JP2001303630A - 上方吐水可能な吐水装置 - Google Patents

上方吐水可能な吐水装置

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JP2001303630A JP2000120037A JP2000120037A JP2001303630A JP 2001303630 A JP2001303630 A JP 2001303630A JP 2000120037 A JP2000120037 A JP 2000120037A JP 2000120037 A JP2000120037 A JP 2000120037A JP 2001303630 A JP2001303630 A JP 2001303630A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上方吐水可能な吐水装置において、止水時にお
いて上向きの吐水口からの溢出水が吐水部を基端側に伝
い流れて取付面を濡らしてしまう問題を解決する。 【解決手段】吐水部12における吐水ヘッド22の吐水
口40を上向きとなして吐水口40より上方に吐水可能
となした吐水装置において、上向き吐水状態における吐
水ヘッド22の下面且つ先端面44を、その接線Pが水
平ないし先端側に向って下向きの角度θをなす面とな
し、その面の先端を、吐水口40からの溢出水を下向き
に落として、溢出水が吐水部12の基端側に伝い流れる
のを阻止する伝水阻止部として働かせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は吐水部における先
端部の吐水口を上向きとなして、その吐水口より上方に
吐水可能な吐水装置に関し、詳しくは吐水口からの溢出
水が吐水部の基端側に伝い流れるのを阻止する手段に特
徴を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
吐水部における先端部の吐水口を上向きとなして、その
吐水口より上方に吐水可能な吐水装置が公知である。こ
の吐水装置の場合、吐水口から上向きに吐水させること
で水飲みを容易に行うことができる。
【0003】ところでこの吐水装置の場合、止水時に上
向きの吐水口からの溢出水が吐水部を伝って基端側に流
れ、吐水部の取付面を濡らすといった問題が生じてい
た。この場合取付面が垂直な壁面であるとき、吐水部の
基端側まで伝い流れた水はその壁面に沿って下向きに流
れることができ、取付面が常時溢出水によって濡れた状
態になってしまうといった問題は特に生じない。
【0004】しかしながら取付面が水平ないし水平に近
い面である場合には、吐水部の基端側まで伝い流れた水
がその取付面に溜まってしまい、或いは取付面を濡らし
た状態のままとなってしまう不都合を生ずる。即ちこの
種従来の上方吐水可能な吐水装置の場合、吐水部の取付
面が限定されてしまうといった問題を内包していた。
【0005】図7はこの問題の理解を容易にするための
比較例図であって、図中200は吐水部であり、202
は吐水部200における吐水ヘッド202である。吐水
ヘッド202は吐水口204を有し、且つ吐水部本体2
06に対し同図(A)に示す下向きと(B)に示す上向
きとの間で上下に回転可能とされている。この吐水部2
00の場合、(A)に示す状態で下向きに吐水を行うこ
とができ、また(B)に示す状態で上向きに吐水を行う
ことができる。
【0006】この吐水装置の場合、吐水ヘッド202の
前面208から図7(A)中上面210((B)の上向き
吐水状態では下面となる)にかけての部分が、曲率の大
きな湾曲面212とされていることから、(B)に示す
上向き吐水状態で止水を行うと、吐水口204からの溢
出水が、前面208及び湾曲面212を伝って吐水部本
体206へと流れ、更にその吐水部本体206を伝い流
れて吐水部200の基端側に到り、而してその吐水部2
00の取付面が水平ないし水平に近い面であるとその取
付面に溜まってしまい或いは取付面に停滞してしまい、
吐水装置の品位を損なうといった問題を生ずるのであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上方吐水可能な
吐水装置はこのような課題を解決するために案出された
ものである。而して請求項1のものは、吐水部における
先端部の吐水口を上向きとなして該吐水口より上方に吐
