JP2001305047A - 湿度センサ - Google Patents
湿度センサInfo
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- JP2001305047A JP2001305047A JP2000120609A JP2000120609A JP2001305047A JP 2001305047 A JP2001305047 A JP 2001305047A JP 2000120609 A JP2000120609 A JP 2000120609A JP 2000120609 A JP2000120609 A JP 2000120609A JP 2001305047 A JP2001305047 A JP 2001305047A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡易な構成でかつ製造容易な湿度センサを得る
こと。 【解決手段】ベースプレート2に揺動支持された第1ア
ーム10と第2アーム20の一端部11、21間に架設
され湿度に応じて伸縮する伸縮テープ3と、一端部21
が第1アーム10から離反するように第2アーム20を
付勢する付勢手段4bと、一端部11が第2アーム20
に接近若しくは離反するように第1アーム10を揺動さ
せて伸縮テープ3の張力調整を行う揺動手段30とを有
し、伸縮テープ3の伸縮により切換スイッチ4の接点を
切り換える湿度センサ1において、揺動手段30が、ベ
ースプレート2に回動自在に支持された回動体32と、
回動体32に切り欠き形成され第1アーム10の一部1
5を案内する案内溝35とを有し、回動体32の回動に
より伸縮テープ3の張力調整を行う。
こと。 【解決手段】ベースプレート2に揺動支持された第1ア
ーム10と第2アーム20の一端部11、21間に架設
され湿度に応じて伸縮する伸縮テープ3と、一端部21
が第1アーム10から離反するように第2アーム20を
付勢する付勢手段4bと、一端部11が第2アーム20
に接近若しくは離反するように第1アーム10を揺動さ
せて伸縮テープ3の張力調整を行う揺動手段30とを有
し、伸縮テープ3の伸縮により切換スイッチ4の接点を
切り換える湿度センサ1において、揺動手段30が、ベ
ースプレート2に回動自在に支持された回動体32と、
回動体32に切り欠き形成され第1アーム10の一部1
5を案内する案内溝35とを有し、回動体32の回動に
より伸縮テープ3の張力調整を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿度センサに関
し、特に湿度に応じて伸縮する伸縮部材を用いた湿度セ
ンサに関する。
し、特に湿度に応じて伸縮する伸縮部材を用いた湿度セ
ンサに関する。
【0002】
【従来技術】図5は、従来の湿度センサの構造を示して
いる。湿度センサ101は、ベースプレート2に揺動自
在に支持された第1アーム10及び第2アーム20と、
第1アーム10と第2アーム20の一端部11、21を
互いに連結するナイロンテープ103と、第2アーム2
0の揺動によりON・OFFすると共に第2アーム20
の一端部21を第1アーム10の一端部11から離反す
る方向に付勢するマイクロスイッチ4と、第1アーム1
0の他端部12に当接して第1アーム10を揺動させる
カム105と、第1アーム10の他端部12がカム10
5に常に当接するように付勢するスプリング106と、
第1アーム10の他端部12とカム105との間に介在
され他端部12とカム105との間隔を調整する調整ね
じ107と、を有する。
いる。湿度センサ101は、ベースプレート2に揺動自
在に支持された第1アーム10及び第2アーム20と、
第1アーム10と第2アーム20の一端部11、21を
互いに連結するナイロンテープ103と、第2アーム2
0の揺動によりON・OFFすると共に第2アーム20
の一端部21を第1アーム10の一端部11から離反す
る方向に付勢するマイクロスイッチ4と、第1アーム1
0の他端部12に当接して第1アーム10を揺動させる
カム105と、第1アーム10の他端部12がカム10
5に常に当接するように付勢するスプリング106と、
第1アーム10の他端部12とカム105との間に介在
され他端部12とカム105との間隔を調整する調整ね
じ107と、を有する。
【0003】マイクロスイッチ4は、ベースプレート2
に固定される本体部4aと、本体部4aから所定の付勢
力を有して突出したスイッチ部4bとを有しており、ス
イッチ部4bが付勢力に抗して本体部4a側に押される
ことにより接点が切り替えられる。
に固定される本体部4aと、本体部4aから所定の付勢
力を有して突出したスイッチ部4bとを有しており、ス
イッチ部4bが付勢力に抗して本体部4a側に押される
ことにより接点が切り替えられる。
【0004】第2アーム20は、一端部21と他端部2
2との間に設けられた軸支部23によってベースプレー
ト2に支持されており、一端部21が第1アーム10に
接近する方向に移動すると他端部22がマイクロスイッ
チ4のスイッチ部4bを本体部4a側に押し込むように
移動する。
2との間に設けられた軸支部23によってベースプレー
ト2に支持されており、一端部21が第1アーム10に
接近する方向に移動すると他端部22がマイクロスイッ
チ4のスイッチ部4bを本体部4a側に押し込むように
移動する。
【0005】ナイロンテープ103は、高湿度で伸びて
低湿度で縮む性質を有しており、所定幅を有するテープ
形状をなし、長手方向端部が互いに結合され(図中で×
印)リング状に形成されている。そして、第1アーム1
