JP2001303678A - 脆弱部材用アンカー - Google Patents

脆弱部材用アンカー

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JP2001303678A
JP2001303678A JP2000123317A JP2000123317A JP2001303678A JP 2001303678 A JP2001303678 A JP 2001303678A JP 2000123317 A JP2000123317 A JP 2000123317A JP 2000123317 A JP2000123317 A JP 2000123317A JP 2001303678 A JP2001303678 A JP 2001303678A
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hole
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Hiroshi Tajima
洋 田島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ALCパネル等に穿設した取付用下穴に確実
に固定でき、固定後に、これに若干の外力が加わっても
その取付用下穴に容易に損傷を生じさせず、長期にわた
って固定状態を確実に維持できる脆弱部材用アンカーの
提供。 【解決手段】 アンカー本体1と、その圧入縦孔2に挿
入する圧入軸3と、アンカー本体1の基端から先端方向
途中までに被覆する弾性被覆材4とで構成する。アンカ
ー本体1は、基端に鍔体1aを備え、基端側の大径縦孔
2aと先端側の小径縦孔2bとからなる圧入縦孔2を有
し、かつ先端部に一本の縦割りスリット1bによって分
割された二つの分割片1c、1cを備える。圧入軸3は
スクリュー状部材である。弾性被覆材4はシリコン系の
合成ゴムで構成した筒状部材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ALCパネルや石
膏ボード等のような脆弱な部材にタイルや石板等の表面
化粧材又はその他の部材を取り付ける際に、これらを取
り付けるための取付金具や下地板等を該脆弱部材に取り
付けるために使用する脆弱部材用アンカーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のALCパネル又は石膏ボード用等
の脆弱部材用アンカーは、概ね円筒状のアンカー本体
と、その圧入縦孔に圧入する圧入軸とで構成されるもの
であり、上記圧入軸は、上記圧入縦孔の内、基端側の大
径縦孔に若干挿入された状態で提供され又は挿入されず
に分離した状態で提供されている。
【0003】圧入軸が若干挿入された状態で提供される
前者のタイプの脆弱部材用アンカーは、前記大径縦孔が
上記アンカー本体の軸心に沿って基端から途中までに形
成されており、その大径縦孔は通常更にその先端側が上
記アンカー本体の先端まで延びる小径縦孔に連通してい
る。上記アンカー本体はまたその先端から途中までが上
記小径縦孔を中心に縦割りスリットにより2〜4分割さ
れ、先端部に複数の分割片が構成されているものであ
る。
【0004】圧入軸が挿入されずに分離した状態で提供
される後者のタイプの脆弱部材用アンカーは、前記圧入
縦孔が、その基端部は大径縦孔に、基端部以外は小径縦
孔に、それぞれ形成されており、かつ先端部は小径縦孔
を通る一以上の縦割りスリットにより複数の分割片に分
割され、基端部と先端部との間の外周には多数の部分環
状突条による滑り止めが形成されると共に、小径縦孔に
通じる複数の縦向きのスリットが形成されているもので
ある。
【0005】以上のような脆弱部材用アンカーに於いて
は、そのアンカー本体は、いずれにしてもその全体が硬
質プラスチックで一体に構成されている。
【0006】他方、前記圧入軸は概ね釘状又はスクリュ
ー状等の金属部材に構成されており、いずれにしても該
圧入軸を前記アンカー本体の基端側から前記圧入縦孔に
挿入し、その基端の頭部をハンマー等で叩き、または電
動ドライバー等を用いてねじ込むことによりその先端側
を大径縦孔側から小径縦孔側に圧入し、これによってア
ンカー本体の全部又は一部を拡大させるものである。具
体的には、アンカー本体の構成に応じて、その先端の分
割片を外方に屈曲させて拡大させ、またはこれと同時
に、基端部と先端部との間の小径縦孔に通じる縦向きの
スリットを横方向に拡開させてこの部位を拡大させるも
のである。
【0007】しかしてALCパネル又は石膏ボード等の
脆弱部材にアンカー取付用下穴をあけ、これに上記脆弱