水可能となした吐水装置において、前記上向き吐水状態
における前記吐水部の先端部の下面且つ先端面を、その
接線が水平ないし先端側に向って下向きの角度をなす面
となし、該面の先端を、前記吐水口からの溢出水を下向
きに落として該溢出水が前記吐水部の基端側に伝い流れ
るのを阻止する伝水阻止部となしたことを特徴とする。
【0008】請求項2のものは、請求項1において、前
記下面且つ先端面が、前記吐水部における先端部の実質
的に全幅に亘って前記下方に下がる形状の面となしてあ
ることを特徴とする。
【0009】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記吐水部における先端部の前面が前記上向
き吐水状態において垂直方向に対して傾斜した面となし
てあることを特徴とする。
【0010】請求項4のものは、請求項1〜3の何れか
において、前記下面且つ先端面と前記吐水部における前
面との交叉部が半径5mm以下の湾曲面若しくは角面と
なしてあることを特徴とする。
【0011】請求項5のものは、吐水部における先端部
の吐水口を上向きとなして該吐水口より上方に吐水可能
となした吐水装置において、前記上向き吐水状態におけ
る前記吐水部の先端部の下面に下向きに突出する突起を
設け、該突起を、前記吐水口からの溢出水を下向きに落
として該溢出水が前記吐水部の基端側に伝い流れるのを
阻止する伝水阻止部として構成したことを特徴とする。
【0012】請求項6のものは、吐水部における先端部
の吐水口を上向きとなして該吐水口より上方に吐水可能
となした吐水装置において、前記上向き吐水状態におけ
る前記吐水口の下部に、横向きに突出した形態の円盤状
の突起を形成し、該突起を、前記吐水口からの溢出水を
下向きに落として該溢出水が前記吐水部の基端側に伝い
流れるのを阻止する伝水阻止部として構成したことを特
徴とする。
【0013】請求項7のものは、吐水部における先端部
の吐水口を上向きとなして該吐水口より上方に吐水可能
となした吐水装置において、前記吐水部における先端部
の前面に前方に突出する突起を設け、該突起を、前記吐
水口からの溢出水を下向きに落として該溢出水が前記吐
水部の基端側に伝い流れるのを阻止する伝水阻止部とし
て構成したことを特徴とする。
【0014】請求項8のものは、請求項5,7の何れか
において、前記突起を前記吐水部の実質的に全幅に亘っ
て形成したことを特徴とする。
【0015】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1のもの
は、上向き吐水状態における吐水部の先端部の下面且つ
先端面を、その接線が水平ないし先端側に向って下向き
の角度をなす面、即ち先端面を水平ないし先端側に進む
につれて下方に下がった形状の面となし、これによりそ
の面の先端を、溢出水が吐水部の基端側に伝い流れるの
を阻止する伝水阻止部となしたもので、この請求項1の
吐水装置にあっては、吐水口からの溢出水が吐水部の基
端側まで伝い流れて、その取付面を濡らしてしまうとい
った問題を解消することができる。従って本発明によれ
ば、上方吐水可能な吐水装置において吐水部の取付面が
限定される問題を解決でき、水平ないし水平に近い取付
面に対しても吐水部を取り付けることができるようにな
る。
【0016】本発明においては、上記下面且つ先端面を
吐水部における先端部の実質的に全幅に亘って下方に下
がる形状の面となしておくことができる(請求項2)。
このようにすることで伝い水を伝水阻止部においてより
良好に阻止することができる。請求項1,2において、
前記下面且つ先端面は、先端側に進むにつれ下方に下が
る湾曲面となすこともできるし、傾斜面となすこともで
きる。
【0017】本発明においては、上向き吐水状態におけ
る吐水部の先端部の前面を垂直方向に対し傾斜した面と
なしておくことができる(請求項3)。このようにして
おくことで、その前面を伝い流れた伝い水を上記の伝水
阻止部、即ち吐水部の下面の先端で効果的に伝水阻止す
ることができる。
【0018】本発明においては、上記の下面且つ先端面
と吐水部の前面との交叉部を半径5mm以下の曲率の小
さな湾曲面若しくは角面となしておくことができ(請求
項4)、これにより同部において伝い水を更に効果的に
伝水阻止することができる。
【0019】本発明においてはまた、上向き吐水状態で
の吐水部の先端部の下面に下向きに突出する突起を設
け、その突起を上記伝水阻止部として働かせることがで