0と第2アーム20の一端部11、21にそれぞれ設け
られたピン108、109間に掛け渡されている。
低湿度で縮む性質を有しており、所定幅を有するテープ
形状をなし、長手方向端部が互いに結合され(図中で×
印)リング状に形成されている。そして、第1アーム1
0と第2アーム20の一端部11、21にそれぞれ設け
られたピン108、109間に掛け渡されている。
【0006】第1アーム10は、一端部11と他端部1
2との間に設けられた軸支部13によってベースプレー
ト2に支持されており、一端部11が第2アーム20と
離反する方向に移動すると他端部12がカム105に接
近する方向に移動する。
2との間に設けられた軸支部13によってベースプレー
ト2に支持されており、一端部11が第2アーム20と
離反する方向に移動すると他端部12がカム105に接
近する方向に移動する。
【0007】第1アーム10には、スプリング106の
一端が連結されており、スプリング106の他端は、他
端部12をカム105に常に当接させる方向に付勢する
位置に固定されている。従って、第1アーム10は、カ
ム105の回動によって揺動され、先端部11は第2ア
ーム20の一端部21に対して接近若しくは離反する方
向に移動される。
一端が連結されており、スプリング106の他端は、他
端部12をカム105に常に当接させる方向に付勢する
位置に固定されている。従って、第1アーム10は、カ
ム105の回動によって揺動され、先端部11は第2ア
ーム20の一端部21に対して接近若しくは離反する方
向に移動される。
【0008】調整ねじ107は、第1アーム10の他端
部12に螺設されたねじ穴内に螺入されており、他端部
12とカム105との間に介在されている。従って、締
め込み或いは緩めることによって他端部12とカム10
5との間の距離を微調整し、リング状をなすナイロンテ
ープ103の長さ精度の誤差を調整することができる。
部12に螺設されたねじ穴内に螺入されており、他端部
12とカム105との間に介在されている。従って、締
め込み或いは緩めることによって他端部12とカム10
5との間の距離を微調整し、リング状をなすナイロンテ
ープ103の長さ精度の誤差を調整することができる。
【0009】カム105は、図中で時計回りの回動によ
って第1アーム10の他端部12をカム105の軸心か
ら離反する方向に移動させ、反時計回りの回動によって
他端部12をカム105の軸心に接近させる方向に移動
させるように漸次半径が拡大する外周面を有している。
って第1アーム10の他端部12をカム105の軸心か
ら離反する方向に移動させ、反時計回りの回動によって
他端部12をカム105の軸心に接近させる方向に移動
させるように漸次半径が拡大する外周面を有している。
【0010】従って、カム105を時計回りに回動させ
ることにより、第1アーム10の一端部11を第2アー
ムの一端部21に接近させる方向に移動させることがで
き、ナイロンテープ103の張力を低下させ、マイクロ
スイッチ4の接点切り換えを低湿度側で行わせるように
設定することができる。
ることにより、第1アーム10の一端部11を第2アー
ムの一端部21に接近させる方向に移動させることがで
き、ナイロンテープ103の張力を低下させ、マイクロ
スイッチ4の接点切り換えを低湿度側で行わせるように
設定することができる。
【0011】また、反時計回りに回動させることによ
り、第1アーム10の一端部21を第2アームの一端部
21から離反する方向に移動させることができ、ナイロ
ンテープ103の張力を増加させ、マイクロスイッチ4
の接点切り換えを高湿度側で行わせるように設定するこ
とができる。従って、ナイロンテープ103の張力を調
整して、マイクロスイッチ4の接点切り換え位置を任意
に設定することができる。
り、第1アーム10の一端部21を第2アームの一端部
21から離反する方向に移動させることができ、ナイロ
ンテープ103の張力を増加させ、マイクロスイッチ4
の接点切り換えを高湿度側で行わせるように設定するこ
とができる。従って、ナイロンテープ103の張力を調
整して、マイクロスイッチ4の接点切り換え位置を任意
に設定することができる。
【0012】尚、図中で符号6は、マイクロスイッチ4
の接点を強制的に切り替えるための強制切替レバーであ
り、符号7は、カム105の側方位置に設けられカム1
05と共に回動する突出片である。強制切替レバー6
は、基端が第2アーム20の他端部22に連結され、先
端がカム105の近傍位置に配置されており、突出片7
は、カム105が第1アーム10の一端部11を第2ア
ーム20から最も離間した位置に揺動させた場合に、強
制切替レバー6の先端と当接して第2アーム20の一端
部21を第1アーム10に接近させる方向に強制的に揺
動させ、スイッチ部4bを本体部4a側に移動させる。
従って、マイクロスイッチ4の接点を強制的に切り替え
ることができる。
の接点を強制的に切り替えるための強制切替レバーであ
り、符号7は、カム105の側方位置に設けられカム1
05と共に回動する突出片である。強制切替レバー6
は、基端が第2アーム20の他端部22に連結され、先
端がカム105の近傍位置に配置されており、突出片7
は、カム105が第1アーム10の一端部11を第2ア
ーム20から最も離間した位置に揺動させた場合に、強
制切替レバー6の先端と当接して第2アーム20の一端
部21を第1アーム10に接近させる方向に強制的に揺
動させ、スイッチ部4bを本体部4a側に移動させる。
従って、マイクロスイッチ4の接点を強制的に切り替え
ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成を有する湿度センサ101の場合、第1アーム10の
他端部12をカム105に常に押しつけるためのスプリ
ング106が必要で、スプリング106の設置スペース
を確保する必要があるため、部品点数の増加と、製品の
大型化を招いていた。また、上記構成では製品精度のバ
ラツキを吸収するために調整ねじ107が必ず必要であ
り、部品点数及び組み立て工程数を増加させ、製品コス
トを高騰させていた。
成を有する湿度センサ101の場合、第1アーム10の
他端部12をカム105に常に押しつけるためのスプリ
ング106が必要で、スプリング106の設置スペース
を確保する必要があるため、部品点数の増加と、製品の
大型化を招いていた。また、上記構成では製品精度のバ
ラツキを吸収するために調整ねじ107が必ず必要であ
り、部品点数及び組み立て工程数を増加させ、製品コス
トを高騰させていた。
【0014】更に、上記構成では、ナイロンテープ10
3をリング状でかつ所定の長さ精度を有するように形成
する必要がある。ナイロンテープ103をリング状にす
るために長手方向端部は、熱溶着によって互いに結合さ
れていたが、ナイロンテープ103自体を熱溶着するこ
とは素材の性質上困難であるため、ポリエチレンフィル
ムを貼り合わせたものを使用する必要があった。従っ
て、製造工程の増加、製造の困難性、及び材料費の高騰
により製品コストの高騰を招来していた。
3をリング状でかつ所定の長さ精度を有するように形成
する必要がある。ナイロンテープ103をリング状にす
るために長手方向端部は、熱溶着によって互いに結合さ
れていたが、ナイロンテープ103自体を熱溶着するこ
とは素材の性質上困難であるため、ポリエチレンフィル
ムを貼り合わせたものを使用する必要があった。従っ
て、製造工程の増加、製造の困難性、及び材料費の高騰
により製品コストの高騰を招来していた。
【0015】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、簡易な構成でかつ製造容易な湿度
センサを提供することにある。
であり、その目的は、簡易な構成でかつ製造容易な湿度
センサを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に記載の発明による湿度センサは、ベースプレート
に沿ってそれぞれ揺動可能に支持されて互いに接近若し
くは離反する第1アームと第2アームの一端部間に架設
され湿度に応じて伸縮する伸縮テープと、第2アームの
一端部が第1アームの一端部から離反するように第2ア
ームを付勢する付勢手段と、第1アームの一端部が第2
アームの一端部に接近若しくは離反するように第1アー
ムを揺動させて伸縮テープの張力調整を行う揺動手段
と、第2アームの揺動に応じて接点を切り換える切換ス
イッチと、を有する湿度センサにおいて、揺動手段が、
ベースプレートに回動自在に支持された回動体と、回動
体に切り欠き形成され第1アームの一部を案内する案内
溝とを有し、回動体の回動により第1アームの一部を案
内溝に沿って案内し、第1アームを揺動させて伸縮テー
プの張力調整を行う。
項1に記載の発明による湿度センサは、ベースプレート
に沿ってそれぞれ揺動可能に支持されて互いに接近若し
くは離反する第1アームと第2アームの一端部間に架設
され湿度に応じて伸縮する伸縮テープと、第2アームの
一端部が第1アームの一端部から離反するように第2ア
ームを付勢する付勢手段と、第1アームの一端部が第2
アームの一端部に接近若しくは離反するように第1アー
ムを揺動させて伸縮テープの張力調整を行う揺動手段
と、第2アームの揺動に応じて接点を切り換える切換ス
イッチと、を有する湿度センサにおいて、揺動手段が、
ベースプレートに回動自在に支持された回動体と、回動
体に切り欠き形成され第1アームの一部を案内する案内
溝とを有し、回動体の回動により第1アームの一部を案
内溝に沿って案内し、第1アームを揺動させて伸縮テー
プの張力調整を行う。
【0017】また、請求項2に記載の発明による湿度セ
ンサは、案内溝が一方の回転方向に移行するに従って漸
次回動体の回転中心軸から離反する略円弧形状を有する
ことを特徴とする。
ンサは、案内溝が一方の回転方向に移行するに従って漸
次回動体の回転中心軸から離反する略円弧形状を有する
ことを特徴とする。
【0018】従って、例えば回動体の一方への回動によ
り第1アームの一端部が第2アームの一端部から離反す
る方向に第1アームを揺動させ、伸縮テープの張力を増
大させることができ、他方への回動により第1アームの
一端部が第2アームの一端部に接近する方向に第1アー
ムを揺動させ、伸縮テープの張力を低下させることがで
きる。
り第1アームの一端部が第2アームの一端部から離反す
る方向に第1アームを揺動させ、伸縮テープの張力を増
大させることができ、他方への回動により第1アームの
一端部が第2アームの一端部に接近する方向に第1アー
ムを揺動させ、伸縮テープの張力を低下させることがで
きる。
【0019】従って、従来必要であった第1アームをカ
ムに押しつけるためのスプリングを省略することがで
き、部品点数の削減、及び部品点数の削減による組み立
ての容易化、並びに湿度センサ1の小型化を図ることが
できる。
ムに押しつけるためのスプリングを省略することがで
き、部品点数の削減、及び部品点数の削減による組み立
ての容易化、並びに湿度センサ1の小型化を図ることが
できる。
【0020】請求項3に記載の発明による湿度センサ
は、一端が固定され他端が可動部に結合された湿度に応
じて伸縮する伸縮テープと、可動部を伸縮テープの伸長