部材用アンカーを先端側から挿入した上で、上記のよう
に、釘状又はスクリュー状等の圧入軸を叩き込み又はね
じ込んで圧入すると、前記のように、アンカー本体の全
部又は一部が拡大し、これが前記取付用下穴の内周に係
止し、これ自体の抜け止めとなる。
【0008】強度の充分なパネル等に取り付ければ、こ
の種の脆弱部材用アンカーは上記アンカー取付用下穴に
しっかりと固定され、これによって、例えば、タイル取
付用の取付金具又はタイル接着用の下地板等を問題なく
固定することができることとなる。しかし、前記のよう
なALCパネルや石膏ボード等の脆弱部材の場合は、そ
の脆弱部材用アンカーの基端側にその軸と直交する方向
の外力が繰り返し加わったりすると、該取付用下穴の入
口付近が徐々に崩れて大きくなり、取り付けてある脆弱
部材用アンカーには緩みが生じ、ついには僅かの外力に
よっても簡単に抜け落ちてしまうようなことになる。
【0009】したがって、以上のように、従来一般のA
LC用アンカー等の脆弱部材用アンカーは、実際には脆
弱部材用のアンカーとして充分有効に用いることができ
るとは云えないものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、以
上のような従来のALC用アンカー等の脆弱部材用アン
カーの問題点を解決し、ALCパネルや石膏ボード等の
脆弱部材に形成した取付用下穴に挿入して確実に固定で
きるとともに、固定後に、これに若干の外力が加わって
も該取付用下穴に容易に損傷を生じさせることがなく、
長期にわたってその固定機能を確実に維持することので
きる脆弱部材用アンカーを提供することを解決の課題と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の1は、軸心に沿
った圧入縦孔を備えたアンカー本体であって、該圧入縦
孔に後記圧入軸を圧入することによってその全部又は一
部を拡大させ得るように構成したアンカー本体と、上記
アンカー本体の圧入縦孔に圧入し得るように構成した圧
入軸と、上記アンカー本体又は上記圧入軸のいずれか一
方の基端から先端方向途中までに被覆した弾性被覆材と
で構成した脆弱部材用アンカーである。
【0012】本発明の2は、本発明の1の脆弱部材用ア
ンカーに於いて、前記アンカー本体として、前記圧入縦
孔を、基端から途中までは大径縦孔に、途中から先端ま
では小径縦孔に、それぞれ形成し、かつ先端部には上記
小径縦孔を通る一以上の縦割りスリットにより複数の分
割片を形成したそれを採用したものである。
【0013】本発明の3は、本発明の1の脆弱部材用ア
ンカーに於いて、前記アンカー本体として、前記圧入縦
孔を、基端部は大径縦孔に、基端部以外は小径縦孔に、
それぞれ形成し、かつ先端部は小径縦孔を通る一以上の
縦割りスリットにより複数の分割片に分割し、基端部と
先端部との間の外周には多数の部分環状突条による滑り
止めを形成すると共に、小径縦孔に通じる複数の縦向き
のスリットを形成したそれを採用したものである。
【0014】本発明の4は、本発明の1、2又は3の脆
弱部材用アンカーに於いて、前記弾性被覆材をシリコン
系の合成ゴム又は生ゴムのいずれかで筒状に構成したも
のである。
【0015】本発明の5は、本発明の1、2、3又は4
の脆弱部材用アンカーに於いて、前記弾性被覆材の厚み
を1〜3mmに構成したものである。
【0016】本発明の6は、本発明の1、2、3、4又
は5の脆弱部材用アンカーに於いて、前記アンカー本体
の基端から先端方向途中までをこれに被覆すべき弾性被
覆材の厚みの2倍相当分だけ小径な被覆材外装部に構成
し、該被覆材外装部に前記弾性被覆材を被覆したもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、基本的に、軸心に沿っ
た圧入縦孔を備えたアンカー本体と、その圧入縦孔に圧
入してアンカー本体の全部又は一部を拡大させる圧入軸
と、上記アンカー本体又は上記圧入軸のいずれか一方の
基端から先端方向途中までに被覆した弾性被覆材とで構
成した脆弱部材用アンカーである。
【0018】前記アンカー本体は、これを取付対象部材
の取付用下穴に挿入した上で、その圧入縦孔に前記圧入
軸を圧入することにより、その全部又は一部を拡大し、
これによって該取付用下穴に固定できる構成であれば特
定のものに限定されない。様々な構成のそれを自由に採
用することができる。
【0019】たとえば、前記アンカー本体は、その軸心
に沿った圧入縦孔を形成し、かつ先端部に一以上の縦割
りスリットによって分割された複数の分割片を備えたも
のとすることができる。上記圧入縦孔は、先端部の縦割
りスリットを形成した部位では径の小さな小径縦孔に、
