JP2001303634A - 水処理器用水栓 - Google Patents

水処理器用水栓

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JP2001303634A
JP2001303634A JP2000119646A JP2000119646A JP2001303634A JP 2001303634 A JP2001303634 A JP 2001303634A JP 2000119646 A JP2000119646 A JP 2000119646A JP 2000119646 A JP2000119646 A JP 2000119646A JP 2001303634 A JP2001303634 A JP 2001303634A
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water treatment
treatment device
flow path
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Hiroshi Yokoi
博 横井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水処理器用水栓の取付作業の簡略化を図り水栓
回りの煩雑さを解消すること。 【解決手段】給水源7に接続される給水流路22と、給
湯源6に接続される給湯流路20と、水栓本体11外部
に引き回されたホースを有する排出流路25と、給水流
路22及び給湯流路20から排出流路25への湯水の流
れを制御する水栓用弁装置18と、ホースの端部に接続
され、水栓本体11にホースと共に引き出し自在に支持
された吐水具16と、給水流路22から分岐され、水処
理器28aを介して排水流路25に接続された水処理器
用流路33と、水処理器用流路33の処理水の流れを制
御する水処理器用弁装置36とを備えた水処理器用水栓
10において、水処理器用弁装置36を水栓本体11に
内蔵した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄水器などの水処
理器が接続される水処理器用水栓に関し、特に、給水源
に接続される給水流路と、給湯源に接続される給湯流路
と、水栓本体外部に引き回されたホースを有する排出流
路と、前記給水流路及び前記給湯流路から前記排出流路
への湯水の流れを制御する水栓用弁装置と、前記ホース
の端部に接続され、水栓本体にホースと共に引き出し自
在に支持された吐水具と、前記給水流路から分岐され、
水処理器を介して前記排水流路に接続された水処理器用
流路と、該水処理器用流路の処理水の流れを制御する水
処理器用弁装置とを備えた水処理器用水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浄水器などの水処理器が接続され
る水処理器用水栓には、例えば、特開平10−3095
65号公報に記載のものが知られている。これを図5を
参考に説明すると以下の通りである。
【0003】この、水処理器用水栓50は、流し台の天
板1に固設された水栓の水栓本体54から吐水口部56
が引き出し可能となっているシャワー機能付き混合水栓
に対し、水道水の給水源6から水処理器用水栓50の吐
水口部56にまで延びる水通路の途中で、且つ、該水通
路を開閉する水栓用弁装置60を水栓本体54内に収納
した水処理器用水栓50よりも下方位置に、該水通路の
水栓用弁装置60よりも上流側から分岐して下流側に合
流するバイパス通路62が形成されていると共に、該バ
イパス通路62の途中に、水道水を濾過するための浄水
器64と、該バイパス通路62を開閉するための水処理
器用弁装置66がそれぞれ設置されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この水
処理器用水栓50は、水処理器用弁装置66を、水栓本
体54とは別途に天板1下に設けており、その設置作業
が必要となり、また、天板1に操作部68への配線用の
孔を加工する必要も生じ、取付作業が煩雑となり、取付
費用も嵩むこととなっていた。また、別途、水処理器用
弁装置66を設けるため、水処理器用水栓50回りが煩
雑になり、天板1下のスペースも制約されることとなっ