方向に付勢する付勢手段とを有し、可動部が伸縮テープ
の収縮方向に移動することにより切換スイッチの接点を
切り換える湿度センサにおいて、伸縮テープの一端が固
定される固定部と可動部の少なくとも一方に伸縮テープ
の端部を巻取り保持する保持手段を設けたことを特徴と
する。
は、一端が固定され他端が可動部に結合された湿度に応
じて伸縮する伸縮テープと、可動部を伸縮テープの伸長
方向に付勢する付勢手段とを有し、可動部が伸縮テープ
の収縮方向に移動することにより切換スイッチの接点を
切り換える湿度センサにおいて、伸縮テープの一端が固
定される固定部と可動部の少なくとも一方に伸縮テープ
の端部を巻取り保持する保持手段を設けたことを特徴と
する。
【0021】請求項3の発明は、固定部と可動部の少な
くとも一方に伸縮テープの端部を巻取り保持する保持手
段を有することから、固定部と可動部との間に亘る伸縮
テープの長さを任意に設定することができる。従って、
従来は製品精度のバラツキを調整するために必要であっ
た調整ねじを省略することができ、部品点数及び組み立
て工程数の削減を図ることができる。尚、ここで固定部
は、以下の実施の形態で第1アームの一端部に該当し、
可動部は、第2アームの一端部に該当する。
くとも一方に伸縮テープの端部を巻取り保持する保持手
段を有することから、固定部と可動部との間に亘る伸縮
テープの長さを任意に設定することができる。従って、
従来は製品精度のバラツキを調整するために必要であっ
た調整ねじを省略することができ、部品点数及び組み立
て工程数の削減を図ることができる。尚、ここで固定部
は、以下の実施の形態で第1アームの一端部に該当し、
可動部は、第2アームの一端部に該当する。
【0022】請求項4に記載の発明による湿度センサ
は、保持手段が、伸縮テープが巻き付けられる捲胴部
と、捲胴部を回動可能な状態で収容しかつ捲胴部との間
で伸縮テープを挟持する内径を有する円筒部と、円筒部
の端部から軸方向に向かって切り欠き形成され伸縮テー
プを挿通可能な長さを有するスリットと、を備えること
を特徴とする。
は、保持手段が、伸縮テープが巻き付けられる捲胴部
と、捲胴部を回動可能な状態で収容しかつ捲胴部との間
で伸縮テープを挟持する内径を有する円筒部と、円筒部
の端部から軸方向に向かって切り欠き形成され伸縮テー
プを挿通可能な長さを有するスリットと、を備えること
を特徴とする。
【0023】請求項4の発明によれば、伸縮テープが巻
き付けられた捲胴部を伸縮テープがスリットを通過する
ように円筒部内に収容して回動させることによって、伸
縮テープを巻き取らせることができる。そして、巻取り
により捲胴部の径が拡大されるため、伸縮テープは円筒
部内で所定圧力で挟持されることとなり、伸縮テープを
より強固に保持することができる。
き付けられた捲胴部を伸縮テープがスリットを通過する
ように円筒部内に収容して回動させることによって、伸
縮テープを巻き取らせることができる。そして、巻取り
により捲胴部の径が拡大されるため、伸縮テープは円筒
部内で所定圧力で挟持されることとなり、伸縮テープを
より強固に保持することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。図1は、本実施の形態におけ
る湿度センサ1を正面から示す説明図、図2は、図1の
A方向矢視図である。尚、従来と同様の構成要素には同
一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
て図に基づいて説明する。図1は、本実施の形態におけ
る湿度センサ1を正面から示す説明図、図2は、図1の
A方向矢視図である。尚、従来と同様の構成要素には同
一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
【0025】本実施の形態において第1の特徴的な部分
は、従来のカム105(図5参照)の代わりに揺動手段
30を設けたことである。
は、従来のカム105(図5参照)の代わりに揺動手段
30を設けたことである。
【0026】揺動手段30は、図1に示すように、ベー
スプレート2の第1アーム10と第2アーム20との間
の位置に設けられており、図2に示すように、軸部31
とディスク板(回動体)32とを有し、軸部31は、両
端がベースプレート2とカバープレート5にそれぞれ回
動自在に支持され、カバープレート5より上方に突出し
た端部には、外部から軸部31を回動させるための回転
ノブ33が設けられている。
スプレート2の第1アーム10と第2アーム20との間
の位置に設けられており、図2に示すように、軸部31
とディスク板(回動体)32とを有し、軸部31は、両
端がベースプレート2とカバープレート5にそれぞれ回
動自在に支持され、カバープレート5より上方に突出し
た端部には、外部から軸部31を回動させるための回転
ノブ33が設けられている。
【0027】ディスク板32は、ベースプレート2とカ
バープレート5との間でベースプレート2と所定距離離
間して対向するように軸部31に固定されており、ベー
スプレート2と対向する対向面34には案内溝35が凹
設されている。案内溝35は、図1に示すように、軸部
31の周囲を図中に矢印で示す時計回りに移行するに従
って漸次軸部31に接近する方向に移行する軌道を有し
ている。
バープレート5との間でベースプレート2と所定距離離
間して対向するように軸部31に固定されており、ベー
スプレート2と対向する対向面34には案内溝35が凹
設されている。案内溝35は、図1に示すように、軸部
31の周囲を図中に矢印で示す時計回りに移行するに従
って漸次軸部31に接近する方向に移行する軌道を有し