きる(請求項5)。この場合においても吐水口からの溢
出水が吐水部の基端側に向って伝い流れるのを良好に阻
止することができる。請求項5において、前記突起は上
記下面の先端位置に設けておくことができ、又は下面の
先端位置から吐水部の基端側に離れた位置に設けておく
ことができる。
【0020】この請求項5においては、吐水部の先端部
に上下に回転可能な吐水ヘッドを設けておき、その吐水
ヘッドにおける上向き吐水状態での下面に上記突起を設
けておくことができる。更にその突起は、下向きに断面
山形状をなすように形成しておくことができ、またその
頂部を下向きに尖った形状とすることもドーム形状とな
しておくこともできる。
【0021】請求項6のものは、上向き吐水状態におけ
る吐水口の下部に、横向きに突出した形態の円盤状の突
起を形成し、その突起を上記伝水阻止部となしたもの
で、この請求項6の吐水装置においても、吐水口からの
溢出水が吐水部を伝って基端側に流れ、吐水部の取付面
を濡らしてしまう問題を解決することができる。
【0022】請求項7のものは、吐水部における先端部
の前面に前方に突出する突起を設け、その突起を上記伝
水阻止部となしたもので、この請求項7の吐水装置にお
いても、吐水口からの溢出水が吐水部を伝い流れて基端
側に到り、取付面を濡らしてしまう問題を解消すること
ができる。尚上記請求項5,7における突起は、吐水部
の実質的に全幅に亘ってこれを形成してしておくことが
できる(請求項8)。
【0023】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は本例の上方吐水可能な
吐水装置であって、12は取付基体としてのカウンター
14から上方に突出する吐水部である。吐水部12は、
カウンター14の取付孔16において水平ないしほぼ水
平な取付面18から起立する状態でカウンター14に取
付固定されている。
【0024】吐水部12は、吐水部本体20と先端側の
吐水ヘッド22とを有している。吐水部本体20はま
た、湾曲形状のガイド管24と、台座管26とを有して
おり、その台座管26が、取付孔16を挿通する雄ねじ
管28に対しカウンター14下側からねじ込まれた固定
ナット30とともに、三角パッキン32を介してカウン
ター14を上下両側から挟み付ける状態でカウンター1
4に固定されている。
【0025】34はガイド管24と一体的に上下動する
スライド管であって、その内部にホース36が挿通され
ている。ホース36は吐水部本体20、詳しくは台座管
26及びガイド管24を挿通してその先端が上記の吐水
ヘッド22に接続されている。尚、スライド管34は上
下動する際に雄ねじ管28の内周面に対し摺動運動す
る。
【0026】吐水ヘッド22は、吐水部本体20に続く
ヘッド本体38と、これよりも小径且つ円形の吐水口4
0とを有しており、吐水部本体20に対し上下に回転可
能とされている。
【0027】ヘッド本体38は、図2(B)に示してい
るように前面42の横断面形状が半円形状をなしてお
り、且つ前面42全体が垂直方向に対し所定角度で傾斜
した面とされている。厳密には、図2(A)に示す上向
き吐水状態において前面42が垂直方向に対し図中左向
きに傾斜した面形状、即ち図2(A)中下端から上方に
進むにつれて吐水部12の基端から離れる側に傾斜する
形状の面とされている。
【0028】また一方、図2(A)に示す上向き吐水状
態においてその下面(図1に示す下向き吐水状態では上
面となる)且つ先端面44が次のような形状、即ち先端
面44の接線Pが先端側に向って水平方向に対し下向き
の角度をなす面とされている。つまり先端面44が、先
端側に進むにつれて水平方向に対し下方に下がる形状の
面とされており、その下面且つ先端面44の先端が、吐
水口40からの溢出水を下向きに落として、その溢出水
が吐水部12の基端側に伝い流れるのを阻止する伝水阻
止部とされている。尚、接線Pのなす角θは水平方向に
対し0°以上の角度において適宜の角度を選択すること
が可能である。
【0029】本例においてはまた、前面42と先端面4
4との交叉部46が半径5mm以下の湾曲面(又は角
面)とされている。尚、先端面44は吐水ヘッド22の
実質的に全幅に亘って先端側に進むにつれ下方に下がる
形状の面とされている。即ち伝水阻止部が吐水ヘッド2
2の実質的に全幅に亘って形成されている。
【0030】本例の吐水装置10では、上記のように吐
水ヘッド22が上下に回転可能とされており、そして図