ていた。
【0005】なお、特開平10−61797号公報に記
載の水処理器用水栓も知られているが、この水処理器用
水栓では、吐水口とは別に浄水口が設けられているため
吐水口と浄水口とで吐水位置が異なり、水栓の使い勝手
が良くなかった。また、通常の吐水口と共用する場合で
あれば、水道水に含まれる塩素により水道水の吐水時に
逐次雑菌を殺菌できるのであるが、浄水口を単独で設置
すると塩素が含まれる水道水による殺菌が一切行われな
くなるため、清掃を怠った場合には雑菌が繁殖し易くな
るという問題もあった。また、吐水口が引き出し式の吐
水具とされているが、浄水口が固定式であるため、手元
に引き出して所望の位置で吐水を得られるという利点
が、浄水の吐水時には得られないという問題もあった。
【0006】本各発明は上記した従来の水処理器用水栓
の問題点を解消するものであり、水処理器用水栓の取付
作業の簡略化を図り水栓回りの煩雑さを解消することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本各発明の採った手段を以下に説明する。本発明
の請求項1に記載の水処理器用水栓は、「給水源に接続
される給水流路と、給湯源に接続される給湯流路と、水
栓本体外部に引き回されたホースを有する排出流路と、
前記給水流路及び前記給湯流路から前記排出流路への湯
水の流れを制御する水栓用弁装置と、前記ホースの端部
に接続され、水栓本体にホースと共に引き出し自在に支
持された吐水具と、前記給水流路から分岐され、水処理
器を介して前記排水流路に接続された水処理器用流路
と、該水処理器用流路の処理水の流れを制御する水処理
器用弁装置とを備えた水処理器用水栓において、前記水
処理器用弁装置を水栓本体に内蔵したことを特徴とする
水処理器用水栓」である。
【0008】「給水源」・「給湯源」とは、それぞれ水
道配管、又は給湯器等を介した水道配管の端末具をい
い、例えば、水道配管に接続された止水栓などを例示で
きる。「給水流路」又は「給湯流路」とは、その設置場
所が水栓本体内部と、給水栓本体外部とを問わず、それ
ぞれ、水又は湯の流路の総称をいう。「水処理器」と
は、水道水などの水の、悪臭の除去、赤水(錆)・スケー
ル・スライム・藻などの除去を行う機器等をいい、フィ
ルターを備えた浄水器の他、磁気式水処理器、電磁式水
処理器、静電界水処理器、紫外線式水処理器等を例示で
きる。「水処理器用流路」とは、水処理器への流入流路
と、水処理器からの流出流路との総称をいう。「水栓用
弁装置」とは、シングルレバー式、2ハンドル式のもの
や、温度調節弁や流量調節弁等を有する弁装置などを全
て含む。
【0009】上記のように構成すると、水栓本体に水処
理器用弁装置を内蔵しているので、この水栓の施工の際
に水処理器用弁装置を取り付ける作業が省略される。ま
た、水栓本体回りに弁装置を別途設置する必要がないの
で、天板下の流路の引き回しなど水栓全体が煩雑になら
ない。
【0010】本発明の請求項2に記載の水処理器用水栓
は、「前記水処理器用流路を、水栓本体内にて前記給水
流路から分岐したことを特徴とする請求項1に記載の水
処理器用水栓」である。
【0011】前記した水処理器用流路を水栓本体内にて
前記給水流路から分岐したので、水栓本体外には各流路
の接続部分の数が少なくなり、水栓の取り付け作業を簡
略化することもできる。また、水栓本体外の接続部分が
少なくなるので、水栓全体の整然化を図ることもでき
る。なお特に、水処理器用流路を、水栓本体内にて排出
流路に接続する構成を採用することにより、水栓本体外
の各流路の接続部分の数を一層少なくすることができ、
水栓の取付作業の簡略化等を一層図ることもできる。
【0012】本発明の請求項3に記載の水処理器用水栓
は、「前記水処理器用流路を、水栓本体外にて前記給水
流路から分岐したことを特徴とする請求項1に記載の水
処理器用水栓」である。
【0013】上記した請求項2に記載の水処理器用水栓
とは反対に、水栓本体外で水処理器用流路を給水流路か
ら分岐したので水栓本体内部にこの分岐接続部分が設け
られず、水栓本体内部の流路構造を簡素化することもで
きる。なお特に、水処理器用流路を、水栓本体外にて排
出流路に接続する構成を採用することにより、水栓本体
内部の流路構造を一層簡素化することもできる。