ている。
【0028】また、第1アーム10の他端部12には案
内溝35内に突入して案内される案内ピン15が突設さ
れている。従って、案内ピン15は、ディスク板32の
回動により案内溝35内を移動して軸部31に接離する
方向に移動され、第1アーム10は、軸支部13を中心
として揺動される。
内溝35内に突入して案内される案内ピン15が突設さ
れている。従って、案内ピン15は、ディスク板32の
回動により案内溝35内を移動して軸部31に接離する
方向に移動され、第1アーム10は、軸支部13を中心
として揺動される。
【0029】このため、例えばディスク板32を時計回
りに回動させると、第1アーム10の他端部12は軸部
31から離反する方向に移動され、第1アーム10の一
端部11は第2アーム20に接近する方向に移動される
こととなり、ナイロンテープ3の張力を低下させること
ができる。
りに回動させると、第1アーム10の他端部12は軸部
31から離反する方向に移動され、第1アーム10の一
端部11は第2アーム20に接近する方向に移動される
こととなり、ナイロンテープ3の張力を低下させること
ができる。
【0030】また、反時計回りに回動させると、第1ア
ーム10の一端部11は第2アーム20から離反する方
向に移動されることとなり、ナイロンテープ3の張力を
増大させることができる。
ーム10の一端部11は第2アーム20から離反する方
向に移動されることとなり、ナイロンテープ3の張力を
増大させることができる。
【0031】従って、従来のカム105の場合には必要
であった第1アーム10を付勢するスプリング106
(図5参照)を省略することができ、部品点数の削減、
及び組み立ての容易化を図ることができ、製品コストを
低減することができる。また、スプリング106の省略
による湿度センサ1の小型化を図ることができる。
であった第1アーム10を付勢するスプリング106
(図5参照)を省略することができ、部品点数の削減、
及び組み立ての容易化を図ることができ、製品コストを
低減することができる。また、スプリング106の省略
による湿度センサ1の小型化を図ることができる。
【0032】本実施の形態において第2の特徴的な部分
は、第2アーム20の一端部21にナイロンテープ3の
端部を巻取り保持する保持手段40を設けたことであ
る。第1アーム10の一端部11には、ナイロンテープ
3が巻き掛けられる巻掛ピン16が設けられている。巻
掛ピン16は、ナイロンテープ3の横幅とほぼ同じ長さ
で立設されており、第2アーム20側から第1アーム1
0側に向かって延出されたナイロンテープ3は再び第2
アーム20側に折り返される。
は、第2アーム20の一端部21にナイロンテープ3の
端部を巻取り保持する保持手段40を設けたことであ
る。第1アーム10の一端部11には、ナイロンテープ
3が巻き掛けられる巻掛ピン16が設けられている。巻
掛ピン16は、ナイロンテープ3の横幅とほぼ同じ長さ
で立設されており、第2アーム20側から第1アーム1
0側に向かって延出されたナイロンテープ3は再び第2
アーム20側に折り返される。
【0033】第2アーム20は、所定の弾性力を有する
合成樹脂性材料によって構成されており、一端部21に
はナイロンテープ3の端部を巻取り保持する保持手段4
0が設けられている。図3は、第2アーム20の斜視図
である。保持手段40は、ナイロンテープ3の端部が巻
き付けられる捲胴部41と、捲胴部41を内方に保持す
る円筒部50とを有する。
合成樹脂性材料によって構成されており、一端部21に
はナイロンテープ3の端部を巻取り保持する保持手段4
0が設けられている。図3は、第2アーム20の斜視図
である。保持手段40は、ナイロンテープ3の端部が巻
き付けられる捲胴部41と、捲胴部41を内方に保持す
る円筒部50とを有する。
【0034】捲胴部41は、円筒部50への保持により
先端が円筒部50から突出する長さを有する略円柱形状
のボス42を有しており、ボス42には、軸方向に亘っ
てナイロンテープ3の端部が挿通される挿通穴43が貫
設されている。
先端が円筒部50から突出する長さを有する略円柱形状
のボス42を有しており、ボス42には、軸方向に亘っ
てナイロンテープ3の端部が挿通される挿通穴43が貫
設されている。
【0035】ボス42の先端側には、軸を介して互いに
平行な平面42aが形成されており、各平面42aには
係止爪44が突設されている。係止爪44は、ボス42
の先端から基端に移行するに従って漸次外径方向に移行
する鏃形状を有している。また、ボス42の基端には、
段部を介してボス42よりも拡径されたヘッド45が設
けられている。
平行な平面42aが形成されており、各平面42aには
係止爪44が突設されている。係止爪44は、ボス42
の先端から基端に移行するに従って漸次外径方向に移行
する鏃形状を有している。また、ボス42の基端には、
段部を介してボス42よりも拡径されたヘッド45が設
けられている。
【0036】ヘッド45は、先端が径方向に揺動可能な
所定の弾性力を有する2本の腕部46を有している。腕
部46は、図4に示すように、ヘッド45の外周面45
aから軸方向に所定深さ切り欠かれ、連続して図中で時
計回りに所定長さで切り欠かれることによって形成され
ており、先端にはヘッド45の外周面45aよりも外方
に突出するラチェット爪47が設けられている。
所定の弾性力を有する2本の腕部46を有している。腕
部46は、図4に示すように、ヘッド45の外周面45
aから軸方向に所定深さ切り欠かれ、連続して図中で時
計回りに所定長さで切り欠かれることによって形成され
