JP2001304195A - 送風機とそれを用いた冷凍冷蔵庫 - Google Patents

送風機とそれを用いた冷凍冷蔵庫

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賢一 森下
Takumi Kida
琢己 木田
▲たつ▼井  洋
Hiroshi Tatsui
Mitsunori Taniguchi
光徳 谷口
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 羽根車を通る半径方向成分の大きい気流の一
部を羽根車の外周に設けられた袋状の空間で効率よく吸
排気し、羽根車の実際の吐出有効風量の低下を抑え、送
風機の風量低下の抑制を十分に果たす。 【解決手段】 旋回流循環空間11と旋回流循環空間1
1内に設置され開口縁12から略半径方向に延びて設け
られた複数の柱13により、羽根車8を通過する半径方
向速度成分の大きい気流Xの一部が旋回流循環空間11
で効率よく吸排気されるため、羽根車8の実際の吐出有
効風量の低下を抑え、送風機14の風量低下の抑制を十
分に果たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫,空気調和
機,OA機器等で使用されている送風機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、軸流式また斜流式の送風機は、冷
蔵庫,空気調和機,OA機器などに搭載され、幅広く使
用されており、機器の小型高密度化,小型高性能化,低
騒音化が望まれる傾向にある。
【0003】従来の軸流式また斜流式の送風機として
は、特開平6−10892号公報に示されているものが
知られている。
【0004】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の軸流式また斜流式の送風機について説明する。
【0005】図36から図38は従来の軸流式の送風機
及びそれを用いた冷蔵庫の構造を示すものである。図3
6,図37において、1は羽根車であり、1aはその
翼、2は円管ケース、3,4はマウスリング、3a,4
aは絞り立ち上がり部、5は袋状空間部、6は開口部で
ある。円筒状をなす送風案内用円管ケース2の内面に2
個のマウスリング3,4がこの円管ケース2の軸方向に
並べて取り付けられており、これらマウスリング3,4
の内側に、円管ケース2の内面と同軸状に羽根車1が配
置されている。100は送風機全体である。
【0006】マウスリング3,4は円板状をなし、その
内径部分が折り曲げられてそれぞれ絞り立ち上がり部3
a,4aをなしており、それぞれ円管ケース2の内面に
垂直となるよう取り付けられている。これらマウスリン
グ3,4の絞り立ち上がり部3a,4aは、それらの先
端が所定の間隔をもって互いに対向するようにしてお
り、これによってマウスリング3,4の間に袋状空間部
5が形成されるとともに、絞り立ち上がり部3a,4a
の先端間の間隔がこの袋状空間部5の開口部6となって
いる。
【0007】以上のように構成された送風機100につ
いて以下その動作を説明する。
【0008】まず、羽根車1が所定の回転方向に回転す
ることで、空気が羽根車1の吸込側より吸い込まれ、吐
出側に吐出されることにより送風作用を為す。
【0009】しかし、送風機100は図38で示すよう
に冷蔵庫150などでは、元来製品寸法および製品風路
の構成上、風路抵抗が高い条件下で用いられることが多
い。軸流式の羽根車1を風路抵抗の高い条件下で用いる
と、図37で示すように気流全体の流れ矢印Xは、羽根
車1の翼1a近傍では気流の半径方向速度成分が大き
く、また翼1aの吸い込み側の翼端部において、圧力面
側から負圧面側へ逆流しようとする漏れ流れも増加し、
翼1aの吸い込み側の先端部に大きな循環渦(図示せ
ず)が発生するため、羽根車1に吸い込まれる気流が乱
れるとともに流入有効面積が減少し吸い込まれる気流の
量も少なくなり、風量が低下する。ここで、羽根車1を
通る半径方向成分の大きい気流Xの一部は翼1aの圧力
面側から開口部6を介して袋状空間部5に流入し、この
気流Xの一部に引き寄せられ、翼1aの吸い込み側の翼
端部に発生した大きな渦が、図37で示すように袋状空
間部5内に吸い寄せられ、翼1aと距離をおき渦成長も
抑制されかつ規模も袋状空間部5により抑制され渦Y’
となる。
【0010】そのため、羽根車1の実際の流入有効面積
が大きくなり吸い込まれる気流の量も増加し、翼1aと
渦との干渉を低減され、風量の低下と乱流騒音の増加を
抑制することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成では、送風機100を図38に示すように冷蔵庫1
50内部のような風路抵抗の高い条件下で使用した場
合、羽根車1を通る気流の半径方向速度成分が大きくな
り、その半径方向成分の大きい気流Xの一部は袋状空間
部5内に流入するが、半径方向成分とともに翼1aによ
り周方向成分が強いため翼1aの負圧面面側及び翼間に
発生する低圧部分に圧力差により袋状空間部5内から気
流が戻りにくく、図36に示すように袋状空間5内で羽
根車1の回転方向に旋回する旋回流Zとなり、羽根車1
の吐出側に再び吐出できず、羽根車1の実際の吐出有効
風量が低下し、送風機14の風量の低下の抑制が十分に
果たされないという問題があった。
【0012】本発明は、送風機とそれを用いた冷凍冷蔵
庫において、風路抵抗の高い条件下での羽根車を通る半
径方向成分の大きい気流の一部を羽根車の外周に設けら
れた袋状の空間で効率よく吸排気し、羽根車の実際の吐
出有効風量の低下を抑え、送風機の風量低下の抑制を十
分に果たすことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の送風機とそれを用いた冷凍冷蔵庫は、軸流
式または斜流式の送風機において、旋回流循環空間と前
記旋回流循環空間内に設けられた旋回流阻止手段と吐出
案内手段で形成された吸排気手段で構成されたことを特
徴としたものである。
【0014】この発明によれば、送風機が設置される状
態や製品風路の構成上、風路抵抗の高い条件下となった
場合など、羽根車を通る半径方向速度成分の大きい気流
の一部が羽根車の翼の圧力面側から吸い込んだ気流を旋
回流循環空間で循環させ、循環した気流を前記旋回流循
環空間から旋回流阻止手段と吐出案内手段で前記翼の負
圧面側へ再び吐出させることにより、半径方向速度成分
の大きい気流の一部が効率よく吸排気され、羽根車の実
際の吐出有効風量の低下を抑え送風機の風量低下の抑制
を十分に果たすことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の送風機の