それ以外の部位ではそれより大径の大径縦孔に構成す
る。また縦割りスリットは、前記アンカー本体の先端側
で軸心に構成した小径縦孔を通るように構成することと
し、たとえば、前記アンカー本体を先端側から見て、そ
の軸心の小径縦孔を通る一文字状に構成し、若しくは十
字状に構成することができる。更に該アンカー本体の基
端には通常周縁に沿って張り出した鍔体を構成する。
【0020】また、たとえば、前記アンカー本体は、そ
の軸心に沿った圧入縦孔であって、基端部のそれは大径
縦孔に、基端部以外のそれは小径縦孔に、それぞれ形成
した圧入縦孔を構成し、かつ先端部には上記小径縦孔を
通る一以上の縦割りスリットにより複数の分割片を形成
し、基端部と先端部との間の外周には多数の部分環状突
条による滑り止めを形成すると共に、小径縦孔に通じる
複数の縦向きのスリットを形成したものとすることがで
きる。
【0021】前記アンカー本体は以上の各構成要素とと
もにプラスチックにより一体に成形するのが適当であ
る。
【0022】前記圧入軸は、これを前記アンカー本体の
圧入縦孔に圧入することにより、該アンカー本体の全部
又は一部を拡大させることのできるものであれば、特定
のそれに限定されない。
【0023】たとえば、前記圧入軸は、釘状又はスクリ
ュー状等に構成することができ、その先端を概ね尖った
形状に構成し、基端には拡大した頭部を構成することが
できる。頭部には+溝又は−溝を形成し、+又は−ドラ
イバで回転させ得るようにしておくことができる。
【0024】前記弾性被覆材は、本発明の脆弱部材用ア
ンカーをALCパネル等の脆弱部材に形成した取付用下
穴に挿入して固定した際に、該取付用下穴の外端側に対
応して位置する部位に剪断方向の外力が繰り返し加わっ
ても、該取付用下穴の外端側内周に直接にはその外力が
加わらないようにする緩衝作用を果たすべきものであ
る。そして該取付用下穴の外端側の損傷を防止し、本発
明の脆弱部材用アンカーの確実な固定状態を長く保持で
きるようにしようとするものである。
【0025】しかして前記弾性被覆材は、前記アンカー
本体又は前記圧入軸のいずれか一方の基端から先端方向
途中までに被覆すべきものであり、以上の説明から理解
されるように、前記アンカー本体又は前記圧入軸のそれ
ぞれが前記取付用下穴の外端側に位置することとなった
場合に、その基端から先端方向途中までに被覆すべきこ
ととなるものである。
【0026】たとえば、前記弾性被覆材は、これを前記
アンカー本体の基端から先端側に向かう途中までに被覆
する場合には、該アンカー部材の対応する部位にはこの
部位を他の部位より該弾性被覆材の厚みの2倍相当分だ
け小径な被覆材外装部に構成し、該被覆材外装部に該弾
性被覆材を被覆することとするか、または該アンカー本
体の該被覆材外装部に対応する部位を他の部位と同径の
ままにしておいた上で、そこに弾性被覆材を外装被覆す
ることとすることができる。
【0027】前記被覆材外装部を形成した場合は、前記
弾性被覆材を該部位に被覆した場合に、その外径がアン
カー本体の他の部位の外径と同径になるため、本発明の
脆弱部材用アンカーを挿入する取付用下穴を全体が同一
径のストレートな形状に構成することができるので、こ
の作業が簡単である利点が得られる。
【0028】前記弾性被覆材は、これを前記圧入軸の基
端から先端側に向かう途中までに被覆する場合は、その
内径を該圧入軸の外径とほぼ一致させ、かつ外径を前記
アンカー本体の外径と一致させるのが、上記のように、
前記取付用下穴を全体が同一径のストレートな形状に構
成することができるので、好都合である。
【0029】また前記弾性被覆材は、前記趣旨に適合す
る適当な材質の部材で構成することができる。たとえ
ば、シリコン系の合成ゴム又は生ゴムのいずれかで構成
することができる。その形状は前記アンカー本体それ自
体の外径、前記被覆材外装部の外径又は前記圧入軸の外
径に対応する内径を持った筒状等である。
【0030】その厚みは、1〜3mmの範囲に定めるのが
適当であり、前記被覆材外装部に外装する場合は、その
範囲の厚みで、該被覆材外装部の外径とアンカー本体の
外径との差の1/2に構成するのが適当である。またそ
の厚みは、前記圧入軸に外装する場合は、前記1〜3mm
の範囲の厚みで、該圧入軸の外径とアンカー本体の外径
との差の1/2に構成するのが適当である。厚みは、そ
の材質にもよるが、下限値より薄いと、充分な緩衝作用
を確保することができない状態になり、上限値より厚い
と、確実な固定ができない状態になって不都合な場合が
ある。
【0031】したがって本発明の脆弱部材用アンカーに
よれば、ALCパネルや石膏ボード等の脆弱部材に取付
用下穴を形成し、これにそのアンカー本体を挿入した上