ており、先端にはヘッド45の外周面45aよりも外方
に突出するラチェット爪47が設けられている。
【0037】ラチェット爪47は、腕部46の端部から
径方向に延在する係止面47aと、係止面47aの突出
端から図中で時計回りに移行するに従って漸次中心側に
移行する傾斜面47bとを有する。尚、図中で符号48
は、所定深さでマイナス字状に凹設された溝である。
径方向に延在する係止面47aと、係止面47aの突出
端から図中で時計回りに移行するに従って漸次中心側に
移行する傾斜面47bとを有する。尚、図中で符号48
は、所定深さでマイナス字状に凹設された溝である。
【0038】円筒部50は、第2アーム20の一端部2
1に立設されており、図3に示すように捲胴部41が挿
入されるボス穴51と、外周面52からボス穴51に連
通するスリット53とを有する。ボス穴51は、捲胴部
41のボス42との間でナイロンテープ3を挟持する内
径を有しており、スリット53は、ナイロンテープ3を
挿通可能な間隙で先端面50aから基端面50b付近ま
で延在するように軸方向に切り欠かれている。
1に立設されており、図3に示すように捲胴部41が挿
入されるボス穴51と、外周面52からボス穴51に連
通するスリット53とを有する。ボス穴51は、捲胴部
41のボス42との間でナイロンテープ3を挟持する内
径を有しており、スリット53は、ナイロンテープ3を
挿通可能な間隙で先端面50aから基端面50b付近ま
で延在するように軸方向に切り欠かれている。
【0039】ボス穴51の上端には、捲胴部41のヘッ
ド45を内方に収容する拡径穴部54が設けられてお
り、その内周面にはラチェット爪47と係合する内周歯
55が凹設されている。内周歯55は、図4に示すよう
に、ラチェット爪47の係止面47aと傾斜面47bに
それぞれ面接する凹陥形状をなし、周状に亘って連続し
て形成されている。従って、捲胴部41は、円筒部50
内で係止爪44とヘッド45によって軸方向への移動が
禁止された状態でかつ図中で時計回り方向にのみ回動可
能に保持される。
ド45を内方に収容する拡径穴部54が設けられてお
り、その内周面にはラチェット爪47と係合する内周歯
55が凹設されている。内周歯55は、図4に示すよう
に、ラチェット爪47の係止面47aと傾斜面47bに
それぞれ面接する凹陥形状をなし、周状に亘って連続し
て形成されている。従って、捲胴部41は、円筒部50
内で係止爪44とヘッド45によって軸方向への移動が
禁止された状態でかつ図中で時計回り方向にのみ回動可
能に保持される。
【0040】ボス穴51内の保持された捲胴部41は、
図2に示すように、先端がベースプレート2の対応する
位置に貫設された開口穴2a内に突出しており、ベース
プレート2の反対側から平面部42aを挟持して回転さ
せることができる。
図2に示すように、先端がベースプレート2の対応する
位置に貫設された開口穴2a内に突出しており、ベース
プレート2の反対側から平面部42aを挟持して回転さ
せることができる。
【0041】上記構成を有する湿度センサ1において、
第1アーム10と第2アーム20の一端部11、21間
にナイロンテープ3を架設する場合、まず最初に所定長
さを有するナイロンテープ3を略中央位置で2つ折りに
折曲げて、その折曲げ部分を第1アーム10の巻掛ピン
16に巻き掛ける。
第1アーム10と第2アーム20の一端部11、21間
にナイロンテープ3を架設する場合、まず最初に所定長
さを有するナイロンテープ3を略中央位置で2つ折りに
折曲げて、その折曲げ部分を第1アーム10の巻掛ピン
16に巻き掛ける。
【0042】そして、図3に示すように、ナイロンテー
プ3の端部を重ね合わせた状態でボス42の挿通穴43
内に挿通し、捲胴部41を半回転程度回転させた状態で
ナイロンテープ3がスリット53内を通過するように先
端面50a側からボス穴51内に挿入し、円筒部50内
に保持させる。
プ3の端部を重ね合わせた状態でボス42の挿通穴43
内に挿通し、捲胴部41を半回転程度回転させた状態で
ナイロンテープ3がスリット53内を通過するように先
端面50a側からボス穴51内に挿入し、円筒部50内
に保持させる。
【0043】係る状態で、捲胴部41を円筒部50内で
時計回り方向に回動させてナイロンテープ3を端部側か
ら巻取り、所定湿度でマイクロスイッチ4の接点切り換
えが行われるように一端部11、21間に張設する。従
って、一端部間11、21におけるナイロンテープ3の
長さを任意に設定でき、従来必要であった調整ねじ10
7(図5参照)を省略することができる。
時計回り方向に回動させてナイロンテープ3を端部側か
ら巻取り、所定湿度でマイクロスイッチ4の接点切り換
えが行われるように一端部11、21間に張設する。従
って、一端部間11、21におけるナイロンテープ3の
長さを任意に設定でき、従来必要であった調整ねじ10
7(図5参照)を省略することができる。
【0044】また、巻取りにより、ナイロンテープ3が
ボス42とボス穴51との間で重ねられてその厚さが増
大するため、ボス穴51は、スリット53で分離される
方向に弾性変形する。このため、ボス42に巻き取られ
たナイロンテープ3は、ボス42とボス穴51との間で
所定圧力で挟持される。また、捲胴部41は、ラチェッ
ト爪47により図中で反時計回り方向への回動が禁止さ
れる。
ボス42とボス穴51との間で重ねられてその厚さが増
大するため、ボス穴51は、スリット53で分離される
方向に弾性変形する。このため、ボス42に巻き取られ
たナイロンテープ3は、ボス42とボス穴51との間で
所定圧力で挟持される。また、捲胴部41は、ラチェッ