発明は、軸流式または斜流式の送風機において、旋回流
循環空間と前記旋回流循環空間内に設けられた旋回流阻
止手段と吐出案内手段で形成された吸排気手段で構成さ
れるものであり、送風機が設置される状態や製品風路の
構成上、風路抵抗の高い条件下となった場合など、羽根
車を通る半径方向速度成分の大きい気流の一部が羽根車
の翼の圧力面側から吸い込んだ気流を旋回流循環空間で
循環させ、循環した気流を前記旋回流循環空間から旋回
流阻止手段と吐出案内手段で前記翼の負圧面側へ再び吐
出させることにより、半径方向速度成分の大きい気流の
一部が効率よく吸排気され、羽根車の実際の吐出有効風
量の低下を抑え、送風機の風量低下の抑制を十分に果た
すという作用を有する。
【0016】請求項2記載の送風機の発明は、請求項1
記載の発明において、軸流式または斜流式の羽根車と前
記羽根車の外周に吸込側と吐出側を区画する第1,第2
の板状のマウスリングと、前記第1,第2の板状のマウ
スリングの外周を囲う外壁と、前記第1,第2の板状の
マウスリング間に前記羽根車の翼に対向した開口部を有
する旋回流循環空間とを設け、前記第1,第2の板状の
マウスリングの開口縁から前記羽根車の略半径方向に延
ばして設けられた複数の柱があるものであり、羽根車を
通る半径方向速度成分の大きい気流の一部が翼の圧力面
側から羽根車の外周に設けられた旋回流循環空間に吸い
込まれ、旋回流循環空間内で翼の作用で周方向成分が強
い回転方向に旋回する旋回流となるが、前記開口縁から
前記羽根車の略半径方向に延びて設けられた複数の柱で
旋回流の旋回が阻止され、旋回流循環空間内から翼の負
圧面面側及び翼間に発生する低圧部分に吐出することに
より、羽根車を通過する気流の一部が旋回流循環空間で
吸排気され、吐出側に再び吐出し、羽根車の実際の吐出
有効風量の低下が抑えられ、送風機の風量の低下の抑制
が十分に果たせるという作用を有する。
【0017】請求項3記載の送風機の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、柱に対して回転
して近づいてくる羽根車の翼に対向する前記柱の面が、
前記羽根車の回転軸に直交する断面において前記柱の前
記回転軸に対する外側部分を反回転方向に延ばし、かつ
回転方向とは逆方向に曲率をもたせて形成されているも
のであり、旋回流循環空間に吸い込まれた気流の周方向
速度成分を柱によりなめらかに羽根車中心に向かう半径
方向速度成分に変換し、旋回流循環空間から翼の負圧面
側への気流の吐出を容易にすることにより、羽根車を通
過する気流の一部が旋回流循環空間で効率よく吸排気さ
れ、さらに柱によりなめらかに気流が吐出されるため、
羽根車の実際の吐出有効風量の低下を防止するという作
用を有する。
【0018】請求項4記載の送風機の発明は、請求項3
に記載の発明において、柱に対して回転して遠ざかる羽
根車の翼に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回転軸
に直交する断面において前記柱の前記回転軸に対する外
側部分を前記羽根車の反中心に向かう略半径方向に延ば
しているものであり、旋回流循環空間に吸い込まれた気
流の周方向速度成分を柱によりなめらかに羽根車中心に
向かう半径方向速度成分に変換し旋回流循環空間から翼
の負圧面側への気流の吐出を容易にすることにより、羽
根車を通過する気流の一部が旋回流循環空間で効率よく
吸排気され、さらに、柱によりなめらかに気流が吐出さ
れるため、羽根車の実際の吐出有効風量が低下しないと
いう作用を有する。
【0019】そしてさらに、旋回流循環空間に気流が吸
い込まれる際に止水域を柱で封止し、吸い込まれる気流
の乱れを低減することにより騒音の増加を抑えるという
作用も有する。
【0020】請求項5記載の送風機の発明は、請求項3
に記載の発明において、柱に対して回転して遠ざかる羽
根車の翼に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回転軸
に直交する断面において前記柱の前記回転軸に対する外
側部分を回転方向に延ばし、かつ回転方向に曲率をもた
せて形成されているものであり、翼の圧力面側から旋回
流循環空間に吸い込まれた気流の羽根車の反中心に向か
う半径方向速度成分を柱によりなめらかに周方向速度成
分に変換し、さらにその周方向速度成分の気流をなめら
かに羽根車の中心に向かう半径方向速度成分に変換し旋
回流循環空間から翼の負圧面側への気流の吐出を容易に
することにより、羽根車を通過する気流の一部が旋回流
循環空間で効率よく吸排気され、さらに、旋回流循環空
間での吸排気の気流がなめらかな柱の面によりよどまな
いという作用も有する。
【0021】請求項6記載の送風機の発明は、請求項1
から請求項5のいずれかに記載の発明において、柱に対
して回転して近づいてくる羽根車の翼に対向する前記柱
の面が、前記羽根車の回転軸と平行な断面において第2
のマウスリング側を前記羽根車の回転方向に傾斜させて
いるものであり、翼の圧力面側から旋回流循環空間に吸
い込まれた気流の周方向速度成分の一部を、柱で羽根車
の吐出側方向を向く軸方向速度成分に変換して旋回流循
環空間から翼の負圧面側へ気流を吐出させるという作用
を有する。
【0022】請求項7記載の送風機の発明は、請求項6
に記載の発明において、柱に対して回転して近づいてく
る羽根車の翼に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回
転軸と平行な断面において前記羽根車の回転方向とは逆
方向に曲率を持たせているものであり、翼の圧力面側か
ら旋回流循環空間に吸い込まれた気流の周方向速度成分
の一部を、柱で羽根車の吐出側方向を向く軸方向速度成
分に変換して旋回流循環空間から翼の負圧面側へ気流を
吐出させるという作用を有する。
【0023】さらに、周方向速度成分を軸方向速度成分
に変換するときに柱から気流が剥離するのを防ぐという
作用を有する。
【0024】請求項8記載の送風機の発明は、請求項6
または請求項7に記載の発明において、旋回流循環空間
と吐出側とをしきる第2のマウスリングに、柱に対して
回転して近づいてくる羽根車の翼に対向する前記柱の面
と前記第2のマウスリングの接線に沿った溝を設けたも
のであり、翼の圧力面側から旋回流循環空間に吸い込ま
れた気流の周方向速度成分の一部を、柱で羽根車の吐出
側方向を向く軸方向速度成分に変換して旋回流循環空間
から翼の負圧面側へ気流を吐出させるという作用を有す
る。
【0025】さらに、旋回流循環空間の気流の一部を第
2のマウスリングの溝より送風機の吐出側に排気すると