【0014】本発明の請求項4に記載の水処理器用水栓
は、「前記水処理器用流路を、水栓本体内にて前記排出
流路に接続したことを特徴とする請求項1から請求項3
までの何れかに記載の水処理器用水栓」である。
【0015】前記した水処理器用流路を水栓本体内にて
前記排出流路に接続したので、水栓本体外の流路の接続
部分の数が少なくなり、水栓の取り付け作業を簡略化す
ることもできる。また、水栓本体外の接続部分が少なく
なるので、水栓全体の整然化を図ることもできる。
【0016】本発明の請求項5に記載の水処理器用水栓
は、「前記水処理器用流路を、水栓本体外にて前記排出
流路に接続したことを特徴とする請求項1から請求項3
までの何れかに記載の水処理器用水栓」である。
【0017】上記した請求項4に記載の水処理器用水栓
とは反対に、水栓本体内部にこの接続部分を備えず水栓
本体外で水処理器用流路を排出流路に接続したので、水
栓本体内部の流路構造を簡素化できる。
【0018】本発明の請求項6に記載の水処理器用水栓
は、「前記水処理器を、水栓本体に一体的に設けたこと
を特徴とする請求項1から請求項5までの何れかに記載
の水処理器用水栓」である。
【0019】このように構成することにより、水栓全体
をコンパクトにできる。また、一体的とすることにより
美観も向上する。
【0020】本発明の請求項7に記載の水処理器用水栓
は、「前記水処理器を、水栓本体とは別体に設けたこと
を特徴とする請求項1から請求項5までの何れかに記載
の水処理器用水栓」である。
【0021】このように構成することにより、別途水処
理器を設置できる十分なスペースが水栓本体周りにない
場合でも水処理器を容易に設置できる。また、天板の下
など使用者の目に付かない場所に設置することにより、
水栓本体の美観向上や水栓本体回りの整然化を図ること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、請求項1、2、5及び7に
記載の各発明を適用した水処理器用水栓10の実施の形
態を図1を参考にして詳細に説明する。水栓本体11
は、流し台(図示省略)の天板1上に取り付けられてお
り、天板1に設けられた取付穴に取付部12を挿通さ
せ、天板1裏面側からナット5により取付部12が固定
されて、天板1上に設置されている。
【0023】水栓本体11には、吐水パイプ14が突設
されており、この吐水パイプ14先端に、吐水具16が
着脱自在に保持されている。水栓本体11内部には、水
栓用弁装置18が内蔵されており、水栓本体11下方に
設置される給湯源(給湯側止水栓)6に給湯流路20に
より、同じく設置される給水源(給水側止水栓)7に給
水流路22により、それぞれ接続されている。また、水
栓本体11上部には、水栓用弁装置18を駆動するハン
ドル24が取り付けられており、このハンドル24の傾
動・回動操作により、給湯源6及び給水源7から供給さ
れる湯・水を水栓用弁装置18により混合し、吐水具1
6からの吐止水及び吐水量調節、並びに吐水の温度調節
を行う。また、水栓用弁装置18と吐水具16とは、排
出流路25により接続され、吐水具16から、水栓用弁
装置18にて混合された混合水を排出する。排出流路2
5は、水栓用弁装置18から延設され排出側接続部32
aに至る排出流路26と、排出側接続部32aから吐水
具16に至る排出流路27とを備えている。そして、吐
水具16寄りの排出流路27は、可撓管により構成され
たホースとされており、水栓本体11下方に大きく引き
回した十分な長さに設けられている。この排出流路27
の長さは吐水具16を吐水パイプ14から引き出す分に
相当する長さに設けられている。
【0024】天板1下には、水道水に含まれる赤錆やカ
ルキ(残留塩素)等の不純物を濾過して除去する水処理
器(浄水器)28aが設置されている。この水処理器2
8aは、繊維状活性炭などをカートリッジ内に収納して
このカートリッジを適宜取り替え可能にした公知の浄水
器である。
【0025】そして、上記した水栓本体11と水処理器
28aとが、以下のような管路によって接続されてい
る。給水源7から水栓用弁装置18に接続される給水流
路22の途中から分岐される給水側接続部30aと、水
栓用弁装置18から吐水具16に接続される排出流路2
5の途中に設けられる排出側接続部32aは、水処理器
用流路33(34,35)により接続されており、この