1に示す状態で吐水ヘッド22から下向きに吐水するこ
とができ、また図2(A)に示しているように吐水ヘッ
ド22を上向きに回転させ、吐水口40を上方に位置さ
せた状態で吐水操作を行うことにより、吐水口40から
上向きに吐水することができる。この場合吐水が上向き
に吐水されるため、水飲みを容易に行うことができる。
【0031】而して図2(A)に示す上向き吐水状態で
止水操作を行うと、吐水口40からの上向き吐水が停止
するが、このとき吐水口40からの溢出水が下向きに流
れ落ちる。ここにおいて本例の吐水装置10では、図2
(A)の上向き吐水状態における吐水ヘッド22の下面
且つ先端面44が、水平方向に対し下向きに下がった形
状の面とされていて、その面の先端が伝水阻止部として
構成されているため、また吐水ヘッド22の前面42が
垂直方向に対し傾斜した面とされているため、更にはま
た前面42と先端面44との交叉部46が半径5mm以
下の曲率の小さな湾曲面ないし角面とされているため、
吐水口40からの溢出水が前面42の下端まで流れたと
ころで、そこから下方へと落とされ、前面42を伝い流
れた水が引き続いて吐水部12の下面を基端側まで伝い
流れて、水平ないしほぼ水平な取付面18を濡らしてし
まうといった不都合を生じない。
【0032】尚、先端面44は本例では吐水ヘッド22
の実質的に全幅に亘って平坦面且つ先端側に進むにつれ
て水平方向に対し下方に下がる形状の傾斜面とされてい
るが、場合によって先端側に進むにつれて下方に下がる
湾曲面となしておくこともできる。
【0033】図3及び図4は、吐水ヘッド22の前面4
2に前方に突出する突起を設けて、その突起を伝水阻止
部として構成した場合の例を示している。このうち図3
の例は、上記実施例における先端面44をそのまま前方
に延長して、前面42の図3(B)中下端位置に突起4
8を設けた場合の例である。また一方図4の例は、上記
下面且つ先端面44を水平方向の面となし、そしてこれ
をそのまま水平方向前方に延長して前面42の下端位置
に突起50を設けた場合の例である。
【0034】これらの場合においても、それら突起4
8,50から成る伝水阻止部の作用によって、吐水口4
0からの溢出水をその伝水阻止部において下方に落下せ
しめ、溢出水が吐水部12を基端側に伝い流れて取付面
18を濡らしてしまうといったことを効果的に防止でき
る。
【0035】図5は上向き吐水状態における吐水ヘッド
22の下面に下向きに突出する突起を設けて、その突起
を伝水阻止部として構成した場合の例を示している。こ
のうち(A)の例は、吐水ヘッド22の下面且つ先端位
置において下向きの突起52を設けた場合の例であり、
更に(B)の例は吐水ヘッド22の下面にドーム状の突
起54を設けた場合の例を、更に(C)の例は吐水ヘッ
ド22の後端、即ち吐水部本体20に接する位置におい
て下向きの突起56を設けた場合の例である。
【0036】一方図6(D)は吐水部12における先端
部下面であって、吐水部本体20、詳しくはガイド管2
4の先端部近傍に下向きの突起58を設けた場合の例で
ある。これら何れの場合においても、それら突起52,
54,56,58から成る伝水阻止部によって、吐水口
40からの溢出水が吐水部12の基端側まで伝い流れて
取付面18を濡らしてしまう問題を解消することができ
る。
【0037】尚、図5(C)及び図6(D)の例は突起
56,58を断面山形状となし、且つその先端を尖った
形状となした例であり、また図5(B)の例は突起54
をドーム状の突起となした場合の例を示している。更に
図5(A)の例は突起52を板状の突起となした場合の
例を示している。
【0038】図6(E)の例は、吐水ヘッド22におけ
るヘッド本体38の先端面、即ち上向き吐水状態におい
て吐水口40の直下の位置に円盤状の突起60を横方向
に突出する状態で設け、これを伝水阻止部として構成し
た場合の例で、この例においても上向き吐水状態におい
て、止水時に吐水口40からの溢出水が吐水部12を基
端側に伝い流れるのを阻止することができ、以って取付
面18がその伝い流れた水によって濡れてしまうといっ
た問題を解決することができる。
【0039】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上記各実施例を適宜組み合
せて吐水装置を構成することも可能であるし、更には伝
水阻止部を上例以外の他の様々な形態で構成することも