いう作用を有する。
【0026】請求項9に記載の送風機の発明は、請求項
1から請求項8のいずれかに記載の発明において、柱に
対して回転して近づいてくる羽根車の翼に対向する前記
柱の面側の旋回流循環空間の前記羽根車の軸方向高さ
が、回転して遠ざかる前記翼に対向する面側の旋回流循
環空間の軸方向高さより小さくするものであり、旋回流
循環空間に吸い込まれた気流が周方向速度成分を羽根車
中心に向かう半径方向速度成分に変換しつつ旋回流循環
空間の軸方向高さが狭まることで流速が速まり、旋回流
循環流量が増し、羽根車を通過する気流の一部の旋回流
循環空間で旋回流循環空間での効率のいい吸排気を行う
という作用を有する。
【0027】請求項10に記載の送風機の発明は、請求
項1から請求項9のいずれかに記載の発明において、前
記柱を2本とするものであり、旋回流循環空間での吸排
気を大きく損なうことなく金型の個数が減らせるととも
に金型のスライド方向も減らすことができ、複雑な金型
を用いることなく、樹脂による一体成形が容易にできる
という作用を有する。
【0028】請求項11に記載の送風機の発明は、請求
項1から請求項9のいずれかに記載の発明において、前
記柱を8本から16本とするものであり、前記第1,第
2の板状のマウスリングを分割で成形し、前記第1,第
2の板状のマウスリングを前記複数の柱で固定する構造
とすることで組立精度を高めることができ、さらに前記
旋回流循環空間の数が増えることにより旋回流循環空間
容積が減ることにより羽根車を通過する気流の一部をさ
らに効率がよく吸排気するという作用を有する。
【0029】請求項12に記載の送風機の発明は、請求
項1から請求項9、あるいは請求項11のいずれかに記
載の発明において、互いが略90°の間隔で開口縁から
羽根車の略半径方向に延びて設けられた4本の第1の柱
と、前記第1の柱のうち少なくとも1本と平行に前記第
1の柱の間に複数の第2の柱を設け、マウスリングの外
周を囲う外壁を取り付ける構造とするものであり、外壁
を外した状態でスライド金型を少なくし、樹脂による一
体成形が容易にでき、さらに前記旋回流循環空間の数が
増えることにより旋回流循環空間容積が減ることにより
気流をさらに効率がよく吸排気するという作用を有す
る。
【0030】請求項13記載の送風機を用いた冷凍冷蔵
庫の発明は、請求項1から請求項12のいずれかに記載
の発明を冷蔵庫内の貯蔵室へ冷却空気を供給する風路内
に用いたものであり、送風機としての送風性能の劣化を
抑えるため、冷却能力が向上するという作用を有する。
【0031】請求項14記載の送風機を用いた冷凍冷蔵
庫の発明は、請求項1から請求項12のいずれかに記載
の発明を冷蔵庫の機械室内へ空気を供給する風路内に用
いたものであり、送風機としての送風性能の劣化を抑え
るため、凝縮能力が向上するという作用を有する。
【0032】請求項15記載の送風機を用いた冷凍冷蔵
庫の発明は、請求項13または請求項14に記載の発明
において、風路内に設けられた送風機が吸い込み側の空
気の流れに対して傾斜しているものであり、旋回流循環
空間内に翼の吸い込み側の翼端部に発生した大きな渦が
吸い寄せられ、吸い込み側の有効流入面積が大きくで
き、送風機を傾斜させて設置することにより風路面積を
少なくすることができ、冷蔵庫内の容積を大きくすると
いう作用を有する。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図35
を用いて説明する。
【0034】尚、従来例と同一構成の部分については重
複をさけるため、同一符号をつけて説明を省略する。
【0035】(実施例1)図1から図9は本発明の実施
例1の送風機を示すものである。
【0036】図1から図2において、14は送風機全体
で、7は外壁であり、羽根車8の外周に吸込側と吐出側
を区画する2つの板状のマウスリング9,10の外周縁
を囲っている。11は旋回流循環空間であり、2つの板
状のマウスリング9,10間に羽根車8の翼8aに対向
した開口部12を有している。13aは旋回流循環空間
内に設けられた複数の柱であり、2つのマウスリング
9,10の開口縁から羽根車8の略半径方向に延びて設
けられている。
【0037】この構成により、送風機14が設置される
状態や製品風路の構成上、冷蔵庫の庫内のように風路抵
抗の高い条件下となった場合に、図2に示すように羽根
車8を通る半径方向速度成分の大きい気流Xの一部が開
口部12を介して旋回流循環空間11内に流入する。
【0038】ここで、図3(図2でのC−C断面での状
態を示す)で示すように、まず、翼8aが柱13aの一
つ13a1を通過した直後、柱13a1の翼8aが遠ざ
かる側で気流Aが、また、柱13a1と次の柱13a2
との周方向の中間付近で気流Bが、そして翼8aが近づ
く次の柱13a2の翼8aが近づく側で気流Cが翼8a
の圧力面側から旋回流循環空間内に流入する。その際、
羽根車8の回転方向に回転する翼8aにより羽根車の周
方向に流れる旋回流となり旋回流循環空間11内を流れ
る。
【0039】そして、図4(図2でのC−C断面での状
態を示す)で示すように、翼8aが回転方向に移動し、
次の柱13a2を通過する際、気流A,B,Cは共に柱
13a2で旋回するのを阻止され、流れの方向が翼8a
に偏向され、翼8aの負圧面側から羽根車8の翼間に再
び吐出する。
【0040】以上のように、羽根車8を通過する半径方
向速度成分の大きい気流Xの一部が旋回流循環空間11
で効率よく吸排気されるため、羽根車8の実際の吐出有
効風量の低下を抑え、送風機14の風量低下の抑制を十
分に果たすことができる。
【0041】従って、図5に本実施例の送風機と従来例
の送風機の空力特性(圧力−風量特性)の比較で示すよ
うに、本実施例の送風機は従来の送風機に比べ、失速点
より高静圧条件での風量低下の抑制を十分に果たすこと
ができる。
【0042】尚、本実施例では柱13aを四角形状の2
つの板状のマウスリング9,10の開口縁から四つの頂
点に半径方向に延びているが、図6に示すように四辺の
中点に半径方向に延びていても同様の効果が得られる。
【0043】また、本実施例では2つの板状のマウスリ
ング形状を四角形状としているが、図7〜図8に示すよ
うに五角形状,六角形状のマウスリングとしても同様の
効果が得られる。
【0044】また、第2のマウスリングを羽根車後縁よ
りも上流に位置することにより吐出された気流が再び旋
回流循環空間に吸い込まれるのを防ぐことができる。
【0045】また、図9に示すように羽根車の高さを1
とした場合、例えば旋回流循環空間11の羽根車8の軸
方向高さLが0.36〜0.48の時、翼8aの外周端
と第2のマウスリングの羽根車8の軸方向距離Dを0.