ト爪47により図中で反時計回り方向への回動が禁止さ
れる。
【0045】従って、ナイロンテープ3の端部は、保持
手段40によって強固に保持され、張設後のズレが防止
された状態で一端部11、21間に架設される。このた
め、従来のようにナイロンテープ3をリング状に形成す
る必要がなく、組み立て工程の簡素化を図ることができ
る。
手段40によって強固に保持され、張設後のズレが防止
された状態で一端部11、21間に架設される。このた
め、従来のようにナイロンテープ3をリング状に形成す
る必要がなく、組み立て工程の簡素化を図ることができ
る。
【0046】また、ナイロンテープ3を熱溶着する必要
がないことからポリエチレンフィルムを貼り合わせたも
のを用いる必要がなく、材料費の低減を図ることができ
る。従って、部品点数の削減、組み立ての容易化により
製品コストを低減することができる。
がないことからポリエチレンフィルムを貼り合わせたも
のを用いる必要がなく、材料費の低減を図ることができ
る。従って、部品点数の削減、組み立ての容易化により
製品コストを低減することができる。
【0047】尚、本発明は上述の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
の変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、
案内溝35の軌道形状を略円弧形としたが、ディスク板
32の回動により他端部12を軸部31に接近若しくは
離反させる方向に移動させることができる形状であれば
他の形状であってもよく、例えば直線形状であってもよ
い。また、伸縮テープは、実施例ではナイロンテープを
用いたが、湿度により伸縮するものであれば他のもので
もよく、例えばセロハンフィルムでもよい。
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
の変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、
案内溝35の軌道形状を略円弧形としたが、ディスク板
32の回動により他端部12を軸部31に接近若しくは
離反させる方向に移動させることができる形状であれば
他の形状であってもよく、例えば直線形状であってもよ
い。また、伸縮テープは、実施例ではナイロンテープを
用いたが、湿度により伸縮するものであれば他のもので
もよく、例えばセロハンフィルムでもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る湿度
センサによれば、回動体の一方への回動により第1アー
ムの一端部が第2アームの一端部から離反する方向に揺
動され、一端部間に架設された伸縮テープの張力を増大
させることができ、他方への回動により伸縮テープの張
力を減少させることができる。
センサによれば、回動体の一方への回動により第1アー
ムの一端部が第2アームの一端部から離反する方向に揺
動され、一端部間に架設された伸縮テープの張力を増大
させることができ、他方への回動により伸縮テープの張
力を減少させることができる。
【0049】従って、従来必要であった第1アームをカ
ムに押しつけるスプリングを省略することができ、部品
点数の削減、及び組み立ての容易化、並びに湿度センサ
の小型化を図ることができる。
ムに押しつけるスプリングを省略することができ、部品
点数の削減、及び組み立ての容易化、並びに湿度センサ
の小型化を図ることができる。
【0050】また、他の発明によれば、固定部(第1ア
ーム)と可動部(第2アーム)の少なくとも一方に伸縮
テープの端部を巻取り保持する保持手段を有することか
ら、固定部と可動部との間に架設される伸縮テープの長
さを任意に設定することができる。従って、従来必要で
あった調整ねじを省略することができ、部品点数及び組
み立て工程数の削減を図ることができる。また、収縮テ
ープをリング状に形成する必要がなく、組み立て作業の
簡素化及び製造の容易化を図ることができ、製品コスト
を低減することができる。
ーム)と可動部(第2アーム)の少なくとも一方に伸縮
テープの端部を巻取り保持する保持手段を有することか
ら、固定部と可動部との間に架設される伸縮テープの長
さを任意に設定することができる。従って、従来必要で
あった調整ねじを省略することができ、部品点数及び組
み立て工程数の削減を図ることができる。また、収縮テ
ープをリング状に形成する必要がなく、組み立て作業の
簡素化及び製造の容易化を図ることができ、製品コスト
を低減することができる。
【図1】本実施の形態における湿度センサを正面から示
す説明図である。
す説明図である。
【図2】図1のA方向矢視図である。
【図3】第2アームの斜視図である。
【図4】捲胴部のヘッドと円筒部の拡径穴部の係合状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】従来説明図である。
1 湿度センサ 2 ベースプレート 3 ナイロンテープ(伸縮テープ) 4 マイクロスイッチ 4b スイッチ部(付勢手段) 10 第1アーム 20 第2アーム 30 揺動手段 32 ディスク板(回動体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 康 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町二丁目66番 伊勢佐木町満利屋ビル 株式会社カンキ ョー内 (72)発明者 金沢 始 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町二丁目66番 伊勢佐木町満利屋ビル 株式会社カンキ ョー内 (72)発明者 角田 一成 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町二丁目66番 伊勢佐木町満利屋ビル 株式会社カンキ ョー内 (72)発明者 藤江 洋子 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町二丁目66番 伊勢佐木町満利屋ビル 株式会社カンキ ョー内