可能である。更にまた本発明は上例の吐水装置10以外
の形態の吐水装置に適用することも可能であるなど、本
発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加
えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である吐水装置を示す図であ
る。
【図2】同じ実施例における吐水部の先端部を拡大して
示す図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部を示す図である。
【図4】本発明の更に他の実施例の要部を示す図であ
る。
【図5】本発明の更に他の各実施例の要部を示す図であ
る。
【図6】本発明の更に他の各実施例の要部を示す図であ
る。
【図7】本発明の解決課題を説明するために示した比較
例図である。
【符号の説明】
10 吐水装置 12 吐水部 22 吐水ヘッド 40 吐水口 42 前面 44 先端面 46 交叉部 48,50,52,54,56,58,60, 突起
(伝水阻止部) P 接線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐水部における先端部の吐水口を上向き
    となして該吐水口より上方に吐水可能となした吐水装置
    において、 前記上向き吐水状態における前記吐水部の先端部の下面
    且つ先端面を、その接線が水平ないし先端側に向って下
    向きの角度をなす面となし、該面の先端を、前記吐水口
    からの溢出水を下向きに落として該溢出水が前記吐水部
    の基端側に伝い流れるのを阻止する伝水阻止部となした
    ことを特徴とする上方吐水可能な吐水装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記下面且つ先端面
    が、前記吐水部における先端部の実質的に全幅に亘って
    前記下方に下がる形状の面となしてあることを特徴とす
    る上方吐水可能な吐水装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記吐
    水部における先端部の前面が前記上向き吐水状態におい
    て垂直方向に対して傾斜した面となしてあることを特徴
    とする上方吐水可能な吐水装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記下
    面且つ先端面と前記吐水部における前面との交叉部が半
    径5mm以下の湾曲面若しくは角面となしてあることを
    特徴とする上方吐水可能な吐水装置。
  5. 【請求項5】 吐水部における先端部の吐水口を上向き
    となして該吐水口より上方に吐水可能となした吐水装置
    において、 前記上向き吐水状態における前記吐水部の先端部の下面
    に下向きに突出する突起を設け、該突起を、前記吐水口
    からの溢出水を下向きに落として該溢出水が前記吐水部
    の基端側に伝い流れるのを阻止する伝水阻止部として構
    成したことを特徴とする上方吐水可能な吐水装置。
  6. 【請求項6】 吐水部における先端部の吐水口を上向き
    となして該吐水口より上方に吐水可能となした吐水装置
    において、 前記上向き吐水状態における前記吐水口の下部に、横向
    きに突出した形態の円盤状の突起を形成し、該突起を、
    前記吐水口からの溢出水を下向きに落として該溢出水が
    前記吐水部の基端側に伝い流れるのを阻止する伝水阻止
    部として構成したことを特徴とする上方吐水可能な吐水
    装置。
  7. 【請求項7】 吐水部における先端部の吐水口を上向き
    となして該吐水口より上方に吐水可能となした吐水装置
    において、 前記吐水部における先端部の前面に前方に突出する突起
    を設け、該突起を、前記吐水口からの溢出水を下向きに
    落として該溢出水が前記吐水部の基端側に伝い流れるの
    を阻止する伝水阻止部として構成したことを特徴とする
    上方吐水可能な吐水装置。
  8. 【請求項8】 請求項5,7の何れかにおいて、前記突
    起を前記吐水部の実質的に全幅に亘って形成したことを
    特徴とする上方吐水可能な吐水装置。
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