058〜0.29の範囲とおいてD=0.17付近で一
番効果が大きく得られることを確認している。また、L
が他の範囲の時、Dを適宜考慮に入れて設計すれば同様
の効果が得られる。
【0046】(実施例2)図10は本発明の実施例2の
送風機を示す。尚、実施例1と同一構成の部分について
は重複をさけるため同一符号を付け説明を省略する。
【0047】図10において、柱13bに対して回転し
て近づいてくる羽根車8の翼8aに対向する柱13bの
面が、羽根車8の回転軸に直交する断面において柱13
bの回転軸に対する外側部分を反回転方向に延ばし、か
つ回転方向とは逆方向に曲率をもたせて形成されている
ことを特徴としたものとなっている。
【0048】この構成により、旋回流循環空間11に吸
い込まれた気流の周方向速度成分を柱13bによりなめ
らかに羽根車8の中心に向かう半径方向速度成分に変換
し、旋回流循環空間11から翼8aの負圧面側への気流
の吐出を容易にすることができる。
【0049】従って、羽根車8を通過する気流の一部が
旋回流循環空間で効率よく吸排気され、さらに柱13b
によりなめらかに気流が吐出されるため、羽根車8の実
際の吐出有効風量の低下を防止することができる。
【0050】(実施例3)図11は本発明の実施例3の
送風機を示す。尚、実施例1,2と同一構成の部分につ
いては重複をさけるため同一符号を付け説明を省略す
る。
【0051】図11において、柱13cに対して回転し
て遠ざかる羽根車8の翼8aに対向する柱13cの面
が、羽根車8の回転軸に直交する断面において柱13c
の回転軸に対する外側部分を羽根車8の反中心に向かう
略半径方向に延ばしていることを特徴としたものとなっ
ている。
【0052】この構成により、旋回流循環空間11に吸
い込まれた気流の周方向速度成分を柱13cによりなめ
らかに羽根車8の中心に向かう半径方向速度成分に変換
し旋回流循環空間11から翼8aの負圧面側への気流の
吐出を容易にし、さらに旋回流循環空間11に気流が吸
い込まれる際に止水域を柱13cで封止した形状となっ
ているため、旋回流循環空間11に吸い込まれる気流の
乱れを低減することができる。
【0053】従って、翼8aの圧力面側からの旋回流循
環空間11への気流の吸い込みが効率よく行われるた
め、旋回流循環空間11での気流の吸排気が効率よくで
き、さらに、柱13cによりなめらかに気流が吐出され
るため、羽根車8の実際の吐出有効風量が低下せず、送
風機14としての風量の低下を防止することができる。
【0054】さらに、旋回流循環空間11に気流が吸い
込まれる際に止水域を柱で封止して吸い込まれる気流の
乱れを低減することにより騒音の増加を抑えることがで
きる。
【0055】(実施例4)図12から図15は本発明の
実施例4の送風機を示す。尚、実施例1,2,3と同一
構成の部分については重複をさけるため同一符号を付け
説明を省略する。
【0056】図12において、柱13dに対して回転し
て遠ざかる羽根車8の翼8aに対向する柱13dの面
が、羽根車8の回転軸に直交する断面において柱13d
の回転軸に対する外側部分を回転方向に延ばし、かつ回
転方向に曲率をもたせて形成されていることを特徴とし
たものとなっている。
【0057】この構成により、翼8aの圧力面側から旋
回流循環空間11に吸い込まれた気流の羽根車8の反中
心に向かう半径方向速度成分を柱13dによりなめらか
に周方向速度成分に変換し、さらにその周方向速度成分
の気流をなめらかに羽根車8の中心に向かう半径方向速
度成分に変換し旋回流循環空間11から翼8aの負圧面
側への気流の吐出を容易にすることができる。
【0058】従って、翼8aの圧力面側からの旋回流循
環空間11への気流の吸い込みがさらに効率よく行われ
るため、旋回流循環空間11での気流の吸排気が効率よ
くでき、さらに、旋回流循環空間11での吸排気の気流
がなめらかな柱の面によりよどまないため、羽根車8の
実際の吐出有効風量を増加させ、送風機14の風量を向
上させることができる。
【0059】尚、本実施例では柱13dの中心線が四角
形状の2つのマウスリング9,10の開口縁から四辺の
中点に半径方向に延びているが、図13の示すように四
つの頂点に半径方向に延びていても同様の効果が得られ
る。
【0060】また、図14に示すように本実施例とは逆
に曲率をもたせても同様の効率が得られる。
【0061】また、図15に示すように柱13dの外壁
とに隙間をあけ、柱13dの端面を円弧状にしても同様
の効果が得られる。
【0062】(実施例5)図16から図18は本発明の
実施例5の送風機を示す。尚、実施例1〜4と同一構成
の部分については重複をさけるため同一符号を付け説明
を省略する。
【0063】図16から図17において、柱13eに対
して回転して近づいてくる羽根車8の翼8aに対向する
柱13eの面が、羽根車8の回転軸と平行な断面におい
て第2のマウスリング10側を羽根車8の回転方向に傾
斜させていることを特徴としたものとなっている。
【0064】この構成により、翼8aの圧力面側から旋
回流循環空間11に吸い込まれた気流が柱13e付近で
第1のマウスリング9の壁近傍に寄るが、その気流の周
方向速度成分の一部を柱13eで羽根車8の吐出側方向
を向く軸方向速度成分に変換して第2のマウスリング1
0の壁近傍に寄せ、送風機14の吐出側に近い位置で旋
回流循環空間11から翼8aの負圧面側へ吐出させる。
【0065】従って、送風機14の吸込側から吐出側へ
の風量が増え、送風機14の送風性能が向上する。
【0066】尚、本実施例では柱13eに対して回転し
て遠ざかる羽根車8の翼8aに対向する面も傾斜させて
いるが、図18に示すように、柱13eに対して回転し
て近づいてくる羽根車8の翼8aに対向する柱13eの
面のみを傾斜させてもう一方の面は羽根車8の回転軸と
平行にしても同様の効果が得られる。
【0067】(実施例6)図19から図21は本発明の
実施例6の送風機を示す。尚、実施例1〜5と同一構成
の部分については重複をさけるため同一符号を付け説明
を省略する。
【0068】図19から図20において、柱13fに対
して回転して近づいてくる羽根車8の翼8aに対向する