Claims (4)
- 【請求項1】 ベースプレートに沿ってそれぞれ揺動可
能に支持されて互いに接近若しくは離反する第1アーム
と第2アームの一端部間に架設され湿度に応じて伸縮す
る伸縮テープと、前記第2アームの一端部が前記第1ア
ームの一端部から離反するように前記第2アームを付勢
する付勢手段と、前記第1アームの一端部が前記第2ア
ームの一端部に接近若しくは離反するように前記第1ア
ームを揺動させて前記伸縮テープの張力調整を行う揺動
手段と、前記第2アームの揺動に応じて接点を切り換え
る切換スイッチと、を有する湿度センサにおいて、 前記揺動手段は、 前記ベースプレートに回動自在に支持された回動体と、
該回動体に切り欠き形成され前記第1アームの一部を案
内する案内溝とを有し、 前記回動体の回動により前記第1アームの一部を前記案
内溝に沿って案内し、前記第1アームを揺動させて前記
伸縮テープの張力調整を行うことを特徴とする湿度セン
サ。 - 【請求項2】 前記案内溝は、 一方の回転方向に移行するに従って漸次前記回動体の回
転中心軸から離反する略円弧形状を有することを特徴と
する請求項1に記載の湿度センサ。 - 【請求項3】 一端が固定され他端が可動部に結合され
た湿度に応じて伸縮する伸縮テープと、前記可動部を前
記伸縮テープの伸長方向に付勢する付勢手段とを有し、
前記可動部が前記伸縮テープの収縮方向に移動すること
により切換スイッチの接点を切り換える湿度センサにお
いて、 前記伸縮テープの一端が固定される固定部と前記可動部
の少なくとも一方に前記伸縮テープの端部を巻取り保持
する保持手段を設けたことを特徴とする湿度センサ。 - 【請求項4】 前記保持手段は、 前記伸縮テープが巻き付けられる捲胴部と、 該捲胴部を回動可能な状態で収容しかつ前記捲胴部との
間で前記伸縮テープを挟持する内径を有する円筒部と、 該円筒部の端部から軸方向に向かって切り欠き形成され
前記伸縮テープを挿通可能な長さを有するスリットと、
を備えることを特徴とする請求項3に記載の湿度セン
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000120609A JP3323181B2 (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 湿度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000120609A JP3323181B2 (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 湿度センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001305047A true JP2001305047A (ja) | 2001-10-31 |
JP3323181B2 JP3323181B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=18631390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000120609A Expired - Fee Related JP3323181B2 (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 湿度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323181B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010046418A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ミスト発生装置 |
KR101007421B1 (ko) | 2008-09-30 | 2011-01-12 | 한국수력원자력 주식회사 | 분말 고체시료의 수분포텐셜 측정 장치 및 방법 |
-
2000
- 2000-04-21 JP JP2000120609A patent/JP3323181B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010046418A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ミスト発生装置 |
JP4725618B2 (ja) * | 2008-08-25 | 2011-07-13 | パナソニック電工株式会社 | ミスト発生装置 |
KR101007421B1 (ko) | 2008-09-30 | 2011-01-12 | 한국수력원자력 주식회사 | 분말 고체시료의 수분포텐셜 측정 장치 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3323181B2 (ja) | 2002-09-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |