した。
ここで、第2のプリプレグ層25の材質は、第1のプリ
プレグ層22と同じ材質とした。更に、前記プリプレグ
層22,25、シール材23及び光ファイバ24を例え
ばナイロンからなるカバー材26で覆った。この後、カ
バー材26の内側を真空引きして、プリプレグ層22,
25同士を密着させ、光ファイバ24のプリプレグ層へ
の埋め込みを完了した。
【0024】上記のように、実施例1に係る埋込方法で
は、治具21上に第1のプリプレグ層22を形成し、こ
の第1のプリプレグ層22の端部にシール材23を隣接
して配置し、第1のプリプレグ層22上に光ファイバ2
4をその取出し部が前記シール材23に支持されるよう
に載せ、光ファイバ24を含む前記第1のプリプレグ層
22上に第2の第2のプリプレグ層25をその端部が第
1のプリプレグ層22の端部と揃うように形成し、前記
プリプレグ層22,25、シール材23及び光ファイバ
24をカバー材26で覆った後、真空引きを行なった。
従って、光ファイバ24がプリプレグ層22,25から
なる積層体とシール材23間で治具21に押し付けられ
るように変形することなく、まっすぐな状態でカバー材
26の外へ取出すことができるので、光の損失を少なく
抑えることができる。
【0025】(実施例2)図2(A),(B)を参照す
る。ここで、図2(A)は本実施例2に係る歪み計測用
光ファイバの埋込方法を説明するための横断面図、図2
(B)は図2(A)のX−X線に沿う拡大断面図を示
す。但し、図1と同部材は同符号を付して説明を省略す
る。本実施例2に係る歪み計測用光ファイバの埋込方法
は、光ファイバ24をシール材に支持させる際、光ファ
イバ24がシール材に埋め込まれるように支持させるこ
とを特徴とする。即ち、具体的には、次のようになる。
【0026】まず、治具21上に第1のプリプレグ層2
2を形成した。次に、第1のプリプレグ層22の長手方
向に沿う端部にシール材23を隣接して配置した。ここ
で、シール材23の厚みは、第1のプリプレグ層22よ
り一般的に厚い。つづいて、前記第1のプリプレグ層2
2上に、光ファイバ24をその取出し部が前記シール材
23に支持されるように配置した。この際、シール材2
3上の光ファイバ24は、第1のプリプレグ層22の厚
さに合うようにシール材23を押し込み、その最上位置
が第1のプリプレグ層22の高さと同じになるようにし
た上に載せた。この後、前記光ファイバ24を含む前記
第1のプリプレグ層22上に、第2のプリプレグ層25
をその端部が前記第1のプリプレグ層22の端部と揃う
ように形成した。更に、前記プリプレグ層22,25、
シール材23及び光ファイバ24をカバー材26で覆っ
た後、真空引きを行ないプリプレグ層22,25同士を
密着させ、光ファイバ24の埋め込みを完了した。な
お、図2中の付番27は、シール材23の表面に形成さ
れた光ファイバ装着用溝を示す。
【0027】実施例2によれば、光ファイバ24をシー
ル材23に支持させる際、光ファイバ24の位置が第1
のプリプレグ層22の高さと合うように光ファイバ24
をシール材23に埋め込むため、光ファイバ24の曲げ
変形を防止することができ、光の損失を少なく抑えるこ
とができる。
【0028】(実施例3)図3(A),(B)を参照す
る。ここで、図3(A)は本実施例3に係る歪み計測用
光ファイバの埋込方法を説明するための横断面図、図3
(B)は図3(A)のX−X線に沿う拡大断面図を示
す。但し、図1と同部材は同符号を付して説明を省略す
る。本実施例3に係る歪み計測用光ファイバの埋込方法
は、前記光ファイバが繊維強化複合材層の厚み方向に沿
って2個配置され、且つ各光ファイバを支持するように
2個のシール材を繊維強化複合材層の端部に夫々隣接し
て配置することを特徴とする。
【0029】即ち、まず、治具21上に第1のプリプレ
グ層31を形成した。次に、第1のプリプレグ層31の
端部に第1のシール材32を隣接して配置した。ここ
で、第1のシール材32の厚みは、第1のプリプレグ層
31の厚みより若干厚くなっている。つづいて、前記第
1のプリプレグ層31上に、第1の光ファイバ33をそ
の取出し部が前記第1のシール材32に支持されるよう
に配置した。この際、シール材32上の光ファイバ33
は、第1のプリプレグ層31の厚さに合うようにシール
材32を押し込み、その最上位置が第1のプリプレグ層
31の高さと同じになるようにした上に載せた。
【0030】次に、前記光ファイバ33を含む前記第1
のプリプレグ層31上に、第2のプリプレグ層34をそ
の端部が前記第1のプリプレグ層31の端部と揃うよう
に形成した。つづいて、第1のプリプレグ層31の端部