で、前記圧入軸をハンマー等で叩き込み又は電動ドライ
バ等を用いてねじ込むことにより、該アンカー本体の圧
入縦孔に深く進入させると、既述のように、該アンカー
本体の全部又は一部が拡大し、拡大部分が取付用下穴の
対応する部位に圧接しすることとなる。
【0032】なお、その構成に対応して、アンカー本体
又は圧入軸の該当する部位に弾性被覆材を被覆した上
で、上記作業を行うべきものであるのは云うまでもな
い。
【0033】前記アンカー本体の全部又は一部の拡大の
具体例は、一例を示すと、たとえば、該アンカー本体の
先端部に分割片が形成されている場合は、前記圧入軸の
圧入縦孔への圧入に伴い、その分割片がその根本部分で
外方に向かって屈曲することで拡大するものであり、こ
れが取付用下穴を押し広げ又はそれ自体が変形しつつ該
取付用下穴の該当する部位に圧接することとなるもので
ある。
【0034】以上のようにして前記脆弱部材用アンカー
のアンカー本体又は圧入軸を取付用下穴に挿入する前
に、予め、対象の脆弱部材の取付用下穴をあけた部位
に、該取付用下穴と同様の貫通穴をあけた取付金具その
他の取付対象を当接しておき、そうした上で、その貫通
穴を通じてその外側から該アンカー本体又は圧入軸を前
記のように該取付用下穴に挿入し、かつ前記のように前
記圧入軸を圧入すれば、前記取付金具その他の取付対象
は、その構成に応じて、該脆弱部材と脆弱部材用アンカ
ーの鍔体又は圧入軸の頭部との間でしっかりと挟持固定
されることとなる。
【0035】このようにして固定した場合、前記取付金
具その他の取付対象を通じて前記前記脆弱部材用アンカ
ーの基端部、即ち、アンカー本体の基端部又は圧入軸の
基端部に剪断方向の外力が加わった場合は、該アンカー
本体又は該圧入軸の基端部から先端方向の途中までに外
装被覆した弾性被覆材の弾力性により、その外力は緩和
され、これが取付用下穴の対応する部位である外端から
内端方向途中までの内周に直接に加わることがなくなる
ものである。
【0036】そのため、取付用下穴の内周の対応する部
位は容易には崩壊する等の損傷を生じることがなく、長
期にわたって確実に固定保持状態を維持することができ
る。また引き抜き方向の外力が加わった場合は、従来の
この種のアンカーと同様に、アンカー本体の全部又は一
部に生じる拡大部が取付用下穴の対応する内周の部位に
圧接して抜け止め作用を果たすものである。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図を参照しなが
ら詳細に説明する。図1〜図4は本発明を適用した実施
例1の脆弱部材用アンカーを示したもので、図1(a)
はその概略側面図、図1(b)は図1(a)の概略平面
図、図2は図1(b)の概略横断面図、図3はALCパ
ネルに形成した取付用下穴に固定してタイル保持用の取
付金具を該ALCパネルに固定した状態を示した概略断
面図、図4はALCパネルに形成した取付用下穴を示し
た概略断面図である。
【0038】図5〜図7は本発明を適用した実施例2の
脆弱部材用アンカーを示したもので、図5はその概略断
面図、図6はALCパネルに形成した取付用下穴に固定
してタイル保持用の取付金具を該ALCパネルに固定し
た状態を示した概略断面図、図7はALCパネルに形成
した取付用下穴を示した概略断面図である。
【0039】図8〜図12は本発明を適用した実施例3
の脆弱部材用アンカーを示したもので、図8はその各部
の分解状態の概略側面図、図9はアンカー本体の一部切
欠概略側面図、図10はALCパネルに形成した取付用
下穴を示した概略断面図、図11(a)はALCパネル
に形成した取付用下穴にアンカー本体を挿入した状態を
示した概略断面図、図11(b)は圧入軸に弾性被覆材
を被覆した状態を示した概略側面図、図12はALCパ
ネルに形成した取付用下穴に固定してタイル保持用の取
付金具を該ALCパネルに固定した状態を示した概略断
面図である。
【0040】<実施例1>この実施例1の脆弱部材用ア
ンカーは、図1(a)、(b)及び図2に示すように、
アンカー本体1と、その圧入縦孔2の大径縦孔2aに挿
入した圧入軸3と、上記アンカー本体1の基端から先端
方向途中までに被覆した弾性被覆材4とで構成したもの
である。
【0041】前記アンカー本体1は、その基端に周縁に
沿って張り出した鍔体1aを備え、かつ、既述のよう
に、その軸心に沿った圧入縦孔2を形成したものであ
る。上記圧入縦孔2は、その基端から先端方向に向かう
2/3程度の位置までは前記圧入軸3の外径とほぼ内径
が一致する大径縦孔2aに形成し、この位置から先端ま
ではこれより径の小さな小径縦孔2bに形成する。また
前記アンカー本体1は、その先端部に一本の縦割りスリ
ット1bによって分割された二つの分割片1c、1cを
備えたものである。
【0042】上記縦割りスリット1bは、前記アンカー
本体1の先端から基端方向に向かってほぼ1/3程まで
軸心の小径縦孔2bを通るように形成し、これによって
先端部を分割して前記二つの分割片1c、1cを形成し
たものである。
【0043】また上記二つの分割片1c、1cには、図
1(b)に示すように、それぞれ前記縦割りスリット1
bの基端部付近に、これと直交する向きの横スリットを
形成すると共に、その横スリットの両端から先端側に延
びる縦スリットを形成して係合片1dを構成する。この
係合片1dは、後述するように、前記圧入軸3を圧入し
た際に、その基部で屈曲して基端方向斜めに向いて立ち
上がり、同様に基部で屈曲して先端方向斜めに向いて立
ち上がった分割片1c、1cと共に取付用下穴h1の内
周に圧接することとなって、分割片1c、1cだけを構
成した場合より、該取付用下穴h1への結合力を高める
ことができる。
【0044】以上の各構成要素を備えたアンカー本体1
は硬質プラスチックにより一体に成形した。
【0045】前記圧入軸3は、図1(a)、(b)及び
図2に示すように、スクリュー状に構成した部材であ
り、その先端は概ね尖った形状に構成し、基端には拡大
した頭部3aを構成し、更に頭部には+溝を形成して必
要に応じて+ドライバで回転させ得るようにしてある。
また前記圧入軸3の先端から半分以降までの外周には螺
旋3bを形成し、この圧入軸3の圧入縦孔2に於けるね
じ込みを可能とすると共にその抜け止めの作用を発揮す
るようにしてある。
【0046】前記弾性被覆材4は、前記アンカー本体1
の基端から先端側に向かって約1/3程の長さ分までに
被覆するように構成した。前記弾性被覆材4は、この実
施例1では、シリコン系の合成ゴムで構成した。その形
状は前記アンカー本体1の外径に対応する内径を持った
筒状としたものであり、その厚みは2mmとした。
【0047】したがってこの実施例1の脆弱部材用アン
カーによれば、たとえば、ALCパネルpの必要な部位
にタイル取付用の取付金具等を以下に述べるようにして
取り付け、長期間にわたってその確実な取付状態を維持
することができる。
【0048】まず該ALCパネルpに取付用下穴h1を
あける。この取付用下穴h1は、図4に示すように、そ
の入り口付近は、前記アンカー本体1に外装被覆した弾
性被覆材4が挿入される長さ分だけ、その外径にほぼ一
致させた内径とし、かつそれより奥は前記アンカー本体
1の外径に一致させた内径とすると共に、その奥行きは
該アンカー本体1の先端が到達する部位より僅かに深く
なる程度とする。即ち、この取付用下穴h1は、このA
LC用アンカーによって固定保持される取付金具kの該
当部位を介在させつつ挿入されたその弾性被覆材4及び
アンカー本体1がほぼ密着状態で挿入できるように、そ
の各部の内径及び奥行きを定める。
【0049】このようにALCパネルpの所定の部位に
取付用下穴h1を形成した後、該ALCパネルpの該取
付用下穴h1をあけた部位に、これと同様の貫通穴をあ
けたタイル取付用の取付金具kの該部位を当接させた上
で、その貫通穴を通じてその外側から前記脆弱部材用ア
ンカーのアンカー本体1を該取付用下穴h1に挿入す
る。
【0050】その後、前記圧入軸3をハンマーで叩き込
み又は電動ドライバー等を用いてねじ込むことにより、
図3に示すように、アンカー本体1に深く進入させる
と、先端側の分割片1c、1cがその基部で先端方向斜
め外方に向かって屈曲し、前記取付用下穴h1の対応す
る部位を押し広げ又は該分割片1c、1cそれ自体が変
形しつつ該取付用下穴h1の対応する部位に圧接するこ
ととなる。またこのとき、同時に、前記係合片1d、1
dもまたその基部で基端方向斜め外方に向かって屈曲
し、該取付用下穴h1の対応する部位に圧接することと
なり、強く該取付用下穴h1に結合することとなる。
【0051】こうして、図3に示すように、前記取付金
具kは、その対応する部位が前記ALCパネルpと脆弱
部材用アンカーの鍔体1aとの間でしっかりと挟持固定
されることとなる。
【0052】このようにALCパネルpに取付金具kを
固定したこの実施例1の脆弱部材用アンカーは、該取付
金具k等を通じてその基部付近に剪断方向の外力が加わ
った場合には、前記アンカー本体1の基部から先端方向
に向かう途中までに前記弾性被覆材4が被覆してあるた
め、その弾力性により、その外力が緩和され、これが取
付用下穴h1の対応する部位である外端から内端方向途
中までの内周(入り口付近内周)に直接に加わることが
なくなるものである。
【0053】そのため、取付用下穴h1の入り口付近の