柱13fの面が、羽根車8の回転軸と平行な断面におい
て羽根車8の回転方向とは逆方向に曲率を持たせている
ことを特徴としたものとなっている。
【0069】この構成により、翼8aの圧力面側から旋
回流循環空間11に吸い込まれた気流が柱13f付近で
第1のマウスリング9の壁近傍に寄るが、その気流の周
方向速度成分の一部を柱13fにより柱13fから剥離
することなく羽根車8の吐出側方向を向く軸方向速度成
分に変換して第2のマウスリング10の壁近傍に寄せ、
送風機14の吐出側に近い位置で旋回流循環空間11か
ら翼8aの負圧面側へ吐出させる。
【0070】従って、送風機14の吸込側から吐出側へ
の風量が増え、送風機14の送風性能が向上する。
【0071】さらに、柱13fから気流が剥離して渦が
発生し気流を乱すことがないために、騒音性能の劣化を
抑制することができる。
【0072】尚、本実施例では柱13fに対して回転し
て遠ざかる羽根車8の翼8aに対向する面も傾斜させて
いるが、図21に示すように、柱13fに対して回転し
て近づいてくる羽根車8の翼8aに対向する柱13fの
面のみを傾斜させてもう一方の面は羽根車8の回転軸と
平行にしても同様の効果が得られる。
【0073】(実施例7)図22から図24は本発明の
実施例7の送風機を示す。尚、実施例1〜6と同一構成
の部分については重複をさけるため同一符号を付け説明
を省略する。
【0074】図22から図23において、旋回流循環空
間11と吐出側とをしきる第2のマウスリング10に、
柱13gに対して回転して近づいてくる羽根車8の翼8
aに対向する柱13gの面と第2のマウスリング10の
接線に沿った溝15があることを特徴としたものとなっ
ている。
【0075】この構成により、柱13gにより周方向速
度成分の一部を送風機14の吐出側を向く軸方向速度成
分に変換して、旋回流循環空間の気流の一部が送風機1
4の吐出側に排気される。従って、送風機14の風量が
増加し送風性能が向上する。
【0076】尚、本実施例では柱13eに対して回転し
て遠ざかる羽根車8の翼8aに対向する面も傾斜させて
いるが、図24に示すように、柱13gに対して回転し
て近づいてくる羽根車8の翼8aに対向する柱13gの
面のみを傾斜させてもう一方の面は羽根車8の回転軸と
平行にしても同様の効果が得られる。
【0077】(実施例8)図25から図27は本発明の
実施例8の送風機を示す。尚、実施例1〜実施例7と同
一構成の部分については重複をさけるため同一符号を付
け説明を省略する。
【0078】図25から図27において、柱13に対し
て回転して近づいてくる羽根車8の翼8aに対向する柱
13の面13S側の旋回流循環空間11Sの羽根車8の
軸方向高さL1が、回転して遠ざかる翼8aに対向する
面13T側の旋回流循環空間11Tの軸方向高さL2よ
り小さくしている。
【0079】この構成により、旋回流循環空間11Tに
吸い込まれた気流が周方向速度成分を羽根車8中心に向
かう半径方向速度成分に変換しつつ旋回流循環空間11
Sの軸方向高さが狭まることで流速が速まり、旋回流循
環流量が増し、旋回流循環空間11S,11Tでの気流
の効率のいい吸排気を行い、羽根車8の吐出風量が増加
し、送風機14の送風性能を向上することができる。
【0080】(実施例9)図28は本発明の実施例9の
送風機を示す。尚、実施例1〜実施例8と同一構成の部
分については重複をさけるため同一符号を付け説明を省
略する。
【0081】図28において、柱13を2本としたこと
を特徴としたものとなっている。
【0082】この構成により、旋回流循環空間での吸排
気を大きく損なうことなくスライド金型を少なくし、複
雑な金型を用いることなく、樹脂による一体成形が容易
にできる。
【0083】従って、樹脂による一体成形が容易にでき
るとともに送風機14としての風量の低下を抑えること
ができる。
【0084】(実施例10)図29,図30は本発明の
実施例10の送風機を示す。尚、実施例1〜実施例9と
同一構成の部分については重複をさけるため同一符号を
付け説明を省略する。
【0085】図29において、柱13を8本から16本
としたことを特徴としたものとなっている。この構成に
より、図30で示すように第1,第2の板状のマウスリ
ング9,10を分割成形し、複数の柱13で固定する構
造とする際に組立精度を高めることができる。
【0086】さらに柱13の本数と同一動作点での従来
の送風機に対する回転数低減効果を表す図31で示すよ
うに、柱13が4本から16本に増える際に効果が増加
し12本以上ではほとんど変化せず、柱の本数を4本か
ら16本とすることにより、旋回流循環空間11の容積
が減り、羽根車8が1回転する間の旋回流循環空間11
における気流の吸排気の回数が増え、羽根車8の吐出風
量が増加する効果が最も有効に働く。
【0087】従って、組立精度が高まる上に、送風機1
4としての風量の低下を最も効果的に抑えることができ
る。
【0088】(実施例11)図32,図33は本発明の
実施例11の送風機を示す。尚、実施例1〜実施例10
と同一構成の部分については重複をさけるため同一符号
を付け説明を省略する。
【0089】図32において、13h1,13h2,1
3h3,13h4は互いが略90°の間隔で開口縁から
羽根車の略半径方向に延びて設けられた4本の第1の柱
であり、13iは第1の柱13h1,13h3と平行に
第1の柱13h1,13h2,13h3,13h4の間
に設けた複数の第2の柱であり、外壁7は図33のよう
にマウスリング9,10の外周に取り付ける構造として
いる。
【0090】この構成により、外壁7を外した状態で、
スライド金型を少なくして樹脂による一体成形が容易に
でき、さらに前記旋回流循環空間11の数が増えること
で羽根車8が1回転する間の旋回流循環空間11におけ
る気流の吸排気の回数が増え、気流をさらに効率よく吸
排気し、送風機14の量産を容易にすると共に風量の低
下を抑え、送風性能の劣化を抑えることができる。
【0091】(実施例12)図34は本発明の実施例1
2の冷凍冷蔵庫を示す。尚、実施例1〜実施例11と同
一構成部分については重複をさけるために同一符号を付
け説明を省略する。
【0092】図34において、150は冷蔵庫全体で、
101は貯蔵室であり、送風機14により貯蔵室空気吸
い込み口102から吸い込んだ空気が風路を通り蒸発器
103で熱交換され貯蔵室空気吐出口104より吐出さ
れ、貯蔵室101に冷却された空気を供給する。送風機
14は冷蔵庫内の貯蔵室101へ冷却空気を供給する風
路内に用いられている。また、105は機械室であり、
圧縮機106,蒸発皿107,凝縮器108から構成さ
れている。送風機14により機械室空気吸い込み口10
9から吸い込んだ空気が風路を通り凝縮器108で熱交
換され機械室空気吐出口110より吐出される。送風機
14は冷蔵庫の機械室105内へ空気を供給する風路内
に用いられている。
【0093】この構成により、冷蔵庫150のような風
路抵抗の高い条件下において、送風機14としての送風
性能の劣化を抑えることができる。
【0094】従って、蒸発器103を通る空気の量が増
えるため熱交換の効率がよくなり、冷蔵庫150として
の冷却能力が向上する。また、凝縮器108と圧縮機1
06を通る空気の量が増えるため圧縮機106を冷却で
きるとともに凝縮器108の熱交換の効率がよくなり、
冷蔵庫150としての凝縮能力が向上する。
【0095】(実施例13)図35は本発明の実施例1
3の冷凍冷蔵庫で用いられている送風機と風路を示す。
尚、実施例1〜実施例13と同一構成の部分については
重複をさけるため同一符号を付け説明を省略する。
【0096】図35において、風路内に設けられた送風
機14が吸い込み側の空気の流れに対して傾斜している
ものとなっている。
【0097】この構成により、風路に送風機14を組み
込む際に旋回流循環空間11内に翼8aの吸い込み側の
翼端部に発生した大きな渦が吸い寄せられ、吸い込み側
の有効流入面積が大きくでき、送風機14を風路内に傾
斜させて設置することにより風路面積を少なくすること
ができ、冷蔵庫150内の容積を大きくすることができ
る。
【0098】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、軸流式ま
たは斜流式の送風機において、旋回流循環空間と前記旋
回流循環空間内に設けられた旋回流阻止手段と吐出案内
手段で形成された吸排気手段で構成されるものであり、
送風機が設置される状態や製品風路の構成上、風路抵抗
の高い条件下となった場合など、羽根車を通る半径方向
速度成分の大きい気流の一部が羽根車の翼の圧力面側か
ら吸い込んだ気流を旋回流循環空間で循環させ、循環し
た気流を前記旋回流循環空間から旋回流阻止手段と吐出
案内手段で前記翼の負圧面側へ再び吐出させることによ
り、半径方向速度成分の大きい気流の一部が効率よく吸
排気され、羽根車の実際の吐出有効風量の低下を抑え、
送風機の風量低下の抑制を十分に果たすという効果が得
られる。
【0099】また、軸流式または斜流式の羽根車と前記
羽根車の外周側に吸込側と吐出側を区画する第1,第2
の板状のマウスリングと、前記第1,第2の板状のマウ
スリングの外周を囲う外壁と、前記第1,第2の板状の
マウスリング間に前記羽根車の翼に対向した開口部を有
する旋回流循環空間とを設け、前記第1,第2の板状の
マウスリングの開口縁から前記羽根車の略半径方向に延
ばして設けられた複数の柱があることにより、半径方向
速度成分の大きい気流の一部が旋回流循環空間で効率よ
く吸排気され、羽根車の実際の吐出有効風量の低下を抑
え、送風機の風量低下の抑制を十分に果たすという効果
が得られる。
【0100】また、柱に対して回転して近づいてくる羽
根車の翼に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回転軸
に直交する断面において前記柱の前記回転軸に対する外
側部分を反回転方向に延ばし、かつ回転方向とは逆方向
に曲率をもたせて形成されていることにより、羽根車を
通過する気流の一部が旋回流循環空間で効率よく吸排気
され、さらに柱によりなめらかに気流が吐出されるた
め、羽根車の実際の吐出有効風量の低下を防止するとい
う効果が得られる。
【0101】また、さらに、柱に対して回転して遠ざか
る羽根車の翼に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回
転軸に直交する断面において前記柱の前記回転軸に対す
る外側部分を前記羽根車の反中心に向かう略半径方向に
延ばしていることにより、羽根車を通過する気流の一部
が旋回流循環空間で効率よく吸排気され、さらに、柱に
よりなめらかに気流が吐出されるため、羽根車の実際の
吐出有効風量が低下せず、そしてさらに、旋回流循環空
間に気流が吸い込まれる際に止水域を柱で封止し、吸い
込まれる気流の乱れを低減することにより騒音の増加を
抑えるという効果が得られる。
【0102】また、さらに柱に対して回転して遠ざかる
羽根車の翼に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回転
軸に直交する断面において前記柱の前記回転軸に対する
外側部分を回転方向に延ばし、かつ回転方向に曲率をも
たせて形成されていることにより、羽根車を通過する気
流の一部が旋回流循環空間で効率よく吸排気され、さら
に、旋回流循環空間での吸排気の気流がなめらかな柱の
面によりよどまないため、羽根車の実際の吐出有効風量
を増加させ、送風機の風量を向上させるという効果が得
られる。
【0103】また、柱に対して回転して近づいてくる羽
根車の翼に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回転軸
と平行な断面において第2のマウスリング側を前記羽根
車の回転方向に傾斜させていることにより、翼の圧力面
側から旋回流循環空間に吸い込まれた気流の周方向速度
成分の一部を、柱で羽根車の吐出側方向を向く軸方向速
度成分に変換して旋回流循環空間から翼の負圧面側へ気
流を吐出させ、送風機の送風性能を向上させるという効
果が得られる。
【0104】また、さらに、柱に対して回転して近づい
てくる羽根車の翼に対向する前記柱の面が、前記羽根車