に第2のシール材35を隣接して配置した。ここで、第
2のシール材35の厚みは、第2のプリプレグ層34の
厚みより一般的に厚い。次いで、前記第2のプリプレグ
層34上に、第2の光ファイバ36をその取出し部が前
記第2のシール材35に支持されるように配置した。こ
の際、第2のシール材35上の光ファイバ36は、第2
のプリプレグ層34の厚さに合うようにシール材35を
押し込み、その最上位置が第2のプリプレグ層34の高
さと同じになるようにした上に載せた。
【0031】次に、前記第2の光ファイバ36を含む前
記第2のプリプレグ層34上に、第3のプリプレグ層3
7をその長手方向に沿う端部が前記第2のプリプレグ層
34の長手方向に沿う端部と揃うように形成した。つづ
いて、前記第3のプリプレグ層37、第2のシール材3
5及び光ファイバ36をカバー材26で覆った。更に、
真空引きを行なってプリプレグ層31,34,37同士
を密着させ、光ファイバ36の埋め込みを完了した。な
お、図3中の付番32a,35aは、夫々第1の光ファ
イバ33、第2の光ファイバ36を装着するための溝を
示す。
【0032】実施例3によれば、第1の光ファイバ3
3、第2の光ファイバ36を積層体の厚み方向に埋め得
込む場合でも第1のシール材32、第2のシール材35
を厚み方向に順次配置することにより、常に光ファイバ
33、36を曲げずに水平にカバー材26の外へ引き出
すことができ、光の損失を少なく抑えることができる。
【0033】(実施例4)図4(A),(B)及び図5
(A),(B)を参照する。ここで、図4(A)は本実
施例4に係る歪み計測用光ファイバの調整装置の全体
図、図4(B)は同調整装置の要部Xの斜視図、図5
(A)は同調整装置の側面図、図5(B)は同調整装置
の一構成である取付金具の斜視図を示す。
【0034】図中の付番41は、ベースプレートを示
す。このベースプレート41上には、光ファイバ42を
埋め込んだ複合材43が配置されている。前記ベースプ
レート41の一端側の下部には、L字型の固定具44が
ボルト45により固定されている(図5(A)参照)。
前記ベースプレート41の一端側には、図4(B),図
5(A)に示すようなL字型の調整金具46が取付けら
れている。ここで、調整金具46には、上下方向(矢印
Y方向)に沿って長穴47が設けられている。そして、
この長穴47及び固定具44に設けられるボルト48を
開閉することにより調整金具46の上下位置を調節でき
る。また、光ファイバ42は、調整金具46の上部平坦
面で接着剤49aにより固定される。
【0035】前記ベースプレート41の他端側には、光
ファイバ42の引張状態を調整するための機構が設けら
れている。具体的な構成は以下の通りである。図5中の
付番51は、図示されていないボルトによりボルト受け
52に固定されている。ボルト受け52はボルト59に
より前記ベースプレート41に固定されている。前記ベ
ースプレート41の他端側には、長穴53aを有したL
字型の取付金具53が配置されている。
【0036】この取付金具53の上面には、光ファイバ
42の他端が接着剤49bにより固定されている。前記
取付金具53の下部には、この取付金具53の高さ方向
を調整するための高さ調整固定ボルト54が前記長穴5
3aを貫通して移動金具55に固定された状態で固定さ
れている。ここで、高さ調整固定ボルト54を反時計回
りに回してゆるめれば、取付金具53が高さ調整固定ボ
ルト54の締付けから開放され、長穴53aに沿って上
下に移動可能になる。
【0037】前記高さ調整固定ボルト54、移動金具5
5には、端部が前記支持部材51に達するテンション調
整ボルト56が設けられている。ここで、テンション調
整ボルト56を矢印Z方向(反時計回り)に回すと、移
動金具55はテンション調整ボルト56に固定されたナ
ット60により矢印X方向(図中右方向)に押し出され
て移動し、光ファイバ42に引張り歪みを与える。前記
移動金具55は、ボルト58により支持部材51に支持
されているため、回転したり傾いたりすることなくX方
向に移動可能である。また、前記移動金具55の下端部
には、この移動金具55を固定するための固定ボルト5
7が設けられている。
【0038】実施例4に係る歪み測定用光ファイバの調
整装置によれば、以下に述べる効果を有する。
【0039】1)複合材43に埋め込まれた光ファイバ
42の一端をベースプレート41の一端部の上下方向に
移動可能な調整金具46に接着剤49aで固定するとと
もに、前記光ファイバ42の他端を上下方向及び光ファ
イバ長手方向に移動可能な取付金具53に接着剤49b
で固定し、この調整金具46及び取付金具53の上下位
置を調節する高さ調整固定ボルト48及び54を設けた
構成となっているため、光ファイバ42が曲がらないよ
うに高さを合せて固定することができる。
【0040】2)また、前記取付金具53を横方向に移
動するテンション調整ボルト56を設けた構成となって
いるため、光ファイバ42の引張状態を任意に調整する
ことができる。
【0041】3)更に、テンション調整ボルト56と連
結する移動金具55を固定ボルト57により固定できる
ため、移動金具55を介して取付金具53を停止させる
ことができるので、光ファイバ42に一定のテンション
を継続してかけることができる。
【0042】(実施例5)図6及び図7を参照する。こ
こで、図6は実施例5に係る歪み計測用光ファイバの埋
込方法の概略的な説明図、図7は図6のA矢視図を示
す。但し、図1と同部材は同符号を付して説明を省略す
る。実施例5の埋込方法は、円筒状の複合材に光ファイ
バを埋め込む場合を示す。
【0043】まず、円筒状の基材(治具)61の円周方
向に沿う周面にプリプレグ層62を形成した。つづい
て、前記治具61の周方向にプリプレグ層62を介して
光ファイバ24を巻き付け、光ファイバ24の両端を治
具61の外へ取出した。次に、取出された光ファイバ2
4の取出し付根部63と治具61間に補強用の第1のシ
ール材64を夫々配置した。更に、光ファイバ24が巻
き付けられた治具61側及びその反対側から第2のシー
ル材65を介して2枚のカバー材66,67により光フ
ァイバ24を覆った。この後、2枚のカバー材66,6
7間を真空吸引し、光ファイバ24の埋込を完了した。
【0044】実施例5によれば、円周方向にプリプレグ
層62を形成した治具61から取出された光ファイバ2
4の取出し付根部63と治具61間に、補強用の第1の
シール材64を夫々配置し、この取出し付根部63の第
1のシール材64の存在により治具61に埋め込んだ光
ファイバ24を折ることなく、カバー材66,67の外
へ取出すことができ、光の損失を少なく抑えることがで
きる。
【0045】(実施例6)図8(A),(B)を参照す
る。ここで、図8(A)は実施例6に係る歪み計測用光
ファイバの埋込方法の要部の説明図、図8(B)は図8
(A)に使用されているファイバ取出し用治具の斜視図
を示す。但し、図1、図7と同部材は同符号を付して説
明を省略する。なお、本実施例6では、便宜上、筒状の
治具は省略してある。
【0046】本実施例6では、実施例5における取出し
付根部63に第1のシール材の代わりに楔状のファイバ
取出し用治具68を設けたことを特徴とするもので、こ
の治具68を除いて埋込方法は実施例5と同様である。
なお、図中の付番69は、プリプレグを示す。また、図
8(B)において、治具68の高さHは数mm程度とな
り、治具の幅Wは数mm程度である。また、治具68の
先細り部Xは極力小さい(例えば数μm以下)段差が好
ましい。更に、治具68の湾曲面Sは基材の周面形状に
極力沿った形状とする。
【0047】実施例6によれば、実施例5と同様な効果
が得られる他、楔状のファイバ取出し用治具68を用い
ているので、治具に沿った精度の良い加工が可能とな
り、ファイバ取出し部の段差を、シール材を用いた場合
と比較して小さくすることができる。
【0048】(実施例7)図9を参照する。但し、図1
と同部材は同符号を付して説明を省略する。なお、本実
施例7では、便宜上、治具は省略してある。本実施例7
では、実施例5、6の場合と比べ、内側のカバー材を折
り返さず、カバー材70を取出し付根部63からカバー
材66の外へ取出したことを特徴とし、その他の点は実
施例6と同様である。実施例6によれば、カバー材70
を折り返さないので、段差を一層小さくできるという効
果がある。
【0049】なお、実施例7において、取出し付根部6
3に位置するカバー材66とファイバ24間にシール材
64を設けたが、取出し付根部63に位置するカバー材
70とファイバ間にもシール材を設けることも可能であ
る。
【0050】また、上記実施例5〜7では、治具が円筒
状の場合について述べたが、これに限らず、断面形状が
楕円等の治具にも上記実施例と同様な効果が得られる。
【0051】(実施例8)図13を参照する。但し、図
1と同部材は同付番を付して説明を省略する。本実施例
8は、光ファイバ24をシール材23に支持させる際、
前記第1プリプレグ層22,第2のプリプレグ層25及
び第3のプリプレグ層81の積層部の端部からシール材
23を貫通する部分の光ファイバ24を保護管82に挿
入し、かつこの保護管82内壁と光ファイバ24間の一
部に別なシール材83を充填させることを特徴とする。
なお、前記シール材23は上下に2つに分割されている
が、この形状に限定されない。また、図中の付番83
は、下側のシール材23と保護管82との接着部分を示
す。更に、前記シール材83を保護管82の一部に充填
させるのは、保護管82の中で光ファイバ24に自由度
を持たせ、屈曲を防ぐためである。
【0052】実施例8によれば、光ファイバ24の一部
を保護管82に保護した状態でシール材23に埋め込む
ため、実施例1と同様、光ファイバ24の曲げ変形を防
止し、光の損失を少なく抑えることができる。
【0053】(実施例9)図14を参照する。但し、図
1、図13と同部材は同付番を付して説明を省略する。
本実施例9は、光ファイバ24を前記シール材23に支
持させる際、プリプレグ層22,25,81の積層部の
端部からシール材23を貫通する部分の光ファイバ24
に沿って剛性及び耐熱性(硬化温度に耐えるもの)を有
した補強棒(補強材)85を配置することを特徴とす
る。本実施例9の場合、補強棒85は光ファイバ24の
下に配置したが、これに限らず、横に配置してもよい。
【0054】実施例9によれば、光ファイバ24の一部
を補強棒85で保護した状態でシール材23に埋め込む
ため、実施例1と同様、光ファイバ24の曲げ変形を防
止し、光の損失を少なく抑えることができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、光
ファイバの取出し部分で光ファイバが曲げられず、光フ
ァイバ内をなるべく損失が少ない状態で光を通過させる
ことができる光ファイバの埋込方法を提供できる。
【0056】また、本発明によれば、治具の一端側に配
置され、光ファイバの一端を固定するとともに、上下方
向への移動可能な金具と、前記治具の他端側に配置さ
れ、光ファイバの他端が固定され上下方向及び光ファイ
バの長手方向への移動が可能な取付金具と、前記取付金
具に取付けられ該取付金具の高さを調整する高さ調整固
定ボルトと、前記取付金具に取付けられ該取付金具を光
ファイバの長手方向に沿って移動させて光ファイバのテ
ンションを調整するテンション調整ボルトとを具備した
構成とすることにより、樹脂積層体に埋め込まれた光フ
ァイバの引張り状態を確実に保持し得る光ファイバの調
整装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る歪み計測用光ファイバ
の埋込方法の説明図。
【図2】本発明の実施例2に係る歪み計測用光ファイバ
の埋込方法の説明図。
【図3】本発明の実施例3に係る歪み計測用光ファイバ
の埋込方法の説明図。
【図4】本発明の実施例4に係る歪み規則用光ファイバ
の調整装置の説明図。
【図5】図4の調整装置の要部の説明図。
【図6】本発明の実施例5に係る歪み計測用光ファイバ
の埋込方法の説明図。
【図7】図6のA矢視図。
【図8】本発明の実施例6に係る歪み計測用光ファイバ
の埋込方法の説明図。
【図9】本発明の実施例7に係る歪み計測用光ファイバ
の埋込方法の説明図。
【図10】光ファイバを埋め込んだ従来の複合材の説明
図。
【図11】従来の複合材の課題を説明するための図。
【図12】従来の円筒状複合材の説明図。
【図13】本発明の実施例8に係る光ファイバの埋込方
法の説明図。
【図14】本発明の実施例9に係る光ファイバの埋込方
法の説明図。
【符号の説明】
21…治具、 22,25,31,34,37,62,81…プリプレ
グ、 23,32,35,64,65,83…シール材、 24,33,36…光ファイバ、 26,66,67,70…カバー材、 27,32a,35a…溝、 46…調整金具、 51…支持部材、 53…取付金具、 54…高さ調整固定ボルト、 55…移動金具、 56…テンション調整ボルト、 57…固定ボルト、 61…円筒状の基材、 63…取出し付根部、 68…ファイバ取出し用治具、 82…保護管、 85…補強棒(補強材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 文夫 山口県下関市彦島江の浦町六丁目16番1号 三菱重工業株式会社下関造船所内 (72)発明者 松尾 潤一 長崎県長崎市深堀町五丁目717番地1 長 菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2H038 AA05 CA52

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の治具上に第1のプリプレグ層を
    形成する工程と、この第1のプリプレグ層の端部にシー
    ル材を隣接して配置する工程と、前記第1のプリプレグ
    層上に光ファイバを取出し部が前記シール材に支持され
    るように配置する工程と、前記光ファイバを含む前記第
    1のプリプレグ層上に第2のプリプレグ層を端部が前記
    第1のプリプレグ層と揃うように形成する工程と、前記
    第2のプリプレグ層、シール材及び光ファイバをカバー
    層で覆う工程と、前記カバー層の内側を真空引きする工
    程とを具備することを特徴とする光ファイバの埋込方
    法。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバを前記シール材に支持さ
    せる際、光ファイバの高さ方向位置に合わせてシール材
    に溝を形成し、光ファイバをシール材に埋め込むことを
    特徴とする請求項1記載の光ファイバの埋込方法。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバを前記シール材に支持さ
    せる際、前記プリプレグ層の積層部の端部からシール材
    を貫通する部分の光ファイバを保護管に挿入し、かつこ
    の保護管内壁と光ファイバ間の一部に別なシール材を充
    填させることを特徴とする請求項1記載の光ファイバの
    埋込方法。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバを前記シール材に支持さ
    せる際、前記プリプレグ層の積層部の端部からシール材
    を貫通する部分の光ファイバに沿って剛性及び耐熱性を
    有した補強材を配置することを特徴とする請求項1記載
    の光ファイバの埋込方法。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバが前記プリプレグ層の厚
    み方向に沿って複数本配置され、且つ各光ファイバを支
    持するように複数のシール材をプリプレグ層の端部に隣
    接して配置することを特徴とする請求項1記載の光ファ
    イバの埋込方法。
  6. 【請求項6】 治具の面方向にプリプレグ層を介して光
    ファイバを配設し、光ファイバの両端を取出す工程と、
    取出された光ファイバの取出し付根部と基材間に補強用
    の第1のシール材を配置する工程と、光ファイバが配設
    された基材側及びその反対側から第2のシール材を介し
    て2枚のカバー材により光ファイバを挟み込む工程と、
    2枚のカバー材間を真空吸引する工程とを具備すること
    を特徴とする光ファイバの埋込方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のシール材の代わりに楔状のフ
    ァイバ取出し用治具を配置したことを特徴とする請求項
    6記載の光ファイバの埋込方法。
  8. 【請求項8】 2枚のカバー材のうち、光ファイバが巻
    き付けられた基材側のカバー材を、光ファイバの取出し
    付根部付近で折り返すことを特徴とする請求項6記載の
    光ファイバの埋込方法。
  9. 【請求項9】 2枚のカバー材のうち、光ファイバが巻
    き付けられた基材側のカバー材を、光ファイバの取出し
    付根部付近から折り返さずに内側のプリプレグに重ね合
    せることを特徴とする請求項6記載の光ファイバの埋込
    方法。
  10. 【請求項10】 治具上に配置された光ファイバの引張
    状態を調整する光ファイバの調整装置において、 前記治具の一端側に配置され、光ファイバの一端を固定
    するとともに、上下方向への移動可能な金具と、前記治
    具の他端側に配置され、光ファイバの他端が固定される
    とともに、上下方向及び光ファイバの長手方向への移動
    が可能な取付金具と、前記取付金具に取付けられ、該取
    付金具の高さを調整する高さ調整固定ボルトと、前記取
    付金具に取付けられ、該取付金具を光ファイバの長手方
    向に沿って移動させて光ファイバのテンションを調整す
    るテンション調整ボルトとを具備することを特徴とする
    光ファイバの調整装置。
  11. 【請求項11】 前記取付金具を固定させる固定手段を
    更に有したことを特徴とする請求項10記載の光ファイ
    バの調整装置。
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