水処理器用流路33の途中に上記した水処理器28aが
接続されている。また、給水側接続部30aは水栓本体
11内に設けられている。この給水側接続部30aから
水処理器28aに接続される水処理器用流路34の途中
であって、水栓本体11内に、水処理器用弁装置36が
設けられている。そして、水栓本体11にはこの水処理
器用弁装置36を操作する操作部8が設けられ、操作部
8の操作により水処理器用弁装置36が水処理器用流路
34を開閉するように構成されている。
【0026】水処理器用流路34の他端は、水栓本体1
1外にて水処理器28aに接続され、さらに、水処理器
28aよりも下流側に接続された水処理器用流路35
は、水栓本体11外にて排出側接続部32aに接続され
ている。また、水処理器28aは、水処理器用弁装置3
6の下流側に接続されているので、水処理器用弁装置3
6を閉止状態とした際に水圧がかからず、耐水圧構造と
する必要がない。また、水処理器28aの耐久性を向上
させることも容易である。
【0027】このように構成された水処理器用水栓10
では、通常の湯水を吐水させたいときは、まず、操作部
8により水処理器用弁装置36を閉止状態とした上で、
ハンドル24を吐水操作する。水処理器用弁装置36が
閉止状態とされているので、水処理器28aにより浄水
された処理水は水処理器用流路35を流れず、通常の水
道水が排出流路25を通じて吐水具16より吐水され
る。一方、浄水された処理水を吐水させたいときは、ハ
ンドル24により水栓用弁装置18を閉止状態とした上
で操作部8を吐水操作する。この吐水操作により水処理
器用弁装置36が開かれると、水道水が、給水源7から
給水側接続部30aを経て、水処理器用流路34を通じ
水処理器28aに流入される。そして水処理器28aで
処理された処理水が排出流路25側の排出側接続部32
aを経て排出流路27に流入され、吐水具16から吐水
される。
【0028】本水処理器用水栓10では、水処理器用弁
装置36を水栓本体11内に内蔵しているので、水栓本
体11とは別に水処理器用弁装置を配設する場合に比べ
て、天板1下などに水処理器用弁装置を取り付ける作業
を省略でき、水処理器用水栓10の施工作業の効率化を
図ることができる。また、給水側接続部30aから水処
理器用弁装置36までの流路を、天板1下などに大きく
引き回す必要がなくなるので、水処理器用水栓10回り
が煩雑とならない。また、水栓本体11外の接続部分が
排出側接続部32a一箇所のみと少なくできるので、水
処理器用水栓10全体の整然化を図ることもできる。さ
らに、水栓本体11とは別途に天板1下に水処理器28
aを設置したので、水栓本体11回りは煩雑にならな
い。
【0029】ついで、請求項1、2、4及び6に記載の
各発明を適用した水処理器用水栓40について図2を参
考にして説明する。本水処理器用水栓40は、給水側接
続部30b及び排出側接続部32bが、水栓本体11内
に設けられるとともに、水処理器28bが水栓本体11
と一体的に設けられたものである。なお、上記した第一
の実施の形態と共通する構成については、第一の実施の
形態と同一の符号を図に付して説明を省略する。
【0030】この水処理器用水栓40では、上記した第
一の実施の形態と同様に給水側接続部30bが水栓本体
11内部に設けられるとともに、排出側接続部32bに
ついても水栓本体11内部に設けられている。したがっ
て、水栓本体11外の接続部分が少なくなるので、水処
理器用水栓40全体の整然化を図ることができる。ま
た、天板1下などに接続部分を取り付ける作業が省略さ
れるので、水処理器用水栓40の施工作業の効率化を図
ることができる。水栓本体11には、水栓本体11の下
部に側方に突出した設置部43を備える台座42が備え
られており、この設置部43上に、水処理器28bが、
台座42と一体的に設置されている。このため、水処理
器用水栓40全体をコンパクトにまとめることができ、
天板1下に余分なスペースをとる必要がない。
【0031】給水側接続部30bから分岐された水処理
器用流路34は、台座42内に引き回され、設置部43
上の水処理器28bに接続されている。また、水処理器
28bより上流側の水処理器用流路34の途中には、水
処理器用弁装置36が設けられており、この弁装置36
を操作するための操作部8が台座42側部に設けられて