の回転軸と平行な断面において前記羽根車の回転方向と
は逆方向に曲率を持たせていることにより、旋回流循環
空間内の気流の周方向速度成分を柱により軸方向速度成
分に変換するときに柱から気流が剥離して渦が発生し気
流が乱れるのを防ぐため、騒音性能の劣化を抑制すると
いう効果が得られる。
【0105】また、旋回流循環空間と吐出側とをしきる
第2のマウスリングに、柱に対して回転して近づいてく
る羽根車の翼に対向する前記柱の面と前記第2のマウス
リングの接線に沿った溝があることにより、旋回流循環
空間の気流の一部を第2のマウスリングの溝より送風機
の吐出側に排気し、空力性能を向上させるという効果が
得られる。
【0106】また、柱に対して回転して近づいてくる羽
根車の翼に対向する柱の面側の旋回流循環空間の羽根車
の軸方向高さが、回転して遠ざかる翼に対向する面側の
旋回流循環空間の軸方向高さより小さくすることによ
り、旋回流循環空間に吸い込まれた気流が周方向速度成
分を羽根車中心に向かう半径方向速度成分に変換しつつ
旋回流循環空間の軸方向高さが狭まることで流速が速ま
り、旋回流循環流量が増し、旋回流循環空間での気流の
効率のいい吸排気を行い、送風機の送風性能を向上する
という効果が得られる。
【0107】また、前記柱を2本とすることにより、金
型の個数が減らせるとともに金型のスライド方向も減ら
すことができ、複雑な金型を用いることなく樹脂による
一体成形が容易にできるという効果が得られる。
【0108】また、前記柱を8本から16本とすること
により、前記第1,第2の板状のマウスリングを分割成
形し、前記複数の柱で固定する構造とする際に組立精度
を高めることができ、さらに前記旋回流循環空間の数が
増えることにより旋回流循環空間容積が減ることにより
気流をさらに効率がよく吸排気し、送風性能の劣化を抑
えるという効果を最も有効に発揮するという効果が得ら
れる。
【0109】また、さらに、互いが略90°の間隔で開
口縁から羽根車の略半径方向に延びて設けられた4本の
第1の柱と、第1の柱のうち少なくとも1本と平行に第
1の柱の間に複数の第2の柱を設け、マウスリングの外
周を囲う外壁を取り付ける構造とすることにより、外壁
を外した状態でスライド金型を少なくし、樹脂による一
体成形が容易にでき、さらに旋回流循環空間の数が増え
ることにより旋回流循環空間容積が減ることにより気流
をさらに効率がよく吸排気し、空力性能の劣化を抑える
という効果が得られる。
【0110】また、冷蔵庫内の貯蔵室へ冷却空気を供給
する風路内に本発明の送風機を用いた冷凍冷蔵庫とする
ことにより、送風機としての送風性能の劣化を抑えるた
め、冷却能力が向上するという効果が得られる。
【0111】また、冷蔵庫の機械室内へ空気を供給する
風路内に本発明の送風機を用いた冷凍冷蔵庫とすること
により、送風機としての空力性能の劣化を抑えるため、
凝縮能力が向上するという効果が得られる。
【0112】また、風路内に設けられた送風機が吸い込
み側の空気の流れに対して傾斜していることにより、風
路面積を少なくすることができ、冷蔵庫内の容積を大き
くすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における送風機の正面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】本発明の実施例1における送風機の図2のC−
C断面での作用の状態の一つを示す断面図
【図4】本発明の実施例1における送風機の図2のC−
C断面での作用の状態の他を示す断面図
【図5】本発明の実施例1における送風機と従来例の送
風機の空力特性(圧力−風量特性)の比較を示す特性図
【図6】本発明の実施例1におけるその他の送風機の正
面図
【図7】本発明の実施例1におけるその他の送風機の正
面図
【図8】本発明の実施例1におけるその他の送風機の正
面図
【図9】本発明の実施例1におけるその他の送風機の正
面図
【図10】本発明の実施例2における送風機の正面図
【図11】本発明の実施例3における送風機の正面図
【図12】本発明の実施例4における送風機の正面図
【図13】本発明の実施例4におけるその他の送風機の
正面図
【図14】本発明の実施例4におけるその他の送風機の
正面図
【図15】本発明の実施例4におけるその他の送風機の
正面図
【図16】本発明の実施例5における送風機の正面図
【図17】図16のD−D断面図
【図18】図16のその他のD−D断面図
【図19】本発明の実施例6における送風機の正面図
【図20】図19のE−E断面図
【図21】図20のその他のE−E断面図
【図22】本発明の実施例7における送風機の背面図
【図23】図22のF−F断面図
【図24】図22のその他のF−F断面図
【図25】本発明の実施例8における送風機の正面図
【図26】図25のS−S断面図
【図27】図25のT−T断面図
【図28】本発明の実施例9における送風機の正面図
【図29】本発明の実施例10における送風機の正面図
【図30】本発明の実施例10における送風機の組立の
方法を示す斜視図
【図31】本発明の実施例10における柱の本数と同一
動作点での従来の送風機に対する回転数低減効果の関係
を表す特性図
【図32】本発明の実施例11における送風機の正面図
【図33】本発明の実施例11における2つの板状のマ
ウスリングと柱と外壁の構成を示す斜視図
【図34】本発明の実施例12における冷凍冷蔵庫の中
央断面図
【図35】本発明の実施例13における冷凍冷蔵庫に用
いられている送風機の断面図
【図36】従来例の送風機の正面図
【図37】図36のB−B断面図
【図38】従来例の冷凍冷蔵庫の中央断面図
【符号の説明】
7 外壁 8 羽根車 9,10 マウスリング 11 旋回流循環空間 12 開口部 13,13a〜g 柱 15 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 17/06 304 F25D 17/06 304 (72)発明者 ▲たつ▼井 洋 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 谷口 光徳 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3H033 AA02 AA18 BB02 BB07 BB08 CC01 CC03 DD01 EE06 EE19 3H034 AA02 AA18 BB02 BB07 BB08 CC01 CC03 DD05 EE06 EE08 EE18 3H035 CC04 CC06 CC07 DD04 DD05 DD06

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸流式または斜流式の送風機において、
    旋回流循環空間と前記旋回流循環空間内に設けられた旋
    回流阻止手段と吐出案内手段で形成された吸排気手段に
    より、前記羽根車の翼の圧力面側から吸い込んだ気流を
    前記旋回流循環空間で循環させ、循環した気流を前記旋
    回流循環空間から前記旋回流阻止手段と前記吐出案内手
    段とで前記翼の負圧面側へ再び吐出させることを特徴と
    する送風機。
  2. 【請求項2】 軸流式または斜流式の羽根車と前記羽根
    車の外周側に吸込側と吐出側を区画する第1,第2の板
    状のマウスリングと、前記第1,第2の板状のマウスリ
    ングの外周を囲う外壁と、前記第1,第2の板状のマウ
    スリング間に前記羽根車の翼に対向した開口部を有する
    旋回流循環空間とを設け、前記第1,第2の板状のマウ
    スリングの開口縁から前記羽根車の略半径方向に延ばし
    て設けられた複数の柱があることを特徴とする請求項1
    に記載の送風機。
  3. 【請求項3】 柱に対して回転して近づいてくる羽根車
    の翼に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回転軸に直
    交する断面において前記柱の前記回転軸に対する外側部
    分を反回転方向に延ばし、かつ回転方向とは逆方向に曲
    率をもたせて形成されていることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の送風機。
  4. 【請求項4】 柱に対して回転して遠ざかる羽根車の翼
    に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回転軸に直交す
    る断面において前記柱の前記回転軸に対する外側部分を
    前記羽根車の反中心に向かう略半径方向に延ばしている
    ことを特徴とする請求項3に記載の送風機。
  5. 【請求項5】 柱に対して回転して遠ざかる羽根車の翼
    に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回転軸に直交す
    る断面において前記柱の前記回転軸に対する外側部分を
    回転方向に延ばし、かつ回転方向に曲率をもたせて形成
    されていることを特徴とする請求項3に記載の送風機。
  6. 【請求項6】 柱に対して回転して近づいてくる羽根車
    の翼に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回転軸と平
    行な断面において第2のマウスリング側を前記羽根車の
    回転方向に傾斜させていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項5のいずれか一項に記載の送風機。
  7. 【請求項7】 柱に対して回転して近づいてくる羽根車
    の翼に対向する前記柱の面が、前記羽根車の回転軸と平
    行な断面において前記羽根車の回転方向とは逆方向に曲
    率を持たせていることを特徴とする請求項6に記載の送
    風機。
  8. 【請求項8】 旋回流循環空間と吐出側とを仕切る第2
    のマウスリングに、柱に対して回転して近づいてくる羽
    根車の翼に対向する前記柱の面と前記第2のマウスリン
    グの接線に沿った溝があることを特徴とする請求項6ま
    たは請求項7に記載の送風機。
  9. 【請求項9】 柱に対して回転して近づいてくる羽根車
    の翼に対向する前記柱の面側の旋回流循環空間の前記羽
    根車の軸方向高さが、回転して遠ざかる前記翼に対向す
    る面側の旋回流循環空間の軸方向高さより小さいことを
    特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載
    の送風機。
  10. 【請求項10】 柱を2本としたことを特徴とする請求
    項1から請求項9のいずれか一項に記載の送風機。
  11. 【請求項11】 柱を8本から16本としたことを特徴
    とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の送
    風機。
  12. 【請求項12】 互いが略90°の間隔で開口縁から羽
    根車の略半径方向に延びて設けられた4本の第1の柱
    と、前記第1の柱のうち少なくとも1本と平行に前記第
    1の柱の間に複数の第2の柱を設け、マウスリングの外
    周を囲う外壁を取り付ける構造としたことを特徴とする
    請求項1から請求項9または請求項11のいずれか一項
    に記載の送風機。
  13. 【請求項13】 冷蔵庫内の貯蔵室へ冷却空気を供給す
    る風路内に請求項1から請求項12のいずれか一項に記
    載の送風機を用いた冷凍冷蔵庫。
  14. 【請求項14】 冷蔵庫の機械室内へ空気を供給する風
    路内に請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の
    送風機を用いた冷凍冷蔵庫。
  15. 【請求項15】 風路内に設けられた送風機が吸い込み
    側の空気の流れに対して傾斜している請求項13または
    請求項14に記載の冷凍冷蔵庫。
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