内周には容易に損傷を生じることがなく、それ故、長期
にわたってしっかりとした固定保持状態を維持すること
ができる。
【0054】またこの脆弱部材用アンカーに引き抜き方
向の外力が加わった場合は、従来のこの種のアンカーと
同様に、アンカー本体1の先端で外方に屈曲して該取付
用下穴h1の対応する内周の部位に圧接している分割片
1c、1c及び係合片1d、1dにより、抜け止め作用
を果たすことができる。
【0055】<実施例2>この実施例2の脆弱部材用ア
ンカーは、図5に示すように、実施例1の脆弱部材用ア
ンカーと一部でのみ異なるものである。したがって特に
必要がある場合を除いて以下には異なる部分についての
み説明する。同一の部分には同一の符号を付すものとす
る。
【0056】異なる部分の一つは、アンカー本体1の基
部に鍔体1aを有していないことである。異なる部分の
もう一つは、弾性被覆材14の外径をアンカー本体1と
一致させ、かつアンカー本体1の基部に対応する長さ
で、対応する小外径とした被覆材外装部1eを形成し、
該弾性被覆材14を上記被覆材外装部1eに外装被覆す
ることとしたことである。
【0057】この実施例2のALC用アンカーは、以上
の2点以外は全て実施例1の脆弱部材用アンカーと同一
である。
【0058】したがってこの実施例2の脆弱部材用アン
カーは、実施例1のそれと、僅かの違いがあるが、概ね
同様に用いられ、かつ殆ど同様に作用する。以下使用上
の違いのある部分についてのみ説明する。
【0059】ALCパネルpに形成する取付用下穴h2
を、図7に示すように、全体に同一内径のストレートな
形状に形成する。深さは実施例1の場合と同様である。
その後の取付手順は、圧入軸3の頭部3aの内側に座金
5を配することとする外は、全く同様に行い、殆ど同様
の効果を得ることができる。
【0060】効果の面での異なる点は、前記のように弾
性被覆材14を被覆したアンカー本体1が全体として径
が同一なストレートな形状であるため、云うまでもな
く、取付用下穴h2を全体が同一径のストレートな形状
に構成することができることであり、それ故、この穴あ
け作業が簡単となる利点が得られる。
【0061】これ以外は実施例1と全く同様の手順で前
記取付金具k等の取付作業を行い、図6に示すように、
確実に固定することができる。
【0062】<実施例3>この実施例3の脆弱部材用ア
ンカーは、図8及び図9に示すように、アンカー本体2
1と、その圧入縦孔22に挿入する圧入軸23と、上記
圧入軸23の基端から先端方向途中までに被覆する弾性
被覆材24とで構成したものである。
【0063】前記アンカー本体21は、図8及び図9に
示すように、前記圧入縦孔22を、基端部に於いては大
径縦孔22aに、基端部以外に於いては小径縦孔22b
に、それぞれ形成し、かつ先端部は小径縦孔22bを通
る二本の縦割りスリット21a、21aによって4個の
分割片21b、21b…に分割したものである。なお上
記二本の縦割りスリット21a、21aは、先端方向か
ら見て十字状に構成するものとし、同一サイズの4個の
分割片21b、21b…が縦横に並ぶ構成とする。
【0064】また前記アンカー本体21はその基端部と
先端部との間の外周に多数の部分環状突条による滑り止
め21cを形成し、かつ前記小径縦孔22bに通じる複
数の縦向きのスリット22c、22c…を形成したもの
である。
【0065】しかして前記アンカー本体21の圧入縦孔
22に前記圧入軸23を圧入すると、前記分割片21
b、21b…はその基端部で折曲して先端側斜め外方に
立ち上がり、かつ基端部と先端部との間は、前記スリッ
ト22c、22c…が幅方向に広がることにより、その
径が膨張することとなり、後記取付用下穴h3に挿入し
た状態であれば、その内周に圧接してしっかりと固定さ
れることとなる。
【0066】以上の各構成要素を備えたアンカー本体2
1は硬質プラスチックにより一体に成形したものであ
る。
【0067】前記圧入軸23は、図8に示すように、ス
クリュー状に構成した部材であり、その先端は概ね尖っ
た形状に構成し、基端には拡大した頭部23aを構成
し、更に頭部には+溝を形成して必要に応じて+ドライ
バで回転させ得るようにしてある。また前記圧入軸23
の先端から2/3程度までの外周には螺旋23bを形成
し、この圧入軸23の圧入縦孔22に於けるねじ込みを
可能とすると共にその抜け止めの作用を発揮させるよう
にしてある。また前記圧入軸23は、その長さを前記ア
ンカー本体21と前記弾性被覆材24とを直列に接続し
た長さを若干越える長さに構成する。
【0068】前記弾性被覆材24は、前記圧入軸23の
基端から先端側に向かって約1/3程の長さ分までに被