いる。また、水処理器28bからは、台座42内を引き
回されて、水栓本体11内の排出側接続部32bに接続
される水処理器用流路35が接続されている。
【0032】本水処理器用水栓40では、水栓本体11
の取付部12から引き出される管路の数が4本と少なく
できるので、取付部12の内径が小さい場合でも管路を
設けることが容易である。
【0033】ついで、請求項1、2、4及び7に記載の
各発明を適用した水処理器用水栓46について図3を参
考にして説明する。本水処理器用水栓46は、給水側接
続部30c及び排出側接続部32cが、水栓本体11内
に設けられるとともに、水処理器28aが水栓本体11
と別体に、天板1下に設けられたものであり、第一の実
施の形態から、排出側接続部の接続位置を水栓本体11
内に変更したものである。なお、上記した第一の実施の
形態と共通する構成については、第一の実施の形態と同
一の符号を図に付して説明を省略する。
【0034】水処理器用水栓46では、天板1下に設置
された水処理器28aからの水処理器用流路35が水栓
本体11内部に設けられた排出側接続部32cに接続さ
れている。
【0035】本水処理器用水栓46では、接続部分を水
栓本体11内に設けることにより、水栓本体11外の接
続部分が少なくなるので、水処理器用水栓40全体の整
然化を図ることができ、また、接続部分を取り付ける作
業が省略されるので、水処理器用水栓40の施工作業の
効率化を図ることができる。また、水栓本体11とは別
途に、天板1下に水処理器28aを設置したので、水栓
本体11回りは煩雑にならない。
【0036】ついで、請求項1、3、4及び7に記載の
各発明を適用した水処理器用水栓48について図4を参
考にして説明する。本水処理器用水栓48は、水処理器
28aが水栓本体11と別体に、天板1下に設けられ、
給水側接続部30dが水栓本体11外に設けられるとと
もに、排出側接続部32dが水栓本体11内に設けられ
たものである。そして、水処理器28aよりも下流側の
水処理器用流路35の途中に水処理器用弁装置36が設
けられているものである。なお、上記した第一の実施の
形態と共通する構成については、第一の実施の形態と同
一の符号を図に付して説明を省略する。
【0037】本水処理器用水栓48では、給水側接続部
30dが、給水流路22の水栓本体11外の部位に設け
られている。給水側接続部30dに接続された水処理器
28aよりも上流側の水処理器用流路34は、天板1下
に配設された水処理器28aに接続されている。また、
水処理器28aに接続された水処理器28a下流側の水
処理器用流路35は、水栓本体11内に引き回され水栓
本体11内で排出側接続部32dに接続され排出流路2
5へと連通されている。このように、水栓本体11外の
接続部分が給水側接続部30d一箇所のみと少なくなる
ので、水処理器用水栓48全体の整然化を図ることがで
きる。また、この水処理器用流路35の途中に、操作部
8が取り付けられた水処理器用弁装置36が設けられて
いる。また、水栓本体11とは別途に、天板1下に水処
理器28aを設置したので、水栓本体11回りは煩雑に
ならない。
【0038】本各発明は、上記した実施の形態に限定さ
れるものではなく、本各発明の趣旨の範囲内で種々の変
更が可能である。例えば、上記した実施の形態の他、給
水側接続部を水栓本体外に設け、排出側接続部を水栓本
体外に設け、水処理器を水栓本体と別体に設けることと
してもよい。このように各接続部、水処理器の全てを水
栓本体外に置く構成とすることにより、水栓本体内部の
流路を簡略できるとともに、水栓本体を特にコンパクト
にできる。この他、請求項2から7までに記載の発明の
ように、給水側接続部の水栓本体内・外の別、排出側接
続部の水栓本体内・外の別、及び水処理器の水栓本体と
の一体・別体の別により、これらを種々に組み合わせた
水処理器用水栓とすることができる。
【0039】また、水栓用弁装置18や水処理器用弁装
置36は、機械的に駆動されるもののみならず、電気的
に駆動される電磁弁などを用いても良く、この場合には
ハンドル24や操作部8を水栓本体11と一体に設ける
必要はなく、水栓本体11回りの所望の部位に別途設置
することも可能である。また、流し台のみならず、洗面
台や浴室に設置される水栓に適用することも可能であ
る。
【0040】さらに、排出流路25と水処理器28a,
28bとの間の水処理器用流路35に逆止弁を設ける
と、排出流路25に通水される通常の湯水が水処理器2
8a,28bへと逆流することを防止できる。また、水
栓用弁装置18と排出側接続部32a,32b,32
c,32dとの間の排出流路26に逆止弁を設けると、
水処理器用流路35から排出流路25に通水される処理
水が水栓用弁装置18へと逆流することを防止できる。
尚、このように逆止弁を設ける場合には、水処理器用流
路35や排出流路26に別途設けるに限らず、排出側接
続部32a,32b,32c,32dを構成する接続具
や水栓本体11等に一体的に内蔵させたり、水処理器2
8a,28bと水処理器用流路35とを接続する接続具
に一体的に内蔵させたりすると、逆止弁を配管内に整然
と納めることができる。
【0041】
【発明の効果】本各発明は上記のように構成されている
ので、水栓の施工の際に水処理器用弁装置を取り付ける
作業を省略することができ、作業を簡略化できる。ま
た、水栓全体の煩雑さを解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本各発明の水処理器用水栓のブロック図であ
る。
【図2】第二の水処理器用水栓のブロック図である。
【図3】第三の水処理器用水栓のブロック図である。
【図4】第四の水処理器用水栓のブロック図である。
【図5】従来の水処理器用水栓のブロック図である。
【符号の説明】
1;天板、5;ナット、6;給湯源(給湯側止水栓)、
7;給水源(給水側止水栓)、8;操作部、10;水処
理器用水栓、11;水栓本体、12;取付部、14;吐
水パイプ、16;吐水具、18;水栓用弁装置、20;
給湯流路、22;給水流路、24;ハンドル、25,2
6,27;排出流路、28a,28b;水処理器(浄水
器)、30a,30b,30c,30d;給水側接続
部、32a,32b,32c,32d;排出側接続部、
33,34,35;水処理器用流路、36;水処理器用
弁装置、40;水処理器用水栓、42;台座、43;設
置部、46,48;水処理器用水栓、50;水処理器用
水栓、54;水栓本体、56;吐水口部、60;水栓用
弁装置、64;浄水器、66;水処理器用弁装置、6
8;操作部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水源に接続される給水流路と、給湯源に
    接続される給湯流路と、水栓本体外部に引き回されたホ
    ースを有する排出流路と、前記給水流路及び前記給湯流
    路から前記排出流路への湯水の流れを制御する水栓用弁
    装置と、前記ホースの端部に接続され、水栓本体にホー
    スと共に引き出し自在に支持された吐水具と、前記給水
    流路から分岐され、水処理器を介して前記排水流路に接
    続された水処理器用流路と、該水処理器用流路の処理水
    の流れを制御する水処理器用弁装置とを備えた水処理器
    用水栓において、 前記水処理器用弁装置を水栓本体に内蔵したことを特徴
    とする水処理器用水栓。
  2. 【請求項2】前記水処理器用流路を、水栓本体内にて前
    記給水流路から分岐したことを特徴とする請求項1に記
    載の水処理器用水栓。
  3. 【請求項3】前記水処理器用流路を、水栓本体外にて前
    記給水流路から分岐したことを特徴とする請求項1に記
    載の水処理器用水栓。
  4. 【請求項4】前記水処理器用流路を、水栓本体内にて前
    記排出流路に接続したことを特徴とする請求項1から請
    求項3までの何れかに記載の水処理器用水栓。
  5. 【請求項5】前記水処理器用流路を、水栓本体外にて前
    記排出流路に接続したことを特徴とする請求項1から請
    求項3までの何れかに記載の水処理器用水栓。
  6. 【請求項6】前記水処理器を、水栓本体に一体的に設け
    たことを特徴とする請求項1から請求項5までの何れか
    に記載の水処理器用水栓。
  7. 【請求項7】前記水処理器を、水栓本体とは別体に設け
    たことを特徴とする請求項1から請求項5までの何れか
    に記載の水処理器用水栓。
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