覆するように構成した。前記弾性被覆材24は、この実
施例3では、シリコン系の合成ゴムで成形した。その形
状は前記アンカー本体1の外径に対応する外径および前
記圧入軸23の外径に対応する内径を持った筒状とした
ものであり、その厚みは2mmとした。
【0069】したがってこの実施例3の脆弱部材用アン
カーによれば、実施例1及び2とほぼ同様に、たとえ
ば、ALCパネルpの必要な部位にタイル取付用の取付
金具等を以下に述べるようにして取り付け、長期間にわ
たってその確実な取付状態を維持することができる。
【0070】まず該ALCパネルpに取付用下穴h3を
あける。この取付用下穴h3は、図10に示すように、
全体が同一内径のストレートな形状とし、その奥行きは
前記アンカー本体21及び前記弾性被覆材24を直列に
並べた長さを若干越える長さとする。
【0071】このようにALCパネルpの所定の部位に
取付用下穴h3を穿設した後、図11(a)に示すよう
に、予め上記取付用下穴h3に前記アンカー本体21を
挿入する。これは前記圧入軸23等を用いて押し込むこ
と等で、そうすることができる。この後、該ALCパネ
ルpの該取付用下穴h3を穿設した部位に、これと同様
の貫通穴をあけたタイル取付用の取付金具kの該部位を
当接させた上で、その貫通穴を通じてその外側から、図
11(b)に示すように、その基部から先端方向途中ま
でに弾性被覆材24を被覆し、かつ座金25を頭部23
aの内側に配した圧入軸23を、該取付用下穴h3に挿
入する。
【0072】その後、該圧入軸23をハンマーで叩き込
み又は電動ドライバー等を用いてねじ込むことにより、
図12に示すように、アンカー本体21に深く進入させ
ると、先端側の分割片21b、21b…がその基部で先
端方向斜め外方に向かって屈曲し、前記取付用下穴h3
の対応する部位を押し広げ又は該分割片21b、21b
それ自体が変形しつつ該取付用下穴h3の対応する部位
に圧接することとなる。またこのとき、同時に、該アン
カー本体21の先端部と基端部との間も、前記スリット
22c、22c…が幅方向に広がることにより、その径
が膨張し、取付用下穴h3の内周に圧接することとな
り、両者相まってしっかりと固定されることとなる。
【0073】こうして、図12に示すように、前記取付
金具kは、その対応する部位が前記ALCパネルpと圧
入軸23の頭部23aとの間でしっかりと挟持固定され
ることとなる。
【0074】このようにALCパネルpに取付金具kを
固定したこの実施例3の脆弱部材用アンカーは、該取付
金具k等を通じてその基部付近に剪断方向の外力が加わ
った場合には、前記圧入軸23の基部から先端方向に向
かう途中までに前記弾性被覆材24が被覆してあるた
め、その弾力性により、その外力が緩和され、これが取
付用下穴h3の対応する入り口付近内周に直接に加わる
ことがなくなるものであり、それ故、取付用下穴h3の
入り口付近の内周には容易に損傷を生じることがなく、
長期にわたって確実な固定保持状態を維持することがで
きる。
【0075】またこの脆弱部材用アンカーに引き抜き方
向の外力が加わった場合は、従来のこの種のアンカーと
同様に、アンカー本体21の先端で外方に屈曲して該取
付用下穴h3の対応する内周の部位に圧接している分割
片21b、21b…及び先端部と基端部との間が拡大し
て圧接した滑り止め21cにより、抜け止め作用を果た
すことができる。
【0076】
【発明の効果】したがって本発明の1の脆弱部材用アン
カーによれば、ALCパネルや石膏ボード等のような脆
弱な部材に取付用下穴を穿設してこれを固定した場合、
この脆弱部材用アンカーの基端部に剪断方向の外力が繰
り返し加わっても、前記弾性被覆材の作用により緩和さ
れ取付用下穴の入り口付近の内周にその外力が直接には
加わらなくなるため、該部位が損傷を容易に受けなくな
る。そのため長期にわたって確実な固定状態を維持する
ことができる。
【0077】本発明の2及び3の脆弱部材用アンカーに
よれば、アンカー本体の種々の形状に於いて、同様な効
果を得ることができる。
【0078】本発明の4の脆弱部材用アンカーによれ
ば、簡単に適切な弾性を有する弾性被覆材を得ることが
できる。
【0079】本発明の5の脆弱部材用アンカーによれ
ば、材質にもよるが、適切な外力緩和作用を得ることが
できる。
【0080】本発明の6の脆弱部材用アンカーによれ
ば、弾性被覆材を外装した状態のアンカー本体の径を全
体として一定にすることができるため、これを挿入する
取付用下穴も全体としてストレートなもので良く、その
穿設が容易になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例1の脆弱部材用アンカーの概略
側面図。(b)は(a)の概略平面図。
【図2】図1(b)の概略横断面図。
【図3】ALCパネルに形成した取付用下穴に固定して
タイル保持用の取付金具を該ALCパネルに固定した状
態を示した実施例1の概略断面図。
【図4】ALCパネルに形成した取付用下穴を示した実
施例1の概略断面図。
【図5】実施例2の脆弱部材用アンカーの概略断面図。
【図6】ALCパネルに形成した取付用下穴に固定して
タイル保持用の取付金具を該ALCパネルに固定した状
態を示した実施例2の概略断面図。
【図7】ALCパネルに形成した取付用下穴を示した実
施例2の概略断面図。
【図8】実施例3の脆弱部材用アンカーの各部の分解状
態の概略側面図。
【図9】実施例3のアンカー本体の一部切欠概略側面
図。
【図10】ALCパネルに形成した取付用下穴を示した
実施例3の概略断面図。
【図11】(a)はALCパネルに形成した取付用下穴
にアンカー本体を挿入した状態を示した実施例3の概略
断面図。(b)は圧入軸に弾性被覆材を被覆した状態を
示した実施例3の概略側面図。
【図12】ALCパネルに形成した取付用下穴に固定し
てタイル保持用の取付金具を該ALCパネルに固定した
状態を示した実施例3の概略断面図。
【符号の説明】
1、21 アンカー本体 1a 鍔体 1b、21a 縦割りスリット 1c、21b 分割片 1d 係合片 1e 被覆材外装部 2、22 圧入縦孔 2a、22a 大径縦孔 2b、22b 小径縦孔 3、23 圧入軸 3a、23a 頭部 3b、23b 螺旋 4、14、24 弾性被覆材 5、25 座金 21c 滑り止め 22c 縦向きのスリット h1、h2、h3 取付用下穴 k 取付金具 p ALCパネル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心に沿った圧入縦孔を備えたアンカー
    本体であって、該圧入縦孔に後記圧入軸を圧入すること
    によってその全部又は一部を拡大させ得るように構成し
    たアンカー本体と、 上記アンカー本体の圧入縦孔に圧入し得るように構成し
    た圧入軸と、 上記アンカー本体又は上記圧入軸のいずれか一方の基端
    から先端方向途中までに被覆した弾性被覆材とで構成し
    た脆弱部材用アンカー。
  2. 【請求項2】 前記アンカー本体として、前記圧入縦孔
    を、基端から途中までは大径縦孔に、途中から先端まで
    は小径縦孔に、それぞれ形成し、かつ先端部には上記小
    径縦孔を通る一以上の縦割りスリットにより複数の分割
    片を形成したそれを採用した請求項1の脆弱部材用アン
    カー。
  3. 【請求項3】 前記アンカー本体として、前記圧入縦孔
    を、基端部は大径縦孔に、基端部以外は小径縦孔に、そ
    れぞれ形成し、かつ先端部は小径縦孔を通る一以上の縦
    割りスリットにより複数の分割片に分割し、基端部と先
    端部との間の外周には多数の部分環状突条による滑り止
    めを形成すると共に、小径縦孔に通じる複数の縦向きの
    スリットを形成したそれを採用した請求項1の脆弱部材
    用アンカー。
  4. 【請求項4】 前記弾性被覆材をシリコン系の合成ゴム
    又は生ゴムのいずれかで筒状に構成した請求項1、2又
    は3の脆弱部材用アンカー。
  5. 【請求項5】 前記弾性被覆材の厚みを1〜3mmに構成
    した請求項1、2、3又は4の脆弱部材用アンカー。
  6. 【請求項6】 前記アンカー本体の基端から先端方向途
    中までをこれに被覆すべき弾性被覆材の厚みの2倍相当
    分だけ小径な被覆材外装部に構成し、該被覆材外装部に
    前記弾性被覆材を被覆した請求項1、2、3、4又は5
    の脆弱部材用アンカー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285941A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Sumitomo Kinzoku Kozan Siporex Kk 下地鋼材の固定構造
JP5102404B1 (ja) * 2012-06-25 2012-12-19 有限会社 ワイ・エス・エム・コーポレーション 接合部材及び接合構造
JP2013144648A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 High Dental Japan Kk ポリアミド樹脂義歯床用プライマー組成物

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